JPH07155708A - シール部品の内周面清掃装置 - Google Patents

シール部品の内周面清掃装置

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Publication number
JPH07155708A
JPH07155708A JP33926493A JP33926493A JPH07155708A JP H07155708 A JPH07155708 A JP H07155708A JP 33926493 A JP33926493 A JP 33926493A JP 33926493 A JP33926493 A JP 33926493A JP H07155708 A JPH07155708 A JP H07155708A
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JP
Japan
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work
cleaning
mounting base
inner peripheral
opening
Prior art date
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Application number
JP33926493A
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English (en)
Inventor
Yuuichi Shigechika
裕一 重近
Shinichi Konno
信一 近野
Masakazu Mine
正和 峰
Shoji Morimoto
章司 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール部品の内周面を自動的に清掃すること
ができ、しかも構造が簡単な、シール部品の内周面清掃
装置を提供する。 【構成】 ワークAのクランプ機構3Bと、ワークA内
のシール部品Dの開口内に挿入・回転する清掃機構3A
とからなる。クランプ機構3Bは、ワークAの停止位置
におけるレール2を挟んで相対向する一対のクランプ爪
20を開閉可能に配設するとともに、それらのクランプ
爪20を相互に閉鎖方向にスプリング29で付勢し、ク
ランプ爪20・20の開閉カム33を設けた構造からな
る。清掃機構3Aは、レール2上のワークAの上方に、
清掃ピン5の取付台6を昇降可能に配設するとともに、
その取付台6上に駆動モータ8を設置してその回転軸8
cに截頭円錐台状の清掃ピン5を下向きに配置して連結
し、開閉カム33の回転と取付台6の昇降とを共通の駆
動装置によりワークAの搬送に連動させておこなうよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、OA機器の
シャフトを回転自在に支持するための軸受用の部品を組
み立てる工程において、本体部品に接着されたシール部
品の内周面を自動的に清掃するためのシール部品の内周
面清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記の軸受用部品に、円筒状の本体部品
とリング状のシール部品とで構成される種類のもの(図
8参照)があるが、この種の軸受用部品では、金型で成
形された本体部品にシール部品を挿入して接着すること
により、組み立てられるのが一般的である。たとえばそ
のような場合、従来、軸受本体部品にシール部品を挿入
して接着する作業を、作業者が手作業によっておこなっ
ているが、こうした作業は、単純な繰り返し作業である
ため、自動化又は省力化することが望ましい。
【0003】また、そうした接着作業を専用の装置で自
動的におこなうようにすると、シール部品のシール材が
たとえばフエルト製の場合に、接着剤の一部がシール材
に付着したり、付着しないでも接着剤中に含有されてい
る溶剤の気化ガスがシール材に接触したりするので、シ
ール材が硬化して品質低下の原因になることから、でき
れば接着後のシール部品(とくにシャフトを支持する内
周面)を清掃するとともに揉みほぐすことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、上記したシール部品の内周面を自動的に清掃するこ
とができ、しかも構造が簡単な、シール部品の内周面清
掃装置を提供することである。
【0005】本発明の第2の目的は、上記したシール部
品の開口内に挿入される清掃部材の負荷重(いいかえれ
