JPH0717170Y2 - 電子機器用ケースのドローアウト構造 - Google Patents

電子機器用ケースのドローアウト構造

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JPH0717170Y2
JPH0717170Y2 JP1989094054U JP9405489U JPH0717170Y2 JP H0717170 Y2 JPH0717170 Y2 JP H0717170Y2 JP 1989094054 U JP1989094054 U JP 1989094054U JP 9405489 U JP9405489 U JP 9405489U JP H0717170 Y2 JPH0717170 Y2 JP H0717170Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電子機器用ケースの構造に関するものであ
り、特にそのドローアウト構造に関するものである。
[従来の技術] 従来の電子機器用ケースを第4図Aに基づき説明する。
電子機器用ケースは、例えばカウンタ等に用いられる。
前面蓋であるフロントパネル2の前面にはスイッチや表
示部等が設けられている(図示せず)。このスイッチや
表示部等はフロントパネル2の背面に設けられている前
面基板4と電気的に接続されており、更に前面基板4あ
るいはフロントパネル2に固定された内部基板6及び8
とも電気的に接続されている(第4図B参照)。端子台
6a及び8aからはケーブル9が導出しており配線ダクト40
に導入されている。
内部基板6及び8を収納する本体ケース12とフロントパ
ネル2とは次の様にして固定される(第4図A参照)。
前面基板4や内部基板6及び8の内部機構は、ディップ
スイッチ(図示せず)によってモード切り換えを行う時
の為に本体ケース12から引出すことができるものでなけ
ればならない。この為、固定用部材としてスナップ板20
が用いられている。スナップ板20はフロントパネル2と
一体成形されたもので、スナップ板20には切込み21及び
22が設けられている。切込み21及び22が設けられている
ことにより弾力部24は支点P1を弾力支点として矢印100
方向に弾力性を有する。弾力部24には固定用突起26が設
けられており、この固定用突起26が本体ケース12の備え
る固定用穴28にはまり込んで、本体ケース12とフロント
パネル2とを固定するのである。内部機構を引出すとき
は、弾力部24の先端に設けられている押圧部25を押込
み、固定用突起26が固定用穴28から抜出た状態にして引
出すのである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記従来の電子機器用ケースには次の様な問
題点があった。
電子機器用ケースは通常、複数個の電子機器用ケースが
隣接した状態で設置され、各々の電子機器用ケースから
導出されるケーブルは同一の配線ダクトに導入される。
すなわち、第4図Bに示す配線ダクト40の配設方向と同
じ方向に電子機器用ケースが複数個隣接され、各電子機
器用ケースから導出するケーブル9は配線ダクト40に導
入されるのである。
しかし、内部基板における端子台10の配設方向が配線ダ
クト40の配設方向に対して垂直である為、ケーブル9は
一旦配線ダクト40に対し平行方向に導出された後、配線
ダクト40に向けて曲げられ導入される。この為、ケーブ
ル9が障害となって各電子機器用ケースを接近させて設
置することができず、各電子機器用ケースの間に無駄な
空間を生じるという問題があった。
端子台10の配設方向を配線ダクト40の配設方向と平行に
位置させる為には、第4図Bに示す電子機器用ケースを
例えば矢印110の方向に90°回転させる方法もある。し
かし、電子機器用ケースを矢印110の方向に90°回転さ
せると、複数の電子機器用ケースが隣接する接触辺部に
押圧部25が位置することになり、押圧部25を押込み内部
機構を引出すことができなくなる。
又、この問題を解決する為には、第3図に示すように内
部基板6及び8が配線ダクト40に対して平行に位置する
ように前面基板4に設置する方法も考えられる。内部基
板6及び8が配線ダクト40に対して平行に設置されるこ
とに伴って、端子台10の配設方向も同様に配線ダクト40
に対して平行となり、この各端子台から導出するケーブ
ル9は複数の電子機器用ケースを隣接する際の障害とな
ることはない。
ところが第3図に示す電子機器用ケースには次の様な問
題がある。前面基板4と内部基板6及び8とは電気的に
接続されている必要がある。この為、内部基板6及び8
は前面基板4に半田付け等で固定される。しかし、フロ
ントパネル2に設けられているスナップ板20が障害とな
り、前面基板4と内部基板6との半田付けを行うのは極
めて困難である。従って、治具を用いて予め内部基板6
と前面基板4との半田付けを行い、その後にフロントパ
ネル2に装着しなければならない。すなわち、第3図に
示す電子機器用ケースは製造作業に手間がかかるという
問題がある。
又、第3図に示す電子機器用ケースのスナップ板20を矢
印120の方向に短いものを用いて、前面基板4と内部基
板6との半田付けを容易なものとすることも考えられ
る。しかし、スナップ板20が矢印120の方向に短かくな
れば支点P1と固定用突起26とを結ぶ弾力直線L1が短くな
り、弾力部24の十分な弾力性が担保できなくなるという
新たな問題を生じる。
本考案は上記問題点を解決して複数の電子機器用ケース
の隣接が可能であり、かつ製造が容易な電子機器用ケー
スを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る電子機器用ケースは、 前面基板の設置された前面蓋、 前記前面基板に接続された内部基板、 前記内部基板を収納する本体、 前記前面蓋に設置されており、一点を弾力支点として弾
力性を有する固定用部材、 前記固定用部材に設けられており、前記本体が備えてい
る固定穴とはまり合うことにより前記本体と前記前面蓋
