JPH07158938A - スチーム式加湿器の制御装置 - Google Patents

スチーム式加湿器の制御装置

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JPH07158938A
JPH07158938A JP5305651A JP30565193A JPH07158938A JP H07158938 A JPH07158938 A JP H07158938A JP 5305651 A JP5305651 A JP 5305651A JP 30565193 A JP30565193 A JP 30565193A JP H07158938 A JPH07158938 A JP H07158938A
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JP
Japan
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water
detection sensor
temperature detection
temperature
humidity
Prior art date
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Pending
Application number
JP5305651A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamiya Uchida
民也 内田
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の湿度を検出する温度検出センサーを使
用することで、低価格にするともに、取扱も簡単とな
り、さらにセンサーのばらつきをなくす。 【構成】 室内の湿度を吸水装置10から水を付着させ
た温度検出センサB5と外気を取り入れる外気吸込口4
に配置した温度検出センサA8の抵抗変化を前記温度検
出センサB5および温度検出センサA8に各々直列接続
した抵抗29及び抵抗30とで電圧に換え、前記温度検
出センサB5および温度検出センサA8に各々直列接続
した回路にさらに並列接続したマイコン32のアナログ
ーデジタルポート(以下A/Dポートと呼称)I3及び
I2に入力し、温度に換算する。前記マイコン32によ
り、温度検出センサA8と温度検出センサB5との温度
差を求め、その差により演算式を設け湿度を算出し、ヒ
ータ7及びモータファン9を制御させるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭において使用
されるスチーム式加湿器の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来におけるスチーム式加湿器の制御装
置は、例えば、実公昭59−26190号公報等で知ら
れているように温度検出センサおよび抵抗の直列回路の
両端に直流電圧を印加し、この温度検出センサおよび抵
抗の相互接合点に発生する直流電圧と基準電圧との偏差
に対応する温度検出信号を出力する温度検出回路と、湿
度センサおよび抵抗の直列回路の両端に交流電圧を印加
し、この湿度センサおよび抵抗の相互接合点に発生する
交流電圧を直接電圧に変換して湿度検出信号を出力する
湿度検出回路と、前記温度検出信号および湿度検出信号
に基いて、一定出力を送出する演算回路出力により制御
する制御回路とを具備するものにおいて、室内の湿度を
検出するものとして、一般にセラミック板に高分子の塗
料を塗布した高分子型センサーが一般に使用されてい
た。
【0003】このセンサーは、電子回路で動作するのに
低圧の交流電源を必要としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高分子型センサーは、
使用するにあたってその取扱いが非常にむずかしく容易
に性能を維持できなくなることが多い。
【0005】また、高分子型センサーは、非常に高価な
ものであるうえ、電子回路にて動作させるのに交流電源
を必要としているためコストも割高である。
【0006】さらに、センサー単品のばらつきが大き
く、選別したり調整を要したり生産性が著しく乏しかっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、本体ケースに水を
一定量蓄える水受け皿と、ヒータの加熱により溜まった
水を蒸発させる蒸発皿と、蒸発皿から蒸発した蒸気を放
出するモータファンと、雰囲気湿度を検出する検出手段
として本体ケースの一部に設けた外気吸込口に配置する
温度検出センサBと、水受け皿から別経路で一定量の水
を蓄える吸水皿にその吸水皿の水を吸い込む吸水装置を
装着した他の温度検出センサAとを具備したものとし
た。
【0008】また、商用電源を電源とし、前記商用電源
に該モータファンと該モータファンの制御を行なうホト
サイリスタとの直列回路を並列接続するとともに、該ヒ
ータと該ヒータを制御するリレーとの直列回路を並列接
続し、前記商用電源に並列に接続した定電圧発生回路の
電源V2に室内の温度を検出する温度検出センサBと、
吸水装置を装着した温度検出センサAとを接続し、該定
電圧発生回路の電源V2に運転の開始と停止、及び好み
の湿度を設定する運転湿度設定手段を接続し、さらに前
記ヒータと前記モータファンを動作させ、温度検出セン
サB及び温度検出センサAの2つの温度変化から相対湿
度を算出するプログラムをマイコンに具備し、そのマイ
コンを温度検出センサBと温度検出センサAおよび運転
湿度設定手段に接続したものとした。
【0009】
【作用】本発明は上記の如く構成したことにより、運転
湿度設定手段で運転操作を行い、運転信号がマイコンの
入力ポートから入力されると、マイコンの出力ポートか
ら信号が出力されトランジスタを介しホトサイリスタを
駆動し、ファンモータを動作させる。ファンモータは運
