JPH07161475A - エレクトロルミネッセンス駆動装置 - Google Patents

エレクトロルミネッセンス駆動装置

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JPH07161475A
JPH07161475A JP5309418A JP30941893A JPH07161475A JP H07161475 A JPH07161475 A JP H07161475A JP 5309418 A JP5309418 A JP 5309418A JP 30941893 A JP30941893 A JP 30941893A JP H07161475 A JPH07161475 A JP H07161475A
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JP
Japan
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transistor
date
circuit
process proceeds
frequency
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Withdrawn
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JP5309418A
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English (en)
Inventor
Hisaaki Ishimaru
寿明 石丸
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型のトランスを使用することなく、小さな
インダクタを用いた効率の良いエレクトロルミネッセン
ス駆動装置を提供する。 【構成】 トランジスタTr1、Tr4は、交互に第1
の周波数でオン、オフを繰り返す。トランジスタTr2
は、トランジスタTr1がオンしているときに、第1の
周波数より速い第2の周波数でオン、オフを行う。この
トランジスタTr2がオンしている間にインダクタL1
に蓄えられたエネルギーが、トランジスタTr2がオフ
となった瞬間に起電力となり、ダイオードD2を通して
EL素子に正の電圧を充電する。同様に、トランジスタ
Tr4がオンしているときに、トランジスタTr3が第
1の周波数より速い第3の周波数でオン、オフを行い、
インダクタL2に蓄えられたエネルギーを、ダイオード
D3を通してEL素子に負の電圧を充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、カメラやポケ
ットコンピュータのメッセージ表示用のバックライト、
あるいは、ミシンにおける液晶式ディスプレイの表示用
バックライトなどに使用されるエレクトロルミネッセン
ス駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のエレクトロルミネッセンス( E
lectroluminescence:EL、以下ELと略記する)駆動
装置として、従来より知られているものには、昇圧トラ
ンスや共振用のインダクタンスを用いて電圧を供給する
ものがある。
【0003】これらは、昇圧トランスの2次側インダク
タンスや共振用のインダクタンスをEL素子の容量に適
合させて共振させるように構成されている。ところで、
EL素子は、約400〜3000Hz、100V程度の
低周波高電圧で駆動することが、EL素子の寿命、輝度
バランスの面から最も効率的である。
【0004】しかし、上記昇圧トランスや共振用のイン
ダクタンスの用いる従来のEL駆動装置において、上記
のような効率的な共振を行わせるためには、低周波であ
るが故に大きなインダクタンス値を必要とし、その結
果、トランスやインダクタンスが大型化するという欠点
がある。
【0005】従来の技術としては、例えば、特開平5ー
36477号公報において、小さなインダクタンスのみ
で大型のトランスを不用とするEL駆動装置が以下のよ
うに開示されている。
【0006】図24は、従来の技術としての上記EL駆
動装置の概略構成図である。直流電源1とEL2に接続
される出力端子3との間に、上記出力端子3に第1の極
性で高電圧を誘起する昇圧チョッパ回路4、及び上記出
力端子3に第2の極性で高電圧を誘起する極性反転昇圧
チョッパ回路5が接続される。
【0007】さらに、上記出力端子3の出力電圧を検出
する検出回路6と、パルス信号を出力して上記両昇圧チ
ョッパ回路4、5のオン、オフを制御することにより、
出力端子3に一定周波数の交流出力を発生させるCPU
10内の周波数制御回路7と、上記検出回路6で検出さ
れた出力電圧を一定値に保つように、上記パルス信号を
制御して直流電源から両昇圧チョッパ回路4、5への給
電時間を制御するCPU10内の電圧制御回路8とを備
え、上記両昇圧チョッパ回路4、5は、上記直流電源1
から給電されるインダクタンス9を共有する。そして、
上記昇圧チョッパ回路4、5を高速にすることで、イン
ダクタンス9を小さくすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両チョ
ッパ回路の昇圧経路中にバイポーラトランジスタ(以下
