JPH07148169A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH07148169A
JPH07148169A JP33003993A JP33003993A JPH07148169A JP H07148169 A JPH07148169 A JP H07148169A JP 33003993 A JP33003993 A JP 33003993A JP 33003993 A JP33003993 A JP 33003993A JP H07148169 A JPH07148169 A JP H07148169A
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JP
Japan
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light
cylinder
mirror
subject
central axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP33003993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Wada
幸久 和田
Yasunobu Ito
康展 伊藤
Hideo Eda
英雄 江田
Kan Nakamura
完 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
Original Assignee
Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
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Publication date
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Publication of JPH07148169A publication Critical patent/JPH07148169A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送光用導光路の本数が多くなっても小型の切
換え機構ですむようにする。 【構成】 金属製円筒40の側面に送光用導光路の光フ
ァイバ42の光入射端が螺旋状に等間隔で配列されてい
る。円筒40の中心軸上にはその中心軸に対し45度傾
斜したミラー44が配置され、ミラー44はモータ46
によって円筒40の中心軸を回転軸として回転する。モ
ータ46はリニアステージ48に取りつけられ、リニア
ステージ48はミラー44を円筒40の中心軸上に保持
した状態で、円筒40の中心軸に沿ってスライドさせ
る。測定光52は円筒40の中心軸上を通ってミラー4
4へ入射する。ミラー44を回転させながら、ニアステ
ージ48をスライドさせることにより、ミラー44によ
る測定光52の反射光が円筒40の内側に露出した光フ
ァイバ42の光入射端面42aに順次入射していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可視又は近赤外の測定光
を生体などの被検体に照射し、その透過光や反射光(散
乱光を含む)を検出して被検体内の情報を非破壊的に得
る光CTなどの光学的測定装置で、測定光で被検体を走
査するための光走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光CTでは測定光を被検体の周囲の1点
から照射し、被検体内を透過又は反射した光を被検体の
周囲で受光する。照射点を被検体の周囲にわたって移動
させるが、例えばn点から順次送光し、n点で受光すれ
ば、n2個のデータを得ることができ、これにより内部
の断層像を計算することができる。
【0003】被検体内の情報を得るための光走査の1つ
の方法としては、被検体の一方向から測定光を扇形に走
査して照射し、その測定光の出射位置を被検体の周囲で
移動させていく方法がある。他の方法としては測定光を
被検体を含む範囲内で平行移動させ、その測定光を被検
体の周囲で移動させていく方法もある。
【0004】しかし、これらの方法は測定光の送光部又
はさらには受光部も機械的に移動させていく必要があ
る。また送光部の送光端を被検体に接触した状態で移動
させることはできないため、送光端が被検体から離れた
位置に置かれることになり、被検体内の断層像を正確に
計算するのが容易ではない。
【0005】被検体の周囲での光走査機構に機械的に移
動する部分をなくして被検体の周囲から順次測定光を照
射できるようにした光走査装置として、被検体の周囲に
配置された複数個の送光用導光路を有し、その送光用導
光路から被検体への送光動作が一定の順序に切り換えら
れて行なわれる送光部と、被検体の周囲に配置された受
光端を有する光ファイバ受光部とを備えた図1に示され
るものが検討されている。
【0006】図1は本発明が対象とする光走査装置の被
検体における送光部と受光部の一例を表わしたものであ
る。被検体2の周囲に送光部の光ファイバの送光用導光
路I1〜Inが配置され、送光用導光路の間に1個ずつ
の受光端O1〜Onが配置されている。送光用導光路か
らは送光パルスによって測定光が順次送光され、全ての
受光端で受光される。測定手順は、まず送光用導光路I
1からパルス光を被検体2に照射し、被検体2を透過し
又は被検体2内で反射した光を全ての受光端O1〜On
で同時に並列で受光することによりn個の受光信号を得
る。
【0007】次に、送光部を1ステップ進めて、すなわ
ち送光用導光路I2から光パルスを被検体2に照射し、
全ての受光端O1〜Onで受光する。これを繰り返して
送光用導光路I1〜Inまでn個の送光部を切り換えた
n回の測定により、合計でn2個の受光信号を得ること
ができ、これから計算により断層像を求めることができ
る。
【0008】光源からの測定光を複数の送光用導光路に
切り換えて入射させる機構としては、図2及び図3に示
されるものが使用されている。図2の切換え機構ではモ
ータ10により回転する回転軸12の先端に、回転軸1
2に対して傾斜したミラー14が設けられ、ミラー14
に対し回転軸上から光ファイバ16とその先端のロッド
レンズ18によって測定光20が入射する。ミラー14
が回転することに伴って、測定光20の反射光が形成す
る平面内には複数の送光用光ファイバ22−1〜22−
4が配置され、それぞれの光ファイバ22−1〜22−
4の先端のロッドレンズ24でミラー14からの反射光
を集光して受光するようになっている。
【0009】図3は他の方式の切換え機構を示したもの
である。光源部からの測定光20を導く光ファイバ16
とその先端のロッドレンズ18から出射した測定光20
の光路上に、プリズム30−1〜30−4が出入り可能
に配置されている。いずれのプリズムも測定光20の光
路上に挿入されていないときは測定光20が送光用光フ
ァイバ22−5に入射するように光ファイバ22−5と
その先端のロッドレンズが配置され、いずれかのプリズ
ム30−1〜30−4が測定光20の光路に挿入された
ときはそれぞれのプリズムを経て反射した測定光20が
それぞれの送光用光ファイバ22−1〜22−4に入射
