JPH07160585A - 低電力データ処理装置 - Google Patents

低電力データ処理装置

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JPH07160585A
JPH07160585A JP5311750A JP31175093A JPH07160585A JP H07160585 A JPH07160585 A JP H07160585A JP 5311750 A JP5311750 A JP 5311750A JP 31175093 A JP31175093 A JP 31175093A JP H07160585 A JPH07160585 A JP H07160585A
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JP
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instruction
repeat
repeat target
buffer
target instruction
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JP5311750A
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Atsushi Kiuchi
淳 木内
Tetsuya Nakagawa
哲也 中川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リピート対象命令のアクセス制御による低電
力化を行なうデ−タ処理装置の低電力化を図る。 【構成】 繰り返して実行する一連のリピ−ト対象命令
群を格納して命令メモリの代わりにアクセスされる消費
電力の少ないCMOS等からなる命令バッファ108、
及びリピ−ト対象命令群を命令バッファにその容量分だ
け先頭のリピート対象命令から格納させるリピート制御
回路107を設ける構成とし、命令バッファの容量分だ
けのリピ−ト対象命令に対するアクセス分の低電力化を
図る。また、リピート対象命令群が多重ループ構造の場
合においても、先頭のリピート命令から命令バッファに
保持しておくとともに、先のリピート命令の命令バッフ
ァ内の格納場所を記憶するスタックエリアを設ける構成
とし、多重ループ構造のリピート対象命令に対処する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内蔵したプログラムR
OMなどの命令メモリ等に格納したプログラムに基づく
逐次処理を行なうデータ処理装置に係わり、特に、内蔵
電源を有し、低電力化が必要な携帯用の各種メディア端
末等に使用するのに好適な低電力データ処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】アナログの信号を処理する技術を用いた
携帯用の端末は、従来より移動無線電話等で普及が進ん
でいるが、利用者数の増大と将来のマルチメディア対応
の携帯用の端末を考慮したとき、扱う信号のディジタル
化は必然的な方向であり、実際に既にディジタル信号を
扱う携帯用の端末も登場してきている。しかし、従来の
技術によって開発されたディジタル信号処理装置を使っ
た端末では、消費電力の問題で内蔵電源の寿命が必ずし
も満足のいく長さを保つことは困難である。内蔵電源の
寿命の延長をはかる技術としては、内蔵電源そのものの
保持電力容量を増やすことが第一に考えられるが、逆
に、同じ処理をより少ない電力消費量で実現できれば、
同様に目的は達成される。しかも、内蔵電源の容量を増
やす場合と異なり、端末自体の容積や重量の増大を伴う
可能性もなく、かえって消費電力量の低下によって発熱
量が減り、利用者の快適度が向上する利点がある。
【0003】このような処理にかかる消費電力量を低減
するためには、処理アルゴリズムの改良も有効である
が、同じ処理アルゴリズムでも、それを実行する段階で
より少ない電力消費量で実現出来ればそれも非常に有効
である。ディジタルのデータ処理は、信号処理用のマイ
クロプロセッサで行われるが、その処理は、基本的には
まず予めプログラムされた一連の命令をメモリから読み
出し、次に、その命令コードをデコードし、最後にその
命令を実行するという手順で進んでいく。プログラムを
格納しているメモリは、一般的な汎用マイクロプロセッ
サでは、外部の汎用メモリに置き、そこから順次読み出
してプロセッサに取り込む形式を採用しているが、ディ
ジタル信号処理用のプロセッサ、特に携帯用の端末に使
用されるような場合には、ハードウェア全体の容積を出
来るだけ小さくする必要があるため、プログラムメモリ
も内蔵させるのが普通である。このようなプログラムメ
モリ内蔵型のマイクロプロセッサが消費する電力は、こ
のプログラムメモリからの命令の読み出しがかなりの割
合を占めており、同じプログラムを実行するとしても、
その間のプログラムメモリのアクセス頻度を低減させる
ことができれば、消費電力を低減出来る。
【0004】携帯電話における音声信号処理をはじめと
する各種のディジタル信号処理では、数ステップから多
くても数十ステップ以内のプログラムモジュールを何回
も繰り返して実行するリピート処理が頻繁に行われると
いう特長がある。この部分の処理の全体に占める割合
は、少なくても20%から、多い場合は50%を越える
こともある。一般的には、ある指定された回数だけ、こ
の繰り返し実行すべき一連の命令の先頭命令の番地へ分
岐することによって実現されるが、この条件分岐命令を
毎回実行するのは無駄が多い。そのため、従来より、デ
ィジタル信号処理用のプロセッサでは、繰り返し実行す