ば、シール部品に対する接触圧)を最適に設定でき、と
くに複数個のワークを等間隔に保持して一定ピッチずつ
搬送する装置と組み合わせるのに好適な、シール部品の
内周面清掃装置を提供することである。
【0006】本発明の第3の目的は、ワーク本体内に接
着されたシール部品の圧入状態の良否を判定する装置も
併せて提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために本発明によるシール部品の内周面清掃装置
は、a)所定ピッチずつ間欠的に搬送され、円筒状ワーク
内の上段に圧入された環状のシール部品の内周面を清掃
する装置であって、b)前記ワークのクランプ機構と、前
記ワーク内のシール部品の開口内に挿入・回転する清掃
機構とからなり、c)前記クランプ機構は、前記ワークの
一時停止位置における搬送路を挟んで相対向する一対の
クランプ爪を開閉可能に配設するとともに、それらのク
ランプ爪を相互に閉鎖方向にスプリングで付勢して前記
クランプ爪の開閉カムを回転可能に設けた構造とし、d)
前記清掃機構は、前記クランプ機構設置位置の前記搬送
路の上方に、清掃部材の取付台を昇降可能に配設すると
ともに、その取付台上に回転駆動手段を搭載してその回
転軸に、前記シール部品の開口に挿入可能な截頭円錐台
状の清掃部材を下向きに配置して連結した構造とし、e)
前記開閉カムの回転と前記取付台の昇降とを、共通の駆
動装置により前記ワークの搬送に連動させておこなうよ
うに構成している。
【0008】この清掃装置については請求項2に記載し
たように、f)前記取付台にワイヤの一端を止着し、その
ワイヤの他端に取付台上方に設けたプーリを経由して前
記清掃部材の下向き荷重を軽減する程度のウエイトを取
着し、g)前記取付台の昇降カムを垂直方向に回転可能に
設けて、その昇降カムの回転と前記開閉カムの回転とを
連動させておこなうようにすることができる。
【0009】また請求項3に記載のように、h)前記取付
台又は取付台の下方に一体的に設けた支持板にガイド棒
を立設し、このガイド棒に昇降板の一側部を上下動自在
に緩挿して、前記昇降板を前記ワークのシール部品の清
掃位置から一ピッチ分搬送側のワーク一時停止位置の上
方に張出させ、前方ワーク内の上段位置まで挿入可能な
検出棒を、前記昇降板に上下動自在に緩挿して検出棒の
上部に係止部材を固設し、i)前記昇降板上で前記係止部
材の側方(後方・前方を含む)に第1近接センサー(近
接スイッチを含む)を配備するとともに、前記昇降板上
で前記検出棒の上方に対向させて第2近接センサー(近
接スイッチを含む)を配備することもできる。
【0010】
【作用】上記した構成を有する本発明のシール部品の内
周面清掃装置は、回転する清掃部材を円筒状ワーク内の
上段に圧入された環状のシール部品の開口部内に挿入し
て清掃することにより、シール部品(のシール材)を揉
みほぐす作用も同時に与えるものである。
【0011】すなわち、本清掃装置によれば、搬送路上
を搬送されるワークが停止した状態で、開閉カムが所定
角度回転することにより、対向する一対のクランプ爪が
スプリングの付勢力によって相互に接近し、搬送路上に
停止しているワークをクランプする。開閉カムの回転に
連動して取付台が下降し、この下降に伴って清掃部材も
下降してワーク内のシール部品の開口内に挿入される。
清掃部材は截頭円錐台形状をしているため、シール部品
の開口内へ確実に挿入される。また清掃部材は回転して
いるので、シール部品の開口部の内周面が清掃部材によ
って清掃されるとともに、シール部品(のシール材)が
揉みほぐされ、接着剤の溶剤などの影響をうけてシール
部品(のシール材)が硬化するのが防止される。
【0012】こうしてシール部品の内周面の清掃作業が
終了したのち、取付台が上昇することにより、清掃部材
がシール部品の開口部内から抜け出すと、開閉カムによ
って対向する一対のクランプ爪がスプリングの付勢力に
抗して相互に離間し、搬送路上のワークのクランプが解
除される。それから清掃済みのワークが搬送される。な
お、開閉カムの回転は、清掃部材による清掃作業の間も
継続している。また開閉カムの回転と取付台(清掃部
材)の昇降とを共通の駆動装置でおこなうため、歯車機
構等で速度比を調整するだけで二つの動作(回転と昇
降)が自然に連動する。
【0013】請求項2の清掃装置によれば、ウエイトの
荷重を変更することにより、シール部品の内周面に対す
る清掃部材の接触圧を適宜調節することができる。しか
も、二つの動作を二つのカムの回転でおこなうから、歯
車機構等により回転速度比を調整するだけで両者の動作
