JPH07148522A - 巻取装置 - Google Patents

巻取装置

Info

Publication number
JPH07148522A
JPH07148522A JP29778693A JP29778693A JPH07148522A JP H07148522 A JPH07148522 A JP H07148522A JP 29778693 A JP29778693 A JP 29778693A JP 29778693 A JP29778693 A JP 29778693A JP H07148522 A JPH07148522 A JP H07148522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
roll
rewinding
arm
rolled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29778693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3354246B2 (ja
Inventor
Toshiro Matsushita
俊郎 松下
Keigo Murakami
啓剛 村上
Toshisada Takechi
敏貞 武智
Takao Yude
崇生 弓手
Takashi Ishikawa
孝 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, Kawasaki Steel Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP29778693A priority Critical patent/JP3354246B2/ja
Publication of JPH07148522A publication Critical patent/JPH07148522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3354246B2 publication Critical patent/JP3354246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽重量のコイル、厚板のコイルの巻き戻し端
を引き出せるようにする。 【構成】 基部アーム16で回動自在に支持された押圧
シリンダ22で、一端を先端アーム15とピン接続した
ロール支持アーム24を回動させ、ロール支持アーム2
4の他端に押さえロール26をピン接続する。押さえロ
ール26はロール27とロール支持材28より構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートバーやスラブ等
を連続して圧延する熱間圧延設備に用いられる巻取装置
に係わり、特にコイル巻き戻し端を口開きするピーラー
を備えた巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートバーやスラブ等の被圧延材
を連続して圧延する熱間圧延設備では、圧延すべき被圧
延材を一個づつ粗圧延、仕上げ圧延して所望の厚さの圧
延板に圧延していた。しかし、このようにすると、仕上
げ圧延機での被圧延材の噛み込み不良によるラインの停
止や、被圧延材の先端、後端部の形状不良に起因した歩
留り低下が発生していた。
【0003】このため、粗圧延機で圧延した被圧延材
を、一旦、巻取装置で巻き取り、巻き戻した後、先の被
圧延材の後端部と後の被圧延材の先端部をつなぎあわ
せ、仕上げ圧延機に連続的に供給して圧延する圧延方式
が採用されるようになってきた。
【0004】このような熱間圧延設備として従来の設備
を図2を用いて説明する。図において、1は粗圧延機で
厚さ200mm程度のスラブ等を30〜50mm程度の
厚さに圧延する。2は粗圧延機1で30〜50mm程度
とした被圧延材5を巻き取った後、巻き戻す巻取装置、
3は接合装置で先の被圧延材5の後端部と後の被圧延材
5の先端部をつなぎあわせ、下流の仕上げ圧延機4に連
続的に供給する。仕上げ圧延機4は被圧延材を数mmの
厚みに圧延する。
【0005】巻取装置2は被圧延材5を曲げてコイルを
形成するとともに巻き戻しも行う巻取巻戻機2aと、巻
き取ったコイルの巻き戻しのみ行う巻戻機2bより構成
される。巻戻機2bは、仕上げ圧延機4へ被圧延材5を
連続的に供給するよう複数設けられている。
【0006】図3は巻取装置2の巻取巻戻機2a,及び
巻戻機2bに設けられており、コイル11の巻き戻し端
を取り出す巻戻端開端機(以降ピーラーと称す)であ
る。巻戻機2bはコイル11を回転させるクレードルロ
ール12により構成されている。巻き取られたコイル1
1を巻き出すため、巻き出し端を取り出す鳥のくちばし
状の先端金具13が付いたアームをコイルに押し当て、
コイル11をクレードルロール12上で回転しながら、
巻き出し端をコイル11から引き出す。
【0007】ピーラー14の主要部は、くちばし状の先
端金具13を一端に有する円弧状の先端アーム15と、
この先端アーム15の他端と一端でピン結合し、他端を
回動自在に支持されたL字状の基部アーム16から構成
される。先端アーム用シリンダ17は、シリンダ部が基
部アーム16で支持され、ロッド先端が先端アーム15
に接続されており、先端アーム15を回動して先端金具
13をコイル11の外周に押し当てる。基部アーム用シ
リンダ18は基部アーム16を回動し、先端アーム15
をコイル11の近傍に移動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】クレードルロール12
上のコイルは、クレードルロール12が回転した場合、
コイル11の自重によりクレードルロール12との接触
面に生じる摩擦力によって回転する。コイル巻き出し端
を巻き出す場合、コイルの板厚が厚いとこの曲げ剛性が
大きいため、ピーラー14の先端金具13には大きな抵
抗力がコイル11の外周に添って働く。この抵抗力に対
してクレードルロール12とコイル11の接触面の摩擦
力が小さいと、クレードルロール12が回転してもコイ
ル11は回転せず、巻き出し端の取り出しができなくな
る。このように摩擦力がピーラー14の抵抗力より小さ
くなるのは、コイルが小さく、自重が軽い場合や、コイ
ル11の板厚が厚い場合及び材料の変形抵抗力が大きい
場合である。このような場合は、クレードルロール12
を回転してもコイル11が回転せず、ピーラー14によ
って巻き出し端を引き出せないという問題点があった。
【0009】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、コイルの板厚が厚く、また小重量のコイルでも
確実に巻き出し端を引き出すことのできる巻取装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、粗圧延機で圧延された被圧延材よりなるコイルの巻
き戻しをする巻戻機と、該巻戻機のコイルの巻き戻し端
を口開きするピーラーとを備えた巻取装置において、前
記巻戻機は、コイルの頂部に置かれる押さえロールと、
該押さえロールをコイルのほぼ上下方向に移動させコイ
ルの頂部に押圧する押圧装置とを備えたものである。
【0011】
【作用】巻戻機に置かれたコイルは、押圧装置に押圧さ
れた押さえロールにより頂部をほぼ上下方向に押圧され
る。この押圧力はコイルの自重と加算されて、コイルを
支持しているロールとの間に摩擦力を発生する。この摩
