JP2013213616A - 気化冷却装置、およびその制御方法 - Google Patents

気化冷却装置、およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】気化式冷却装置を安価に構成し、加えて噴霧量を正確に制御する。
【解決手段】気化式冷却装置の構成として、外気OA(空気)をミストノズル14から噴霧された水微粒子により気化冷却後、撥水性フィルタ16を通過させてから発熱体18に接触させる。また、外気OAの温度を測るセンサToa、撥水性フィルタ内部温度を測るフィルタ内部温度センサTwを設け、これらの値より外気の湿度や適正な噴霧量を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は気化潜熱を用いた気化冷却装置およびその制御方法に関わり、特に外気等を用いる空調機の前段に設け熱交換効率を向上させる気化冷却装置およびその制御方法に関する。
高集積化・大容量化に伴いサーバ機等の電算機の発熱量は大きくなり、これらが多数設置されるデータセンタ等では、サーバ機の安定した稼動と言う運用面からも発熱源の冷却が求められてきた。またデータセンタは24時間稼動する為、一過性の冷却では無く常に冷気の供給が必要である。近年では省エネ化の流れもあり様々な手法で安定かつ省エネを実現した空調装置が考案されている。
例えば、特許文献1、2、3、4、5に記載の従来技術が知られている。
特許文献1は室外機のファンと熱交換器との間に水を散布するノズルを設け、従来と変わらない室外機のケーシング内で、効果的に冷却を補助する。
特許文献2も室外機を冷却する装置で、室外機の空気の吸い込み口と直交して霧状の水を噴霧することにより水の使用量を抑え効率よく冷却する。
特許文献3も室外機を冷却する装置で、特に微細ミストを用いる点が記載されており、エアと水とを同時に噴射する二流体ノズルを用いて微細ミストを発生させる。
特許文献4はフィルタ(マット)に散水し、その濡れ具合を制御することにより過不足なく給水し気化冷却する。
特許文献5もフィルタを用いた気化冷却方法で、フィルタ(親水性加湿エレメント)の上部から散水器で純水を滴下し、ここに軸流ファンで空気を流すことにより気化冷却させる。
特開2000−35233号公報(第3頁右側、図1) 特開2011−47601号公報(第6頁、図4) 特開2008−128500号公報(第7頁、図2) 特開2010−236844号公報(第9頁、図12;第8頁、図4) 特開2002−156137号公報(第5頁左側、図3)
しかしながら上記特許文献1、2、3、4、5の従来技術は、運用面を考慮しつつ安価かつ効率的な気化冷却を十分に実現しているとは言えない。
上記特許文献1、2においては空調用の室外機の熱交換器に直接水を散布することになるので、水や外気に含まれる不純物成分がスケールを形成し熱交換性能を低下させる。上記特許文献3では微細ミスト状にて散布することにより粒径は10μm以下となり蒸発するまでの時間が短く、壁面などに水滴をつくりにくい。但し構成に二流体ノズルが必要になり、加えて水滴を形成しにくいもののミストノズル直近は濡れるので、数mの蒸発吸収距離が必須となる。また、これらの特許文献は発熱源である熱交換器やファンへの防滴に関する対策がなく、これらに水滴付着することにより生じる錆等への対策も必要になる。
一方で、上記特許文献4、5は保水性のあるフィルタを介在し気化冷却させるのでフィルタ自体が水滴の飛散を緩衝し、また特許文献5では過剰に供給された水は回収される構造なので水滴を飛散しない気化冷却が可能である。これらに用いられる保水性フィルタは吸水性のある素材(例えば、紙パルプや繊維から製造される不織布)を原料としており、保水機能を高めるのに有効な多孔質を形成しているが、この部分が粉塵等で目詰まりを起こし保水性が失われ、場合によっては腐食の恐れもある。
いずれの従来技術の場合も、スケールの定期的な除去、或いは、フィルタの交換等のメンテナンスが必要になり安価かつ効率的と言えない。
