JPH07152464A - インタフェース装置 - Google Patents

インタフェース装置

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JPH07152464A
JPH07152464A JP5296263A JP29626393A JPH07152464A JP H07152464 A JPH07152464 A JP H07152464A JP 5296263 A JP5296263 A JP 5296263A JP 29626393 A JP29626393 A JP 29626393A JP H07152464 A JPH07152464 A JP H07152464A
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JP
Japan
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connection
connector
terminal
medium
tray
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JP5296263A
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English (en)
Inventor
Yukihiko Kanbe
幸彦 神戸
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続媒体と被接続媒体とを電気的に確実に接
続する。 【構成】 比較的幅の広いコネクタ4を有するノートブ
ックPC1を、コネクタ4が接離自在なコネクタ5を有
するパーソナルコンピュータ2に接続する際、ノートブ
ックPCをトレイに載せて押込むと、トレイが挿入方向
に移動して自動的にノートブックPCを引込む自動接離
機構に、トレイの一端(1ピン側)を接続方向に駆動す
るモータA11と、トレイの他端(200ピン側)を駆
動するモータB12を設け、コネクタ4の両端の端子、
すなわち1ピン及び200ピンを+5Vにプルアップす
るとともに、コネクタ5の1ピン及び200ピンを接地
し、自動接離機構による接続後、電気的に非接続のピン
に対応するモータを駆動して、そのピンに対応するトレ
イの端部をさらに引込んで、コネクタの非接続の部分を
電気的に接続させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接続媒体、例えばノート
ブックPC(パーソナルコンピュータ)を被接続媒体、
例えばデスクトップ型のパーソナルコンピュータ等の拡
張用ハードウェアに接続するためのインタフェース装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノートブックPC1を例えばデス
クトップ型のパーソナルコンピュータ2の拡張用ハード
ウェアに接続する際、図6に示すようにパーソナルコン
ピュータ2に設けられた収納部3にノートブックPC1
を差し込んで接続していた。
【0003】前記パーソナルコンピュータ2の収納部3
内の接続部には、ノートブックPC1のコネクタ4が接
離自在なコネクタ5を有しこれらコネクタ4,5を介し
て信号の送受信を行うためのインタフェース装置が設け
られている。
【0004】このインタフェース装置は、図7に示すよ
うに、前記コネクタ5、載置されたノートブックPC1
を挿入方向に移動しノートブックPC1のコネクタ4を
パーソナルコンピュータ2のコネクタ5までガイドする
接続誘導体としてのトレイ6、ノートブックPC1が所
定位置まで挿入されたことを検出する挿入検出センサ
7、ノートブックPC1のパーソナルコンピュータ2へ
の接続完了を検出する接続検出センサ8、トレイ6を移
動させるための1つのモータ9、このモータ9を駆動す
るモータ駆動制御回路9a、トレイ6の両端に設けられ
モータ9の回転運動を前記コネクタ4,5の接離方向の
直線運動に変換するトレイ運動機構9b、前記各センサ
7,8の出力に基づいてモータ駆動制御回路9aでモー
タ9を駆動制御しノートブックPC1のパーソナルコン
ピュータ2への接続制御を行うMPU(マイクロ・プロ
セッサ・ユニット)10とを備える。
【0005】前記挿入検出センサ7はトレイ6の接続側
の一方の縁部に設けられ比較的長い突起部を有する挿入
検出針7aと、この挿入検出針7aに対向してパーソナ
ルコンピュータ2の固定部2a内に設けられた光センサ
7bとから構成される。
【0006】この光センサ7bは、例えば発光部と受光
部を対向配置した透過形光学式のセンサから構成されて
おり、前記トレイ6が挿入方向に押込まれた場合に、挿
