JPH07163631A - 自己相似スペクトル構造の性質を利用した生体機能刺激法及び装置 - Google Patents

自己相似スペクトル構造の性質を利用した生体機能刺激法及び装置

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JPH07163631A
JPH07163631A JP5345745A JP34574593A JPH07163631A JP H07163631 A JPH07163631 A JP H07163631A JP 5345745 A JP5345745 A JP 5345745A JP 34574593 A JP34574593 A JP 34574593A JP H07163631 A JPH07163631 A JP H07163631A
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JP5345745A
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Koji Sasaki
孝司 佐々木
Haruo Tanaka
治雄 田中
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 心理誘導、能力開発、睡眠導入、老化防止、
疲労回復、病気予防/治療、ストレス解消等を効果的に
行うために、生体全体がもつカオス特性であるスペクト
ル構造に沿って生体機能を刺激する方法及び装置を提供
する。 【構成】 生体のカオスのスペクトル構造として発明者
が特定した自己相似なスペクトル構造を構成する信号発
生回路(5〜8,11〜14,15,16)と、その信
号を選択または合成するスイッチ類、及びそれらの信号
により直接に及び/又はそれらの信号により変調される
変調回路(10,17〜21)後に接続された音波、電
磁波等の変換器(29〜31,35〜37)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野>本発明は、心理を誘導したり、生
体の機能を向上させるために、生体のカオス特性を考慮
して生体を刺激する方法及び装置に関する。 <従来の技術>心理誘導、能力開発、睡眠導入、老化防
止、疲労回復、病気予防/治療、ストレス解消等のため
に、物理的手段に依って生体を外部から刺激する方法/
装置は従来から数多く有るが、一部脳波等についてはそ
の周波数分布から刺激周波数値がある程度限定されてい
る以外は、有効な刺激周波数の範囲は試行錯誤によって
いるのが現状であり、生体のどの部位にどの周波数が効
くという概念はほとんど認識されていない。これは生体
の仕組みの理解が途上にあるためと思われるが、最近生
体をカオスとみる見方が登場して来た。例えば、フリー
マンは臭覚中枢にカオスが存在することを実験的に確か
め、違った匂い物質に対し、対応した周波数のリミット
サイクルがそれぞれ誘起されていることを発見した。
又、一般にカオスには系の種類に依らない普遍則がある
ことが明かとなり、その中に自己相似なスペクトル構
造、即ち、フラクタル性を持つスペクトル構造があり得
ることがわかり、生体のカオスについてではないが実験
的にも確かめられている。 <発明の課題>本発明の目的は、<従来の技術>後半で
述べたカオス研究、及び、発明者が生体のカオス特性に
ついて行った研究結果から、生体全体がこのようなカオ
ス特性を持っていることを予想し、より効果的に心理誘
導、能力開発、睡眠導入、老化防止、疲労回復、病気予
防/治療、ストレス解消等を行うために、生体のスペク
トル構造に沿って生体機能を刺激する方法及び装置を提
供しようとするものである。 <課題を解決するための手段>本発明の上述したような
課題を解決するためには、生体のカオスのスペクトル構
造の絶対値を定める必要がある。本発明者は、脳波計、
サーモグラフィー等を用いて体性感覚の実験を行い、自
己相似なスペクトル構造を示す人体の周波数特性と特定
周波数と体性感覚の部位との対応関係を見いだし、2.
