JPH07159236A - 熱源検知装置 - Google Patents

熱源検知装置

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JPH07159236A
JPH07159236A JP33941093A JP33941093A JPH07159236A JP H07159236 A JPH07159236 A JP H07159236A JP 33941093 A JP33941093 A JP 33941093A JP 33941093 A JP33941093 A JP 33941093A JP H07159236 A JPH07159236 A JP H07159236A
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gravity
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JP33941093A
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Masaaki Ando
雅明 安藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • G01S3/00Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
    • G01S3/78Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using electromagnetic waves other than radio waves
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    • G01S3/783Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using amplitude comparison of signals derived from static detectors or detector systems
    • G01S3/784Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using amplitude comparison of signals derived from static detectors or detector systems using a mosaic of detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J2005/0077Imaging
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線センサの素子を極低温に冷やす必要が
なく、熱源位置や熱源移動方向を正確に検知できる熱源
検知装置を提供する。 【構成】 赤外レンズ10により赤外映像を結像する赤外
線検知部7をアレイ状に複数配置した赤外線センサ1
と、赤外検知部7で検出した検出信号を解析処理する赤
外解析部2を設けて熱源検知装置を形成する。赤外解析
部2には、赤外検知部7毎の赤外線強度を検出する赤外
強度検知部3と、赤外強度検知部3で検出した赤外線強
度から赤外線を発する熱源の重心位置を求める赤外重心
位置検知部5と、赤外重心位置検知部5で求めた重心位
置の時間的なベクトル変位から熱源移動方向を求める熱
源移動方向検知部6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体等の赤外線熱源の
位置や熱源位置移動方向を検知する熱源検知装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】人体等の赤外線熱源からの輻射光(赤外
線)を赤外線センサにより検知することが行われてい
る。赤外線センサによる熱源の検知は、測定対象となる
人体等に何らかの光を照射したりせずに、熱源から自然
に出ている輻射光を検出するといったパッシブな方法に
よる検知であるために、人体等に悪影響が及ぶこともな