入検出針7aの突起部の挿入の有無を検出するようにな
っている。具体的には光センサ7bが挿入検出針7aを
検出すると光センサ7bがオンするようになっている。
【0007】また、接続検出センサ8はトレイ6の接続
側の他方の縁部に設けられ比較的短い突起部を有する接
続検出針8aと、この接続検出針8aに対向してパーソ
ナルコンピュータ2の固定部2aに設けられた光センサ
8bとから構成される。
【0008】この光センサ8bは、光センサ7bと同様
の構成をなし、前記トレイ6が前記モータ9により挿入
方向に移動した場合に、接続検出針8aの突起部の挿入
の有無を検出するようになっている。具体的には光セン
サ8bが接続検出針8aを検出すると光センサ8bがオ
ンするようになっている。
【0009】このような構成のインタフェース装置にお
いては、ノートブックPC1をパーソナルコンピュータ
2に接続する際、パーソナルコンピュータ2の収納部3
にノートブックPC1のコネクタ4を接続方向に向けた
状態でトレイ6に載置して押込む。
【0010】そして、ノートブックPC1が所定位置ま
で挿入されると、前記各検出針7a,8aを押圧し、ト
レイ6はノートブックPC1とともに挿入方向に押込ま
れる。その後、光センサ7bがオンするとモータ9が駆
動しトレイ6は、その両端が同時に挿入方向に自動的に
移動する。これにより、ノートブックPC1も挿入方向
に移動しノートブックPC1のコネクタ4はパーソナル
コンピュータ2のコネクタ5までガイドされる。
【0011】その後、光センサ8bがオンすると、モー
タ9は停止する。こうして、ノートブックPC1はパー
ソナルコンピュータ2に接続される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなイ
ンタフェース装置においては、ノートブックPC1の接
続時、1つのモータ9でトレイ6の両端を同時に引込む
ため、図8に示すように、各コネクタ4,5の接続面に
対して傾いた状態でノートブックPC1を挿入した場
合、特にコネクタ4が幅方向に多数の端子を並べた比較
的幅が広いものである場合には、ノートブックPC1の
コネクタ4がパーソナルコンピュータ2のコネクタ5に
傾いた状態で接続される場合がある。
【0013】このような場合には、これらコネクタ4,
5が完全には接続されていないため、電気的に接続され
ていない端子が存在し、この状態でノートブックPC1
の電源を投入するとパーソナルコンピュータ2のシステ
ムエラーや回路故障が起こる虞がある。
【0014】そこで本発明は、接続媒体と被接続媒体と
を電気的に確実に接続することができ、従って接続不良
に起因する電源投入時のシステムエラーや回路故障を防
止することができるインタフェース装置を提供しようと
するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、幅方向に多数
の端子を並べた比較的幅の広いコネクタを有する接続媒
体を、このコネクタが接続自在なコネクタを有する被接
続媒体内で接続する動作を自動的に行う自動接続機構を
備え、各コネクタを介して信号の送受信を行うインタフ
ェース装置において、自動接続機構は、接続媒体のコネ
クタの被接続媒体のコネクタへの接続動作をガイドする
接続誘導体と、この接続誘導体の一端部に設けられ、そ
の接続誘導体の一端を接続方向に移動する第1の接続誘
導体駆動手段と、接続誘導体の他端部に設けられ、その
接続誘導体の他端を接続方向に移動する第2の接続誘導
体駆動手段とを備え、接続媒体のコネクタの一端部に位
置した端子が、この端子と対応する被接続媒体のコネク
タの端子に対して接続したか否かを検出する第1の接続
検出手段と、接続媒体のコネクタの他端部に位置した端
子が、この端子と対応する被接続媒体のコネクタの端子
に対して接続したか否かを検出する第2の接続検出手段
と、接続媒体の被接続媒体への接続時、第1及び第2の
接続検出手段が接続検出する端子のうち、どの端子が電
気的に非接続であるかを判断する接続状態判断手段と、
この接続状態判断手段が非接続を判断したとき、判断し
た端子に対応する端部の接続誘導体駆動手段で、接続誘
導体のその端子に対応する端部をコネクタの接続方向に
駆動する接続制御手段とを設けたものである。
【0016】
【作用】このような構成の本発明においては、接続媒体
を被接続媒体に接続する際、接続媒体を被接続媒体内に
挿入すると、自動接離機構が動作し接続媒体のコネクタ
の被接続媒体のコネクタへの接続動作が自動的に行わ
れ、接続媒体が被接続媒体に接続される。次に、接続状
態判断手段が第1及び第2の接続検出手段が接続検出す
る端子のうち、どちらかの端子が電気的に非接続である
ことを判断すると、その端子に対応する端部の接続誘導
