JPH07165015A - 乗用車の後部座席用の安全ベルト機構 - Google Patents

乗用車の後部座席用の安全ベルト機構

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Publication number
JPH07165015A
JPH07165015A JP6240358A JP24035894A JPH07165015A JP H07165015 A JPH07165015 A JP H07165015A JP 6240358 A JP6240358 A JP 6240358A JP 24035894 A JP24035894 A JP 24035894A JP H07165015 A JPH07165015 A JP H07165015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety belt
belt mechanism
rear seat
seats
slip guide
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6240358A
Other languages
English (en)
Inventor
Alfons Maesing
アルフオンス・メージング
Rainer Kneip
ライナー・クナイプ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dr Ing HCF Porsche AG
Original Assignee
Dr Ing HCF Porsche AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Dr Ing HCF Porsche AG filed Critical Dr Ing HCF Porsche AG
Publication of JPH07165015A publication Critical patent/JPH07165015A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/18Anchoring devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 後部座席の外側面に設けられているダイアゴ
ナルベルトを備えており、このダイアゴナルベルトベル
トのベルトが後部座席の乗員のほぼ形の高さに設けられ
ているそれぞれ一つのスリップガイドを経て案内されて
おり、このスリップガイドが車両縦中央面に隣接して設
けられている様式の、乗用車の後部座席用安全ベルト機
構を提供すること。 【構成】 キャブリオレ型の自動車にあって、後部座席
体1の両方の−車両横方向で見て−並んでいる座席2,
3の間に、これらの座席から上方へと突出している担持
枠17が設けられており、この担持枠に安全ベルト機構
8の上方スリップガイド14が設けられている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後部座席の外側面に設
けられているダイアゴナルベルトを備えており、このダ
イアゴナルベルトのベルト部分が後部座席の乗員のほぼ
肩の高さに設けられているそれぞれ一つのスリップガイ
ドを経て案内されており、このスリップガイドが車両縦
中央面に隣接して設けられている様式の、乗用車の後部
座席体用安全ベルト機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第40 01 1
19号公報から、閉じられている車両のための一体化し
た後部座席が知られており、この後部座席に後部座席体
に座している乗員のための3点ベルトが設けられてい
る。
【0003】後部座席に座している乗員のほぼ肩の高さ
に設けられている上部ベルト枢着点はスリップガイドに
よって形成されており、このスリップガイドは車両中央
に隣接して一体化した後部座席に設けられており、上部
構造に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、幌を備えたコンパーチブルタイプ車両にあって、
後部座席体の領域において、後部座席体の両座席が三点
ベルトを備え、安全ベルトが幌が開かれた状態にあって
も幌が閉じられた状態にあっても支承なく使用できるよ
うな構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により上記の課題
は特許請求の範囲の請求項1の特徴部分に記載した構成
により解決される。
【0006】本発明による他の有利な構成は特許請求の
範囲の請求項2から14に記載した。担持枠は安定した
構造を有しており、強い力を受容することが可能であ
る。この担持枠は容易に造ることが可能であり、簡単な
方法で既製キヤブリオレ型車両に取付けることが可能で
ある。
【0007】更に担持枠内には、二つの下方に存在して
いるベルト巻上げローラのための保持部、並びに両背も
たれを、それらの使用状態で錠止するための調節可能な
錠止ボルトと背もたれのための下方の支承部分とがまと
めて内蔵されている。
