JPH07158625A - 吊り下げ部材の取付け用金具 - Google Patents

吊り下げ部材の取付け用金具

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JPH07158625A
JPH07158625A JP30399293A JP30399293A JPH07158625A JP H07158625 A JPH07158625 A JP H07158625A JP 30399293 A JP30399293 A JP 30399293A JP 30399293 A JP30399293 A JP 30399293A JP H07158625 A JPH07158625 A JP H07158625A
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JP
Japan
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main body
screw rod
metal fitting
lifted
suspended member
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JP30399293A
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Inventor
英樹 ▲濱▼野
Hideki Hamano
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被吊り上げ物にロープ等の吊り下げ部材を簡
単、且つ、確実に取り付けることができる吊り下げ部材
の取付け用金具の提供にある。 【構成】螺子孔21aに螺合されている螺子棒11を締
めつけることにより、螺子棒11の先端をテーパ孔23
aに進入させ、割筒部23の径を拡張させる。これによ
り吊り下げ部材の取付け用金具1は岩等の被吊り上げ物
に確実に固定させる。又、螺子棒11を弛めることによ
り、螺子棒11はテーパ孔23aと反対方向に後退す
る。これにより拡張された割筒部23はもとの径の大き
さにもどり取り外しが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロープ等の吊り下げ部
材を、岩、コンクリート片等の被吊り上げ物に取り付け
るための吊り下げ部材の取付け用金具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、岩、コンクリート等の被吊り上げ
物はロープ等の吊り下げ部材に取り付けられ、クレーン
等で吊り上げられている。この取り付け方法は、被吊り
上げ物を直接ロープ等で巻回し取り付けるか、或いは、
ワイヤ等で編まれたネットに包み込み、これを介して取
り付けるかのいずれかであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に示すように、ロ
ープ等の吊り下げ部材を岩、コンクリート等の吊り上げ
物に取り付ける作業は非常に煩わしく、特に、被吊り上
げ物が密集して置かれている場合、或いは、掘削により
切られた部分である場合にはロープまたはネットで係止
することは非常に困難を極め、時には、取り付けること
すら出来ない場合もあった。
【0004】本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので
あって、被吊り上げ物にロープ等の吊り下げ部材を簡単
に、且つ、確実に取り付け、これにより被吊り上げ物を
吊り上げることのできる吊り下げ部材の取付け用金具の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が採用する手段は、被吊り上げ物に設けられ
た凹部内に臨まされる本体と、この本体に設けられた螺
子孔に、本体の長手方向に進退自在に螺合していて、こ
の本体の長手方向の一側方向に螺進させることで、本体
の一部を拡幅させ凹部内壁面に圧接させる拡幅手段とを
備え、本体および拡幅手段の少なくともいずれか一方
に、吊り下げ部材の端部を係止する係止部が形成されて
いる構成としてある。
【0006】
【作用】上記手段を講じた本発明の吊り下げ部材の取付
け用金具は、拡幅手段は、本体に設けられた螺子孔に、
本体の長手方向に進退自在に螺合させ、この本体の長手
方向の一側方向に螺進させることで、本体の一部を拡幅
させる機能を有している。この拡張手段を有する本体を
被吊り上げ物に設けられた凹部内に臨ませ、本体の一部
を拡幅させ凹部内壁面に圧接させる。これにより本体は
被吊り上げ物に取り付けられる。又、本体および拡幅手
段の少なくともいずれか一方に、吊り下げ部材の端部を
係止する係止部が形成されているので容易に吊り下げ部
材を係止することができる。
【0007】
【実施例】図1は本考案に係る吊り下げ部材の取付け用
金具を示す斜視図である。図2は螺子棒本体及び筒本体
を示す概略組立断面図である。図3は使用例を示す斜視
図である。又、図4は使用例を示す概略要部断面図であ
る。
【0008】図1〜図4に示すように、本発明に係る吊
り下げ部材の取付け用金具1の本体は螺子棒本体10と
筒本体20とから作られている。螺子棒本体10にあっ
ては、螺子棒11は螺子溝11aが周面に形成されてお
り、その一方端にはテーパ面11bが形成されていると
ともに、他方端には把手部12が設けられている。又、
把手部12には径方向外向きに突出する螺子棒ハンドル
部13と、吊り下げ部材を係止する環状の係止部14と
が設けられている。
【0009】次に、筒本体20にあっては、筒体22は
その内周壁面に螺子孔21aが形成されるとともに、外
周面に径方向外向きに突出する筒体ハンドル部24が設
けられている。又 筒体22の一方には割筒部23が一
体的に延設されている。この割筒部23は径方向内向き
に傾斜するテーパ孔23aが形成され、更に、スリット
部22bは他方が開口した状態で形成されている。
【0010】上記のように構成された吊り下げ部材の取
付け用金具1は図3、図4に示すように使用する。被吊
り上げ物30に下孔31を形成し、この下孔31の内周
壁面に筒本体20を当接させる。
【0011】そして、螺子棒11の螺子溝11aを筒体
22の螺子孔21aに螺合させ、一方の手で筒体ハンド
ル部24を固定し、他方の手で螺子棒ハンドル13を回
す。これによりテーパ面11bの先端はテーパ孔23a
を押圧しながら、内部に進入し、割筒部23の径を拡幅
させる。
【0012】引き続き説明すると、吊り下げ部材の取付
