JPH07164619A - 印刷機制御装置 - Google Patents
印刷機制御装置Info
- Publication number
- JPH07164619A JPH07164619A JP5317607A JP31760793A JPH07164619A JP H07164619 A JPH07164619 A JP H07164619A JP 5317607 A JP5317607 A JP 5317607A JP 31760793 A JP31760793 A JP 31760793A JP H07164619 A JPH07164619 A JP H07164619A
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- JP
- Japan
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- density
- control
- ink
- printing
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷工程の各部状態及び周囲環境による印刷
品質の低下を無くした乳化インキの含水率制御を得る。 【構成】 駆動モータ１７で駆動される水元ローラ６の
回転速度によってインキに対する湿し水５の含水率を調
節するにおいて、印刷を終えた新聞紙２２の紙面のひら
がなの画像をＣＣＤカメラ２１で撮影し、このひらがな
の画像部面積とと同じひらがなにした基準画像が持つ画
像部面積との大小をコンピュータ画像処理部２４で判別
し、この大小判別結果を濃度の大小判別結果として湿し
水制御部２５がファジー制御により撮影画像の濃度を基
準画像の濃度に合わせるようモータの速度を制御する。
品質の低下を無くした乳化インキの含水率制御を得る。 【構成】 駆動モータ１７で駆動される水元ローラ６の
回転速度によってインキに対する湿し水５の含水率を調
節するにおいて、印刷を終えた新聞紙２２の紙面のひら
がなの画像をＣＣＤカメラ２１で撮影し、このひらがな
の画像部面積とと同じひらがなにした基準画像が持つ画
像部面積との大小をコンピュータ画像処理部２４で判別
し、この大小判別結果を濃度の大小判別結果として湿し
水制御部２５がファジー制御により撮影画像の濃度を基
準画像の濃度に合わせるようモータの速度を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機において、イン
キ量に対する湿し水量を自動調節する印刷機制御装置に
関する。
キ量に対する湿し水量を自動調節する印刷機制御装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】輪転機を含むオフセット印刷機の構成と
従来の湿し水量制御例を図３に示す。
従来の湿し水量制御例を図３に示す。
【０００３】インキつぼ１のインキはインキ元ローラ２
面をつたってインキローラ群３に呼び出され、インキ膜
厚が調整されてインキ着ローラ４まで導き出される。湿
し水５は水元ローラ６及びローラ７をつたって水膜厚が
調整されて水着ローラ８に導き出される。
面をつたってインキローラ群３に呼び出され、インキ膜
厚が調整されてインキ着ローラ４まで導き出される。湿
し水５は水元ローラ６及びローラ７をつたって水膜厚が
調整されて水着ローラ８に導き出される。
【０００４】版胴９の版面は画像部が親油性、非画像部
が親水性になっており、この版面に水とインキを与える
ことでインキの中に湿し水が混合した乳化インキを画像
部上に得る。この乳化インキがゴムブランケット胴１０
に転写され、次いで圧胴１１面の印刷紙１２面に転写さ
れる。１３は中間胴。カラー印刷ではこれらユニットが
インキの色別に複数段設けられる。
が親水性になっており、この版面に水とインキを与える
ことでインキの中に湿し水が混合した乳化インキを画像
部上に得る。この乳化インキがゴムブランケット胴１０
に転写され、次いで圧胴１１面の印刷紙１２面に転写さ
れる。１３は中間胴。カラー印刷ではこれらユニットが
インキの色別に複数段設けられる。
【０００５】ここで、乳化インキの乳化状態、すなわ
ち、インキ量と湿し水量のバランスが印刷品質に大きく
影響し、特に水の蒸発に影響され、温湿度などの周囲環
境の経時変化に敏感に反応する。このため、オペレータ
による常時監視と熟練した調節を必要とする。
ち、インキ量と湿し水量のバランスが印刷品質に大きく
影響し、特に水の蒸発に影響され、温湿度などの周囲環
