JPH07154348A - 双方向通信装置 - Google Patents

双方向通信装置

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JPH07154348A
JPH07154348A JP5300225A JP30022593A JPH07154348A JP H07154348 A JPH07154348 A JP H07154348A JP 5300225 A JP5300225 A JP 5300225A JP 30022593 A JP30022593 A JP 30022593A JP H07154348 A JPH07154348 A JP H07154348A
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JP5300225A
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Shoji Uehara
章二 上原
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 番組や加入者の増加にローコストに対応でき
る双方向通信装置を構築する。 【構成】この双方向通信装置は、映像情報を提供する送
信局30と、この送信局30と幹線ケーブル42を介し
て接続された受信局31とからなる双方向通信装置にお
いて、受信局31が、送信局30より提供された映像情
報に対する応答データが入力されるリモコン受光器51
と、応答データが入力されたときの入力時刻とそのとき
選択されていた視聴チャンネルとを応答データに対応付
けて加入者データとして記憶する加入者データメモリ4
9と、送信局30より加入者データの読出要求があった
とき、加入者データメモリ49より対応する加入者デー
タを読み出し転送するPSK変調器45およびポーリン
グ受信処理部46とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば視聴者(加入
者)と放送局間などで双方向通信を行うことが可能なC
ATVなどの双方向通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、双方向通信装置の一つとし
て、CATV(ケーブル・テレビジョン)網などがあり
その網サービスに加入者応答サービスというものがある
が、この双方向の通信サービスをCATVのある番組、
例えばクイズ番組などで実施した場合、放送局から出題
した問題に対する加入者からの応答がうまく同期して得
られないことがあり改善が望まれている。
【0003】ここで、図6および図7を参照して従来の
双方向通信装置について説明する。図6は従来の双方向
通信装置における送信局と受信局の一般的なブロック図
である。図7は映像ソースの転送する映像信号と、加入
者データの禁止および許可信号とデータの収集区間との
各タイミングを示す図である。
【0004】図6に示すように、60は送信局としての
放送局、61は受信局としての端末装置であり、幹線ケ
ーブル42を介して接続されている。放送局60はポー
リング処理部62、加入者データ集計部63、加入者の
応答を促す映像ソース34、その信号を特定の周波数に
変調するビデオ信号変調器35、FSK変調器39、P
SK復調器40などからなる。加入者データ集計部63
は映像ソース34の映像信号(番組)に連動してポーリ
ング処理部62を介して端末装置61にデータ入力許可
信号を送信するものである。ポーリング処理部62はあ
る期間経過後、端末装置61に対してデータ入力禁止信
号を送信すると同時にポーリングを行いデータを収集す
る。端末装置61は、放送局60からの映像信号を幹線
ケーブル42を通じて受信する選局回路、FSK復調
器、PSK変調器、ポーリング受信処理部、加入者デー
タメモリ、オンスクリーン部、テレビジョン(TV)、
表示部、リモコン受光部などからなる。
【0005】従来の双方向通信装置では、放送局60が
映像信号を特定の周波数で搬送し、端末装置61ではそ
の映像信号を受信する。また放送局60では加入者(視
聴者)のデータ(例えばクイズの答えなど)入力を促す
信号を端末装置61に対して送信し、加入者によりデー
タが入力されると、端末装置61ではそのデータを放送
局60に伝送する。この双方向通信装置のデータ収集お
よび指令のアルゴリズムは、例えばBSC手順などで知
られているポーリング/セレクティング方式などが用い
られている。
【0006】この場合、端末装置61への下り信号はF
SK変調器39を介して変調後、さらにRF信号に変調
されて幹線ケーブル42に送信される。また端末装置6
1からの上りの信号、すなわちPSK変調されてきた信
号は、PSK復調器40により復調されデジタル信号に
変換された後、ポーリング処理部62により処理されて
加入者データが加入者データ集計部63に転送される。
加入者データ集計部63ではこの加入者データを集計し
利用する。
【0007】一方、端末装置61では放送局60より送
信されてきた映像信号を選局回路43で受信しオンスク
