JPH07153040A - 磁気ヘツド評価方法及びその装置 - Google Patents

磁気ヘツド評価方法及びその装置

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JPH07153040A
JPH07153040A JP32992893A JP32992893A JPH07153040A JP H07153040 A JPH07153040 A JP H07153040A JP 32992893 A JP32992893 A JP 32992893A JP 32992893 A JP32992893 A JP 32992893A JP H07153040 A JPH07153040 A JP H07153040A
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JP32992893A
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Nobuyuki Suketomo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気ヘツドを評価処理手段によつて評価する磁
気ヘツド評価装置において、磁気ヘツドの当り出しが単
軸の調整作業でかつ、最適接触位置付近のみで行うこと
ができ、さらにヘツドベースへの磁気ヘツドの接着位置
の誤差に左右されることなく全ての磁気ヘツドが最適接
触状態で測定し得、さらに比較的単純な制御技術の組合
せによるシステムを実現する。 【構成】磁気ヘツド7の形状認識を行い、ヘツド形状の
認識に基づいて磁気ヘツド7の位置を補正することによ
り、全ての磁気ヘツド7を最適接触状態で確実に測定す
ることができる磁気ヘツド評価装置3、4を容易に実現
し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図10及び図11) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図2及び図3) 作用(図2) 実施例 (1)電磁変換特性評価システムの全体構成(図1) (2)評価ユニツトの構成(図2、図3及び図5) (3)電磁変換特性評価システムの動作タイミング(図
4) (4)評価ユニツトの手法(図6及び図7) (5)実施例の動作(図2及び図3) (6)実施例の効果(図2及び図3) (7)他の実施例(図2、図3、図8及び図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘツド評価方法及び
その装置に関し、特に電磁変換特性を評価する場合に適
用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、磁気テープ上に所定の信号を記録
及び又は再生する磁気ヘツドの電磁変換特性を評価する
システムを用いて、磁気テープに対して磁気ヘツドの接
触状態が最適となるように磁気ヘツドの位置を補正する
方法が考えられる。この補正方法として第1に磁気ヘツ
ドを磁気テープに接触させながら磁気ヘツドの位置を調
整する方法及び、第2にヘツドベースを外形基準で位置
決めして接触方向を調整する方法が考えられている。
【0004】第1の方法として磁気ヘツドを磁気テープ
に接触させながら位置を調整する場合、調整装置は図1
0に示す処理手順に従つて磁気ヘツドの位置を調整す
る。すなわち調整装置はステツプSP1から当該処理手
順に入り、ステツプSP2でヘツドセツトがなされる
と、ステツプSP3において最大出力値検出(以下これ
を「当り出し」と呼ぶ)が行われる。
【0005】続いて調整装置はステツプSP4において
当り出しを行うことができるか否かを判断し、否定結果
が得られたときにはステツプSP8に移つてこのときの
被測定磁気ヘツドを不良品として排出し、また肯定結果
が得られたときにはステツプSP5に移つて電磁変換特
性の測定評価を行う。
【0006】続いてステツプSP6において測定評価が
良いか否かが判断され、肯定結果が得られたときには、
調整装置はステツプSP7に移つてこのときの被測定磁
気ヘツドを良品として排出し、また否定結果が得られた
ときには、ステツプSP8に移つて被測定磁気ヘツドを
不良品として排出する。かくしてその後ステツプSP9
において当該処理手順を終了する。
【0007】また第2の調整方法として、ヘツドヘース
を外形基準で位置決めして接触方向を調整する場合、調
整装置は図11に示す処理手順に従つて磁気ヘツドの位
置を調整する。すなわち調整装置はステツプSP10か
ら当該処理手順に入り、ステツプSP11においてヘツ
ドセツトがなされると、ステツプSP12に移つてヘツ
ドベースを外形基準で位置決めした後、ステツプSP1
3において当り出しが行われる。
【0008】続いて調整装置はステツプSP14におい
て当り出しを行うことができるか否かを判断し、否定結
果が得られたときにはステツプSP18に移つてこのと
きの被測定磁気ヘツドを不良品として排出し、また肯定