べき一連の命令モジュールの最初に、予め繰り返すべき
命令のステップ数と、繰り返す回数、即ちリピート回数
を指定する命令を設け、この命令モジュールの最後尾ま
でくると自動的にモジュールの先頭番地に戻り、分岐命
令の実行によるオーバヘッドをなくす制御が採用されて
いる。しかしながら、どちらにしても毎回同じ内容のモ
ジュールが読み出されることになり、無駄な電力を消費
していた。
【0005】リピートモジュールなどの繰り返しアクセ
スされる命令を毎回プログラムメモリから読み出す手間
を省く基本的な技術として、例えば、特開平4−293
124号公報に記載の「データ処理プロセッサ」が知ら
れている。これは、プログラムを格納しているメモリを
内蔵しているデータ処理装置において、繰り返し実行さ
れる一連の命令を格納するために、単数あるいは複数の
命令レジスタを設け、通常は、毎サイクル、プログラム
を格納しているプログラムメモリ(以下、命令メモリと
する)から実行すべき命令を読み出して特定の命令レジ
スタに入力するが、特定の命令を繰り返し実行すべき内
部状態を発生させるためのリピート命令を実行した時
は、1回目のループで命令を命令メモリから読み出す時
に、それを繰り返すべき一連の命令に応じた数の命令レ
ジスタに記憶しておき、2回目以降のループは、命令メ
モリから読み出すのではなく、各命令レジスタが保持し
ている命令コードをそのまま出力して命令メモリのアク
セスを止めるようにしたものである。これによってリピ
ートモジュールの部分で消費されるメモリアクセスに要
する電力が大幅に低減され、低消費電力化の基本的な目
的は達成される。
【0006】しかし、この技術には、いくつかの制約条
件が存在する。まず、リピート命令によって指定される
繰り返し実行すべき命令ステップの数は、命令レジスタ
の数で制限される。もし、命令レジスタの数を超えるス
テップ数をリピート命令で指定した場合、超過した分の
命令によって、最初に格納された命令群の内の同数の命
令情報がシフトアウトされて失われてしまうため、目的
が達成出来なくなる。また、リピートすべきモジュール
は、常に単純ループだけで構成されるとは限らず、多重
ループ構造になる場合があるが、そのような場合の考慮
がなされていないため、単純ループのみに制限される。
また、繰り返し実行すべき一連のリピート対象命令群の
判別を、リピート対象命令群の直前に読み出される特別
のリピート命令の解読に基づき行なっており、リピート
対象命令群の後に読み出されるリピート指示命令に対す
る考慮がなされていないために、「if then g
oto」等でリピート指示される命令に対応することが
できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、命令レジスタの数を超えるステ
ップ数をリピート命令で指定した場合、超過した分の命
令によって最初に格納された命令群の内の同数の命令情
報がシフトアウトされて失われてしまうため、リピート
命令によって指定される繰り返し実行すべき命令ステッ
プの数は、命令レジスタの数で制限されている点と、リ
ピートすべきモジュールが多重ループ構造になる場合の
考慮がなされていないため、単純ループのみに制限され
ている点と、リピート対象命令群の後に読み出されるリ
ピート指示命令に対応することができない点である。本
発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、リピー
トモジュールのメモリアクセス制御による低消費電力化
の高効率化を可能とした低電力データ処理装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の低電力データ処理装置は、(1)命令メモ
リから命令レジスタにフェッチする命令が、繰り返し実
行すべきリピート対象命令であれば、このリピート対象
命令を、具備した内部レジスタに格納し、リピート対象
命令を繰り返し実行する時に、このリピート対象命令
を、内部レジスタから命令レジスタへフェッチすること
により低電力化を図るデータ処理装置において、図1に
示すように、繰り返し実行すべき一連のリピート対象命
令群を格納する命令バッファ108と、この一連のリピ
ート対象命令群の実行時には、各リピート対象命令を命
令バッファ108に順次に転送すると共に、リピート対
象命令群の数が命令バッファ108の格納容量を越える
場合には、残りのリピート対象命令群の命令バッファ1
08への格納を停止させ、この命令バッファ108に格
納した各リピート対象命令群の読み出し制御に用いる情
報を記憶し、一連のリピート対象命令群の次の実行時以
降は、記憶した読み出し制御用の情報に基づき、命令バ
ッファ108に格納したリピート対象命令群のみに関し
て、命令バッファ108から命令レジスタ103へのフ
ェッチを行なうリピート制御回路107とを設けること
を特徴とする。また、(2)上記(1)に記載の低電力
データ処理装置において、リピート制御回路107は、
一連のリピート対象命令群が多重ループ構造を有し、命
令バッファへの格納中に新たな繰り返し実行すべきリピ
ート対象命令群を実行する場合に、先のリピート対象命
令群に対応する読み出し制御用の情報を退避させる図2
に示すスタックエリア215を具備し、新たなリピート
対象命令群を先の格納中のリピート対象命令群に続けて
命令バッファに転送すると共に、新たなリピート対象命
令群に対する実行後に、スタックエリア215に退避し
た読み出し制御用の情報に基づき、先のリピート対象命
令群に対する処理を行なうことを特徴とする。また、
(3)上記(1)、もしくは、(2)のいずれかに記載
の低電力データ処理装置において、図1に示す命令バッ