のタイミングを簡単に調整することができる。
【0014】請求項3の清掃装置では、搬送路の清掃位
置において清掃部材(取付台)が下降する際に、一ピッ
チ分搬送側に停止している清掃済みワークのシール部品
上に検出棒が下降して当接する。この状態で、ワーク内
の上段に圧入され、接着されたシール部品が正規の位置
に配置されているときには、検出棒の上部の係止部材が
昇降板上の第1近接センサーによる検知可能な範囲内に
位置していることで、第1近接センサーにより検知され
る(第1近接センサーはON)。また、検出棒の上端
(頂面)は、対向する第2近接センサーの下方に離れて
おり、同センサーによる検知可能な範囲よりも下方に位
置していることから、第2近接センサーでは検知されな
い(第2近接センサーはOFF)。これにより、シール
部品がワーク内の正規の位置に接着されていることが確
認される(図7(a)参照)。
【0015】一方、ワーク内の上段に圧入されたシール
部品が正規の位置から浮き上がっている場合には、シー
ル部品上に当接する検出棒も昇降板に対する正規の位置
よりやや上方に浮き上がっているため、第2近接センサ
ーに接近しており、同センサーにより検知される(第2
近接センサーはON)。同時に、検出棒の上部の係止部
材が第1近接センサーによる検知可能な範囲内に位置し
ているから、第1近接センサーにより検知される(第1
近接センサーはON)。これにより、シール部品の浮き
上がりが確認される(図7(c)参照)。またワーク内の
シール部品が接着不良であると、清掃位置でワーク内の
シール部品内に挿入され内周面が清掃されたのち清掃部
材が上昇するときに、シール部品が清掃部材に付着して
ワーク内から抜け出すことがあるが、この場合には、検
出棒の先端部がワーク内の上段まで挿入される。したが
って、第1近接センサーおよび第2近接センサーのどち
らにも検知されない(第1近接センサーおよび第2近接
センサーはOFF)。これにより、シール部品がワーク
内に圧入されていないことが確認される(図7(b)参
照)。こうした二つの場合の異常時には、ブザー等の報
知手段で作業者に知らせるようにすればよい。
【0016】なお、上記のようにして、シール部品がワ
ーク内の正規の位置に接着されていることが確認された
ときには、清掃位置で清掃部材(取付台)が上昇したと
きに昇降板も上昇することにより、検出棒の上部の係止
部材に昇降板が係止されて検出棒がワークのシール部品
の上方へ上昇して離れるので、搬送路上のワークが搬送
可能な状態になる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図6および図8に基づいて本発
明の一実施例を紹介する。この例は、図8に示すよう
に、軸受に使用される下端に鍔部Cを備えた円筒状の樹
脂成形品からなる30ミリ程度の外径をもつ軸受本体部
品B内の上端部に、フエルト製リング状シール材Eを装
填したシール部品Dを挿入して接着することにより、軸
受用部品Aを完成するものである。
【0018】図1は本発明の実施例にかかる清掃装置を
備えた軸受用部品Aの組立装置の全体を示す正面図で、
図2は図1の組立装置の全体を示す平面図、図3は本発
明の実施例にかかる清掃装置を示す正面視断面図、図4
は図3の清掃装置の側面視断面図、図5は図4のV−V線
矢視平面図、図6(a)は軸受用部品Aをクランプした状
態を示す平面図、図6(b)はクランプ解除状態を示す平
面図である。図7はシール部品Dの圧入状態判定装置を
示す正面図または側面図である。
【0019】図1および図2に示すように、ベース板1
上には長手方向に沿って断面コの字形のレール2が設置
され、レール2の一端(図の左端)に部品A(以下、ワ
ークAという)を一個ずつ供給するための供給装置60
が配設されている。また、レール2上に供給されたワー
クAを一定の間隔を保持して搬送するための搬送装置7
0がレール2の一端から他端にかけてレール2と平行に
設けられている。またレール2に沿ってその一端(図の
左端)から他端にかけ、ワークAに接着剤を塗布するた
めの接着装置80、ワークAの清掃装置3、シール部品
Dの圧入状態判定装置50、駆動装置40が順に設置さ
れている。
【0020】ワークAの供給装置60はシュート61を
備え、このシュート61内に一列に並べて多数収納され
たワークAが自重により一個ずつワーク供給部62に滑
り下り、後述する搬送部材71の旋回運動に連動して往
復移動する押出部材63によりワークAがレール2の始
端部に供給される。
【0021】搬送装置70は、ワークAの搬送路を構成
