JPH07153845A - 集積回路構造の製造方法 - Google Patents

集積回路構造の製造方法

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JPH07153845A
JPH07153845A JP6190338A JP19033894A JPH07153845A JP H07153845 A JPH07153845 A JP H07153845A JP 6190338 A JP6190338 A JP 6190338A JP 19033894 A JP19033894 A JP 19033894A JP H07153845 A JPH07153845 A JP H07153845A
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branch
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pattern
circuit
layout
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JP6190338A
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Steven S Majors
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Harris Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • G06F30/398Design verification or optimisation, e.g. using design rule check [DRC], layout versus schematics [LVS] or finite element methods [FEM]

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パターンレイアウト調整方法論に基づく相互作
用的エレクトロマイグレーションルールが、CAD装
置、特にエンジンが所定の半導体ウェハ製造プロセスに
従う回路パターンパラメータを規定するための設計ルー
ルデータベースによって供される設計ルールチェック
(DRC)機構に付随したものとして提供される。 【構成】 一組のカスタム化された設計ルールステート
メントを使用することにより、DRCプログラムによっ
て設計者は、集積回路レイアウトのパターン内の相互接
続(金属、コンタクト、ビア)の枝の部分の寸法を識別
しまた必要に応じて相互作用的に変更できる。カスタム
化されたDRCステートメントは、相互接続金属、コン
タクト及びビアのための所定の組のエレクトロマイグレ
ーションに基づく最小幅ルールに適用されるものとして
の回路動作で抽出された最悪の電流状態に従ってカスタ
ム化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には集積回路構
造の製造に関し、特に、集積回路レイアウトの回路パタ
ーン内の相互接続における一部或いはそれ以上の部分の
枝の寸法で、最小の幅の寸法よりも大きい必要があると
仮に認められてきた寸法を、必要に応じて相互作用的に
調整するための方法論に係る。
【0002】
【従来の技術】集積回路のレイアウトおよび製造に使用
する半導体処理技術が向上し続けてきたことによって、
アナログおよびデジタル/アナログ混合の信号処理シス
テムの設計者に利用されているビルディングブロック
(カスタム部品および他に用途のない特別な部品)の密
度および複雑性が実質的に増加した。実際に、チップ構
造は、規定された信号処理関数を実現するために膨大な
数の回路を使用する。
【0003】現在、半導体製造処理のパラメータは相互
接続材料(金属、コンタクト、ビア)を許容し、それら
を通して信号および回路要素のバイアス経路が非常に幅
の狭い配線によって形成される所定の構造の各部品間へ
供給され、それにより表面上は非常にコンパクトな回路
レイアウトを実現できるが、特性ファクタおよび単に密
度的ではないものが考慮されなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】故障までの平均時間
(MTF)においてかなり大きな影響を受けることは好
ましくないが、しかし避けえない。このような影響はエ
レクトロマイグレーションと呼ばれ、これによって回路
の動作経路上で所定の相互接続パターンの元の物理的な
特性が、金属、ビアおよびコンタクトに電流が流れるこ
とによって変形する。特に、エレクトロマイグレーショ
ンは物理的な現象であり、それにより回路の動作中に金
属原子が電流が流れる方向に導電性の電子によって流さ
れる。そして直接質量が流動するという異変によって金
属の物理的な断線が生じ、これは実際に回路の故障に繋
がる。
【0005】エレクトロマイグレーションは、一般的に
は導電金属部材においては、それ自身ヒルロック、ウィ
スカ、およびボイドという形で現れる。エレクトロマイ
グレーションは、時の経過によって金属を通る電流の流
れによって自然に発生するものであるので、所定の回路
設計が行われる前に予め考慮に入れておかなけらばなら
ない。実際に、エレクトロマイグレーション用MTFは
電流密度と温度の関数として予測することができる。
【0006】金属線、コンタクトおよびビアのそれぞれ
に関連して十分に開発されてきたエレクトロマイグレー
ションモデルは、最大電流および温度の関数として相互
接続の幅を制限しているが、それを用いた場合、回路設
計者は一般に決定者によって規定された最小幅よりも大
きい寸法(配線幅)でなければならない回路構造の部分
を確認しまた確証するのに膨大な時間を費やす。この処
理は肉体労働的に厳しいものなので、誤りを起こしがち
になりまたしばしば結果が出力される周期が終わるまで
分らなく、しいては回路レイアウトの完成が好ましから
ずも遅れる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、新たな
そして向上した自動化されたエレクトロマイグレーショ
ンルールに基づいた方法論が提供される。このルールに
より、回路設計者はカスタム化された設計ルールのチェ
ック機構を用意でき、集積回路レイアウトの回路パター
ン内の相互接続の各枝の部分の寸法を、確認しまた必要
に応じて相互作用的に調整することができ、その結果開
発シーケンスのうち設計フェーズの完成後、速やかに回
路を製造することができる。
【0008】特に、本発明は従来のCAD(computer a
ided design)装置、特にエンジン部が所定の半導体ウェ
ハ製造プロセスに従う回路パターンのパラメータを規定
するための設計ルールのデータベースによって提供され
るものである設計ルールチェック(DRC)機構に効果
的に付随するものである。また、本発明の提供によっ
て、回路設計者は、相互接続金属、コンタクトおよびビ
アのための所定の組のエレクトロマイグレーションに基
く最小幅ルールに適用される如く、回路動作によって求
められた最悪の場合の電流に従って特別に作られた設計
ルールチェック装置によって集積回路レイアウトの回路
パターン内の相互接続(金属、コンタクト、ビア)の枝
の部分の寸法を、確認しまた必要に応じて相互作用的に
修正することができる。
【0009】
【実施例】本発明による相互作用的なエレクトロマイグ
レーションルールに基づく回路パターン調整プロセスに
ついて詳細に説明する前に、主としてそこに存在する本
発明は、従来のCAD装置、特にそのエンジン部が所定
の半導体ウェハ製造プロセスに従う回路パターンのパラ
メータを規定するための設計ルールのデータベースによ
って供されるものである設計ルールチェックプログラム
に、効果的に付随するものであることに注意すべきであ
る。これに限定されることのない例を提供するために、
本発明が使用されるDRCプログラムは、PDチェック
のような商業的に利用できるDRCプログラムからな
り、キャデンス設計システムによって供給されるフレー
ムワークIのようなCADシステムプログラムと共に動
作する。CADでは慣例となっているが、メニューを写
し出すグラフィックディスプレイおよびキーボード或い
は(ペン式およびクリック式)のマウスなどのユーザイ
ンタフェース装置が、ユーザが回路パターンの設計レイ
アウトを相互作用的に生成しまた調整することを促進す
るために好んで使用される。CAD機構およびシステム
を駆動する設計ルールチェックプログラムの詳細は、他
には本質的に影響を受けない。結果的に、本発明の処理
段階はCAD/DRCプログラムとインタフェースされ
ているという態様が、容易に理解可能なフロー図および
