JP2544673Y2 - 門扉支持装置 - Google Patents

門扉支持装置

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JP2544673Y2
JP2544673Y2 JP1991046385U JP4638591U JP2544673Y2 JP 2544673 Y2 JP2544673 Y2 JP 2544673Y2 JP 1991046385 U JP1991046385 U JP 1991046385U JP 4638591 U JP4638591 U JP 4638591U JP 2544673 Y2 JP2544673 Y2 JP 2544673Y2
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JP1991046385U
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Inventor
志宜子 藤岡
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新日軽株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は門扉支持装置に関し、特
に門扉側ヒンジ部材と門柱側ヒンジ部材とからなるヒン
ジ具を介して門扉の吊元側を門柱に支持させる門扉支持
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のこの種の門扉支持装置を用
いた門扉の全体構成を示すもので、門扉1の吊元側縁部
2を一対のヒンジ具3、3を介して門柱4に回動開閉可
能に支持させている。ヒンジ具3の配設位置は図示のよ
うに門扉1の上端から少し下がった箇所、及び同じく下
端から少し上がった箇所となっている。なお図中GLは
設置場所の地面を示す。
【0003】図9は図8に示す従来の門扉支持装置を拡
大して示す分解斜視図である。ヒンジ具3は、門扉1に
固着する門扉側ヒンジ部材(以下ヒンジという。)5
と、門柱4に固着する門柱側ヒンジ部材(以下ヒンジ受
け部材という。)6とからなる。門柱4に門扉1を取付
けるに当たっては、ヒンジ受け部材6を地面GLから少
し上方の門柱4の所定位置にボルト7で固定し、また門
扉1の吊元側縁部2の所定位置近傍をヒンジ5で位置可
変に挟み付けておき、ヒンジ5の位置を上下にスライド
させつつヒンジ受け部材6との位置関係を調節する。そ
して位置調節によりヒンジ5をヒンジ受け部材6上に支
持させ、その状態でヒンジピン8を差し込み、ヒンジ受
け部材6の下端から突出するヒンジピン8の孔9に割ピ
ン10を挿入し、ヒンジ受け部材6にカバー11を取付
ける。なお図9は門柱4の下側におけるヒンジ具とこれ
を用いた門扉の支持形態のみを示しているが、門柱4の
上側においても同様の構成である。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】しかしながらこのような従来の門扉支持装
置においては、上下のヒンジ具を門扉の中間部分に位置
させていたため、大型の門扉や重量の大きな鋳物製門扉
のように、戸当たり側に大きな荷重やモーメントが掛か
る場合に支持強度が不足しやすく、ヒンジ具や門扉に傾
きが生じやすくなるという問題があった。
【0004】本考案はこのような従来の問題を解決し、
支持強度の向上とヒンジ金具や門扉の傾きを構造的に防
止することができる門扉支持装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、門扉に固着する門扉側ヒンジ部材と門柱に
固着する門柱側ヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して
上記門扉の吊元側を門柱に支持させ、最下方に位置させ
る上記ヒンジ具の門側ヒンジ部材の下端を地面に当接
させて取付ける門扉支持装置において、上記最下方に位
置させる上記ヒンジ具の門扉側ヒンジ部材が、上記門柱
に固着する平板なプレート部と、該プレート部から突出
形成されて上記門扉の荷重を支持する筒状の受部とから
なり、これらプレート部と受部の底面全体を地面に当接
させて取付けるように構成したものである。
【0006】また本考案に係る門扉支持装置は上記目的
を達成するために、上記最下方のヒンジ具の門柱側ヒン
ジ部材が、上記門扉側ヒンジ部材を支持する受部にネジ
孔を設け、該ネジ孔に上記門扉側ヒンジ部材を支持する
ためのヒンジピンを捩じ込んで取付け、該ヒンジピンの
突出高さを調節することにより、上記門扉を上下位置調