するレール2と、レール2上のワークAを搬送する搬送
部材71と、搬送部材71の回転駆動手段72とからな
る。レール2は、ワークAの外径に対応する幅を有し、
その両側にワークAの高さより低いガイド2aを長手方
向に連続して形成した断面コの字形からなる。搬送部材
71の前面に、等長の搬送ピン73をワークAの搬送方
向の間隔と一致する間隔をあけてレール2側に向け突設
した構造からなる。搬送部材71は、その長手方向に間
隔をあけて配置される一対の平行保持部材74によって
支持され、各平行保持部材74に、円形回転板75の周
縁部に回動自在に軸支された軸受(図示せず)が嵌挿さ
れている。一方の回転板75の中心部に、ベース板1に
回動自在に支持された駆動軸76が固定され、他方の回
転板75の中心部にも、ベース板1に回動自在に支持さ
れた従動軸77が固定されている。両方の軸76・77
はシンクロベルト78により接続され、駆動軸76が回
転することにより各回転板75・75が同期して同一方
向に同一速度で回転する。これにより、搬送部材71が
レール2と平行状態を保って反時計方向に水平に旋回
し、レール2上の各ワークAが搬送ピン73を介して一
ピッチずつ一斉に搬送される。
【0022】ワークAの接着装置80は、搬送部材71
の待機位置の後方でベース板1上に立設された支柱81
に沿って昇降するアーム82を備えている。このアーム
82の先端はレール2の上方まで水平に延びており、そ
の先端部に一対の接着剤注出ノズル83がそれぞれ下向
きに吊設されている。接着装置80は、前記搬送装置7
0の搬送ピン73で搬送され、所定位置に停止したワー
クAに対しノズル83から接着剤を注出して接着する。
【0023】レール2の中間位置付近に、本例の清掃装
置3が設置されているが、この清掃装置3は、図3・図
4に示すように、レール2の上方に配置される清掃機構
3Aとレール2の下方に配置されるクランプ機構3Bと
から構成されている。
【0024】清掃機構3Aはベース板1上のレール2の
後方に立設された支柱フレーム4を備え、この支柱フレ
ーム4に、清掃部材としての清掃ピン5の取付台6がス
ライドベース7を介して昇降自在に配設されている。取
付台6は側方より見てL字形で、取付台6上に駆動モー
タ8が搭載され、駆動モータ8の回転軸8aが取付台6
の下方に突出する。取付台6の下方に、固定シャフト9
・9により軸受支持板10が水平に固定されている。軸
受支持板10のほぼ中央部には、軸受11よりわずかに
大きい凹所12が形成されており、この凹所12内に軸
受11が水平方向の動きを許容するように緩挿され、カ
バー12aで覆われている。回転軸8aの下端にはカッ
プリング8bを介して別の回転軸8cが接続され、回転
軸8cは軸受11内に嵌挿され、水平方向にある程度移
動できるように支持されている。回転軸8cの下端に
は、チャック5aを介して清掃ピン5が交換可能に取り
付けられている。清掃ピン5はワークAに圧入されて接
着されるシール部品Dの開口内に挿入可能な截頭円錐台
形からなり、下向きに取り付けられている。
【0025】取付台6の上端にワイヤ13の一端が止着
され、ワイヤ13の他端は支柱フレーム4の上端に装着
した二連のV形プーリ13aを経由させて、ウエイト1
4に止着されている。ウエイト14の荷重(重量)は、
取付台6側の重量(駆動モータ8や清掃ピン5などの重
量を含む)より小さくなるように設定され、その重量差
がシール部材Dの内周面に接触する清掃ピン5の圧力
(接触圧)になる。
【0026】取付台6の側面にはローラ状のカムフォロ
ワ15が回動自在に軸着され、このカムフォロワ15に
当接する円板状の偏心カム(昇降カム)16を、後述す
る駆動装置40の横向き(水平方向)の回転軸44に取
着して回転させる。これにより、取付台6が偏心カム1
6の垂直方向の回転に伴って上昇あるいは下降し、清掃
ピン5が昇降する。また清掃ピン5が昇降する範囲は、
レール2上のワークAのシール部品Dの開口内に挿入さ
れる清掃位置と、搬送部材71の搬送ピン73よりやや
上方位置との間に設定されるが、この昇降範囲はカムフ
ォロワ15の位置を変更したり、偏心カム16の形状や
大きさを変更したりすることによって簡単に調整でき
る。
【0027】クランプ機構3Bは、図6のようにレール
2上のワークAをクランプするための一対のクランプ爪
20・20を備えており、またレール2には、各クラン
プ爪20の爪部20aに対応する切欠き2cが両側のガ
イド2aに形成されている。図4のようにベース板1の
下面に、レール2を挟んでレール2と平行に一対のガイ