トランジスタと略記する)があるため、昇圧のエネルギ
ーの一部はこのトランジスタのベース電流として流れる
ので、その分昇圧の効率が落ちる。
【0009】また、このトランジスタのコレクタ、エミ
ッタ間の寄生容量によっても効率が落ちる。一般的に、
電池を電源とする装置においては低消費電流である必要
があり、効率の劣る昇圧回路を使用するのは困難である
という課題があった。
【0010】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、大型のトランスを使用することなく、小さなインダ
クタを用いた効率の良いエレクトロルミネッセンス駆動
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエレクトロルミネッセンス駆動装置は第1
のコイルを含み、この第1のコイルへの通電を断続する
ことにより正の昇圧電圧を出力する第1の昇圧回路と、
第2のコイルを含み、この第2のコイルへの通電を断続
することにより負の昇圧電圧を出力する第2の昇圧回路
と、上記第1および第2の昇圧回路の出力点に接続され
たエレクトロルミネッセンス素子と、第1の所定時間の
間、上記第1の昇圧回路を作動させ、上記第1の所定時
間に続く第2の所定時間の間、上記第2の昇圧回路を作
動させるためのタイミング信号を出力するタイミング信
号生成手段とを具備し、上記第1の昇圧回路から出力さ
れる上記正の昇圧電圧と、上記第2の昇圧回路から出力
される上記負の昇圧電圧を上記エレクトロルミネッセン
ス素子に交互に印加するようにしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明のエレクトロルミネッセンス駆動装置に
おいては、第1のコイルを含み、この第1のコイルへの
通電を断続することにより正の昇圧電圧を出力する第1
の昇圧回路と、第2のコイルを含み、この第2のコイル
への通電を断続することにより負の昇圧電圧を出力する
第2の昇圧回路と、上記第1および第2の昇圧回路の出
力点に接続されたエレクトロルミネッセンス素子を有し
ている。第1の所定時間の間、上記第1のコイルへの通
電を断続して上記第1の昇圧回路を作動させた後、タイ
ミング信号生成手段から、上記第1の所定時間に続く第
2の所定時間の間、上記第2のコイルへの通電を断続し
て上記第2の昇圧回路を作動させるためのタイミング信
号が出力される。そして、上記第1の昇圧回路から出力
される上記正の昇圧電圧と、上記第2の昇圧回路から出
力される上記負の昇圧電圧が、上記エレクトロルミネッ
センス素子に交互に印加される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1(a)、(b)は、本発明のEL駆動装置の
第1実施例を示すものである。
【0014】このEL駆動装置は、プラスの昇圧用イン
ダクタL1とマイナス側の昇圧用インダクタL2を有
し、上記インダクタL1の一方はトランジスタTr1を
介して、直流電源Eのプラス側に接続され、他方は、ダ
イオードD1のアノードとダイオードD2のアノードに
接続される。
【0015】ダイオードD1のカソードは、トランジス
タTr2を介して直流電源Eのマイナス側に接続され、
ダイオードD2のカソードはEL素子の一方及びダイオ
ードD3のアノードに接続される。
【0016】また、インダクタL2の一方は、トランジ
スタTr4を介して直流電源Eのマイナス側に接続さ
れ、他方はダイオードD4のカソードとダイオードD3
のカソードに接続される。
【0017】ダイオードD4のアノードは、トランジス
タTr3を介して直流電源Eのプラス側に接続される。
また、EL素子の他方は、直流電源Eのマイナス側に接
続される。
【0018】以上のように構成された、EL駆動装置の
動作について説明する。図2は、第1実施例でのEL素
子への充電の様子を示すタイムチャートである。
【0019】トランジスタTr1、Tr4は、交互に第
1の周波数でオン、オフを繰り返す。トランジスタTr
2は、少なくともトランジスタTr1がオンしていると
きに、第1の周波数より速い第2の周波数でオン、オフ
を行う。このトランジスタTr2がオンしている間にイ
ンダクタL1に蓄えられたエネルギが、次の瞬間、トラ
ンジスタTr2がオフとなったときに起電力となり、ダ
イオードD2を通してEL素子に正の電圧を充電する。
【0020】ここで、図1(b)に示したように、EL
素子は等価的にコンデンサと抵抗が並列に接続されたも
のと考えられ、この等価的なコンデンサに正の電荷が蓄
えられる。
【0021】同様に、トランジスタTr3は、少なくと
もトランジスタTr4がオンしているときに、第1の周
波数より速い第3の周波数でオン、オフを行う。このト
ランジスタTr3がオンしている間にインダクタL2に
蓄えられたエネルギーが、次の瞬間、トランジスタTr
3がオフとなったときに起電力となり、ダイオードD3
を通してEL素子に負の電圧を充電する。
【0022】トランジスタTr2のオン、オフでEL素
子を正に昇圧しているときは、トランジスタTr4はオ
フになっており、またダイオードD2があることにより
トランジスタTr3には電流は流れない。
【0023】同様に、トランジスタTr3のオン、オフ
でEL素子を負に昇圧しているときは、トランジスタT
r1はオフになっており、またダイオードD2があるこ
とによりトランジスタTr2には電流は流れない。