転湿度手段の停止操作を行うまで動作する。
【0010】温度検出センサBで検出した抵抗変化を抵
抗とで電圧に換え、マイコンのアナログーデジタルポー
ト(以下A/Dポートと呼称)に入力し温度に換算す
る。
【0011】また、温度検出センサAで検出した抵抗変
化を抵抗とで電圧に換え、マイコンのA/Dポートに入
力し温度に換算する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に従って
説明する。
【0013】まず、スチーム加湿器の構造を図1を参照
して説明する。
【0014】1は外郭を構成する本体ケースである。2
は水タンクであり、本体ケース1内に収納されるもので
ある。
【0015】12は水タンク2のタンク蓋を押し上げる
ための押し上げ棒であり、その押し上げ棒12に水タン
ク2の蓋の中心部が押し上げられることで水タンク2内
の水が落下し、水受け皿3に水が溜まるようになってい
る。
【0016】水受け皿3の水は、その水受け皿3の上部
に連通するように蒸発皿6が連結されており、水受け皿
3の水は、蒸発皿6に水を供給している。
【0017】その蒸発皿6にはヒータ7が配設され、蒸
発皿6に供給する水をそのヒータ7で加熱するようにな
っている。
【0018】ヒータ7を具備する蒸発皿6の近傍にモー
タによって回転されるモータファン9を設け、蒸発皿6
で蒸発した蒸気(水)は、本体ケース1の一部に開口す
る噴出口13を通って室内に放出されるようになってい
る。
【0019】5は温度検出センサBであり、本体ケース
1内で、しかも水受け皿3に連通するように別経路に設
けた給水皿11の上部に配設されている。
【0020】8は室内の湿度を検出する温度検出センサ
ーAであり、その温度センサーA8に水を付着させる吸
水装置10を具備している。
【0021】4は、温度検出センサA8、および温度検
出センサB5に的確な温度を検出するための外気を取り
入れるために設けた外気吸込口であり、本体ケース1の
一部に設けてある。
【0022】14は、温度検出センサA8および温度検
出センサB5からの信号の取り込み、ヒータ7及びモー
タファン9を制御して動作させるための制御基板であ
る。
【0023】次に、制御基板14の回路について図2、
および図3を参照して説明する。
【0024】21は商用電源であり、その商用電源21
の一端と、モータファン9とモータファン9を動作させ
る半導体からなり光により動作するホトサイリスタの受
光部22aと直列接続したものを並列に接続し、ヒータ
7とヒータ7を動作させるリレー23aと直列接続した
ものを並列接続し、さらに並列に定電圧発生回路26が
接続してある。
【0025】定電圧発生回路26の電源V2に室内の湿
度を検出する温度検出センサB5及び温度検出センサA
8を接続し、前記各々に抵抗29及び抵抗30を介して
定電圧発生回路26のGNDを接続している。
【0026】また、温度検出センサB5および温度検出
センサA8に運転湿度設定手段31(図1の構成図には
図示なし)を並列接続している。さらに、マイコン32
が並列接続している。
【0027】温度検出センサB5と抵抗29の接続点
は、マイコン32の入力ポートI3に、温度検出センサ
A8と抵抗30の接続点は、マイコン32の入力ポート
I2に、運転湿度設定手段31の出力端は、マイコン3
2の入力ポートI1に接続している。
【0028】定電圧発生回路26の電源V1には、ホト
サイリスタの発光部22b、リレーのコイル部23bが
各々接続している。ホトサイリスタの発光部22bのも
う一端はトランジスタ35のコレクタ端に接続し、トラ
ンジスタ35のベース端はマイコン32の出力ポートO
1に接続し、トランジスタ35のエミッタ端はグランド
(GND)に接続している。
【0029】リレーのコイル部23bのもう一端はトラ
ンジスタ36のコレクタ端に接続し、トランジスタ36
のベース端はマイコン32の出力ポートO2に接続し、
トランジスタ36のエミッタ端はグランド(GND)に
接続している。
【0030】次に、前記構成における作用を説明する。
【0031】いま、運転湿度設定手段31で運転操作を
行い、運転信号がマイコン32の入力ポートI1から入
力されると、マイコン32の出力ポートO1から信号が
出力されトランジスタ35を介しホトサイリスタ22a
を駆動し、ファンモータ9を動作させる。ファンモータ
9は運転湿度手段31の停止操作を行うまで動作する。
【0032】温度検出センサB5で検出した抵抗変化を
抵抗29とで電圧に換え、マイコン32のアナログーデ
ジタルポート(以下A/Dポートと呼称)I3に入力し
温度に換算する。
【0033】また、温度検出センサA8で検出した抵抗
変化を抵抗30とで電圧に換え、マイコン32のA/D
ポートI2に入力し温度に換算する。
【0034】マイコン32の湿度を演算で算出するに
は、図3のフローチャートの如くスタートすると温度検
出センサーA8により温度を検出する。この値をTAとし
する。
【0035】次いで、温度検出センサーB5により温度
を検出する。この値をTBとする。次ぎに、このTBの値
により係数Pを決定する。
【0036】次に、温度検出センサA8と温度検出セン
サB5の温度差:dtを求め、差dtにより演算式を以
下の如く設け、湿度を算出した。
【0037】 dt≦1(℃)・・・・H0=H0'+K0×P dt≦2(℃)・・・・H1=H1'+K1×P ・ (H0’は定数、K0は、係数) ・ ・ dt>9(℃)・・・・H10=H10'+K10×P 算出された湿度H0,H1,..H9,H10と運転湿
度設定手段31で設定した湿度との差がマイナスの場
合、乾燥していると判断し、マイコン32の出力ポート
O2から信号を“high”にしトランジスタ36を介
しリレーのコイル部22bを駆動し、リレー23aをO
Nしヒータ7を動作させる。
【0038】また、算出された湿度H0,H1,..H
9,H10と運転湿度設定手段31で設定した湿度との