ファ108は、CMOSゲートからなることを特徴とす
る。また、(4)上記(1)から(3)のいずれかに記
載の低電力データ処理装置において、一連のリピート対
象命令群の直後にありこの一連のリピート対象命令群の
先頭アドレスへの所定の回数分の分岐を指定する条件分
岐命令の解読を行なう図1に示すデコーダ104を設
け、このデコーダ104が条件分岐命令を解読した場
合、リピート制御回路107は、一連のリピート対象命
令群の次の実行時に、このリピート対象命令群を命令バ
ッファに転送することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、繰り返し実行すべき一連の
リピート対象命令群を命令バッファに格納し、この命令
バッファからリピート対象命令群を命令レジスタにフェ
ッチして、命令メモリへのアクセスを不要とすることに
より、この命令メモリへのアクセスによる消費電力の低
減を図ると共に、一連のリピート対象命令群の数が、命
令バッファの記憶容量を越える場合には、それ以降のリ
ピート対象命令群の命令バッファへの書き込みを停止
し、通常と同じように命令メモリからの命令の読み出し
のみを行なう。そして、命令メモリからの1回目の命令
の読み出しが終わると、直ちに命令メモリのアクセスを
停止して、2回目以降は、命令バッファから必要なリピ
ート対象命令を取り出すが、命令バッファに入りきらな
かった部分に来たときは、再び、命令メモリのアクセス
を行って通常と同様の命令読み出し動作を行う。このよ
うに、一連のリピート対象命令群数が命令バッファの容
量を超えている場合にも、少なくとも命令バッファに格
納可能な部分だけは命令メモリからの読み出しを止めら
れるように制御する。このことにより、リピートすべき
命令ステップ数の制限を回避できる。また、一連のリピ
ート対象命令群の実行および命令バッファへの格納時、
そのリピート対象命令群の最後尾にくる前に新たな一連
のリピート対象命令群が実行される場合は、この新たな
リピート対象命令群を実行する前に、先のリピート対象
命令群の繰り返し実行制御のために保持していた情報を
スタックエリアへ退避した後、新たなリピート対象命令
群の実行制御のための情報を、先のリピート対象命令群
と同様に取り込み、新たなリピート対象命令群を実行す
る。このとき、先のリピート対象命令群の実行制御動作
によって命令バッファに途中まで書き込まれていたリピ
ート対象命令群は、そのまま命令バッファに保持する。
このことにより、一連のリピート対象命令群が多重ルー
プ構造の場合でも、命令バッファを有効に機能させるこ
とができる。また、命令バッファは、繰り返し実行すべ
き一連のリピート対象命令群の全部あるいは一部を格納
するだけの容量を具備する小容量のバッファで、CMO
Sゲート等の低消費電力の素子からなり、与えられたア
ドレスオペランドで指定されたレジスタ毎に書き込みと
読み出しができる。また、一連の命令群の直後に、この
命令群の先頭アドレスに所定の回数だけ分岐させるプロ
グラム制御命令があれば、分岐先の先頭アドレスからこ
のプログラム制御命令までの命令群を一連のリピート対
象命令群とし、最初の分岐後の命令メモリからの読み出
しおよび実行時に、このリピート対象命令群を、命令バ
ッファに格納する。そして、プログラム制御命令を格納
した後に、直ちに、命令メモリのアクセスを止め、以降
は、一連のリピート対象命令群を命令バッファから読み
出して実行する。このようにして、「if then
goto」等、リピート対象命令群の後に読み出される
リピート指示命令に対応することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の低電力データ処理装置の本
発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。
本図において、低電力データ処理装置100は、読み出
すべき命令のアドレスを発行するプログラムカウンタ1
06、実行すべきプログラムを格納しているオンチップ
の命令メモリ101、命令メモリ101から読み出した
繰り返し実行すべき一連の命令(リピート対象命令群)
を格納するCMOSゲート等の素子からなる本発明に係
わる命令バッファ108、命令メモリ101の出力11
0と命令バッファ108の出力111のうちどちらか一
方を選択するセレクタ102、このセレクタ102で選
択した命令コードを取り込んで保持するフェッチレジス
タ103、フェッチした命令コード121を解読して必
要な制御信号を生成する命令デコーダ104、命令に応
じて必要な演算を実行する演算回路105、繰返し実行
すべき一連のリピート対象命令に係わる情報を表すリピ
ート命令を実行した時、本発明に係わる制御等を行うリ
ピート制御回路107から構成される。
【0011】このような構成の低電力データ処理装置1
00において、プログラムカウンタ106から発行した
プログラムアドレス信号119によって命令メモリ10
1から読み出した命令コード110を、セレクタ102
を経てフェッチレジスタ103に取り込む。このフェッ
チレジスタ103から出力した命令コード121を命令
デコーダ104で解読して制御信号116を生成し、こ
の制御信号116に基づく所定の処理を演算回路105
で実行する。リピート制御回路107および命令バッフ
ァ108は、リピート命令を実行しなければ不活性状態
であり、制御信号114により、セレクタ102は、常
時、命令メモリ101からの出力信号を選択し続ける。
尚、リピ−ト命令は、繰り返し実行すべき一連のリピー
ト対象命令の直前にあり、一連のリピート対象命令群の
ステップ数とリピ−ト回数を指定する。
【0012】このリピート命令を命令デコーダ104で