体駆動手段で、接続誘導体のその端子に対応する端部を
コネクタの接続方向に駆動する。すると、コネクタのう
ち電気的に非接続であった端子も電気的に接続する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を例えばデスクトップ型のパー
ソナルコンピュータ2とノートブックPC1との接続部
に適用した場合の実施例を図面を参照して説明する。な
お、本実施例では、接続媒体及び被接続媒体のコネクタ
を例えば、200ピンタイプのものをそれぞれ使用し、
図7及び図8に示す部分と同一部分には、同一符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0018】図1は本実施例にかかるインタフェース装
置の接続部の概略構成を示す図で、11はパーソナルコ
ンピュータ2のコネクタ5及びノートブックPC1のコ
ネクタ4の接離方向にトレイ6の一端部(コネクタ4,
5の1ピン側)を移動させるための第1の接続誘導体駆
動手段としてのモータA、12は前記コネクタ4,5の
接離方向にトレイ6の他端部(コネクタ4,5の200
ピン側)を移動させるための第2の接続誘導体駆動手段
としてのモータB、13は前記モータA11の回転運動
をコネクタ4,5の接離方向の運動に変換する運動変換
機構A、14は前記モータB12の回転運動をコネクタ
4,5の接離方向の運動に変換する運動変換機構B、1
5はモータA11を駆動制御するモータ制御回路A、1
6はモータB12を駆動制御するモータ制御回路Bであ
る。
【0019】前記モータA11,B12、運動変換機構
A13,B14、各センサ7,8、トレイ6は自動接続
機構を構成する。
【0020】前記運動変換機構A13,B14の一端
は、図2にも示すように、それぞれモータA11,B1
2にギア接続されており、他端はそれぞれトレイ6の一
端部、他端部に支持ピンで回転自在に接続されている。
これら運動変換機構A13,B14はそれぞれ、モータ
A11,B12の駆動により、独立に作動するようにな
っている。
【0021】前記トレイ6には、ノートブックPC1の
挿入時、このノートブックPC1を引掛けて収納部3に
引込むためのフック部17が設けられている。このフッ
ク部17は、トレイ6の上方に突起するようにコイルバ
ネ18で付勢されており、ノートブックPC1の溝がフ
ック部17に対向すると、コイルバネ18の付勢力で、
ノートブックPC1の溝に嵌まるようになっている。
【0022】また、トレイ6には、図3に示すように、
下側の縁部に挿入方向に沿って突起部6a,6bが形成
されている。パーソナルコンピュータ2の収納部3に
は、トレイ6の突起部6a,6bを挿入して、トレイ6
を挿入方向にガイドするガイド体19,20が設けられ
ている。
【0023】なお、このガイド体19,20はトレイ6
の突起部6a,6bより大きく形成されており、トレイ
6の一端のみが移動してもトレイ6の突起部6a,6b
がガイド体19,20からはずれることはない。
【0024】図4は図1に示すインタフェース装置の回
路構成を説明する図で、21は制御部本体を構成するM
PUである。このMPU21は、その本体を構成するC
PU(中央処理装置)、このCPUが各部を制御するた
めのプログラム等が予め格納されたROM(リード・オ
ンリ・メモリ)、前記CPUが処理するデータを格納す
るための各種メモリエリアが形成されるRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)等を備える。
【0025】前記MPU21には、光センサ7bからの
出力信号S1 及び光センサ8bからの出力信号S2 、パ
ーソナルコンピュータ2のコネクタ5の1ピンからの信
号IN1 及び200ピンからの信号IN2 がそれぞれ入
力されるようになっている。このS1 信号は光センサ7
bが挿入検出針7aを検出した場合に、オンとなり、S
2 信号は光センサ8bが接続検出針8aを検出した場合
にオンとなるようになっている。
【0026】前記コネクタの1ピン,200ピンはそれ
ぞれ抵抗22,23を介してV1 端子、V2 端子に接続
されており、これらの端子には+5Vが印加されてい
る。従って、前記ノートブックPC1のコネクタ4の1
ピン,200ピンがパーソナルコンピュータ2のコネク
タ5の1ピン,200ピンに電気的に接続していない場
合には、コネクタ5の1ピン,200ピンの電位はそれ
ぞれ+5Vであり、このとき信号IN1 ,IN2 はHレ
ベル、すなわちオフ状態にある。
【0027】また、ノートブックPC1のコネクタ4の
1ピン,200ピンはそれぞれ接地されている。
【0028】前記ノートブックPC1のコネクタ4の1
ピンがパーソナルコンピュータ2のコネクタ5の1ピン
