JPH07171115A - 画像診断装置 - Google Patents

画像診断装置

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JPH07171115A
JPH07171115A JP5317774A JP31777493A JPH07171115A JP H07171115 A JPH07171115 A JP H07171115A JP 5317774 A JP5317774 A JP 5317774A JP 31777493 A JP31777493 A JP 31777493A JP H07171115 A JPH07171115 A JP H07171115A
Authority
JP
Japan
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image
modality
ultrasonic
modalities
input
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Pending
Application number
JP5317774A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Hirano
亨 平野
Masayuki Takano
政由起 高野
Isao Komiyama
功 小宮山
Kinya Takamizawa
欣也 高見沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5317774A priority Critical patent/JPH07171115A/ja
Publication of JPH07171115A publication Critical patent/JPH07171115A/ja
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  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の画像診断モダリティを用いた複合的な
診断を容易に行なうことのできる画像診断装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 複数モダリティの入力手段,表示手段,記録
手段を共通とする。 【効果】 入力情報のインプットが1回で済む等,操作
性が向上し、また、省スペース化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡や超音波診断装
置等の複数の画像診断モダリティを同時に使用できる画
像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医用分野の開発が進められる中
で、診察の際に内視鏡装置、超音波診断装置、X線撮影
装置等の画像診断モダリティを用いることが多くなって
いる。更に、昨今では複数の画像診断モダリティを同時
に使用して、より安全で総合的な診断を行なうことが試
みられている。
【0003】例えば、内視鏡装置と超音波診断装置を併
用する例として、内視鏡スコープの鉗子チャネル内に極
細径の超音波プローブを挿入し、内視鏡装置にて被検体
の体腔内に存在する病変部を観察するとともに超音波プ
ローブにて体腔内から超音波を出射して病変部の深達度
を診断する。
【0004】また、超音波診断装置とX線撮影装置とを
併用する例として、経皮的に極細径の超音波プローブを
被検体の胆管に挿入し、胆管癌等の胆道疾患を診断する
場合はX線撮影によって超音波断層面の位置を確認し、
安全性の向上を図る。
【0005】このような複数モダリティを併用した診断
を行なう場合、従来においては複数のモダリティをそれ
ぞれ独立に動作させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では各画像診断モダリティが独立して存在
するため、患者ID,氏名,年齢,性別及び病名等の患
者情報を、使用する各モダリティ毎に入力する必要があ
り、非常に面倒である。また、複数のモダリティをすべ
て操作者の操作し易い位置に配置することは困難であり
操作性が悪い。更に、診断画像を観察するためのモニタ
も独立して存在することになり、操作者は頻繁に視線を
移動させることがあり苦痛を強いられる。
【0007】また、複数のモダリティで画像記録装置を
共用する場合、記録するモダリティの選択を誤ることが
多いという欠点がある。更に、複数のモダリティを同時
