JPH0717528Y2 - 自動車用空調装置のドア連結構造 - Google Patents

自動車用空調装置のドア連結構造

Info

Publication number
JPH0717528Y2
JPH0717528Y2 JP2852890U JP2852890U JPH0717528Y2 JP H0717528 Y2 JPH0717528 Y2 JP H0717528Y2 JP 2852890 U JP2852890 U JP 2852890U JP 2852890 U JP2852890 U JP 2852890U JP H0717528 Y2 JPH0717528 Y2 JP H0717528Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
air
rod
variable
connection structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2852890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03120209U (ja
Inventor
誠二 砂田
Original Assignee
株式会社ゼクセル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ゼクセル filed Critical 株式会社ゼクセル
Priority to JP2852890U priority Critical patent/JPH0717528Y2/ja
Publication of JPH03120209U publication Critical patent/JPH03120209U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0717528Y2 publication Critical patent/JPH0717528Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用空調装置の空気の流れを制御する
ドアの駆動源側との連結構造に関するものである。
(従来の技術) 自動車用空調装置にあってドアの連結は、エアミックス
ドアとサブドアとの例をあげれば、エアミックスドアの
回動軸とサブドアの回動軸とに、空調ケース外に突出し
ている両回動軸に力を伝達する連結レバー機構を取り付
け、エアミックスドアの回動軸へ伝えられる駆動力をサ
ブドアに伝えていた。この連結レバー機構は空調ケース
外に設けられているので、回動軸から空気が洩れるのを
防ぐためのシール装置を必要としていたし大型化となっ
ていたもので、例えば、実開昭62-172611号公報に示さ
れる第3図のような構成であった。この公知公報に示さ
れる例は、この外部に連結レバー機構がある従来例(第
3図)を解決するために考案されたもので、エアミック
スドアとサブドアとを連結するレバー機構を空調ケース
内に設けたもので、該連結レバー機構が空調ケースから
突出しないように構成したことにより構成上大型化しな
いことやシール装置を不用とする利点を有するものであ
る。
(考案が解決しようとする課題) 自動車用空調装置では、冷風と温風との混合による温調
状態の改善を図るために、第10図に示すように、ヒータ
コア4をバイパスする冷風の流れを偏向する可変ドア15
をバイパス通路6の後方側に設けてエアミックスドア9
の回動に連動させ、フルホット時に可変ドア15を垂直
に、フルクール時に水平とする考案が案出された。この
ようなエアミックスドア9と可変ドア15との連結は、エ
アミックスドア9に固設のレバー32と、このレバー32と
連結され可変ドア15と連結のロッド31とより成り、この
ロッド31の連結作業が空調ケース1の内部で行なわれる
が、空調ケースの流入口2と流出口3との両方にそれぞ
れエアミックスドア9と可変ドア15があって作業が大変
しずらい欠点を有すると共に、ロッド31が外部から見え
づらい位置にあり取付忘れが発見しにくい等の問題点も
あった。
このため、この考案は、上述の欠点や問題点を解決した
自動車用空調装置のドア連結構造を提供することを課題
とする。
(課題を解決するための手段) しかして、この考案に係る自動車用空調装置のドア連結
構造は、ロッドを介して力が伝えられ、軸を支点として
回動されるドアの連結構造において、前記ドアは、支点
となる軸から離れる方向にガイド通路を形成すると共
に、一つの面側に突出する連結部を形成し、この連結部
に穿たれた係合孔に前記ガイド通路を介して挿出された
ロッドの先端が回動自在に挿入されて成るものである。
(作用) したがって、力が伝えられるロッドがドアのガイド通路
を挿出し、その先端がドアに設けられた連結片の係合孔
に挿入されて成るので、ロッドは力が伝えられる駆動源
と反対側へ出て連結されることになり、そのため、上述
の課題が解決されるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第1図乃至第5図において、空調ケース1には左側に空
気の流入口2が、右側に空気の流出口3がそれぞれ開口
し、その内部に、中程で斜めにヒータコア4が配されて
いる。このヒータコア4の空調ケース1内への配置によ
り、該ヒータコア4を通る温風通路5と、ヒータコア4
をバイパスするバイパス通路6とに分けられている。ま
た、ヒータコア4の前には、軸8を支点として回動する
エアミックスドア9が配され、この回動力が外部から与
えられて全閉(フルホット)から全開(フルクール)ま
で回動される。このエアミックスドア9の位置にてバイ
パス通路6と温風通路5との流量比が決定され、エアミ
ックス空間10にて混合されて所望の温度となり、被空調
空間に吹き出されるものである。
12は前記ヒータコア4の背後に設けられたサブドアで、
エアミックスドア9と連動して回動され、フルクール時
は閉じられ、フルホット時は開かれている。
13は冷風バイパス装置(説明を省略する。)の冷風バイ
パス通路である。
可変ドア15は、空調ケース1の流出口3に設けられ、軸
16にて回動自在に取り付けられている。この可変ドア15
は、硬い樹脂より成る所望形状の平板17に、その外面18
に柔らかい発泡体のウレタン19が貼着されて構成され、
前記平板17には軸から離れる方向(縦方向)に長穴20が
形成されると共に、この長穴20に連なり側端が開口する
開口穴21が形成されている。また、平板17の外面には前
記長穴20に添い突出する連結部23が設けられ、係合孔24
が穿たれている。係合孔24には、下記するロッド31が外
れ防止の固定具25が嵌まり込んでいる。
このような、可変ドア15の平板17に貼着の前記ウレタン
19は、長穴20を通って空気が洩れるのを防ぐためのもの
で、下記する長穴20内を通るロッド31が移動可能にスリ
ット27,28が長穴20と開口穴21に面しているところに切
られている。29は連結部23の周囲の切り欠きである。