上記特許文献4には、フィルタ(マット)への給水量の制御としてフィルタ前後に配置した温度差を用いる点も記載されている。この温度差が設定値以上の場合は保水状態が十分と判定し給水を停止し、設定値以下の場合は保水状態が不十分と判定し給水を再開する。このように親水性のフィルタを用いた場合、給水のオン/オフ制御が必要になり制御機器に負荷が掛かる為、機器の寿命(メンテナンス性)の面で課題が残る。また、オン/オフ制御に伴う起電力により省エネの面でも課題が残る。
本発明の課題は、水滴の飛散を防止しつつ安価でメンテナスの必要性の低い気化冷却装置を提供することにある。また別の課題として、水の噴霧量を正確に制御しオン/オフ制御の不要な気化冷却装置を提供することにある。
上述した目的を達成するために、請求項1に記載の気化式冷却装置によれば、通風の上流側から散水ノズル、撥水性フィルタ、発熱体の順に並べ、送風ファンによりこれらに空気を通風させ、前記散水ノズルにより噴霧された水微粒子により前記空気を気化冷却し、気化冷却された前記空気を前記撥水フィルタに通した後に発熱体に接触させることを特徴とする。
また、請求項2に記載の気化式冷却装置によれば、前記撥水フィルタ内部に第1の温度センサと、外気の温度を測定する第2の温度センサとを設け、該第1の温度センサの値と該第2の温度センサの値とに基づき外気の湿度を推定することを特徴とする。
また、請求項3に記載の気化式冷却装置によれば、前記撥水フィルタ内部に第1の温度センサと、外気の温度を測定する第2の温度センサとを設け、該第1の温度センサの値と該第2の温度センサの値と前記送風ファンの風量とに基づき設定される噴霧量を前記散水ノズルから噴霧することを特徴とする。
また、請求項4に記載の気化式冷却装置の制御方法によれば、通風の上流側から散水ノズル、撥水性フィルタ、発熱体の順に並べ、送風ファンによりこれらに空気を通風させ、
前記散水ノズルにより噴霧された水微粒子により前記空気を気化冷却し、気化冷却された前記空気を前記撥水フィルタに通した後に発熱体に接触させる気化式冷却装置の制御方法において、前記撥水フィルタ内部の温度と外気の温度とから前記空気に加湿可能な水の量を算出するステップと、前記ファンの送風量と前記水の量とに基づき、噴霧量を設定し前記散水ノズルから噴霧するステップとを有することを特徴とする。
本発明の気化冷却装置、およびその制御方法によれば、冷却対象の上流側に位置し、ミストノズル、撥水性フィルタ、発熱体の順に構成したので、気化冷却の際に生じる水滴が後段の発熱体に飛散することを防止し、また撥水性フィルタは根詰まりの可能性が無く、構成が簡単なのでメンテナンスの必要性も低くかつ安価である。
また、撥水性フィルタ内に温度センサ(湿球温度計相当)を設け、該温度と外気温センサの温度とを用いて外気の湿度を推定して制御するので高価な湿度計を用いなくとも良い。加えて給水量の制御においては飽和水蒸気量や飽和効率、給水利用率に基づいて適量を噴霧し続けるので噴霧に関係する機器のオン/オフ制御が不要な上、噴霧し続けても水の無駄使いを抑えた気化冷却運転を実現する。
本発明の一実施形態に関わる概略構成図である。 本発明における制御装置の外気湿度推定フローチャートである。 本発明における制御装置の給水量設定フローチャートである。 本発明における噴霧時の温度変化を測定した図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に関わる概略構成図である。ここでは装置の基本構成及びその動作について説明する。
気化冷却装置10は装置筐体の外部の空気を吸い込み発熱体18を冷却後に空気を排気する空冷式の冷却装置を構成する。ここで、吸い込み側の空気を外気OA、排気する側の空気を排気EAと呼称する。より具体的に説明すると、外気OAはファン12の送風により筐体内に吸い込まれる。次にミストノズル14より噴霧される水微粒子の気化熱により気化冷却され、外気OAが冷気となる。冷気は撥水性フィルタ16を通過した後、発熱体18に接触し、冷気の吸熱効果により発熱体の熱を奪い排気EAとして筐体外部に送られる。ここで、ファン12はどのような送風機であっても、また台数にも制限はないが、撥水性フィルタ16及び発熱体18に通風するのに十分な風力を有する。なお以下の説明では一例としてファン12の風力で撥水性フィルタ16及び発熱体18に冷気を押し込む構成を用いて説明するが、発熱体18の下流にファン12を設置しファン12の風力で撥水性フィルタ16及び発熱体18に冷気を引き込む構成であっても構わない。