に使用すると各モダリティが干渉してノイズを発生する
ことがあり、画質の劣化につながるという問題点があっ
た。
【0008】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、操
作,診断が容易であり、かつ、各モダリティ間での干渉
ノイズによる画像劣化を防止し得る画像診断装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願第1の発明は、複数の画像診断モダリティから
成る画像診断装置であって、前記各モダリティの有する
入力手段、表示手段及び記録手段のうち少なくとも1つ
が共通とされたことが特徴である。
【0010】また、本願第2の発明は、複数の独立した
画像診断モダリティから成る画像診断装置であって、前
記各モダリティはモダリティ間でのデータを送受信する
ためのインターフェースを有することを特徴とする。
【0011】更に、本願第3の発明は、複数の独立した
画像診断モダリティから成る画像診断装置であって、少
なくとも1つのモダリティは、他のモダリティから画像
信号を取込む手段と、該取込まれた画像信号の同期信号
を水平同期と垂直同期とに分離する手段と、この水平,
垂直同期を外部同期として画像信号を出力する手段と、
この画像信号と前記他のモダリティから取込まれる画像
信号とを重畳して表示する手段と、を有することを特徴
とする。
【0012】
【作用】上述の如く構成された本願第1の発明によれ
ば、複数のモダリティの間で入力手段,表示手段,記録
手段が共通とされるので、各モダリティ毎にそれぞれ患
者ID,氏名,年齢等の情報を入力する必要はなくな
る。また、表示手段が共通とされるので、操作者は複数
画面を見て診断を行なう必要はなく、操作者に不必要な
疲労を与えない。更に、記録手段が共通とされるので、
各モダリティを用いた複合診断の結果をわかり易い状態
で記録することができる。
【0013】また、本願第2の発明では、複数のモダリ
ティをインターフェースを用いて接続することにより、
一方のモダリティにて入力した情報を他方のモダリティ
に伝送することができ、また、一方のモダリティにて表
示された画像を他方のモダリティに表示させることも可
能となる。これによって、操作が容易となり柔軟な複合
診断が可能となる。
【0014】更に、本願第3の発明では、一方のモダリ
ティの画像信号の出力タイミングに同期させて他方のモ
ダリティの画像信号を出力させ、両モダリティの画像を
重畳させているので、インターフェースが不可能な場合
でも表示手段を共用とすることが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例に係る画像診断装置の
構成を示すブロック図であり、内視鏡装置と超音波診断
装置とを一体化して構成した例を示している。同図に示
す内視鏡スコープ1は先端部に搭載されたCCD(不図
示)にて被検体の体腔内画像を撮像するものであり、被
検体の撮像部位に照明光を出射する光源2及び読出し信
号処理系3と接続されている。
【0016】光源2及び読出し信号処理系3は、CCD
・光源制御部4の制御下で動作し、読出し信号処理系3
にて読出された画像信号はA/D変換器5にてディジタ
ル化された後画像メモリ16内に格納される。また、画
像メモリ16は書き込み・読み出し制御部15にてその
動作が制御される。
【0017】画像メモリ16内に格納された画像データ
は加算器22に出力され、また該加算器22にはキャラ
クタメモリ17に格納されたキャラクタデータが供給さ
れるので、画像データとキャラクタデータとが加算さ
れ、この加算結果はD/A変換器25に出力される。
【0018】D/A変換器25の出力は、記録部28、
表示部29に出力されて記録,表示されるとともに、記
録制御部27(後述)に出力される。
【0019】超音波プローブ6は、被検体に超音波を照
射しこれによって発生するエコー信号を受信するもので
あり、受信信号処理系9、送信回路10及びラスタ制御
部12と接続されている。送信回路10は、送受信制御
部7の制御下で動作し超音波の出力タイミングを与える
ものであり、ラスタ制御部12は超音波のラスタ位置を
決めるものである。
【0020】受信信号処理系9は、送受信制御部7の制
御下で動作し、超音波プローブ6で収集された受信信号
から超音波画像を生成してA/D変換器11に出力す
る。A/D変換器11の出力側は、書き込み・読み出し
制御部20の制御下で動作する画像メモリ19と接続さ
れ、画像メモリ19の出力は加算器23に供給される。
また、加算器23にはキャラクタメモリ18に格納され
