JPH07151131A - 吸盤式固定装置 - Google Patents

吸盤式固定装置

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JPH07151131A
JPH07151131A JP34108693A JP34108693A JPH07151131A JP H07151131 A JPH07151131 A JP H07151131A JP 34108693 A JP34108693 A JP 34108693A JP 34108693 A JP34108693 A JP 34108693A JP H07151131 A JPH07151131 A JP H07151131A
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JP
Japan
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suction cup
fixing device
type fixing
hole
locking
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JP34108693A
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Ryoichi Miura
亮一 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】面状の被係止体を係止した状態で吸着、剥離の
両方が容易に実施可能な吸盤式固定装置を提供する。 【構成及び効果】第1発明の吸盤式固定装置において、
吸盤部1の背面外周部に突設された係止柱部2は面状の
被係止体4の主孔41を貫通し、吸盤部1の背面外周部
に突設された突起部3は面状の被係止体4の副孔42を
貫通する。吸盤部1を剥離するには、副孔42から飛び
出た突起部3の先端部を引っ張るだけでよい。第2発明
の吸盤式固定装置は、第1発明の装置において、係止柱
部2及び主孔41を省略し、被係止体4を吸盤部1の背
面中央部に直接接合したものである。この場合でも第1
発明の装置と同様の作用効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は吸盤式固定装置に関す
る。
【従来の技術】従来の吸盤式固定装置の非吸着時及び吸
着時の断面及び平面図を図8及び図9に示す。この吸盤
式固定装置100は、弾性を有する皿状の吸盤部101
と、吸盤部101の背面中央部から立設された係止柱部
102と、吸盤部101の背面外周部に突設された突起
部103とを備えており、突起部103は面状の被係止
体例えば掲示板104の孔105に差し込まれている。
なお、突起部103は、吸盤剥離用の部材であり、吸盤
式固定装置100を剥離する場合にはこの突起部103
を引っ張ればよく、通常の吸盤式固定装置100では係
止柱部102を引っ張っるだけでは全く外れない。10
6は窓ガラスである。なお、このような掲示板104の
孔105は、突起部103が脱落しないように又は掲示
板104が突起部103の先端部に移動して吸盤部10
1が剥がれることがないように、突起部103に強固に
嵌合させるか又は嵌合後、接着剤などで両者を固定した
りして用いることが多い。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
吸盤式固定装置100では上記したように係止柱部2が
掲示板104の孔105に強固に嵌合したり又は孔10
5に接着されてたりして用いられることが多くあり、こ
の場合、突起部103がこの面状の被係止体例えば掲示
板104に覆われるためにそれを引っ張ることができ
ず、吸盤式固定装置100を剥がすことが困難となると
いう不具合があった。本発明は上記問題点に鑑みなされ
たものであり、面状の被係止体を係止した状態で吸着、
剥離の両方が容易に実施可能な吸盤式固定装置を提供す
ることを、その目的としている。
【課題を解決するための手段】第1発明の吸盤式固定装
置は、弾性を有する皿状の吸盤部と、前記吸盤部の背面
中央部から立設された係止柱部と、前記吸盤部の背面外
周部に突設された突起部と、前記係止柱部が貫通する主
孔と、前記突起部が貫通する副孔とを備え、前記係止柱
部により係止される面状の被係止体とを備えることを特
徴としている。第1発明の吸盤式固定装置の好適な態様
において、前記係止柱部の根部は前記主孔に接合され
る。第2発明の吸盤式固定装置は、弾性を有する皿状の
吸盤部と、前記吸盤部の背面外周部に突設された突起部
と、前記吸盤部の背面中央部に接合される面状の被係止
体と、前記被係止体に貫孔され、前記突起部が貫通する
孔とを備えることを特徴としている。前記各発明の好適
な態様において、前記突起部は、管状又は紐状又は棒状
に形成された茎部と、前記茎部より太く形成されて前記
茎部の先端に配設された握り部とからなる。
【作用及び発明の効果】第1発明の吸盤式固定装置にお
いて、吸盤部の背面外周部に突設された係止柱部は面状
の被係止体の主孔を貫通し、吸盤部の背面外周部に突設
された突起部は面状の被係止体の副孔を貫通する。この
吸盤式固定装置を壁面や窓面などの平坦な係止面に固定
するには、まず係止柱部を持って壁に押しつければ、良
く知られているように吸盤部が平坦となって係止面に吸
着される。面状の被係止体は、その主孔に係止柱部を予
め嵌入してから上記のように吸盤部を固定するか、又
は、予め吸盤部を固定した後、係止柱部に被係止体の主
孔を押入すればよい。吸盤部を剥離するには、被係止体
の副孔から飛び出た突起部の先端部を引っ張るだけでよ
い。それにより突起部は吸盤部の背面外周部を係止面か
ら容易に剥離させ、それにより吸盤部の吸着面と係止面
との間に空気が入り込み、吸盤部が係止面から剥離す
る。好適な態様において、係止柱部の根部は主孔に接着
剤などで接合される。このようにすれば、被係止体が剥
離したり浮いたりすることがなく、被係止体が安定に支
持される。第2発明の吸盤式固定装置は、第1発明の装
置において、係止柱部及び主孔を省略し、被係止体を吸
盤部の背面中央部に直接接合したものである。この場合
でも第1発明の装置と同様の作用効果を奏する。ただ
し、吸盤部の固定は被係止体を介して吸盤部を押しつけ
て行う必要がある。上記各発明の好適な態様において、
突起部は細長い茎部と、前記茎部より太く形成されて茎