【0008】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1は詳細に図示しなかった自動車(乗用
車)の後部座席体1を示しており、この自動車はベルト
ラインの上方に、閉鎖位置から後方側の開き位置へと運
動可能な、そしてこの反対の方向で運動可能な折畳み式
幌を備えている。
【0010】この後部座席体1は、詳しく図示しなかっ
た後部座席体乗員のための、互いに並列して設けられて
いる二つの座席2,3を備えている。座席2,3の間に
は、上部構造の***して長手方向に指向している推進軸
トンネル4が延在している。
【0011】座席2,3の各々は固定されている座席部
分5と背もたれ6とから成る。座席部分5は上部構造側
に形成されているシートを備えており、このシート内に
クッションが挿入されている。
【0012】両背もたれ6は−車両横方向で見て−互い
に別個に形成されていて、かつ折畳み可能に支承されて
おり、従って背もたれは必要な場合起立している使用位
置Aから下方へと非使用位置Bへと折畳み可能であり、
この非使用位置において背もたれはそれぞれのクッショ
ン7上に載る。しかし、背もたれ6は剛性に、即ち折畳
み不能に形成することも可能である。図2に部分的に示
した後部座席体乗員を保持するために安全ベルト機構8
が設けられており、この安全ベルト機構はこの実施例に
あっては座席2,3の各々のためのそれぞれ一つの三点
式ベルト9によって形成されている。
【0013】各々の三点式ベルト9は推進軸トンネル4
に設けられている下方の固定点から先ず腰ベルト10と
して大体水平に、後部座席の乗員の骨盤の領域を経て、
座席2,3の相対している側で下部取付け具11内に係
止しているスリップガイド金具12へと延在している。
そこから、連続ウエビング13としてのベルトが大体対
角線状に後部座席体の乗員の上半身を経てほぼ肩の高さ
に設けられているスリップガイド14へと更に案内され
ている。
【0014】スリップガイド14に達した後、ベルト部
分15は垂直方向で下方へと走り、その自由端でもって
ベルト巻上げローラ16と協働する。下部取付け具11
は外方で車両縦側面で外側に隣接して上部構造の底部に
或いは側壁において固定点に保持されている。
【0015】本発明により、後部座席体1の両座席2,
3間に、特に分割されて互いに並んで設けられている背
もたれ6間に、担持枠17が設けられており、この担持
枠に安全ベルト機構8の上方のスリップガイド14が取
付けられている。
【0016】担持枠17は車両横方向で両背もたれも6
の後方に延在していて、ぼぼU−字形に形成されたあぶ
み状管体18を備えている。このあぶみ状管体18は横
方向に指向している上方の結合ウエッブ19と斜め下方
へと外方に整向されている二つの脚部20とから成り、
この場合両脚部20の下方の端部21は横方向に指向し
ている固定板22と固く結合されている。
【0017】結合ウエッブ19は、正面図と側面図とで
見て、それぞれ僅かに湾曲して形成されている。固定板
22はその下方で横方向に指向している背壁24の底部
部分23の形状輪郭に適合されていて、多数の固定ねじ
25により底部部分23と結合されている。この底部分
23は固定ねじ25の領域内で、これらがねじ込まれる
詳細に図示しなかった補強部とナットとを備えている。
補強部とナットが延在している横方向の中央領域内で固
定板22は下方向へと形成されている凹所26を備えて
いる。
【0018】スリップガイド14は、この実施例にあっ
ては、環状のベルト孔27を形成しており、このベルト
孔は車両横方向で延在しており、結合ウエッブ19の上
側に載っている。両ベルト孔27は互いに間隔をもっ
て、しかもそれぞれ車両縦中央面C−Cに対しては僅か
な間隔をもって設けられている。各々のベルト孔27は
それらの上側に垂直な狭い切欠き28を備えており、こ
の切欠きを介してベルトが導入される。スリップガイド
14はスリップガイド金具、合成物質から成る案内部分
或いは類似物から形成されていてもよく、担持枠17の
肩の高さの幾分上方に取付けられている。
【0019】大きな力を受容するため、前方へと下方に
突出している支持材29が上方の結合ウエッブ19の中
央領域から−ほぼ車両縦中央面C−Cで−離間するよう
に案内されており、この支持材の−走行方向で見て−背
もたれも6の前方に存在している下方の端部30は縦方
向に整向された大きな面を持つ保持板31と固く結合さ
れている。
【0020】この保持板31は推進軸トンネル4の上部
輪郭に適合されており、この推進軸トンネル4上に座着
している。支持材29は−側面図で見て−真っ直ぐな形
状或いは湾曲した形状を有している(図3参照)。
【0021】あぶみ状管体18と支持材29はこの実施
例にあっては四角形の管体として形成されている。しか
し、あぶみ状管体18と支持材29として異なる断面を
有する管体を使用することも可能である。
【0022】支持材29からほぼ水平に整向されていて
かつ縦方向に走る保持板31内への有効な力を導入する
ために、靴形の部材32が設けられており、この部材3
2は支持材29とその下方に存在している保持板31と
で中空担持体様の構造体を形成している(図2と図7参
照)。
【0023】上記の靴形の部材32は支持材29から保
持板31方向で次第に拡大している。この部材32の両