ファン12がミストノズル14の上流側にある場合、水滴の飛散を回避するのに十分な距離をミストノズル14との間に設ける。
ミストノズル14は、給水ポンプ20が給水管22を通して送水した水を水微粒子として噴霧する機器である。制御装置30の指令により、給水ポンプ20を制御することにより、ミストノズル14の噴霧量を調整する。ミストノズル14の下方近傍空間は十分な容積があり、噴霧された水は水滴とはならず水蒸気となる。この液相から気相への変化の際に、気化熱により近傍空間の空気を冷却する。
撥水性フィルタ16は、塩化ビニル等(ポリ塩化ビニリデン)の樹脂繊維を不織布状に加工したものであり、一方の面から他方の面まで直線では通風できない構造でありながら通気抵抗が小さいのが特徴である。本実施例おいては、例えば、武蔵野技研株式会社のクレハロンロック(商標登録)のフィルターで規格5525、或いは旭化成ケミカルズ株式会社のサランロック(商標登録)の品番OM−150を用いる。なお、親水性フィルタに比べて十分に圧損が低い構成である。また、仮に一方の面に水滴が形成された場合でも、撥水性にてフィルタ素材内に吸収されず、重力落下することになる。重力落下にする間も、撥水フィルタ16に送風される空気と触れ気化蒸発が促される。撥水フィルタ16の最下方まで到達した水滴はドレンパン24で収集され、排水管26により排出される。なお、制御装置30が排水管26の流量の値を得ることにより水滴の発生を感知できる。
発熱体18は例えば熱交換器の凝縮器等で、外気OAに比べ高温な状態である。ここでは凝縮器のみを図示し、冷媒配管や蒸発器、圧縮機等は省略している。発熱体18は、この例に限らず被冷却対象であれば構わないが、外気や湿度の高い空気を吹き付けるので、清浄度や防湿の必要の無いものが好ましい。
板28はミストノズル14の性能に応じて構成するが無くても構わない。ミストノズル14の吹き出し口近傍は略水滴状態を形成する可能性を考慮し、ファン12との関係によっては水滴が下流に送風される可能性がある。ここで板28には撥水フィルタ16と天井部との間隙等への回り込みを防止する効果がある。
なお、上述の装置の構成は一例であって、例えば、給水管22に高圧を掛けられるのなら、ポンプ20の替わりに噴霧調整用のバルブの開閉量を制御装置20によって制御しても構わない。また図1で示すように、例えばドレンパン24の上流側(ミストノズル14側)の上面部分を閉鎖する形状としても構わない。このことによりドレンパン24内に水滴が溜まった際に、ファン12の送風により、水滴が下流側に運ばれる可能性を低減できる。同様にドレンパン24の発熱体18側の受け皿の高さを高くすることにより後段の発熱体18への飛散を回避する構造にしても構わない。また、発熱体18を気化冷却装置10の筐体内に設置した例にて説明したが、筐体外部にあっても構わない。また、撥水性フィルタ16の上部を筐体の天井部と密着させても構わない。またファン12に防滴処理を施し、ミストノズル14と近接させても構わない。また、制御装置30は演算装置・記憶装置・通信装置等を備える一般的なコントローラであればよく、配線も主要部のみを図示したが、どのように配線してもよく無線通信であっても構わない。また、ここで用いる水は水道水を想定しているが純水を利用できるのなら更に良い。
図2は、本発明における制御装置の外気湿度推定フローチャートである。ここでは図1、図2、図4を用いて、その具体的な方法を説明する。
図1に示すように、外気OAの温度を測るセンサToa、撥水性フィルタ内に設置しフィルタ内部温度を測るフィルタ内部温度センサTwを設ける。これらの温度センサの設置箇所を説明する。外気温度センサToaは外気温度を測れる場所であればどこに配置しても構わないが、気化冷却装置10の空気吸い込み口の近傍が望ましい。内部温度センサTwは撥水性フィルタ16の内部であればどこでも構わないが、撥水性フィルタ16の構造上、上部に比べると下部において水滴を形成し易い。同様に、撥水性フィルタ16の下流側は水滴を形成し難い。後述のように湿球温度計とみなす関係上、十分な湿りを得やすい下部かつやや上流側(撥水フィルタ16において、ミストノズル14に近い側)に設置するのが望ましい。