関連する簡易化された相互接続レイアウトの図面に示さ
れており、該図面はレイアウト設計におけるプロセスの
各ステージの各段階の効果を図解的に表示している。即
ち、本発明に適切なもののみの特定的な詳細が、本説明
において得られた知識を有する当業者にとって容易に明
らかとなる詳細な開示内容を隠すことのないように、説
明されかつ図式化されている。
【0010】本発明は、所定の回路設計のためのパラメ
トリックデータを一組のエレクトロマイグレーションル
ールに適用し、またそのルールの出力を回路パターンレ
イアウトの寸法を確認しまた相互作用的に調整するのに
使用してエレクトロマイグレーションモデルを満足する
ようにしているが、このような態様を理解しやすくする
ために、回路自身とその回路が形成されようとしている
レイアウト構造との間の関係を始めに調べることが有効
である。
【0011】以下に本発明を図面を参照して例を挙げて
説明する。図1は、能動および受動回路素子(本図では
バイポーラトランジスタ11および抵抗13)の相互接
続構成の簡易化された電気回路図であり、集積回路とし
て形成されるものである。一方、図2は、任意の集積回
路のレイアウトの一部の回路パターンを示す図であり、
回路要素領域15、16、即ち下部に敷かれた半導体基
板或いは層21において相互接続用金属の関連した層2
3、24、25と共に拡散或いは注入されるもの、およ
びコンタクトとビアの組31、33を含んでいる。図2
の回路パターンレイアウトは図1の回路を実施するレイ
アウトを表すものではなく、集積回路の一部を構成する
任意の相互接続用金属、コンタクトおよびビアの幾何学
構造を含む回路レイアウトパターンの例を単に図解的に
示すものであることに注意すべきである。これは典型的
な場合を示すものなので、相互接続用金属の幾何学的構
造は必ずしも直線部分としては構成されないが、図に示
されるように曲がりくねった格好を有することができま
たしばしば有している。
【0012】所定の回路レイアウトのどの部分が寸法の
変更が必要かを決定する前に、回路の各枝を流れる(D
C或いは遷移信号の)最悪の場合の電流を決定する必要
がある。この目的のために、図3のフローチャートに示
すように、標準回路のシミュレーションフローが用意さ
れており(段階301)、また段階302においてこの
シミュレーションは開始する。本例に限定されることは
なく、キャデンス設計システムからのcdsSpice
のような回路シミュレーションプログラムが使用でき
る。
【0013】各シミュレーションの動作に対して、回路
における各枝および部品に対して得られた最悪の場合の
(最大出力の)電流値が段階303で蓄積される。回路
の動作状態が変化するもとでシミュレーションを繰り返
し或いは引き続いて行うことにより、蓄積された最悪の
場合の電流値が更新され、従って、シミュレーションシ
ーケンスの最後で段階303によって回路設計の重要項
目として最大の大きさの最悪の場合の電流値の組が提供
される。
【0014】段階304、305および306におい
て、シミュレーションの結果として求められかつ蓄積さ
れた最悪の場合の最大の動作電流が、DC或いは遷移信
号の電流として分類され、次に回路に対する最大設計電
流値と比較される。段階307、308において、(最
大設計電流か或いは最悪の場合の状態の最大動作電流O
P)のうち大きい方の電流が最大動作電流(Imax)
として見なされ、後に説明する相互作用的エレクトロマ
イグレーションの確証の周期に使用される。
【0015】図3のフロー図から最悪の場合の最大電流
Imaxに対する値が求められるとこれらの電流値Im
axおよびこのような電流を維持するのに必要な関連し
た最小の素子の幾何学的寸法Wminが電気回路図上に
注記される。これは、レイアウト設計者のCAD装置で
使用される附属のグラフィックディスプレイ装置を用い
て、図4及び図5にそれぞれ図示されるように、電流値
及びその値に関連する最小素子寸法が電気回路素子の隣
に表示されるようにして行われる。
【0016】最悪の場合の電流Imaxが特定されるこ
とによって、本発明に係るプロセスの準備が行われる
が、この準備は各金属、コンタクト及びビア部材に対す
る一組のエレクトロマイグレーションモデルによって指
示された最小幅の要求を満足するために、所定の集積回
路レイアウトのそれぞれ定められた枝を相互作用的に調
査し、また枝の部分の寸法の変更(増大)が必要かどう
かを決定するためのものである。このプロセスは相互作
用的であり、それはレイアウト設計者によって供給され
た入力に応答して、レイアウト設計者のCAD/DRC
システムで使用する附属のグラフィックディスプレイ装
置上で寸法の変更が必要とされる回路パターンを決定す
るようにその部分がハイライト化される。
【0017】図6を参照すると、枝が決定された相互接
続パターンの比較的簡易化された構造が図式的に描かれ
ており、そのパターンはタブ部42を有する第1の一般
的なL形部41と第2の一般的な直線部43を含み、そ
れぞれの端51、53はコンタクト領域61、63にお
いて下部領域71に電気的に接続されている。プロセス
の第1段階によると、ユーザによって特定された回路レ
イアウトの枝の物理的パターンは、詳細に範囲が定めら
れており、枝のパターンを流れる最大電流は、上述した
ように図1、図3及び図4を参照して得られた最大電流
(Imax)から求められる。
【0018】さらに特定的には、図7のフローチャート
及び図8の図式的なパターン図を参照すると、回路レイ
アウトの枝を選択するプロセスは、興味ある枝の対向す
る端の各位置をユーザが特定することによって始まる。
後で述べるが、この端の点は枝の端の境界を示している
だけでなく、それらは枝が相互接続部材の残りから分離
されるようにする切断領域を確立するのに使用され、そ
れによって該枝と交差する他の枝は除き該枝の最大電流
のみに基づいて枝の正確なエレクトロマイグレーション
の解析を行うことができる。
【0019】この目的のために、段階701ではユーザ
は、CAD装置のグラフィックディスプレイ装置の境界
内に描かれた点801のような位置或いは端点を(附属
のマウス装置を使用して)選択する。図9に示されてい
るようなCAD装置プログラムに使用されている関連す
る回路パターンのレイアウトパラメータのデータベース
から、プロセスは段階703で選択した端点の座標の直
下の部材に注目し、またその部材を含むものとして「デ
ータ」層と定義する。これに限定されることのない例の
ために、端点801の真下に直接横たわる相互接続部材
は、「Metal1(或いはM1)」と記載された第1
の金属層である。
【0020】次に段階705において、選択された端点
801の付近において互いに重なりあう或いは隣接する
全ての相互接続部材(物体)は、その点において相互接
続部材M1の連続体として表されるように、効果的に
「平坦化」され、グラフィックディスプレイ上で共に合
体化される。段階707では、段階703で端点の真下
のデータ層として示された相互接続部材に関するエレク
トロマイグレーションルールが得られる。金属リンク、
コンタクト及びビアに関するエレクトロマイグレーショ
ンルールのこれに限定されることのない例が、下記およ
び以後の表1、表2及び表3に示されている。本実施例
では、データ層はMetal1としているため、表1の
金属に関するエレクトロマイグレーションルールが規定
されている。
【0021】
【表1】
【0022】コンタクト及びビアのグランドルール 下記及び以後の式によって、任意のコンタクト或いはビ
アを流れる電流の計算が、近似パラメータが使用された
場合に可能となる(表4参照)。下記の各式における第
1項は、リーディングエッジのみに電流が流れると仮定
した場合のそれぞれ最小コンタクト及びビアを示す。コ
ンタクトの最小幅は5μm、またビアの最小幅は4μm
であることに注意されたい。各式の第2項によって、許
容される最小幅よりも広い幅のコンタクト或いはビアの
許容電流が増加する。下記の各式の第3項によって、重
なりあう部分が許容される最小幅よりも大きい場合、コ
ンタクト或いはビアの長さの同じ部分に電流が流れる。
コンタクト或いはビアの重なり合いが許容される最小の
重なりよりも大きくなった場合に、最大の利得が、(許
容電流の項によって)最小重なりの2倍で発生する。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】使用するDRCプログラムの特性上、お互
いからの相互接続の部分を示しかつ提供するために、い
くらかの規定された面積の領域が必要である。このた
め、段階709において、図10に1001として示す
「切断領域」を興味ある端点、ここでは端点801に生
