JPH0715413A - データ誤り訂正装置 - Google Patents

データ誤り訂正装置

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JPH0715413A
JPH0715413A JP15464493A JP15464493A JPH0715413A JP H0715413 A JPH0715413 A JP H0715413A JP 15464493 A JP15464493 A JP 15464493A JP 15464493 A JP15464493 A JP 15464493A JP H0715413 A JPH0715413 A JP H0715413A
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JP
Japan
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Application number
JP15464493A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Kimura
由子 木村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレパレータ符号を用いるデータ誤り訂正装
置において、3ビットの誤り訂正を可能にする。 【構成】 3ビットの誤り訂正を行なうための誤り情報
を格納した誤り情報テーブル10、および、3ビット誤
りが生じた結果、本来の受信データに数値が加算された
か減算されたかを示す符号を格納する符号テーブル12
を用意し、誤り情報抽出回路19により受信データに基
づき誤り情報テーブル10より誤り情報を抽出するとと
もに符号を抽出し、その符号に応じて加算器13あるい
は減算器14で受信データに誤り情報を加算あるいは減
算するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレパレータ符号を
用いたデータ誤り訂正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータの通信を行なう装置に
おいて、受信データの誤り訂正を行なう手法として、プ
レパレータ符号を用いるものがある。このプレパレータ
符号はこれを用いて符号化を行なうことにより2ビット
までの誤りを訂正することができる。以下では、その誤
り訂正方法およびその誤り訂正時に用いる8000H
(H は16進数を示す)バイトのデコードテーブルの作
成方法について述べる。
【0003】まず、送信側では8ビットの情報を送信す
る場合、図7に示すように、その情報に対応した7ビッ
トデータからなるチェック部を付加し、15ビットデー
タとして送信する。この7ビットデータの生成は次のよ
うになされる。いま、NR(15,8)の符号を図8に
示すように下位8ビットに送信すべき情報ビットを、上
位7ビットにその誤り訂正のための検査ビットを置き、
同図に示すように各ビットをi0 〜i7,p0 〜p6 と呼
ぶことにする。そしてこの符号語を下記のように表現す
ることとする。 (I(x) ,i7 ,P(x) ) この検査ビットの作成アルゴリズムは、「符号理論」宮
川洋,岩垂好裕,今井秀樹著(コンピュータ講座 18
昭晃堂 1963年7月)に掲載されているように式
(1) で表現される。
【0004】
【数1】
【0005】表1に以上のようにして生成された15ビ
ットのデータの例を示す。
【0006】
【表1】
【0007】受信側では、受信した15ビットのデータ
から2ビットまでの受信誤りを訂正し、正しい情報を取
り出す。仮に3ビット以上の誤りがあれば、誤った訂正
を行なってしまう。受信側は8000H バイトのデコー
ドテーブルを持っており、このテーブルには、受信デー
タのどのビット情報が誤りかを示す誤り情報が格納され
ている。以下にその訂正手順を示す。
【0008】図9に示すように、受信した15ビットの
データをデコードテーブルの0000H 〜7FFFH の
アドレスにみたてて、そのアドレスから誤り情報を取り
出す。受信したデータの情報部8ビットと取り出した誤
り情報8ビットの排他的論理和をとり、この結果得た8
ビットのデータを受信情報とする。ここで、0000H
の15ビットデータを送信し、受信側で0003H と2
ビット誤って受信した場合の誤り訂正過程の一例を図1
0に示す。この過程からデコードテーブルが重要な役割
を担っていることが分かる。
【0009】この図10に示した例からも分かるよう
に、デコードテーブルは誤り訂正をする際に、非常に重
要であり、正しい誤り情報が格納されていなければなら
ない。その際、プレパレータ符号は3ビット以上の誤り
を訂正できないため、2ビットまでの誤りを訂正すると
いう考えのもとでデコードテーブルを作成する。
【0010】まず、テーブル内の全てのアドレスにFF
H を書き込んでおく。送信側から送信される15ビット
のデータ・パターンは基本的には先の表1に示した25
6通りである。この256通りのデータ・パターンに生
じうる1ビット誤り,2ビット誤りを予め計算してお
き、そのデータ・パターンが示すアドレスに誤り情報を
書き込む。 誤りなしの場合 受信データが表1のどれかに一致する場合、誤りなしと
判断する。従って、表1に示されたアドレスには誤りな
しを示す情報00H を書き込む。例えば、0000H 番
地,1701番地,…の誤り情報は00H である。 1ビット誤りの場合 1つの送信データパターンに対し、1ビット誤って受信
する場合のデータパターンは15通り(15C1 =15)
である。例えば、送信データが0000H の場合、その
受信データのデータパターンは表2に示すような15通
りになる。
【0011】
【表2】
【0012】そこで、これらのデータ・パターンが示す
アドレスに、誤り情報を書き込む。このとき、15ビッ
ト・データのうちの8ビット・データである情報部に誤
りがない場合は誤り情報として00H を書き込む。上記
アドレスに書き込むべき誤り情報を表3に示す。
【0013】
【表3】
【0014】2ビット誤りの場合 1つの送信データ・パターンに対して2ビット誤って受
信する場合のデータ・パターンは105通り(15C2 =
105)である。送信データが0000H の場合の2ビ
ット誤りの例の一部を表4に示す。
【0015】
【表4】
【0016】そこで、1つの送信データ・パターンに対
する105通りの2ビット誤りデータ・パターンを計算
し、そのデータ・パターンが示すアドレスに誤り情報を
書き込む。上記アドレスに書き込む誤り情報の一例を表
5に示す。
【0017】
【表5】
【0018】従来のプレパレータ符号を用いた、2ビッ
トまでのデータ誤りを訂正する装置の一般的な回路ブロ
ック図を図2に示す。図において、1は誤り訂正を行な
うべき受信データを入力する受信データ入力端子、3は
2ビットまでの誤りを訂正するために用いる誤り情報を
格納した誤り情報テーブル、2は受信データ入力端子1