境の経時変化に敏感に反応する。このため、オペレータ
による常時監視と熟練した調節を必要とする。
【０００６】このバランスの従来の自動調節方式とし
て、刊行物「計測と制御、ＶＯＬ３１、Ｎｏ.１０、１
９９２年１０月号、１０４１〜１０４６頁、印刷機上計
測と印刷機制御、社団法人計測自動制御学会発行」で提
案されている。
て、刊行物「計測と制御、ＶＯＬ３１、Ｎｏ.１０、１
９９２年１０月号、１０４１〜１０４６頁、印刷機上計
測と印刷機制御、社団法人計測自動制御学会発行」で提
案されている。
【０００７】この従来方式は、図示のように、赤外線を
利用した非接触式のインキ膜厚・含水率計１５によって
ローラ１４面の乳化インキの赤外線透過率を測定し、こ
の測定値から乳化インキの含水率を検出し、この検出値
と目標含水率とを制御装置１６で比較し、両者の差が無
くなるようローラ７の駆動モータ１７の回転速度を増
減、すなわち水元ローラ６の回転数を増減し、湿し水量
を調節する。
利用した非接触式のインキ膜厚・含水率計１５によって
ローラ１４面の乳化インキの赤外線透過率を測定し、こ
の測定値から乳化インキの含水率を検出し、この検出値
と目標含水率とを制御装置１６で比較し、両者の差が無
くなるようローラ７の駆動モータ１７の回転速度を増
減、すなわち水元ローラ６の回転数を増減し、湿し水量
を調節する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従来方式では含水率制
御によって印刷品質を高めようとするものであるが、ロ
ーラ１４面の含水率に所期のものを得るも、版胴９での
転写時のインキ膜厚と含水率や印刷紙１２の湿潤状態、
温湿度など印刷工程の各部状態及び周囲環境によって印
刷品質が変化する。
御によって印刷品質を高めようとするものであるが、ロ
ーラ１４面の含水率に所期のものを得るも、版胴９での
転写時のインキ膜厚と含水率や印刷紙１２の湿潤状態、
温湿度など印刷工程の各部状態及び周囲環境によって印
刷品質が変化する。
【０００９】すなわち、従来方式ではローラ１４面の含
水率を目標含水率に制御するが、この目標含水率は経験
則にしたがって設定されるもので、印刷品質に影響する
工程各部状態や周囲環境を考慮した含水率制御にはなら
ないため、印刷品質の向上は難しくなる。
水率を目標含水率に制御するが、この目標含水率は経験
則にしたがって設定されるもので、印刷品質に影響する
工程各部状態や周囲環境を考慮した含水率制御にはなら
ないため、印刷品質の向上は難しくなる。
【００１０】なお、従来方式では、印刷終了したものを
別途の検査装置によって検査しているが、この検査は印
刷品質（印刷物の濃淡、色調変化、インキによる汚れ、
インキ飛び、白抜け等）を判定するのみで、品質向上の
ための対策・処理機能を有するものではない。
別途の検査装置によって検査しているが、この検査は印
刷品質（印刷物の濃淡、色調変化、インキによる汚れ、
インキ飛び、白抜け等）を判定するのみで、品質向上の
ための対策・処理機能を有するものではない。
【００１１】本発明の目的は、印刷工程の各部状態及び
周囲環境による印刷品質の低下を無くした乳化インキの
含水率制御を得る印刷機制御装置を提供することにあ
る。
周囲環境による印刷品質の低下を無くした乳化インキの
含水率制御を得る印刷機制御装置を提供することにあ
る。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、インキに湿し水を混合した乳化インキを
版胴の画像部上に得て印刷紙に転写する印刷機におい
て、印刷を終えた印刷紙の紙面の一部の画像を撮影する
撮影手段と、この撮影画像の濃度と該撮影画像と同じ画
像にした基準画像が持つ濃度との大小を比較するコンピ
ュータ画像処理部と、前記濃度の比較結果から前記撮影
画像の濃度を基準画像の濃度に合わせる方向に前記湿し
水量を制御する湿し水制御手段とを備えたことを特徴と
する。
決を図るため、インキに湿し水を混合した乳化インキを
版胴の画像部上に得て印刷紙に転写する印刷機におい
て、印刷を終えた印刷紙の紙面の一部の画像を撮影する
撮影手段と、この撮影画像の濃度と該撮影画像と同じ画
像にした基準画像が持つ濃度との大小を比較するコンピ
ュータ画像処理部と、前記濃度の比較結果から前記撮影
画像の濃度を基準画像の濃度に合わせる方向に前記湿し
水量を制御する湿し水制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【００１３】また、前記コンピュータ画像処理部は、前