け用金具1は下孔31内で割筒部23が拡張するので、
被吊り上げ物30に確実に固定される。そして、係止部
14に係止されているロープ40をクレーンで吊り上げ
移動させれば、被吊り上げ物30は所定の位置に容易に
移動することができる。
【0013】被吊り上げ物30の移動が完了すると、螺
子棒ハンドル部24の締めつけを弛め、テーパ面11b
の先端をテーパ孔23aから後退させると、割筒部23
はもとの径に戻り、容易に吊り下げ部材の取付け用金具
1を被吊り上げ物30から取り外すことができる。
【0014】上記構成の吊り下げ部材の取付け用金具1
は以下の効果を奏する。吊り下げ部材の取付け用金具1
は被吊り上げ物30に吊り下げ部材を確実に、且つ、簡
単に取り付けることができ、又、螺子棒本体10には係
止部が設けられているので容易にロープ40等の吊り下
げ部材を係止することができる。更に、螺子棒ハンドル
部13と、筒体ハンドル部24とを設けているので、ス
パナ等の工具を使用することなく確実に被吊り上げ物3
0に吊り下げ部材の取付け用金具1を取り付けることが
できる。
【0015】尚、拡張手段としては、本実施例では、螺
子棒11と、筒体22と、割筒部23とを備え、螺子棒
11を筒体22の開口部の一端から割筒部23の方向に
進入させているが、本体の一部を拡幅させるものであれ
ば、上記に限定されず、例えば、ジャッキのように本体
フレームの軸方向に対して横方向に拡幅させるものでも
よい。
【0016】又、吊り下げ部材の取付け用金具1に螺子
棒ハンドル部13と、筒体ハンドル部24とを一体的に
設けているが、螺子棒本体10を強く締めつけることが
できるものであれば上記の構成に限られず、例えば、螺
子棒ハンドル部13、筒体ハンドル部24とを分離自在
に構成してもよい。
【0017】更に、係止部は必ずしも環状に形成する必
要はなく、例えば、フック体のように形成してもよい
し、或いは、螺子棒ハンドル部13または筒体ハンドル
部24に一体的に形成しても良い。
【0018】図3、図4に示す実施例の図中符号30a
は環状掘削機により掘削された溝であり、道路面を円環
状に掘削している。30は溝30aに囲まれている被吊
り上げ物であり、円柱形状をしている。このようにして
形成された孔にはガードレールの支柱、街路灯の支柱、
或いは、道路標識等が埋設される。
【0019】
【発明の効果】上記のように構成された吊り下げ部材の
取付け用金具は以下の効果を奏する。本体にはロープ等
の吊り下げ部材を係止する係止部と、本体の一端を拡幅
させる拡幅手段とを設けている。そして、この本体を岩
等の被吊り上げ物に形成された凹部に挿入し、その一端
を拡幅手段により拡幅させる。これにより本体は吊り下
げ部材を被吊り上げ物に確実に固定させ、被吊り上げ物
を容易に、且つ、確実に吊り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊り下げ部材の取付け用金具の斜
視図である。
【図2】本発明に係る吊り下げ部材の取付け用金具の概
略組立要部断面図である。
【図3】吊り下げ部材の取付け用金具の使用例を示す斜
視図である。
【図4】吊り下げ部材の取付け用金具の使用例を示す概
略要部断面図である。
【符号の説明】
11 螺子棒 11a 螺子溝 13 螺子棒ハンドル部 14 係止部 20 筒体 21a 螺子孔 22 筒体 23a テーパ孔 23 割筒部 24 筒体ハンドル部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被吊り上げ物に設けられた凹部内に臨ま
    される本体と、この本体に設けられた螺子孔に、本体の
    長手方向に進退自在に螺合していて、この本体の長手方
    向の一側方向に螺進させることで、本体の一部を拡幅さ
    せ凹部内壁面に圧接させる拡幅手段とを備え、本体およ
    び拡幅手段の少なくともいずれか一方に、吊り下げ部材
    の端部を係止する係止部が形成されていることを特徴と
    する吊り下げ部材の取付け用金具。
JP30399293A 1993-12-03 1993-12-03 吊り下げ部材の取付け用金具 Pending JPH07158625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30399293A JPH07158625A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 吊り下げ部材の取付け用金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30399293A JPH07158625A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 吊り下げ部材の取付け用金具

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Publication Number Publication Date
JPH07158625A true JPH07158625A (ja) 1995-06-20

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ID=17927750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30399293A Pending JPH07158625A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 吊り下げ部材の取付け用金具

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JP (1) JPH07158625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005015737A1 (ja) * 2003-08-11 2006-10-12 独立行政法人科学技術振興機構 システム推定方法及びプログラム及び記録媒体、システム推定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005015737A1 (ja) * 2003-08-11 2006-10-12 独立行政法人科学技術振興機構 システム推定方法及びプログラム及び記録媒体、システム推定装置

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