側壁33と傾斜して指向している前部34には、開口3
5と36が設けられている。
【0024】背壁24に面している支持材29の側に
は、垂直方向に整向されている補強板37が設けられて
おり、この補強板は支持材29、横方向に整向された固
定板22および縦方向に整向されて保持板31に接続さ
れている。
【0025】補強板37は−側面図で見て−ほぼ三角形
に形成されており、この際この補強板37の支持材29
に面している側は、図3に示すように、支持材29の湾
曲した形状輪郭に適合されている。
【0026】更に、支持材29の両側の上方領域内にそ
れぞれアングル状の補強板38が設けられており、この
補強板は横方向に整向されている結合ウエッブ19の下
側と支持材29とに結合されている。補強板38の上方
の三角形の部分は、結合ウエッブ19の横方向で延在し
ている領域の大部分にわたって延在している。この補強
板38の下方の縦部分40に、内方にナット42を備え
たケージ41が設けられており、このケージ内に横方向
に指向して錠止ボルト43が挿入されている。この錠止
ボルト43は止めナットにより調節可能であり、かつ折
畳み可能な背もたれも6をその起立した使用位置A(図
6参照)にロックする。両背もたれも6のための解離可
能な錠止装置は詳しく図示しなかった。背もたれも6が
剛性に形成されている場合は、この背もたれもは担持枠
17および上部構造と固く結合されている。
【0027】固定板22の凹所26の領域内において、
垂直な補強板37の両側で横方向に指向して立ち上がっ
て保持部44が設けられており、この保持部は上記の補
強板37と固定板22と固く結合されている。保持部4
4の各々には安全ベルト機構8のための下方に存在して
いるベルト巻上げローラ16が従来の方法で、保持部4
4の開口を貫通して案内されているねじにより固定され
ている。(図8参照)。
【0028】あぶみ状管体18の傾斜している脚部20
の下方の領域45内で、それぞれ板状の部分46が溶接
されており、これらの部分は脚部20から外方へと延在
しており、孔47を備えている。これらの部分46の片
側において、内ねじ山を有する収容部48が、孔47の
領域内において溶接されている(図11と図12参
照)。
【0029】収容部48は後部座席体1における子供の
背を保持するための機構を固定するのに役立つ。更に、
板状の部分46には、担持枠17のためのカバー50を
保持するための固定アングル部材49が設けられてい
る。保持板31の前方領域内においては、上記のカバー
50のための他の固定アングル部材51が設けられてい
る(図3参照)。
【0030】更に、垂直な補強板37の下方領域内にお
いては、両背もたれ6のための横方向に水平に整向され
ている軸受ピン52並びにその上方にアングル部材53
が設けられている。両軸受ピン52は端部側において横
方向に指向している管体57に設けられており、この管
体は垂直な補強板37を貫通していて、この補強板と固
く結合されている。管体57は車両横方向で延在してお
り、ほぼ水平に整向されている。軸受ピン52は管体の
開かれている端部部分から挿入され、この管体57と固
く結合されている(図9参照)。
【0031】管体57にはアングル部材53が座着され
ており、このアングル部材にカバー50が固定ねじによ
りその位置に保持されている。担持枠17の個々の部分
の全部は互いに溶接により結合されている。
【0032】カバー50は上方から担持枠17上に載せ
られ、固定アングル部材49,51並びにアングル部材
53と60の領域内で担持枠17と解離可能に結合され
ている。アングル部材53は、図9に示すように、管体
57上に座着されており、この管体および補強板37と
溶接されている。アングル部材53の縦方向の脚部59
にはカバー50が当接しており、詳しく図示しなかった
ねじを介してその位置に保持されている。
【0033】結合ウエッブ19の上側において、両ベル
ト孔27の間にカバー50のためのもう一つのアングル
部材60が設けられている。このアングル部材60は異
なる形状で凹所に形成されたフランジでもって結合ウエ
ッブ19に当接しており、これとリベット、溶接或いは
類似の手段で結合されている(図13参照)。
【0034】図5に示すように、カバー50は担持枠1
7とこれに境を接している背もたれ6並びに部材孔路4
の輪郭に適合されており、後部座席体1の形状に調和さ
れている。
【0035】担持枠17のベルト孔27に隣接して、カ
バー50は互いに間隔をおいて設けられているスリット
状のベルト導入口54を有しており、その際各々のベル
ト導入口54内にはベルトを囲繞する合成物質からなる
窓55或いは類似物が挿入されている。
【0036】開口54と上方のスリップガイド14は背
もたれ6のこのスリップガイドの下方に存在している上
方境界部に対して間隔を以て走っている。カバー50の
下方の縦方向の部分56は車両中央で指向している部材
孔路4に沿って延在しており、ほぼその傍らに存在して
いるクッション7の前縁部にまで達している(図1参
照)。
【0037】図15に示したように、ベルト孔27の領
域内におけるベルト部分15の案内をより良好にするた
めに、合成物質から成る案内部分61が設けられてお
り、ベルト孔27の下方領域を捕捉しており、結合ウエ