図2に示すように、ミストノズル14より噴霧を開始する(ステップS100)。噴霧開始から所定の設定時間が経過していない場合(ステップS110;NO)は経過するまで待ち、経過している場合(ステップS110;YES)は外気温度Toaと内部温度Twとを測定し制御装置30に記憶する(ステップS120)。ここで所定の設定時間については後で詳しく説明するが、端的に説明するとミストノズル14噴霧開始後で、内部温度Twがある程度安定するまでの時間を指す。外気湿度Hoaを求める算定周期でない場合(ステップS130;NO)はステップS120に戻り、算定周期の場合(ステップS130;YES)は算定周期内で一番低い内部温度Twと、その時の外気温度Toaを使用して外気湿度Hoaを求める(ステップS140)。装置の停止指令(割り込み)が無ければ、ステップS120に戻り計測を続ける(ステップS150;NO)。装置の停止指令(割り込み)があれば(ステップS150;YES)、ミストノズル14の噴霧を停止する(ステップS160)。なお、ステップS130は必須構成ではなく、ステップS120の計測結果を用いてステップS140で外気湿度Hoaをオンタイムで常時算出しても構わない。以下で詳しく説明するが、ステップS140における外気湿度Hoaの算出方法は内部温度Twを湿球温度、外気温度Toaを乾球温度とみなし、いわゆる湿乾温度計の構成により外気湿度Hoaを求める方法である。
ここで図4は、外気温度29℃、外気湿度75%の場合に水を5分10秒噴霧した実験結果である。図から分かるように水噴霧開始後約10秒間で内部温度Twが急激に下がっている。これは、噴霧開始直後より気化冷却の効果が顕著に現れることを示している。また経過時間2分(水噴霧から約1分10秒後)で内部温度Twはほぼ下限温度に達している。このように内部温度Twがほぼ下限温度に達するまでの経過時間は、外気温度Toaと外気湿度Hoa等の外的要因や、ミストノズル14や撥水性フィルタ16の性能によって変わるものの、概ね10秒以上1分以内で内部温度Twは下限温度に達することが実験により分かっている。そこで、上述の設定時間を10秒〜1分程度に設定して構わない。
図4の実験結果において外気温度の振れはあるものの、噴霧後10秒でTw=25.5℃を、経過時間2分でTw=25℃を計測している。例えば設定時間を10秒、算定周期を5分とした場合、経過時間2分におけるTw=25℃が計測した中で一番低い温度であり、その時の外気温度はToa=28.7℃になる。図2のフローチャートでは、計測した中で一番低い温度を代表値として用いる方法を示したが、この例に限らない。例えば、内部温度Twの触れ幅の大きい噴霧直後(例えば10秒間)を除いて、設定時間における全ての平均値を用いても構わない。この場合、Tw=25.2℃、Toa=28.6℃となる。
ところでフィルタ内部温度センサTwは撥水性フィルタ16内にあり、この近傍の空気はミストノズル14による継続噴霧と撥水性フィルタ16とにより湿った状態である。換言すれば内部温度センサTwで計測された温度は湿球温度に近いと言える。そこで、内部温度Tw(湿球温度)と外気温度Toa(乾球温度)とを用い、湿り空気遷図より相対湿度を求める事ができる。或いは飽和水蒸気圧より、相対湿度を求めても良い。例えば、公知である下記数式1、2、3を用いる。数式1を用いて湿球温度における飽和水蒸気圧を求め、数式2より水蒸気圧を求める。両者の比である数式3が相対湿度となる。なお、数式2においてAは湿球が氷結しない場合は0.50を、氷結した場合は0.44を用いる。Pは気圧、Tdは乾球温度、Twは湿球温度を指し、飽和水蒸気量Eは数式1において乾球温度における飽和水蒸気量を用いる。数式1、2におけるT,Td、Tdはセルシウス温度を、E及びe、Pの単位はhPaとする。なお、以下の本計算においては、Pとしては標準大気圧の1気圧に相当する1013.25hPaを用いる。

