JPH0715487A - 断故障検出方式 - Google Patents

断故障検出方式

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JPH0715487A
JPH0715487A JP5148748A JP14874893A JPH0715487A JP H0715487 A JPH0715487 A JP H0715487A JP 5148748 A JP5148748 A JP 5148748A JP 14874893 A JP14874893 A JP 14874893A JP H0715487 A JPH0715487 A JP H0715487A
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JP
Japan
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disconnection
unit
output
section
signal
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JP5148748A
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Inventor
Atsushi Kimura
篤 木村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニット間の信号断を全てロジカル回路で構
成する断故障検出方式であって、回路動作の安定化と動
作検証の容易化をさせ、高密度実装のためのLSI化に
適した回路方式を提供する。 【構成】 断判定情報多重部11と、断判定情報抜取部
14と、断区間カウント部15と、故障情報保持部16
とを設ける。断判定情報多重部11と、断判定情報抜取
部14により断判定のための確実な信号伝達確認を行
い、断区間カウント部15によりロジカル的にデータ断
の区間をカウントし、カウンタのオーバーフロー信号を
利用して故障情報保持部16により“0”または“1”
の2値の結果として断故障警報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルデータ伝送
装置に関し、特に、ユニットやパッケージから構成され
るユニット間の信号断を検出することで故障警報を発生
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の断故障検出方式は、入力信号の有
無を二値化信号で検出する目的から図3に示すように、
出力端子41から次段ユニットの入力端子42までの断
を検出する断検出回路部43を設け、断故障警報を発出
している。
【0003】図4は、断検出回路部43の具体的な回路
構成を示した図である。断検出回路部は、リトリガブル
なワンショット44を利用し、データの立上りまたは立
下り変化からR(抵抗),C(容量)により決まる時定
数分出力が引き延ばされ、時定数時間内に再度立上りま
たは立下りの変化点がくれば再トリガとなり、さらに出
力が引き延ばされる。これが繰り返されることで、信号
入力があればR,Cによる時定数時間内に再トリガがか
かり出力は一定となり、入力が断となりトリガ源がなく
なるとワンショット44の出力は出なくなる。これによ
り容易に入力信号の有無を二値化信号で検出する入力信
号検出回路が構成できる。
【0004】その他、例えば入力信号を検波して得た直
流レベル信号と所定の閾値に設定された基準直流レベル
とを比較して、閾値以上の信号を「1」、以下の信号を
「0」として出力する方式もある(たとえば、特開平2
−76327号公報)。
【0005】また、物理的断を検出することはできない
が、信号断の検出としての公知技術としては、送出側
(前段ユニット)より特定パターンまたは疑似ランダム
パターンを送り、受け側で比較検出することにより、デ
ータ全断(固定)や、中継路の障害評定をする方式もあ
る(特開昭60−96049号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3および図4に示し
たようなワンショットを利用した断検出や、特開平2−
76327号公報に示されるような、レベル検出による
断検出では、R,Cの時定数によるため、回路にばらつ
きがあり、断区間の時間幅も、RとCのばらつき精度や
温度変化で変動する。特に、断検出を必要とする入力が
複数に及ぶ場合、アナログ的回路を多数必要とするた
め、SSI等のディスクリートで実現しており、高密度
実装化には不適であり、LSI化にも不向きである。ま
た、アナログ部分が多いため、ロジカル的に回路動作を
検証することはむずかしく、断検出時間幅の検証も、R
とCの定数値確認に代表されることも少なくない。
【0007】本発明の目的は、ユニット間の信号断を全
てロジカル回路で構成する断故障検出方式であって、回
路動作の安定化と動作検証の容易化をさせ、高密度実装
のためのLSI化に適した回路方式を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の断故障検出方式