成する。この切断領域の境界の座標は、図11に示すプ
ロセスのフロールーチン及びそれに伴う図12の模式図
に従って確立される。
【0028】さらに特定的には、段階1101におい
て、切断が行われる興味ある相互接続の枝(或いは段階
705によって提供された合体された多角形の図形)の
内側の点が選択される。従って、実際に以前に規定され
た図8の第1の点801に対して、段階1101は段階
701に対応する。図12の多角形の図では、プロセス
の現在の段階において、図8の点801は選択された点
1210に対応する。次に、段階1103では、相互接
続の枝或いは多角形のそれぞれの周辺の縁は、各縁の端
におけるそれらの空間図形の座標という言葉と認識され
る。例えば、図12に示す任意に形作られた8つの縁を
もつ多角形では、8つの縁1201〜1208のうちの
第1の多角形の縁1201は、対向する端1201−1
及び1201−2という(x,y)座標によって記述さ
れる。同様に、第2の多角形の縁1202は、対向する
端1202−1及び1202−2という(x,y)座標
によって記述され、縁1202の端点1202−1は縁
1201の端点1201−2と一致する。
【0029】段階1105では、選択された点(121
0)に近接した多角形の縁の一つが規定される。本例で
は、点1210に近接しているとして図12において示
される多角形の縁1204が選択される。近接が多角形
の縁であると意味されることによって、縁に対してまた
縁から垂直な線は選択された点を、他の多角形の縁と最
初に交差することなく通過する。本例では、このような
縁の1つは多角形の縁1204であり、そこで縁120
4に対する垂直な線1224は点1210を最初に他の
縁と交差することなく通過する。付加される隣の多角形
の縁は縁1205及び1207である。残りの多角形の
縁(即ち縁1201、1202、1203、1206及
び1208)は、どれも隣接の縁ではない。
【0030】次に、段階1107では、選択された点
(1210)は、規定された多角形の縁、ここでは12
04に垂直な線1224に沿って投射し、また選択され
た点の座標と縁との間の投射された距離が決定される。
切断領域のルーチンは次に質問段階1109へ進み、そ
こでは投射された距離が決定された最小値か否かが問わ
れ、またその最小値とは興味ある多角形の縁が選択され
た点へ最も近接している縁であることを示している。選
択された第1の近接した縁(ここでは縁1204)に対
しては、段階1109の答えはイエスであり、また突出
された線1224及び多角形の縁1204の交差点12
14の座標は、段階1111において値「proj1」
として記憶される。
【0031】切断領域ルーチンは次に質問段階1113
へ進み、そこでは選択された点1210に近接したさら
に付加的な多角形の縁があるか否かが問われる。上述し
たように、2つの付加的な縁、即ち縁1205及び12
07があり、それらは点1210に近接している。従っ
て、段階1113の答えはノーであり、プロセスは段階
1105へ進む。段階1105から段階1113まで
が、縁1205及び1207のために繰り返される。縁
1205に対しては、点1210と縁1205での交差
点1215との間の垂直な線1225に沿った距離は、
現在記憶されている値「proj1」の距離よりも大き
く、従って「proj1」の値は更新されない。しか
し、縁1207に対しては、点1210と縁1207で
の交差点1217との間の垂直な線1227に沿った距
離は、現在記憶されている値「proj1」よりも小さ
く、従って「proj1」の値は縁1207に垂直な線
1227の交差点1217の座標の値に更新される。
【0032】全ての近接の縁が処理されたことによっ
て、段階1113の答えはイエスとなり、ルーチンは段
階1115へ進み次に最も近接した縁を見つける。段階
1115では、上述した投射線測定段階が、最も近接し
た縁1207がルーチンから除外されることを除いて、
実行される。以前のシーケンスから、多角形の縁120
4が次に近いと決定されるであろう。従って、交差点1
214の座標が段階1115において「proj2」と
して記憶される。
【0033】次に段階1117において、第1の線分1
237が座標「proj1」と「proj2」との間に
引かれる。さらに第2の線分1232が線分1237に
平行に引かれ、多角形の縁1204と縁1207とに交
差する。線分1232は、線分1237から規定された
僅かな幾何学的数の単位だけ距離を置くように定められ
ている。この距離を開けることによって、段階1119
において線分1237及び線分1232を共に接続する
多角形の縁1204及び縁1207のそれぞれの部分が
規定される。そしてこの狭く細い領域は、相互接続から
切り離される金属の僅かな部分を描写するためにCAD
プログラムによって使用され、それによってその点にお
いて距離をおいた2つの部分へ相互接続を切断する。段
階1121では、この切断領域(図10において100
1で示す)は、関連するエレクトロマイグレーションル
ールのパラメータのリスト(ここでは図9に示す金属M
1に対するパラメータリスト)で規定された層の上に引
かれ、このリストではcutlayer(「fm0」)
として記述されている。端点、ここでは図8の端点80
1に対して、効果は枝の1つの端を近接の金属から切断
することにある。
【0034】図11の切断領域のサブルーチンにおける
段階1121、これは図7の段階709に対応するが、
が終了したとき、枝の両方の端が規定されたか否かを決
定するために図7の枝規定ルーチンの質問段階711へ
プロセスは移行する。プロセスの本段階に対しては、段
階711の答えはノーであり、従って、プロセスは段階
701へ戻る。次にユーザは図8に示すように端点80
2のように第2の枝の端点を規定し、前述の段階のシー
ケンスが第2の端点に対して行われる。段階709が終
了したとき、第2の切断領域は相互接続レイアウトの枝
の上で図10の1002で示すように描写される。描写
された両方の端点の切断領域で、質問段階711の答え
はイエスであり、プロセスは段階713へ進む。
【0035】段階713において、ユーザは、それらの
端点の間の枝で、即ち図8の803で示す枝の内側にお
ける任意の点を選択する。段階715では、点803の
直下の相互接続部材の型はデータ層として認識され、ま
た段階717でその認識されたデータ層に関するエレク
トロマイグレーションルールが規定される。本例では、
データ層はM1層である。段階719では、図9の関連
するM1パラメータリストから「emCheck」なる
記載がlabelLayerのために生成される。あと
で説明するが、「emCheck」なる記載は、枝を形
成する部材の合成組と認識するための一般的な用語とし
て使用している。
【0036】段階719が終了すると、図7のプロセス
は枝を流れる最大電流を設定するため段階721へ進
む。段階721の詳細は、後の図13のサブルーチンフ
ロー、および図14の多経路の枝の電流和の図において
設定される。枝の最大電流を決定するために、枝に供給
する全ての経路を介して枝へ流れる電流を考慮する必要
がある。図13のサブルーチンは、枝への全ての入口点
から各枝へ入力する電流を加算することを含んでおり、
該電流は動作電気回路図から規定され電流及び各枝の入
口点に対して規定されていない電流も含んでいる。
【0037】さらに特定的には、回路パターンの各枝に
対して図13のサブルーチンは電流が供給されるそれぞ
れまたすべての経路について調べ、その経路電流を積算
或いは加算し、必要に応じて枝を流れる全電流を求め
る。上述した前の最大電流シミュレーションは、単に回
路ノード間の各経路の素子を流れる電流を提供するもの
であった。図13及び図14のプロセスは、素子を流れ
る或いは素子へ流れる電流に注目するものではなく、経
路に注目するものである。
【0038】段階1301でサブルーチンが開始し、こ
れはレイアウトの各枝、ここでは図14の枝のレイアウ
ト図において枝1401として記述されている第1の枝
に注目し、さらにその経路に対する最大電流Imaxを
入力する。即ち段階1301では、第1の枝1401に
対するImaxの値(例えば1mA)が得られる。ルー
チンの段階1303では、積算器(内容は初期にクリア
或いはゼロに設定される)を枝に対して使用するか否か
の質問が行われる。レイアウトから枝1401が唯一の
既知の値のみ(示した例では1mA)を受信しているの
で、積算器を使用する必要がなく、従って段階1303
の答えはノーであり、ルーチンは段階1305へ移行す
る。段階1305では、積算器の現在の内容は供給され
る電流値Imaxだけ(ゼロから)増加し、これは後述
する枝の和に使用される。段階1307では、Imax