【0024】なお、ここでは、EL素子の他方は、直流
電源Eのマイナス側に接続されるが直流電源Eのプラス
側でもかまわない。図3は、本発明のEL駆動装置の第
2実施例を示すものである。
【0025】また、図4は、第2実施例でのEL素子へ
の充電の様子を示すタイムチャートである。トランジス
タTr8は、EL駆動回路全体の電源の供給を行ってお
り、このトランジスタTr8はCPUのCEN端子信号
で制御される。
【0026】トランジスタTr1、及びトランジスタT
r4は、それぞれプラスの昇圧部、マイナスの昇圧部の
オン、オフ行う。トランジスタTr1はPNPトランジ
スタで、トランジスタTr4はNPNトランジスタであ
るため、CPUのCK1端子信号が“L”のときにトラ
ンジスタTr1はオン、“H”のときにトランジスタT
r4がオフとなり、数100Hz〜数KHzで発振を行
う。
【0027】抵抗R8及びトランジスタTr5のコレク
タがトランジスタTr2のベースに接続されており、ト
ランジスタTr5のベースが抵抗R7を介してCPUの
CK2端子に接続される。よって、トランジスタTr1
がオンのときCK2端子信号を“H”から“L”、また
は“L”から“H”と変化させるごとにトランジスタT
r2もオン、オフを繰り返す。
【0028】トランジスタTr2がオンのとき、インダ
クタL1に電流が流れ、一方、トランジスタTr2がオ
フのときにはインダクタL1の起電力により、ダイオー
ドD2を介して、コンデンサC2及びEL素子に正の充
電が行われる。
【0029】このとき、トランジスタTr4がオフして
おり、ダイオードD2、D4があるので、コンデンサC
2、及びEL素子に蓄えられた電圧は、ほぼEL素子自
身の持つ抵抗分のみにより低下する。
【0030】EL素子を放置及び使用することでEL素
子は劣化し、抵抗成分が大きくなるが、コンデンサC2
の容量をEL素子の等価容量より大きくすることで、そ
の影響を小さくすることができる。
【0031】CPUのCK2端子信号を数100KHZ
から数MHZにすることで、EL素子を100V前後に
昇圧するのに必要なインダクタンスを小さくすることが
できる。したがって、大きさが小型のインダクタが使用
できる。
【0032】なお、負の昇圧も同様であり、以下に説明
する。抵抗R13、及びトランジスタTr7のコレクタ
がトランジスタTr3のベースに接続されており、トラ
ンジスタTr7のベースが抵抗R10を介してCPUの
CK2端子に接続される。よって、トランジスタTr4
がオンのとき(Tr1がオフのとき)、CK2端子信号
を“H”から“L”、または“L”から“H”と変化さ
せるごとにトランジスタTr3もオン、オフを繰り返
す。
【0033】トランジスタTr3がオンのとき、インダ
クタL2に電流が流れ、トランジスタTr3がオフのと
きには、インダクタL2の起電力により、ダイオードD
3を介してコンデンサC2、及びEL素子に負の充電が
行われる。
【0034】このとき、トランジスタTr1がオフして
おり、ダイオードD1、D3があるのでコンデンサC
2、及びEL素子に蓄えられた電圧は、ほぼEL素子自
身の持つ抵抗分のみにより低下する。
【0035】なお、トランジスタTr2、Tr3の制御
をCK2端子信号のみで行っているが、インダクタL
1、L2の特性が異なる場合は、異なる周波数のパルス
で制御してもかまわない。
【0036】いずれにしても、昇圧は高い周波数で行え
るのでインダクタンス値の小さな小型のインダクタを使
用することができる。2つインダクタが必要だが、非常
に小さなインダクタを使えるので大型のトランスを1つ
使用するのに較べると、大幅な小型化が可能である。
【0037】なお、上記実施例では、EL駆動装置全体
の電源のオン、オフのスイッチングにトランジスタTr
8を用いたが、このトランジスタTr8の替わりに定電
圧源を用いてオン、オフのスイッチングを行うようにし
ても良いことは言うまでもない。
【0038】図5は、EL素子の電圧、輝度特性を示す
グラフである。この図5に示すように、EL素子の印加
電圧が高くなるほど輝度は上がり、また、周波数が高く
なるほど輝度も上がる。
【0039】図6は、EL素子の輝度特性の劣化する性
質を示すグラフである。図6に示すように、EL素子の
点灯による輝度の劣化は、温度が高くなるほど、また、
湿度が高くなるほど激しくなる。
【0040】点灯せず放置した場合でも劣化するが、そ
の度合いは点灯した場合よりはるかに小さい。図7は、
EL素子の輝度の劣化への対策方法を示す図である。
【0041】図7(a)は、劣化前のEL素子への充電
を示し、図7(b)は、劣化後のEL素子への充電を示
す。図7(a)に示すように劣化前においては、CK1
端子信号を2KHz、CK2端子信号を500KHzで
発振させてEL素子を昇圧している。
【0042】図7(b)に示すように劣化後において
は、EL素子の等価容量、等価抵抗が増大するため、E
L素子は、2KHzままでは70Vまでしか昇圧しな
い。そこで、CK1端子信号の周波数を下げ、1回ごと
昇圧時間を伸ばすことにより100Vまで昇圧する。こ
れにより、周波数は低くなるが電圧が高くなるので、劣
化したEL素子でも劣化前の輝度と同程度の輝度を得る
ことができる。
【0043】ここで、高周波のCK2端子信号を微調整
することは困難であるが、低周波のCK1端子信号の周
