JPH071491Y2 - 操作ノブと***作体との連結構造 - Google Patents

操作ノブと***作体との連結構造

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JPH071491Y2
JPH071491Y2 JP3167689U JP3167689U JPH071491Y2 JP H071491 Y2 JPH071491 Y2 JP H071491Y2 JP 3167689 U JP3167689 U JP 3167689U JP 3167689 U JP3167689 U JP 3167689U JP H071491 Y2 JPH071491 Y2 JP H071491Y2
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博 徳山
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Honda Motor Co Ltd
Nippon Cable System Inc
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Honda Motor Co Ltd
Nippon Cable System Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、支持板に、その板面に対して略直角方向で進
退可能に支持される操作ノブと、支持板と対向配置され
た支持部材に操作ノブと同方向で進退可能に支持される
***作体とを相互に連結する連結構造に関する。
(2)従来の技術 従来、操作ノブと***作体とを連結するのにピンジョイ
ントが広く用いられている。
(3)考案が解決しようとする課題 しかしながら、ピンジョイントは構造の簡単さでは有利
であるが、操作ノブ及び***作体間の距離を調節する機
能を備えていないので、それらを支持する支持板及び支
持部材間の距離が製作誤差により変化する場合には、そ
れに対応することができないという欠点がある。
本考案は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、支持板
及び支持部材間の距離が変化しても、それに応じて操作
ノブ及び***作体間の距離を調節しつゝそれらを連結し
得る簡単有効な前記連結構造を提供することを目的とす
る。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、操作ノブの内端
に扁平欠円断面の連結子を連設する一方、この連結子を
嵌入し得る長孔を***作体に設け、この連結子の外周面
及び長孔の内側面に、操作ノブの使用位置では互いに係
合し、操作ノブを使用位置から連結子の軸線周りに略90
°回転した着脱位置では被係合となる多数の突条及び凹
条をそれぞれ形成し、さらに支持板には、操作ノブを使
用位置に保持するノブガイドを固着したことを特徴とす
る。
(2)作用 上記構成によれば、操作ノブを回転して連結子の多数の
突条を***作体の多数の凹溝に係合することにより、操
作ノブ及び***作体間を連結することができる。しか
も、上記突条及び凹溝の係合位置を選定することによ
り、操作ノブ及び***作体間の距離を支持板及び支持部
材間の距離に応じて調節することができる。
突条及び凹溝の係合後、操作ノブの回転を阻止すべくノ
ブガイドを支持板に取付ければ、上記係合の外れを防止
することができる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明する
と、先ず第1図及び第2図において、1はワゴン形自動
車のスライド式ドアであって、上半部に大形の方形窓2
を有し、この窓2を開閉する窓ガラス3はウインドレギ
ュレータ4によって昇降駆動される。
ドア1は外板5及び内板6の周縁を相互に接合して構成
され、窓2の下方で両板5,6間に画成された空室7に上
記ウインドレギュレータ4が収容される。上記内板6は
本考案でいう支持板に対応する。
ウインドレギュレータ4は、レギュレータハンドル8を
内板6外、即ち車室R側に配置して内板6の内側面に取
付けられる駆動部9と、この駆動部9の一側方で同じく
内板6の内側面に上下方向に敷設されるガイドレール10
と、このガイドレール10と駆動部9との間に懸張される
ワイヤ11とから構成される。その際、ワイヤ11は、ガイ
ドレール10の一側に沿うべく、ガイドレール10の上,下
両端に付設されたワイヤガイド12,13に摺動自在に支承
されており、レギュレータハンドル8の回転操作により
ワイヤ11のガイドレール10に沿った部分が上下に移動す
るようになっている。
このワイヤ11には、第7図に明示するように、ガイドレ
ール10に昇降自在に係合されたキャリヤプレート14がか
しめ部材15を介して接続され、またこのキャリヤプレー