たキャラクタデータが供給されるので、画像データとキ
ャラクタデータとが加算され、この加算結果はD/A変
換器26に出力される。
【0021】D/A変換器26の出力は、記録部32,
表示部31に出力されて記録,表示されるとともに、記
録制御部27に出力される。
【0022】入力部13は、撮影のタイミング情報や患
者のID情報、画面上での表示方法等の情報を入力する
ものであり、入力された情報はインターフェース14を
介してホストCPU21に入力される。
【0023】ホストCPU21は、内視鏡装置及び超音
波診断装置を総括的に制御するものであり、タイミング
制御部8と、書き込み・読み出し制御部15,20とキ
ャラクタメモリ17,18と、記録制御部27に接続さ
れている。
【0024】タイミング制御部8は、内視鏡装置側のC
CD・光源制御部4と超音波診断装置側の送受信制御部
7にタイミング信号を出力し、これによってそれぞれの
画像情報の取得が行なわれる。
【0025】キャラクタメモリ17,18は、入力部1
3にて入力された患者ID,氏名,年齢等のキャラクタ
データを格納する。
【0026】書き込み・読み出し制御部15,20は、
画像メモリ16,19、及びキャラクタメモリ17,1
8への書き込み,読み出しを制御する。また、書き込み
・読み出し制御部15,20及びキャラクタメモリ1
7,18は、同期信号発生器24と接続され、ここで出
力される同期信号に合わせて画像データ,キャラクタデ
ータが出力されるよう制御される。
【0027】記録制御部27は、内視鏡装置,超音波診
断装置の共用として設けられる共用記録部30へのデー
タの記録を制御するものである。
【0028】次に、本実施例の動作について説明する。
操作者は診断を開始する際に入力部13から患者ID,
氏名、年齢,所見等のキャラクタデータを入力する。す
ると、このキャラクタデータは一旦ホストCPU21に
取込まれた後、キャラクタメモリ17,18内に格納さ
れる。また、この入力部13は、操作,制御に関する入
力も可能であり、フリーズ,画像記録,PAN/ZOO
M,VCR録画,エッジ強調等の入力が内視鏡装置と超
音波診断装置との共用で入力される。更に、内視鏡装置
のみに関する入力として光量,彩度の情報、超音波診断
装置のみに関する入力として音響出力,ゲインの情報が
入力可能である。
【0029】そして、このように入力された各操作,制
御情報に従って、内視鏡装置及び超音波診断装置が動作
する。即ち、内視鏡装置においては、タイミング制御部
8からの出力タイミング信号がCCD・光源制御部4に
供給され、このタイミングで光源2及び読み出し信号処
理系3が駆動されて内視鏡スコープ1から画像信号が取
込まれる。そして、この画像信号はA/D変換器5にて
ディジタル化された後、一旦画像メモリ16に格納され
加算器22にてキャラクタデータが重畳される。その
後、D/A変換器25にてアナログ化され、表示部2
9,記録部28に表示,記録される。
【0030】一方、超音波診断装置においては、タイミ
ング制御部8からの出力タイミング信号が送受信制御部
7に供給され、このタイミングで送信回路10及び受信
信号処理系9が駆動して超音波プローブ6による超音波
信号の送受信が行なわれる。尚、このときのラスタ位置
はラスタ制御部12によって決められる。そして、受信
された超音波信号は受信信号処理系9にて画像化され、
A/D変換器11でディジタル化された後、一旦画像メ
モリ19に格納され加算器23にてキャラクタデータが
重畳される。その後、D/A変換器26にてアナログ化
され、表示部31,記録部32に表示,記録される。
【0031】ここで、入力部13での操作方法を詳しく
説明する。入力部13では前述したように、フリーズ、
画像記録等の入力情報を内視鏡装置と超音波診断装置と
を共用して入力するので、これらの入力を内視鏡装置,
超音波診断装置のどちらについて作用させるかを決定す
る必要がある。そこで、この実施例では入力部13に図
2に示す如くの機能が備えられている。同図はモダリテ
ィを選択するスイッチであり、「OBJECT」スイッ
チは入力された情報がどちらに作用するかを決定する。
つまり、「ES」が選択された場合には内視鏡装置側に
作用し、「US」が選択された場合には超音波診断装置
側に作用する。
【0032】また、「ACTIVATE」はどのモダリ
ティを使用するかを決定するためのスイッチである。つ
まり、図1に示した画像診断装置は内視鏡装置と超音波
診断装置とが一体化されているが、常に両方を使用して
診断を行なうわけではなく、一方のモダリティのみを使