波数を変えることは容易である。また、図8は、上記劣
化への対策方法において、必要なエネルギーを減らす手
段を示す図である。
【0044】図7におけるCK1端子信号、CK2端子
信号によるトランジスタTr1、Tr2の制御を図8に
示すように、昇圧後、一定時間オフしEL素子の高電圧
の期間を作るようにすれば、同じ輝度を出力するのに必
要なエネルギーを減らすことができる。
【0045】図9は、本発明のEL駆動装置の第3実施
例を示すものであり、第2実施例におけるバイポーラト
ランジスタのかわりに電界効果トランジスタ(Field Ef
fectTtansistor:FET)を用いたものである。
【0046】動作については、第2実施例と同等であ
り、以下に、第2実施例との相違点だけを説明する。第
3実施例では、バイポーラトランジスタの替わりに電界
効果トランジスタを用い、電界効果トランジスタFET
1、FET2、FET3、FET4のゲートにゲート保
護用のツェナーダイオードZD1、ZD2、ZD3、Z
D4が接続される。
【0047】電界効果トランジスタFET1、FET3
は、Pチャネルのエンハンス形の電界効果トランジスタ
であり、電界効果トランジスタFET2、FET4はN
チャネルのエンハンス形の電界効果トランジスタであ
る。
【0048】第2実施例のバイポーラトランジスタの場
合は、ベース抵抗を介して電流が流れるので全体をオフ
するために、トランジスタTr8が必要であった。しか
し、この第3実施例の電界効果トランジスタの場合は、
ゲートを電流が流れず、また、CK1端子信号を
“H”、CK2端子信号を“L”にすると、電界効果ト
ランジスタFET2、FET3がオンするが、ダイオー
ドD2、D3により電流が流れない。
【0049】これにより、昇圧回路の電流がオフできる
ため、トランジスタTr8のような全体のスイッチング
素子は不用となる。次に、本発明の第4実施例として、
EL駆動装置が適用されたカメラについて説明する。
【0050】図10(a)、(b)は、本発明を適用し
たカメラの一例の外観を示すものである。図10(a)
は、上記カメラを上から見た図であり、中央に液晶表示
装置(以下LCDと略記する)があり、そのLCDのバ
ックライト用にEL素子が使われている。
【0051】図10(b)は、上記カメラの正面図であ
り、上記カメラはバリア式である。図11は、本発明を
使用したカメラのブロック構成図である。CPU20に
レリーズ釦の1番目のスイッチ(R1SW)35、レリ
ーズ釦の2番目のスイッチ(R2SW)36、モードス
イッチ(モードSW)37、デート表示用スイッチ(時
計SW)38、バリアスイッチ(バリアSW)39及び
給送モータ駆動回路21、測光部22、レンズ・モータ
駆動回路23、シャッタ制御回路24、バッテリ・チェ
ック回路25、充電回路26、ストロボ発光制御回路2
7、測距部28、カメラのモードや駒数表示用のLCD
29、EL制御回路30が接続される。さらに、CPU
20には、日付け写し込み用の日付け用LCD31とそ
の点灯用のひつけ用EL制御回路32も接続される。
【0052】また、このCPU20には、32KHzと
2MHzの2つの発振子33、34が接続されており、
32KHzのクロックから1秒ごとの割り込みを発生す
る1秒タイマが内部で接続され、2MHzのクロックに
より通常の命令が実行される。
【0053】なお、1秒ごとの割り込みは、日時の表
示、及び日付けの写し込み用であり、デートのない機種
では不用であるから、32KHzの発振子33は必要な
い。EL制御回路30は、本発明の第1実施例として説
明したEL駆動装置と同じものであり、オン、オフ用の
CEN端子と、昇圧の正負の切り換え信号を出力するC
K1端子と、高速の昇圧用クロック信号を出力するCK
2端子を有している。
【0054】図12、13は、上記本発明を適用したカ
メラのメインの処理を示すフローチャートである。ま
ず、電池が装填されると、ステップS1では、デートあ
りの機種か否かが判断され、デートなしの機種の場合は
ステップS6へ移行し、デートありの機種の場合はステ
ップS2へ移行する。なお、デートありの機種か否かの
判断は、ポートの状態を調べるか、またはCPU20内
にある不図示のEEPROMにデートの有無を記憶する
ようにすれば良い。
【0055】ステップS6では、時計タイマ割り込みを
禁止し、ステップS8へ移行する。一方、ステップS2
では、上記EEPROMから日付け用データDATE2
をリードする。
【0056】ステップS3では、上記DATE2とCP
U20内にある不図示のRAM上の日付けデータDAT
E1とを比較し、等しい場合はステップS7へ移行し、
等しくない場合はステップS4へ移行する。
【0057】ここで、DATE1とDATE2には、
年、月、週のデータが入っており、後述するが、週に1
回、DATE1を上記EEPROMにDATE2として
記憶するものとする。
【0058】また、DATE1とDATE2が等しいと
きは、CPU20内のRAMのデータが異常なわけでは
ない。すなわち、CPU20内のRAMが異常にならな
いぐらいの短い時間だけ電池が抜かれただけであり、そ
のときはDATE1をそのまま使う。
【0059】ステップS4では、年、月、週のデータで
ある所定値をDATE1に記憶し、さらに、そのDAT
E1をDATE2に記憶する。つづいてステップS5で
は、上記EEPROMにDATE2を記憶し、ステップ