ト14に前記窓ガラス3の下端部がボルト16により固着さ
れる。
したがって、レギュレータハンドル8を回転すれば、そ
の回転方向に応じてワイヤ11を介してキャリヤプレート
14を昇降駆動し、これにより窓ガラス3を全閉位置と全
開位置との間で昇降することができ、その全開位置では
窓ガラス3は前記空室7に格納される。
第3図及び第4図に示すように、ガイドレール10の上下
方向中間部には、支持部材としてのロックハウジング17
を保持する保持板18が溶接されており、このロックハウ
ジング17には***作体としてのロック部材19及びロック
スプリング20が収容される。
ロック部材19は上方へ屈曲した鉤形部19aを先端部に有
し、この鉤形部19aを前記キャリヤプレート14の昇降経
路へ突出させるロック位置Lと該鉤形部19aをロックハ
ウジング17内に退去させるアンロック位置Uとの間を摺
動することができ、またロックスプリング20はロック部
材19をロック位置Lの方向へ常時付勢するようになって
いる。このようなロック部材19のロック位置L及びアン
ロック位置Uは、ロック部材19の側面に設けられた突起
21がロックハウジング19の側壁に開口する長孔22の端壁
に当接することにより規制される。
ロック部材19の鉤形部19a下面は該鉤形部19aの根元に向
って下る斜面23に形成される。
他方、前記キャリヤプレート14の下面には前記鉤形部19
aが係合し得る係止溝24が設けられ、またその上面には
前記斜面23と摺接し得る斜面25が形成される。
前記ロック部材19には、ドア1の車室R側に配置される
操作ノブ26が本考案の連結構造によって連結される。即
ち、ロック部材19には第5図に示すように有底の長孔27
が設けられる一方、操作ノブ26には、ドア1の内板6及
び保持板18を貫通して上記長孔27に挿入可能な扁平欠円
断面の連結子28が連設され、これら長孔27の内側面及び
連結子28の円弧面に互いに係合し得る多数の凹溝29及び
突条30がそれぞれ形成される。そして操作ノブ26は、連
結子28を長孔27に挿入したとき、突条30及び凹溝29を非
係合の状態とする着脱位置と、係合の状態とする使用位
置との間を、連結子28の軸線周りに略90°に亘り回転し
得るようになっている。
第6図に示すように、操作ノブ26は横断面が長方形をな
しており、そしてロック部材19との連結状態において該
操作ノブ26の外周に遊嵌する合成樹脂製のノブガイド31
が内板6の外側面に被着された化粧板32に接合される。
この場合、ノブガイド31の裏面に突設された一対の弾性
爪33が内板6に穿設された係止孔34に弾力的に係合する
ことにより、ノブガイド31は化粧板32に接合される。
また、ノブガイド31の表面には、操作ノブ26をその短辺
側で挟んで対向する一対の突片35が一体に成形され、こ
れらによって、他物の接触による操作ノブ26の誤動作を
防止するようになっている。
再び第2図において、ガイドレール10はドア1や窓ガラ
ス3の外側方へ湾曲した形状に倣って湾曲しており、し
たがってキャリヤプレート14がガイドレール10上の上昇
限または下降限に近づくと、上下両ワイヤガイド12,13
間に張られたワイヤ11の中央部はガイドレール10から内
板6側へ遠ざかろうとするが、これを防止するために、
上記ワイヤ11の中央部がガイドレール10から内板6側へ
一定距離離れるとこれを支承するガイド片36(第4図及
び第7図参照)が前記ロックハウジング17に一体に成形
される。
次にこの実施例の作用について説明する。
操作ノブ26をロック部材19に連結する際には、先ず操作
ノブ26が内板6の外側面に当接するまで連結子28を長孔
27に深く挿入し、次いで操作ノブ26を連結子28の軸線周
りに略90°回転すると、相対応する凹溝29及び突条30が
相互に係合し、これによってロック部材19に操作ノブ26
が連結される。したがって、内板6及びロックハウジン
グ17間の距離に多少の寸法誤差があっても、操作ノブ26
を内板6との適正な関係に保ちつゝロック部材19に連結
することができる。言い換えれば、凹溝29及び突条30の
係合位置を選定することにより操作ノブ26及びロック部
材19間の距離を自由に調節することができる。
その後、操作ノブ26の外周にノブガイド31を嵌合し、こ
のノブガイド31の弾性33を内板の係止孔34に弾力的に係
合することにより、ノブガイド31を化粧板32に接合す
る。このようにノブガイド31が固定されると、角形の操
作ノブ26はノブガイド31によって連結子28の軸線周りの
回転を阻止されることになり、ロック部材19との連結状
態が保持される。
而して、操作ノブ26を連結したロック部材19はロックス
プリング20により常時ロック位置Lに向って付勢されて
いるので、通常は鉤形部19aをキャリヤプレート14の昇
降経路内に突出させている。そこで、レギュレータハン
ドル8の前述のような回転操作により窓ガラス3を全閉