から入力された受信データに基づき誤り情報テーブル3
から誤り情報を抽出する誤り情報抽出回路、4は受信デ
ータが格納される受信データ格納メモリ、5は誤り情報
抽出回路2によって誤り情報が抽出された受信データに
誤りが有るか無いかを判定する誤り有無判定回路、6は
受信データに誤りが有るときに誤り訂正が可能か否かの
判定を行なう誤り訂正判定回路、7は誤り訂正判定回路
6の誤り訂正判定結果に応じて受信データ格納メモリ4
の出力と誤り訂正判定回路6の出力との排他的論理和を
演算して誤り訂正を行なう排他的論理和回路、9は受信
データ格納メモリ4からの受信データもしくは排他的論
理和回路7により誤り訂正された受信データを出力する
論理和回路、8はこの論理和回路9からの受信データを
出力する受信情報出力端子である。
【0019】次に図2で示される回路の動作について説
明する。既に述べたように、送信側が8ビットの情報を
送信する場合、その情報に対応した7ビットのチェック
用のデータを付加し、15ビットデータとして送信す
る。送信データは受信側で受信データ入力端子1に入
り、誤り情報抽出回路2に入力される。誤り情報抽出回
路2では、入力データである受信データを0000H〜
7FFFFH (Hは16進数を示す。)のアドレスにみ
たてることによって、誤り情報テーブル3内のデコード
テーブルから該当アドレスに格納されている誤り情報デ
ータを抽出する。
【0020】図3に誤り情報テーブルのメモリマップを
示す。予め誤り情報を格納しておくデコードテーブル用
エリアをアドレス0000H 〜7FFFH とし、表1に
示す情報、チェックデータ対応表に示すデータを格納し
ておくエンコードテーブル用エリアをアドレス8000
H 〜8FFFH とする。実際にはこのエリア内の例えば
8000H ないし81F0H に表1に示す256通りの
15ビットデータの情報.チェックデータの対応表が格
納されている。
【0021】受信データは受信データ格納メモリ4に格
納され、誤り情報抽出回路2により2ビットまでの誤り
情報テーブル3から抽出した誤り情報データが誤り有無
判定回路5に入力される。
【0022】誤り有無判定回路5では誤り情報データが
00H か否かを判定し、00H であれば誤り無しとみな
し、受信データ格納メモリ4に格納してある受信データ
をそのまま受信情報として、出力端子8に出力する。こ
れに対し、誤り情報データが00H でなければ、誤り有
りとみなし、誤り情報データを誤り訂正判定回路6に入
力する。
【0023】誤り訂正判定回路6では、誤り情報データ
がFFH か否かを判定し、FFH であれば、誤り訂正不
可能とみなし、受信データ格納メモリ4に格納してある
受信データをそのまま受信情報として、出力端子8に出
力する。これに対し、誤り情報データがFFH でなけれ
ば、誤り訂正可能とみなし、誤り情報データと受信デー
タ格納メモリ4に格納してある受信データを排他的論理
和回路7に入力する。
【0024】排他的論理和回路7では、受信データのチ
ェック部(7ビット)を除いた情報部(8ビット)と誤
り情報データとの排他的論理和をとって誤り訂正を行な
い、この結果得た8ビットのデータを誤り訂正後の受信
情報として、出力端子8に出力する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来のプレパレータ符
号を用いた誤り訂正方法では、2ビット迄の誤りを訂正
するという想定のもとで、誤り情報テーブルデータ(デ
コードテーブル)を作成しているので、3ビット以上の
誤りがある場合、訂正不可能とみなし、受信データを訂
正せず、そのまま受信情報としてしまうという問題点が
あった。
【0026】また、3ビットエラーの誤訂正を防止でき
るようにしたものとして、例えば、特開昭61−201
66号公報に開示されたメモリ・システムがあるが、こ
のシステムは、1エラー訂正可能で2エラー検出可能な
符号により、エラーを検出,訂正できるようにしたもの
において、2ビットエラーが検出されたメモリ・ワード
のアドレスを記憶するとともに1ビットのエラー検出,
訂正が行なわれたメモリ・ワードのアドレスを記憶し、
これらが一致した場合に3ビットエラーの警告信号を発
することによりその誤訂正を回避するようにしたもので
あり、3ビットのエラーについては訂正できないもので
あった。
【0027】また、データ伝送の際の誤り訂正能力の強
化を図ったものとして、例えば、特開平3−28973
1号公報に開示された適応形誤り訂正伝送方式がある
が、この誤り訂正伝送方式は、誤りビットのビット数に
応じて適応的に誤り訂正用データのビット数を増減する
ものであり、誤り訂正用ビットのビット長が一定である
場合にはその誤り訂正能力を増大できるものではない。
【0028】この発明は、上記のような従来のものの問
題点を解決するためになされたもので、プレパレータ符
号により一定長に符号化された符号化データに対し3ビ
ットまでの誤り訂正を行うことができるデータ誤り訂正
装置を得ることを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明を係るプレパレ
ータ符号を用いた、3ビットまでのデータ誤り訂正装置
は、プレパレータ符号を用いて符号化された受信データ
の2ビットまでの誤りを訂正する誤り訂正手段と、上記
受信データの3ビットの誤りを訂正するために用いる誤
り情報テーブルと、上記誤り情報の正負を示す符号を格
納した符号テーブルと、上記受信データに応じて上記誤
り情報および上記符号を抽出する誤り情報抽出回路と、
上記符号の種類に応じて上記受信データに上記誤り情報
データを加算あるいは減算して誤り訂正を行なう加減算
手段とを設けるようにしたものである。
【0030】また、この発明を係るプレパレータ符号を
用いた、3ビットまでのデータ誤り訂正装置は、プレパ
レータ符号を用いて符号化された受信データの3ビット
までの誤りを訂正するために用いる誤り情報テーブル
と、上記誤り情報の正負を示す符号を格納した符号テー
ブルと、上記受信データに応じて上記誤り情報および上
記符号を抽出する誤り情報抽出回路と、上記符号の種類
に応じて上記受信データに上記誤り情報データを加算あ
るいは減算して誤り訂正を行なう加減算手段とを設ける
ようにしたものである。
【0031】また、この発明を係るプレパレータ符号を
用いた、3ビットまでのデータ誤り訂正装置は、プレパ
レータ符号を用いて各データ毎に複数回送信された受信
データの3ビットまでの誤りを訂正するために用いる誤
り情報テーブルと、上記誤り情報の正負を示す符号を格
納した符号テーブルと、上記受信データに応じて上記誤
り情報および上記符号を抽出する誤り情報抽出回路と、
上記受信データに誤りが有るかどうかを判定する誤り有
無判定回路と、上記受信データに誤り訂正が可能かどう
かを判定する誤り訂正判定回路と、上記符号の種類に応
じて上記受信データに上記誤り情報データを加算あるい
は減算して誤り訂正を行なう加減算手段と、上記受信デ
ータの受信回数,上記誤り有無判定結果および上記誤り