S7へ移行する。
【0060】ステップS7では、時計タイマ割り込みを
許可し、ステップS8へ移行する。ステップS8では、
サブルーチン“SNK”を実行する。ここで、サブルー
チン“SNK”はレンズが沈胴していなければ沈胴させ
る処理を行うものである。
【0061】この後は、バリア変化による処理と同じに
なる。まず、ステップS9では、上記EEPROMから
EL素子の劣化量TELを読み出し、ステップS10で
は、温度を測定する。
【0062】ステップS11では、バリアが開いている
か否かを判断し、バリアが開いているときは、ステップ
S12へ移行し、閉じているときは、ステップS13に
移行する。
【0063】ステップS12では、サブルーチン“WI
D”でレンズを初期位置にし、ステップS14へ移行す
る。また、ステップ13では、サブルーチン“SNK”
でレンズを沈胴する。
【0064】ここで、上記初期位置とは、レンズが繰り
出された位置であり、すでに初期位置にあるときにはサ
ブルーチン“WID”では何もしない。ステップS14
では、LCD29の表示時間4分とEL素子の点灯時間
30秒用のタイマをスタートし、ステップS15へ移行
する。
【0065】ステップS15では、バリアが開いている
か否かを判断し、開いていればステップS16へ移行
し、閉じていればステップS17へ移行する。ステップ
S16では、LCD29の表示時間である4分が経過し
たか否かを判断し、経過したときはステップS17へ移
行し、経過していないときはステップS22へ移行す
る。
【0066】すなわち、バリアが開いており、かつ4分
経過していないときであるステップS22では、LCD
29の表示をオンし、次のステップS23で、タイマス
タート後30秒経過していなければステップS24へ移
行し、30秒経過していればステップS25へ移行す
る。
【0067】ステップS24では、EL制御回路30を
オンし(すなわち、CEN端子信号を“L”にし、CK
1端子信号、CK2端子信号の発振を開始する)、ステ
ップS26へ移行する。
【0068】ステップS25 は、EL制御回路30を
オフし(すなわち、CEN端子信号を“H”にし、CK
1端子信号、CK2端子信号の発振を止める)、ステッ
プS26へ移行する。
【0069】またここで、EL素子の点灯時間を4分に
して、LCD29の表示中は常にEL素子が点灯するよ
うにしても良いし、また、特定のスイッチで点灯を開始
しても良い。
【0070】ステップS26では、充電を行う。すで
に、充電されていれば何もしない。ステップS27で
は、後蓋が開いている状態から閉じられたか否かを判断
し、閉じられたときはステップS31へ移行し、閉じら
れてないときはステップS28へ移行する。
【0071】ステップS31では、レンズを沈胴し、ス
テップS32では、空送りをし、その後ステップS14
へ戻る。ステップS28では、後蓋が閉じている状態か
ら開かれたか否かを判断し、開かれたときはステップS
29へ移行し、開かれていないときはステップS33へ
移行する。
【0072】ステップS29では、レンズを沈胴し、ス
テップS31では、RWEDFを“0”にし、ステップ
S14へ戻る。ここで、RWEDFはリワインド終了時
に“1”になるフラグである。
【0073】ステップS33では、RWEDFが“1”
か否かを判断し、“1”のときはステップS46へ移行
し、“0”のときはステップS34へ移行する。すなわ
ち、RWEDFが“1”のときは、R1SW35、リワ
インドSW、モードSW37の判断を行わず、ステップ
S46へ飛ぶ。
【0074】ステップS34では、R1SW35がオン
かオフかを判断し、オンのときはステップS35へ移行
し、オフのときはステップS37へ移行する。ステップ
S35では、サブルーチン“WID”をコールし、ステ
ップS36では、半押し中の処理であるサブルーチン
“R1”をコールし、ステップS38へ移行する。この
サブルーチン“R1”の中でレリーズ処理が行われる。
【0075】ステップS38では、フィルム・エンドか
否かを判断し、フィルムが終了のときはステップS39
へ移行し、フィルムが終了でないときはステップS14
へ戻る。
【0076】ステップS37では、リワインドSWがオ
フかオンかを判断し、オンのときはステップS39へ移
行し、オフのときはステップS42へ移行する。ステッ
プS39では、レンズを沈胴し、ステップS40ではリ
ワインドを行い、ステップS41ではRWEDFを
“1”にし、その後ステップS14へ戻る。
【0077】ステップS42では、モードSW37がオ
フかオンかを判断し、オンのときはステップS43へ移
行し、オフのときはステップS45へ移行する。ステッ
プS43では、モードを変更し、ステップS44ではサ
ブルーチン“WID”をコールし、その後ステップS1
4へ戻る。
【0078】ステップS45では、時計SW38が操作
されたか否かを判断し、操作されたときはステップS4
6へ移行し、操作されなかったときはステップS49へ
移行する。
【0079】ステップS46では、年、月、週、日、
時、分などの時刻を変更する。ステップS47では、
年、月、週のデータDATE1をDATE2として記憶
し、ステップS48では、それを上記EEPROMに記
憶し、ステップS49へ移行する。
【0080】ここで、年、月、週が変更されなかったと
きは、上記EEPROMに書き込まなくても良い。ステ