特許請求の範囲に述べた周波数範囲を特定した。本発明
は2.特許請求の範囲の(1)項に掲げる(ア)〜
(カ)、(ア)’〜(カ)’の周波数値の周波数帯を含
む、生体反応に対して自己相似なスペクトル構造を有す
る信号発生回路、及び/又は2.特許請求の範囲の
(1)項に掲げる(ア)〜(カ)、(ア)’〜(カ)’
の周波数値の周波数帯について生体反応に対して相似な
作用をする周波数帯の全部又は一部の周波数の信号発生
回路を有し、それらの信号発生回路に接続された、及び
/又は、それらの信号発生回路の信号による変調回路の
後に接続された超音波を含む音波の発生器、静電的波、
磁気波及び光を含む電磁波の発生器、機械振動の発生器
などを有する。 <実施例の説明>本発明を実施例に基づいて以下に説明
する。想定された生体カオスの自己相似なスペクトル構
造に沿った連続スペクトルの刺激を得るために、例え
ば、流体系のカオスそのものの発する音波等をそのまま
利用することが考えられる。又、それを一度電気信号に
変換して加工することも可能である。更に、周波数値の
調整等操作性を良くするために、フイルタ回路や梯子型
回路等の連鎖回路等を用い、阻止域、通過域を、或い
は、共振点、***振点を刺激周波数に合わせる方法があ
る。又、演算回路、非線形素子等を用いて直接カオス等
を発生する方法もある。しかし、前者では周波数分布及
びパワー値を刺激目的に応じて変えるのに、多くの回路
要素を一斉に調整する必要がある。後者では、どの基本
周波数に対しても同じレベルのカオスに保つために、い
ちいち制御パラメータを適値に調整する必要がある。 ○実施例1 この実施例では、相似な作用をする各周波数帯の周波数
の正弦波発振回路をそれぞれ用意しておき、それらの周
波数をノコギリ波及び/又は1/fゆらぎ信号で一斉に
変調することで、目的の自己相似連続スペクトル信号を
得る方法をとっている。この実施例のブロック図を添付
図面の第1図に示す。これに基づき基本的な流れを説明
する。11〜14は電圧−周波数変換による発振回路
で、実施例では11は2.特許請求の範囲の(ア)
(ア)’、12は同(イ)(イ)’、13は同(エ)
(エ)’の周波数を発振する。14は同(イ)(イ)’
の周波数を発振するが、後に同(ウ)の周波数に変換さ
れる。5〜8は加算器で、15のノコギリ波発生器から
のノコギリ波、16の1/fゆらぎ波発生器からの1/
fゆらぎ信号、及びポテンショメータによる一定信号が
入力する。5〜8で作られたこれらの合成信号は各発振
回路11〜14に入力され、その入力信号に比例した周
波数が各々発振される。この際、各発振回路は、同じ入
力電圧に対しては、各々の発振周波数帯の中の互いに相
似な作用をする周波数が発振されるように調整されてい
る。更に、これらの発振出力は周波数制御信号発生器5
〜8の出力信号により17〜21で振幅制御され、22
〜25の増幅器、32〜34の電力制御回路に入り、本
実施例では電磁波、音波、超音波及び光の最終出力に変
換されるようになっている。更に本実施例では、各発振
器によって発振される各周波数帯において、より低い周
波数帯の信号によって、より高い周波数帯の信号が振幅
変調されるようにもなっており、S10、S13〜S
15、S17〜S19はその切り換えスイッチである。
又、本実施例においては、発振器12の信号と、その信
号を位相変調(または位相制御)した信号とが2個のス
ピーカ30により、音刺激として出力されるようになっ
ている。2個のスピーカ30は、スイッチS23により
互いに切り換わるようになっている。以上は、基本的な
流れである。特許請求の範囲(ウ)は、ちょうど可視光
線にあたっているので、この周波数とその上下帯を出力
するには自由電子レーザ等が望ましいが、本実施例では
簡便法として三色光による構成としている。従って、可
視光線の上下帯はカバーしていない。ここでは、この構
成法について説明する。まず、振幅制御された2.特許
請求の範囲(イ)(イ)’の周波数の信号を、赤と相似
な作用を持つ266Hz〜324Hzを選択通過させる
フィルタ、緑と相似な作用を持つ377Hz〜423H
zを選択通過させるフィルタ、青と相似な作用を持つ4
23Hz〜483Hzを選択通過させるフィルタに入
れ、その各出力を実効値信号に変換し、それに比例した
電力がそれぞれ赤電球、緑電球及び青電球に供給される
仕組みになっている。次に、出力部について説明する。
本実施例においては、電磁波出力として2つの50T、