擦力を巻戻端取出機から加わる抵抗力より大きくするこ
とによりコイルは抵抗力に打ち勝って回転するので、巻
戻端取出機によって、コイルの巻き出し端を取り出すこ
とが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1は本実施例の構成を示す側面図であ
る。図3と同一符号は同一のものを表す。巻取巻戻機あ
るいは、巻戻機はコイル11を載せて回転するクレード
ルロール12よりなり、クレードルロール12は回転機
構、揺動機構等を備えコイル11をスムースに回転させ
る。コイル押さえ装置は押圧装置21と押さえロール2
6よりなり、ピーラー14に取り付けられている。押圧
装置21は押圧シリンダ22と、ロール支持アーム24
から構成されている。押圧シリンダ22はピンで回動自
在に基部アーム16で支持され、ロッド先端に取り付け
られたロッド金具23でロール支持アーム24にピン結
合されている。ロール支持アーム24は一端で先端アー
ム15とピン結合され、他端で押さえロール26とピン
結合されている。押さえロール26は2個のロール27
と、この2個のロール27を支持する三角形のロール支
持材28より構成され、ロール支持材28の底辺の両端
にロール27が取り付けられ、頂部でロール支持アーム
24とピンで接続されている。
【0013】次に動作について説明する。コイル11が
クレードルロール12上に置かれると基部アーム用シリ
ンダ18により基部アーム16を回動して、アーム先端
をコイル11外周に近づける。次に先端アーム用シリン
ダ17を駆動して先端アーム15を回動し、先端金具1
3をコイル11の外周に押圧する。続いて押圧シリンダ
22を駆動することにより、ロール支持アーム24を回
動してロール27をコイル11の頂部に押圧する。この
状態でクレードルロール12を回転すると、コイル11
も回転し、コイル11の巻き戻し端が先端金具13の位
置にきたとき、巻き戻し端は先端金具13によりコイル
11より引き離される。これにより巻き戻し端を引き出
すことができる。この場合、先端金具13に生じる抵抗
力に打ち勝ってコイル11が回転するためには、コイル
11の自重とロール27の押圧力との加算値によってコ
イル11とクレードルロール12の接触面に生じる摩擦
力が抵抗力より大きな値となるように押圧シリンダ22
の押圧力を設定する必要がある。
【0014】上述した実施例では押圧装置21と押さえ
ロール26よりなるコイル押さえ装置をピーラー14に
取り付けた場合を説明したが、ピーラー14とは独立の
構造に取り付けることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、押さえロールと押圧装置よりなるコイル押さえ装置
を巻戻機に設けることにより、コイルを押圧するように
したので、重量の軽いコイルや板厚の厚いコイルの場合
でも巻戻端取出機によりコイルの巻き戻し端を引き出す
ことができる。これにより巻取装置を利用できる鋼板の
範囲が拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】粗圧延機と仕上げ圧延機の間に巻取装置を設置
した熱間圧延設備の一例を示す図である。
【図3】コイルの巻き戻し端を取り出す巻戻端取出機の
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 粗圧延機 2 巻取装置 2a巻取巻戻機 2b巻戻機 3 接合装置 4 仕上げ圧延機 5 被圧延材 11 コイル 12 クレードルロール(巻戻機) 13 先端金具 14 ピーラー 15 先端アーム 16 基部アーム 17 先端アーム用シリンダ 18 基部アーム用シリンダ 21 押圧装置 22 押圧シリンダ 24 ロール支持アーム 26 押さえロール 27 ロール 28 ロール支持材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 啓剛 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜第二工場内 (72)発明者 武智 敏貞 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社内 (72)発明者 弓手 崇生 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社内 (72)発明者 石川 孝 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗圧延機で圧延された被圧延材よりなる
    コイルの巻き戻しをする巻戻機と、該巻戻機のコイルの
    巻き戻し端を口開きするピーラーとを備えた巻取装置に
    おいて、 前記巻戻機は、コイルの頂部に置かれる押さえロール
    と、該押さえロールをコイルのほぼ上下方向に移動させ
    コイルの頂部に押圧する押圧装置とを備えたことを特徴
    とする巻取装置。
JP29778693A 1993-11-29 1993-11-29 巻取巻戻装置 Expired - Lifetime JP3354246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29778693A JP3354246B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 巻取巻戻装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29778693A JP3354246B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 巻取巻戻装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07148522A true JPH07148522A (ja) 1995-06-13
JP3354246B2 JP3354246B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=17851158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29778693A Expired - Lifetime JP3354246B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 巻取巻戻装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3354246B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7942029B2 (en) 2003-08-22 2011-05-17 Sms Siemag Aktiengesellschaft Coil box between roughing train and finishing train in a rolling mill
CN102861787A (zh) * 2012-09-26 2013-01-09 无锡市恒达矿山机械有限公司 一种铝带收卷机的压臂机构
EP2929951A1 (de) * 2014-04-09 2015-10-14 Siemens VAI Metals Technologies GmbH Abwickeln eines zu einem Coil aufgewickelten Bandes und Abwickelvorrichtung