リーン部47を介してテレビ54に出力する。またデー
タ入力許可指令はFSK復調器44によって復調されて
ポーリング受信処理部64で処理されてマイクロコンピ
ュータ66に送られる。すると、オンスクリーン部47
および表示部52によって使用者にデータの入力を促が
すメッセージが出力される。
【0008】メッセージ出力後、リモコン受光器51よ
り、加入者からの入力があると、マイクロコンピュータ
66はチャンネル切り換え信号ではなく放送局60に伝
送すべきデータであると判断し加入者データとして処理
した後、そのデータを加入者データメモリ65に記憶す
る。そしてこのデータは放送局60の行うポーリングに
同期して読み出され放送局60に転送される。
【0009】さて、この双方向通信装置が提供する映像
信号70としては、極めて簡単な例としてクイズ番組な
どを想定している。
【0010】この場合、図7に示すように、放送局60
は、“問1”18が始まると、端末装置61に加入者デ
ータ許可信号22を通知する。その信号を各端末装置6
1が受信すると、各端末装置61は加入者データの禁止
信号23が受信されるまで、加入者のデータ(応答デー
タ)を入力できる。したがって、加入者データの収集区
間71は、加入者データ許可信号22が受信されたとき
から禁止信号23が受信されて時間が若干経過するまで
となる。続いて放送局60が“問2”20の答えを要求
する場合は、“問1”18の応答データを各端末装置6
1から全て収集した後に行う。この双方向通信装置で
は、加入者数が少なくデータの入力が拡散している場合
は、加入者の入力したデータを効率的に得ることができ
る。
【0011】ところで、加入者数が多くなると、クイズ
番組などでは解答時に多くの加入者データが同時に発生
する。このため、放送局60が全ての応答データを吸い
上げるのに多くの時間を要することになる。さらに加入
件数が大きくなると、応答データの発生と放送局60で
の受信の時間にへだたりが顕著になる。
【0012】この結果、全ての応答データを吸い上げる
のが次の問題と重複しまうこともあり、放送局60で
は、各端末装置61より吸い上げたデータがどの問題の
答えかが判断できなくなる。
【0013】そこで、加入者にデータを入力する時点で
データの番号を同時に入力してもらうようにすれば、見
掛上、問題は解決するが加入者の番号の入力ミスなどで
データの信頼性が格段に落ちてしまう。また他のチャン
ネルで同じ時間帯に複数のクイズ番組が行われる場合も
あるので、この場合、加入者にさらに番組を識別するた
めの情報(番組番号など)の入力をも入力を強いること
になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の双方向通信装置では、加入者が多い中でクイズ番組
などを提供する場合、加入者から一度に多くの応答が得
られるが、データが多いほどデータの識別に時間を要す
る。そこで加入者に識別情報などを入力してもらうこと
も考えられるが加入者の負担が多くなるばかりか、デー
タの信頼性が落ちるためあまり好ましいことではないと
いう問題があった。
【0015】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、対話型通信サービスを要する番組や加
入者などが多くなる中でローコストに対応できる双方向
通信装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の双方向通信装置
は上記した目的を達成するために、情報を送信する送信
局装置と、前記送信局装置に双方向通信可能に接続され
たひとつあるいは2以上の受信局装置とを具備する双方
向通信装置であって、前記送信局装置から送信された情
報に対する応答情報を生成する応答情報生成手段と、前
記応答情報を送信するときに、送信時の時刻情報と当該
応答情報をリンクさせて、前記送信局装置に対して送信
する送信手段を有する受信局装置と、前記情報を送信す
る際に、当該情報を送信している間の時間帯情報を記憶
する記憶手段と、前記受信局装置から送信される前記応
答情報及び前記時刻情報を受信する受信手段と、記憶さ
れた前記時間帯情報と前記時刻情報を照合し、前記応答
情報と前記情報とをリンクさせて記憶する記憶手段を有
する送信局装置とを具備している。
【0017】この発明の受信局装置は、送信局装置から
送信される情報に対して応答可能である受信局装置であ
って、前記送信局装置から送信された情報に対する応答
情報を生成する応答情報生成手段と、前記応答情報を送
信するときに、送信時の時刻情報と当該応答情報をリン
クさせて、前記送信局装置に対して送信する送信手段と
を具備している。
【0018】この発明の送信局装置は、受信局装置から
送信される応答情報及びこれにリンクした当該応答情報
送信時の時刻情報が受信可能である送信局装置であっ
て、前記情報を送信する際、当該情報を送信している間
の時間帯情報を記憶する記憶手段と、前記受信局装置か
ら送信される前記応答情報及び前記時刻情報を受信する
受信手段と、記憶された前記時間帯情報と前記時刻情報
を照合し、前記応答情報を前記情報とリンクさせて記憶