く、夜間でも照明なしに熱源検知を行うことができるこ
と等から広く応用されている。
【0003】図7には、赤外線センサを用いた熱源検知
装置の一例が示されている。同図において、熱源検知装
置には、焦電型の赤外線センサ1が設けられており、赤
外線センサ1の下部側には開口部12を有する遮蔽板18が
スライド自在に設けられており、遮蔽板18の下部側には
複数のフレネルレンズ16が配置されている。このような
装置においては、図のA〜Cの各ゾーン内での熱源から
の輻射光を、フレネルレンズ18により赤外線センサ1の
赤外検知部に結像して熱源の検出が行われるようになっ
ており、同図のように、Aゾーンの上部側に前記遮蔽板
18の開口部12が位置しているときには、Aゾーンが検出
対象ゾーンとなり、例えば、人がAゾーン内にいるとす
ると、人体からの輻射光が赤外線センサ1の赤外検知部
に結像されて、Aゾーン内に熱源である人体があること
が検知され、人がAゾーン内にいなければ輻射光が検知
されないことから、Aゾーン内での熱源の有無がわかる
ようになっている。
【0004】また、遮蔽板18をスライド移動させてBゾ
ーンの上部側に開口部12が位置するようにして同様の動
作を行えば、同様にBゾーン内での熱源の有無が確認さ
れ、同様にしてCゾーン内での熱源の有無も確認するこ
とができる。
【0005】そして、遮蔽板18の移動を一定時間毎に行
い、各A〜Cのゾーン内での熱源の有無を検出すれば、
熱源がAゾーン側からCゾーン側へ移動したのか、また
は、その逆に、Cゾーン側からAゾーン側へ移動したの
かといった情報を得ることができる。
【0006】図8の(a)には、赤外線センサを用いた
熱源検知装置の別の例が示されている。この装置は、8
個の赤外検出部7を縦一列に配設した焦電型の赤外線セ
ンサ1を、図の矢印Aのように往復回転自在に設け、赤
外線センサ1の外周側に開口部12を有するチョッパ11を
回転自在に設け、チョッパ11の手前側に赤外レンズ10を
設けてある。この装置においては、熱源からの輻射光を
赤外レンズ10を介してチョッパ11の開口部12から赤外検
出部7に結像するが、赤外線センサ10とチョッパ11を図
の矢印Bのように回転させ、チョッパ11の開閉を64回行
って輻射光の検出を行うことにより、輻射光を検出角度
を変えながら検出している。そして、そのようにするこ
とで、信号処理部24により信号処理して、CPU(マイ
クロコンピュータ)25により、同図の(b)に示すよう
な64×8の赤外映像を映し出し、熱源位置や熱源移動方
向を検知している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、家庭
等でも可視光CCDカメラが用いられており、このカメ
ラは、シリコンウェハ上に可視光を検知するセンサを高
密度で配設し、その検知部分に対応させてシリコンウェ
ハに高密度の配線を施すことにより、解像度の高いカメ
ラとすることが可能となっており、この様な技術を、熱
源検知装置(赤外線カメラ)に応用できれば、熱源検知
装置を解像度が高いものとすることができるのではない
かと考えられている。
【0008】しかしながら、熱源検知装置に用いられて
いる焦電型の赤外線センサは、セラミックス等により形
成されており、シリコン上に集積するのは困難なため、
上記可視光CCDカメラのように、シリコンウェハ上に
センサを高密度に配設固定することはできないという問
題がある。もちろん赤外線センサを接着等によりできる
だけ高密度に配設しようとすることも考えられるが、接
着作業が大変である上に、隣り合う赤外線センサ同士を
接続し、さらに、各赤外線センサの赤外検知部から各々
リード線等の配線を引き出す等といった手間がかかり、
非常に作製作業が困難となる。
【0009】そのため、図7,8で示したような、熱源
検知装置においては、赤外線センサを低密度に配設する
方式が採られるために、解像度がそれほど高くなく、熱
源の大凡の位置しか検出することができなかった。ま
た、熱源の移動方向も、きめ細かく判断することはでき
ず、図の上下、又は左右のいずれの方向へ移動したかど
うかがわかるだけといった、極めて大まかな判断しかで
きなかった。
【0010】そこで、上記問題を解決するために、例え
ば、HgCdTe、InSb等の半導体を用いた量子型