部の先端に配設された握り部とからなる。このようにす
れば、突起部の先端の把持が簡単となり、しかも副孔又
は主孔を大型化する必要がない。
【実施例】
(実施例1)本発明の吸盤式固定装置の第1実施例を図
1〜図4を参照して説明する。図1はその正面図であ
り、図2は吸着状態でのその部分断面図であり、図3は
非吸着状態でのその部分断面図である。この吸盤式固定
装置は、図2及び図3に示すように、弾性を有する皿状
の吸盤部1と、吸盤部1の背面中央部から立設された係
止柱部2と、吸盤部1の背面外周部から立設された突起
部3と、係止柱部2が貫通する主孔41と、突起部3が
摺動自在に貫通する副孔42とを備え、係止柱部2に係
止される掲示板(本発明でいう被係止体)4とを備え、
図2では窓ガラス5に吸着している。吸盤部1は周知の
ように、軟質樹脂製のいわゆる吸盤からなり、窓ガラス
5のような平滑面に押しつけると吸着して容易に取れな
くなる。掲示板4は、この実施例では図1に示すように
長方形の掲示用厚紙あるが、面状であれば、布製でも樹
脂フィルム製でも膜状でも金属板でもなんでもよい。掲
示板4の四隅には図1に示すように、係止柱部2が貫通
する主孔41と、突起部3が貫通する副孔42とがそれ
ぞれ開口されている。係止柱部2は短軸円筒形状を有す
る。この実施例では、掲示板4が係止柱部2から離落し
ないように、係止柱部2は主孔41に接着されている。
もちろん、係止柱部2を主孔41に圧入しても掲示板4
が係止柱部2から離落しないようすることができる。突
起部3は、管状の茎部31と、茎部31より太く形成さ
れて茎部31の先端に配設され、茎部31より径大な球
形の握り部32とからなる。握り部32は例えば着色ビ
ーズ玉であり、茎部31を副孔42に挿通した後、その
先端に接着して形成される。なお、図2及び図3から明
らかなように、茎部31は吸盤部1の変形に合わせて、
副孔42内を摺動自在となっている。また、図2に示す
ように、吸盤部1を吸着させた状態で、突起部3がほぼ
直立するように副孔42の位置が設定されている。この
ようにすれば、図2からわかるように、吸盤部1を吸着
させた状態で、突起部3が掲示板4から飛び出す距離が
大きくなり、その結果、握り部32の把持が容易とな
る。図4に、掲示板4を除く、吸盤部1、係止柱部2及
び突起部3の非吸着状態での正面図を示す。上記説明し
た本実施例の吸盤式固定装置では、係止柱部2の頂部を
窓ガラス5に押しつけることにより簡単に掲示板4を強
固に固定することができ、取り外すには、突起部3の握
り部32を引っ張れば容易に吸盤部1を窓ガラス5から
引き剥がすことができる。 (実施例2)他の実施例を、図5〜図6を参照して説明
する。図5はその非吸着状態を示す部分断面図であり、
図6は吸着状態を示す部分断面図である。この吸盤式固
定装置は、実施例1の吸盤式固定装置において、係止柱
部2及び主孔41を省略し、ワッペン(本発明でいう面
状の被係止体)40の背面に吸盤部1の背面中央部を接
着したものである。この場合には、ワッペン40を介し
て吸盤部1の背面中央部を窓ガラス5に押しつけること
により簡単にワッペン40を強固に固定することがで
き、取り外すには、突起部3の握り部32を引っ張れば
容易に吸盤部1を窓ガラス5から引き剥がすことができ
る。図7はこの吸盤式固定装置の正面図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の吸盤式固定装置の正面図である。
【図2】図1の吸盤式固定装置の吸着時のA−A線矢視
断面図である。
【図3】図1の吸盤式固定装置の非吸着時のA−A線矢
視断面図である。
【図4】図2の吸盤部、係止柱部及び突起部を示す正面
図である。
【図5】実施例2の吸盤式固定装置の非吸着時の断面図
である。
【図6】図5の吸盤式固定装置の吸着時の断面図であ
る。
【図7】図5の吸盤式固定装置の正面図である。
【図8】従来の吸盤式固定装置の非吸着時の断面図であ
る。
【図9】従来の吸盤式固定装置の吸着時の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 吸盤部、 2 係止柱部、 3 突起部、 4 掲示板(被係止体) 5 窓ガラス、 41 主孔、 42 副孔、 31 茎部、 32 握り部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有する皿状の吸盤部と、 前記吸盤部の背面中央部から立設された係止柱部と、 前記吸盤部の背面外周部から立設された突起部と、 前記係止柱部が貫通する主孔と、前記突起部が摺動自在
    に貫通する副孔とを備え、前記係止柱部により係止され
    る面状の被係止体と、 を備えることを特徴とする吸盤式固定装置。
  2. 【請求項2】前記係止柱部の根部は前記主孔に固定され
    る請求項1記載の吸盤式固定装置。
  3. 【請求項3】弾性を有する皿状の吸盤部と、 前記吸盤部の背面外周部に突設された突起部と、 前記吸盤部の背面中央部に接合される面状の被係止体
    と、 前記被係止体に貫孔され、前記突起部が貫通する孔と、 を備えることを特徴とする吸盤式固定装置。
  4. 【請求項4】前記突起部は、管状又は紐状又は棒状に形
    成された茎部と、前記茎部より太く形成されて前記茎部
    の先端に配設された握り部とからなる請求項1又は2又
    は3記載の吸盤式固定装置。
JP34108693A 1993-11-30 1993-11-30 吸盤式固定装置 Pending JPH07151131A (ja)

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JP (1) JPH07151131A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133527A (ja) * 2008-12-06 2010-06-17 Murakami Corp 吸盤装置
JP3178885U (ja) * 2012-07-24 2012-10-04 株式会社レーベン販売 ピン刺し用ミニ掲示板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133527A (ja) * 2008-12-06 2010-06-17 Murakami Corp 吸盤装置
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