記基準画像は文字又は図形画像とし、該文字又は図形画
像の画像部面積と前記撮影画像の同じ文字又は図形の画
像部面積との大小を比較して濃度の大小を判定すること
を特徴とする。
記基準画像は文字又は図形画像とし、該文字又は図形画
像の画像部面積と前記撮影画像の同じ文字又は図形の画
像部面積との大小を比較して濃度の大小を判定すること
を特徴とする。
【００１４】
【作用】印刷を終えた印刷紙の紙面の印刷濃度と同じ画
像になる基準画像の濃度の比較によりフィードバック制
御で湿し水量を制御し、印刷濃度を基準画像の濃度に合
わせる。
像になる基準画像の濃度の比較によりフィードバック制
御で湿し水量を制御し、印刷濃度を基準画像の濃度に合
わせる。
【００１５】これにより、インキの含水率制御は、印刷
品質に影響する工程各部状態や周囲環境の変化を含めた
含水率制御を得、これら要因による印刷品質の低下を無
くした印刷を得る。
品質に影響する工程各部状態や周囲環境の変化を含めた
含水率制御を得、これら要因による印刷品質の低下を無
くした印刷を得る。
【００１６】撮影画像と基準画像の濃度比較に、文字又
は図形画像の面積の大小を比較する。これにより、画像
濃度を文字又は図形の「にじみ」や「かすれ」に対応さ
せ、撮影画像には濃度そのものの検出を不要にする。
は図形画像の面積の大小を比較する。これにより、画像
濃度を文字又は図形の「にじみ」や「かすれ」に対応さ
せ、撮影画像には濃度そのものの検出を不要にする。
【００１７】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示す装置構成図
である。湿し水５と湿しローラ６及び駆動ローラ１７の
部分は従来と同等のものにされる。
である。湿し水５と湿しローラ６及び駆動ローラ１７の
部分は従来と同等のものにされる。
【００１８】ＣＣＤカメラ２１は、印刷機で印刷された
新聞紙２２の紙面を被写体とし、新聞紙２２のある決ま
った位置を撮影する。この位置識別は、カットオフコン
トローラ２３から得る同期信号を利用する。
新聞紙２２の紙面を被写体とし、新聞紙２２のある決ま
った位置を撮影する。この位置識別は、カットオフコン
トローラ２３から得る同期信号を利用する。
【００１９】カットオフコントローラ２３は、印刷最終
工程を終えて新聞紙２２として切断される時の信号を同
期信号として取り出す。
工程を終えて新聞紙２２として切断される時の信号を同
期信号として取り出す。
【００２０】コンピュータ画像処理部２４は、ＣＣＤカ
メラ２１の撮影画像を取り込み、この撮影画像とあらか
じめ撮影しておいた学習撮影画像との濃度の大小比較に
より印刷濃度を判別する。この印字濃度の判別は、後に
詳細に説明するように、紙面の同じ位置のひらがな文字
の画像部面積の大小比較によってなされる。
メラ２１の撮影画像を取り込み、この撮影画像とあらか
じめ撮影しておいた学習撮影画像との濃度の大小比較に
より印刷濃度を判別する。この印字濃度の判別は、後に
詳細に説明するように、紙面の同じ位置のひらがな文字
の画像部面積の大小比較によってなされる。
【００２１】湿し水制御部２５は、コンピュータ画像処
理部２４からの濃度判別信号からファジー制御により駆
動モータ１７の回転速度を制御する。
理部２４からの濃度判別信号からファジー制御により駆
動モータ１７の回転速度を制御する。
【００２２】このように、湿し水量の制御は、印刷を終
えた新聞紙面の印字濃度からフィードバック制御を行
い、印字濃度を設定濃度に合わせる。したがって、イン
キの含水率制御は、印刷品質に影響する工程各部状態や
周囲環境の変化を含めた含水率制御になり、これら要因
による印刷品質の低下を無くした印刷を得ることができ
る。
えた新聞紙面の印字濃度からフィードバック制御を行
い、印字濃度を設定濃度に合わせる。したがって、イン
キの含水率制御は、印刷品質に影響する工程各部状態や
周囲環境の変化を含めた含水率制御になり、これら要因
による印刷品質の低下を無くした印刷を得ることができ
る。
【００２３】図２は、コンピュータ画像処理部２４及び
湿し水制御部２５における印字濃度判別と湿し水制御の
フローチャートを示す。
湿し水制御部２５における印字濃度判別と湿し水制御の
フローチャートを示す。
【００２４】コンピュータ画像処理部２４は、ひらがな
５０音のそれぞれの文字面積を学習しておく（Ｓ１）。
この学習は、良好な品質の新聞紙２２の紙面にある各ひ
らがなをＣＣＤカメラ２１で撮影し、この画像を取り込