は、複数のユニット間の信号線の断故障を故障警報とし
て出力する必要のあるデータ伝送機器において、前段と
なるユニットに、出力端子と、断を判定するための断判
定情報を主信号データ列に多重する断判定多重部とを有
し、次段となるユニットに、入力端子と、前記断判定情
報を利用して信号の有無を判断する断判定情報抜取部
と、信号断と判断するために信号のない区間をカウント
する断区間カウント部と、断と判定した前記断区間カウ
ント部からの情報をもとに、故障警報として保持するた
めの故障情報保持部とを有する、ことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の構成ブロック図
である。この断故障検出方式は、複数のユニットから構
成される装置において、前段となるユニットに、出力端
子12と、断を判定するための断判定情報を主信号デー
タ列に多重する断判定情報多重部11を有し、次段とな
るユニットに、入力端子13と、断判定情報を利用して
信号の有無を判断する断判定情報抜取部14と、信号断
と判断するために信号のない区間をカウントする断区間
カウント部15と、断と判定した断区間カウント部15
からの情報をもとに、故障警報として保持するための故
障情報保持部16とを有している。図中、a部がユニッ
ト間のインタフェース部にあたる。
【0011】次に、本実施例の動作を説明する。
【0012】前段ユニットの主信号は、断判定情報多重
部11で“1”と“0”の両論理を持った数ビットのパ
ターン列を多重され、前段ユニット出力端子12と次段
ユニット入力端子13を経て次段ユニットの処理部へ送
られる。
【0013】上記の主信号列は、断判定情報抜取部14
へ入力され、信号列の“0”,“1”の変化点を検出す
る。もし、主信号がすべて“1”またはすべて“0”で
あっても、断判定情報多重部11で“0”,“1”の変
化点を持つパターン列を多重しているため、インタフェ
ース部で断とならない限り、変化点は必ず検出できる。
断判定情報抜取部14から断区間カウント部15および
故障情報保持部16へは、変化点を示すパルスを出力す
る。
【0014】断区間カウント部15では、断判定情報抜
取部14からの変化点パルスにより、カウンタ等を初期
化し、カウント値がオーバーフローしないようにする。
もし、インタフェース部aで断線等が発生し断判定情報
抜取部14からの変化点パルスがなくなると、断区間カ
ウント部15では初期化が行われないため、カウント値
が所定値を越え、キャリイ信号(桁上げ信号)を発生
し、このキャリイ信号を警報セット信号として故障情報
保持部16へ出力する。
【0015】故障情報保持部16では、警報セット信号
で断故障警報をセットし、断故障警報を発出する。イン
タフェース部aの断線等の故障が回復した場合には、断
判定情報抜取部14からの変化点パルスを受けて警報解
除信号として故障情報保持部16の出力をリセットす
る。これにより、警報が解除される。
【0016】以上のようにして、インタフェース部aで
発生した断線等の故障を検出し、断故障警報として出力
することができる。
【0017】図2は、上記一実施例を具体的なロジック
回路で構成し、3入力の信号インタフェースの断検出を
行う例を示している。
【0018】断判定パルス発生部21とセレクタ22と
が、図1の断判定情報多重部11に相当する。
【0019】出力バッファ23が、図1の出力端子12
に相当する。
【0020】入力バッファ24が、図1の入力端子13
に相当する。
【0021】Dフリップフロップ25と、論理積ゲート
26と、リタイミングクロック発生部27とが、図1の
断判定情報抜取部14に相当する。
【0022】分周回路28と、カウンタ29とが、図1
の断区間カウント部15に相当する。
【0023】セットリセット型フリップフロップ30
と、論理和ゲート31とが、図1の故障情報保持部16
に相当する。
【0024】図2のロジック回路において、断判定パル
ス発生部21で“0”,“1”の変化点を持つ断判定パ
ターン列を生成し、セレクタ22で主信号列の空きスロ
ットに多重する。多重化された信号は、出力バッファ2
3および入力バッファ24を経て、Dフリップフロップ
25,論理積ゲート26へ入力される。Dフリップフロ
ップ25では、リタイミングクロック発生部27からの
同期系リタイミングクロックで1ビットシフトを行い、
論理積ゲート26で論理積をとることで、データ列の中
から“0”から“1”への変化点を検出する。論理積ゲ
ート26の出力からは変化点を示す1ビットパルスが出
力され、カウンタ29の初期値ロード信号となる。リタ
イミングクロック発生部27からの同期系クロックと分
周回路28の出力により、カウンタ29はある周期でカ
ウントアップされ、カウンタ29がオーバーフローする
までの間、論理積ゲート26の出力からパルスが現れな
ければ、カウンタ29のキャリイ出力(CR)からパル
スが出力される。
【0025】セットリセット型のフリップフロップ30
は、カウンタ29からのキャリイが出れば断と判断して