に電気的に接続すると、1ピンの電位は0Vとなり、こ
のときIN1 信号はLレベル、すなわちオンとなるよう
になっている。
【0029】これと同様に、ノートブックPC1のコネ
クタ4の200ピンがパーソナルコンピュータ2のコネ
クタ5の200ピンに電気的に接続すると、200ピン
の電位は0Vとなり、このときIN2 信号はLレベル、
すなわちオンとなるようになっている。
【0030】前記コネクタ4の接地された1ピン及びコ
ネクタ5の抵抗22を介して+5V電源に接続された1
ピンは第1の接続検出手段を構成し、前記コネクタ4の
接地された200ピン及びコネクタ5の抵抗23を介し
て+5V電源に接続された200ピンは、第2の接続検
出手段を構成する。
【0031】前記MPU21は、モータ駆動回路A1
5,B16にそれぞれ制御信号を出力するようになって
いる。これらモータ駆動回路A15及びB16はともに
同一の構成をなしている。
【0032】すなわち、モータ駆動回路A15及びB1
6は、モータA11及びB12にそれぞれ接続された4
つのFET(電界効果トランジスタ)25,26,2
7,28及び35,36,37,38を備える。また、
FET25,26及び35,36の端子間にはV3 端子
及びV4 端子がそれぞれ設けられ、このV3 端子及びV
4 端子には+24Vのモータ駆動電圧が印加されてい
る。FET27,28及び37,38の端子間は接地さ
れている。
【0033】前記MPU21は、それぞれのモータA1
1及びB12の4つのFET25,26,27,28及
び35,36,37,38のゲートに信号出力を行い、
モータA11及びB12をそれぞれ独立して正方向又は
逆方向に駆動するようになっている。
【0034】具体的には、FET26及び28をオンし
た場合には、モータA11は正回転する。このとき、ト
レイ6の一端(1ピン側)は挿入方向に移動するように
なっている。また、FET25及び27をオンした場合
にはモータA11は逆回転する。このとき、トレイ6の
一端は排出方向に移動するようになっている。
【0035】これに対し、FET36及び38をオンし
た場合には、モータB12は正回転する。このとき、ト
レイ6の他端(200ピン側)は挿入方向に移動するよ
うになっている。また、FET35及び37をオンした
場合にはモータB12は逆回転する。このとき、トレイ
6の他端は排出方向に移動するようになっている。
【0036】前記MPU21はパーソナルコンピュータ
2にノートブックPC1を接続する際、パーソナルコン
ピュータ2の収納部3にノートブックPC1のコネクタ
4を接続方向に向けた状態でトレイ6に載置して押込む
と、図5に示す接続制御を行うようになっている。
【0037】すなわち、先ずST1にてS1 信号がオン
したか否かを判断する。これは、ノートブックPC1が
所定位置まで押込まれたかを挿入センサ7の出力から判
断するものである。このとき、S1 信号がオンしたと判
断した場合には、ノートブックPC1の引き込み動作を
行う。
【0038】具体的にはST2にてモータ制御回路1
5,16のFET26及び28、36及び38をオン
し、モータA11,B12をともに正回転させる。する
とトレイ6の両端は同時に挿入方向に移動しノートブッ
クPC1はトレイのフック部17で引掛かり、パーソナ
ルコンピュータ2の収納部3に引き込まれる。
【0039】次に、ST3にてS2 信号がオンしたか否
かを判断する。すなわち、ノートブックPC1がパーソ
ナルコンピュータ2との接続位置に到達したか否かを接
続検出センサの出力から判断する。このときS2 信号が
オンしたと判断した場合には、ノートブックPC1の引
き込み動作を終了する。
【0040】具体的にはST4にてモータ駆動回路1
5,16のFET26及び28、36及び38をオフ
し、モータA11,B12をともに停止する。すると、
トレイ6も停止しノートブックPC1の引き込みが終了
する。
【0041】その後、ST5にてIN1 信号がオンか否
かを判断する(接続状態判断手段)。すなわち、コネク
タ4,5の1ピンが電気的に接続したか否かを判断す
る。そして、IN1 信号がオンしたと判断した場合に
は、ST6にてIN2 信号がオンか否か判断する(接続
状態判断手段)。すなわち、コネクタ4,5の200ピ
ンが電気的に接続したか否かを判断する。このとき、I
N2 信号がオンしたと判断した場合には接続制御を終了
する。
【0042】また、ST6にてIN2 信号がオフである
と判断した場合には、ST7にてモータ駆動回路16の
FET36及び38をオンし、モータB12を正回転さ
せる(接続制御手段)。すると、トレイ6の他端(20
0ピン側)のみが挿入方向に移動する。