の赤外線センサを用いた赤外線カメラが提案され、一部
用いられているが、このような量子型の赤外線センサを
動作させるためには、液体窒素等で素子を極低温に冷や
す必要があるために、装置が大型化してしまい、装置の
コストも高くなってしまうといった問題があった。
【0011】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、装置を動作させる
ために赤外線センサの素子を極低温に冷やす必要がな
く、熱源位置や熱源移動方向を正確に検知することが可
能な熱源検知装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成されている。すなわち、本
発明は、複数の赤外線検知部をアレイ状に配置した赤外
線センサと、該赤外線センサで検出した検出信号を解析
処理する赤外解析部とを有する熱源検知装置であって、
該赤外解析部は前記赤外線検知部ごとの赤外線強度を求
める赤外強度検出部と、該赤外強度検出部で検出した赤
外線強度から赤外線を発する熱源の重心位置を求める赤
外重心位置検知部を有する構成としたことを特徴として
構成されている。
【0013】また、前記赤外解析部は、赤外重心位置検
知部で検知した赤外線を発する熱源の重心位置の時間的
なベクトル変位から熱源移動方向を求める熱源移動方向
検知部を有する構成としたことも本発明の特徴的な構成
とされている。
【0014】
【作用】上記構成の本発明において、赤外解析部の赤外
強度検出部により、赤外線センサの赤外線検知部で検出
した検出信号を受けて、赤外線検知部毎の赤外線強度が
求められ、赤外重心位置検知部により、前記赤外強度検
出部で検出した赤外線検知部毎の赤外線強度からきめ細
かい解析が行われて赤外線重心位置が正確に求められ
る。
【0015】また、赤外解析部が熱源移動方向検知部を
有する熱源検知装置においては、熱源移動方向検知部に
より、前記赤外重心位置検出部できめ細かく解析して検
出した赤外線重心位置の時間的なベクトル変位から、熱
源移動方向が求められる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一名
称部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図1には、本発明の熱源検知装置の第1の実施例の要部
構成がブロック図で示されている。同図において、赤外
レンズ10は、熱源からの輻射光が入射できる位置に配設
され、赤外レンズ10とチョッパ11と赤外線センサ1は間
隔を介して配設されており、赤外線センサ1には、赤外
線センサ1で検出した検出信号を解析処理する赤外解析
部2が接続されている。赤外レンズ10は熱源からの輻射
光を受けて、同図の点線のように、輻射光を屈折させ、
チョッパ11の開口部12を介して赤外線センサ1側に結像
させるようになっている。
【0017】赤外線センサ1は焦電型のセンサであり、
図2に示すように、16個の赤外線検知部7を、縦横4個
ずつ、すなわち、図のX方向とY方向にそれぞれ4個ず
つアレイ状に配置して構成されており、図1に示すよう
に、前記赤外レンズ10側からの輻射光は赤外線センサ1
の赤外線検知部7に入射し、赤外線検知部7上には、赤
外レンズ10により赤外映像が結像されるようになってい
る。
【0018】また、チョッパ11には図示されていない駆
動機構が設けられており、チョッパ11はその駆動機構に
より、図の矢印Aのように、自在にスライド移動できる
ようになっており、チョッパ11の移動により、赤外レン
ズ10側からの輻射光を妨げることなく赤外線センサ1側
に入射させることもできるし、赤外線センサ1側への輻
射光の入射を妨げることもできるようになっている。
【0019】赤外解析部2は、赤外強度検出部3、熱源
位置判断部4、赤外重心位置検知部5、熱源移動方向検
知部6を有して構成されている。赤外強度検出部3は、
前記赤外線センサ1の赤外線検知部7毎の赤外線強度を
求めるものであり、一定の周期で、例えば、図3の
(a)に示すように、各赤外線検知部7毎の赤外線強度
を求め、その強度分布図(電圧分布図)のデータを熱源
位置判断部4に加える。
【0020】熱源位置判断部4は、赤外強度検出部3か