結果が得られたときにはステツプSP15に移つて電磁
変換特性の測定評価を行う。
【0009】続いて調整装置はステツプSP16におい
て測定評価が良いか否かを判断し、肯定結果が得られた
ときには、ステツプSP17に移つて被測定磁気ヘツド
を良品として排出し、また否定結果が得られたときに
は、ステツプSP18に移つて被測定磁気ヘツドを不良
品として排出する。かくしてその後ステツプSP19に
おいて当該処理手順を終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の磁気
ヘツドの電磁変換特性評価システムを用いて、磁気ヘツ
ドを磁気テープに接触させながら位置を調整する方法に
おいては、磁気ヘツドが磁気テープに接触している時間
が長く、磁気ヘツドや磁気テープが磨耗して劣化する問
題があつた。
【0011】さらに、出力波形を認識しながら磁気ヘツ
ドの取り付け位置を多軸調整する必要があり、作業者の
習熟が必要とされるうえ、作業者間の測定にも差異が生
じるおそれがある。従つてその方法をそのまま自動制御
に置き換えた場合、磁気ヘツドと磁気テープの接触時間
の問題、多軸調整での測定によつて差異を生じた出力値
の比較の問題などを解決するには、フアジー制御、高速
処理技術など煩雑な制御技術が必要とされる。
【0012】また、ヘツドベースを外形基準で位置決め
して接触方向を調整する方法は、作業も簡単であり、自
動制御の実現は容易であるが、ヘツドベースへの磁気ヘ
ツドの接着位置に多少の誤差が生じることを避け得ず、
必ずしも磁気ヘツドと磁気テープの接触状態が最適とは
ならない。このため、磁気ヘツドの出力値を測定した場
合、その値は磁気ヘツドによつて測定される最大出力値
よりも低い値となり、磁気ヘツドの測定結果が劣化する
おそれがある。また、磁気ヘツドの性能の向上、需要の
増大にともない、その評価においてもより操作性、測定
信頼性の高いシステムの開発が望まれている。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、磁気ヘツドの当り出しが単軸の調整作業でかつ、最
適接触位置付近のみで行うことができ、さらにヘツドベ
ースへの磁気ヘツドの接着位置の誤差に左右されること
なく全ての磁気ヘツドが最適接触状態で測定し得、さら
に比較的単純な制御技術の組合せによるシステムを実現
し得る磁気ヘツド評価方法及びその装置を提案しようと
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、磁気ヘツド7を再生処理手段17
によつて再生する磁気再生方法において、ヘツド形状の
認識を行い、ヘツド形状の認識に基づいて磁気ヘツド7
の位置を補正し、補正結果に基づき磁気ヘツド7を再生
処理手段17によつて再生するようにする。
【0015】また本発明においては、磁気ヘツド7を記
録処理手段19によつて記録する磁気記録方法におい
て、ヘツド形状の認識を行い、ヘツド形状の認識に基づ
いて磁気ヘツド7の位置を補正し、補正結果に基づき磁
気ヘツド7を記録処理手段19によつて記録するように
する。
【0016】また本発明においては、磁気ヘツド7を評
価処理手段13、14によつて評価する磁気ヘツド評価
方法において、ヘツド形状の認識を行い、ヘツド形状の
認識に基づいて磁気ヘツド7の位置を補正し、補正結果
に基づき磁気ヘツド7を評価処理手段13、14によつ
て評価するようにする。
【0017】また本発明においては、磁気ヘツド7を再
生処理手段17によつて再生する磁気再生装置16にお
いて、ヘツド形状の認識を行う測定手段10と、認識結
果に基づいて補正値を計算する補正値計算手段11と、
補正値計算手段11の計算結果に基づいて磁気ヘツド7
の位置を補正する位置補正手段6と、位置補正された磁
気ヘツド7を再生する再生処理手段17とを備えるよう
にする。
【0018】また本発明においては、磁気再生装置16
は、ヘツド形状の認識を行う顕微鏡画像処理装置でなる
測定手段10と、測定手段10の認識結果に基づいて補
正値を計算する制御部でなる補正値計算手段11と、補
正値計算手段11の計算結果に基づいて磁気ヘツド7の
位置を補正する多軸制御装置でなる位置補正手段6と、
位置補正された磁気ヘツド7を再生する再生処理部でな
る再生処理手段17とを備えるようにする。
【0019】また本発明においては、磁気ヘツド7を記
録処理手段19によつて記録する磁気記録装置18にお
いて、ヘツド形状の認識を行う測定手段10と、測定手
段10の認識結果に基づいて補正値を計算する補正値計
算手段11と、補正値計算手段11の計算結果に基づい
て磁気ヘツド7の位置を補正する位置補正手段6と、位
置補正された磁気ヘツド7を記録する記録処理手段19
とを備えるようにする。
【0020】また本発明においては、磁気記録装置18
は、ヘツド形状の認識を行う顕微鏡画像処理装置でなる
測定手段10と、測定手段10の認識結果に基づいて補
正値を計算する制御部でなる補正値計算手段11と、補