位置から下降させていき、窓2が所定の中間開度に開か
れると、キャリヤプレート14の係止溝24がロック部材19
の鉤形部19aに係合して窓ガラス3の下降を停止させ
る。したがって、通常は上記中間開度の範囲内でしか窓
ガラス3を昇降させることはできない。
窓ガラス3が上記中間開度位置を占めているときは、鉤
形部19aと係止溝24との係合によりロック部材19のアン
ロック位置Lへの移動が阻止されるので、操作ノブ26を
引いてもロック部材19を動かすことができず、ロック部
材19の悪戯防止に有効である。
次に上記中間開度位置にある窓ガラス3を更に下降さ
せ、窓2を大きく開放する必要がある場合には、レギュ
レータハンドル8の操作により窓ガラス3を一旦僅かに
上昇させて係止溝24を鉤形部19aから離脱させる。
こうしてから操作ノブ26を車室R側へ引けば、ロック部
材19はロックスプリング20の力に抗してアンロック位置
Uまで移動し、鉤形部19aをロックハウジング17内に退
去させることができる。そして操作ノブ26を引き続けな
がらレギュレータハンドル8を窓ガラス3の下降方向へ
回動すれば、キャリヤプレート14はロック部材19に何等
干渉されることなく鉤形部19aの直前を通過し、窓ガラ
ス3をその全開位置まで下降させることができる。しか
も操作ノブ26はレギュレータハンドル8と同様にドア1
の車室R側に配置されているので、自動車の走行中でも
車室Rにおいて上記のような窓ガラス3の開度規制解除
を容易に行うことができる。
全開位置の窓ガラス3を上昇させる際には、操作ノブ26
の引張り操作は無用である。何故ならば、窓ガラス3の
上昇に伴いキャリヤプレート14の上面がロック位置Lを
占めるロック部材19の鉤形部19a下面に当ると、それら
の斜面23,25が互いに摺接し、キャリヤプレート14がロ
ック部材19をロックスプリング20の力に抗してアンロッ
ク位置Uの方向へ後退させるからであり、かくしてロッ
ク部材19に干渉されることなくキャリヤプレート14した
がって窓ガラス3を全閉位置まで上昇させることができ
る。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、操作ノブの内端に扁平欠
円断面の連結子を連設する一方、この連結子を嵌入し得
る長孔を***作体に設け、この連結子の外周面及び長孔
の内側面に、操作ノブの使用位置では互いに係合し、操
作ノブを使用位置から連結子の軸線周りに略90°回転し
た着脱位置では非係合となる多数の突条及び凹条をそれ
ぞれ形成し、さらに支持板には、操作ノブを使用位置に
保持するノブガイドを固着したので、連結子の多数の突
条と***作体の多数の凹溝との係合位置を選定すること
により、支持板及び支持部材間の距離に応じて操作ノブ
及び***作体間の距離を調節しつゝその両者を連結する
ことができ、そしてノブガイドを支持板に固着すること
により上記連結状態を保持することができる。しかも部
品点数が少なく、構造が極めて簡単で安価に提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は自動車
用ドアを車室側から見た斜視図、第2図及び第3図は第
1図のII−II線及びIII−III線断面図、第4図及び第5
図は第3図のIV−IV線及びV−V線断面図、第6図は第
3図のVI−VI矢視図、第7図はキャリヤプレートがロッ
ク部材の上方位置を占めている状態で示す第3図のVII
−VII矢視図である。 6…支持板としての内板、17…支持部材としてのロック
ハウジング、19…***作体としてのロック部材、26…操
作ノブ、27…長孔、28…連結子、29…凹溝、30…突条、
31…ノブガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持板に、その板面に対して略直角方向で
    進退可能に支持される操作ノブと、支持板と対向配置さ
    れた支持部材に操作ノブと同方向で進退可能に支持され
    る***作体とを相互に連結する連結構造であって、操作
    ノブの内端に扁平欠円断面の連結子を連設する一方、こ
    の連結子を嵌入し得る長孔を***作体に設け、この連結
    子の外周面及び長孔の内側面に、操作ノブの使用位置で
    は互いに係合し、操作ノブを使用位置から連結子の軸線
    周りに略90°回転した着脱位置では非係合となる多数の
    突条及び凹溝をそれぞれ形成し、さらに支持板には、操
    作ノブを使用位置に保持するノブガイドを固着したこと
    を特徴とする、操作ノブと***作体との連結構造。
JP3167689U 1989-03-20 1989-03-20 操作ノブと***作体との連結構造 Expired - Lifetime JPH071491Y2 (ja)

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