=1mAの供給値が段階1301で入力された値で枝1
401のために設定される。第1の枝1401のための
最大電流値が確立されると、プロセスは以下に示す図1
5のカスタムDRCルーチンの編集へ移行する。
【0039】図14の回路パターンの例では、第1の枝
1401の処理の後、プロセスはその最大電流値Ima
xを決定するために第2の枝1402へ移行する。再
び、第1の段階1301で、現在図14の枝のレイアウ
ト図で枝1402と記載されているレイアウトの第2の
枝に注目し、その経路に対して最大電流(本例ではIm
ax=1mA)が入力される。ルーチンの段階1303
では、再び積算器(内容は現在1mAに設定されてい
る)をその枝に使用すべきか否かということについて質
問が行われる。レイアウトから枝1402は唯一の既知
の値(示された例では1mA)のみを受信しているの
で、積算器を使用する必要はなく、従って、段階130
3の答えはノーであり、ルーチンは段階1305へ移行
する。段階1305では、積算器の現在の内容(1m
A)が第2の枝に対して供給される電流値Imax=1
mAだけ増加し、後述する枝を加算するために使用され
る。段階1307では、Imax=1mAなる供給値が
段階1301で入力された値で枝1402に対して設定
される。
【0040】第2の枝1402に対する最大電流値が確
立されると、プロセスは図15のカスタムDRCルーチ
ンの編集へ進む。第2の枝1402の処理の後、プロセ
スは第3の枝1403へその最大電流値Imaxを決定
するために移行する。再び、第1の段階1301におい
て、そこでは現在レイアウトの第3の枝に注目してお
り、図14の枝のレイアウト図で枝1403として記述
され、その経路に対して利用できる最大電流が入力され
る。ここでは、この電流は知られておらず或いは与えら
れていないので、第3の枝のImaxは始めにゼロに設
定される。ルーチンの段階1303では、積算器(内容
は現在2mAに設定されている)を第3の枝1403の
ために使用すべきか否かについての質問が再度行われ
る。レイアウトから、枝1403が上流の枝1401及
び1402の和から電流を受けるので、積算器を使用す
る必要がある。従って、段階1303の答えはイエスで
あり、ルーチンは段階1309へ移行する。段階130
9では、第3の枝に対する値Imaxが積算器(2m
A)の現在の内容で設定される。
【0041】次に段階1311は、積算器の現在の値
を、回路パターンの他の枝からの付加的な積算を要求す
る下流の枝において将来使用するために記憶しておくべ
きか否かを質問する。図14の回路パターンの例から見
られるように、付加的な加算が必要とされるので、段階
1311の答えはイエスであり、付随的なメモリ或いは
スタック(M)及び関連のスタックポインタ(SP)が
使用される。特に、段階1313で、積算器の値がスタ
ック(M〔SP〕=AC)の値となり、スタックポイン
タのアドレスは1だけ減じられ(SP=SP−1)、積
算器はクリアされる(AC=0)。
【0042】段階1315では、スタックをアクセスす
るか否かの質問が行われる。図14の回路パターンで
は、第3の枝1403は付加的な供給経路を有していな
いため、段階1315の答えはノーであり、段階131
9においてImaxの値は段階1309で規定された値
(ここでは2mAで、枝1401及び1402の電流の
和に相当する)に設定され、その値は枝1403に対す
る全最大電流を確立する。第3の枝1403に対する最
大電流値が確立されると、プロセスは図15のカスタム
CADルーチンの編集へ進む。
【0043】第3の枝1403に対する枝の電流を決定
した後、サブルーチンは段階1301へ戻り、そこでレ
イアウトの第4の枝、即ち枝1404に注目し、その枝
に対する最大電流Imaxを入力する。即ち、段階13
01で第4の枝に対するImaxの値(例えば1mA)
が得られる。ルーチンの段階1303では、積算器(内
容は段階1313でクリアされている)をこの枝のため
に使用すべきか否かの質問が再度行われる。レイアウト
から、枝1404が唯一の既知の値(示されたレイアウ
トでは1mA)のみを受けているため、積算器を使用す
る必要はない。従って、段階1303の答えはノーであ
り、ルーチンは段階1305へ移行する。段階1305
では、積算器の現在の内容は供給された電流値Imax
(1mA)だけ(ゼロから)増加し、後述する第6及び
第7の積和用枝1406及び1407に使用される。段
階1307では、Imax=1mAの供給値が段階13
01で入力された値で枝1404に対して設定される。
第4の枝1404に対する最大電流値が確立される(I
max=1mA)と、プロセスは図15のカスタムDR
Cルーチンの編集へ進む。
【0044】第4の枝に対する最大電流を決定した後、
プロセスは第5の枝1405へその最大電流値Imax
を決定するために移行する。再び第1の段階1301
で、第5の枝1405に注目し、その枝に対して最大電
流(図14の例ではImax=1mA)を入力する。ル
ーチンの段階1303では、積算器(積算器の内容は現
在1mAに設定されている)をその枝に使用すべきか否
かという質問が再び行われる。レイアウトから、枝14
05もまた唯一の既知の値(示された例では1mA)の
みを受けているので、再度積算器を使用する必要がない
ので、段階1303の答えはノーであり、ルーチンは段
階1305へ移行する。段階1305では、積算器の現
在の内容(1mA)は、第5の枝に対してImax=1
mAなる供給された電流値だけ増加し、後述するように
第6及び第7の積和用枝のために使用される。段階13
07では、Imax=1mAなる供給値が段階1301
で入力された値で枝1405に対して設定される。第5
の枝1405に対する最大電流値が確立されると、プロ
セスは図15のカスタムDRCルーチンの編集へ進む。
【0045】第5の枝1405の処理の後、プロセスは
第6の枝1406へその最大電流値Imaxを決定する
ために移行する。ここでは、第3の枝1403のよう
に、電流は既知でなく或いは与えられておらず、従って
第6の枝1406に対するImaxは始めに段階130
1ではゼロである。ルーチンの段階1303では、積算
器(積算器の内容は現在2mAに設定されている)を第
6の枝1406のために使用するべきか否かの質問が再
度行われる。レイアウトから、枝1406は上流の枝1
404及び1405の和から電流を受けるので、積算器
を使用する必要がある。従って、段階1303の答えは
イエスであり、ルーチンは段階1309へ移行する。段
階1309では、第6の枝1406に対する値Imax
が積算器の現在の内容(2mA)に設定される。
【0046】次に、段階1311では、再び積算器の現
在の値がスタックへ保持されるべきか否かを質問する。
図14の回路パターンのレイアウトから見られるよう
に、枝1406へ供給される付加的な枝はないので、段
階1311の答えはノーである。従って、プロセスは段
階1315へ進み、その答えはイエスである。そして、
段階1317において、プロセスはメモリ或いはスタッ
クをアクセスして積算器をその電流値(2mA)+スタ
ックから押し出された値(これも2mA)に設定し、従
って積算器の内容は4mAに増加する。次に、段階13
19において、先に段階1309で2mAと設定された
Imaxの値が第6の枝に対する最大電流として規定さ
れる。第6の枝1406に対する最大電流値が確立され
ることによって、プロセスは図15の枝1406に対す
るカスタムDRCルーチンの編集へ移行する。
【0047】第6の枝1406の処理の後、プロセスは
第7の枝1407へその最大電流値Imaxを決定する
ために移行する。再び、第1の段階1301において、
ルーチンはレイアウトの第7の枝1407に注目し、そ
してその経路に対して利用可能な最大電流を入力する。
ここでは、第3の枝1403及び第6の枝1406のよ
うに、電流は既知でなく或いは与えられておらず、従っ
て第7の枝1407に対するImaxは始めにゼロに設
定される。ルーチンの段階1303では、積算器(積算
器の内容は現在枝1403及び1406からの全電流に
設定されている)を第7の枝1407に対して使用すべ
きか否かの質問が再び行われる。レイアウトから、枝1
407は上流の枝1403及び1406の和から電流を
受けるので、段階1303の答えはイエスであり、ルー
チンは段階1309へ移行する。段階1309では、第
7の枝に対するImaxの値が積算器の現在の内容(現
在は4mAに設定されている)に設定される。
【0048】次に、段階1311では、再び積算器の現
在の値を回路パターンの他の枝からの付加的な積算を必
要とする下流の枝において将来使用するために記憶して
おくべきか否かを質問する。図14の回路パターン例か