する記憶手段とを具備している。
【0019】
【作用】本発明では、送信局装置より同じ時間帯に、例
えばクイズ番組などの情報が複数、重複して各受信局装
置に送信される中で各受信局装置から応答情報を受信す
る場合、各受信局装置では、応答情報生成手段により前
記情報に対する視聴者からの応答情報が生成されて順次
送信されるが、このとき、送信時の時刻情報と応答情報
とがリンクされて送信される。
【0020】したがって、応答情報を受信した送信局装
置ではその時間帯に送信した各番組のシーンを正確に判
別し、それぞれの応答情報を特定できるようになる。
【0021】また各受信局装置からは最低限の応答情報
を送信すればよくなり、加入者側の操作性や加入者が入
力するデータの信頼性が向上する。
【0022】さらに送信局装置は、応答要求を送信する
ことにより受信局装置から加入者の応答情報をいつでも
取り出せるので、データを吸い上げる時間の制限を受け
なくなり、他のサービスに影響のない通信網の空き時間
にデータ収集処理を行えるようになる。
【0023】この結果、番組や加入者の増加に双方向通
信装置がローコストに対応できるようになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0025】図1は本発明に係る一実施例の双方向通信
装置の構成を示すブロック図である。図2は端末装置3
1の加入者データメモリ49を示す図、図3は端末装置
31における状態信号の一例を示す図、図4は端末装置
31から放送局30に加入者データを転送するときのデ
ータフォーマットの一例を示す図である。
【0026】図1において、30は送信局としての放送
局である。この放送局30には、幹線ケーブル42を介
して受信局としての端末装置31が接続されている。放
送局30はポーリング処理部32、加入者データ1 集計
部33、加入者の応答を促す映像ソース1 34、映像ソ
ース1 の信号を特定の周波数に変調するビデオ信号変調
器35、加入者データ2 集計部36、加入者の応答を促
す映像ソース2 37、映像ソース2 の信号を特定の周波
数に変調するビデオ信号変調器38、FSK変調器3
9、PSK復調器40、時刻を絶えず計時する計時部4
1などからなる。加入者データ1 集計部33は映像ソー
ス1 34の映像信号(番組)に連動してポーリング処理
部32を介して端末装置31にデータ入力許可信号を送
信するものである。ポーリング処理部32はある期間経
過後、端末装置31に対してデータ入力禁止信号を送信
すると同時にポーリングを行いデータを収集する。
【0027】一方、この放送局30に幹線ケーブル42
を介して接続されている端末装置31は、放送局30か
らの映像信号を幹線ケーブル42を通じて対応する視聴
チャンネルで受信する選局回路43、FSK復調器4
4、PSK変調器45、ポーリング受信処理部46、加
入者データメモリ49、オンスクリーン部47、マイク
ロコンピュータ(マイコン)48、放送局30とほぼ位
相のあった時刻を計時する計時部50、リモコン受光部
51、表示部52、マイコン48の内部メモリで選局回
路43が選局した選局データを記憶する選局メモリ5
3、テレビジョン(TV)54などから構成されてい
る。この双方向通信装置の場合、複数の番組を同時に運
用(提供)することを考慮して2系統の映像ソース(映
像ソース1 34、映像ソース2 37)が放送局30に設
定されており、それぞれに加入者データ集計部33、3
6が設けられている。
【0028】図2に示すように、端末装置31の加入者
データメモリ49には、それぞれの加入者入力データ
(応答データ)4が入力されたときに、計時部50によ
って計時されていた入力時刻3と、そのとき選局してい
た受信チャンネル2とが、加入者入力データ(応答デー
タ)4に対応付けられて記憶される。
【0029】放送局30はこの応答データを読み出すこ
とにより加入者が入力したデータがどの番組に対するも
のであるか、また何時に入力されたかなどを識別でき
る。
【0030】図3および図4には、端末装置31の状態
信号8(ステータス)と加入者データ25とを放送局3
0に転送する場合のデータフォーマットの一例を示す。
【0031】図3に示すように、状態信号8は、データ
の始まりを示すSTXコード9、端末装置の端末アドレ
ス10、このデータが状態を示すものであることを識別
するステータス識別コード、他のステータス13と共に
加入者データメモリ49に加入者により入力されたデー
タの溜まった数を示す加入者データ件数12、データの
終了コードなどであるETXコード14、エラー検出に
用いられるBCCコード(Block Check C
ode)15などからなる。放送局30はこの状態信号
8の加入者データ件数12を常時、監視することによっ
て加入者データを吸い上げるべきか否かを判断する。つ
まりデータ件数がオーバーフローしない限り放送局30
は加入者データを収集する必要がなくなる。
【0032】したがって、例えば番組など終了したとき
にゆっくりとデータを収集すればよい。これは放送局3
0の負荷の軽減につながりコストを下げることにも貢献
する。 図4に示すように、加入者データ25は、ST