訂正判定結果に応じて上記誤り訂正前後の受信データの
なかから正確なデータを選択する受信データ選択手段と
を設けるようにしたものである。
【0032】また、この発明を係るプレパレータ符号を
用いた、3ビットまでのデータ誤り訂正装置は、プレパ
レータ符号を用いて符号化され各データ毎に複数回送信
された各受信データの2ビットまでの誤りを訂正するた
めに用いる第1の誤り情報テーブルと、上記受信データ
に応じて上記2ビットまでの誤り情報を抽出する第1の
誤り情報抽出回路と、上記受信データの2ビットまでの
誤りが有るかどうかを判定する第1の誤り有無判定回路
と、上記受信データの2ビットまでの誤り訂正が可能か
どうかを判定する第1の誤り訂正判定回路と、上記2ビ
ットまでの誤り訂正が可能であれば誤り訂正を実行する
誤り訂正回路と、上記受信データの3ビットの誤りを訂
正するために用いる第2の誤り情報テーブルと、上記3
ビットの誤り情報の正負を示す符号を格納した符号テー
ブルと、上記受信データに応じて上記3ビットの誤り情
報および符号を抽出する第2の誤り情報抽出回路と、上
記受信データの3ビットの誤り訂正が可能かどうかを判
定する第2の誤り訂正判定回路と、上記符号の種類に応
じて上記受信データに上記誤り情報データを加算あるい
は減算して3ビットの誤り訂正を行なう加減算手段と、
上記受信データの受信回数,上記誤り有無判定結果およ
び上記2ビットまでの誤り訂正判定結果,上記3ビット
の誤り訂正判定結果に応じて上記誤り訂正前,後の受信
データのなかから正確なデータを選択する受信データ選
択手段とを備えたことを特徴とするようにしたものであ
る。
【0033】
【作用】この発明においては、2ビット迄の訂正が可能
であった誤り訂正手段に3ビットの誤りを訂正するため
に用いる誤り情報を格納した誤り情報テーブルを設ける
ともに、その誤り情報の正負を示す符号を格納する符号
テーブルを設け、受信データに応じて誤り情報および符
号を抽出し、その符号に応じて受信データに誤り情報を
加算あるいは減算するようにしたので、3ビット誤りの
なかの訂正可能なものについてはその訂正が可能とな
る。
【0034】また、この発明においては、3ビットの誤
りを訂正するために用いる誤り情報を格納した誤り情報
テーブルを設けるともに、その誤り情報の正負を示す符
号を格納する符号テーブルを設け、受信データに応じて
誤り情報および符号を抽出し、その符号に応じて受信デ
ータに誤り情報を加算あるいは減算するようにしたの
で、2ビットまでの誤り訂正手段を削減して、3ビット
誤りのなかの訂正可能なものについてはその訂正が可能
となる。
【0035】また、この発明においては、プレパレータ
符号を用いて符号化されたデータが一つのデータについ
て複数回送信されるシステムにおいて、その符号化され
た受信データの3ビットまでの誤りを訂正するために用
いる誤り情報テーブルを設けるとともに、誤り情報の正
負を示す符号を格納した符号テーブルを設け、その受信
データの誤りの有無,誤り訂正が可能かどうかの判定を
行なうとともに、受信データに応じて誤り情報および符
号を抽出し、その符号に応じて受信データに誤り情報を
加算あるいは減算して誤り訂正を行ない、誤り受信デー
タの受信回数,上記誤り有無判定結果および上記誤り訂
正判定結果に応じて上記誤り訂正前後の受信データのな
かから正確なデータを選択するようにしたので、ある受
信データに4ビット以上の誤りが生じていたとしても、
これと異なる回の受信データの誤りが3ビットまでであ
れば、その誤り訂正が可能となる。
【0036】また、この発明においては、プレパレータ
符号を用いて符号化されたデータが一つのデータについ
て複数回送信されるシステムにおいて、受信データの2
ビットまでの誤りを訂正するために用いる第1の誤り情
報テーブルと、受信データに応じて2ビットまでの誤り
情報を抽出する第1の誤り情報抽出回路と、受信データ
の2ビットまでの誤りが有るかどうかを判定する第1の
誤り有無判定回路と、受信データの2ビットまでの誤り
訂正が可能かどうかを判定する第1の誤り訂正判定回路
と、2ビットまでの誤り訂正が可能であれば誤り訂正を
実行する誤り訂正回路とを有し、2ビット迄の訂正が可
能であった誤り訂正手段に、3ビットの誤りを訂正する
ために用いる誤り情報を格納した第2の誤り情報テーブ
ルを設けるともに、その誤り情報の正負を示す符号を格
納する符号テーブルを設け、受信データの3ビットの誤
りの有無,誤り訂正が可能かどうかの判定を行なうとと
もに、各受信データに応じて3ビットの誤り情報および
符号を抽出し、その符号に応じて各受信データに誤り情
報を加算あるいは減算して誤り訂正を行ない、受信デー
タの受信回数,2ビットまでの誤り有無判定結果,2ビ
ットまでの誤り訂正判定結果および3ビットの誤り訂正
判定結果に応じて上記誤り訂正前後の受信データのなか
から正確なデータを選択するようにしたので、ある受信
データに4ビット以上の誤りが生じていたとしても、こ
れと異なる回の受信データの誤りが3ビットまでであれ
ば、その誤り訂正が可能となる。
【0037】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例によるデー
タ誤り訂正装置を示す。図において、1は誤り訂正を行
なうべき受信データを入力する受信データ入力端子、3
は2ビット迄の誤りを訂正するために用いる誤り情報が
格納された誤り情報テーブル、2は受信データ入力端子
1から入力された受信データに基づき誤り情報テーブル
3から誤り情報を抽出する2ビット迄の誤り情報抽出回
路、4は受信データが格納される受信データ格納メモ
リ、5は誤り情報抽出回路2によって誤り情報が抽出さ
れた受信データに誤りが有るか無いかを判定する誤り有
無判定回路、6は受信データに誤りが有るときに誤り訂
正が可能か否かの判定を行なう誤り訂正判定回路、7は
誤り訂正判定回路6の誤り訂正判定結果に応じて受信デ
ータ格納メモリ4の出力と誤り訂正判定回路6の出力と
の排他的論理和を演算して誤り訂正を行なう排他的論理
和回路であり、以上の受信データ入力端子1,誤り情報
テーブル3,誤り情報抽出回路2,受信データ格納メモ
リ4,誤り有無判定回路5,誤り訂正判定回路6および
排他的論理和回路7により2ビットまでの誤り訂正を行
なう誤り訂正手段が構成されている。
【0038】また、10は3ビット誤りを訂正するため
に用いる誤り情報が格納された誤り情報テーブル、19
は受信データ格納メモリ4に格納された受信データに基
づき誤り情報テーブル10から誤り情報を抽出するため
に用いる3ビットの誤り情報抽出回路、11は受信デー
タに誤りが有るときに誤り訂正が可能か否かの判定を行
なう3ビットの誤り訂正判定回路、12は3ビットの誤
りを訂正するために受信データに誤り情報を加算するか
減算するかを示す符号が格納された符号テーブル、13
は符号テーブル12から出力された符号に応じて受信デ
ータに誤り訂正データを加算して誤り訂正を行なう加算
器、14は符号テーブル12から出力された符号に応じ