30φの空心ソレノイドコイル、音波出力として2つの
1Wスピーカ、超音波出力として1Wのトランスデュー
サ、光出力として20W電球3個を用いている。ソレノ
イドコイルの2つというのは、左巻きと右巻きであり、
本実施例で最大300mAを供給するようになってい
る。各出力はスイッチS22、S24〜S27で単独に
切れるようになっている。又、2つのソレノイドコイル
とスピーカのひとつもスイッチS21で切り換えること
ができる。一般に、各出力は生体の作用部位の10cm
以内の距離に接近して置くことも可能であるが、生体か
ら1〜2mくらい離れたところに各々自由に配置して、
全身に各波動を働かせることも可能である。その際、各
出力器は体に正中するか左右対称に置くことが望まし
い。本実施例においては、第2図のような固定配置とし
て体の正面、背面から刺激する、或いは、体の左右に対
称に置いて刺激する方法をとっている。ここでは、本実
施例における振幅制御(17〜21)について説明す
る。各振幅制御回路にはコンパレータ回路が含まれてお
り、各周波数制御信号発生器の出力が、2つの可変抵抗
器により外部から設定した電圧範囲に入ると、各発振回
路からの信号の振幅がしぼられるようになっている。こ
れによって、刺激周波数の一時的除去がなされる。ま
た、これとは別にもうひとつの可変抵抗器により、発振
回路からの信号の振幅が設定できるようになっている。
次に、上記実施例による実験結果の例を示す。 [実験1] 周波数を刺激該当部位に合わせると、その
部位を中心に温度変化させることができる。例えば、頭
部を刺激するために人体に9.9Hzで振輻変調された
光、546Hzの音、紫色光を各々個々に与えた場合、
頭部の温度を確かに上げていることがわかった。また、
各刺激は相似な作用をしていることが、サーモグラフィ
による測定により確かめられた。これを第3図〜第5図
に示す。 [実験2] 人体の胃部中央部に対応する周波数、即ち
400Hzの音刺激等を3分間加えた後、これを取り除
くとその部位を刺激時よりさらに温度上昇させることが
可能であることがサーモグラフィにより確かめられた。 [実験3]人体の下腹部に刺激を与えるのに、290H
zの音刺激を与えると、下腹部の相対的な温度上昇が確
認された。これを第6図に示す。更に、この効果を高め
るために、290Hzと相似な作用を持つ赤色の光刺
激、5.2Hzの電磁波刺激を加えると、第6図と相似
でしかも大きな温度変化が得られ、自己相似なスペクト
ル構造に沿った刺激により相乗作用が生ずることが確認
された。第7図にその例を示す。 [実験4] 自己相似なスペクトル構造に刺激周波数分
布がなるように、各発振器の周波数を一斉にノコギリ波
で掃引した場合、被験者に於いて心地よい頭寒足熱が誘
導され、サーモグラフィーでも一様な温度上昇が確認さ
れた。被験者が気功体験者である場合、この状態が発功
状態の体験と似ているといっている。このような刺激下
では、腱鞘炎の即時治癒のケースもある。尚、このよう
なスペクトルの刺激は、人体のみならず、動物など他の
生体でも有効であることが確認されている。 [実験5]脳に刺激を与えるために、しかし単に脳波帯
周波数の刺激に依っているのでは無いことを示すために
あえて9.9Hzの周波数出力を切って、9.9Hzと
各々相似な作用を持つ546Hzの電磁波刺激、紫色光
刺激、920.4kHzの超音波刺激を与えたところ、
ミッドα波の誘導、及び頭部の全般的な温度上昇と一部
鼻上部(額下部)の温度低下が確認された。これは、脳
活動の活発化を示すものと思われ、実際ヒラメキの状態
が被験者において体験された。この状態の誘導は、各刺
激に1/fゆらぎを付加すると長く保持することができ
た。また、黄色又は黄色と相似な作用を持つ刺激を補う
とこの現象が促進された。このように、本発明が従来の
脳波帯周波数刺激によるものと本質的に異なるものであ
ることが確認された。 [実験6] 全身に同時に働く周波数である200Hz
の音波刺激と、それと相似な作用を持つ3.6Hzの電
磁波刺激を5分程度与えた後、実験4と同様な自己相似
スペクトル構造に10分程度刺激したところ、フリッカ
ー値の著しい改善が見られ、疲労回復に効果があること
が確認された。 [実験7] 不眠症の人に、実験6のパターンと赤色光
とそれに相似な作用を持つ各周波数の、それぞれ一斉に
1/fゆらぎ波で変調した刺激をくわえたところ、良く
眠れるようになった。実際、脳波のθ波、δ波の誘導も