用することもある。そこで、「ACTIVATE」スイ
ッチがオンとなっているモダリティのみが動作可能と
し、オフとなっているモダリティをスタンバイ状態とす
ることで消費電力の低減、ノイズの抑制、入力の操作ミ
ス低減を図ることができる。このようなモダリティの選
択は図1に示すインターフェース14、ホストCPU2
1の機能により容易に実現することができる。また、
「OBJECT」スイッチは、図3に示すようにトラッ
クボールにて構成することも可能である。この場合、例
えばトラックボールを左に回すと内視鏡装置が選択さ
れ、右に回すと超音波診断装置が選択される。また、
「ACTIVATE」スイッチは操作者による入力だけ
でなく、例えば、スタンバイ状態になっているモダリテ
ィに対して何らかの制御入力が発生した場合にはそのモ
ダリティを自動的に立上げ、反対に使用しているモダリ
ティに対して一定時間以上制御入力が発生しない場合に
は自動的にスタンバイ状態に移行させることも可能であ
る。
【0033】図4は図1に示した画像診断装置の外観図
であり、図示のように装置前面には操作パネル35,ト
ラックボール34が配されている。また、内視鏡装置用
の表示部29と超音波診断装置31用の表示部31が設
けられ、側部には内視鏡スコープ1、超音波プローブ6
を支えるためのハンガ33が設けられている。
【0034】図5は各表示部29,31の表示例を示し
ており、表示部29には内視鏡画像,表示部31には超
音波画像がそれぞれ表示されている。そして、図2で示
した「OBJECT」スイッチで「ES」が選択されて
いる場合は、図5に示す選択マーク36が内視鏡画像の
周囲に表示される。これによって、操作者は現在の入力
情報が内視鏡装置側に作用していることを容易に認識す
ることができる。
【0035】図6は、記録制御部27にて各表示部2
9,31の表示画像を共用記録部30に記録する際の操
作を示す説明図である。いま、「OBJECT」スイッ
チが「ES」で「ACTIVATE」スイッチが「E
S」とされている際に記録指令を入力すると内視鏡画像
のみが記録される。また、「OBJECT」スイッチが
「US」で「ACTIVATE」スイッチが「ES」,
「US」ともに選択され、かつ、連続記録指令が入力さ
れると、超音波画像,内視鏡画像の順で表示画像が記録
される。
【0036】また、本実施例の画像診断装置では2つの
モダリティ(内視鏡装置,超音波診断装置)とが一体化
された構成となっているので、一方のモダリティの画像
を取得するための信号が他のモダリティの画像信号のノ
イズとなることがあり、S/N比を低下させてしまうこ
とがある。例えば、細径の超音波プローブを電子内視鏡
装置の鉗子チャネル内に挿入し、内視鏡スコープ先端部
から超音波を照射して超音波画像を得る場合、内視鏡ス
コープ先端部に搭載されたCCDの電荷読出しのための
信号が超音波エコーの受信回路に干渉しノイズとなって
現れる場合がある。
【0037】そこで、本実施例では、タイミング制御部
8の動作により超音波画像情報の取得タイミングと内視
鏡画像情報の取得タイミングとを時間的に分離すること
により、干渉ノイズの影響を避ける。図7は、各モダリ
ティでの画像情報を取得するタイミングを示すタイムチ
ャートであり、同図(b)は超音波画像情報の取得タイ
ミング、同図(c)は内視鏡画像情報の取得タイミン
グ、同図(a)は内視鏡画像の更新周期Tを示してい
る。つまり、時間Tで内視鏡画像が更新され、その間は
超音波画像がリアルタイムで表示されていることにな
る。これは、例えば超音波細径プローブを用いて消化管
疾患を診断する場合、内視鏡装置を超音波診断面がどこ
にあるかをモニタリングする役割が大きく、必ずしもリ
アルタイム性の良い画像を必要としないことによる。
【0038】また、図7に示す更新周期Tは操作者が任
意に設定することができ、この情報を図1に示す入力部
13から入力するとホストCPU21がこれを認識し、
タイミング制御8に周期Tの情報を与える。これによっ
て、タイミング制御部8は内視鏡側のCCD・光源制御
部4及び超音波側の送受信制御部7に指令を与え、図7
に示したタイミングチャートの如く動作するように制御
する。こうして、内視鏡画像情報と超音波画像情報の取
得タイミングが時間的に分離されるので、干渉ノイズに
よるS/N比の低下を防止することができる。なお、図
7の例では一定の周期で内視鏡画像が更新される例を示
したが例えば内視鏡画像を必要に応じて更新するように
してもよい。つまり、常にリアルタイムで超音波画像を
表示させ、必要に応じて操作者がスイッチ等で指令を与
えることにより内視鏡画像を更新させても良い。