デコードすると、命令デコーダ104は、リピート制御
に必要な制御信号群117をリピート制御回路107に
伝える。また、プログラムカウンタ106へも制御信号
113を送り、リピート動作開始を知らせる。本実施例
に示すようなシステムでは、通常、パイプライン処理を
行っている場合が多く、リピート命令を実行した時に
は、プログラムカウンタは繰り返し実行すべき一連の命
令の先頭アドレスではなく、既にもっと先の命令のアド
レスを発行していることがあるので、そのような場合に
は、命令バッファ108への取り込みのために改めてリ
ピートすべき命令群の先頭アドレスから発行し直す必要
がある。制御信号113はそのために必要なものであ
る。システム構造によってはそのような制御が不要の場
合もあるので、その場合は制御信号113も不要であ
る。いずれにしても、この部分は本発明とは直接関係は
なく、どのような制御を行ってもそれによって本発明を
制約するものではない。
【0013】制御信号113によってリピート動作の開
始を検知したプログラムカウンタ106は、改めて繰り
返し実行すべき一連の命令の先頭アドレスを119上に
出力し、命令メモリ101をアクセスすると共に、その
アドレスデータをリピート制御回路107にも送り、リ
ピート制御回路107内で、リピート制御に必要な情報
として保持する。この情報は、繰り返し実行すべき一連
の命令の最後の命令を読み出した後、直ちに先頭の命令
アドレスを信号123としてプログラムカウンタ106
に与えるために用い、同時に命令バッファ108の容量
と、繰り返し実行すべき一連の命令のステップ数との大
小比較のためにも用いる。
【0014】命令メモリイネーブル信号122は、通
常、常にイネーブル状態であり、命令コードのセレクタ
102の制御信号114は、常に命令メモリ101の出
力信号110を選択するような状態を示すが、リピート
命令を実行した時、初回は、繰り返し実行すべき一連の
命令を命令メモリから読み出すために同様の状態を保持
し、2回目以降は、命令バッファ108から必要な命令
コードを供給するので命令メモリイネーブル信号122
はディセーブル状態となって、命令メモリ101のアク
セスを止め、制御信号114は、セレクタ102が命令
バッファ108からの出力信号111を選択するような
制御状態に切り替わる。以後、繰り返し実行すべき一連
の命令が指定された回数だけ繰り返し実行し終わるま
で、この状態を保ち、終了後、通常の状態に戻す。
【0015】図2は、図1におけるリピート制御回路の
本発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図であ
る。本実施例において、図1における命令レコーダ10
4からリピート制御回路107への制御信号117は、
リピート開始を知らせる制御信号117aと、繰り返し
実行すべき命令のステップ数オペランド信号117b、
および、繰り返し実行すべき回数オペランド信号117
cからなる。リピート開始を知らせる制御信号117a
が来ると、リピート制御回路107は、リピートステッ
プ制御回路201において、図1の命令バッファ108
の制御に用いる書き込みイネーブルフラグ202とリピ
ート制御フラグ203をセットし、リピート制御回路1
07全体、および、図1の命令バッファ108を活性化
し、書き込みイネーブル信号118bをイネーブル状態
として、図1の命令バッファ108への書き込みを開始
する。
【0016】まず、リピート制御回路107は、図1の
プログラムカウンタ106から送られてきたプログラム
アドレス信号119により、繰り返し実行すべき命令の
先頭アドレスをレジスタ214aおよび214bに、ま
た、図1の命令でコーダ104から送られてきたリピー
トステップ数オペランド信号117bをリピートステッ
プレジスタ200に、リピート回数オペランド信号11
7cをリピート回数カウントレジスタ207にそれぞれ
セットする。また、リピート制御回路201と比較回路
205aにより、ステップカウントレジスタ204には
初期値として「1」をセットし、以後、1ステップ進む
毎に「+1」ずつアップカウンタ205によってインク
リメントする。リピートステップ制御回路201は、ス
テップカウントレジスタ204の内容とリピートステッ
プレジスタ200の内容とを常に比較する。両者が一致
した時、1回目のリピートが終了したものとして、ダウ
ンカウンタ208および比較回路208aによって、リ
ピート回数カウントレジスタ207の内容を「−1」デ
クリメントし、さらに、書き込みイネーブルフラグ20
2をクリアして書き込みイネーブル信号118bをディ
セーブル状態とし、また逆に、読み出しイネーブル信号
118cをイネーブル状態として、図1の命令バッファ
108を読み出し状態に切り替える。
【0017】本図2において、118aは、図1の命令
バッファ108に供給するレジスタアドレス信号であ
り、このレジスタアドレス信号118aの具体的な生成
手法はいろいろ考えられる。もし、図1の命令バッファ
108が2のべき乗の容量を持っているならば、図1の
プログラムカウンタ106が発行するアドレスの下位数
ビットをそのまま供給することで容易に実現できる。例
えば、図1の命令バッファ108が32ワードの容量で
ある場合、図1のプログラムカウンタ106が発行する
プログラムアドレス信号119の下位5ビットをアドレ
ス生成回路216で切り出すことでレジスタアドレス信
号118aを生成し、図1の命令バッファ108のアド
レスとすることができる。
【0018】図3は、図1における命令バッファの本発
明に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。図