正値計算手段11の計算結果に基づいて磁気ヘツド7の
位置を補正する多軸制御装置でなる位置補正手段6と、
位置補正された磁気ヘツド7を記録する記録処理部でな
る記録処理手段19とを備えるようにする。
【0021】また本発明においては、磁気ヘツド7を評
価処理手段13、14によつて評価する磁気ヘツド評価
装置3、4において、ヘツド形状の認識を行う測定手段
10と、測定手段10の認識結果に基づいて補正値を計
算する補正値計算手段11と、補正値計算手段11の計
算結果に基づいて磁気ヘツド7の位置を補正する位置補
正手段6と、位置補正された磁気ヘツド7の電磁変換特
性を行う評価測定手段13、14とを備えるようにす
る。
【0022】また本発明においては、磁気ヘツド評価装
置3、4は、ヘツド形状の認識を行う顕微鏡画像処理装
置でなる測定手段10と、測定手段10の認識結果に基
づいて補正値を計算する制御部でなる補正値計算手段1
1と、補正値計算手段11の計算結果に基づいて磁気ヘ
ツド7の位置を補正する多軸制御装置でなる位置補正手
段6と、位置補正された磁気ヘツド7の電磁変換特性を
行う検出測定装置でなる評価測定手段13、14とを備
えるようにする。
【0023】
【作用】ヘツド形状の認識を行う補正値計算手段11
と、当該補正値計算手段11の認識結果に基づいて磁気
ヘツド7の位置を補正する位置補正手段6とを設けたこ
とにより、かかる位置補正された磁気ヘツド7の電磁変
換特性評価を行うにあたつて、全ての磁気ヘツド7を最
適接触状態で測定することができる。
【0024】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0025】(1)電磁変換特性評価システムの全体構
成 図1は全体として電磁変換特性評価システム1を示し、
1つの供排装置2に対して、第1の評価ユニツト3及び
第2の評価ユニツト4が設けられている。供排装置2に
設けられたロボツトアーム5は、供排部15における磁
気ヘツドを拾い上げ、評価ユニツト3及び4におけるア
ジヤスタユニツト9に当該磁気ヘツドを供給するように
移動制御されると共に、アジヤスタユニツト9に供給さ
れた被測定磁気ヘツドを拾い上げ、測定評価の結果に基
づくランク分けに応じて、供排装置2の供排部15に排
出するように移動制御される。これにより、第1の評価
ユニツト3及び第2の評価ユニツト4において所定の動
作タイミングで磁気ヘツドが交互に測定評価されるよう
になされている。
【0026】(2)評価ユニツトの構成 図2において、3(4)は全体として評価ユニツトを示
し、ロボツトアーム(図1)の移動制御によつて磁気ヘ
ツド7はアジヤスタユニツト9に供給される。磁気ヘツ
ド7が供給されたアジヤスタユニツト9は、その対向位
置に設けられたステージユニツト6に磁気ヘツド7を供
給するように移動制御されると共に、ステージユニツト
6から供給された被測定後の磁気ヘツド7をロボツトア
ーム5が拾い上げることができるように移動制御される
ようになされている。
【0027】ステージユニツト6は制御部11によつて
矢印xで示す方向又はこれとは逆方向(以下これをステ
ージユニツト搬送方向と呼ぶ)、矢印yで示す方向又は
これとは逆方向(以下これをヘツド接触方向と呼ぶ)及
び矢印θで示す方向又はこれとは逆方向(以下これを水
平回転方向と呼ぶ)の各方向に移動制御されるようにな
されている。
【0028】ステージユニツト6の先端部には、磁気ヘ
ツド7をクランプするヘツドクランプ治具部8が取り付
けられており、磁気ヘツド7をクランプし得るようにな
されている。ここでヘツドクランプ治具部8を水平回転
方向に駆動する駆動手段としてゴニオ式のステージを用
いたことにより、磁気ヘツド7のギヤツプ位置を変化さ
せることなく、水平回転方向のみを変化させることがで
き、従来の水平回転方向の変化に伴うヘツドのギヤツプ
位置の変化を防止することができる。
【0029】アジヤスタユニツト9のステージユニツト
搬送方向に沿う位置には、顕微鏡装置10及び回転ドラ
ム装置13がそれぞれ並設されており、ステージユニツ
ト6のステージユニツト搬送方向への移動に伴い、当該
ステージユニツト6のヘツドクランプ治具部8にクラン
プされた磁気ヘツド7と位置合わせできるようになされ
ている。
【0030】また、顕微鏡装置10は、ステージユニツ
ト6に対向する側の先端部に干渉対物レンズ10Aを有
し、その干渉対物レンズ10Aによつて得られる干渉縞
に基づいて磁気ヘツド7の先端形状及びギヤツプ7A位
置の画像を画像処理することにより、顕微鏡装置10と
は別個に設けられたモニタを介して磁気ヘツド7のヘツ
ド形状を認識できるようになされている。ここで磁気ヘ
ツド7のヘツド形状とは、磁気ヘツド7の先端の形状を
いい、そのギヤツプ7A位置やギヤツプ7A形状なども
含めて測定することにより、より精密に測定することが
できる。
【0031】また図3に示すように、回転ドラム装置1
3は,その周辺面に磁気テープ13Aが巻き付けられて
おり、ステージユニツト6に対向する側の所定位置には