【0039】また、内視鏡画像情報の取得タイミングと
超音波画像情報の取得タイミングを時間的に分離する他
の方法として、各画像情報を取得する基本クロックを同
期させる方法がある。図8は各画像情報の取得タイミン
グを示すタイムチャートであり、同図(a)は超音波レ
ートパルス、同図(b)は超音波発射タイミング、同図
(c)は超音波エコー表示タイミング、そして同図
(d)はCCD水平転送タイミングを示している。同図
(c)から明らかなように、超音波の送受信では送受信
周期の全ての時間を超音波エコーの受信に使用している
わけではなく、実際にはスタンドオフ(トランスデュー
サと生体間との距離)を超音波が往復する時間や図1に
示す画像メモリ19にデータを書き込む時間等は画像情
報の取得に関与していない。従って、図8(d)に示す
ように、この時間を利用して内視鏡装置のCCDを駆動
させ内視鏡画像情報を取得すれば、両モダリティのリア
ルタイム性を失なわずに、かつ干渉によるノイズを防止
することができる。
【0040】このようにして、本実施例では、入力部1
3が各モダリティに対して共用としているので、患者I
D,氏名等の情報をモダリティ毎に入力する必要はなく
なる。また、入力部13からの入力情報がどのモダリテ
ィに作用しているかを容易に切換え、又それを認識する
ことができるので、誤操作を防止できる。
【0041】更に、使用しないモダリティをスタンバイ
状態にすることにより、消費電力の低減、ノイズの抑制
を図ることができる。また、各モダリティでの画像情報
取得タイミングを時間的に分離することにより、干渉に
よるノイズを防止することができる。
【0042】図9は、前記した実施例の変形例を示す構
成図である。同図は表示部39,記録部40がそれぞれ
1つになった例であり、図1と同一部分には同一符号を
符してその説明を省略する。
【0043】符号37は加算器であり、両モダリティの
画像データとキャラクタデータを重畳してD/A変換器
38に出力し、D/A変換器38は入力されたデータを
アナログ化して表示部39,記録部40に出力する。
【0044】図10は図9に示した画像診断装置の外観
図であり、表示部39が1つである点が図4と異なる。
【0045】図11は表示部39における表示例を示す
説明図であり、例えば図2に示した「OBJECT」ス
イッチの「US」がオンとされた場合には図11(a)
に示すように表示部39には超音波画像61がメイン画
像として大きく表示され左下に内視鏡画像62がサブ画
像として小さく表示される。なお、サブ画像の大きさは
可変であり、例えば符号62aの如くやや大きめに内視
鏡画像を表示させることもできる。
【0046】また、「ES」をオンすると図11(b)
に示すように内視鏡画像62がメイン、超音波画像61
がサブとして画面表示される。従って、操作者は入力情
報が作用するモダリティを容易に認識することができ
る。また、同図(c)に示すように、サブ画像の位置を
適宜変更することもできる。これは、図9に示すホスト
CPU21により書き込み・読出し制御部15,20に
指令を与え読み出しタイミング、及び読み出しアドレス
を制御すれば容易に実現可能である。
【0047】図12は本発明の第2実施例を示す構成図
である。なお、同図において図1と同一部分には同一符
号を符してその説明は省略する。この実施例では、それ
ぞれ独立した内視鏡装置45と超音波診断装置46とが
外部インターフェース41,42を介して接続ケーブル
48にて接続されて構成される。そして、入力部13
a,13b、インターフェース14a,14b、ホスト
CPU21a,21b、同期信号発生器24a,24b
が内視鏡装置45と超音波診断装置46でそれぞれ独立
して設けられている。
【0048】従って、各モダリティ45,46を切離せ
ば、それぞれを単独で使用することができ、また、外部
インターフェース41,42の接続と記録制御部27へ
のビデオ信号ケーブル47の接続を行なえば、両モダリ
ティ45,46を用いた複合的な診断が行なえる。つま
り、例えば内視鏡装置45の入力部13aから入力され
るキャラクタ情報はインターフェース14aを介してキ
ャラクタメモリ17に格納されるとともに、外部インタ
ーフェース41,42を介してキャラクタメモリ18に
も供給され、格納される。従って、前記した第1実施例
と同様に重複した入力操作を必要としなくて良い。
【0049】また、図12の実施例では内視鏡装置45
側に共用記録部43、共用表示部44が備えられてお
り、両モダリティ45,46にて得られた画像を重複表
示させたり、複合診断に関する画像を記録することがで