2で示したリピ−ト制御回路107より与えられたレジ
スタアドレス信号118aを、アドレスデコ−ダ300
でデコ−ドし、アドレスデコ−ド信号302a〜302
cの内のひとつをイネ−ブルにして、対応する命令コー
ドレジスタ301a〜301cの内のひとつを選択す
る。繰り返し実行すべき一連の命令を、図1における命
令メモリ101から初めて読み出す時は、先に述べたよ
うに、図1における命令バッファ108の書き込みイネ
−ブル信号118bはイネ−ブル状態であり、アドレス
デコ−ダ300で選択したレジスタの入力側のゲ−トが
オンして、図1の命令メモリ101からの命令コード
(命令メモリからの命令コード出力110)を入力す
る。
【0019】2回目以降のリピ−ト時には、図2で示し
たリピ−ト制御回路107からの書き込みイネ−ブル信
号118bはディセ−ブル状態であり、レジスタアドレ
ス信号118aによって選択した命令コードレジスタ3
01a〜301cの出力側のゲ−トがオンして、命令コ
ードレジスタ301a〜301cの内容を命令コ−ド出
力信号111として図1のセレクタ102に出力する。
この時、図1におけるセレクタ102は、この命令コ−
ド出力信号111を選択して、図1のフェッチレジスタ
103に送出する。このようにして、初回には、図1の
命令メモリ101から読み出した繰り返し実行すべき命
令ステップを図1のフェッチレジスタ103へ送ると同
時に命令バッファ108に書き込み、2回目以降は、図
1の命令メモリ101の代わりに図1の命令バッファ1
08から命令コ−ドを供給する。
【0020】次に、繰り返し実行すべき一連のリピート
対象命令群の数が、用意された図1の命令バッファ10
8の容量よりも大きい場合の動作について、図2を用い
て説明する。このような場合、リピート制御回路107
は、主にリピートステップ制御回路201により処理を
行なう。すなわち、一連のリピート対象命令群の数が図
1の命令バッファ108の容量よりも大きい場合には、
リピートステップ制御回路201において、書き込みイ
ネーブルフラグ202をセットしている状態で、リピー
トステップレジスタ200とステップカウントレジスタ
204の内容が一致する前に、レジスタアドレス信号1
18aが、再び繰り返し実行すべき一連の命令の先頭の
命令が格納された図1の命令バッファ108のレジスタ
アドレスを示すことになる。そして、比較回路217
は、レジスタアドレス信号118aと、最外リピート先
頭アドレスレジスタ214aに格納されている繰り返し
実行すべき一連の命令の先頭アドレスの下位デ−タとを
常時比較し、両者が一致した時、繰り返し実行すべき命
令ステップ数が命令バッファの容量よりも大きいことを
示す命令バッファオーバフロー信号218をリピートス
テップ制御回路201に出力する。
【0021】この命令バッファオーバフロー信号218
に基づき、リピートステップ制御回路201は、書き込
みイネ−ブルフラグ202をクリアして、図1の命令バ
ッファ108への書き込みをやめ、以後は、リピートス
テップレジスタ200とステップカウントレジスタ20
4の内容が一致するまで、通常のようにステップカウン
トレジスタ204をアップカウントしていく。この間、
図1の命令バッファ108は、命令バッファ書き込みイ
ネーブル信号118bと命令バッファ読み出しイネーブ
ル信号118bの両イネ−ブル信号が共にディセ−ブル
状態であり動作を停止する。一方、リピートステップ制
御回路201は、命令メモリイネ−ブル信号122をイ
ネ−ブル状態に保って、図1の命令メモリ101からの
読み出し動作を続行させる。
【0022】この結果、繰り返し実行すべき命令ステッ
プ数が図1の命令バッファ108の容量よりも大きい場
合にも、少なくとも先頭の命令から命令バッファに書き
込まれた部分までは、2回目以降は、図1の命令バッフ
ァ108から命令コ−ドを供給することができる。尚、
本実施例では、最外リピート先頭アドレスレジスタ21
4aに保持するデ−タを、繰り返し実行すべき一連の命
令の先頭アドレスとしたが、そのアドレスに対応して命
令バッファ用アドレス生成回路216が発行した命令バ
ッファのアドレスを保持していても同様の制御が可能な
ことはいうまでもない。
【0023】上述の1回目のリピ−ト制御の期間、リピ
ート制御回路107は、リピート回数制御回路206か
らの命令コードセレクタの制御信号114により、図1
のセレクタ102に、図1の命令メモリ101からの出
力を選択させ続け、かつ、命令メモリイネーブル信号1
22により、図1の命令メモリ101をイネ−ブル状態
に保つ。そして、2回目のリピ−ト制御を開始する際に
は、リピート制御回路107は、まず、リピート回数制
御回路206から、リピート先頭アドレス入力制御信号
123aを送出して、プログラムカウンタ106に、リ
ピート先頭アドレスレジスタ214bで保持しているリ
ピート先頭アドレス123bをセットする。
【0024】先に述べたように、書き込みイネ−ブルフ
ラグ202はクリアしているので、書き込みイネ−ブル
信号118bはディセ−ブルとなり、逆に読み出しイネ
−ブル信号118cはイネ−ブルとなって、図1の命令
バッファ108は読み出し状態になる。その結果、リピ
ート回数制御回路206からの命令コードセレクタの制
御信号114により、図1のセレクタ102は、図1の
命令バッファ108からの出力(命令バッファからの命
令コード出力111)を選択して図1の命令フェッチレ
ジスタ103に入力する。
【0025】リピ−ト制御フラグ203は、2回目以降
もセット状態を維持する。また、ステップカウントレジ
スタ204をクリアして、再び、アップカウンタ205
によるアップカウントを開始する。そして、リピートス