【0043】その後、ST8にて再度IN2 信号がオン
か否か判断する(接続状態判断手段)。すなわち、コネ
クタ4,5の200ピンが電気的に接続したか否かを判
断する。そして、IN2 信号がオフであると判断する
と、ST7の処理に戻り、IN2 信号がオンであると判
断すると、接続制御を終了する。
【0044】こうして、モータA11,B12をともに
駆動したときに、電気的に接続しなかったコネクタ4,
5の200ピンが電気的に接続されるまで、モータB1
2のみ駆動させる。
【0045】また、ST5にてIN1 信号がオフである
と判断した場合には、ST9にてIN2 信号がオンか否
か判断する(接続状態判断手段)。すなわち、コネクタ
4,5の200ピンが電気的に接続したか否かを判断す
る。
【0046】そして、ST9にてIN2 信号がオフであ
ると判断した場合には、ST10にてモータ駆動回路1
5のFET26及び28をオンし、モータA11を正回
転させる(接続制御手段)。すると、トレイ6の一端
(1ピン側)のみが挿入方向に移動する。
【0047】その後、ST11にて再度IN1 信号がオ
ンか否か判断する(接続状態判断手段)。すなわち、コ
ネクタ4,5の1ピンが電気的に接続したか否かを判断
する。そして、IN1 信号がオフであると判断すると、
ST10の処理に戻り、IN1 信号がオンであると判断
すると、接続制御を終了する。
【0048】こうして、モータA11,B12をともに
駆動したときに、電気的に接続しなかったコネクタ4,
5の1ピンが電気的に接続されるまで、モータA11の
み駆動させる。
【0049】なお、ST9にてIN2 信号がオフである
と判断した場合には、モータA11,B12を駆動した
にもかからわずコネクタ4,5の1ピン及び200ピン
がともに電気的に接続されていな状態である。このよう
な場合、接続部の故障等が考えられるため、ST12に
てモータ駆動回路15,16のFET25及び27、3
5及び37をオンし、モータA11,B12をともに逆
回転させる。すると、トレイ6は排出方向に移動しノー
トブックPC1はパーソナルコンピュータ2の収納部3
から排出される。その後、ST1の処理に移り上述した
処理が繰り返し行われる。
【0050】このような構成の本実施例においては、ノ
ートブックPC1をパーソナルコンピュータ2に接続す
る際、パーソナルコンピュータ2の収納部3にノートブ
ックPC1のコネクタ4を接続方向に向けた状態でトレ
イ6に載置して所定位置まで押込む。
【0051】すると、光センサ7bは挿入検出針7aを
検出し、モータA11,B12がともに正回転し、トレ
イ6が挿入方向に移動する。これにより、ノートブック
PC1は自動的にパーソナルコンピュータ2の収納部3
に引き込まれる。
【0052】次に、光センサ8bが接続検出針8aを検
出すると、モータA11,B12が停止しノートブック
PC1の引き込みは終了する。
【0053】そして、IN1 信号及びIN2 信号がとも
にオンであれば、接続制御は終了する。このとき、ノー
トブックPC1のコネクタ4及びパーソナルコンピュー
タ2のコネクタ5は電気的にも完全に接続している。
【0054】また、IN1 信号がオンであるとともに、
IN2 信号がオフのときには、前記コネクタ4,5の1
ピン側は電気的に接続しているが、200ピン側は電気
的に接続していない状態にある。このような場合は、2
00ピンが電気的に接続されるまで、モータB12のみ
が駆動し、トレイ6の他端が挿入方向に移動する。
【0055】これに対し、IN1 信号がオフであるとと
もに、IN2 信号がオンのときには、前記コネクタ4,
5の200ピン側は電気的に接続しているが、1ピン側
は電気的に接続していない状態にある。このような場合
は、1ピンが電気的に接続されるまで、モータA11の
みが駆動し、トレイ6の一端が挿入方向に移動する。
【0056】なお、IN1 信号及びIN2 信号がともに
オフであれば、モータA11,B12がともに逆回転
し、トレイ6は排出方向に自動的に移動する。これによ
り、ノートブックPC1は、パーソナルコンピュータ2
の収納部3から排出される。
【0057】その後、再びノートブックPC1を挿入し
直すと、上記と同様の処理が行われる。そして、IN1
信号及びIN2 信号がともにオンになるまで、上述の処
理が繰り返される。
【0058】このように、トレイ6の両端をそれぞれ別
個に移動する一対のモータA11,B12を設け、端子
が多く幅が広いコネクタ4,5の両端の端子が電気的に
接続しているか否かを検出し、どちらか一方の端子が電
気的に接続していない場合には、その端子が電気的に接
続するまで、その端子に対応する側のモータを駆動する
ため、コネクタ4,5の接続面に対して傾いた状態でノ