ップS49では、1秒経過したか否かを判断し、1秒経
過したときは次のステップS50へ移行し、1秒経過し
ていないときはステップS15へ戻る。
【0081】ステップS50では、EL制御回路30が
オンしているか否か判断し、オンしていたときはステッ
プS51へ移行し、オンしていないときはステップS1
5へ戻る。
【0082】ステップS51では、1秒間の点灯による
EL素子の劣化量をΔTELにセットする。ステップS5
2では、総劣化量TELにΔTELを加えた新たな総劣化量
ELを求める。その後、ステップS15へ戻る。
【0083】また、ステップS15でバリアが閉じてい
たか、またはステップS16で4分経過したと判断され
たときは、ステップS17へ移行する。このステップS
17ではレンズを沈胴し、ステップS18ではLCD2
9の表示をオフする。
【0084】ステップS19では、CPU20とEL制
御回路30から成るEL用発振回路をオフし、ステップ
S20では総劣化量TELをEEPROMに記憶し、ステ
ップS21ではHALT状態となる。
【0085】その後、バリアの開閉、電池の装填、各種
SWの操作などでHALTが解除されると、ステップS
14へ戻る。ここで、HALTとは、2MHzのクロッ
クを止め、CPUの命令実行を止めた状態であるが、3
2KHzのクロックは動作する状態である。
【0086】もし、デートがなく、32KHzのクロッ
クのない機種の場合は、完全に止まった状態になる。図
14(a)は、レリーズ処理R1の処理を示すフローチ
ャートである。
【0087】まず、ステップS54では、上記EL用発
振回路をオフし、次のステップS55では、測距、測光
を行う。ステップS56では、上記EL発振回路を再び
オンする。これは、上記EL発振回路の発振によるノイ
ズで測距や測光の精度が落ちるのを防ぐためである。
【0088】ステップS57では、繰り出し量を計算
し、次のステップS58では、露出計算を行う。ステッ
プS59、S64では、R2SW36がオンになるのを
待つ。
【0089】その間にR1SW35がオフすると、リタ
ーンする。R2SW36がオンすると、ステップS60
ではレンズ繰り出しを行いピントをあわせ、次のステッ
プS61ではシャッタ制御を行い、続いてステップS6
2で日付け写し込みを行う。
【0090】次のステップS63では1駒巻き上げを行
い、次のステップS64ではレンズ繰り込みを行う。以
上でレリーズシーケンスを終了する。図14(b)は、
日付け写し込みの処理を示すフローチャートである。
【0091】まず、ステップS70では、デートありの
機種か否かを判断し、デートありの場合はステップS7
1へ移行し、デートなしの場合はリターンする。ステッ
プS71では、日付け用LCD31をオンし、続いてス
テップS72で日付け用EL制御回路32をオンする。
【0092】次に、ステップS73では、フィルム感度
に応じた時間待ち、続いてステップS74で日付け用E
L制御回路32をオフし、ステップS75で日付け用L
CD31をオフする。その後、リターンする。
【0093】なお、フィルム感度において、低ISOで
は長い時間、日付け用LCD31及び日付け用EL制御
回路32をオンし、高ISOでは短い時間、日付け用L
CD31及び日付け用EL制御回路32をオンすること
で適正な写し込みにする。
【0094】図15(a)、(b)は、日付け写し込み
を行う写し込み部の構成を示す外観図である。図15
(a)に示すように、フィルム40はフィルム押さえ4
1によって押さえることにより、平面性を保つ。フィル
ム押さえ41の一部に孔が形成されており、これによっ
てフィルム40に日付けを写し込む。具体的にはフィル
ム押さえへの固定部材42により、写し込み用のLCD
43と写し込み用のEL素子44とフレキシブルプリン
ト配線板45が固定される。
【0095】例えば、図15(b)に示すような日付け
が写し込まれるが、LCD43はオフ時に全面非透過と
なり、オン時に文字や数字が透過になるLCDである。
LCD43は導電ゴム46によりフレキシブルプリント
配線板45に接続され、EL素子44はハンダ付け部4
7によりフレキシブルプリント配線板45に接続され
る。
【0096】図16は、1秒ごとの時計割り込み処理を
示すフローチャートである。まず、ステップS80で
は、年、月、週、日、時、分、秒などの時刻の更新を行
う。ここで、年、月、週のデータDATE1が更新され
る。
【0097】ステップS81では、曜日が火曜から水曜
になったか判断し、水曜になったときはステップS82
へ移行し、水曜になっていないときはリターンする。ス
テップS82では、温度を測定し、次のステップS83
では1週間の放置のΔPを求める。
【0098】ここでは、温度に応じてEL素子の劣化量
を求める。なお、劣化量は、温度と湿度で決まるが、本
例では温度のみで求める。ステップS84では、EEP
ROMから放置による劣化の総量Pを読み出す。
【0099】次のステップS85では、この劣化の総量
Pに今週の分である劣化量ΔPを加え、ステップS86
でEEPROMに記憶する。その後、リターンする。ま
た、火曜から水曜になるときに1週間分の劣化量を求め
たのは、通常、カメラは同じ場所に保管されるので、1
週間ごとに劣化を求めれば良いという判断からである。
【0100】ただし、デートのついていない機種におい