ら見られるように、そこには残っている枝はないので、
段階1311の答えはノーであり、プロセスは段階13
15へ進む。段階1315では、スタックをアクセスす
るか否かの質問が行われる。図14の回路パターンに対
して、第7の枝1407は付加的な供給経路を有してお
らず、従って段階1315の答えはノーであり、Ima
xの値は段階1309で規定された値(ここでは4mA
で、枝1430及び1406の合計電流に相当する)に
設定され、第7の枝1407に対する合計最大電流を確
立する。第7の枝1407に対する最大電流値によっ
て、プロセスは図15のカスタムDRCルーチンの編集
へ進む。
【0049】各枝が規定され、その最大電流が図7から
図14までの処理フローに従って決定されると、本発明
の方法論は一組のカスタム化されたDRCのステートメ
ントのコンパイルを開始し、それはDRCによって実行
できるが、その一例が図15において後で示される。図
15にリストされたもののようなカスタム化されたDR
Cのステートメントが、規定された枝の物理的な回路パ
ターン、その枝を流れる最大電流、及び枝を構成する各
相互接続部材に対するエレクトロマイグレーションルー
ルに従ってコンパイルされる。枝を流れる電流の経路、
及び枝の回路パターンの一部或いはそれ以上の部分の長
さの調整を簡易化するエレクトロマイグレーションの特
別の測定パラメータの両者が求められる。
【0050】図15に示すDRCステートメントのコン
パイルルーチンの第1段階は、DRCの「切断」ステー
トメントの生成であり、それは相互接続の回路パターン
の残りから枝を切り離し或いは「切断」することの実行
による。以前に図7のフロールーチンを参照して述べた
ように、また図10の枝の回路パターン図で示したよう
に、枝の端点は切断点において僅かに薄い切断領域を分
離するのに使用される。DRCの切断ステートメント
は、相互接続の回路パターンの残りから枝を切り離すた
めの実行の指示を規定するために生成される。
【0051】図16は、両方の金属に対する切断ステー
トメントを生成し(パート1)また興味ある枝内に存在
する全てのコンタクト部材を識別する(パート2)ため
のそれぞれのサブルーチンフロー図を含む。金属サブル
ーチン(パート1)では、段階1601で全ての金属の
枝は、「層」に相当する図9のエレクトロマイグレーシ
ョンのパラメータリストにおける全ての金属を論理的に
合成する(ORing)ことによって、合成金属の連続
体へ集められる。本例に対しては、枝内に2つの金属、
金属1(M1)および金属2(M2)がある。段階16
03では、切断金属、即ち切断しようとする枝が段階1
603において図9の「cutLayer」それ自体に
相当する相互接続の金属の部分との合成金属における論
理的な(ブーリアンの)「ANDNOT」動作から得ら
れた合成金属の部分として規定される。即ち段階160
3のANDNOT動作は、合成金属層から図11のサブ
ルーチンの段階1119で規定された切断領域を除去せ
しめる。残りの部分は「切断金属」の領域であり、即ち
相互接続金属から切断される予定の枝である。
【0052】図16のパート2は、「切断金属」(切断
された枝)の境界内に形成されている全てのコンタクト
部材、ただし該枝の外部に存在するコンタクト部材を除
く、を確認するためのコンタクトのサブルーチンを示
す。段階1604では、各層の全てのコンタクト部材
が、パラメータ「層」に相当する図9のパラメータリス
トにあるこれらのコンタクト部材を論理的に合成する
(ORing)ことによって、「合成コンタクト」の部
材へ合成される。次に、段階1606で、切断された枝
内のみの全てのコンタクト部材、或いは「真の」コンタ
クト部材は、段階1603(パート1)で得られた「切
断金属」を伴う段階1604で得られた合成コンタクト
部材を論理的にANDingすることによって得られる
ものである。図16のサブルーチンの効果は、図17お
よび図18に図示しており、切断領域1701/170
2、1801/1802による相互接続の残りの部分か
ら分離された枝或いは「切断金属」1700/1800
を示している。
【0053】図19は、図16で得られた分離された枝
の各部品の部材を、共通名の識別子(identifier)或いは
ネット名(「emCheck」)によって繋げるための
接続的な抽出ステートメントを求めるための一組のフロ
ーリスト(パート1からパート4まで)を含む。図19
の接続的な抽出ルーチンの効果は、図20に図示されて
いる。
【0054】段階1901において、枝と同一視される
規定された「ネット」と関連付けるために図7の段階7
19で求めた名称「emCheck」は、切断金属へ適
用される。段階1902では、上述した段階1606で
得られた真のコンタクト部材が、切断金属と「接続さ
れ」或いは関係付けられ、従って段階1901の名称は
該枝内に存在する全てのコンタクト部材を通って伝わる
であろう。エレクトロマイグレーション(em)ルーチ
ンを枝内の全ての金属と関係付けるために、段階190
3では、枝のemMetalを名称「emCheck」
を有する或いはそれへ接合される全ての切断金属として
規定する。同様に、エレクトロマイグレーション(e
m)ルーチンを枝内の全てのコンタクト部材と関係付け
るために、段階1904では、枝のemContact
部材を名称「emCheck」を有する或いはそれへ接
合される段階1606で得られる全ての真のコンタクト
部材として規定する。
【0055】興味ある分離される枝の全ての部品の部材
(金属およびコンタクト)が図19のルーチンで識別さ
れると、プロセスの次の段階、即ち図15の段階150
3における「コンタクト測定ステートメントの生成」と
して識別され、またその詳細は図21のフロー図で示さ
れ、その段階は、より下流の処理から電流の方向に有効
的に平行なコンタクト/ビアのこれらの縁を除去し、電
流に垂直なこれらの縁のみを考慮するために、コンタク
トの縁と重なり合う金属との間の異なる空間および隣の
コンタクト間の分離を調べることを含む。
【0056】段階2101で示しまた図22で図示され
る図21のルーチンの第1の段階は、コンタクトおよび
近接した金属の端の縁の間の空間に注目する。図22
は、個々のコンタクト2201および周囲の金属220
3を示す。コンタクト2201は、コンタクトの付近に
おける金属の電流、矢印2205で表されているが、に
垂直な寸法に相当する幅W、および電流に平行な寸法に
相当する長さLを有する。段階2101では、プロセス
はコンタクト2201に関する金属2203の重なり具
合いに注目し、その重なり具合いを回路パターン設計ル
ールによって指示された所定の値と比較する。
【0057】上述の参照されたDRCプログラムでは、
最小段階の適用範囲の設計ルールは金属が僅かばかりの
最小値OVLmin(例えば5μm)でコンタクト/ビ
アの領域と重なることが必要である。本発明に基づけ
ば、コンタクトの縁に関する電流の主方向を推測するた
めにこのDRCルールが使用される。特に、重なり具合
いが最小重なり(OVLmin)の2倍以上であれば、
コンタクトに並ぶ金属の量は、コンタクトの際の電流の
少しを吸い込むことによりコンタクトの際の縁に垂直な
部分の電流密度を効果的に減ずるのに十分であると推測
される。一方、重なり具合いが最小重なり(OVLmi
n)の2倍よりも小さいか或いは等しいときは、電流の
主方向に垂直なコンタクトの縁へ十分な電流が流れてい
ると推測され、従って該コンタクトのこの縁の寸法はエ
レクトロマイグレーションルールセットに従って評価さ
れなければならない。この2番目の場合、コンタクトの
縁に沿って重なりあう金属の領域が生成されOVLme
tと記される。後述するが、OVLmet領域と並ぶ或
いは近接するコンタクトの縁は、エレクトロマイグレー
ションルール解析からは除外され、しかしながら除外さ
れた縁へ直角のコンタクトの縁の寸法は、エレクトロマ
イグレーションルールで必要とされる最小値に委ねられ
る。
【0058】重なり領域OVLmetを生成すべきか否
かを決定するために、コンタクト2201の縁2211
と金属層2203の縁2221との間の距離We1が測
定され、またコンタクト2201の縁2213と金属層
2203の縁2223との間の距離We2が測定され
る。それぞれの距離は上記に述べた最小重なり量(表3
で示したOVLmin)の2倍の値と比較される。各距
離の測定値が最小重なり量OVLmin(例えば10μ
m)の2倍よりも小さいとき、各重なり金属の範囲或い
は領域がコンタクトの縁と並んで生成され、またOVL
metと認識される。図22では、各重なり金属領域が
破線2231および2233で示される。選択的排他プ
ロセスにおいてこれらの重なり金属領域を使用すること
は以下に述べる。