とを固定する固定用突起、 を備えた電子機器用ケースにおいて、 前記弾力支点と前記固定用突起とを結ぶ弾力直線が前記
前面蓋に対してほぼ水平であること を特徴としている。
[作用] 本考案に係る電子機器用ケースは、弾力支点と固定用突
起とを結ぶ弾力直線が前面蓋に対してほぼ水平である。
従って、固定用部材の十分な弾力性を担保しつつ、弾力
直線に対する垂直方向における固定用部材の長さを短い
ものとすることができる。この為、内部基板を前面基板
に接続する際、固定用部材が障害となることはない。
[実施例] 本考案に係る電子機器用ケースの一実施例を第1図Aに
基づいて説明する。
前面蓋であるフロントパネル2には前面基板4が設置さ
れており、前面基板4には内部基板6及び8が接続され
ている。そして、第1図Bに示すように内部基板6及び
8は端部に端子台10を備えており、端子台10から導出す
るケーブル9は配線ダクト40に導入される。尚、端子台
10と内部基板6および8とは第1図Bに示すようにして
連接する場合の他、次の様な接続方法がある。例えば本
体ケース12の裏面側に端子台10を設置し、内部基板6お
よび8の端部に金属性ランドを形成する(図示せず)。
そして、内部基板6及び8が本体ケース12の内部に収納
されたとき端子台10の端子と金属性ランドとが接触して
電気的に接続するのである。
内部基板6及び8は本体としての本体ケース12の内部に
収納され、本体ケース12とフロントパネル2とは固定さ
れる。しかし、前面基板4や内部基板6及び8の内部機
構は、モード切り換え等を行う時の為に本体ケース12か
ら引出すことができるものでなければならない。
この為、前面基板4と本体ケース12とを接続する固定用
部材としてフック50が用いられる。フック50の詳細を第
2図Aに示す。フック50はプラスッチク等の合成樹脂で
形成されており、フック50はフロントパネル2と一体成
形されている。この為、支点P2から他方の端部である押
圧部55までの弾力部54は矢印150の方向に弾力性を有す
る。フック50には固定用突起56が設けられており、固定
用突起56と支点P2とを結ぶ弾力直線L2がフロントパネル
2に対してほぼ平行になっている。
固定用突起56の断面図を第2図B(第2図AにおけるII
B-IIB方向の断面図)に示す。固定用突起56の傾斜面56a
は、本体ケース12の備える固定用穴58に挿着されやすい
ように傾斜している。固定用突起56と固定用穴58との挿
着は、図に示すようにフロントパネル2が矢印180の方
向に移動して行われる。フロントパネル2の移動によ
り、本体ケース12に設けられている固定用穴58の底面58
aが固定用突起56の傾斜面56aを押圧して、フック50の弾
力部54を矢印150の方向に押込む。そして、固定用穴58
の内面58bが固定用突起56の突起底面56bと接して固定用
突起56が固定用穴58にはまり込み、フロントパネル2と
本体ケース12とが固定されるのである。尚、フロントパ
ネル2と本体ケース12とを分離させる時は、押圧部55を
矢印150の方向に押込み固定用突起56が固定用穴58から
抜き出た状態にしてフロントパネル12を矢印170の方向
に移動させるのである。
前面基板4に接続されている内部基板6及び8は、第1
図Bに示すように配線ダクト40に対して平行に位置す
る。これに伴って端子台10の配設方向も配線ダクト40の
配設方向に対して平行となる。従って、端子台10から導
出するケーブル9は配線ダクト40に対して垂直方向に導
出し配線ダクト40に導入される。
[考案の効果] 本考案に係る電子機器用ケースは、固定用部材の十分な
弾力性を担保しつつ、弾力直線に対する垂直方向におけ
る固定用部材の長さを短いものとすることができる。こ
の為、内部基板を前面基板に接続する際、固定用部材が
障害となることはない。
従って、内部基板を配線ダクトの配設方向に対して平行
に設けることができ、内部基板の端部に設置されている
端子台から導出するケーブルを配線ダクトに向けて垂直
に導出することができる。この為、複数の電子機器用ケ
ースを隣接する際、端子台から導出するケーブルが障害
となることはなく、各電子機器用ケースの間に無駄な空
間を形成せずに設置できる。
【図面の簡単な説明】
第1図A及び第1図Bは、本考案に係る電子機器用ケー
スの一実施例を示す斜視図、 第2図Aは、第1図A及び第1図Bで示す電子機器用ケ
ースの一部の拡大斜視図、 第2図Bは、第2図AのIIB-IIB方向の断面図、 第3図、第4図A及び第4図Bは、従来の電子機器用ケ
ースを示す斜視図である。 2……フロントパネル 4……前面基板 6,8……内部基板 10……端子台 12……本体ケース 26,56……固定用突起 28,58……固定用穴 40……配線ダクト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面基板の設置された前面蓋、 前記前面基板に接続された内部基板、 前記内部基板を収納する本体、 前記前面蓋に設置されており、一点を弾力支点として弾
    力性を有する固定用部材、 前記固定用部材に設けられており、前記本体が備えてい
    る固定穴とはまり合うことにより前記本体と前記前面蓋
    とを固定する固定用突起、 を備えた電子機器用ケースにおいて、 前記弾力支点と前記固定用突起とを結ぶ弾力直線が前記
    前面蓋に対してほぼ水平であること を特徴とする電子機器用ケース。
JP1989094054U 1989-08-09 1989-08-09 電子機器用ケースのドローアウト構造 Expired - Fee Related JPH0717170Y2 (ja)

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JPS62128676U (ja) * 1986-02-06 1987-08-14
JPH01112079U (ja) * 1988-01-23 1989-07-27

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