ては、時計の割り込みが発生しないので、放置による劣
化量Pは求められない。図17は、温度に対するEL素
子の1週間の放置による劣化量ΔP、及び1秒間の点灯
による劣化量ΔTELとの関係を示す図である。
【0101】各温度における平均的な湿度による劣化量
である。図18は、EL素子の総劣化量TEL+PからE
L素子の周波数を求めたものである。
【0102】EL素子や回路のばらつきにより、初期状
態での輝度もばらつき、また電池電圧によってもばらつ
くので、4つのタイプに分類し、それぞれの周波数のテ
ーブルを持つ。
【0103】また、カメラの製造時に所定の周波数で駆
動し、輝度を測定することでEL回路が高輝度タイプ
か、低輝度タイプか判断し、それをEEPROMに記憶
する。さらに、図19は、EL素子のタイプと電池電圧
とで4つのタイプに分類したものである。ここで、電池
電圧は、図11に示したバッテリ・チェック回路25で
検出する。
【0104】図20は、本発明の第4実施例に使用し
た、EL制御回路とCPUとから成るEL用発振回路の
構成を示す図である。CPU50の内部では、500K
Hzのクロック51とCK2用ラッチ52がAND回路
53に接続され、その出力がEL制御回路54のCK2
端子に入力される。
【0105】CK1用周波数に対応する比較データ55
とカウンタ56が一致するごとに、フリップフロップ5
7により反転する信号とCK1用ラッチ58がAND回
路59に接続され、その出力がEL制御回路54のCK
1端子に入力される。
【0106】EL制御回路54は、図3と同様でありC
PUからのCEN端子信号により、全体のオン・オフを
制御する。図21は、上記EL用発振回路をオンにする
ときの処理を示すフローチャートである。
【0107】まず、ステップS90では、500KHz
のクロックをオンし、次のステップS91では、CK2
用ラッチ信号を“H”にして、CK2端子からクロック
を出力する。
【0108】ステップS92では、カウンタ36をスタ
ートし、次のステップS93では、CPU50内の不図
示のEEPROMからEL回路の輝度タイプを読み出
す。ステップS94では、電池電圧を測定し、次のステ
ップS95では、図15に応じてEL素子の4つのタイ
プのどれかを判断する。
【0109】ステップS96では、図14に応じてCK
1用の周波数を選択してそれに応じた比較データをセッ
トし、次のステップS97では、CK1用ラッチ信号を
“H”にしてCK1端子からパルスを出力する。
【0110】ステップS98で、CEN端子信号を
“L”にして、ELの点灯が開始する。図22は、上記
EL用発振回路をオフにするときの処理を示すフローチ
ャートである。
【0111】まず、ステップS100は、CEN端子信
号を“H”にして、次のステップS101で、500K
Hzクロックをオフする。ステップS102では、CK
2用ラッチ信号を“L”にして、次のステップS103
で、カウンタを停止する。
【0112】ステップS104では、CK1用ラッチ信
号を“L”にして、EL制御回路54をオフする。以上
により、EL素子が劣化しても初期とほぼ同輝度でEL
を点灯することができ、暗い時でも操作性の良いカメラ
を実現できる。
【0113】図23(a)〜(c)は、EL素子の実装
状態を示す図であり、図23(a)はその全体の構成
図、図23(b)は全体の構成図中の破線部の斜視図、
図23(c)は全体の構成図中の破線部の拡大図であ
る。
【0114】図23(a)に示すように、カメラの外装
60の一部に透明な透過部61があり、その下に半透過
形のLCD62、さらに、その下にEL素子63、フレ
キシブルプリント配線板64、固定用枠65の順に構成
される。
【0115】LCD62は、導電ゴム66によりフレキ
シブルプリント配線板64のパターンに接続される。E
L素子63は、ナイロンフィルム70、導電層67、発
光層(誘電体+蛍光体)68、アルミ箔69により構成
される。ナイロンフィルム70及び導電層67は、図2
0(b)、(c)に示すように発光層68及びアルミ箔
69より長くし、固定用枠65によってフレキシブルプ
リント配線板64に圧着される。
【0116】フレキシブルプリント配線板64の固定用
枠65でアルミ箔69と圧着される部分には、図3に示
した電池のマイナス側のランドをつくり、圧着すること
で導通させる。
【0117】同様に、フレキシブルプリント配線板64
の固定用枠65により導電層67と圧着される部分に
は、図3に示した点Aのランドをつくり、圧着すること
で導通させる。
【0118】本発明では、EL素子63の片側は常に電
池のマイナス側と同電位であり(この場合アルミ箔)、
固定用枠65の下に電気回路があってもシールドの必要
がない。また、EL素子63は、全体を防湿用フィルム
で囲い、アルミ箔69の一部、及び導電層67の一部の
みを露出させる構成にしても良い。
【0119】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、大型
のトランスを使用することなく、小さなインダクタを用
いた効率の良いエレクトロルミネッセンス駆動装置が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレクトロルミネッセンス駆動装置の
第1実施例を示す図である。
【図2】第1実施例でのエレクトロルミネッセンス素子