確認された。 [実験8] 360Hzで振幅変調された光刺激及び3
60Hzと相似な作用をもつ周波数刺激によって、覚醒
作用があることが被験者により体験され、血圧(特に最
高血圧)、脈拍数の増加も観測された。 [実験9] 食欲不振を訴える人に対し、まず定位相の
403Hzの音刺激と、それからわずかに位相を遅らせ
た音刺激を与えると、被験者に於いて胃酸の分泌が体験
され、さらに緑光とそれに相似な作用を持つ各周波数の
それぞれに一斉に1/fゆらぎをかけた刺激を与える
と、脳波が1/fゆらぎの様なα波となり、食欲が出て
くることが確認された。さらに、整腸作用も確認され
た。1/fゆらぎのα波は気分の良い時に出る脳波であ
ることが知られている。 ○実施例2 偶然にも相似な作用をする帯域のひとつ2.特許の請求
範囲の(ウ)項は、可視光領域に一致している。色の心
理効果についてはすでに良く研究されているので、その
効果を他の相似作用する帯域でも利用できる。色を変え
ずにその効果に別の色に相似な効果を付加したり修正す
ることが可能である。この実施例はこの点に関するもの
である。黄色は注意色である。たとえば交通信号の赤信
号をさらにあざやかに見せるには、その輝度に、黄色に
相当する315Hz〜377Hz程度の、及び/又は、
6.4Hz〜6.9Hz程度等の周波数による変動を与
えれば良い。第8図はその回路の例であり、一定輝度を
中心に強弱に振動するようになっている。第9図はこれ
を人に見せた時の上半身の体表面温度分布を示すもので
あり、赤色の効果に、黄色を見せた時と同じ効果が付加
されていることが確認された。別の例として、赤信号は
交通渋滞時等において、しばしばイライラの原因にな
る。これは赤のもつ破壊的な心理の誘導作用とも考えら
れ、そのような場合に鎮静化作用のある青紫系統の色と
相似な作用を持つ423Hz〜546Hz程度の、及び
/又は7.8Hz〜9.9Hz程度等の周波数による輝
度の変動を加えると良い。この方法により実際赤のうっ
とうしさが沈められることが実験により確認された。 ○実施例3 実験例2と同様の考えによるものであるが、ここでは照
明光についてその作用を強調したり、その作用を付加あ
るいは打ち消したりする実施例を述べる。白色光であっ
ても、その輝度あるいは明るさのゆらぎの周波数が2.
特許の請求範囲で述べた周波数帯にあれば、生体に影響
を与えることができる。そこで、照明としての白色光に
対し、実施例1の実験4で述べたようなスペクトル構造
をした信号でこれを変調すると、意識せずに体調を整え
る作用のある照明がつくれる。同様に、たとえば白色光
の明るさを実施例1の実験5で述べたような信号により
変調することにより、インスピレーションをもたらす照
明が可能であるし、1/fゆらぎの400Hz前後、
7.2Hz前後などの周波数により変調して、食欲をう
ながす照明等も可能である。また、白色光であってもハ
ダカ電球のようなやわらかい感じを付加することができ
る。赤に相似な作用を持つ周波数帯の1/fゆらぎで変
調する等の方法でこれは達成できる。逆にハダカ電球で
あっても、そのスペクトルが赤の方に片寄っていること
によるボーとした印象を、青と相似な作用を持つ周波数
帯で変調することにより、全体として白色光に感じるの
と同様な感覚を与えることができる。他の例として、ピ
ンク系の照明は緊張をほぐし、精神的な興奮を鎮める作
用があることが知られているが、照明の明るさをピンク
と相似な作用を持つたとえば300Hz前後の周波数で
変調することにより、相乗効果を生じさせて、その効果
を高めることができる。 ○実施例4 ここでは、音の大きさを変調することによる実施例につ
いて述べる。2.特許の請求範囲で述べた周波数のうち
(イ)(イ)’は可聴周波数帯の一部である。そこでこ
の音波のすでに持っている作用に対し、その強調、打ち
消し、及び新しい作用の付加等を行ったり、同(イ)
(イ)’からは外れて特に指定のない周波数帯の音に、
作用を付加することができる。一例として、目覚まし時
計、サイレンなどの警告音を効果的にするために、ま
ず、実施例1の実験8に述べたように覚醒作用のある3
60Hzの音を作り、その振幅を360Hzと相似な作
用のある6.5Hzで変調して相乗効果を起こす方法が
ある。ちなみにこの360Hzと6.5Hzは注意色で
ある黄色と相似な作用を持つ周波数である。すでに音の
周波数が習慣などで指定されているような場合でも6.