んで画像部の黒部分の面積Ｄを求める。
５０音のそれぞれの文字面積を学習しておく（Ｓ１）。
この学習は、良好な品質の新聞紙２２の紙面にある各ひ
らがなをＣＣＤカメラ２１で撮影し、この画像を取り込
んで画像部の黒部分の面積Ｄを求める。
【００２５】次に、コンピュータ画像処理部２４は、印
刷機により印刷開始された新聞紙２２の紙面の画像をＣ
ＣＤカメラ２１を介して取り込み、この画像から任意の
１つのひらがなをピックアップする（Ｓ２）。
刷機により印刷開始された新聞紙２２の紙面の画像をＣ
ＣＤカメラ２１を介して取り込み、この画像から任意の
１つのひらがなをピックアップする（Ｓ２）。
【００２６】ひらがなのピックアップができないとき
（Ｓ３）、ＣＣＤカメラ２１の撮影位置、すなわち同期
位置を変える（Ｓ４）。これにより任意の１つのひらが
なの撮影画像をピックアップする。
（Ｓ３）、ＣＣＤカメラ２１の撮影位置、すなわち同期
位置を変える（Ｓ４）。これにより任意の１つのひらが
なの撮影画像をピックアップする。
【００２７】次に、ピックアップした１文字のひらがな
の面積Ｓを計算し（Ｓ５）、この面積ＳとステップＳ１
で学習しておく同じひらがなの面積Ｄとの比Ａ（＝Ｄ／
Ｓ）を求める（Ｓ６）。
の面積Ｓを計算し（Ｓ５）、この面積ＳとステップＳ１
で学習しておく同じひらがなの面積Ｄとの比Ａ（＝Ｄ／
Ｓ）を求める（Ｓ６）。
【００２８】次に、コンピュータ処理部２４は、面積比
Ａが一定の範囲Ｂ以内か否かを判定する（Ｓ７）。この
判定結果は湿し水制御部２５に与えられる。
Ａが一定の範囲Ｂ以内か否かを判定する（Ｓ７）。この
判定結果は湿し水制御部２５に与えられる。
【００２９】湿し水制御部２５は、濃度比が一定の範囲
内Ａ＝Ｂのときはファジー制御により水元ローラの回転
速度を変更することなく、現在の湿し水量で運転を継続
する（Ｓ８）。
内Ａ＝Ｂのときはファジー制御により水元ローラの回転
速度を変更することなく、現在の湿し水量で運転を継続
する（Ｓ８）。
【００３０】また、比Ａが範囲Ｂから外れているとき、
Ａ＞Ｂか否かを判定し（Ｓ９）、Ａ＞Ｂのときには湿し
水量を増やす制御を行い（Ｓ１０）、逆にＡ＜Ｂのとき
には湿し水量を減らす制御を行う（Ｓ１１）。
Ａ＞Ｂか否かを判定し（Ｓ９）、Ａ＞Ｂのときには湿し
水量を増やす制御を行い（Ｓ１０）、逆にＡ＜Ｂのとき
には湿し水量を減らす制御を行う（Ｓ１１）。
【００３１】以上までのＳ２〜Ｓ１１の処理は、ＣＣＤ
カメラ２１位置に転送される新聞紙２２の各１枚毎また
は適当な枚数毎に繰り返される。
カメラ２１位置に転送される新聞紙２２の各１枚毎また
は適当な枚数毎に繰り返される。
【００３２】このように、１つのひらがなの面積が基準
となる同じひらがなの面積よりも大きいか否かを判別す
ることは、印刷文字の「にじみ」や「かすれ」が文字の
面積を変化させることから文字の濃度の高低に対応さ
せ、面積から濃度が高いか低いかを判別することにな
る。
となる同じひらがなの面積よりも大きいか否かを判別す
ることは、印刷文字の「にじみ」や「かすれ」が文字の
面積を変化させることから文字の濃度の高低に対応さ
せ、面積から濃度が高いか低いかを判別することにな
る。
【００３３】したがって、ＣＣＤカメラ２１による撮影
は、画像の濃度分解能として白と黒の２値判別ができれ
ば良く、ＣＣＤカメラ２１、コンピュータ画像処理部２
４の装置構成の簡単化及び信号処理の簡単化を図ること
ができる。
は、画像の濃度分解能として白と黒の２値判別ができれ
ば良く、ＣＣＤカメラ２１、コンピュータ画像処理部２
４の装置構成の簡単化及び信号処理の簡単化を図ること
ができる。
【００３４】なお、実施例においては、湿し水量の制御
をファジー制御とする場合を示すが、一般の自動制御系
によるＰＩコントローラ構成にして同等の作用効果を得
ることができる。
をファジー制御とする場合を示すが、一般の自動制御系
によるＰＩコントローラ構成にして同等の作用効果を得
ることができる。
【００３５】また、印刷機はオフセット印刷機などイン
キに対する湿し水量制御を行う印刷機に適用できる。
キに対する湿し水量制御を行う印刷機に適用できる。
【００３６】さらに、コンピュータ画像処理部による画
像濃度の判定は、１つのひらがなの面積比較が新聞印刷
では好ましい手段になるが、英数字や絵柄のみになる印
刷物では任意箇所の図形・文字の濃度又は面積をあらか
じめ学習しておくことで判定できる。
像濃度の判定は、１つのひらがなの面積比較が新聞印刷