きる。
【0050】図13は図12に示した内視鏡装置45,
超音波診断装置46の外観図を示しており、両者は接続
ケーブル48、及びビデオ信号ケーブル47にて接続さ
れている。
【0051】このようにして、実施例ではそれぞれ単独
に構成された内視鏡装置45と超音波診断装置46とを
接続して使用することにより、前述した第1実施例と同
様の効果を得ることができる。即ち、入力情報を重複し
て入力する必要はなく、また、各モダリティ間での干渉
ノイズを防止できる等の効果がある。更にそれぞれのモ
ダリティが独立した構成となっているので、単独で使用
することも可能であり、使用目的に柔軟に対応すること
が可能となる。
【0052】図14は、本発明の第3実施例を示す構成
図である。この実施例では、それぞれ独立に構成された
内視鏡装置45と超音波診断装置46との間でインター
フェースが不可能な場合の接続方法を示すものであり、
超音波診断装置46は、接続ケーブル47を介して内視
鏡装置45から伝送されるビデオ信号を水平同期信号H
Dと垂直同期信号VDとに分離する同期分離回路53を
備えている。
【0053】また、接続ケーブル47にて伝送されるビ
デオ信号は、ゲート回路50を介して加算器49に供給
され、ここでD/A変換器26の出力と加算されるよう
になっている。
【0054】同期分離回路53は、垂直同期信号を任意
の時間だけシフトさせるVDシフト部51及び水平同期
信号を任意の時間だけシフトさせるHDシフト部52に
接続され、各シフト部51,52の出力側は同期信号発
生器24bと接続されている。また、各シフト部51,
52及び同期信号発生器24bは、シフト量を決定する
シフト量決定部54と接続されている。更に、シフト量
決定部54は接続装置ID設定部55と接続されてい
る。
【0055】接続装置ID設定部55は、接続される各
モダリティの患者情報の出力タイミングが一括して設定
されるものであり、この実施例では接続されるモダリテ
ィが内視鏡装置45であるので内視鏡装置45の患者情
報の出力タイミングを発生する。
【0056】次に、動作について説明する。内視鏡装置
45からビデオ信号が伝達されると同期分離回路53に
てこのビデオ信号はHDとVDとに同期分離される。そ
して、同期信号発生器24bはこのHD,VDに外部同
期されて動作し、D/A変換器26の出力を制御する。
【0057】また、同期信号発生器24bは接続装置I
D設定部55に設定されているタイミング情報を入力
し、このタイミングでゲート回路50に患者情報の表示
タイミング信号を出力する。そして、ゲート回路はこの
タイミングだけ内視鏡装置45からのビデオ信号にゲー
トをかけて加算器49に供給し、超音波ビデオ信号に加
算させれば、内視鏡装置45の表示部29に表示されて
いる患者情報を超音波側の表示部31に重畳表示させる
ことができる。
【0058】ここで、単に内視鏡側の患者情報と超音波
側の患者情報とを重畳表示させると画像上で重複してし
まうときがある。以下、これについて図15を用いて説
明する。通常、内視鏡装置45の表示フォーマットは同
図(a)に示すように左上部の領域H1に患者ID,右
上部の領域H2に患者名が表示される。また、超音波診
断装置46の表示フォーマットは同図(b)に示すよう
に上部の領域H3に患者名,IDコメントが表示され、
右上部の領域H4にタイマ等が表示される。
【0059】従って、単に両者を重畳させて表示すると
見えなくなる部分が発生する。このような場合には、V
Dシフト部51,HDシフト部52をシフト量決定部5
4にて制御することにより、VD,HDを任意の時間だ
けシフトさせれば、内視鏡側の患者情報をずらして表示
することができ、例えば図15(c)に示すようにH1
〜H4の情報を全て見易い位置に表示することができ
る。
【0060】このようにして、第3実施例においては、
インターフェースが不可能な内視鏡装置と超音波診断装
置との間で接続が可能となる。
【0061】なお、上述した各実施例では画像診断モダ
リティとして内視鏡装置と超音波診断装置を用いた例を
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えばX線装置等を用いても適用可能であることは勿論で
ある。また、各実施例ではモダリティを2つとして説明
したが、3つ以上の場合も適用可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像診断
装置では、内視鏡装置や超音波診断装置等の画像診断モ
ダリティの入力手段、表示手段、記録手段を共通として