4Hz〜6.9Hz、351Hz〜377Hzの変調を
加えることにより、その音への注意をうながすことがで
きる。又、これらの周波数の整数倍の周波数を用いた
り、これらの周波数の高調波が含まれる矩形波等を用い
て、音の効果をたかめることも当然可能である。以上、
本発明を様々な実施例、実験例により説明してきたが、
本発明の権利範囲を逸脱しないように様々のバリエーシ
ョンが可能であることは容易に理解できよう。尚、実施
例4の音の例で明かなように、一般に2.特許の請求範
囲で述べた各周波数により変調される波動は、その周波
数が必ずしも2.特許の請求範囲で述べた各周波数帯に
含まれている必要はない。 <発明の効果>本発明の効果については、上記実施例、
実験例でその都度述べてきたように多様なものがある
が、その特色は、生体を、もともと生体が持つであろう
自己相似なスペクトル構造に沿って刺激するものであ
り、しかもその刺激目的に応じた周波数の選択と配合が
可能であるため、生体の各種の機能を、生体に直接触れ
ないでも、目的とするところに顕著に誘導することが可
能な点にある。又、本発明の効果として、次のような点
も期待できる。即ち、本発明者の測定結果によると、一
定周波数のまま不必要に刺激を加え続けると負の効果が
現れることがある。従って、生活環境が知らず知らずの
内に人体へ負の効果を及ぼしている場合もありうる。そ
のような場合、その効果を打ち消すような刺激を加えた
り、別の効果を導く刺激を加えることでバランスを取る
ようにして、生活環境の改善をはかることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例1のブロック図であり、第2図は
実施例1の出力部の配置を示したものである。第3図〜
第5図は実施例1による相似な作用を示すサーモグラフ
ィの実験結果である。第6図と第7図は実施例1による
単刺激と自己相似刺激の比較である。第8図は実施例2
のブロック図を示すもので、第9図はそれによる実験結
果である。 1〜4、9 ポテンショメータ 5〜8 周波数制御信号発生器 10 位相制御回路 11〜14 電圧・周波数変換器 15 ノコギリ波発生器 16 1/fゆらぎ発生器 17〜21 振幅制御回路 22〜25 増幅器 26 R信号振幅信号発生回路 27 G信号振輻信号発生回路 28 B信号振幅信号発生回路 29 ソレノイドコイル 30 スピーカ 31 トランスデューサ 32〜34 電力増幅器 35 赤電球 36 緑電球 37 青電球 38 発振回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 人体の足部から頭部までの各部位毎にその部位
    を中心に生体に特定の反応を引き起こす1%程度の許容
    差をもつ (ア)4.86Hzから9.9Hzまでの、例えば足部
    には4.86Hzの波動が働き、下腹部中央には5.9
    Hzの波動が働き、心臓中央部には6.6Hzの波動が
    働き、腹部中央には7.2Hzの波動が働き、咽喉には
    8.8Hzの波動が働き、頭上部には9.9Hzの波動
    が働く各周波数と、(ア)と相似な作用を及ぼす、 (イ)(ア)の55.17倍である、268Hzから5
    46Hzまでの、例えば足部には268Hzの波動が働
    き、下腹部中央には326Hzの波動が働き、心臓中央
    部には364Hzの波動が働き、腹部中央には397H
    zの波動が働き、咽喉には485Hzの波動が働き、頭
    上部には546Hzの波動が働く各周波数と、(ア)と
    相似な作用を及ぼす、 (ウ)(ア)の0.79×1014倍である、3.85
    ×1014Hzから7.89×1014Hzまでの、例
    えば足部には3.85×1014Hzの波動が働き、下
    腹部中央には4.66×1014Hzの波動が働き、心
    臓中央部には5.21×1014Hzの波動が働き、腹
    部中央には5.69×1014Hzの波動が働き、咽喉
    には6.95×1014Hzの波動が働き、頭上部には
    7.89×1014Hzの波動が働く各周波数と、
    (ア)と相似な作用を及ぼす、 (エ)(ア)の9.3×10倍である、4.52×1
    Hzから9.2×10Hzまでの、例えば足部に
    は4.52×10Hzの波動が働き、下腹部中央には
    5.49×10Hzの波動が働き、心臓中央部には
    6.1×10Hzの波動が働き、腹部中央には6.7