ドブロック21・21が固設され、両側のガイドブロッ
ク21・21の間に、一対のガイドシャフト22・22
が間隔をあけ、相互に平行にかつガイドブロック21に
直交して架設されている。レール2の下方でベース板1
の下面に一対のストッパー24・24が固設され、これ
らのストッパー24・24を挟んで一対の移動ブロック
23・23が直動形軸受23aを介してガイドシャフト
22・22に沿って摺動自在に配装されている。各クラ
ンプ爪20は、それぞれ対応する移動ブロック23上に
固定され、移動ブロック23と一体に移動する。
【0028】図5に示すように、各ガイドブロック21
の外側に一対のネジ杆25・25の一端が相互に平行に
植設され、各ネジ杆25・25に沿って移動自在にスプ
リング受板26が緩挿され、ネジ杆25に螺合する一対
のナット27・27で挟持して位置変更可能に固定され
ている。各移動ブロック23の外側中央部にスプリング
支持シャフト28の一端が他端を外側に向けて植設さ
れ、ガイドブロック21の中央部にシャフト28を挿通
可能な孔21aが、またスプリング受板26の中央部に
はシャフト28を案内可能なガイド孔26aがそれぞれ
穿設されている。そして、移動ブロック23とスプリン
グ受板26の間に、シャフト28の周囲を取り囲むよう
に圧縮スプリング29が縮装され、移動ブロック23・
23が相互に接近する方向に付勢されている。
【0029】図4に示すように、ガイドブロック21・
21の下端に軸受支持板30が固設され、軸受支持板3
0の中心部に回転軸31が軸受32を介して回動自在に
支持されている。回転軸31の上端には、本例では図5
に示す形状の開閉カム33が取着されている。回転軸3
1の下部には、外径の大きいシンクロプーリ34と外径
の小さいシンクロプーリ35とが上から順に取着されて
いる。上側のシンクロプーリ34は、図3のように、駆
動装置40の下向き(垂直方向)の回転軸45bの下端
に取着されたシンクロプーリ45cとシンクロベルト3
6を介して接続されている。また下側のシンクロプーリ
35は、図1のように駆動軸76の下端のシンクロプー
リ76aとシンクロベルト37を介して接続されてい
る。図4・図5のように、両側の移動ブロック23・2
3の下面に、開閉カム33を挟んで一対の当接板38・
38が対向して突設されている。シンクロプーリ76a
の直径は、シンクロプーリ45cの直径の二倍に設定さ
れている。
【0030】開閉カム33が図5の回転位置では、図6
(a)のようにクランプ爪20・20の爪部20aがガイ
ド2aの切欠き2cからレール2内に嵌入し、レール2
上のワークAをクランプしている。一方、開閉カム33
が図5の位置から90゜回転すると、両側の当接板38
・38を介し移動ブロック23・23が圧縮スプリング
29に抗して相互に離間し、レール2内に嵌入していた
クランプ爪20・20の爪部20aがガイド2aの切欠
き2cから抜け出て、レール2上のワークAに対するク
ランプ状態が解除され、ワークAは搬送可能な状態にな
る。
【0031】駆動装置40は、図1〜図3に示すよう
に、レール2の終端部に設けられている。駆動装置40
は駆動モータ41を備え、このモータ41は、ベース板
1上に立設されたフレーム40a上に搭載されている。
モータ41から下向きに延出された駆動軸41aに、カ
ップリング42を介してギヤボックス43内の傘歯車
(図示せず)の回転軸(図示せず)が接続されている。
その傘歯車に対向して別の傘歯車が配置されるととも
に、二つの傘歯車にさらに別の傘歯車が相互に直交して
噛合されている。これにより駆動軸41aの回転力が、
横向きの水平な回転軸44と下向きの垂直な回転軸45
とに同時に伝達される。
【0032】回転軸44は、ギヤボックス43の側面に
連設された軸受ボックス46内の軸受(図示せず)に回
動自在に支持され、上記したとおりその端部に偏心カム
16が取着されている。また回転軸45はカップリング
45aを介して別の回転軸45bが接続され、ベース板
1の下面から下向きに延設された支持部材47に固設さ
れた軸受固定板48内の軸受49に回転軸45bが回動
自在に支持され、上記したとおりその端部にシンクロプ
ーリ45cが取着されている。
【0033】シール部品Dの圧入状態判定装置50は、
本例では図1・図2に示すように、軸受支持板10の一
側部上から駆動装置40の方向に昇降板51を延設し、
この昇降板51に形成された開口51aおよびその下方
に連設されたガイドスリーブ(又は軸受スリーブ)51
bに検出棒52が昇降自在に緩挿されている。検出棒5
2の先端部分52aは、図7(b)のように、シール部品