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7942029B2 (en) 2003-08-22 2011-05-17 Sms Siemag Aktiengesellschaft Coil box between roughing train and finishing train in a rolling mill
JP4833842B2 (ja) * 2003-08-22 2011-12-07 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 熱間圧延機の粗圧延ラインと仕上げ圧延ラインの間のコイルボックス
CN102861787A (zh) * 2012-09-26 2013-01-09 无锡市恒达矿山机械有限公司 一种铝带收卷机的压臂机构
EP2929951A1 (de) * 2014-04-09 2015-10-14 Siemens VAI Metals Technologies GmbH Abwickeln eines zu einem Coil aufgewickelten Bandes und Abwickelvorrichtung
WO2015155108A1 (de) 2014-04-09 2015-10-15 Primetals Technologies Austria GmbH Abwickeln eines zu einem coil aufgewickelten bandes
CN106457330A (zh) * 2014-04-09 2017-02-22 首要金属科技奥地利有限责任公司 被卷起的带材的解开

Also Published As

Publication number Publication date
JP3354246B2 (ja) 2002-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5275345A (en) Strip coiler
JPH07148522A (ja) 巻取装置
CA2577700C (en) Rolling installation and method for producing metal strips
JP3148557U (ja) アンコイラ
JP3353977B2 (ja) 巻取装置
JPH11169951A (ja) レベラにおけるコイル材の通板機構
JPH06238333A (ja) コイル巻取り巻戻し機における通板ガイド装置
US3381906A (en) Apparatus for feeding paper into successive convolutions of metal coils and method therefor
JP3342561B2 (ja) 鋼板ストリップコイルのプリパレ−ション装置
US4869436A (en) Laminator unwind roll stand
TW409081B (en) Rotor coiler
KR100829961B1 (ko) 권취기의 스트립 선단 굽힘장치
US5765421A (en) Use of a stub mandrel and coiling spool in a reversing rolling mill application
JPH0780532A (ja) コイルボックスのコイル加熱装置
JP2502021Y2 (ja) 金属帯の巻取時における巻シワ及び巻緩み防止装置
JP2000301237A (ja) 鋼帯コイルの巻戻し方法および装置
JPH0747424A (ja) 巻取機
JP2807380B2 (ja) ストリップ巻取装置
JPH07148520A (ja) 巻取り・巻戻し設備とその制御方法
JPH0318423A (ja) コイル巻戻し方法
JP2833956B2 (ja) コイル払い出し装置
JPH0323245B2 (ja)
JPS5919012A (ja) 圧延機
JPH07148519A (ja) コイル移送装置
US4832272A (en) Laminator unwind roll stand

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120927

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120927

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130927

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term