らのデータを受けて、例えば、図3の(a)において、
電圧が2.0 Vを越えた赤外線検知部7を抜粋するといっ
たように、電圧が予め与えられたしきい値電圧を越えた
赤外線検知部7を抜粋して2値化し、抜粋した赤外検知
部7を抜粋画素として、図3の(c)に示すように、抜
粋画素17のみの赤外線強度が示されているデータを赤外
重心位置検出部5に加えるものである。
【0021】すなわち、熱源位置判断部4は、まず、図
3の(a)のうち、しきい値電圧2.0 Vを越えた赤外検
知部7を抜粋し、図3の(b)の斜線部分である抜粋画
素17を他の赤外検知部7と区別することにより、抜粋画
素17部分に多くの輻射光が入射していることを判別し、
熱源状態が図の斜線部分に示すような形状であると判断
することができるのである。そして、抜粋画素17の赤外
線強度の値と抜粋画素17の位置のデータを赤外重心位置
検知部5に加えて、赤外重心位置検知部5により、赤外
線重心位置(熱源の重心位置)を検知できるようにす
る。
【0022】赤外重心位置検知部5は、熱源位置判断部
4からのデータを受けて、例えば、(数1),(数2)
のような、赤外重心位置検知部5に予め与えられた式に
基づいて、赤外線重心位置のX成分xG とY成分yG
求めるものである。
【0023】
【数1】
【0024】
【数2】
【0025】なお、(数1),(数2)において、変数
1 は、前記熱源位置判断部4により抜粋した抜粋画素
17の数がi個あったときに、i番目の抜粋画素17の赤外
線強度の値であり、xi ,yi は、それぞれ、予め与え
られた基準位置から抜粋画素17の中心位置までの距離
(アドレス)のX方向成分とY方向成分の値である。
【0026】すなわち、予め与えられた基準位置をSと
して、抜粋画素17a〜17dのアドレスを求めるとする
と、1番目の抜粋画素17aのアドレスのX方向成分x1
は1、Y方向成分y1 は1というように表すことがで
き、同様にして、2番目、3番目、4番目の抜粋画素17
b,17c,17dのアドレスのX成分x2 ,x3 ,x
4 は、それぞれ、2,2,2となり、Y方向y2
3 ,y4 は、それぞれ1,2,3と表すことができ
る。
【0027】そして、赤外重心位置検知部5は、(数
1),(数2)により求めた重心位置のX成分xG とY
成分yG の値を、逐次熱源移動方向検出部6に加える。
【0028】熱源移動方向検出部6は、赤外重心位置検
知部5で検出した赤外線重心位置の時間的なベクトル変
位から熱源移動方向を求めるものである。すなわち、前
記チョッパ11の移動により、一定時間毎に熱源からの輻
射光を赤外線センサ1の赤外線検知部7に入射させた
り、入射させなかったりすることを繰り返し、この1繰
り返し動作を1フレームとしたときに、1フレーム毎の
赤外線重心位置のX方向の変位とY方向の変位を求め、
X方向の変位の総和δxG sum とY方向の変位の総和δ
G sum から重心変位ベクトルの基準軸に対する重心位
置移動方向の角度θを求めるものである。
【0029】例えば、熱源が検知されてからi番目のフ
レームの重心位置を(xG(i),yG(i))とし、熱源が検
知領域に入ってから出ていくまでにNフレームのデータ
があるとすると、熱源の重心の変位ベクトル(δ
G(i),δyG(i))は、(数3),(数4)に示される
演算式を用いて計算できる。
【0030】
【数3】
【0031】
【数4】
【0032】そして、(数3),(数4)で求めた熱源
の重心の変位ベクトル(δxG(i),δyG(i))の値と
(数5),(数6)に示される演算式により、熱源の重
心位置のX方向の変位の総和δxG sum とY方向の変位
の総和δyG sum を求めることができる。
【0033】
【数5】
【0034】
【数6】
【0035】そして、上記で求めたδxG sum とδy
G sum の値を(数7)に代入することにより、θを求め
ることができるのである。
【0036】
【数7】
【0037】本実施例の熱源検知装置は上記のように構
成されており、次にその動作について説明する。図1に
示すように、赤外レンズ10が熱源からの輻射光を受け
て、赤外線映像を赤外線センサ1の赤外線検知部7に結
像すると、その信号が赤外解析部2に入力され、赤外解