て受信データから誤り訂正データを減算して誤り訂正を
行なう減算器、9は受信データ格納メモリ4から出力さ
れた受信データ,排他的論理和回路7から出力された2
ビットまでの誤りが訂正された受信データ,加算器13
から出力された3ビットの誤りが訂正された受信デー
タ,もしくは減算器14から出力された3ビットの誤り
が訂正された受信データのいずれかを出力する論理和回
路、8はこの論理和回路29から出力された受信データ
を出力する受信情報出力端子である。
【0039】本実施例における、誤り情報抽出回路19
で誤り情報の抽出を行なう3ビットの誤り情報テーブル
10の作成は次のように行なう。すなわち、2ビットま
での誤り情報テーブル3と同様に、テーブル作成前に全
てのテーブルエリアにFFHを書き込んでおく。次に、
表1に示すような、エンコードテーブル内のアドレス8
000H 〜81FFH に格納された15ビットのデータ
に基づいて3ビット誤りを予め計算しておき、テーブル
内のデータパターンが示すアドレスに3ビット誤りを訂
正するための誤り情報を書き込む。3ビット誤りの場
合、1つの送信データパターンに対し、誤って受信する
場合のデータパターンは455通り(15C3 =455)
ある。表6に受信データが0000H である場合の3ビ
ット誤りの例の一部を示す。
【0040】
【表6】
【0041】また、例えば受信データ45BAH と05
71H に3ビット誤りが生じた場合、この2つの相異な
る受信データはともに05FBH という同じ値に変化す
る場合があるが、この場合のように、1つのアドレスに
対し、2つ以上の誤り情報が存在しうる場合には誤り情
報データとしてFFH を設定する。
【0042】そして、このデコードテーブルエリア内に
誤り情報を書き込む際に、符号テーブルには符号を書き
込む。この符号は受信データにデータ誤りが生じること
によってそのデータの示す数値が増加したかあるいは減
少したかを示すものである。従って、誤り情報データを
用いて誤り訂正を行なう際に、符号テーブル内の符号ビ
ット(−/+)によって、受信データに誤り情報データ
を加算すべきか、受信データから誤り情報データを減算
すべきかがわかり、この符号ビットに応じて受信データ
に誤り情報データを加算あるいは減算を行なうことによ
り、3ビットの誤り訂正を行うことができる。なお、誤
り情報データが、FFH の場合は、誤り訂正不可能とみ
なす。
【0043】3ビット誤りの補正手順は以下のようにな
る。 1.受信した15ビットのデータを0000H 〜7FF
FH のアドレスにみたてて、デコードテーブルから誤り
情報を、符号テーブルから符号情報をそれぞれ抽出す
る。 2.受信したデータの情報部8ビットと誤り情報8ビッ
トを符号情報に応じて加算あるいは減算を行う。
【0044】次にこのようなデコードテーブルを用いて
3ビットまでの誤り訂正を行なう、本実施例のデータ誤
り訂正装置の動作について説明する。入力端子1に受信
データを入力し、そのデータが誤り情報抽出回路2に入
力される。誤り情報抽出回路2では、入力データである
受信データを0000H 〜7FFFFH (Hは16進数
を示す。)のアドレスにみたてることによって、誤り情
報テーブル3内のデコードテーブルから該当アドレスの
誤り情報データを抽出し、誤り情報データを出力する。
この誤り情報データは、誤り有無判定回路5および誤り
訂正判定回路6を通り、2ビット迄の誤り訂正が可能な
ものは、排他的論理和回路7で誤り訂正を行い、出力端
子8へ出力する。訂正が不必要なものは、受信データ格
納メモリ4に設定してある受信データをそのまま出力端
子8へ出力する。ここ迄は、従来回路と同様である。
【0045】2ビット迄の誤り訂正が不可能であるデー
タは、誤り情報抽出回路19に入力される。誤り情報抽
出回路19では入力データである受信データを0000
H 〜7FFFH のアドレスにみたてることによって、3
ビット誤り情報テーブル10内のデコードテーブルから
3ビットの誤り情報データを抽出する。この誤り情報デ
ータは、誤り訂正判定回路11を通る。
【0046】誤り訂正判定回路11では、誤り情報デー
タがFFH か否かを判定し、FFHであれば誤り訂正不
可能とみなし、受信データ格納メモリ4に格納してある
受信データをそのまま受信情報とし、出力端子8に出力
する。
【0047】FFH でなければ、誤り訂正可能とみな
す。そして、誤り情報データの符号が正か負かを符号テ
ーブル12より抽出する。そしてその符号が正の場合、
受信データは、本来の受信データに誤り情報データ分を
加算した値になっているとみなし、受信データと誤り情
報データは減算器14に入力される。減算器14では、
受信データから誤り情報データを減算して誤り訂正を行
ない、その結果のデータを受信情報として、出力端子8
へ出力する。
【0048】これに対し、その符号が負の場合、受信デ
ータは本来の受信データに誤り情報データ分を減算した
値になっているとみなし、受信データと誤り情報データ
は加算器13に入力される。加算器13では受信データ
と誤り情報データを加算し、その結果データを受信情報
とし、出力端子8へ出力する。
【0049】このように、上記実施例によれば、2ビッ
トまでの誤り訂正を行なうための誤り情報テーブルに加
え、3ビットの誤り訂正を行なうための誤り情報を格納
した誤り情報テーブルおよびこの誤り情報を受信データ
に加算すべきか減算すべきかを示す符号を格納した符号
テーブルを設け、2ビット迄の誤り情報テーブルにより
誤り訂正が不可能な場合は3ビットの誤り訂正を行なう
ための誤り情報テーブルおよび符号テーブルを参照し
て、符号の正,負に応じて誤り情報を受信データに加算
あるいは減算して誤り訂正を行なうようにしたので、従
来、2ビット迄の訂正しかできなかったものが、3ビッ
ト誤りのなかでも訂正可能なものについては訂正できる
ようになり、受信データの信頼性をより高めることがで
きる。
【0050】なお、上記実施例では、誤り情報の符号が
正の場合は受信データから誤り情報を減算し、符号が負
の場合は受信データに誤り情報を加算することにより誤
り訂正を行なうようにしたが、この符号の正,負と加,
減算との関係を逆にするようにしてもよく、上記実施例
と同様の効果を奏する。
【0051】実施例2.また、上記実施例では、2ビッ
ト迄および3ビットの誤り情報テーブルを別々に作成し
ているが、以下に示すように3ビットまでの誤り情報を
格納した1つのテーブルを作成するようにしてもよく、
上記実施例と同様に3ビットまでの誤り訂正が可能にな
るという効果が得られる。
【0052】即ち、予め、エンコードテーブルを作成す
る場合に、表1に示すような、エンコードテーブル内の
8000H 〜81FFH に格納されている15ビットデ
ータに対し、予め3ビットまでのすべての誤りを計算し
ておき、2ビット迄の誤り情報テーブル内のデータパタ
ーンが示すアドレスに対応する誤り情報を書き込む。こ
の書き込みを行なう際、既に2ビット迄の誤り情報が書
き込まれている場合は3ビット用の誤り情報を書き込ま