差がプラスの場合、湿度が充分と判断し、マイコン32
の出力ポートO2から信号を“low”にしリレーのコ
イル部22bをOFFし、リレー23aをOFFしヒー
タ7を停止させる。
【0039】
【発明の効果】以上本発明によれば、室内の湿度を検出
するのに、湿度検出手段として2個の温度検出センサー
を使用し、部屋の温度と2個の温度検出センサーとの温
度差をもとにマイコンで演算し部屋の湿度を算出するに
より、回路構成の材料費用及びセンサー自体の価格が安
価であるので低価格になった。
【0040】また、取扱も簡単となり、さらにセンサー
のばらつきもなくなり選別や調整が不要で組立作業の効
率が向上する等使い勝手の良いスチーム式加湿器の制御
装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すスチーム式加湿器の制
御装置の構成断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すスチーム式加湿器の制
御装置の回路図である。
【図3】本発明の一実施例を示すスチーム式加湿器の制
御装置のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 本体ケース 3 水受け皿 4 外気吸込口 5 温度検出センサB 6 蒸発皿 7 ヒータ 8 温度検出センサA 9 モータファン 10 吸水装置 11 吸水皿 21 商用電源 22a ホトサイリスタ 23a リレー 26 定電圧発生回路 31 運転湿度設定手段 32 マイコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース(1)に水を一定量蓄える水
    受け皿(3)と、ヒータ(7)の加熱により溜まった水
    を蒸発させる蒸発皿(6)と、蒸発皿(6)から蒸発し
    た蒸気を放出するモータファン(9)と、雰囲気湿度を
    検出する検出手段として本体ケース(1)の一部に設け
    た外気吸込口(4)に配置する温度検出センサB(5)
    と、水受け皿(3)から別経路で一定量の水を蓄える吸
    水皿(11)にその吸水皿(11)の水を吸い込む吸水
    装置(10)を装着した他の温度検出センサA(8)と
    を具備したことを特徴とするスチーム式加湿器の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 商用電源(21)を電源とし、前記商用
    電源(21)に該モータファン(9)と該モータファン
    (9)の制御を行なうホトサイリスタ(22a)との直
    列回路を並列接続するとともに、該ヒータ(7)と該ヒ
    ータ(7)を制御するリレー(23a)との直列回路を
    並列接続し、前記商用電源(21)に並列に接続した定
    電圧発生回路(26)の電源V2に室内の温度を検出す
    る温度検出センサB(5)と、吸水装置(10)を装着
    した温度検出センサA(8)とを接続し、該定電圧発生
    回路(26)の電源V2に運転の開始と停止、及び好み
    の湿度を設定する運転湿度設定手段(31)を接続し、
    さらに前記ヒータ(7)と前記モータファン(9)を動
    作させ、温度検出センサB(5)及び温度検出センサA
    (8)の2つの温度変化から相対湿度を算出するプログ
    ラムをマイコン(32)に具備し、そのマイコン(3
    2)を温度検出センサB(5)と温度検出センサA
    (8)および運転湿度設定手段(31)に接続したこと
    を特徴とする請求項1記載のスチーム式加湿器の制御装
    置。
JP5305651A 1993-12-07 1993-12-07 スチーム式加湿器の制御装置 Pending JPH07158938A (ja)

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JP5305651A JPH07158938A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 スチーム式加湿器の制御装置

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JP5305651A JPH07158938A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 スチーム式加湿器の制御装置

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JPH07158938A true JPH07158938A (ja) 1995-06-20

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JP5305651A Pending JPH07158938A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 スチーム式加湿器の制御装置

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JP (1) JPH07158938A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002206776A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Daikin Ind Ltd 加湿機能を有する空気調和機
JP2013213616A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Fuji Electric Co Ltd 気化冷却装置、およびその制御方法

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