では好ましい手段になるが、英数字や絵柄のみになる印
刷物では任意箇所の図形・文字の濃度又は面積をあらか
じめ学習しておくことで判定できる。
【００３７】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、印刷を
終えた印刷紙の紙面の印刷濃度と同じ画像になる基準画
像の濃度の比較によりフィードバック制御で湿し水量を
制御し、印刷濃度を基準画像の濃度に合わせるようにし
たため、インキの含水率制御は印刷品質に影響する工程
各部状態や周囲環境の変化を含めた含水率制御になり、
これら要因による印刷品質の低下を無くした印刷を得る
ことができる。
終えた印刷紙の紙面の印刷濃度と同じ画像になる基準画
像の濃度の比較によりフィードバック制御で湿し水量を
制御し、印刷濃度を基準画像の濃度に合わせるようにし
たため、インキの含水率制御は印刷品質に影響する工程
各部状態や周囲環境の変化を含めた含水率制御になり、
これら要因による印刷品質の低下を無くした印刷を得る
ことができる。
【００３８】また、本発明は、撮影画像と基準画像の濃
度比較に、文字又は図形画像の面積の大小を比較するよ
うにしたため、画像濃度を文字又は図形の「にじみ」や
「かすれ」に対応させることができ、撮影画像には濃度
そのものの検出を不要にして撮影装置や画像処理装置の
簡単化を図ることができる。
度比較に、文字又は図形画像の面積の大小を比較するよ
うにしたため、画像濃度を文字又は図形の「にじみ」や
「かすれ」に対応させることができ、撮影画像には濃度
そのものの検出を不要にして撮影装置や画像処理装置の
簡単化を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す装置構成図。
【図２】実施例における濃度判別と湿し水制御のフロー
チャート。
チャート。
【図３】印刷機ユニット構成と従来の制御例。
１…インキつぼ ５…湿し水 ６…水元ローラ ９…版胴 １２…印刷紙 １５…インキ膜厚・含水率計 １７…駆動モータ ２１…ＣＣＤカメラ ２２…印刷した新聞紙 ２３…カットオフコントローラ ２４…コンピュータ画像処理部 ２５…湿し水制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｆ 33/14
Claims (2)
- 【請求項１】 インキに湿し水を混合した乳化インキを
版胴の画像部上に得て印刷紙に転写する印刷機におい
て、 印刷を終えた印刷紙の紙面の一部の画像を撮影する撮影
手段と、 この撮影画像の濃度と該撮影画像と同じ画像にした基準
画像が持つ濃度との大小を比較するコンピュータ画像処
理部と、 前記濃度の比較結果から前記撮影画像の濃度を基準画像
の濃度に合わせる方向に前記湿し水量を制御する湿し水
制御手段とを備えたことを特徴とする印刷機制御装置。 - 【請求項２】 前記コンピュータ画像処理部は、前記基
準画像は文字又は図形画像とし、該文字又は図形画像の
画像部面積と前記撮影画像の同じ文字又は図形の画像部
面積との大小を比較して濃度の大小を判定することを特
徴とする請求項１記載の印刷機制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5317607A JPH07164619A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 印刷機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5317607A JPH07164619A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 印刷機制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164619A true JPH07164619A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18090090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5317607A Pending JPH07164619A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 印刷機制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07164619A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6230622B1 (en) | 1998-05-20 | 2001-05-15 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Image data-oriented printing machine and method of operating the same |