析部2は各フレーム毎に次のようにして信号解析処理を
行う。
【0038】まず、赤外強度検出部3が各赤外線検知部
7毎に赤外線強度を検出し、図3の(a)に示すような
赤外線強度分布データを熱源位置抜粋部4に加える。熱
源位置抜粋部4は赤外強度検出部3のデータを受けて、
各赤外線検知部7毎の赤外線強度がしきい値電圧2.0 V
を越えているかどうかを判断し、図3の(b)の斜線部
分に示すように、しきい値電圧を越えている赤外線検知
部7を抜粋画素17として抜粋し、図3の(c)に示すよ
うに、抜粋画素17の赤外線強度分布が示されているデー
タを赤外重心位置検知部5に加える。
【0039】赤外重心位置検知部5は、熱源位置抜粋部
4のデータを受けて、前記(数1),(数2)により、
赤外重心位置のX成分xG とY成分yG を求め、求めた
データを各フレーム毎に熱源移動方向検知部6に加え
る。
【0040】なお、図3の(c)のデータと(数1),
(数2)から実際にxG ,yG を求めると次のようにな
り、熱源重心位置は図3の(d)の点Gに示す位置にな
る。
【0041】xG =(1×2.3 +2×2.6 +2 ×2.5 +
2×2.2 )/(2.3 +2.6 +2.5 +2.2 )=1.76
【0042】yG =(1×2.3 +1×2.6 +2 ×2.5 +
3×2.2 )/(2.3 +2.6 +2.5 +2.2 )=1.76
【0043】このように、熱源重心位置は、単に赤外線
センサ1の抜粋画素17a〜17d内にあるということが検
知されるだけではなく、抜粋画素17bの点Gの位置であ
ることが正確に検知されることになる。
【0044】そして、このようにして赤外重心位置検出
部5により求めた熱源重心位置のデータが、熱源移動方
向検知部6に逐次加えられると、熱源移動方向検知部6
はその熱源位置のデータに基づき、前記(数3)〜(数
7)により、次のようにして熱源移動方向の基準軸(X
軸)に対する角度を求める。例えば、図4に示すよう
に、熱源重心位置が図の点A0 から点A3 まで順々に移
動して抜粋画素17が図の斜線に示すようになっていると
する。熱源が検知されてから1番目のフレームの重心位
置(xG1,yG1)は、点A0 の位置であるから、基準位
置SからのアドレスのX成分、Y成分により(0.4 ,1.
8 )で表され、2番目のフレームの重心位置(xG2,y
G2)は、点A1 の位置であるから(1.0 ,1.9 )で表さ
れる。したがって、1番目のフレームの重心位置から2
番目のフレームの重心位置までの変位ベクトルのX成分
δxG(2)は(数3)により、
【0045】δxG(2)=1.0 −0.4 =0.6
【0046】と求めることができ、変位ベクトルのY成
分δyG(2)は(数4)により、
【0047】δyG(2)=1.9 −1.8 =0.1
【0048】と求めることができる。そして、同様にし
て、各フレーム毎の変位ベクトルのX成分とY成分を求
めると、表1に示すような値になる。
【0049】
【表1】
【0050】そして、この表の値に基づき、(数5),
(数6)により、変位ベクトルのX成分の総和δx
G sum とY成分の総和δyG sum は、次のようにして求
められる。
【0051】δxG sum =0.6 +0.3 +0.8 =1.7
【0052】 δyG sum =0.1 +(−0.2 )+0.0 =−0.1
【0053】したがって、(数7)より、X軸を重心変
位ベクトルの基準軸としたときの熱源移動方向の基準軸
に対する角度θを求めると、
【0054】θ=tan-1(−0.1 /1.7 )=−3.4 °
【0055】となる。
【0056】なお、本実施例のように、δxG sum の値
が正、yG sum の値が負となった場合には、熱源重心位
置移動方向は点A0 を基準にして右斜め下方側に移動し
たことを表しており、本実施例では、点A0 を基準とし
て熱源がX軸に対してなす角度θ=3.4 °だけ右斜め下
方側に移動したことがわかる。また、同様にして、δx
G sum ,δyG sum が共に正の値であれば右斜め上方
側、δxG sum ,δyGsum が共に負の値であれば左斜
め下方側、δxG sum が負の値でδyG sum が正の値で
あれば左斜め上方側に熱源重心位置が移動したというこ