ない。また、1つのアドレスに対し、2つ以上の3ビッ
トの誤り情報が存在しうる場合は、この誤り情報として
FFH を設定する。2ビット迄および3ビットの誤り情
報を書き込む際に、その誤り情報データが正の数か負の
数かを符号テーブル内の誤り情報テーブルと同じアドレ
スに設定する。
【0053】上記の場合、3ビットまでの全ての誤りに
対し符号テーブルを用いて誤り訂正を行うので、実施例
1のような排他的論理和回路は使用せず、加減器および
減算器のみを使用する。
【0054】図4に3ビット迄の誤り情報を1つのテー
ブルに設定した本発明の第2の実施例による3ビット迄
のデータ誤り訂正装置の構成図を示す。図において、1
は誤り訂正を行なうべき受信データを入力する受信デー
タ入力端子、23は3ビット迄の誤りを訂正するために
用いる誤り情報が格納された誤り情報テーブル、2は受
信データ入力端子1から入力された受信データに応じて
誤り情報テーブル23から誤り情報を抽出する3ビット
迄の誤り情報抽出回路、4は受信データが格納される受
信データ格納メモリ、25は誤り情報抽出回路2によっ
て誤り情報が抽出された受信データに誤りが有るか無い
かを判定する誤り有無判定回路、26は受信データに誤
りが有るとき誤り訂正が可能か否かの判定を行なう3ビ
ット迄の誤り訂正判定回路、22は3ビット迄の誤り訂
正を行なう際に受信データに誤り情報を加算すべきか減
算すべきかを示す符号が格納された符号テーブル、13
は符号テーブル22から出力された符号に応じて受信デ
ータに誤り訂正データを加算して誤り訂正を行なう加算
器、14は符号テーブル22から出力された符号に応じ
て受信データから誤り訂正データを減算して誤り訂正を
行なう減算器である。
【0055】次にこのようなデコードテーブルを用いて
3ビットまでの誤り訂正を行なう、本実施例のデータ誤
り訂正装置の動作について説明する。入力端子1に受信
データを入力すると、そのデータが誤り情報抽出回路2
に入力される。誤り情報抽出回路2では、入力データで
ある受信データを0000H〜7FFFFH のアドレス
にみたてることによって、誤り情報テーブル23内のデ
コードテーブルから該当アドレスの誤り情報データを抽
出し、誤り情報データを出力する。この誤り情報データ
は、誤り有無判定回路25および誤り訂正判定回路26
を通り、訂正が可能なものは符号テーブル22に格納さ
れた符号データを参照して加算器13あるいは減算器1
4で加算あるいは減算を行ない、誤り訂正を行なう。ま
た、訂正が不必要なものあるいは不可能なものは、受信
データ格納メモリ4に格納してある受信データをそのま
ま出力端子8へ出力する。
【0056】即ち、誤り有無判定回路25では、誤り情
報データが00H であれば、誤り訂正が不必要であると
みなし、受信データ格納メモリ4に格納してある格納し
てある受信データをそのまま出力端子8へ出力する。
【0057】また、誤り訂正判定回路26では、誤り情
報データがFFH か否かを判定し、FFH であれば誤り
訂正不可能とみなし、受信データ格納メモリ4に格納し
てある受信データをそのまま受信情報とし、出力端子8
に出力する。
【0058】誤り情報データがFFH でなければ、誤り
訂正可能とみなす。そして、誤り情報データの符号が正
か負かを符号テーブル22より抽出する。符号が正の場
合、受信データは、本来の受信データに誤り情報データ
分を加算した値になっているとみなし、受信データと誤
り情報データは減算器14に入力される。減算器14で
は、受信データから誤り情報データを減算し、その結果
データを受信情報とし、出力端子8へ出力する。
【0059】符号が負の場合、受信データは誤り情報デ
ータ分を減算した値になっているとみなし、受信データ
と誤り情報データは加算器13に入力される。加算器1
3では受信データと誤り情報データを加算し、その結果
データを受信情報とし、出力端子8へ出力する。
【0060】このように、上記実施例によれば、3ビッ
トまでの誤り訂正を行なうための誤り情報を格納した誤
り情報テーブルおよびこの誤り情報を受信データに加算
すべきか減算すべきかを示す符号を格納した符号テーブ
ルを設け、誤り情報テーブルおよび符号テーブルを参照
して、符号の正,負に応じて誤り情報を受信データに加
算あるいは減算して誤り訂正を行なうようにしたので、
従来、2ビット迄の訂正しかできなかったものが、3ビ
ット誤りのなかでも訂正可能なものについては訂正でき
るようになり、従来例に比べ受信データの信頼性をより
高めることができる。
【0061】また、2ビットまでの誤りと3ビットの誤
りを同一の誤り情報テーブルを用いて訂正するようにし
たので、2ビットまでの誤り訂正系と3ビットの誤り訂
正系を統合でき、実施例1に比べ簡単な構成で3ビット
までの誤り訂正が可能となる。
【0062】なお、上記実施例では、誤り情報の符号が
正の場合は受信データから誤り情報を減算し、符号が負
の場合は受信データに誤り情報を加算することにより誤
り訂正を行なうようにしたが、この符号の正,負と加,
減算との関係を逆にするようにしてもよく、上記実施例
と同様の効果を奏する。
【0063】実施例3.図5は上記実施例2と同様の構
成の装置に対し、送信側が符号化ずみの同じデータを続
けて2度送信するという通信プロトコールに対応して構
成した、プレパレータ符号を用いた3ビット迄のデータ
誤り訂正装置の実施例である。
【0064】この装置を用いると、1回目は4ビット以
上の誤りがあって訂正不可能となっても、2回目は、3
ビット以下の誤りであれば誤り訂正を行うことができ、
精度の高いデータを受信情報として出力端子に出力する
ことができる。また、その逆に1回目のデータ誤りが3
ビットまでであり、2回目のデータ誤りが4ビット以上
の誤りがあって訂正不可能であっても誤り訂正を行うこ
とができる。
【0065】上記実施例2との違いを以下に示す。図5
において、16は入力端子1から入力された受信データ
に含まれる受信ステータスを格納する受信ステータス格
納メモリ、17は受信ステータス格納メモリ16から出
力された受信ステータス,誤り有無判定回路25から出
力された誤り有無判定情報,および誤り訂正判定回路2
6から出力された誤り訂正判定情報を格納する格納メモ
リ、49はこの格納メモリ17から出力された誤り訂正
ステータスを判定する誤り訂正ステータス判定回路、1
8はこの誤り訂正ステータス判定回路49により判定さ
れた誤り訂正ステータス,受信ステータス格納メモリ1
6から出力された受信ステータス,受信データ格納メモ
リ4からの受信データ,加算器13により誤り訂正され
た受信データおよび減算器14により誤り訂正された受
信データを格納する受信データ格納メモリであり、以上
の受信ステータス格納メモリ16,格納メモリ17,誤
り訂正ステータス判定回路49および受信情報データ格
納メモリ18により、誤り訂正前,後の受信データのな
かから正確なデータを選択する受信データ選択手段20
0が構成されている。
【0066】次に動作について説明する。受信データ
が、入力端子1に入ってきた時に、受信ステータス格納