テップ制御回路201は、ステップカウントレジスタ2
04の内容とリピートステップレジスタ200の内容と
を常に比較し、両者が一致した時、2回目のリピ−トが
終了したものとして、ダウンカウンタ208によってリ
ピート回数カウントレジスタ207を再び「−1」デク
リメントする。さらに、リピートステップ制御回路20
1は、命令メモリイネーブル信号122により図1の命
令メモリ101をディセ−ブル状態にし、メモリアクセ
スを止める。
【0026】このように、繰り返し実行すべき命令ステ
ップ数が図1の命令バッファ108の記憶容量よりも大
きい場合、図1の命令バッファ108に保持している繰
り返し実行すべき命令を全て出力した直後に命令バッフ
ァ用アドレス生成回路216が出力するレジスタアドレ
ス信号118aは、再び繰り返し実行すべき一連の命令
の先頭の命令が格納された図3における命令バッファ1
08の各命令コードレジスタ301a〜301cのレジ
スタアドレスを示すので、リピートステップ制御回路2
01は、命令メモリイネーブル信号122をイネ−ブル
状態に戻し、図1のセレクタ102の出力を、図1の命
令メモリ101の出力信号(命令メモリからの命令コー
ド出力110)に切り換える。このことにより、先述の
命令バッファへの書き込みの場合と同様に、以後、ステ
ップカウントレジスタ204とリピートステップレジス
タ200の内容が一致するまで、図1のセレクタ102
は、再び、図1の命令メモリ101から、繰り返し実行
すべき命令ステップの残りを読み出す。
【0027】このように、繰り返し実行すべき一連の命
令の内、図1の命令バッファ108に入り切れない部分
は、毎回、図1の命令メモリ101から読み出すように
制御することにより、ユ−ザは、繰り返し実行すべき命
令ステップ数の制約なしに命令バッファの消費電力低減
の効果を享受することができる。以後、リピート回数カ
ウントレジスタ207が「1」になるまで同様の処理を
行い、ステップカウントレジスタ204とリピートステ
ップレジスタ200の内容が一致した時、リピート回数
カウントレジスタ207が既に「1」であれば、指定さ
れた一連の命令の繰り返し動作がすべて終了したことに
なり、リピートステップ制御回路201は、リピ−ト制
御フラグ203をクリアし、リピート回数制御回路20
6からの命令コードセレクタの制御信号114により、
図1のセレクタ102に、図1の命令メモリ11の出力
(命令メモリからの命令コード出力110)を選択さ
せ、また、命令メモリイネーブル信号122により、図
1の命令メモリ101をイネ−ブル状態にして通常の命
令フェッチ動作状態に戻す。
【0028】次に、繰り返し実行すべき一連の命令(リ
ピート対象命令)群が、多重リピート構造の場合の動作
について、図2を用いて説明する。多重リピ−ト構造の
場合には、リピートステップ制御回路201におけるリ
ピ−ト制御フラグ203がセットされている状態で、新
たなリピ−ト命令が実行されることになる。そして、新
たなリピ−ト命令が実行された時、リピート制御回路1
07は、まず、リピ−ト制御用の各レジスタ(リピート
ステップレジスタ200、ステップカウントレジスタ2
04、リピート回数カウントレジスタ207、リピート
先頭アドレスレジスタ214b)の内容、および、書き
込みイネーブルフラグ202とリピート制御フラグ20
3の状態を、スタックエリア215に退避する。その後
は、最初のリピ−ト命令実行時と同様の初期設定動作を
実行する。ただし、最外リピート先頭アドレスレジスタ
214aのみは、新たなリピ−ト命令の実行前の状態を
保持する。
【0029】新たなリピ−ト命令の初期値アドレスは、
リピート先頭アドレスレジスタ214bに保持し、リピ
ートステップレジスタ200とステップカウントレジス
タ204の内容が一致する度に、プログラムカウンタを
リピ−トステップの先頭アドレスに戻すために用いる
が、図1の命令バッファ108には、既に、最初のリピ
−トのための命令ステップをいくつか保持しており、こ
れらの保持場所を、最初のリピ−ト命令の制御が完了す
るまで保持しなければならない。もしこの部分を保持せ
ずに、新たなリピ−ト命令によるリピ−トすべき命令ス
テップを格納するために書き替えると、そのリピ−ト動
作が終了して元の最初のリピ−ト動作に復帰した時に、
最初のリピ−ト動作が続けられなくなってしまう。この
問題を解決するため、最外リピート先頭アドレスレジス
タ214aは、最初のリピ−ト命令実行時の内容を、リ
ピ−ト動作中に新たなリピ−ト命令が実行されても常に
保持する。
【0030】リピートステップレジスタ200とステッ
プカウントレジスタ204の内容が一致する前に、最外
リピート先頭アドレスレジスタ214aの下位デ−タと
レジスタアドレス信号118aが一致した場合、比較回
路217は、命令バッファのオ−バフロ−を検出して、
リピートステップ制御回路201に通知する。この通知
を受けたリピートステップ制御回路201は、命令バッ
ファ制御用の書き込みイネ−ブルフラグ202をクリア
して、図1の命令バッファ108への書き込みを停止す
る。以後は、先述の繰り返し実行すべき命令のステップ
数が、図1の命令バッファ108の容量を超えた場合の
動作と同様に制御を進めていく。
【0031】3重以上の多重リピ−ト構造の場合も、2
重目と同様の動作を行えば良い。なぜならば、2重目の
命令ステップも、やはり、最外リピート先頭アドレスレ
ジスタ214aの値によって守られるからである。最初
のリピ−ト動作から見れば、2重目以降の繰り返し実行
すべき命令は、最初の1回目に全て図1の命令バッファ
108に書き込まれているので、2回目以降は、再び2
重目以降のリピ−ト命令を実行した時は、もはや、命令