への充電の様子を示すタイムチャートである。
【図3】本発明のエレクトロルミネッセンス駆動装置の
第2実施例を示す図である。
【図4】第2実施例でのエレクトロルミネッセンス素子
への充電の様子を示すタイムチャートである。
【図5】エレクトロルミネッセンス素子の電圧、輝度特
性を示すグラフである。
【図6】エレクトロルミネッセンス素子の輝度特性の劣
化する性質を示すグラフである。
【図7】エレクトロルミネッセンス素子の輝度の劣化へ
の対策方法を示す図である。
【図8】エレクトロルミネッセンス素子の輝度の劣化へ
の対策方法において、必要なエネルギーを減らす手段を
示す図である。
【図9】本発明の第3実施例であり、第2実施例におけ
るバイポーラトランジスタのかわりに電界効果トランジ
スタFETを用いたエレクトロルミネッセンス駆動装置
を示す図である。
【図10】(a)、(b)は、本発明の第4実施例とし
て、エレクトロルミネッセンス駆動装置を適用したカメ
ラの一例を示す外観図であり、(a)は、上記カメラを
上から見た図であり、(b)は、上記カメラの正面図で
ある。
【図11】本発明の第4実施例としてのカメラのブロッ
ク構成図である。
【図12】本発明の第4実施例としてのカメラのメイン
の処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4実施例としてのカメラのメイン
の処理を示すフローチャートである。
【図14】(a)は、本発明の第4実施例としてのカメ
ラのメインの処理を示すフローチャート中、レリーズ処
理R1の処理を示すフローチャートである。(b)は、
日付け写し込みの処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第4実施例としてのカメラの日付け
写し込みを行う写し込み部の構成を示す外観図である。
【図16】本発明の第4実施例としてのカメラのメイン
の処理を示すフローチャート中、1秒ごとの時計割り込
み処理を示すフローチャートである。
【図17】温度に対するエレクトロルミネッセンス素子
の1週間の放置による劣化量ΔP、及び1秒間の点灯に
よる劣化量ΔTELとの関係を示す図である。
【図18】エレクトロルミネッセンス素子の総劣化量T
EL+Pからエレクトロルミネッセンス素子の周波数を求
めた図である。
【図19】エレクトロルミネッセンス素子をエレクトロ
ルミネッセンス素子のタイプと電池電圧とで4つのタイ
プに分類した図である。
【図20】本発明の第4実施例に使用しているエレクト
ロルミネッセンス用発振回路の構成を示す図である。
【図21】図20のエレクトロルミネッセンス用発振回
路をオンにするときの処理を示すフローチャートであ
る。
【図22】図20のエレクトロルミネッセンス用発振回
路をオフにするときの処理を示すフローチャートであ
る。
【図23】(a)〜(c)は、エレクトロルミネッセン
ス素子の実装状態を示す図であり、(a)はその全体の
構成図、図23(b)は全体の構成図中の破線部の斜視
図、図23(c)は全体の構成図中の破線部の拡大図で
ある。
【図24】従来の技術としてのエレクトロルミネッセン
ス駆動装置の概略構成図である。
【符号の説明】
20…CPU、21…給送モータ駆動回路、22…測光
部、23…レンズ・モータ駆動回路、24…シャッタ制
御回路、25…バッテリ・チェック回路、26…充電回
路、27…ストロボ発光制御回路、28…測距部、29
…液晶表示装置(LCD)、30…エレクトロルミネッ
センス(EL)制御回路、31…日付け用液晶表示装置
(LCD)、32…日付け用エレクトロルミネッセンス
(EL)制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコイルを含み、この第1のコイル
    への通電を断続することにより正の昇圧電圧を出力する
    第1の昇圧回路と、 第2のコイルを含み、この第2のコイルへの通電を断続
    することにより負の昇圧電圧を出力する第2の昇圧回路
    と、 上記第1および第2の昇圧回路の出力点に接続されたエ
    レクトロルミネッセンス素子と、 第1の所定時間の間、上記第1の昇圧回路を作動させ、
    上記第1の所定時間に続く第2の所定時間の間、上記第
    2の昇圧回路を作動させるためのタイミング信号を出力
    するタイミング信号生成手段とを具備し、 上記第1の昇圧回路から出力される上記正の昇圧電圧
    と、上記第2の昇圧回路から出力される上記負の昇圧電
    圧を上記エレクトロルミネッセンス素子に交互に印加す
    るようにしたことを特徴とするエレクトロルミネッセン
    ス駆動装置。
JP5309418A 1993-12-09 1993-12-09 エレクトロルミネッセンス駆動装置 Withdrawn JPH07161475A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016041277A1 (zh) * 2014-09-19 2016-03-24 深圳Tcl新技术有限公司 Led背光源升压驱动电路及液晶显示装置
WO2024082830A1 (zh) * 2022-10-18 2024-04-25 荣耀终端有限公司 一种背光降功耗硬件电路及装置

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