セットし、論理和ゲート31へ警報が出力される。論理
和ゲート31は3入力分の断警報の論理和をとり、断故
障警報として出力する。
【0026】インタフェース部aでの断線等の故障が回
復すれば、論理積ゲート26からの変化点パルスが現
れ、信号ありとしてフリップフロップ30をリセットす
ることで、警報が解除される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、断
判定情報多重部を送り側に、受け側には断判定情報抜取
部および断区間カウント部を設けることにより、従来の
ワンショットやレベル検出で構成する断検出と異なり、
すべてロジカル的に回路を実現するため、回路動作にば
らつきはなく、部品のばらつき,温度変動に左右され
ず、安定動作が保証され、回路動作検証も比較的容易に
行える。特に、複数入力の場合、安定したR,C回路の
LSI化が難しく、SSI等のディスクリートで実現し
ていたため、高密度安定化の難しかった入力検出部もす
べて論理動作で実現されるため、LSI化が容易でシミ
ュレーションも可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例の具体的ロジック回路構成図であ
る。
【図3】従来の断故障検出方式の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3の断検出回路部の具体的構成を示す回路図
である。
【符号の説明】
11 断判定情報多重部 12 出力端子(前段ユニット) 13 入力端子(次段ユニット) 14 断判定情報抜取部 15 断区間カウント部 16 故障情報保持部 21 断判定パルス発生部 22 セレクタ 23 出力バッファ 24 入力バッファ 25 Dフリップフロップ 26 論理積ゲート 27 リタイミングクロック発生部 28 分周回路 29 カウンタ 30 セットリセット型フリップフロップ 31 論理和ゲート 41 出力端子 42 入力端子 43 断検出回路部 44 ワンショット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のユニット間の信号線の断故障を故障
    警報として出力する必要のあるデータ伝送機器におい
    て、 前段となるユニットに、出力端子と、断を判定するため
    の断判定情報を主信号データ列に多重する断判定多重部
    とを有し、 次段となるユニットに、入力端子と、前記断判定情報を
    利用して信号の有無を判断する断判定情報抜取部と、信
    号断と判断するために信号のない区間をカウントする断
    区間カウント部と、断と判定した前記断区間カウント部
    からの情報をもとに、故障警報として保持するための故
    障情報保持部とを有する、 ことを特徴とする断故障検出方式。
  2. 【請求項2】前記断判定情報多重部は、断判定情報であ
    る断判定パルスを発生する断判定パルス発生部と、断判
    定パルスを主信号データ列に多重するセレクタとを有
    し、 前記断判定情報抜取部は、リタイミングクロックを発生
    するリタイミングクロック発生部と、前記主信号データ
    列をデータ入力とし、前記リタイミングクロックをクロ
    ック入力とするDフリップフロップと、このDフリップ
    フロップの出力と前記主信号データ列とを入力とする論
    理積ゲートとを有し、 前記断区間カウント部は、前記リタイミングクロックを
    分周する分周回路と、前記リタイミングクロック,前記
    分周されたリタイミングクロック,前記論理積ゲートの
    出力を入力とするカウンタとを有し、 前記故障情報保持部は、前記論理積ゲートの出力をリセ
    ット入力、前記カウンタの出力をセット入力とするセッ
    トリセット型フリップフロップと、このセットリセット
    型フリップフロップの出力を入力とする論理和ゲートと
    を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の断障害検出方式。
JP5148748A 1993-06-21 1993-06-21 断故障検出方式 Pending JPH0715487A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114545801A (zh) * 2020-11-18 2022-05-27 芯巧科技股份有限公司 可由外部信号直接启动输出的处理器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62219829A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 Mitsubishi Electric Corp 光信号送受信装置
JPS63292821A (ja) * 1987-05-26 1988-11-30 Nec Corp パルス断検出回路

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