ッブ19の背面を巡って案内されている。この案内部分
61はリベットにより結合ウエッブ19の下側と結合さ
れている。案内部分61にはベルト部分15が当接され
て転向されて案内される。
【0038】
【発明の効果】本発明により得られる主要な利点は、上
方スリップガイドが設けられている担持枠が後部座席体
の両座席の間に設けられていることにより、両後方の座
席のために3点式ベルトを使用することができ、幌が後
ろにはねあげられている開放位置でも、閉じられた状態
でも何の支障もなく使用できることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】右側の背もたれがその使用位置を占めており、
左側の背もたれが折畳まれた状態にある、覆われて担持
枠と共に開いている車両の後部座席体を斜め前方から見
た概略図である。
【図2】カバーを取去った状態での担持枠の前方から見
た図である。
【図3】カバーを取付けた状態での担持枠の図2の切断
線III−IIIに沿った断面図である。
【図4】カバーを除いて解体図で示した担持枠の細部を
示した図である。
【図5】担持枠のカバーを斜め前方から見た図である。
【図6】図3の切断線VI−VIに沿った拡大断面図で
ある。
【図7】図3の切断線VII−VIIに沿った拡大断面
図である。
【図8】図2の切断線VIII−VIIIに沿った拡大
断面図である。
【図9】図3の切断線IX−IXに沿った拡大断面図で
ある。
【図10】図3の切断線X−Xに沿った拡大断面図であ
る。
【図11】図2の切断線XI−XIに沿った拡大断面図
である。
【図12】図2の切断線XII−XIIに沿った拡大断
面図である。
【図13】図2の切断線XIII−XIIIに沿った拡
大断面図である。
【図14】図3の矢印Rの方向で見た拡大図である。
【図15】図14の切断線XV−XVに沿った断面図で
ある。
【符号の説明】
1 後部座席体 2,3 座席 4 推進軸トンネル 5 座席部分 6 背もたれも 7 座席クッション 8 安全ベルト機構 9 三点式ベルト 10 ピッブベルト 11 ベルト取付け部 12 転向金具 13 肩斜めベルト 14 スリップガイド 15 ベルト部分 16 案内部分 17 担持枠 18 あぶみ状管体 19 結合ウエッブ 20 脚部 21 脚部の下方端部 22 固定板 23 底部分 24 背壁 25 固定ねじ 26 凹所 27 ベルト孔 28 切欠き 29 支持材 30 端部 31 保持板 32 靴形部材 37 補強板 38 補強部材 43 錠止ボルト 44 保持部 49,51 固定アングル部材 50 カバー 53,60 アングル部材 54 開口 55 窓
フロントページの続き (72)発明者 ライナー・クナイプ ドイツ連邦共和国、71735 エーベルデイ ンゲン、シラーストラーセ、5/1

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 後部座席の外側面に設けられているダ
    イアゴナルベルトを備えており、このダイアゴナルベル
    トのベルト部分が後部座席の乗員のほぼ肩の高さに設け
    られているそれぞれ一つのスリップガイドを経て案内さ
    れており、このスリップガイドが車両縦中央面に隣接し
    て設けられている様式の、乗用車の後部座席体用安全ベ
    ルト機構において、キャブリオレ型の自動車にあって、
    後部座席体(1)の両方の−車両横方向方向で見て−互
    いに並んでいる座席(2,3)の間に、これらの座席
    (2,3)から上方へと突出している担持枠(17)が
    設けられており、この担持枠に安全ベルト機構(8)の
    上方スリップガイド(14)が設けられていることを特
    徴とする安全ベルト機構。
  2. 【請求項02】 担持枠(17)が背壁(24)の横方
    向に走る床部分(23)と縦に整向されて設けられてい
    る推進軸トンネル(4)上に座着して固定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の安全ベルト機構。
  3. 【請求項03】 担持枠(17)がほぼU−字形に形成
    されたあぶみ状管体(18)を囲繞しており、このあぶ
    み状管体がスリップガイド(4)を担持しかつ横方向で
    走る上方結合ウエッブ(19)と斜め下方へと傾斜して
    外側面方向に整向されている脚部(20)とから組立ら
    れており、その際両脚部(20)の下端部(21)が横
    方向に指向して床部分(23)に座着している固定板
    (22)と固く結合されていることを特徴とする請求項
    1に記載の安全ベルト機構。
  4. 【請求項04】 あぶみ状管体(18)が後部座席体
    (1)の座席(2,3)の両背もたれ(6)の後方に延
    在していることを特徴とする請求後部座席体3に記載の
    安全ベルト機構。
  5. 【請求項05】 スリップガイド(14)横方向で延在
    している管状のベルト孔(27)によって形成されてお
    り、この場合このベルト孔(27)の各々にベルト帯を
    導入するための切欠き(28)が設けられていることを