【0059】段階2101と似ている図21のルーチン
の第2段階は、段階2103で示されまた図23で図示
され、近接したコンタクト間のギャップの関連した寸法
に注目する。図23は、コンタクト2301、230
2、2303および2304の各組或いは配列と、それ
らの間のギャップ2311、2312、2313および
2314を示す。段階2203では、プロセスは、近接
したコンタクトの間のギャップ或いはその分離の程度に
注目し、また分離の度合いを所定の値と比較する。この
分離の程度が上述した最小重なり(OVLmin)の2
倍以内であるとき、OVLgapとしたギャップがコン
タクトの縁の間に生成される。従って、図23におい
て、各組の近接したコンタクトの間のそれぞれの分離が
最小重なり基準の2倍に達するならば、各最小重なりギ
ャップ領域OVLgapが、点線で示すように各ギャッ
プ2311、2312、2313および2314におい
て生成される。
【0060】上記に指摘したように、コンタクトの縁と
重なる金属の間の異なる空間(段階2101)、および
近接したコンタクト間の分離(段階2013)を調べる
目的によって、電流の方向に有効的に平行なコンタクト
/ビアの縁をより下流の処理から除去し、また電流に垂
直な縁のみを考慮する。DRCプロセスは純粋な縁より
もむしろ領域情報を使用しなけらばならないので、僅か
の最小な領域をコンタクトの縁へ提供する必要がある。
このために、プロセスの次の段階(段階2105)は、
興味あるコンタクトの各縁を段階2105でminGr
idとして少しの最小グリッド幅或いは厚さだけ拡大或
いは僅かに大きくするようにする。
【0061】この縁の拡大は、図24に図示されてお
り、縁2401、2402、2403および2404を
有するコンタクト2400を示し、それらに隣接して各
重なり領域2411、2412、2413および241
4がある。図24の回路パターン図では、電流の方向は
矢印2420によって記されており、その方向はコンタ
クト2400の縁2401に直角である。段階2105
では、縁2401、2402、2403および2404
のそれぞれを最小グリッド幅だけ拡大し、それぞれ4つ
の境界領域2421、2422、2423および242
4を生成する。図24には示していないが、段階210
5は全てのコンタクトの縁を拡大するので、拡大される
縁のいくつかは図23のような配列状の場合もあり、そ
こでは金属の縁よりも他のコンタクトの縁と対向するこ
とに注意すべきである。
【0062】図21の段階2107で示されるプロセス
の次の段階では、重なり金属領域OVLmet(図22
の領域2231および2233、および図24の領域2
411、2412、2413および2414等)、およ
び重なりギャップ領域OVLgap(図23の領域23
11、2312、2313および1314等)を調べ、
このような重なり領域が拡大された境界領域を完全に包
み込めるか否かを決定する。もしそうできるならば、コ
ンタクトの対応する縁はエレクトロマイグレーション解
析から除外されるべきである。従って、図24の例では
段階2107によって、各縁2402、2403および
2404が縁2401を除いてOVLとして記され、そ
れは2441で示される関連する拡大された境界領域の
低い部分がOVLmet領域2411の外側に存在する
からである。
【0063】次に段階2109において、OLVとして
記されているコンタクトの縁に近接する相互接続の金属
の部分がOVLcutとして記され、それらはプロセス
から除外される。従って、図24の例では重なり金属領
域2412、2413および2414のそれぞれはOL
Vcutと記される。示したように残りの部分はコンタ
クトの縁2401であり、これは電流の方向2420に
垂直である。段階2111では、この残りの縁は、co
ntactEdgeとしてプロットされデータベースに
そのように記憶される。続く段階2113では、コンタ
クトの他の縁、即ち以前に段階2107でOVLとして
記されたものはcontactOverlap縁とプロ
ットされる。
【0064】電流に垂直にcontactEgde(段
階2111)が、また重なり領域OVL(段階211
3)がプロットされた後、図21のルーチンは比較的共
に近接し、特にOVLminを越えないで互いに離れて
いるコンタクトの複数のものの各々を拡大するように進
む。その結果、互いからOVLminの距離内の近接し
たコンタクトは効果的に共に拡大して単一の拡大化され
たコンタクトを形成するが、それは図25に図示するよ
うに4つのコンタクトの配列2501、2502、25
03および2504が拡大されて縁2511、251
2、2513および2514を有する大型の領域con
tactRegion2510となることを示してい
る。最後に、段階2117において、段階1604で以
前に定義した「合成コンタクト」がcontactAr
eaとしてプロットされる。
【0065】図15のコンタクト測定ステートメント段
階1503(図21では段階2101から段階2117
まで)に従うと、図15のプロセスシーケンスは段階1
504へ進み、金属確証ステートメントを生成し、その
詳細は図26のフロー図および付随的な図27の回路パ
ターン図で示される。実際には、金属確証ステートメン
トルーチンの生成は、各エレクトロマイグレーションの
「金属」ルールにおいて、分離された枝の金属或いは
「切断金属」の縁、これは以前のcutLayerの縁
とは一致せずまたその金属の最小幅よりも小さい幅を有
するが、そのプロットを含む。このプロセスで使用する
エレクトロマイグレーションルールセット(或いはモデ
ル)は、複数のルールセットのうちから選んだ1つであ
り、例えば表1のブラックの法則モデルか或いは軍仕様
モデル(ここでは示していない)である。
【0066】図26のルーチンフロー(段階2601か
ら段階2610まで)では、段階2601(或いは軍仕
様の応用の場合は段階2605)のどちらからでも、最
小幅(W或いはW2)の最大値が、対応するエレクトロ
マイグレーションルールセットに従って提供され、段階
2610において金属層の実際の幅(縁間の分離)と比
較される。金属幅がルール最小幅Wよりも小さい場合は
どこでも、エラー値が生成され後述する枝測定ルーチン
で使用される。
【0067】金属確証ステートメントが定義されると、
設計ルールチェックプロセスは、エレクトロマイグレー
ションルールを回路パターンレイアウトの幾何学図に応
用しエレクトロマイグレーションモデルで予想される故
障基準に対する電流に垂直な方向の枝の物理的な寸法を
測定するために必要な全てのステートメントおよび関連
データを有する。全てのプロセスにおけるこの最後の段
階の目的は、エレクトロマイグレーションによる故障が
発生する回路パターンの枝におけるエラー領域を図式的
に生成し、或いはそこにハイライトをつけることであ
る。さらに加えて、識別された故障の特徴部分をエレク
トロマイグレーションルールに従うようにするための寸
法の変更値が、表示されたレイアウト上に特定化され
る。
【0068】図28のプロセスフロールーチンおよびそ
れに伴う図29の枝の回路パターン図を参照すると、D
RCプロセスは上述した図15のリストに示した組のよ
うにカスタム化されたステートメントを用いて動作す
る。段階2801では、図29の2901で示すように
電流の方向に垂直な金属幅がチェックされる。次に、段
階2803では、チェックされる金属幅がエレクトロマ
イグレーションモデルで必要とされる最小幅よりも小さ
い幅を有するところではどこでも(例えば以前の述べた
ように図26のフロールーチンで段階2610で生成さ
れたエラーによって特定化されるように)、エレクトロ
マイグレーションエラーの金属領域が、図29の290
3で示されるハイライトされた境界領域の形式で、ユー
ザのグラフィックディスプレイ装置の回路パターンレイ
アウト上に生成される。段階2805では、コンタクト
測定ステートメントを生成する過程における段階150
3において集められたコンタクト測定の特質は、図21
のフロー図で詳細化されているように、表2および表3
で示したコンタクト/ビアのエレクトロマイグレーショ
ンモデルセットに従って電流に垂直なコンタクト幅をチ
ェックするのに使用される。電流に垂直なコンタクト縁
の幅の寸法がエレクトロマイグレーションルールで特定
した最小幅よりも小さいところではどこでも、そのコン
タクトの縁は段階2807でエラー領域としてディスプ
レイ上にハイライト化される。
【0069】表示された回路パターンレイアウト上にハ
イライト化されたエラー領域は、元のレイアウトの寸法
パラメータをモデルへ適用することによって引き出され
たもので、またモデルによって示された故障基準を満足
するために必要な実際の最小幅の寸法がユーザに提供さ