メモリ16に対し、受信が1回目であるのか、2回目で
あるのかを示す受信ステータス情報を入力する。
【0067】次に、誤り情報抽出回路2で誤り情報テー
ブル23の誤り情報を抽出し、誤り有無判定回路25で
誤りの有無を判定した結果、誤りがなければ、誤りなし
の旨の誤り訂正ステータスを、1回目/2回目受信ステ
ータス格納メモリ16内のステータスに相当する格納メ
モリ17のアドレスに格納し、1回目および2回目受信
情報データ格納メモリ18へ受信データ格納メモリ4内
の受信データを格納する。
【0068】また、誤り訂正判定回路20で誤りの有無
を判定した結果、訂正可能または不可能な旨を示す誤り
訂正ステータスを格納メモリ17へ格納する。訂正不可
能な場合は、1回目および2回目受信情報データ格納メ
モリ18へ受信データ格納メモリ4内の受信データを格
納する。
【0069】訂正可能な場合は、符号テーブル22の符
号に応じて、加算器13で誤り情報を受信データに加算
し誤り訂正を行なった結果を1回目/2回目受信情報デ
ータ格納メモリ18に格納するか、あるいは減算器14
で受信データから誤り情報を減算した結果を1回目/2
回目受信情報データ格納メモリ18に格納する。
【0070】誤り訂正ステータス格納メモリ17に1回
目,2回目のステータスを格納した後、1回目,2回目
の誤りステータスは、誤り訂正ステータス判定回路19
を通る。
【0071】誤り訂正ステータス判定回路49では誤り
訂正ステータスから1回目,2回目のどちらのデータを
受信情報とすればよいかを判定し、1回目/2回目ステ
ータスを出力する。どちらか一方でも誤りなしがあれ
ば、誤りなしのデータを受信情報とする。どちらも誤り
なしでない場合は、訂正可能のデータを受信情報とす
る。どちらも同じステータスであった場合は、1回目の
旨のステータスを出力する。
【0072】誤り訂正ステータス判定回路19からの出
力データ1回目/2回目ステータス該当データを1回目
および2回目受信情報データ格納メモリ18より抽出
し、受信情報出力端子8へ出力する。
【0073】このように、上記実施例によれば、送信側
が同じデータを2度ずつ送信するように規約された通信
系において、誤り訂正ステータスから1回目,2回目の
どちらのデータを受信情報とすればよいかを判定するよ
うにしたので、同一の符号化データを2回送信するうち
の1回の受信データに4ビット以上の誤りが生じていた
としても他の回の受信データの誤りが3ビット以下であ
れば、これを誤り訂正して本来の受信データに戻すこと
ができる、という効果がある。
【0074】なお、上記実施例では、誤り情報の符号が
正の場合は受信データから誤り情報を減算し、符号が負
の場合は受信データに誤り情報を加算することにより誤
り訂正を行なうようにしたが、この符号の正,負と加,
減算との関係を逆にするようにしてもよく、上記実施例
と同様の効果を奏する。
【0075】実施例4.なお、上記実施例3で新たに設
け受信ステータス格納メモリ16,格納メモリ17,誤
り訂正ステータス判定回路49,受信情報データ格納メ
モリ18に相当するものを実施例1の装置に設けるよう
にしてもよく、これにより、実施例1の装置を、実施例
3の装置と同様に、2回送信する受信データのうちの1
回の受信データに4ビット以上の誤りが生じていたとし
てもそれ以外の回の誤りが3ビット以下であれば、これ
を誤り訂正して本来の受信データに戻すことができるよ
うに改良できるという効果がある。
【0076】図1との相違を図11に示す。図11にお
いて、16は入力端子1から入力された受信データに含
まれる受信ステータスを格納する受信ステータス格納メ
モリ、27は受信ステータス格納メモリ16から出力さ
れた受信ステータス,誤り有無判定回路5から出力され
た誤り有無判定情報,誤り訂正判定回路6から出力され
た誤り訂正判定情報および誤り訂正判定回路11から出
力された誤り訂正判定情報を格納する格納メモリ、59
はこの格納メモリ27から出力された誤り訂正ステータ
スを判定する誤り訂正ステータス判定回路、28はこの
誤り訂正ステータス判定回路59により判定された誤り
訂正ステータス,排他的論理和回路7により誤り訂正さ
れた受信データ,受信ステータス格納メモリ16から出
力された受信ステータス,受信データ格納メモリ4から
の受信データ,加算器13により誤り訂正された受信デ
ータおよび減算器14により誤り訂正された受信データ
を格納する受信データ格納メモリであり、以上の受信ス
テータス格納メモリ16,格納メモリ27,誤り訂正ス
テータス判定回路59および受信情報データ格納メモリ
28により、誤り訂正前,後の受信データのなかから正
確なデータを選択する受信データ選択手段300が構成
されている。
【0077】次に動作について説明する。受信データ
が、入力端子1に入ってきた時に、受信ステータス格納
メモリ16に対し、受信が1回目であるのか、2回目で
あるのかを示す受信ステータス情報を入力する。
【0078】次に、誤り情報抽出回路2で誤り情報テー
ブル3の誤り情報を抽出し、誤り有無判定回路5で誤り
の有無を判定した結果、誤りがなければ、誤りなしの旨
の誤り訂正ステータスを、1回目/2回目受信ステータ
ス格納メモリ16内のステータスに相当する格納メモリ
27のアドレスに格納し、1回目および2回目受信情報
データ格納メモリ28へ受信データ格納メモリ4内の受
信データを格納する。
【0079】また、誤り訂正判定回路6で誤りの有無を
判定した結果、訂正可能または不可能な旨を示す誤り訂
正ステータスを格納メモリ27へ格納する。訂正不可能
な場合は、1回目および2回目受信情報データ格納メモ
リ28へ受信データ格納メモリ4内の受信データを格納
する。
【0080】2ビットまでの訂正が可能な場合は、排他
的論理和回路7で誤り情報と受信データとの排他的論理
和を演算し誤り訂正を行なった結果を1回目および2回
目受信情報データ格納メモリ28に格納する。
【0081】また、3ビットの訂正が可能な場合は、符
号テーブル12の符号に応じて、加算器13で誤り情報
を受信データに加算し誤り訂正を行なった結果を1回目
/2回目受信情報データ格納メモリ18に格納するか、
あるいは減算器14で受信データから誤り情報を減算し
た結果を1回目/2回目受信情報データ格納メモリ28
に格納する。
【0082】誤り訂正ステータス格納メモリ27に1回
目,2回目のステータスを格納した後、1回目,2回目
の誤りステータスは、誤り訂正ステータス判定回路59
を通る。
【0083】誤り訂正ステータス判定回路59では誤り
訂正ステータスから1回目,2回目のどちらのデータを
受信情報とすればよいかを判定し、1回目/2回目ステ
ータスを出力する。どちらか一方でも誤りなしがあれ
ば、誤りなしのデータを受信情報とする。どちらも誤り
なしでない場合は、訂正可能のデータを受信情報とす
る。どちらも同じステータスであった場合は、1回目の
旨のステータスを出力する。
【0084】誤り訂正ステータス判定回路59からの出
力データ1回目/2回目ステータス該当データを1回目