Dの外径よりやや小さく、ワークA内の上段のシール部
品Dの圧入位置まで挿入可能な外径に形成されている。
また昇降板51の一側部には開口51cが形成され、軸
受支持板10の一側部上に立設されたガイド棒53に昇
降板51の開口51cが緩挿され、昇降板51は開口5
1cおよびその上方に連設されたガイドスリーブ(又は
軸受スリーブ)51dを介し、ガイド棒53に沿って上
下動自在に支持されている。また検出棒52の上部に
は、長方形の板状の係止部材54が固定されている。
【0034】昇降板51上の開口51aの上方に、門形
フレーム55が立設されている。このフレーム55の側
部に、第1近接センサー56がその検知部を検出棒52
に直交しかつ係止部材54に臨ませて装着されている。
またフレーム55の上面に、第2近接センサー57がそ
の検知部を検出棒52の頂面に対向させて装着されてい
る。さらに図7(b)のように、検出棒52の先端部分5
2がワークA内の上段まで挿入された位置で、係止部材
54との間にわずかに隙間が生じるように昇降板51の
下降を規制するストッパー58がベース板1上に立設さ
れている。
【0035】図7(e)のように、昇降板51がガイド棒
53を中心に旋回するのを防止するための一対の廻止め
部材59が、昇降板51から軸受支持板10を挟むよう
に下向きに延設されている。またフレーム55の上面に
は、検出棒52の頂面が第2近接センサー57の検出部
に接触するのを防止するための一対の、ネジ式ストッパ
ー59aがそれぞれ回転可能に螺合されるとともに、各
ストッパー59aの先端は係止部材54に当接可能に配
置されている。
【0036】上記のように構成された本実施例の装置で
は、シール部品Dの内周面の清掃作業ならびにシール部
品Dの圧入状態判定を次のようにおこなう。
【0037】まず、清掃作業については、 清掃装置3によれば、搬送装置70の水平旋回する
搬送部材71の搬送ピン73にてレール2上を搬送され
るワークAが清掃位置に停止するのとほぼ同時に、クラ
ンプ機構3Bの開閉カム33が所定角度回転することに
より、圧縮スプリング29の付勢力によって対向する移
動ブロック23がストッパー24に当接する位置まで相
互に接近する。これにより、一対のクランプ爪20がス
プリング29の付勢力によって相互に接近して、レール
2上のワークAをクランプする。
【0038】 開閉カム33の回転に連動して偏心カ
ム16が回転することにより、清掃機構3Aの取付台6
が自重にて下降し、取付台6とともに清掃ピン5が下降
してワークA内のシール部品Dの開口内に挿入される。
清掃ピン5は截頭円錐台形状をしており、また清掃ピン
5を接続する回転軸8cを支持している軸受支持板10
の凹所12内の軸受11が、水平方向に移動可能なた
め、清掃ピン5はシール部品Dの開口内へ確実に挿入さ
れる。こうしてシール部品D内に挿入される清掃ピン5
は駆動モータ8により回転しているので、シール部品D
のシール材Eの内周面が清掃ピン5によって清掃される
とともに、シール部品Dのシール材Eが揉みほぐされ、
接着剤の溶剤などの影響をうけてシール材Eが硬化する
のが防止される。
【0039】 シール部品Dの内周面の清掃作業が終
了すると、偏心カム16によって取付台6が上昇し、清
掃ピン5がシール部品Dから抜け出す。このあと、開閉
カム33が所定角度回転することにより、圧縮スプリン
グ29の付勢力に抗して対向する移動ブロック23が相
互に離間される。これにより、一対のクランプ爪20が
相互に離間し、レール2上のワークAのクランプが解除
される。この状態で、搬送装置70の水平旋回する搬送
部材71の搬送ピン73にてレール2上の清掃済みのワ
ークAが一ピッチ分搬送される。
【0040】次に、シール部品Dの圧入状態の判定作業
については、 清掃装置3による清掃作業以前は、軸受支持板10
が取付台6ととともに上昇しており、昇降板51も軸受
支持板10により上方に持ち上げられている。このた
め、図7(d)のように係止部材54を介して検出棒52
がレール2上のワークAの上方に位置している。そし
て、清掃装置3による作業が開始され、取付台6ととも
に軸受支持板10が下降するのに伴って昇降板51が下
降するとともに、検出棒52も下降して清掃済みワーク
Aのシール部品D上に先端部52aが載置される。
【0041】 の状態で、ワークA内の上段に圧入
され、接着されたシール部品Dが正規の位置に圧入され
ているときには、検出棒52の係止部材54が第1近接
センサー56による検知可能な範囲内に位置しているの