れる。従って、レイアウト設計者は、このデータを使用
してレイアウトの寸法を相互作用的に補正し(ハイライ
ト化された特徴部分の寸法を増加することを含む)さら
に修正されたレイアウト設計を生成できる。修正された
レイアウト設計が完成すると、上述のプロセスは更新さ
れたレイアウトに対して繰り返し行われ、レイアウトの
金属、コンタクトおよびビア領域の全ての寸法がそれら
に関連するエレクトロマイグレーションモデルを満足す
ることを確認する。付加的な調整が必要である場合、設
計者は、枝が全てのエレクトロマイグレーションルール
に基づく最小寸法の要求値に応じ或いはそれを越えられ
るまで、レイアウトを相互作用的に改良し続けかつプロ
セスを何度も走らせ続ける。本プロセスは、最終的な集
積回路レイアウト設計がMTF特性を満足すると証明で
きるように、設計者によって特定化されたレイアウトの
全ての枝に対して行われる。そして回路は確証された回
路パターンレイアウトに従って製造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】集積回路として形成される能動および受動回路
素子の相互接続構成を示す簡易化電気回路図である。
【図2】任意の集積回路の一部の回路パターンを示す図
である。
【図3】回路レイアウトの各部分に流れる最大動作電流
を決定するための標準回路シミュレーションフローのフ
ローチャートである。
【図4】図3の動作シミュレーションフローから求めら
れた最大電流で注釈された図1に示す電気回路図であ
る。
【図5】図4の動作シミュレーションフローから求めら
れた最小金属幅の値で注釈された図1に示す電気回路図
である。
【図6】集積回路の回路パターンの枝が決定される相互
接続の回路パターンの比較的簡易化された構造を示す図
である。
【図7】ユーザが特定した回路のパターンの枝を規定す
るプロセスのフローチャートである。
【図8】図7のプロセスのフローチャートに関連した各
枝の回路パターンを示す図である。
【図9】CAD装置プログラムに使用される回路パター
ンのパラメータのデータベースのこれに限定されること
のない例である。
【図10】図7のプロセスのフローチャートに関連した
各枝の回路パターンを示す図である。
【図11】切断領域の境界を確立するためのルーチンの
フローチャートである。
【図12】図11のプロセスのフローチャートに関連し
た枝のパターンを示す図である。
【図13】回路パターンの各枝に流れる最大電流を決定
するためのルーチンのフローチャートである。
【図14】図13の最大電流決定ルーチンフローに関連
した多経路の枝による電流合成図である。
【図15】カスタム設計ルールチェック(DRC)ルー
チンの編集を示す図である。
【図16】回路パターンの枝に存在する金属および全て
のコンタクト部材とみなされるものに対する切断ステー
トメントを生成するためのそれぞれのサブルーチンフロ
ー図である。
【図17】図16のサブルーチンの効果を示す図であ
る。
【図18】図16のサブルーチンの効果を示す図であ
る。
【図19】接続抽出ステートメントを求めるための一組
のフローリストを示す図である。
【図20】図19のすつぞく抽出ルーチンの効果を示す
回路パターン図である。
【図21】図15のルーチンの詳細を示すフロー図であ
る。
【図22】図21のコンタクト測定ルーチンの効果を回
路パターンの枝のコンタクト幾何学図によって説明する
図である。
【図23】図21のコンタクト測定ルーチンの効果を回
路パターンの枝のコンタクト幾何学図によって説明する
図である。
【図24】図21のコンタクト測定ルーチンの効果を回
路パターンの枝のコンタクト幾何学図によって説明する
図である。
【図25】4つのコンタクトの配列が1つのより大きな
contactRegionに拡大される様子を示す図
である。
【図26】金属確証ステートメントを生成するためのル
ーチンの詳細を示す図である。
【図27】図26のフロールーチンを説明する枝の回路
パターン図である。
【図28】エレクトロマイグレーションルールを回路パ
ターンレイアウトの枝の幾何学図に適用するためのプロ
セスフロールーチンである。
【図29】図28のプロセスフロールーチンを説明する
枝の回路パターン図である。
【符号の説明】
11 バイポーラトランジスタ 13 抵抗 15、16 回路要素領域 21 半導体基板 23、24、25 相互接続用金属に関連した層 31、33 コンタクトおよびビアの組 41 L型部 42 タブ部 43 直線部 51、53 端 61、63 コンタクト領域 71 下部領域 801、802 枝の端点 803 枝内の点 1001、1002 切断領域 1201、1202、1203、1204、1205、
1206、1207、 1208 多角形の縁 1201−1、1201−2、1202−2 多角形の
座標 1210 点 1701、1702、1801、1802 切断領域 1700、1800 切断金属 2201 コンタクト 2203 金属 2211、2213 コンタクトの縁 2221、2223 金属の縁 2231、2233 重なり金属領域 2301、2302、2303、2304 コンタクト 2311、2312、2313、2314 ギャップ 2400 コンタクト 2401、2402、2403、2404 コンタクト
の縁 2411、2412、2413、2414 重なり領域 2421、2422、2423、2424 境界領域 2501、2502、2503、2504 コンタクト 2511、2512、2513、2514 コンタクト
の縁 2510 contactRegion 2901 電流に垂直な金属幅 2903 エレクトロマイグレーション金属エラー領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 8832−4M H01L 27/04 A

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)集積回路構造を半導体材料で形成
    する過程において回路装置及び関連する相互接続のパタ
    ーンの予備的なレイアウトを準備し、 (b)前記集積回路の動作を解析して該集積回路の各枝
    における選択された動作状況に対する回路パラメータを
    抽出し、 (c)前記段階(b)で抽出した前記回路パラメータを
    使用し、前記予備的なレイアウトのパターンを解析して
    前記パターンの枝内において前記パターンの前記枝の選
    択された特性が前記集積回路の所定の動作基準を満足し
    ない場所を識別し、 (d)前記集積回路構造を半導体材料で形成する過程に
    おいて回路装置及び関連する相互接続の前記パターンの
    修正されたレイアウトを得るために、前記段階(c)に
    おいて前記選択された特性が前記集積回路の前記所定の
    動作基準を満足しないと識別された前記パターンの各枝
    の一部或いはそれ以上の部分の前記選択された特性を必
    要に応じて修正し、 (e)前記段階(d)で得られた回路装置および関連す
    る相互接続の前記パターンの前記修正されたレイアウト
    に従って前記集積回路構造を半導体材料で形成する各段
    階より成る集積回路構造の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記段階(b)は前記集積回路の動作を
    解析して前記回路パラメータとして前記集積回路の各枝
    における最大枝電流を抽出することを含み、さらに前記
    段階(c)は前記段階(b)で抽出された前記最大枝電
    流を使用して前記予備的なレイアウトのパターンを解析
    して前記パターンの各枝内において前記パターンの前記
    各枝内の相互接続の一部或いはそれ以上の部分の寸法を
    前記集積回路の前記所定の動作基準を満足するために増
    加させなければならない場所を識別することを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記段階(c)は前記予備的なレイアウ
    トの枝の境界を画定し、また該境界が画定された枝に関
    連する最大枝電流および前記集積回路の前記所定の動作
    基準を使用して前記境界が画定された枝内で前記境界が
    定められた枝内の相互接続の一部或いはそれ以上の部分
    の寸法を前記集積回路の前記所定の動作基準を満足する
    ために増加させなければならないか否かを決定すること
    を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記段階(c)は前記境界が画定された
    枝に関連する最大枝電流および前記集積回路の前記所定