    ×10Hzの波動が働き、咽喉には8.18×10
    Hzの波動が働き、頭上部には9.2×10Hzの波
    動が働く各周波数と、(ア)と相似な作用を及ぼす、 (オ)(ア)の9.1×10倍である、4.42×1
    Hzから9.01×10Hzまでの、例えば足部
    には4.42×10Hzの波動が働き、下腹部中央に
    は5.37×10Hzの波動が働き、心臓中央部には
    6.0×10Hzの波動が働き、腹部中央には6.5
    5×10Hzの波動が働き、咽喉には8.01×10
    Hzの波動が働き、頭上部には9.01×10Hz
    の波動が働く各周波数と、(ア)と相似な作用を及ぼ
    す、 (カ)(ア)の8.5×10倍である、4.13×1
    10Hzから8.42×1010Hzまでの、例えば
    足部には4.13×1010Hzの波動が働き、下腹部
    中央には5.02×1010Hzの波動が働き、心臓中
    央部には5.61×1010Hzの波動が働き、腹部中
    央には6.12×1010Hzの波動が働き、咽喉には
    7.48×1010Hzの波動が働き、頭上部には8.
    42×1010Hzの波動が働く各周波数、及び、人体
    全部位に同時に働く (ア)’約0.5Hzから4.86Hzまでと、9.9
    Hzから約18Hzまでの各周波数と(ア)’と相似な
    作用を及ぼす、 (イ)’(ア)’の55.17倍である約27.6Hz
    から268Hzまでと、546Hzから約993Hzま
    での各周波数と(ア)’と相似な作用を及ぼす、 (ウ)’(ア)’の0.79×1014倍である約3.
    95×1013Hzから3.84×1014Hzまで
    と、7.82×1014Hzから約14.22×10
    14Hzまでの各周波数と(ア)’と相似な作用を及ぼ
    す、 (エ)’(ア)’の9.3×10倍である約4.65
    ×10Hzから45.2×10Hzまでと、92.
    1×10Hzから約167.4×10Hzまでの各
    周波数と(ア)’と相似な作用を及ぼす、 (オ)’(ア)’の9.1×10倍である約4.55
    ×10Hzから44.2×10Hzまでと、90.
    1×10Hzから約163.8×10Hzまでの各
    周波数と(ア)’と相似な作用を及ぼす、 (カ)’(ア)’の8.5×10倍である約4.25
    ×10Hzから41.3×10Hzまでと、84.
    2×10Hzから約153×10Hzまでの各周波
    数の周波数帯を含む、 自己相似な、即ち、フラクタル
    性を持つ、スペクトル構造になるように分布した周波数
    の超音波を含む音波、静電的波、磁気波及び光を含む電
    磁波、機械振動等の波動、及び/又は、その周波数によ
    って変調された超音波を含む音波、静電的波、磁気波及
    び光を含む電磁波、機械振動等の波動を加えることによ
    り、及び/又は、取り除くことにより、心理の誘導を含
    む生体機能の刺激方法。 (2) 特許請求の範囲(1)項に掲げた刺激方法を実
    現する装置。 (3)特許請求の範囲(1)項に掲げる(ア)〜
    (カ)、(ア)’〜(カ)’の周波数値の周波数帯に対
    し、生体反応に対して相似な作用をする周波数帯の全部
    又は一部の周波数の超音波を含む音波、静電的波、磁気
    波及び光を含む電磁波、機械振動等の波動、及び/又
    は、その周波数によって変調された超音波を含む音波、
    静電的波、磁気波及び光を含む電磁波、機械振動等の波
    動を加えることにより、及び/又は、取り除くことによ
    り、心理の誘導を含む生体機能の刺激方法。 (4)特許請求の範囲(3)項に掲げた刺激方法を実現
    する装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000030713A1 (fr) * 1998-11-20 2000-06-02 Sato Kiyoshi Dispositif de traitement medical par resonance magnetique et procede de commande de variation de magnetisme
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