で、第1近接センサー56により検知され、第1近接セ
ンサー56がONになる。この状態において、検出棒5
2の頂面は、対向する第2近接センサー57による検知
可能な範囲よりも下方に離れているから、第2近接セン
サー57では検知されず、第2近接センサー57がOF
Fになっている。これにより、つまり第1近接センサー
56がON状態で第2近接センサー57がOFF状態に
なることにより、シール部品DがワークA内の正規の位
置に接着されていると判定される(図7(a)参照)。
【0042】一方、ワークA内の上段に圧入されたシー
ル部品Dが正規の圧入位置から浮き上がった状態にある
ときには、シール部品D上に当接する検出棒52が、昇
降板51に対し正規の位置よりやや上方に位置する。こ
のため、検出棒52の頂面が第2近接センサー57によ
り検知され第2近接センサー57がONになる。同時
に、検出棒52の係止部材54も第1近接センサー56
による検知可能な範囲内に位置しているから、第1近接
センサー56により検知され第1近接センサー56もO
Nになる。これにより、つまり第1近接センサー56お
よび第2近接センサー57がともにON状態になること
により、シール部品Dが浮き上がっていると判定される
(図7(c)参照)。
【0043】また、ワークA内のシール部品Dの圧入状
態が悪かったり、シール部品Dの接着状態が不良であっ
たりすると、清掃装置3の清掃ピン5により内周面が清
掃されたのち、清掃ピン5が引き上げられるときにシー
ル部品Dが清掃ピンとともにワークAから引き上げら
れ、抜け出すことがあるが、こうしたシール部品Dの未
圧入状態のときには、検出棒52の先端部52aがワー
クA内の上段に当接するまで下降する。このため、検出
棒52の頂面は第2近接センサー57では検知不能な位
置へ遠のき、第2近接センサーがOFFになる。また係
止部材54も第1近接センサー56で検知可能な範囲よ
り下方に位置し、第1近接センサー56もOFFにな
る。これにより、つまり第1近接センサー56および第
2近接センサー57がともにOFF状態になることによ
り、シール部品DがワークA内に圧入されていないと判
定される(図7(b)参照)。
【0044】こうした後者の二つの場合はシール部品D
の圧入が異常であるから、ブザー等の報知手段で作業者
に知らせるようにして、その不良品を作業者が取り除け
ばよい。
【0045】 上記の判定作業が終了したとき、隣
接する清掃装置3による清掃作業もほぼ同時に終了する
ので、清掃装置3の軸受支持板10が取付台6とともに
上昇するときに、昇降板51も上昇する。そして、昇降
板51が係止部材54に係止され、検出棒52が持ち上
げられてその先端部52aシール部品Aの上方へ離れる
ので、レール2上のワークAが移動可能な状態になり、
搬送部材71の搬送ピン73によってさらに搬送され
る。
【0046】とくに、上記した軸受用部品の組立装置で
は、清掃装置3の清掃ピン5の回転用駆動モータ8で行
わせるほかは、全ての動作を駆動装置40の1台の駆動
モータ41で行わせるようにしているので、各動作を簡
単に連動させることができ、また駆動機構全体の構造を
簡略化できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のシール部品の内周面清掃装置には、次のような
効果がある。すなわち、 1) シール部品の内周面を自動的に清掃することがで
き、構造が簡単である。また、ワークをクランプした状
態でシール部品の清掃作業をおこなうので、確実に清掃
できるとともに、シール部材(のシール材)を揉みほぐ
す作用もあり、接着剤の溶剤から気化したガスによりシ
ール材が硬化するのも防止できる。
【0048】2) 請求項2の装置では、シール部品に対
する清掃部材の接触圧をウエイトの荷重を変えることに
より簡単に調整できるほか、清掃部材の上下動とワーク
のクランプとその解除をそれぞれカムの回転によりおこ
なうので、ワークの搬送装置等とも容易に連動させるこ
とができる。
【0049】3) 請求項3の装置では、ワーク本体内に
接着されたシール部品の圧入状態の良否を自動的に判定
でき、また検出棒の昇降動作などを清掃装置の昇降動作
を利用しておこなうので、特別な駆動装置が不要で、構
成が簡単である。しかも、二つの近接センサーによって
検出棒と係止部材のそれぞれの面を検出して判定するの
で、点を検出する従来の一般的な装置に比べ正確かつ確
実に検出でき、シール部品の圧入状態の良否を正確に判
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる清掃装置を備えた軸受
