JPH071482Y2 - ドア用緩衝装置における取付調整機構 - Google Patents

ドア用緩衝装置における取付調整機構

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JPH071482Y2
JPH071482Y2 JP9164790U JP9164790U JPH071482Y2 JP H071482 Y2 JPH071482 Y2 JP H071482Y2 JP 9164790 U JP9164790 U JP 9164790U JP 9164790 U JP9164790 U JP 9164790U JP H071482 Y2 JPH071482 Y2 JP H071482Y2
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door
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pedestal
shock absorber
screw
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JP9164790U
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JPH0448385U (ja
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富雄 吉村
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富雄 吉村
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案はドア用緩衝装置における取付調整機構に関
し、緩衝装置の取付を容易に行なえる機構に関する。
<従来技術及び考案が解決しようとする課題> 従来におけるドア用緩衝装置(通称:ドアチェック)に
おいては、ドアの開く側とは反対側のドア面に取付けら
れるが、例えばアルミサッシュのドア内部にビス止め用
座板が予め裏止めされているもので、この座板によるド
アへの取付ビス位置のピッチが一定していないため、新
たな取付けの場合のほか、取替えの場合についても取付
孔ピッチ(間隔)の相違に対する対応が難しく、容易に
取付けできることへの要望が強かった。
そこで、出願人は、ドアに形成されている取付孔のピッ
チに容易に対応させて、緩衝装置の取付を容易に行なえ
る取付調整機構を考案し、出願した(実開昭63-101673
号公報参照)。
上記考案は、取付用台座と、台座の窓部の任意の位置に
嵌合する複数の調整部材を設けたものである。そして各
調整部材をドアの取付孔のピッチに合せ、台座の窓部に
嵌合し、取付け用ビスを各調整部材のビス通し孔に挿通
してドアに捻じ込み、まず台座をドアに取付け、このド
アに取付けた台座に緩衝装置を取付けるものであり、種
々の取付け孔ピッチによってドアへの取付けが容易で好
適なものであった。
しかしながら、上記取付調整機構は、図面に示すように
調整部材嵌合用の窓部の領域を越えた台座の両側に緩衝
装置取付用のネジ孔を形成したものであったため、構造
上ドア側の取付孔ピッチが緩衝装置のネジ孔ピッチより
短い場合にのみ調整しながらの取付けが可能で、ドアの
取付孔ピッチが、緩衝装置のネジ孔ピッチより長い場合
には調整使用できない等の改良点を有していた。
この考案は、上記先の考案の問題点に鑑み考案したもの
であって、ドアの取付孔ピッチが、緩衝装置のネジ孔ピ
ッチより短い場合ともちろんのこと、長い場合であって
も容易に取付け固定できるドア用緩衝装置における取付
調整機構を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決するためのこの考案のドア用緩衝装置に
おける取付調整機構の構成は、緩衝装置本体取付用の台
座部と、台座部に形成した窓部の任意の位置に嵌合可能
な調整部材とを有し、上記台座部および調整部材には、
ドアへの取付用ビス通し孔をそれぞれ形成してあり、さ
らに台座部両側端には、側端を支点として回動自在に形
成された受け板をそれぞれ設けてあり、受け板は、緩衝
装置本体取付用の取付け孔を有しているとともに回動し
て台座部の上記窓部およびビス通し孔の前方に位置する
ように形成されてなり、上記受け板間の緩衝装置本体取
付け孔のピッチが、前記台座部と調整部材のドア取付け
ビス通し孔ピッチの領域内にあるように構成されている
点に存する。
<作用> 上記のように構成されたこの考案のドア用緩衝装置にお
ける取付調整機構によれば、緩衝装置本体取付用の台座
部と、台座部に形成した窓部の任意の位置に嵌合可能な
調整部材とを有し、台座部および調整部材に、ドアへの
取付用ビス通し孔をそれぞれ形成したものゆえ、台座部
および調整部材に形成したビス通し孔をドアの取付孔の
ピッチに合せ、取付け用ビスを、それぞれのビス通し孔
に挿通してドアに捻じ込み、台座部および調整部材をド
アに取付け固定できる。
側端を回動支点として回動可能に形成され、回動して台
座部の窓部およびビス通し孔の前方に位置するとともに
緩衝装置本体取付用の取付け孔を形成した受け板を、台
座部の両側端にそれぞれ設けてなるものゆえ、上記ドア
に取付け固定した台座部にあって、緩衝装置本体の取付
け孔に挿通したビスを、台座部の窓部およびビス通し孔
の前方に位置させた受け板の取付け孔に捻じ込むことに
よって、緩衝装置本体を台座部に取付けることができ
る。
従って、この考案によれば、台座部を介在させて、緩衝
装置をドアに取付け固定できる。
<実施例> 次いで、図によりながら、この考案の実施例を説明す
る。
先ず、第1図は分解斜視図、第2図は組合せ後の斜視図
であって、10は緩衝装置本体の取付用台座部、20は調整
部材を示している。
そして、台座部10には細長い窓部11が形成されていて、
その窓部11の上下には多数の小凹凸12,13がギヤ状に並
設されている。また調整部材20には上記小凹凸12,13と
対応する小凹凸22,23が形成されていて互に嵌合自在と
なっている。
この嵌合にて調整部材20を窓部11の任意の位置に嵌合で
きるようにしている。
上記台座部10および調整部材20にはドア面への止定用ビ
ス通し孔14,24が長孔にてそれぞれ貫通形成されてい
る。
30,30′は、台座部10の両側端にそれぞれ設けた受け板
であって、台座部10の側端に一端がリベット止めされて
おり、このリベット止めした台座部10の側端を支点とし
て回動可能に形成されている。そして、受け板30は、回
動して台座部10の窓部11の前方に、受け板30′は回動し
て台座部10のビス通し孔14の前方にそれぞれ位置するよ