バッファへの書き込み動作は必要ないが、本実施例の場
合、2重目以降のリピ−ト命令を実行する度に、命令バ
ッファ制御用の書き込みイネ−ブルフラグ202をセッ
トするので、毎回、その部分は書き込み動作が行われる
が、冗長な動作であるだけで特に問題はない。もしこの
冗長書き込み動作も省略して、より低消費電力化の効果
を向上させる場合には、命令バッファへの書き込みイネ
−ブルフラグ202を、最初のリピ−ト用と2重目以降
のリピ−ト用の2つ用意し、最初のリピ−ト用のフラグ
は常に保持していれば、最初のリピ−トの2回目以降の
2重目以降のリピ−ト命令実行時には、冗長な命令バッ
ファへの書き込み動作を回避することができる。
【0032】以上の説明においては、繰り返し実行すべ
き一連の命令の直前に命令のステップ数とリピ−ト回数
を指定するリピ−ト命令を具備したデ−タ処理装置を前
提に説明したが、必ずしもこのようなリピ−ト命令が具
備されていなければならないという訳ではない。例え
ば、ある指定された回数だけ繰り返し実行すべき一連の
命令の先頭アドレスへ分岐する条件分岐命令が具備され
ている場合、図1の命令レコーダ104は、リピート命
令の代わりとして、この分岐命令を解読する。この場
合、リピ−ト処理を検知するのは、繰り返し実行すべき
一連の命令の直後となるので、この分岐命令が実行され
た時、既に1回目の一連の命令の実行は終了してはいる
が、2回目に、命令バッファへの書き込み動作を行な
い、3回目以降は、命令メモリの読み出し動作を止める
ことができ、命令メモリの消費電力を低減することがで
きる。
【0033】以上、図1〜図3を用いて説明したよう
に、本実施例の低電力データ処理装置では、命令バッフ
ァはプログラムメモリと異なり、1つのリピ−トモジュ
−ルのステップ数程度の容量があればよいので、CMO
Sゲ−トによるレジスタファイルなどの消費電力の極め
て少ない回路で構成でき、消費電力の大幅な削減が実現
できると共に、命令バッファの容量と繰り返し実行すべ
き命令ステップ数の管理をすることによって、命令バッ
ファの容量よりも大きいステップ数のリピ−トモジュ−
ルでも、命令バッファの容量に相当する部分は低消費電
力の効果を十分に得ることができる。さらに、リピート
対象の命令群が多重リピート構造であっても、2重目以
降のリピ−ト命令実行時に、1重目のリピ−トで既に命
令バッファに書き込まれた部分を保持するように制御す
ることにより、多重リピ−ト構造のプログラムでも適用
できる。
【0034】尚、本発明は、図1〜図3を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、図2に
おいて、繰り返し実行すべき命令のステップ数をカウン
トする制御部は、アップカウンタ205と比較回路20
5aで構成されているが、与えられたリピートステップ
数オペランド117bからダウンカウントしていき、
「1」になった時点で1回目のリピ−ト終了とし、2回
目以降は、毎回、リピートステップレジスタ200に保
持されているステップ数オペランドをステップカウント
レジスタ204に転送して、再度ダウンカウントしてい
くことでも良い。
【0035】また、逆に、リピ−ト回数を制御する回路
部も、図2ではダウンカウンタ208を用いているが、
アップカウンタと比較回路で構成することができること
は明白である。また、本実施例では、繰り返し実行すべ
き命令のステップ数オペランド117bを使って、命令
バッファの書き込み/読み出しステップ数を、ダウンカ
ウンタ208で制御しているが、リピ−ト命令実行時
に、リピート先頭アドレスレジスタ214bに取り込ま
れる繰り返し実行すべき命令の先頭アドレスと、繰り返
し実行すべき命令のステップ数オペランド117bか
ら、繰り返し実行すべき命令の最後尾アドレスを計算し
て保持し、この保持したアドレスと、図1のプログラム
カウンタ106からのプログラムアドレス出力119と
を比較し、一致した時を、その回のリピ−ト動作終了と
することでも良い。
【0036】また、図1においては、リピ−ト制御回路
107は、独立した回路ブロックを構成している必要は
なく、プログラムアドレスの生成と強い関連があること
から、プログラムカウンタ106と一体となったひとつ
の回路ブロックを構成していても構わないし、命令バッ
ファ108も、命令フェッチレジスタ103から独立し
ている必要はなく、通常は、命令バッファ108の内の
特定の1つのレジスタに、命令フェッチレジスタの機能
を持たせることができることは言うまでもない。さら
に、本実施例では、図1のデ−タ処理装置100に内蔵
された命令メモリを用いた動作を説明したが、内蔵した
命令メモリが必ずしも全てのプログラムを格納する必要
はなく、一部は外部メモリに存在していても構わない。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、命令レジスタの数を超
えるステップ数をリピート命令で指定した場合にも、超
過した分の命令によって最初に格納された命令群の内の
同数の命令情報がシフトアウトされて失われてしまうこ
とがなく、リピート命令によって指定される繰り返し実
行すべき命令ステップの数が、命令レジスタの数で制限
されず、また、リピートすべきモジュールが単純ループ
のみに制限されることなく、多重ループ構造の場合にも
対応でき、さらに、リピート対象命令群の後に読み出さ
れるリピート指示命令にも対応することができるので、
低電力データ処理装置のリピートモジュールのメモリア
クセス制御による低消費電力化を高効率化することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低電力データ処理装置の本発明に係わ