[数1]
テテンスの式;
飽和水蒸気圧:E=6.1078×10^(7.5T/(T+237.3))

[数2]
スプルングの式;
水蒸気圧:e=E−(A/755)・P(Td−Tw)

[数3]
相対湿度:RH=e/E

例えばTw=25℃(湿球温度)、Toa=28.7℃(乾球温度)の場合、数式1よりE≒39.36(hPa)となる。この値と数式2より、e≒29.19(hPa)となる。そこで、数式3より相対湿度である74.16%が求まる。ここで求めた相対湿度の値はユーザが気化冷却装置10の運転状況の確認や外気湿度の目安としての利用を想定しており厳密な値を必要としない。例えば5%刻みの値で十分であり、ここでは74.16%を75%と表示しても構わない。
図4に関して説明を補足する。図面内に示している「外気温度29℃及び外気湿度75%」は実験開始時の値である。この外気湿度は、上述の図2のフローチャート(及び数式1〜3)によって求めたものではなく、検証の為に用意したものである。両者の湿度が概ね一致することが確認できる。また実験では水噴霧を経過時間6分で停止させているが、これは停止させて際の温度の振る舞いを確認する為であり、実際の気化冷却装置10の使用状況においては噴霧を継続させて構わない。
図3は、本発明における制御装置の給水量設定のフローチャートである。ここでは図3を用いて、その具体的な方法を説明する。なお図3のフローチャートの実行周期については特に制限はないが、例えば図2のフローチャートのステップS130の算定周期と連動し、ステップS140で外気湿度を求めるタイミングで実行しても良い。いずれにせよ以下で説明する噴霧量Cを可変制御する。例えば昼夜や四季で著しく変化する外気温度Toaや外気湿度Hoa、時間により変換する発熱体18の発熱状態やこれを冷やす為に可変させるファン14の風量B等により決まる。ここでは説明を省略するが、フィードバック制御やフィードフォワード制御、PID制御等、周知の手法を用いても構わない。
図3のフローチャートを説明する。外気温度Toaより飽和水蒸気圧を計算し、飽和水蒸気圧より飽和水蒸気量Wmaxを求める(ステップS200)。次に、外気湿度Hoaと飽和水蒸気量Wmaxより、水蒸気量Wが求まる(ステップS210)。これらの飽和水蒸気量Wmax、水蒸気量W、及び冷却装置の性能により噴霧量C(g/sec)も決まる(ステップS220)。なお、以降の説明において、ステップS200やステップS210では計算で値を求めているが飽和水蒸気曲線や温度と水蒸気量との関係を予め一覧表にしておき、これらから値を求めても構わない。
ステップS220において、冷却装置の性能は、筐体空間の広さ、ファン12の送風量、ミストノズル14の噴霧能力、撥水性フィルタ16の大きさや圧損、発熱体18の大きさや圧損等及び各機器の制御諸量により決まる。これらの諸量の中に飽和効率、給水利用率がある。
飽和効率とは加湿による空気の状態変化における加湿し易さを表す係数である。噴霧前の乾球温度をT1、噴霧前の乾球温度をT2、飽和時の乾球温度をTsとすると、(T2−T1)/(Ts−T1)の比で表され、例えば、飽和効率50%のように表記される。
給水利用率とは給水量に対する実際の加湿に利用された水量を表す尺度で、“有効な噴霧(加湿)量/給水量”で表される。当然、給水利用率が1に近いほど無駄の無い給水を意味する。本実施例においては、排水管26からのドレンが少なければ給水利用率が1に近づくと言える。
ところでミストノズル14下方に噴霧される水微粒子はファン12により送風されるが、この送風量をB(m3/sec)、飽和水蒸気量をWmax(g/m3)、現在の水蒸気量W(g/m3)、飽和効率S(%)、給水利用率Qとし、圧損等は小さく概算において無視できる範囲内とすると、以下の数式4が成り立つ。なお、理想気体においては以下の数式5が成り立つことは周知である。

[数4]
噴霧量:
C(g/sec)=B(m3/sec)×(Wmax(g/m3)−W(g/m3))
×S(%)/Q

[数5]
飽和水蒸気量:Wmax=217×E(T)/(T+273.15)
水蒸気量:W=217×e(T)/(T+273.15)