節自在としてなるように構成することができる。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の一実施例に係る門扉支持装置を用いた門
扉を示す部分正面図で、図2中の矢印X方向、即ち敷地
内側から見た状態を示している。また図2は図1に示す
実施例の側面部分断面図である。図に示すように、門扉
20は吊元側縁部21の上下端を上ヒンジ具22と下ヒ
ンジ具23を介して門柱24に回動開閉可能に支持され
ている。門扉20は、例えばアルミニウム合金鋳物材を
鋳造してなるもので、図2や図5に示すように、錠2
5、掛け金26及び落とし錠27や戸当たり28等を取
付けるようになっている。上ヒンジ具22と下ヒンジ具
23は夫々、門扉20に固着する門扉側ヒンジ部材(以
下ヒンジという。)と、門柱24に固着する門柱側ヒン
ジ部材(以下ヒンジ受け部材という。)とからなるもの
である。
【0008】まず図3及び図5により上ヒンジ具22を
説明する。上ヒンジ具22はヒンジ29とヒンジ受け部
材30とからなり、ヒンジ29を門扉20の吊元側縁部
21上端に取付け、ヒンジ受け部材30を門柱24の対
応位置に取付ける。ヒンジ29は矩形状のプレート部3
1から突出形成した突片部32にピン33を取付けたも
のであり、図3及び図5に示すように、門扉20の上縁
部34に設けた凹部35にプレート部31を、突片部3
2のピン33が上方へ向くように収納してカバー36と
共にビス止めし、突片部32を凹部35の外へ突出させ
て取付ける。またヒンジ受け部材30は矩形状のプレー
ト部37の先端に、穴38を有する受部39を設けたも
のであり、これも図3及び図5に示すように、穴38が
下向きになるようにしてプレート部37を門柱24にラ
イナー40を介してボルト41で固定する。なお、プレ
ート部37にはボルト41を挿通させるための長孔42
が設けてある。
【0009】次に図4及び図5により下ヒンジ具23を
説明する。下ヒンジ具23はヒンジ43とヒンジ受け部
材44とからなり、ヒンジ43を門扉20の吊元側縁部
21下端に取付け、ヒンジ受け部材44を門柱24の最
下端に地面GLに当接させて取付ける。ヒンジ43は矩
形状のプレート部45から突出形成した突片部46に穴
47を設けたものであり、図示のように門扉20の下縁
部48にプレート部45をビス止めし、穴47が下方へ
向くようにして突片部46を外へ突出させて取付ける。
またヒンジ受け部材44は矩形状のプレート部49の先
端にタップ穴50を有する受部51を設けたものであ
り、図4に示すようにタップ穴50が上向きになるよう
にしてプレート部49を図示せぬライナーを介して門柱
24にボルト52で固定し、タップ穴50に回り止め用
のヒンジピン53を捩入れる。なおプレート部49には
ボルト52を挿通させるための長孔54を設けてある。
【0010】下ヒンジ具23のヒンジピン53は、図4
に示すように、ネジ部55、六角ナット部56及びピン
部57からなるもので、六角ナット部56をスパナ等で
操作することにより回転させ軸方向の上下移動が可能に
なっている。即ち、ヒンジ43の穴47に嵌入させるピ
ン部57の突出高さを調節できる。またネジ部55には
軸方向に沿って外周面に溝58を形成してあり、受部5
1に設けた孔59から止めネジ60の先端を嵌入させ、
位置固定及び回り止めができる。
【0011】次に以上のように構成する門扉を門柱に取
付けて支持させる作業について説明する。まず門柱24
の下端を地中に埋め込み、門柱24に下ヒンジ具23の
ヒンジ受け部材44を取付ける。このヒンジ受け部材4
4の取付けは、ヒンジ受け部材44の下面を地面GLに
密着させて取付ける。次いでヒンジ受け部材44に取付
けてあるヒンジピン53の突出高さを調節する。即ち、
ヒンジピン53の六角ナット部56をスパナ等で回し、
ピン部57の突出高さを調節する。この時ヒンジピン5
3のネジ部55に設けてある溝58と孔59の位置を合
わせ、溝58に止めネジ60の先端がきちんと入り得る
ようにヒンジピン53の向きを合わせる。そして止めネ
ジ60を孔59に捩じ込んでヒンジピン53が動かない
ように固定する。
【0012】門扉20には予め上ヒンジ具22のヒンジ
29及び下ヒンジ具23のヒンジ43を取付けておき、
図6及び図7に示すように下ヒンジ具23のヒンジ43
に設けた穴47をヒンジ受け部材44のヒンジピン53
に嵌める。さらに図3に示すように、上ヒンジ具22の
ヒンジ受け部材30の穴38に上ヒンジ具22のピン3
3を差し込み、ヒンジ受け部材30を門柱24にボルト
41で取付ける。この時、ヒンジ受け部材30の長孔4
2が門柱24に設けたボルト穴61に合わないときは、
ヒンジピン53の高さ調節を再度行なう。また、上ヒン
ジ具22のヒンジ受け部材30の位置を左右方向で調節
するにはプレート部37に設けた長孔42を利用して行