用部品Aの組立装置の全体を示す正面図である。
【図2】図1の組立装置の全体を示す平面図である。
【図3】本発明の実施例にかかる清掃装置を示す正面視
断面図である。
【図4】図3の清掃装置の側面視断面図である。
【図5】図4のV−V線矢視平面図である。
【図6】図6(a)は軸受用部品Aをクランプした状態を
示す平面図、図6(b)はクランプ解除状態を示す平面図
である。
【図7】図7(a)〜(d)はシール部品Dの圧入状態判定
装置50を示す正面図で、図7(a)は正規の状態、図7
(b)はシール部品未圧入状態、図7(c)は浮き上がり状
態、図7(d)は装置50の待機状態状態をそれぞれ表
し、図7(e)は図7(c)のe−e線矢視断面図である。
【図8】軸受用部品Aの中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 ベース板 2 レール 3 清掃装置 3A 清掃機構 3B クランプ機構 5 清掃ピン(清掃部材) 6 取付台 8 駆動モータ 10 軸受支持板 12 ワイヤ 13 プーリ 14 ウエイト 16 偏心カム(昇降カム) 20 クランプ爪 33 開閉カム 50 判定装置 51 昇降板 52 検出棒 56・57 近接センサー(近接スイッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 章司 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号 バンドー化学株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ピッチずつ間欠的に搬送され、円筒
    状ワーク内の上段に圧入された環状のシール部品の内周
    面を清掃する装置であって、 前記ワークのクランプ機構と、前記ワーク内のシール部
    品の開口内に挿入・回転する清掃機構とからなり、 前記クランプ機構は、前記ワークの一時停止位置におけ
    る搬送路を挟んで相対向する一対のクランプ爪を開閉可
    能に配設するとともに、それらのクランプ爪を相互に閉
    鎖方向にスプリングで付勢して前記クランプ爪の開閉カ
    ムを回転可能に設けた構造とし、 前記清掃機構は、前記クランプ機構設置位置の前記搬送
    路の上方に、清掃部材の取付台を昇降可能に配設すると
    ともに、その取付台上に回転駆動手段を搭載してその回
    転軸に、前記シール部品の開口に挿入可能な截頭円錐台
    状の清掃部材を下向きに配置して連結した構造とし、 前記開閉カムの回転と前記取付台の昇降とを、共通の駆
    動装置により前記ワークの搬送に連動させておこなうよ
    うにしたことを特徴とするシール部品の内周面清掃装
    置。
  2. 【請求項2】 前記取付台にワイヤの一端を止着し、そ
    のワイヤの他端に取付台上方に設けたプーリを経由して
    前記清掃部材の下向き荷重を軽減する程度のウエイトを
    取着し、前記取付台の昇降カムを垂直方向に回転可能に
    設けて、その昇降カムの回転と前記開閉カムの回転とを
    連動させておこなうようにした請求項1記載のシール部
    品の内周面清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記取付台又は取付台の下方に一体的に
    設けた支持板にガイド棒を立設し、このガイド棒に昇降
    板の一側部を上下動自在に緩挿して、前記昇降板を前記
    ワークのシール部品の清掃位置から一ピッチ分搬送側の
    ワーク一時停止位置の上方に張出させ、前方ワーク内の
    上段位置まで挿入可能な検出棒を、前記昇降板に上下動
    自在に緩挿して検出棒の上部に係止部材を固設し、 前記昇降板上で前記係止部材の側方に第1近接センサー
    を配備するとともに、前記昇降板上で前記検出棒の上方
    に対向させて第2近接センサーを配備した請求項1又は
    2記載のシール部品の内周面清掃装置。
JP33926493A 1993-12-02 1993-12-02 シール部品の内周面清掃装置 Pending JPH07155708A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111112256A (zh) * 2019-12-26 2020-05-08 山东天岳先进材料科技有限公司 一种清理装置

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