    の動作基準を使用して前記境界が画定された枝内で前記
    境界が画定された枝内の相互接続金属、コンタクトおよ
    びビアの何れかの寸法を前記集積回路の前記所定の動作
    基準を満足するために増加させなければならないか否か
    を決定することを含むことを特徴とする請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記段階(c)は前記境界が画定された
    枝内で前記境界が画定された枝内の相互接続の一部或い
    はそれ以上の部分の寸法を前記集積回路の前記所定の動
    作基準を満足するために増加させなければならない場所
    を識別することをさらに含むことを特徴とする請求項3
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記集積回路の前記所定の動作基準は、
    所定の温度範囲に亘って前記境界が画定された枝を通る
    最大電流と同じ大きさの電流に対して前記境界が画定さ
    れた枝において少なくともエレクトロマイグレーション
    を避けるのに必要な大きさの線の幅に対応することを特
    徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記段階(b)において抽出した前記回
    路パラメータは、前記予備的なレイアウトの各枝を流れ
    る最大電流に相当し、さらに前記段階(c)は、前記予
    備的なレイアウトの前記パターンを解析して前記レイア
    ウトの枝内で前記枝の金属線、ビア或いはコンタクトの
    何れかの寸法が所定の温度範囲に亘って前記枝を通る最
    大電流と同じ大きさの電流に対して前記枝においてエレ
    クトロマイグレーションを避けるに必要な大きさにない
    場所を識別することを含むことを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記段階(c)は、前記枝が含まれる金
    属線、ビアおよびコンタクトのそれぞれのものと独自的
    に関連するエレクトロマイグレーションルールの組に従
    って前記予備的なレイアウトの前記パターンを解析する
    ことを含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記段階(c)は、前記予備的なレイア
    ウトの枝の境界を画定し、さらに該境界が画定された枝
    に関連する最大枝電流、前記エレクトロマイグレーショ
    ンルールの組および前記枝の物理的パターンを使用し
    て、前記境界が画定された枝内の金属、ビア或いはコン
    タクトのうち一部分或いはそれ以上の部分の寸法を前記
    集積回路の前記所定の動作基準を満足するために増加さ
    せなければならないか否かについての判断を行うことに
    よって、該枝を通る電流の経路、エレクトロマイグレー
    ションに特有の特質を決定することを含むことを特徴と
    する請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記段階(c)において前記予備的な
    レイアウトの枝の境界を定めることは、前記枝のある空
    間だけ離れた端の点を選択し、相互接続の近接の部分を
    有効的に連続した層に連続的に合成し、さらに前記枝の
    前記ある空間だけ離れた端の点においてそれぞれの切断
    領域を規定することを含むことを特徴とする請求項9記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 前記段階(c)は、前記枝の前記端の
    点において一組の切断領域を規定し、該切断領域の間で
    前記枝が前記パターンから抽出され、また前記各相互接
    続部分の材料に独自的に関連するエレクトロマイグレー
    ションルールに従って前記抽出された枝が含まれる各相
    互接続部分の幾何学的な特質を規定し、前記抽出された
    枝内でコンタクトの特質を測定し、さらに該枝を通る電
    流の方向を決定することを含むことを特徴とする請求項
    9記載の方法。
  12. 【請求項12】 (a)集積回路構造を半導体材料で形
    成する過程における回路素子及び関連する相互接続部材
    のパターンの予備的なレイアウトを準備し、 (b)前記集積回路の動作を解析して該集積回路の各枝
    における選択された動作状況に対する回路パラメータを
    抽出し、 (c)前記回路レイアウトの枝のパターンの境界を画定
    し、また前記段階(b)において抽出した回路パラメー
    タを使用し、さらに前記境界が画定された枝のパターン
    を通る最大電流を設定し、 (d)一組のカスタム化された設計ルールチェック(D
    RC)ステートメントを、前記境界が画定された枝のパ
    ターン、該枝を通る最大電流および該枝が含まれる各相
    互接続部材用のエレクトロマイグレーションルールに従
    って、前記境界が画定された枝のパターンを流れる電流
    の経路および前記境界を画定された枝のパターンの一部
    或いはそれ以上の部分の寸法の修正の過程において使用
    することになるエレクトロマイグレーション独自の測定
    パラメータを決定するために編集し、 (e)前記段階(d)で編集された前記カスタム化され
    たDRCステートメントを用いて設計ルールチェックプ
    ロセスを実行し、またそれにより電流の方向に垂直な相
    互接続部材の幅を決定し、さらに関連するエレクトロマ
    イグレーションモデルに必要とされる最小幅よりも小さ
    い幅を有する相互接続部材に応答して前記境界が定めら
    れた枝のプロットにおいてエレクトロマイグレーション
    エラー領域を生成し、 (f)前記境界が画定された枝のパターンレイアウトの
    寸法を修正して金属、コンタクトおよびビア領域の寸法
    が関連するエレクトロマイグレーションモデルを満足す
    るような修正されたレイアウト設計を生成し、そして (g)段階(f)で得られた回路素子および関連する相
    互接続の前記パターンの前記修正されたレイアウトに従
    って、前記集積回路構造を半導体材料で形成する各段階
    より成る集積回路構造の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記段階(c)において前記回路レイ
    アウトの枝のパターンの境界を画定することは、該枝の
    端の境界および前記回路パターンの相互接続部材の残り
    から該枝が分離できる切断領域を設定するために、興味
    ある該枝の対向する端の各位置を示すことを含むことを
    特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記段階(c)は、選択された端の点
    に対して、該端の点の座標の直下の相互接続部材を識別
    して該識別された相互接続部材のデータ層を確立し、ま
    た前記選択された端の点の近傍において共に互いに重な
    り合い或いは隣接する全ての相互接続の多様な相互接続
    媒体を合体して連続的な相互接続部材を規定し、さらに
    該端の点の真下の前記データ層として示された前記相互
    接続部材に関連するエレクトロマイグレーションルール
    を得ることを含むことを特徴とする請求項13記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記段階(d)は、興味ある該枝内に
    存在する金属および全てのコンタクト部材と認識できる
    ものに対する切断ステートメントを生成することを含
    み、そのステートメントを通して該枝が前記相互接続パ
    ターンの残りから切断されることが実行されることを特
    徴とする請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記段階(d)は、前記境界が画定さ
    れた枝に対応するエレクトロマイグレーションのパラメ
    ータリストにある全ての金属を合成金属層へ論理的に合
    成することによって金属用切断ステートメントを生成し
    さらに前記切断領域に相当する前記相互接続金属の部分
    を合成金属層から除くことを含むことを特徴とする請求
    項15記載の方法。
JP6190338A 1993-08-13 1994-08-12 集積回路構造の製造方法 Pending JPH07153845A (ja)

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