測定用アンプユニツト(以下プローブユニツトと呼ぶ)
14が設けられている。磁気ヘツド7が磁気テープ13
Aに接触するように位置合わせされると、プローブユニ
ツト14の下側部に設けられたコンタクトピン14Aが
下降制御されることにより、当該コンタクトピン14A
が磁気ヘツド7と接触して最適記録電流調整が行われ
る。
【0032】(3)電磁変換特性評価システムの動作タ
イミング 図4は電磁変換特性評価システム1において、第1の評
価ユニツト3及び第2の評価ユニツト4と、ロボツトア
ーム5を有する供排装置2との動作タイミングを示す。
【0033】すなわちまず供排装置2は、供排部15に
磁気ヘツド7が供給されると、ロボツトアーム5を移動
制御することによつて当該磁気ヘツド7を拾い上げ、第
1の評価ユニツト3におけるアジヤスタユニツト9の所
定位置に当該磁気ヘツド7を供給する。
【0034】アジヤスタユニツト9に供給された磁気ヘ
ツド7は、ヘツドクランプ治具部8によりクランプさ
れ、この状態においてステージユニツト6がステージユ
ニツト搬送方向に移動制御されることによりクランプさ
れた磁気ヘツド7が顕微鏡装置10の視野内に配置され
る。かくして、顕微鏡装置10の画像処理に基づく磁気
ヘツド7の形状認識が行われる。
【0035】その形状認識の結果に基づいて、制御部1
1はステージユニツト6をステージユニツト搬送方向、
ヘツド接触方向及び水平回転方向の各方向に移動制御す
ることにより、磁気ヘツド7の位置を補正した後、磁気
ヘツド7をプローブユニツト14の正面に位置決めする
ように、ステージユニツト6をステージユニツト搬送方
向に移動制御する。
【0036】磁気ヘツド7がプローブユニツト14の正
面に位置決めされると、第1の評価ユニツト3はプロー
ブユニツト14を下降制御して最適記録電流調整を行
う。制御部11がプローブユニツト14を下降制御する
タイミングと同期したタイミングで、第2の評価ユニツ
ト4において上述の場合と同様に制御部11がプローブ
ユニツト14を上昇制御した後、ステージユニツト6を
ステージユニツト搬送方向に移動制御するようになされ
ている。
【0037】次に、制御部11は磁気ヘツド7の当り出
し及び電磁変換特性の測定評価を順次行い、その後プロ
ーブユニツト14を上昇制御する。その際、制御部11
はプローブユニツト14を上昇制御した後、ステージユ
ニツト6をステージユニツト搬送方向に移動制御するタ
イミングと同期したタイミングで、第2の評価ユニツト
4において上述の場合と同様に制御部11はプローブユ
ニツト14を下降制御することにより、このとき当該第
2の評価ユニツト4において供給されている他の磁気ヘ
ツド7に対して最適記録電流調整を行う。
【0038】その後、第1の評価ユニツト3においてヘ
ツドクランプ治具部8にクランプされていた磁気ヘツド
7は、クランプを解除されてアジヤスタユニツト9に供
給される。アジヤスタユニツト9に磁気ヘツド7が供給
されると、ロボツトアーム5は当該磁気ヘツド7を拾い
上げ、測定評価の結果に基づくランク分けに応じて、供
排装置2の供排部15に排出するように移動制御され
る。
【0039】上述のようなそれぞれ異なる磁気ヘツド7
に対するランク分け動作を第1の評価ユニツト3及び第
2の評価ユニツト4において交互に繰り返すことによ
り、供排部15に供給された複数の磁気ヘツド7を第1
の評価ユニツト3及び第2の評価ユニツト4によつて交
互にランク分けした後、当該ランク分け結果に応じた供
排部15の排出位置に再び戻される。
【0040】(4)評価ユニツトの手法 ロボツトアーム5から磁気ヘツド7が供給されたとき、
第1の評価ユニツト3及び第2の評価ユニツト4の制御
部11はそれぞれ図5に示す電磁変換処理手順を実行す
ることにより、磁気ヘツド7に対して良品又は不良品を
評価する。すなわち第1の評価ユニツト3の制御部11
はステツプSP20から当該処理手順に入り、ステージ
ユニツト6をアジヤスタユニツト9の正面で位置決めす
るようにステージユニツト搬送方向に移動制御する。
【0041】ステツプSP21において、アジヤスタユ
ニツト9に磁気ヘツド7が供給されると、制御部11は
ステージユニツト6をヘツド接触方向に移動制御するこ
とにより磁気ヘツド7をヘツドクランプ治具部8にクラ
ンプし、それと同時に、制御部11はアジヤスタユニツ
ト9を移動制御することにより磁気ヘツド7のクランプ
を補助する。
【0042】続いてステツプSP22において、磁気ヘ
ツド7がヘツドクランプ治具部8によつてクランプされ
ると、制御部11はステツプSP23に移つて、ステー
ジユニツト6をステージユニツト搬送方向に移動制御す
ることによりヘツドクランプ治具部8を顕微鏡装置10
の正面で位置決めする。続いてステツプSP24におい
て、制御部11は顕微鏡装置10から得られる画像認識
に基づいて磁気ヘツド7の形状認識を行うことができる
か否かを判断する。
【0043】ここで、制御部11が画像認識における判
断をする際には、まず図6(B)に示すように最適な接