X9、端末アドレス10、ETX14、BCC15と、
データが加入者データであることを示す加入者データ識
別コード16と、加入者データメモリ49の内容が設定
される。なおデータ長に制限がある場合は、そのデータ
長で送信する加入者データの数を決定してよい。この場
合、加入者データ件数12は送信した数だけ減算してゆ
く。
【0033】次に図5を参照してこの双方向通信装置の
動作を説明する。
【0034】図5は映像ソース1 および映像ソース2 が
それぞれ送信する映像信号と、加入者データに対する禁
止信号および許可信号と、データの収集区間との各タイ
ミングを示す図である。
【0035】この双方向通信装置では、例えばクイズ番
組などを映像ソース1 で運用した場合、放送局30から
端末装置31への映像信号は、特定の周波数で幹線ケー
ブル42を通じて搬送される。端末装置31では放送局
30より送信されてきた映像信号を選局回路43で受信
し表示部52およびオンスクリーン部47を介してテレ
ビ54に出力する。
【0036】この双方向通信装置のデータ収集および指
令信号のアルゴリズムは、例えばBSC手順などで知ら
れているポーリング/セレクティング方式などが用いら
れている。
【0037】放送局30から端末装置31への下り応答
要求信号、例えば加入者(視聴者)に対してクイズの解
答などの入力を促すデータ入力許可信号がFSK変調器
39によりFSK変調されRF信号に変調されて幹線ケ
ーブル42を通じて端末装置31に送信される。端末装
置31がこのデータ入力許可信号を受信すると、このデ
ータ入力許可信号はFSK復調器44によって復調され
てポーリング受信処理部34で処理されてマイクロコン
ピュータ48に送られる。すると、オンスクリーン部4
7および表示部52によって使用者にデータの入力を促
がすメッセージがテレビ54の表示画面上にオンスクリ
ーン表示される。
【0038】メッセージ表示後、加入者が応答データと
してのクイズの解答を、図示しないリモートコントロー
ルユニットにて入力すると、端末装置31内のリモコン
受光器51からそのデータがマイコン48に入力され、
マイコン48はチャンネル切り換え信号ではなく放送局
30に伝送すべきデータであると判断し加入者データと
して処理した後、そのデータを加入者データメモリ49
に記憶する。そしてこのデータは放送局30が行うポー
リングに同期して読み出され放送局30に転送される。
【0039】この端末装置31からの上りの信号、すな
わちPSK変調されてきた信号は、PSK復調器40に
よって復調されてデジタル信号に変換された後、ポーリ
ング処理部32により処理された加入者データが対応す
る加入者データ1 集計部33(映像ソース2 で運用した
場合は加入者データ2 集計部36など)に格納される。
各加入者データ集計部ではこの加入者データを集計し利
用する。
【0040】図5に示すように、映像信号17と加入者
データの禁止信号23と許可信号22のタイミングは、
従来例と同様ではあるが、本実施例では、加入者データ
に入力時刻3を付加したことで、データ収集区間24が
大幅に向上している。さらに同様な番組が同時に提供さ
れている場合でも受信チャンネル2 側で放送局30は加
入者データを識別できる。
【0041】このシステムの場合、クイズの問題を放映
した後に、加入者にクイズの答えを要求する映像に連動
させて加入者データの許可信号22を端末装置31に送
信する。そして加入者より解答が入力されると、リモコ
ン受光器51からそのデータが端末装置31内に入力さ
れマイコン48が加入者データに関するものであると判
断すると、そのデータは入力時刻および視聴チャンネル
と共に加入者データメモリ49に格納される。そして放
送局30のポーリングによってその加入者データは、受
信チャンネル毎にそれぞれ加入者データ1 集計部33、
加入者データ2集計部36などに振り分けられて集計処
理される。
【0042】このように本実施例の双方向通信装置によ
れば、放送局30では端末装置31からデータを吸い上
げる時間に制限がなくなるので、幹線ケーブル42が空
いているときに加入者データを吸い上げればよくなり他
のサービスに悪影響を与えることがなくなる。また加入
者が増加しサービスが充実してきた場合でも放送局30
で空き時間にデータを処理できるので効率よくシステム
の運用ができるようになる。
【0043】すなわち、放送局30のデータ通信速度を
向上することなく放送局30が多くの端末装置31から
データを吸い上げるときのデータ集計処理を軽減できる
ので、ローコストで、かつ加入者の増加に対応できる双
方向通信装置を構築できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信局装置より同じ時間帯に、例えばクイズ番組などの情
報が複数、重複して各受信局装置に送信される中で各受
信局装置から応答情報を受信する場合、各受信局装置で
は、応答情報生成手段により前記情報に対する視聴者か
らの応答情報が生成されて順次送信されるが、このと
き、送信時の時刻情報と応答情報とがリンクされて送信