するように光ファイバ22−1〜22−4とそれぞれの
先端のロッドレンズが配置されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図2や図3に示される
切換え機構で測定光の光路を切り換える場合には、送光
用導光路の本数が増えると送光用導光路を並べるスペー
スが大幅に増大し、光走査装置全体が大型化する問題が
ある。本発明は送光用導光路の本数が多くなっても小型
の切換え機構ですむようにすることを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光走査装置は、
複数の導光路を有し、一端部の各導光路の光入射端が円
筒の側面に沿って螺旋状に配列されてその円筒内を向
き、他端部が被検体の周囲に配列された送光用導光路群
と、その円筒内のその円筒の中心軸上にその円筒の中心
軸から傾斜して設けられ、その円筒の中心軸上をスライ
ド可能に支持され、かつその円筒の中心軸の周りに回転
させられる回転ミラーと、その円筒の中心軸上で回転ミ
ラーに測定光を入射させる光源部と、一端部が被検体の
周囲に配列された受光用導光路群とを備えている。
【0012】
【作用】送光用導光路群が設けられた円筒の内側面でも
各送光用導光路の光入射端が螺旋状に配列されている。
回転ミラーの回転速度とその円筒の中心軸に沿った回転
ミラーのスライド速度を制御することにより、ミラーに
入射した測定光の反射光が円筒の内側面に沿って配列さ
れた送光用導光路の入射端に順次切り換えられて入射す
る。
【0013】
【実施例】図4は一実施例において、測定光を切り換え
て送光用導光路の光ファイバに入射させる部分を示した
ものである。(A)は外観正面図、(B)は円筒の軸方
向に切断して内部を示す正面断面図である。金属製円筒
40の側面には送光用導光路の光ファイバ42の光入射
端を嵌め込むための穴が円筒の側面に沿って螺旋状に等
間隔で配列されて形成されている。各穴には光ファイバ
42の光入射端が1つずつ差し込まれ、光ファイバ42
は円筒40に固定されている。
【0014】円筒40の中心軸上にはその中心軸に対し
45度傾斜したミラー44が配置され、ミラー44はス
テッピングモータなどの回転角が正確に制御できるモー
タ46によって円筒40の中心軸を回転軸として回転す
るように支持されている。モータ46は円筒40内で円
筒40の中心軸に沿って正確に移動させることのできる
リニアステージ48に取りつけられ、リニアステージ4
8はミラー44を円筒40の中心軸上に保持した状態
で、円筒40の中心軸に沿ってミラー44をスライドさ
せる。円筒40の内側には円筒40の側面に沿って螺旋
状に配列された穴から光ファイバ42の光入射端面42
aが露出している。測定光を発生する光源を備えた送光
部50からは測定光52が円筒40の中心軸上を通って
ミラー44へ入射するように配置されている。
【0015】この実施例において、ミラー44をモータ
46で回転させながら、ミラー44からの反射光がその
回転により円筒40の内側面を照射していく点が螺旋状
に配列された光ファイバ42の光入射端面42aをちょ
うどなぞっていくようにニアステージ48をスライドさ
せることにより、ミラー44による測定光52の反射光
が円筒40の内側に露出した光ファイバ42の光入射端
面42aに順次入射していく。ミラー44の傾斜角は必
ずしも45度に限ったものではなく、45度から多少ず
れていてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明では送光用導光路の入射端面を円
筒の側面に沿って螺旋状に配列し、送光部からの測定光
を、その円筒の中心軸上をスライドし、その中心軸の周
りに回転する傾斜した回転ミラーによって導光路の入射
端面に順次入射させるようにしたので、導光路の本数が
増えても光走査装置が大幅に大型化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とする光走査装置の被検体におけ
る送光部と受光部の一例を示す断面図である。
【図2】従来のミラー回転型光路切換え機構を示す概略
斜視図である。
【図3】従来のプリズム移動型光路切換え機構を示す概
略正面図である。
【図4】一実施例を示す図であり、(A)は概略正面
図、(B)はその円筒の軸方向に沿った正面断面図であ
る。
【符号の説明】
40 円筒 42 導光路用光ファイバ 42a 導光路用光ファイバの入射端面 44 回転ミラー 46 モータ 48 リニアステージ 52 測定光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 完 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所三条工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導光路を有し、一端部の各導光路
    の光入射端が円筒の側面に沿って螺旋状に配列されてそ
    の円筒内を向き、他端部が被検体の周囲に配列された送
    光用導光路群と、前記円筒内のその円筒の中心軸上にそ
    の円筒の中心軸から傾斜して設けられ、その円筒の中心
    軸上をスライド可能に支持され、かつその円筒の中心軸
    の周りに回転させられる回転ミラーと、前記円筒の中心
    軸上で前記回転ミラーに測定光を入射させる光源部と、
    一端部が被検体の周囲に配列された受光用導光路群とを
    備えたことを特徴とする光走査装置。
JP33003993A 1993-11-30 1993-11-30 光走査装置 Pending JPH07148169A (ja)

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JP33003993A JPH07148169A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 光走査装置

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JP33003993A JPH07148169A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 光走査装置

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Publication Number Publication Date
JPH07148169A true JPH07148169A (ja) 1995-06-13

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33003993A Pending JPH07148169A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 光走査装置

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Cited By (4)

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