触状態が得られる画像が、顕微鏡装置10とは別個に設
けられたモニタMの中央部において、磁気ヘツド7のギ
ヤツプ7A位置と干渉対物レンズ10Aによつて得られ
る干渉縞12の中心位置とが一致する画像であることか
ら、この画像を最適な接触状態が得られる画像として予
め設定しておくようにする。
【0044】この図6(B)に示す予め設定された最適
な接触状態が得られる位置と、図6(A)に示す形状認
識がされた磁気ヘツド7の位置とを比較し、その差を補
正量とすることにより、制御部11はその補正量に基づ
き磁気ヘツド7が測定評価を行うのに適しているか否か
を判断する。
【0045】やがてステツプSP24において肯定結果
を得ると、このことは磁気ヘツド7が測定評価を行うの
に適していることを表しており、このとき制御部11は
ステツプSP25に移つて、ステージユニツト6を移動
制御することにより磁気ヘツド7の位置を補正する。
【0046】その際、上述に示す最適な接触状態が得ら
れる画像に基づいて顕微鏡装置10の正面で磁気ヘツド
7の位置を補正することにより、ユーザは画像認識にお
いて決定された補正量及びその補正が正確であるか否か
をモニタMを介して確認することができる。
【0047】このステツプSP25において、制御部1
1はステージユニツト6をステージユニツト搬送方向に
移動制御することにより磁気ヘツド7を回転ドラム装置
13の正面で位置決めする。ここで位置補正された磁気
ヘツド7は、回転ドラム装置13に対して所定の位置関
係を有しており、制御部11がステージユニツト6をヘ
ツド接触方向にのみ移動制御すれば、磁気テープ13A
に対して最適な接触状態が得られるようになされてい
る。
【0048】一方、ステツプSP24において否定結果
を得ると、このことは磁気ヘツド7が測定評価を行うの
に適していないことを表しており、このとき制御部11
はステージユニツト6を回転ドラム装置13へ移動制御
することなく、ステツプSP31に移つてアジヤスタユ
ニツト9の正面へ移動制御する。
【0049】続いてステツプSP26において、制御部
11はステージユニツト6をヘツド接触方向に移動制御
すると共に、プローブユニツト14の下側部に設けられ
たコンタクトピン14Aを磁気ヘツド7と接触すること
ができるように移動制御し、その後、最適記録電流調整
を行う。
【0050】このステツプSP26において否定結果を
得ると、このことは磁気ヘツド7が当り出しを行うのに
適していないことを表しており、このとき制御部11は
ステージユニツト6をアジヤスタユニツト9の正面へ移
動制御する。ここで、制御部11は磁気ヘツド7とプロ
ーブユニツト14のコンタクトピン14Aとの接触を回
転ドラム装置13の正面において行うことにより、プロ
ーブユニツト14の移動量を低減し得ると共にプローブ
ユニツト14の信号ケーブル(図示せず)を短縮し得る
ことから、より正確な測定をすることができる。
【0051】続いてステツプSP27において、制御部
11は最適記録電流調整の結果に基づいて磁気ヘツド7
が当り出し(最大出力値検出)を行うのに適しているか
否かを判断する。ここで、当り出しは、制御部11がス
テージユニツト6をヘツド接触方向に移動制御すること
により、磁気ヘツド7を回転ドラム装置13のドラムの
中心に向かいながら磁気テープ13Aと接触させること
ができ、それに対応して検出される出力値を比較するこ
とによつて行われる。
【0052】その際、磁気ヘツド7の先端形状などの誤
差に基づき、磁気ヘツド7の最大出力値が得られる位置
(以下、最適接触位置と呼ぶ)には多少の差異が生じる
が、当り出しの開始位置は一定であり、また磁気ヘツド
7及び磁気テープ13A間の距離も一定であることか
ら、実用上十分な程度に最適接触位置を規定することが
でき、従つて、当り出しは最適接触位置付近のみで行え
ば良いことになる。
【0053】なお、図7において最大出力値検出をグラ
フ化した一例を示し、横軸に位置補正後の磁気ヘツド7
の接触位置を表示し、縦軸に磁気ヘツド7の出力値を表
示する。このグラフによれば、曲線C1上の点Pにおい
て最適接触位置を規定すれば、最大出力値を検出するこ
とができる。
【0054】やがてステツプSP27において肯定結果
を得ると、このことは磁気ヘツド7が当り出しを行うの
に適していることを表しており、このとき制御部11は
磁気ヘツド7の当り出しを行つた後ステツプSP28に
移つて、電磁変換特性の測定評価を行う。
【0055】一方、ステツプSP27において否定結果
を得ると、このことは磁気ヘツド7が当り出しを行うの
に適していないことを表しており、このとき制御部11
はステツプSP31に移つてステージユニツト6をアジ
ヤスタユニツト9の正面へ移動制御する。続いてステツ
プSP29において、制御部11は電磁変換特性の測定
評価に基づいて磁気ヘツド7が良品であるか不良品であ
るかのランク分けを判断する。
【0056】やがてステツプSP30において、制御部
11は磁気ヘツド7が良品であると判断すると、制御部
11はステージユニツト6をアジヤスタユニツト9の正