および2回目受信情報データ格納メモリ18より抽出
し、受信情報出力端子8へ出力する。
【0085】このように、上記実施例によれば、送信側
が同じデータを2度ずつ送信するように規約された通信
系において、誤り訂正ステータスから1回目,2回目の
どちらのデータを受信情報とすればよいかを判定するよ
うにしたので、2ビットまでの誤り訂正を排他的論理和
回路で行ない3ビットの誤り訂正を加算器または減算器
で行なう誤り訂正装置において、同一の符号化データを
2回送信するうちの1回の受信データに4ビット以上の
誤りが生じていたとしても他の回の受信データの誤りが
3ビット以下であれば、これを誤り訂正して本来の受信
データに戻すことができる、という効果がある。
【0086】なお、上記実施例では、誤り情報の符号が
正の場合は受信データから誤り情報を減算し、符号が負
の場合は受信データに誤り情報を加算することにより誤
り訂正を行なうようにしたが、この符号の正,負と加,
減算との関係を逆にするようにしてもよく、上記実施例
と同様の効果を奏する。
【0087】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るデータ誤
り訂正装置によれば、2ビット迄の誤り情報訂正手段だ
けでなく、3ビットの誤り訂正を行なうのに用いる誤り
情報テーブルを追加したので、より誤りの少ない受信デ
ータが得られるという効果がある。
【0088】また、この発明に係るデータ誤り訂正装置
によれば、3ビットまでの誤り訂正を行なうのに用いる
誤り情報テーブルを設けたので、小さい回路規模でより
誤りの少ない受信データが得られるという効果がある。
【0089】また、この発明に係るデータ誤り訂正装置
によれば、3ビットまでの誤り訂正を行なうのに用いる
誤り情報テーブルを設けるとともに、受信データに誤り
が有るかどうか、受信データに誤り訂正が可能かどうか
を判定し、受信データの受信回数,誤り有無判定結果お
よび誤り訂正判定結果に応じて誤り訂正前,後の受信デ
ータのなかから正確なデータを選択するようにしたの
で、プレパレータ符号を用いて符号化されたデータが一
つのデータについて複数回送信されるシステムにおい
て、ある受信データに4ビット以上の誤りが生じていた
としても、これと異なる回の受信データの誤りが3ビッ
トまでであれば、その誤り訂正が可能となる効果があ
る。
【0090】また、この発明に係るデータ誤り訂正装置
によれば、2ビット迄の誤り情報訂正手段を設けるとと
もに、3ビットの誤り訂正を行なうのに用いる誤り情報
テーブルを設け、受信データに誤りが有るかどうか、受
信データに誤り訂正が可能かどうかを判定し、受信デー
タの受信回数,2ビットまでの誤り有無判定結果,2ビ
ットまでの誤り訂正判定結果および3ビットの誤り訂正
判定結果に応じて誤り訂正前,後の受信データのなかか
ら正確なデータを選択するようにしたので、プレパレー
タ符号を用いて符号化されたデータが一つのデータにつ
いて複数回送信されるシステムにおいて、ある受信デー
タに4ビット以上の誤りが生じていたとしても、これと
異なる回の受信データの誤りが3ビットまでであれば、
その誤り訂正が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による3ビット迄のデータ
誤り訂正装置の構成図を示す図である。
【図2】従来のプレパレータ符号を用いた2ビット迄の
データ誤り訂正装置の構成図を示す図である。
【図3】誤り情報テーブルメモリマップを示す図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例による3ビット迄のデー
タ誤り訂正装置の構成図を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例による3ビット迄のデー
タ誤り訂正装置の構成図を示す図である。
【図6】本発明の実施例によるデータ誤り訂正装置の誤
り訂正手順を示す図である。
【図7】プレパレータ符号の生成の仕方を示す図であ
る。
【図8】プレパレータ符号の信号フォーマットを示す図
である。
【図9】従来のプレパレータ符号を用いた2ビット迄の
データ誤り訂正装置の誤り訂正手順を示す図である。
【図10】従来のプレパレータ符号を用いた2ビット迄
のデータ誤り訂正装置の誤り訂正手順の一例を示す図で
ある。
【図11】本発明の第4の実施例による3ビット迄のデ
ータ誤り訂正装置の構成図を示す図である。
【符号の説明】
1 受信データ入力端子 2 2ビットまでの誤り情報抽出回路 3 2ビットまでの誤り情報テーブル 4 受信データ格納メモリ 5 誤り有無判定回路 6 2ビットまでの誤り訂正判定回路 7 排他的論理和回路 8 受信情報出力端子 19 3ビットの誤り情報抽出回路 10 3ビットの誤り情報テーブル 11 3ビットの誤り訂正判定回路 12 符号テーブル 13 加算器 14 減算器 23 3ビット迄の誤り情報テーブル 25 3ビット迄の誤り有無判定回路 26 3ビットの誤り訂正判定回路 16 1回目/2回目受信ステータス格納メモリ 17 誤り訂正ステータス格納メモリ 27 誤り訂正ステータス格納メモリ 18 誤り訂正受信情報データ格納メモリ 28 誤り訂正受信情報データ格納メモリ 49 誤り訂正ステータス判定回路 59 誤り訂正ステータス判定回路 100 2ビットまでの誤り訂正手段 200 受信データ格納手段 300 受信データ格納手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】まず、送信側では8ビットの情報を送信す
る場合、図7に示すように、その情報に対応した7ビッ
トデータからなるチェック部を付加し、15ビットデー
タとして送信する。この7ビットデータの生成は次のよ
うになされる。いま、NR(15,8)の符号を図8に
示すように下位8ビットに送信すべき情報ビットを、上
位7ビットにその誤り訂正のための検査ビットを置き、
同図に示すように各ビットをi0 〜i7,p0 〜p6 と呼
ぶことにする。そしてこの符号語を下記のように表現す
ることとする。 (I (x) ,i 7 ,P (x) ) この検査ビットの作成アルゴリズムは、「符号理論」宮
川洋,岩垂好裕,今井秀樹著(コンピュータ講座 18
昭晃堂 1963年7月)に掲載されているように式
(1) で表現される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【数1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】まず、テーブル内の全てのアドレスにFF
H を書き込んでおく。送信側から送信される15ビット
のデータ・パターンは基本的には先の表1に示した25
6通りである。この256通りのデータ・パターンに生
じうる1ビット誤り,2ビット誤りを予め計算してお
き、そのデータ・パターンが示すアドレスに誤り情報を
書き込む。 誤りなしの場合 受信データが表1のどれかに一致する場合、誤りなしと