とがわかる。
【0057】本実施例によれば、上記動作により、熱源
位置抜粋部4により熱源の大凡の位置と熱源形状を判断
することができ、赤外重心位置検知部5により、熱源の
重心位置を高解像度で正確に検知することができる。そ
して、その正確な熱源重心位置のデータに基づいて、熱
源移動方向検知部6が熱源移動方向を求めることによ
り、解像度の低い赤外アレイセンサを用いても熱源の移
動方向をより良い精度で決定することができる。
【0058】しかも、本実施例の赤外検出装置は、焦電
型の赤外線センサ1を備えた装置であり、焦電型の赤外
線センサは、量子型の赤外線センサと違って素子を極低
温に冷やす必要もなく、そのため、熱源検知装置が大型
化したり、コストが高くなってしまったりすることもな
い。
【0059】次に、本発明の熱源検知装置の第2の実施
例について説明する。第2の実施例が第1の実施例と異
なる点は、熱源移動方向検知部6による熱源移動方向の
算出方法が異なることであり、その他の構成および動作
は第1の実施例と同様である。第2の実施例の熱源移動
方向検知部6は、熱源移動方向の算出を次のように行う
ように構成されている。
【0060】まず、前記(数4),(数5)より、熱源
が検知されてからi番目のフレームの熱源重心変位ベク
トル(δxG(i),δyG(i))を求め、次に、各フレーム
間の変位ベクトルが基準軸(X軸)に対してなす角度θ
iを(数8)により求める。
【0061】
【数8】
【0062】例えば、図5に示すように、重心位置が点
0 から点A3 まで移動したとすると、1番目のフレー
ムの変位ベクトル、すなわち、A0 からA1 までの変位
ベクトルのX軸に対してなす角度θ1 は(数8)と前記
(表1)より、
【0063】θ1 =tan-1(0.6 /0.1 )=9.5
【0064】となり、同様にして、A1 からA2 までの
変位ベクトルのX軸に対してなす角度θ2 は、θ2 =−
33.7、A2 からA3 までの角度θ3 は、θ3 =0とな
る。
【0065】そして、熱源が検知領域に入ってから出て
行くまでにNフレームのデータがとれたとして、(数
9)より、熱源の移動方向のX軸に対してなす角度θを
求める。
【0066】
【数9】
【0067】そうすると、図5においては、A0 からA
3 まで3フレームのデータがとれているために、図5の
ように、熱源移動が行われたときの熱源移動方向のX軸
に対してなす角度θは、
【0068】θ=(9.6 −33.7+0)/3=−0.8 °
【0069】となる。
【0070】第2の実施例によれば、第1の実施例と同
様の動作により、各フレームの熱源重心位置を正確に求
めることができ、熱源移動方向検知部6により、上記の
ようにして、熱源移動方向のX軸に対してなす角度θを
正確に求めることが可能であり、第1の実施例と同様の
効果を奏することができる。
【0071】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、赤外線センサ1は縦横4個ずつの赤外線検
知部7をアレイ状に配設したアレイセンサとしたが、赤
外線検知部7の配設数は限定されることはなく、縦と横
の配列数が等しくても異なっていても構わない。
【0072】また、上記実施例のように、隣り合う赤外
線検知部7が必ずしも接しているとは限らず、図6に示
すように、間隔を介して配設されていても構わない。こ
のように、赤外線検知部7が間隔を介して配設されてい
ても、赤外検知装置が上記実施例と同様の赤外解析部2
を有し、同様に動作すれば、熱源重心位置や熱源移動方
向を正確に検知することが可能であり、たとえ、同図に
示すように、熱源重心位置が赤外線検知部7同士の隙間
部分にあったとしても、その位置を正確に検知し、熱源
移動方向を正確に検知することができる。
【0073】さらに、上記実施例では、赤外レンズ10と
赤外線センサ1との間にチョッパ11を設けたが、チョッ
パ11は必ずしも設けるとは限らず、赤外解析部2側で一
定時間毎に赤外線センサ1の赤外検知部7で検知される
赤外線強度の信号を採り込み、信号解析を行うことがで
きれば、チョッパ11を設けない構成とすることもでき
る。
【0074】さらに、上記実施例では、熱源位置抜粋部