面へ移動制御する。一方、ステツプSP29において、
制御部11は磁気ヘツド7が不良品であると判断する
と、制御部11はステージユニツト6をアジヤスタユニ
ツト9の正面へ移動制御する。
【0057】かくして制御部11は、ステージユニツト
6を移動制御して磁気ヘツド7をアジヤスタユニツト9
に供給した後、制御部11はヘツドクランプ治具部8に
磁気ヘツド7のクランプを解除させるように移動制御す
ることより、制御部11はステツプSP32において当
該処理手順を終了する。このようにして制御部11は磁
気ヘツド7が良品であるか不良品であるかを評価した
後、供排部15の中の評価結果に応じた供排位置へ当該
磁気ヘツド7を排出する。
【0058】(5)実施例の動作 以上の構成において、磁気ヘツド7がヘツドクランプ治
具部8にクランプされる際、制御部11はヘツドクラン
プ治具部8を水平回転方向に駆動制御することにより、
水平回転方向の変化に伴う磁気ヘツド7のギヤツプ7A
位置の変化を防止することができる。ヘツドクランプ治
具部8に磁気ヘツド7がクランプされると、制御部11
はステージユニツト6を移動制御することにより当該磁
気ヘツド7を顕微鏡装置10の正面に位置決めした後、
顕微鏡装置10における画像処理に基づいて磁気ヘツド
7の先端形状及びギヤツプ7A位置を認識する。
【0059】その際、形状認識がされた磁気ヘツド7の
位置と、予め設定された最適な接触状態が得られる位置
とを比較して、その差を補正量とし、制御部11はステ
ージユニツト6を移動制御することにより、その補正量
に基づいて磁気ヘツド7の位置を補正する。
【0060】位置補正された磁気ヘツド7は、当該補正
位置を基準として予め設定された所定量だけ移動され、
回転ドラム装置13の正面に位置決めされることによ
り、磁気テープ13Aに対して最適な接触状態が得られ
ることになり、制御部11は磁気ヘツド7の当り出しを
ヘツド接触方向のみの制御調整で行うことができる。
【0061】これにより、ヘツドベース(図示せず)に
磁気ヘツド7を接着する際に、当該接着位置に多少の差
異が生じる場合であつても、制御部11は全ての磁気ヘ
ツド7を最適接触状態で測定することができる。また、
磁気ヘツド7の形状認識、位置補正、単軸での当り出し
及び測定評価をそれぞれ別個の工程を得るように分離し
たことにより、比較的簡単な制御技術の組合せによる工
程の簡易化を図ることができる。
【0062】(6)実施例の効果 以上の構成によれば、制御部11は磁気ヘツド7のヘツ
ド形状の認識に基づいて磁気ヘツド7の位置補正を行
い、当該補正された位置を基準として予め設定された所
定量だけ移動することにより、磁気ヘツド7の当り出し
を単軸の制御調整によつて最適接触状態で行うことがで
き、これにより全ての磁気ヘツド7を最大出力値で電磁
変換特性を評価することができると共に、磁気ヘツド7
と磁気テープ13Aの接触状態を短時間にすることがで
き、このため磁気ヘツド7及び磁気テープ13Aの双方
の劣化を最小限に抑えることができる。
【0063】(7)他の実施例 なお上述の実施例においては、磁気ヘツド7の形状認識
を行う際に、制御部11は顕微鏡装置10における画像
認識に基づいて磁気ヘツド7の補正量を決定した後、当
該補正量に基づいて顕微鏡装置10の正面でステージユ
ニツト6を移動制御することにより磁気ヘツド7の位置
を補正する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、位置補正のための移動制御としては補正量決定後か
ら当り出しを行うまでの間であればどのタイミングで行
つても良い。
【0064】また上述の実施例においては、磁気ヘツド
7の形状認識を行う際に、当該形状認識の手法として干
渉対物レンズ10Aを用いて画像処理により行う場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば非接触
変位計などを用いても上述の場合と同様の効果を得るこ
とができる。
【0065】また上述の実施例においては、ステージユ
ニツト6の位置補正制御軸をx軸(ステージユニツト搬
送方向)、y軸(ヘツド接触方向)、θ軸(水平回転方
向)の3軸とした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、位置補正制御軸をx軸(ステージユニツト搬
送方向)、y軸(ヘツド接触方向)、θ軸(水平回転方
向)の3軸のみならず、さらにz軸(垂直方向)、r軸
(垂直回転方向)を加えて5軸に増設して本発明を適用
しても良い。
【0066】この場合、磁気ヘツド7の形状認識におい
て、顕微鏡装置10から得られる画像認識に基づく判断
は、ギヤツプ7A位置と干渉縞12の中心位置(水平方
向)のみならず、干渉縞12の垂直方向の中心位置、干
渉縞12の数などによつても行うことができ、従つてよ
り高精度な測定評価を行うことができる。
【0067】また上述の実施例においては、評価ユニツ