いるので、複数モダリティを用いた複合的な診断を行な
う際に入力データを何度もインプットしなくても良い。
また、表示手段が共通となるので、操作者は複数画面を
見る必要はなく、診断が容易となる。
【0063】更に、各モダリティの画像情報の取得タイ
ミングを時間的に分離すればモダリティ相互の干渉によ
るノイズを防止でき、S/N比の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る画像診断装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】モダリティの選択スイッチを示す説明図であ
る。
【図3】トラックボールの説明図である。
【図4】第1実施例に係る画像診断装置の外観図であ
る。
【図5】内視鏡画像と超音波画像の表示例を示す説明図
である。
【図6】画像を記録する際の操作の態様を示す説明図で
ある。
【図7】各モダリティでの画像情報の取得タイミングを
示すタイムチャートである。
【図8】各モダリティでの画像情報の取得タイミングを
示すタイムチャートの他の例である。
【図9】第1実施例の変形例の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】変形例に係る画像診断装置の外観図である。
【図11】変形例に係る表示部の表示例を示す説明図で
ある。
【図12】本発明の第2実施例に係る画像診断装置の構
成を示すブロック図である。
【図13】第2実施例に係る画像診断装置の外観図であ
る。
【図14】本発明の第3実施例に係る画像診断装置の構
成を示すブロック図である。
【図15】各モダリティの患者情報の表示フォーマット
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 内視鏡スコープ 2 光源 3 読み出し信号
処理系 4 CCD・光源制御部 5,11 A/D変換器
6超音波プローブ 7 送受信制御部 8 タイミング制御部 9 受
信信号処理系 10 送信回路 12 ラスタ制御部 13 入力
部 14 インターフェース 15,20 書き込み・読
み出し制御部 16,19 画像メモリ 17,18 キャラクタメ
モリ 21 ホストCPU 22,23 加算器 24
同期信号発生器 25,26 D/A変換器 27 記録制御部 2
8,32 記録部 29,31 表示部 30 共用記録部 33 ハ
ンガ 34 トラックボール 35 操作パネル 36
選択マーク 37 加算器 38 D/A変換器 39 表示部
40 記録部 41,42 外部インターフェース 43 共用記録
部 44 共用表示部 45 内視鏡装置 46 超音
波診断装置 47 ビデオ信号ケーブル 48 接続ケーブル
49 加算器 50 ゲート回路 51 VDシフト部 52 H
Dシフト部 53 同期分離回路 54 シフト量決定部 55 接続装置ID設定部 56 接続ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見沢 欣也 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像診断モダリティから成る画像
    診断装置であって、前記各モダリティの有する入力手
    段,表示手段及び記録手段のうち少なくとも1つが共通
    とされたことを特徴とする画像診断装置。
  2. 【請求項2】 複数の独立した画像診断モダリティから
    成る画像診断装置であって、前記各モダリティはモダリ
    ティ間でのデータを送受信するためのインターフェース
    を有することを特徴とする画像診断装置。
  3. 【請求項3】 複数の独立した画像診断モダリティから
    成る画像診断装置であって、少なくとも1つのモダリテ
    ィは、 他のモダリティから画像信号を取込む手段と、該取込ま
    れた画像信号の同期信号を水平同期と垂直同期とに分離
    する手段と、この水平、垂直同期を外部同期として画像
    信号を出力する手段と、この画像信号と前記他のモダリ
    ティから取込まれる画像信号とを重畳して表示する手段
    と、を有することを特徴とする画像診断装置。
  4. 【請求項4】 前記各モダリティによる画像取得タイミ
    ングを時間的に分離すべく制御する手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像診
    断装置。
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