| US6644194B2 (en) | 2001-07-04 | 2003-11-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | System and method for automatically optimizing a control quantity for a printer |
| JP2009517242A (ja) * | 2005-11-25 | 2009-04-30 | カーベーアー−ジオリ ソシエテ アノニム | 印刷機上での被印刷体の処理中に被印刷体上の印刷エラーの発生を検出する方法 |
| CN103264577A (zh) * | 2013-04-15 | 2013-08-28 | 安徽安泰新型包装材料有限公司 | 一种卷筒纸水分调节装置、方法和*** |
| CN103264576A (zh) * | 2013-04-15 | 2013-08-28 | 深圳劲嘉彩印集团股份有限公司 | 一种单张纸水分调节装置、方法和*** |
| CN114555378A (zh) * | 2020-02-26 | 2022-05-27 | 兄弟工业株式会社 | 打印机、控制方法及控制程序 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5317607A patent/JPH07164619A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6230622B1 (en) | 1998-05-20 | 2001-05-15 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Image data-oriented printing machine and method of operating the same |
| US6644194B2 (en) | 2001-07-04 | 2003-11-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | System and method for automatically optimizing a control quantity for a printer |
| JP2009517242A (ja) * | 2005-11-25 | 2009-04-30 | カーベーアー−ジオリ ソシエテ アノニム | 印刷機上での被印刷体の処理中に被印刷体上の印刷エラーの発生を検出する方法 |
| JP2013010362A (ja) * | 2005-11-25 | 2013-01-17 | Kba-Notasys Sa | 印刷機上での被印刷体の処理中に被印刷体上の印刷エラーの発生を検出する方法 |
| US8613254B2 (en) | 2005-11-25 | 2013-12-24 | Kba-Notasys Sa | Method for detection of occurrence of printing errors on printed substrates during processing thereof on a printing press |
| CN103264577A (zh) * | 2013-04-15 | 2013-08-28 | 安徽安泰新型包装材料有限公司 | 一种卷筒纸水分调节装置、方法和*** |
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| CN114555378A (zh) * | 2020-02-26 | 2022-05-27 | 兄弟工业株式会社 | 打印机、控制方法及控制程序 |
| CN114555378B (zh) * | 2020-02-26 | 2024-01-26 | 兄弟工业株式会社 | 打印机、控制方法及控制程序 |
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