ト3及び4を制御部11によつて自動的に制御する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、手動によつ
て制御するようにしても上述の場合と同様の効果を得る
ことができる。この場合、磁気ヘツド7の位置補正も手
動により制御することとし、例えば顕微鏡装置10によ
る観察に基づき、手動ステージを用いて磁気ヘツド7を
所定の位置に移動させるなどの手法で行うこととする。
【0068】また上述の実施例においては、磁気ヘツド
7の当り出しを行う際、磁気ヘツド7を回転ドラム装置
13の磁気テープ13A側に移動制御するようにしてい
るが、本発明はこれに限らず、磁気テープ13Aを磁気
ヘツド7側に移動制御するようにしても上述の場合と同
様の効果を得ることができる。
【0069】また上述の実施例においては、制御部11
が磁気ヘツド7とプローブユニツト14のコンタクトピ
ン14Aとの接触を、回転ドラム装置13の正面におい
て行うようにしているが、本発明はこれに限らず、磁気
ヘツド7とプローブユニツト14のコンタクトピン14
Aとの接触を、アジヤスタユニツト9において磁気ヘツ
ド7をクランプした直後に行うようにしても上述の場合
と同様の効果を得ることができる。
【0070】また上述の実施例においては、直動式のス
テージユニツト6を用いた場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、インデツクステーブルなどの回転式
のステージユニツトを使用するようにしても上述の場合
と同様の効果を得ることができる。
【0071】また上述の実施例においては、磁気ヘツド
7の最大出力値が得られる位置において電磁変換特性の
測定評価を行うことにより、磁気ヘツド7の規格出力値
の上限を知ることができるが、本発明はこれに限らず、
磁気ヘツド7の規格出力以上の出力値を示す任意の位置
で電磁変換特性の測定評価を行うことにより、磁気ヘツ
ド7の製造過程での良否判断に活用するようにしても良
く、その場合には、当り出しに要する時間が短縮でき、
タクトタイムを向上することができる。
【0072】また上述の実施例においては、評価ユニツ
ト3及び4において本発明を適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、磁気ヘツド7の電磁変換
特性を行う検出測定装置としての磁気再生装置において
も本発明を適用し得る。すなわち、図3との対応部分に
同一符号を付して示す図8において、16は全体として
磁気再生装置を示し、回転ドラム装置13に再生信号処
理部17を接続して配設することにより、所定のパター
ン信号が予め記録されている磁気テープ13Aを再生し
た場合に、当該パターン信号と再生信号処理部17にお
ける再生信号とを比較した結果に基づいて磁気ヘツド7
を検出測定することができる。
【0073】また上述の実施例においては、評価ユニツ
ト3及び4において本発明を適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、磁気ヘツド7の電磁変換
特性を行う検出測定装置としての磁気記録装置において
も本発明を適用し得る。
【0074】すなわち、図3との対応部分に同一符号を
付して示す図9において、18は全体として磁気記録装
置を示し、回転ドラム装置13に記録信号処理部19を
接続して配設することにより、記録信号処理部19から
出された所定のパターン信号を磁気テープ13Aに記録
した場合に、当該パターン信号と記録信号処理部19に
おける記録信号とを比較した結果に基づいて磁気ヘツド
7を検出測定することができる。
【0075】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、磁気ヘツ
ドの形状認識を行い、ヘツド形状の認識に基づいて磁気
ヘツドの位置を補正することにより、全ての磁気ヘツド
を最適接触状態で確実に測定することができる磁気ヘツ
ド評価装置を容易に実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電磁変換特性評価システムの全体
構成を示す平面図である。
【図2】評価ユニツトの構成を示す平面図である。
【図3】評価ユニツトの構成を示す側面図である。
【図4】電磁変換特性評価システムの動作タイミングチ
ヤートである。
【図5】電磁変換特性評価の処理手順を示すフローチヤ
ートである。
【図6】評価ユニツトの顕微鏡装置において画像認識さ
れた磁気ヘツドの表示画像を示す略線図である。
【図7】磁気ヘツドの特性曲線図である。
【図8】磁気再生装置の構成を示す側面図である。
【図9】磁気記録装置の構成を示す側面図である。
【図10】従来の電磁変換特性評価の処理手順を示すフ
ローチヤートである。
【図11】従来の電磁変換特性評価の処理手順を示すフ
ローチヤートである。
【符号の説明】
1……電磁変換特性評価システム、2……供排装置、
3、4……評価ユニツト、5……ロボツトアーム、6…
…ステージユニツト、7……磁気ヘツド、8……ヘツド
クランプ治具部、9……アジヤスタユニツト、10……