例えばHoa=75%(外気湿度)、Toa=28.7℃(乾球温度)の場合の噴霧量Cを図3のフローチャートの順に求める。
初めに飽和水蒸気量Wmaxを求める(ステップS200)。数式1において、T=Toa=28.7℃とすると、飽和水蒸気圧E≒39.36(hPa)となる。この結果と数式より、飽和水蒸気量Wmax≒28.29(g/m3)となる。
続いて水蒸気量Wを求める(ステップS210)。相対湿度RH=Hoa=75%なので、数式3及び数式5より水蒸気量W=飽和水蒸気量Wmax×相対湿度RHとなり、水蒸気量W≒21.22(g/m3)となる。
ここで数式4を用いて噴霧量を求める(ステップS220)。上述の通り冷却装置の性能は、諸量によって決まる。例えば本実験においては、ファン12の風量Bは1.7(m3/sec)、飽和効率S(%)は概ね83%、給水利用率Qは0.5(〜0.6)程度であることが分かっている。これらの値と、先のステップで求めた飽和水蒸気量Wmax、水蒸気量Wを数式4に代入すると、噴霧量C≒19.96(g/sec)となる。
以上で説明した通り本実施例の気化冷却装置において、ミストノズル14で噴霧した水微粒子を含む空気は撥水性フィルタ16を通過後に発熱体18に接するので、仮にミストノズル14の近傍空間で水滴を形成しても、撥水性フィルタ16が緩衝して後段の発熱体18に飛散することはない。かつ撥水性フィルタ16は保水の必要は無く滴下するため、簡易な構造で安価かつメンテナンスの必要性は低い。また、撥水性フィルタ16の内部にフィルタ内部温度を測るフィルタ内部温度センサTwを設け、これを外気に対する湿球温度計とみなし外気湿度Hoaを推定できる。比較的高価である湿度計を温度計によって代替えできるので、ここでも安価な構成で気化冷却装置を提供できる。また、外気湿度Hoaと外気温度Toaから噴霧に必要な水量を求められるので、ミストノズル14の噴霧量を正確に調整でき、節水にも寄与する。加えて噴霧し続けて、そのオン/オフが不要なので機器の消耗や省エネの面でも効果を奏する。
10 気化冷却装置
12 ファン(送風機)
14 ミストノズル(水微粒子噴霧機)
16 撥水性フィルタ
18 発熱体
20 給水ポンプ
22 給水管
24 ドレンパン
26 排水管
28 板
30 制御装置
Tw フィルタ内部温度センサ
Toa 外気温度センサ
OA 外気
EA 排気

Claims (4)

  1. 通風の上流側から散水ノズル、撥水性フィルタ、発熱体の順に並べ、送風ファンによりこれらに空気を通風させ、
    前記散水ノズルにより噴霧された水微粒子により前記空気を気化冷却し、気化冷却された前記空気を前記撥水フィルタに通した後に発熱体に接触させることを特徴とする気化式冷却装置。
  2. 前記撥水フィルタ内部に第1の温度センサと、外気の温度を測定する第2の温度センサとを設け、該第1の温度センサの値と該第2の温度センサの値とに基づき外気の湿度を推定すること
    を特徴とする請求項1に記載の気化式冷却装置。
  3. 前記撥水フィルタ内部に第1の温度センサと、外気の温度を測定する第2の温度センサとを設け、該第1の温度センサの値と該第2の温度センサの値と前記送風ファンの風量とに基づき設定される噴霧量を前記散水ノズルから噴霧すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の気化式冷却装置。
  4. 通風の上流側から散水ノズル、撥水性フィルタ、発熱体の順に並べ、送風ファンによりこれらに空気を通風させ、
    前記散水ノズルにより噴霧された水微粒子により前記空気を気化冷却し、気化冷却された前記空気を前記撥水フィルタに通した後に発熱体に接触させる気化式冷却装置の制御方法において、
    前記撥水フィルタ内部の温度と外気の温度とから前記空気に加湿可能な水の量を算出するステップと、
    前記ファンの送風量と前記水の量とに基づき、噴霧量を設定し前記散水ノズルから噴霧するステップと、
    を有することを特徴とする気化式冷却装置の制御方法。
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