なう。また前後方向の位置、即ち門柱24の表面とプレ
ート部37の裏面の距離の調整はライナー40で行な
う。このようにして下ヒンジ具23のヒンジ受け部材4
4の下面が正確に地面GLと密着するように取付ける
と、門扉20の鉛直荷重を地面GLが支えることにな
り、支持強度が大きくなる。
【0013】なお、以上説明してきた実施例においては
上ヒンジ具を門扉の吊元側縁部の上端に設けているが、
本考案はこの例に限定されるものではない。また上下の
ヒンジ具の形状、構造については図示の実施例のものに
は限定されず、種々の形状、構造のものを採用できる。
さらに図示の実施例はいわゆる内開き門扉のみを示して
いるが、本考案はこれに限定されず外開き門扉について
も採用できる。
【0014】
【考案の効果】請求項1に係る門扉支持装置は以上説明
してきたように、最下方に位置させるヒンジ具の門柱側
ヒンジ部材の下端全面を地面に当接させて取付けるよう
に構成したので、門扉の鉛直荷重を地面支えるように
することができ、これによって支持強度の向上が図れ、
従ってヒンジ金具や門扉の傾きを防止することができる
ようになるという効果がある。
【0015】また請求項2に係る門扉は以上説明してき
たように、最下方のヒンジ具の門柱側ヒンジ部材が、門
扉側ヒンジ部材を支持する受け部を上下位置調節自在に
備えるようにしたので、上記共通の効果に加え、門扉の
取付け状態の調整を容易にできるようになるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例に係る門扉支持装置を
用いた門扉を示し、図2中の矢印X方向から見た部分正
面図である。
【図2】図2は図1に示す実施例の側面部分断面図であ
る。
【図3】図3は上側ヒンジ具の分解斜視図である。
【図4】図4は下側ヒンジ具のヒンジ受け部材を門柱に
取付けた状態の斜視図である。
【図5】図5は上下のヒンジ具のヒンジを門扉に取付け
る状態を示す分解斜視図である。
【図6】図6は下側ヒンジ具のヒンジとヒンジ受け部材
とを組み合わせる状態の分解斜視図である。
【図7】図7はヒンジとヒンジ受け部材とを組み合わせ
た後の下側ヒンジ具の斜視図である。
【図8】図8は従来の門扉支持装置の例を示す正面図で
ある。
【図9】図9は図8に示す従来の門扉支持装置の拡大分
解斜視図である。
【符号の説明】
20 門扉 21 吊元側縁部 22 上ヒンジ具 23 下ヒンジ具 24 門柱 29 ヒンジ(上ヒンジ具の門扉側ヒンジ部材) 30 ヒンジ受け部材(上ヒンジ具の門柱側ヒンジ部
材) 43 ヒンジ(下ヒンジ具の門扉側ヒンジ部材) 44 ヒンジ受け部材(下ヒンジ具の門柱側ヒンジ部
材) 53 ヒンジピン GL 地面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門扉に固着する門扉側ヒンジ部材と門柱
    に固着する門柱側ヒンジ部材とからなるヒンジ具を介し
    上記門扉の吊元側を門柱に支持させ、最下方に位置さ
    せる上記ヒンジ具の門側ヒンジ部材の下端を地面に当
    接させて取付ける以下の要件からなる門扉支持装置 (イ)上記最下方に位置させる上記ヒンジ具の門扉側ヒ
    ンジ部材が、上記門柱に固着する平板なプレート部と、
    該プレート部から突出形成されて上記門扉の荷重を支持
    する筒状の受部とからなる。 (ロ)これらプレート部と受部の底面全体を地面に当接
    させて取付ける。
  2. 【請求項2】 上記最下方のヒンジ具の門柱側ヒンジ部
    材は、上記門扉側ヒンジ部材を支持する受部にネジ孔を
    設け、該ネジ孔に上記門扉側ヒンジ部材を支持するため
    のヒンジピンを捩じ込んで取付け、該ヒンジピンの突出
    高さを調節することにより、上記門扉を上下位置調節自
    在としてなることを特徴とする請求項1の門扉支持装
    置。
JP1991046385U 1991-05-22 1991-05-22 門扉支持装置 Expired - Lifetime JP2544673Y2 (ja)

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JPH04130699U JPH04130699U (ja) 1992-11-30
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JPS5413247B2 (ja) * 1974-08-13 1979-05-29
JPS553276U (ja) * 1978-06-20 1980-01-10

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