うに設けてある。
そして、31,31′は、受け板30,30′に形成した緩衝装置
本体Aの取付用の孔であり、第2図に示すように退座部
の前方に位置させた場合の両孔のピッチp′(間隔)
が、前記台座部10と調整部材20のドア取付けビス通し孔
14,24のピッチpの領域内にあるように構成されてい
る。
また、32,32′は受け板30,30′に形成した切欠部を示し
ており、この切欠部32,32′に、カバー60に形成した嵌
合突起61,61′を嵌合させることにより、台座部10に被
蓋したカバー60がドアDの開閉時の振動等にて外れない
ようにしてある。
40,40′は、台座部10および調整部材20の取付用ビス、5
0は緩衝装置本体Aの取付用ビスをそれぞれ示してい
る。
上記実施例による機構について取付順序を順次説明す
る。
先ず、第1図に示すように台座部10の両側端の受け板
30,30′を台座部10に対して起立させた状態とし、窓部1
1および止定用ビス通し孔14をそれぞれ外方に開放した
状態とする。
次に、台座部10の止定用ビス通し孔14をドアD面のビ
ス孔a,a′の一方a′に合せ、取付用ビス40′を捻じ込
み、台座部10をドアDに固定する。
次に、台座部10の窓部11を通して調整部材20を位置移
動させ、ドアDの他方のビス孔aに調整部材20のビス通
し孔24を合せる。
そして、ビス孔aと調整部材20のビス通し孔24が合致
した位置で、調整部材20を台座部10の窓部11に嵌合さ
せ、ビス通し孔24にビス40を挿通してビス孔aに捻じ込
み、調整部材20および台座部10をドアDに取付ける。
次に、第2図に示すように受け板30,30′を回動させ
て、受け板30が台座部10の窓部11の前方に、受け板30′
が台座部10のビス通し孔14の前方にそれぞれ位置するよ
うにする。
そして、受け板30,30′の取付け孔31,31′に緩衝装置
Aの取付け孔を合致させ、ビス50,50′をそれぞれ取付
け孔31,31′に捻じ込み、緩衝装置Aを台座部10に取付
ける。
最後にカバー60の突起61,61′を受け板30,30′の切欠
部32,32′に嵌合させ、カバー60を台座部10に取付け
る。
なお、実施の変更例としては、台座部10の窓部11の上下
に小凹凸でなく、小間隔に小孔をあけておき、これと対
応する小突部を調整部材に形成しておいて互に嵌合自在
にしても多段階にピッチ調整ができる。また、特にこれ
ら小凹凸あるいは小孔,小突部を設けないフラット面に
て実施してもよい、また、受け板に形成する衝装置本体
取付用の取付け孔を複数列形成したものであってもよ
い、その他この考案の要旨を変更しない範囲で種々の設
計変更を施すことができる。
<効果> 上記のごとき、この考案の取付調整機構によれば、ドア
への本体の取付ビス用孔のピッチが異なる場合にも、容
易に取付けできる。
また取替え需要にも調整部材の嵌合位置を調整するのみ
で既存のドアにおける取付ビス用孔のピッチに簡単に対
応できるものである。
さらに、緩衝装置本体取付用の取付け孔を形成した受け
板を、台座部の窓部およびビス通し孔の前方に位置する
ように設け、受け板間の緩衝装置本体取付け孔のピッチ
が、台座部と調整部材のドア取付けビス通し孔ピッチの
領域内にあるように構成たものゆえ、ドアの取付孔ピッ
チが、緩衝装置本体のネジ孔ピッチより短い場合はもち
ろんのこと、長い場合であっても使用でき、取付ピッチ
の異なる種々のドアへの取り換えに容易に対応させるこ
とができる等優れた効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は分解斜視図、 第2図は組立後で緩衝装置本体取付時の斜視図、 第3図は緩衝装置本体取付後のドア部分を示す斜視図で
ある。 A……緩衝装置本体 D……ドア p,p′……ピッチ 10……台座部、11……窓部、14……ビス通し孔、20……
調整部材、24……ビス通し孔、30,30′……受け板、31,
31′……緩衝装置本体取付用の取付け孔、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】緩衝装置本体取付用の台座部と、台座部に
    形成した窓部の任意の位置に嵌合可能な調整部材とを有
    し、上記台座部および調整部材には、ドアへの取付用ビ
    ス通し孔をそれぞれ形成してあり、さらに台座部両側端
    には、側端を支点として回動自在に形成された受け板を
    それぞれ設けてあり、受け板は、緩衝装置本体取付用の
    取付け孔を有しているとともに回動して台座部の上記窓
    部およびビス通し孔の前方に位置するように形成されて
    なり、上記受け板間の緩衝装置本体取付け孔のピッチ
    が、前記台座部と調整部材のドア取付けビス通し孔ピッ
    チの領域内にあるように構成されていることを特徴とす
    るドア用緩衝装置における取付調整機構。
JP9164790U 1990-08-31 1990-08-31 ドア用緩衝装置における取付調整機構 Expired - Lifetime JPH071482Y2 (ja)

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JPH0448385U JPH0448385U (ja) 1992-04-24
JPH071482Y2 true JPH071482Y2 (ja) 1995-01-18

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JP9164790U Expired - Lifetime JPH071482Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 ドア用緩衝装置における取付調整機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020047537A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 岩崎電気株式会社 照明器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020047537A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 岩崎電気株式会社 照明器具

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JPH0448385U (ja) 1992-04-24

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