されるので、応答情報を受信した送信局装置ではその時
間帯に送信した各番組のシーンを正確に判別し、それぞ
れの応答情報を特定できるようになる。また各受信局装
置からは最低限の応答情報を送信すればよくなり、加入
者側の操作性や加入者が入力するデータの信頼性が向上
する。さらに送信局装置は応答要求を送信することによ
り加入者の応答情報を受信局装置からいつでも取り出せ
るので、データを吸い上げる時間の制限を受けなくな
り、他のサービスに影響のない通信網が空いているとき
にデータ収集処理を行えるようになる。
【0045】この結果、番組や加入者の増加に双方向通
信装置がローコストに対応できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の双方向通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の双方向通信装置の端末装置31に設けら
れた加入者データメモリを示す図である。
【図3】上記端末装置31における状態信号の一例を示
す図である。
【図4】上記端末装置31から放送局30に加入者デー
タを転送するときのデータフォーマットの一例を示す図
である。
【図5】映像ソース1 から送信される映像信号と、加入
者データの禁止信号および許可信号と、データの収集区
間の各タイミングを示す図である。
【図6】従来の双方向通信装置の放送局と端末装置の一
般的な構成を示すブロック図である。
【図7】従来の双方向通信装置において、映像ソースか
ら送信される映像信号と、加入者データの禁止信号およ
び許可信号と、データの収集区間の各タイミングを示す
図である。
【符号の説明】
1…加入者データメモリ、2…受信チャンネル、3…入
力時刻、4…加入者入力データ、8…端末装置の状態信
号、9…STXコード、10…端末アドレス、11…ス
テータス識別コード、12…加入者データ件数、13…
他のステータス、14…ETXコード、15…BCCコ
ード、16…加入者データ識別コード、17…映像信
号、18…問1、19…問題の空き時間、20…問2、
21…問3、22…加入者データと許可信号、23…加
入者データの禁止信号、24…データ収集区間、25…
加入者データ、30…放送局、31…端末装置、32…
ポーリング処理部、33…加入者データ1 集計部、34
…映像ソース1 、35、38…ビデオ信号変調器、36
…加入者データ2 集計部、37…映像ソース2 、39…
FSK変調器、40…PSK復調器、41、50…計時
部、42…幹線ケーブル、43…選局回路、44…FS
K復調器、45…PSK変調器、46…ポーリング受信
処理部、47…オンスクリーン部、48…マイクロコン
ピュータ(マイコン)、49…加入者データメモリ、5
1…リモコン受光器、52…表示部、54…テレビジョ
ン(TV)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を送信する送信局装置と、前記送信
    局装置に双方向通信可能に接続されたひとつあるいは2
    以上の受信局装置とを具備する双方向通信装置であっ
    て、 前記送信局装置から送信された情報に対する応答情報を
    生成する応答情報生成手段と、前記応答情報を送信する
    ときに、送信時の時刻情報と当該応答情報をリンクさせ
    て、前記送信局装置に対して送信する送信手段を有する
    受信局装置と、 前記情報を送信する際に、当該情報を送信している間の
    時間帯情報を記憶する記憶手段と、前記受信局装置から
    送信される前記応答情報及び前記時刻情報を受信する受
    信手段と、記憶された前記時間帯情報と前記時刻情報を
    照合し、前記応答情報と前記情報とをリンクさせて記憶
    する記憶手段を有する送信局装置とを具備したことを特
    徴とする双方向通信装置。
  2. 【請求項2】 送信局装置から送信される情報に対して
    応答可能である受信局装置であって、 前記送信局装置から送信された情報に対する応答情報を
    生成する応答情報生成手段と、 前記応答情報を送信するときに、送信時の時刻情報と当
    該応答情報をリンクさせて、前記送信局装置に対して送
    信する送信手段とを具備したことを特徴とする受信局装
    置。
  3. 【請求項3】 受信局装置から送信される応答情報及び
    これにリンクした当該応答情報送信時の時刻情報が受信
    可能である送信局装置であって、 前記情報を送信する際、当該情報を送信している間の時
    間帯情報を記憶する記憶手段と、 前記受信局装置から送信される前記応答情報及び前記時
    刻情報を受信する受信手段と、 記憶された前記時間帯情報と前記時刻情報を照合し、前
    記応答情報を前記情報とリンクさせて記憶する記憶手段
    とを具備したことを特徴とする送信局装置。
JP5300225A 1993-11-30 1993-11-30 双方向通信装置 Withdrawn JPH07154348A (ja)

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