    特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の
    安全ベルト機構。
  6. 【請求項06】 あぶみ状管体(18)の結合ウエッブ
    (19)の中央領域から離間するように下方へと前方向
    に整向された湾曲した支持材(29)が案内されてお
    り、この支持材の後部座席体(1)の背もたれ(6)の
    前方に存在している下方端部(30)が長手方向に整向
    された保持板(31)と固く結合されており、この保持
    板(31)が推進軸トンネル(4)上に座着されてこれ
    と固く結合されていることを特徴とする請求項1から4
    までのいずれか一つに記載の安全ベルト機構。
  7. 【請求項07】 あぶみ状管体(18)と支持材(2
    9)がそれぞれ湾曲した管体、特に四角形の管体により
    形成されていることを特徴とする請求項1から6までの
    いずれか一つに記載の安全ベルト機構。
  8. 【請求項08】 支持材(29)の下端部(30)上に
    靴形の部材(32)が載っており、この部材が支持材
    (29)と保持板(31)とに固く結合されており、部
    材(32)が保持板(31)方向に連続的に拡大してお
    り、かつ支持材(29)と保持板(31)と共に中空担
    持体様の構造体を形成している請求項6に記載の安全ベ
    ルト機構。
  9. 【請求項09】 支持材(29)の背壁(24)に面し
    ている側に垂直方向に整向されて補強板(37)が接続
    されており、この補強板が支持材(29)、横方向に指
    向している固定板(22)と長手方向に整向された保持
    板(31)と固く結合されていることを特徴とする請求
    項1から8までのいずれか一つに記載の安全ベルト機
    構。
  10. 【請求項10】 支持材(29)の両側の上方領域内に
    それぞれ補強部材(38)が設けられており、これらの
    補強部材が横方向に指向している結合ウエッブ(19)
    および支持材(29)の外側面と固く結合されているこ
    とを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記
    載の安全ベルト機構。
  11. 【請求項11】 補強部材(38)が車両横方向で延在
    している調節可能な錠止ボルト(43)を担持してお
    り、この錠止ボルトにおいて背もたれ(6)のその起立
    した使用位置(A)での錠止が行われるように構成され
    ている請求項10に記載の安全ベルト機構。
  12. 【請求項12】 担持枠(17)の固定板(22)に垂
    直な補強板(37)の両側で横方向に指向している保持
    部(44)が設けられており、これらの保持部に安全ベ
    ルト機構(8)のベルト巻上げローラ(16)が固定さ
    れていることを特徴とする請求項1から11までのいず
    れか一つに記載の安全ベルト機構。
  13. 【請求項13】 担持枠(17)がカバー(50)によ
    り完全に囲繞されており、このカバーがスリップガイド
    (44)に隣接して、互いに間隔をおいて設けられてい
    る二つのスリット状のベルト導出口(54)を備えてお
    り、この際これらのベルト導出口(54)の各々内にベ
    ルトを囲繞する窓(55)が挿入されているけとを特徴
    とする請求項10に記載の安全ベルト機構。
  14. 【請求項14】 担持枠(17)にカバー(50)を保
    持するための固定アングル部材(49,51)および角
    度(53,60)が設けられていることを特徴とする請
    求項1から11までのいずれか一つに記載の安全ベルト
    機構。
JP6240358A 1993-10-05 1994-10-04 乗用車の後部座席用の安全ベルト機構 Withdrawn JPH07165015A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4333873A DE4333873A1 (de) 1993-10-05 1993-10-05 Sicherheitsgurtanordnung für eine Hintersitzanlage eines Kraftfahrzeuges
DE4333873:9 1993-10-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07165015A true JPH07165015A (ja) 1995-06-27

Family

ID=6499414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6240358A Withdrawn JPH07165015A (ja) 1993-10-05 1994-10-04 乗用車の後部座席用の安全ベルト機構

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5494316A (ja)
EP (1) EP0646503B1 (ja)
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