顕微鏡装置、11……制御部、13……回転ドラム装
置、14……プローブユニツト、15……供排装置、1
6……磁気再生装置、17……再生信号処理部、18…
…磁気記録装置、19……記録信号処理部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘツドを再生処理手段によつて再生す
    る磁気再生方法において、 ヘツド形状の認識を行い、 上記ヘツド形状の認識に基づいて磁気ヘツドの位置を補
    正し、 上記補正結果に基づき上記磁気ヘツドを上記再生処理手
    段によつて再生することを特徴とする磁気再生方法。
  2. 【請求項2】磁気ヘツドを記録処理手段によつて記録す
    る磁気記録方法において、 ヘツド形状の認識を行い、 上記ヘツド形状の認識に基づいて磁気ヘツドの位置を補
    正し、 上記補正結果に基づき上記磁気ヘツドを上記記録処理手
    段によつて記録することを特徴とする磁気記録方法。
  3. 【請求項3】磁気ヘツドを評価処理手段によつて評価す
    る磁気ヘツド評価方法において、 ヘツド形状の認識を行い、 上記ヘツド形状の認識に基づいて磁気ヘツドの位置を補
    正し、 上記補正結果に基づき上記磁気ヘツドを上記評価処理手
    段によつて評価することを特徴とする磁気ヘツド評価方
    法。
  4. 【請求項4】磁気ヘツドを再生処理手段によつて再生す
    る磁気再生装置において、 上記ヘツド形状の認識を行う測定手段と、 上記認識結果に基づいて補正値を計算する補正値計算手
    段と、 上記補正値計算手段の計算結果に基づいて磁気ヘツドの
    位置を補正する位置補正手段と、 上記位置補正された磁気ヘツドを再生する再生処理手段
    とを具えることを特徴とする磁気再生装置。
  5. 【請求項5】上記磁気再生装置は、 上記ヘツド形状の認識を行う顕微鏡画像処理装置でなる
    上記測定手段と、 上記測定手段の認識結果に基づいて補正値を計算する制
    御部でなる上記補正値計算手段と、 上記補正値計算手段の計算結果に基づいて磁気ヘツドの
    位置を補正する多軸制御装置でなる上記位置補正手段
    と、 上記位置補正された磁気ヘツドを再生する再生処理部で
    なる上記再生処理手段とを具えることを特徴とする請求
    項4に記載の磁気再生装置。
  6. 【請求項6】磁気ヘツドを記録処理手段によつて記録す
    る磁気記録装置において、 上記ヘツド形状の認識を行う測定手段と、 上記測定手段の認識結果に基づいて補正値を計算する補
    正値計算手段と、 上記補正値計算手段の計算結果に基づいて磁気ヘツドの
    位置を補正する位置補正手段と、 上記位置補正された磁気ヘツドを記録する記録処理手段
    とを具えることを特徴とする磁気記録装置。
  7. 【請求項7】上記磁気記録装置は、 上記ヘツド形状の認識を行う顕微鏡画像処理装置でなる
    上記測定手段と、 上記測定手段の認識結果に基づいて補正値を計算する制
    御部でなる上記補正値計算手段と、 上記補正値計算手段の計算結果に基づいて磁気ヘツドの
    位置を補正する多軸制御装置でなる上記位置補正手段
    と、 上記位置補正された磁気ヘツドを記録する記録処理部で
    なる上記記録処理手段とを具えることを特徴とする請求
    項6に記載の磁気記録装置。
  8. 【請求項8】磁気ヘツドを評価処理手段によつて評価す
    る磁気ヘツド評価装置において、 上記ヘツド形状の認識を行う測定手段と、 上記測定手段の認識結果に基づいて補正値を計算する補
    正値計算手段と、 上記補正値計算手段の計算結果に基づいて磁気ヘツドの
    位置を補正する位置補正手段と、 上記位置補正された磁気ヘツドの電磁変換特性を行う評
    価測定手段とを具えることを特徴とする磁気ヘツド評価
    装置。
  9. 【請求項9】上記磁気ヘツド評価装置は、 上記ヘツド形状の認識を行う顕微鏡画像処理装置でなる
    上記測定手段と、 上記測定手段の認識結果に基づいて補正値を計算する制
    御部でなる上記補正値計算手段と、 上記補正値計算手段の計算結果に基づいて磁気ヘツドの
    位置を補正する多軸制御装置でなる上記位置補正手段
    と、 上記位置補正された磁気ヘツドの電磁変換特性を行う検
    出測定装置でなる上記評価測定手段とを具えることを特
    徴とする請求項8に記載の磁気ヘツド評価装置。
JP32992893A 1993-11-30 1993-11-30 磁気ヘツド評価方法及びその装置 Pending JPH07153040A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112051527A (zh) * 2020-08-11 2020-12-08 大连理工大学 微小磁钢的夹持-检测集成装置及选配方法

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