ートブックPC1を挿入した場合でも、コネクタ4,5
を自動的に電気的に完全に接続することができる。これ
により、接続不良に起因するノートブックPC1の電源
投入時のパーソナルコンピュータ2のシステムエラーや
回路故障を防止することができる。
【0059】なお、本実施例においては、コネクタ4,
5の一端部に位置する端子として1ピンを第1の接続検
出手段に使用するとともに、コネクタ4,5の他端部に
位置する端子として200ピンを第2の接続検出手段に
使用したものについて述べたが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、コネクタ4,5の両端近傍にある端
子、例えば5ピン及び195ピンを接続検出手段に使用
してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、接
続媒体と被接続媒体とを電気的に確実に接続することが
でき、従って接続不良に起因する電源投入時のシステム
エラーや回路故障を防止することができるインタフェー
ス装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるインタフェース装置を
適用したパーソナルコンピュータの接続部の概略構成を
示す断面図。
【図2】図1に示す接続部の横断面図。
【図3】図1に示すトレイの構成を説明する図。
【図4】同実施例の概略構成を示す図。
【図5】同実施例における接続制御を示す流れ図。
【図6】従来のパーソナルコンピュータ及びこれに接続
するノートブックPCの外観を示す概略図。
【図7】図6に示すパーソナルコンピュータの接続部の
構成を示す断面図。
【図8】図3に示すパーソナルコンピュータにノートブ
ックPCを接続する際の作用説明図。
【符号の説明】
1…ノートブックPC 2…パーソナルコンピュータ 4,5…コネクタ 6…トレイ 7…挿入検出センサ 8…接続検出センサ 11…モータA 12…モータB 13…運動変換機構A 14…運動変換機構B 21…MPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に多数の端子を並べた比較的幅の
    広いコネクタを有する接続媒体を、このコネクタが接続
    自在なコネクタを有する被接続媒体内で接続する動作を
    自動的に行う自動接続機構を備え、前記各コネクタを介
    して信号の送受信を行うインタフェース装置において、
    前記自動接続機構は、前記接続媒体のコネクタの前記被
    接続媒体のコネクタへの接続動作をガイドする接続誘導
    体と、この接続誘導体の一端部に設けられ、その接続誘
    導体の一端を接続方向に移動する第1の接続誘導体駆動
    手段と、前記接続誘導体の他端部に設けられ、その接続
    誘導体の他端を接続方向に移動する第2の接続誘導体駆
    動手段とを備え、前記接続媒体のコネクタの一端部に位
    置した端子が、この端子と対応する前記被接続媒体のコ
    ネクタの端子に対して接続したか否かを検出する第1の
    接続検出手段と、前記接続媒体のコネクタの他端部に位
    置した端子が、この端子と対応する前記被接続媒体のコ
    ネクタの端子に対して接続したか否かを検出する第2の
    接続検出手段と、前記接続媒体の前記被接続媒体への接
    続時、前記第1及び第2の接続検出手段が接続検出する
    端子のうち、どの端子が電気的に非接続であるかを判断
    する接続状態判断手段と、この接続状態判断手段が非接
    続を判断したとき、判断した端子に対応する端部の接続
    誘導体駆動手段で、前記接続誘導体のその端子に対応す
    る端部を前記コネクタの接続方向に駆動する接続制御手
    段とを設けたことを特徴とするインタフェース装置。
JP5296263A 1993-11-26 1993-11-26 インタフェース装置 Pending JPH07152464A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016177408A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 富士通フロンテック株式会社 ユニット制御装置及び誤動作防止方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016177408A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 富士通フロンテック株式会社 ユニット制御装置及び誤動作防止方法

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