4に、予めしきい値電圧が2.0 Vと設定入力されてお
り、赤外強度検出部3で検出される電圧が2.0 Vを越え
る赤外線検知部7を抜粋して抜粋画素17としたが、熱源
位置抜粋部4に入力されるしきい値電圧は2.0 Vとは限
らず、しきい値電圧は適宜設定されて入力されるもので
ある。
【0075】さらに、本発明の熱源検知装置において、
熱源移動方向検知部6による熱源移動方向の求め方は、
上記実施例に限定されることはなく、熱源移動方向検知
部6は、赤外重心位置検知部で検出した赤外線重心位置
の時間的なベクトル変位から熱源移動方向を求めればよ
い。
【0076】さらに、上記実施例では、熱源移動方向検
知部6を必須の構成要件としたが、本発明の熱源検知装
置は、熱源移動方向検知部6を設けずに熱源重心位置の
みを検知する装置とすることもできる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、赤外解析部の赤外強度
検出部により、アレイ状に配置した赤外線検知部毎の赤
外線強度が求められ、赤外重心位置検知部により、前記
赤外強度検出部で求めた赤外線強度から赤外線を発する
熱源の重心位置を求められるため、赤外線検知部毎のデ
ータに基づき、きめ細かく解析し、正確に赤外線重心位
置(熱源重心位置)を求めることができる。
【0078】そして、熱源移動方向検知部を有する赤外
検知装置によれば、前記赤外重心位置検知部で求めた正
確な赤外線を発する熱源の重心位置の時間的なベクトル
変位から熱源移動方向を求めるために、熱源移動方向を
正確に求めることができる。
【0079】しかも、本発明は、量子型の赤外線センサ
を用いなくとも、上記のような赤外線を発する熱源の重
心位置の検知および熱源移動方向の検知を行うことがで
きるために、赤外線センサを動作させるために、赤外線
センサの素子を極低温にする必要はなく、それに伴い、
装置が大型化したり、コストが高くなったりすることは
なく、それ程解像度が高くない赤外線センサを熱源検知
装置に組み込んで用いても、高解像度で赤外線の解析を
行って、熱源重心位置およびその移動方向の検知を正確
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱源検知装置の第1の実施例の要
部構成を示すブロック図である。
【図2】図1の赤外線センサ1の赤外線検知部7(配設
状態)を示す説明図である。
【図3】上記実施例の熱源検知装置による赤外線重心位
置検知方法を示す説明図である。
【図4】上記実施例の熱源検知装置による熱源移動方向
検知方法を示す説明図である。
【図5】本発明の熱源検知装置の第2の実施例による熱
源移動方向検知方法を示す説明図である。
【図6】本発明の熱源検知装置の他の実施例に設けられ
た赤外線センサ1の赤外線検知部7配設状態を示す説明
図である。
【図7】従来の赤外線センサを用いた熱源検知装置の一
例を示す説明図である。
【図8】従来の赤外線センサを用いた熱源検知装置の別
の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 赤外線センサ 2 赤外解析部 3 赤外強度検出部 4 熱源位置判断部 5 赤外重心位置検知部 6 熱源移動方向検知部 7 赤外線検知部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の赤外線検知部をアレイ状に配置し
    た赤外線センサと、該赤外線センサで検出した検出信号
    を解析処理する赤外解析部とを有する熱源検知装置であ
    って、該赤外解析部は前記赤外線検知部ごとの赤外線強
    度を求める赤外強度検出部と、該赤外強度検出部で検出
    した赤外線強度から赤外線を発する熱源の重心位置を求
    める赤外重心位置検知部を有する構成としたことを特徴
    とする熱源検知装置。
  2. 【請求項2】 赤外解析部は、赤外重心位置検知部で検
    知した赤外線を発する熱源の重心位置の時間的なベクト
    ル変位から熱源移動方向を求める熱源移動方向検知部を
    有する構成とした請求項1記載の熱源検知装置。
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