る構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるリピート制御回路の本発明に係わ
る構成の一実施例を示すブロック図である。
【図3】図1における命令バッファの本発明に係わる構
成の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 デ−タ処理装置 101 命令メモリ 102 セレクタ 103 命令フェッチレジスタ 104 命令デコ−ダ 105 演算回路 106 プログラムカウンタ 107 リピ−ト制御回路 108 命令バッファ 110 命令メモリからの命令コ−ド出力 111 命令バッファからの命令コ−ド出力 113 プログラムカウンタの制御信号 114 命令コ−ドセレクタの制御信号 116 演算回路の制御信号 117 リピ−ト制御回路用の制御信号 117a リピ−ト制御開始信号 117b リピ−トステップ数オペランド 117c リピ−ト回数オペランド 118 命令バッファの制御信号 118a レジスタアドレス信号 118b 命令バッファ書き込みイネ−ブル信号 118c 命令バッファ読み出しイネ−ブル信号 119 プログラムアドレス信号 121 命令コ−ドデ−タ信号 122 命令メモリイネ−ブル信号 123 リピ−ト動作用の制御信号 123a リピ−ト先頭アドレス入力制御信号 123b リピ−ト先頭アドレス 200 リピ−トステップレジスタ 201 リピ−トステップ制御回路 202 書き込みイネ−ブルフラグ 203 リピ−ト制御フラグ 204 ステップカウントレジスタ 205 アップカウンタ 205a 比較回路 206 リピ−ト回数制御回路 207 リピ−ト回数カウントレジスタ 208 ダウンカウンタ 208a 比較回路 211 入力デ−タ選択制御信号 212 入力デ−タ選択制御信号 213 リピ−ト終了制御信号 214a 最外リピ−ト先頭アドレスレジスタ 214b リピ−ト先頭アドレスレジスタ 215 スタックエリア 216 命令バッファ用アドレス生成回路 217 比較回路 218 命令バッファオ−バフロ−信号 300 アドレスデコ−ダ 301a 命令コ−ドレジスタ 301b 命令コ−ドレジスタ 301c 命令コ−ドレジスタ 302a アドレスデコ−ド信号 302b アドレスデコ−ド信号 302c アドレスデコ−ド信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令メモリから命令レジスタにフェッチ
    する命令が、繰り返し実行すべきリピート対象命令であ
    れば、該リピート対象命令を、具備した内部レジスタに
    格納し、上記リピート対象命令を繰り返し実行する時
    に、該リピート対象命令を、上記内部レジスタから上記
    命令レジスタへフェッチすることにより低電力化を図る
    データ処理装置において、上記繰り返し実行すべき一連
    のリピート対象命令群を格納する命令バッファと、該一
    連のリピート対象命令群の実行時には、各リピート対象
    命令を上記命令バッファに順次に転送すると共に、上記
    リピート対象命令群の数が上記命令バッファの格納容量
    を越える場合には、残りのリピート対象命令群の上記命
    令バッファへの格納を停止させ、該命令バッファに格納
    した各リピート対象命令群の読み出し制御に用いる情報
    を記憶し、上記一連のリピート対象命令群の次の実行時
    以降は、上記記憶した読み出し制御用の情報に基づき、
    上記命令バッファに格納したリピート対象命令群のみに
    関して、上記命令バッファから上記命令レジスタへのフ
    ェッチを行なうリピート制御手段とを設けることを特徴
    とする低電力データ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の低電力データ処理装置
    において、上記リピート制御手段は、上記一連のリピー
    ト対象命令群が多重ループ構造を有し、上記命令バッフ
    ァへの格納中に新たな繰り返し実行すべきリピート対象
    命令群を実行する場合に、上記先のリピート対象命令群
    に対応する上記読み出し制御用の情報を退避させるスタ
    ックエリアを具備し、上記新たなリピート対象命令群を
    上記先の格納中のリピート対象命令群に続けて上記命令
    バッファに転送すると共に、上記新たなリピート対象命
    令群に対する実行後に、上記スタックエリアに退避した
    読み出し制御用の情報に基づき、上記先のリピート対象
    命令群に対する処理を行なうことを特徴とする低電力デ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の低電力データ処理装置において、上記命令バ
    ッファは、CMOSゲートからなることを特徴とする低
    電力データ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の低電力データ処理装置において、上記一連のリピート
    対象命令群の直後にあり該一連のリピート対象命令群の
    先頭アドレスへの所定の回数分の分岐を指定する条件分
    岐命令の解読を行なうデコーダを設け、該デコーダが上
    記条件分岐命令を解読した場合、上記リピート制御手段
    は、上記一連のリピート対象命令群の次の実行時に、該
    リピート対象命令群を上記命令バッファに転送すること
    を特徴とする低電力データ処理装置。
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