判断する。従って、表1に示されたアドレスには誤りな
しを示す情報00H を書き込む。例えば、0000H 番
地,1701番地,…の誤り情報は00H である。 1ビット誤りの場合 1つの送信データパターンに対し、1ビット誤って受信
する場合のデータパターンは15通り( 15 1 =15)
である。例えば、送信データが0000H の場合、その
受信データのデータパターンは表2に示すような15通
りになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】2ビット誤りの場合 1つの送信データ・パターンに対して2ビット誤って受
信する場合のデータ・パターンは105通り( 15 2
105)である。送信データが0000H の場合の2ビ
ット誤りの例の一部を表4に示す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【表5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】本実施例における、誤り情報抽出回路19
で誤り情報の抽出を行なう3ビットの誤り情報テーブル
10の作成は次のように行なう。すなわち、2ビットま
での誤り情報テーブル3と同様に、テーブル作成前に全
てのテーブルエリアにFFHを書き込んでおく。次に、
表1に示すような、エンコードテーブル内のアドレス8
000H 〜81FFH に格納された15ビットのデータ
に基づいて3ビット誤りを予め計算しておき、テーブル
内のデータパターンが示すアドレスに3ビット誤りを訂
正するための誤り情報を書き込む。3ビット誤りの場
合、1つの送信データパターンに対し、誤って受信する
場合のデータパターンは455通り( 15 3 =455)
ある。表6に受信データが0000H である場合の3ビ
ット誤りの例の一部を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレパレータ符号を用いて符号化された
    受信データの2ビットまでの誤りを訂正する誤り訂正手
    段と、 上記受信データの3ビットの誤りを訂正するために用い
    る誤り情報テーブルと、 上記誤り情報の正負を示す符号を格納した符号テーブル
    と、 上記受信データに応じて上記誤り情報および上記符号を
    抽出する誤り情報抽出回路と、 上記符号の種類に応じて上記受信データに上記誤り情報
    データを加算あるいは減算して誤り訂正を行なう加減算
    手段とを備えたことを特徴とするデータ誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】 プレパレータ符号を用いて符号化された
    受信データの3ビットまでの誤りを訂正するために用い
    る誤り情報テーブルと、 上記誤り情報の正負を示す符号を格納した符号テーブル
    と、 上記受信データに応じて上記誤り情報および上記符号を
    抽出する誤り情報抽出回路と、 上記符号の種類に応じて上記受信データに上記誤り情報
    データを加算あるいは減算して誤り訂正を行なう加減算
    手段とを備えたことを特徴とするデータ誤り訂正装置。
  3. 【請求項3】 プレパレータ符号を用いて各データ毎に
    複数回送信された受信データの3ビットまでの誤りを訂
    正するために用いる誤り情報テーブルと、 上記誤り情報の正負を示す符号を格納した符号テーブル
    と、 上記受信データに応じて上記誤り情報および上記符号を
    抽出する誤り情報抽出回路と、 上記受信データに誤りが有るかどうかを判定する誤り有
    無判定回路と、 上記受信データに誤り訂正が可能かどうかを判定する誤
    り訂正判定回路と、 上記符号の種類に応じて上記受信データに上記誤り情報
    データを加算あるいは減算して誤り訂正を行なう加減算
    手段と、 上記受信データの受信回数,上記誤り有無判定結果およ
    び上記誤り訂正判定結果に応じて上記誤り訂正前,後の
    受信データのなかから正確なデータを選択する受信デー
    タ選択手段とを備えたことを特徴とするデータ誤り訂正
    装置。
  4. 【請求項4】 プレパレータ符号を用いて符号化され各
    データ毎に複数回送信された受信データの2ビットまで
    の誤りを訂正するために用いる第1の誤り情報テーブル
    と、 上記受信データに応じて上記2ビットまでの誤り情報を
    抽出する第1の誤り情報抽出回路と、 上記受信データの2ビットまでの誤りが有るかどうかを
    判定する第1の誤り有無判定回路と、 上記受信データの2ビットまでの誤り訂正が可能かどう
    かを判定する第1の誤り訂正判定回路と、 上記2ビットまでの誤り訂正が可能であれば誤り訂正を
    実行する誤り訂正回路と、 上記受信データの3ビットの誤りを訂正するために用い
    る第2の誤り情報テーブルと、 上記3ビットの誤り情報の正負を示す符号を格納した符
    号テーブルと、 上記受信データに応じて上記3ビットの誤り情報および
    符号を抽出する第2の誤り情報抽出回路と、 上記受信データに3ビットの誤り訂正が可能かどうかを
    判定する第2の誤り訂正判定回路と、 上記符号の種類に応じて上記受信データに上記誤り情報
    データを加算あるいは減算して3ビットの誤り訂正を行
    なう加減算手段と、 上記受信データの受信回数,上記誤り有無判定結果およ
    び上記2ビットまでの誤り訂正判定結果,上記3ビット
    の誤り訂正判定結果に応じて上記誤り訂正前,後の受信
    データのなかから正確なデータを選択する受信データ選
    択手段とを備えたことを特徴とするデータ誤り訂正装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454354B2 (en) * 2002-03-26 2008-11-18 Nec Corporation Hierarchical lossless encoding/decoding method, hierarchical lossless encoding method, hierarchical lossless decoding method, its apparatus and program

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454354B2 (en) * 2002-03-26 2008-11-18 Nec Corporation Hierarchical lossless encoding/decoding method, hierarchical lossless encoding method, hierarchical lossless decoding method, its apparatus and program

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