ロッド31は、その端を前記エアミックスドア9に固着の
レバー32に回動自在に連結され、他端は前記可変ドア15
の平板17の開口穴21を介して長穴20に貫挿し、その先端
を前記連結部23の係合孔24に挿入する。しかる後に固定
具25を嵌め、ロッド31を連結部23に固着する。
上記構成において、第6図、第7図に基づいてエアミッ
クスドア9と可変ドア15の回動を説明すれば、フルホッ
ト時には第6図に示すように可変ドア15は垂直となり、
これにバイパス通路6を通る冷風があたって偏向され、
温風との混合が促進される。この可変ドア15は、エアミ
ックスドア9がフルホット側からフルクール側へ戻され
るにつれて軸16を支点として空調ケース1の内側(時計
方向)へ動き、フルクール時では可変ドア15はほぼ水平
に回動される。
第8図、第9図は、この考案の他の実施例が示されてお
り、第8図は前記実施例と異なって長穴20が下端まで切
り欠かれている例で、当然ながらウレタン19にもスリッ
ト27が切られている。また、第9図は長穴20に代えてそ
の一方の木端に垂直方向に切り欠いた凹み34を設けてお
り、この凹み34の上にも空気洩れ防止にウレタン19が配
されている。そして、両実施例ともその作用効果は前述
の実施例と同様である。なお、本願の実施例はエアミッ
クスドア9と可変ドア15との連結構造を示しているが、
可変ドア15ばかりでなく、モードを切り換えるモードド
アとロッドを連結することなど切換ドアに広く適用でき
ると共に、長穴、凹みなどのガイド通路からの空気洩れ
を問題としなければウレタンを外しても良いものであ
る。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、ロッドとドアと
の連結が、ガイド通路を介してドアの力が伝えられる駆
動源と反対側へ出て行なわれる構造となるので、空調ケ
ースへの組付時や組付後にあってもロッドを容易に連結
できる。また、連結部分が組付者から見える位置にくる
ので連結のチェックも容易であると共に、欠落防止とも
なるものである。
さらに、ケース外での連結に比べて部品点数を減少さ
せ、あわせて重量の軽減も可能となるし、スペースをも
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す側面図、第2図は同上
の要部拡大図、第3図は第2図をA方向から見た図、第
4図は第2図をB方向から見た図、第5図は可変ドアの
斜視図、第6図、第7図は可変ドアとエアミックスドア
との連動関係を示す説明図、第8図、第9図は可変ドア
の他の実施例を示す図、第10図は従来例の側面図であ
る。 9……エアミックスドア、15……可変ドア、20……長
穴、23……連結部、31……ロッド、34……凹み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッドを介して力が伝えられ、軸を支点と
    して回動されるドアの連結構造において、 前記ドアは、支点となる軸から離れる方向にガイド通路
    を形成すると共に、一つの面側に突出する連結部を形成
    し、この連結部に穿たれた係合孔に前記ガイド通路を介
    して挿出されたロッドの先端が回動自在に挿入されて成
    ることを特徴とする自動車用空調装置のドア連結構造。
JP2852890U 1990-03-20 1990-03-20 自動車用空調装置のドア連結構造 Expired - Lifetime JPH0717528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2852890U JPH0717528Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 自動車用空調装置のドア連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2852890U JPH0717528Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 自動車用空調装置のドア連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03120209U JPH03120209U (ja) 1991-12-10
JPH0717528Y2 true JPH0717528Y2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=31531325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2852890U Expired - Lifetime JPH0717528Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 自動車用空調装置のドア連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717528Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03120209U (ja) 1991-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4253960B2 (ja) 車両用空調装置
JP2001058511A (ja) 自動車用空気調和装置
KR100935074B1 (ko) 차량용 공기조화장치
KR100429482B1 (ko) 차량 공조장치
JPH09175148A (ja) 車両用空調装置のミックスダンパ装置
JP2002052919A (ja) 車両用空調装置
JPH0717528Y2 (ja) 自動車用空調装置のドア連結構造
JP2001163029A (ja) スライドドア装置
CN216281705U (zh) 空调室内机及空调器
JP2001080347A (ja) 車両用空調装置
JPH10100644A (ja) 空気調和装置
JP2001187529A (ja) スライドドア装置
JP4513656B2 (ja) 空調装置のリンクプレート支持構造
JP2004090681A (ja) 車両用空調装置
JPS6233606Y2 (ja)
JP4083945B2 (ja) スライドドア装置
JP4168879B2 (ja) 機器駆動装置および空調装置
JPH0737932Y2 (ja) 車両用空調装置の切換ドアの連結構造
KR101200266B1 (ko) 차량용 공조장치
JPS6146002Y2 (ja)
JP2001113937A (ja) 空気調和ユニットのスライドドア装置
JP2001105840A (ja) 空気調和ユニットのスライドドア装置
KR100379040B1 (ko) 차량의 에어벤트 개폐구조
JPS5832975Y2 (ja) 車両用空気調和装置のドア構造
JP2001113933A (ja) 車両用空気調和ユニットのスライドドア組付構造