JPH07146233A - オイル劣化度センサ - Google Patents

オイル劣化度センサ

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JPH07146233A
JPH07146233A JP11923994A JP11923994A JPH07146233A JP H07146233 A JPH07146233 A JP H07146233A JP 11923994 A JP11923994 A JP 11923994A JP 11923994 A JP11923994 A JP 11923994A JP H07146233 A JPH07146233 A JP H07146233A
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light
oil
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emitting element
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Application number
JP11923994A
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Inventor
Hiroyuki Nishida
宏幸 西田
Koji Inoue
光二 井上
Kiyoto Kobayashi
清人 小林
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感度が良く目詰まりが起こり難いオイル劣化
度センサを提供すること。 【構成】 オイル中に浸漬される中間部が屈曲されて全
体として略U字状の光伝搬部材4と、この光伝搬部材4
を前記中間部に接した状態で支持するホルダ2と、前記
光伝搬部材4の一端に光を入射させる発光素子8と、前
記光伝搬部材4の他端から出射する光の量を検出する受
光素子9とを備え、前記光伝搬部材4の中間部にオイル
侵入用空隙部7が形成されたオイル劣化度センサにおい
て、前記オイル侵入用空隙部7は、前記光伝搬部材4の
中間部が前記ホルダ2にの支持面2aに当接して固定さ
れた状態で、前記光伝搬部材4の中間部が切断されて形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や航空機のエン
ジン等に使用するオイルの劣化度を検出するセンサに関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンには潤滑油のオイルが
使用される。このオイルが劣化すると、焼き付け等の故
障原因となるため、オイル劣化度を予め検知してオイル
交換する必要がある。この種のオイル劣化度センサとし
て、従来、下記(J01)の技術が知られている。 (J01)(特開平1−214737号公報記載の技術) この公報には、40〜170ミクロンの間隙を設けて発
光素子と発光素子とを直接対向させ、この狭い間隙内に
侵入(流入)したオイルによる光吸収量の測定から劣化
度を判定するものが記載されている。
【0003】(J02)(特開平1−245135号公報
記載の技術) この公報には、オイル中に浸漬させた光伝搬部材の一端
から光を入射させて反射、屈折を繰り返しながら光伝搬
部材中を他端側にまで進行させたとき、光伝搬部材から
オイル中への光の漏れ量がオイル劣化度により異なるこ
とを利用して他端側に到達する光量を測定することによ
り劣化度を判定するものが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術(J0
1)は下記の問題点がある。オイルが入り込む間隙を設
けるため、発光素子の発光面と受光素子の受光面との間
にスペーサを挟み込み、これを圧接させていることか
ら、振動によりまたはオイルの温度が上昇してセンサが
熱膨張することによりこのスペーサと接触する発光面又
は受光面ガラスが破損するおそれがある。また、オイル
が通過する間隙はその間隙が広過ぎると、オイルによる
光吸収量が過大となり受光素子に到達する光量が減少し
過ぎて測定が困難になる一方、間隙が小さ過ぎるとオイ
ル中に含まれるカーボン粒子が通過できなくなり、オイ
ルの流れが悪くなることから40〜170ミクロン程度
としているのであるが、このような狭い間隙を挟んで発
光面と受光面とを直接対向させる場合、発光素子と受光
素子の断面積が大きいために間隙内へのオイルの流れ込
みが非常に悪く、目詰まりが生じた。すなわち、オイル
の流れを良くするために断面積を小さくしたいのである
が、そのような断面積の小さい発光素子や受光素子がな
かった。また、このオイル劣化度センサは発光素子や受
光素子をオイル中に直接浸漬するため、オイルの温度上
昇に伴い、発光素子はその発光強度が落ち、受光素子は
暗電流が増加してセンサ感度が悪くなるという問題点が
あった。
【0005】前記従来の技術(J02)は下記の問題点が
ある。この(J02)の技術のように、オイル中に浸漬さ
せた光伝搬部材の一端から光を入射させて反射、屈折を
繰り返しながら光伝搬部材中を他端側にまで進行させ、
他端側に設けた受光素子に到達した光量から劣化度を判
定するものは、直接にオイル内に光を透過させ、オイル
による光吸収を測定するものではなく、屈折率、反射率
の変化による光量の変動を測定する。ところが、この変
動量はあまりにも小さく、これによる劣化度の判定は困
難であった。
【0006】本発明は前記従来技術に鑑み、下記の記載
内容を課題とする。 (O01)感度が良く目詰まりが起こり難いオイル劣化度
センサを提供すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0008】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明のオイル劣化度センサは、オイル中に浸漬される中
間部が屈曲されて全体として略U字状の光伝搬部材
(4)と、この光伝搬部材(4)を前記中間部に接した
状態で支持するホルダ(2)と、前記光伝搬部材(4)
の一端に光を入射させる発光素子(8)と、前記光伝搬
部材(4)の他端から出射する光の量を検出する受光素
子(9)とを備え、前記光伝搬部材(4)の中間部にオ
イル侵入用空隙部(7)が形成されたオイル劣化度セン
サにおいて、下記の要件を備えたことを特徴とする、 (Y01) 前記オイル侵入用空隙部(7)は、前記光伝
搬部材(4)の中間部が前記ホルダ(2)の支持面(2
a)に当接して固定された状態で、前記光伝搬部材
(4)の中間部が切断されて形成されたこと。
【0009】(本発明の補足説明)前記光伝搬部材
(4)、ホルダ(2)等は熱膨張係数の小さい材料で構
成するのが好ましい。また、発光素子(8)および受光
素子(9)は温度変化の少ない位置に配置するのが好ま
しい。本明細書において、前記「略U字状」は、棒状部
材を中間部で屈曲させて両端部を同じ方向に向けた形状
を意味し、「V字状」、「円弧状」等の形状を含むもの
である。また、前記「屈曲」は、最初直線状の部材を製
作してから後で「屈曲」させた場合、および最初から
「屈曲」した形状のものを製作する場合のいずれの場合
の「屈曲」をも含むものとする。
【0010】(本発明の実施態様1)本発明の実施態様
1のオイル劣化度センサは、前記本発明のオイル劣化度
センサにおいて下記の要件を備えたことを特徴とする、 (Y001) 前記発光素子(8)からの出射光の大部分
を前記光伝搬部材(4)の一端に入射させる手段(すな
わち、発光光量高率入射手段)が設けられたこと。
【0011】(本発明の実施態様2)本発明の実施態様
2のオイル劣化度センサは、前記本発明または実施態様
1のオイル劣化度センサにおいて下記の要件を備えたこ
とを特徴とする、 (Y002) 前記光伝搬部材(4)の他端からの出射光
の大部分を前記受光素子(9)に入射させる手段(すな
わち、検出光量高率入射手段が設けられたこと。
【0012】(本発明の実施態様3)本発明の実施態様
3のオイル劣化度センサは、前記本発明の実施態様1の
オイル劣化度センサにおいて下記の要件を備えたことを
特徴とする、 (Y003)前記発光光量高率入射手段は、発光素子
(8)の発光領域の面積よりも前記発光領域に対向して
配置された光伝搬部材(4)の一端面の面積を大きく設
定した光伝搬部材(4)の端面形状により構成されたこ
と。
【0013】(本発明の実施態様4)本発明の実施態様
4のオイル劣化度センサは、前記本発明の実施態様3の
オイル劣化度センサにおいて下記の要件を備えたことを
特徴とする、 (Y004)前記光伝搬部材(4)の一端面は光伝搬部材
(4)に入射する光を集光する曲面形状を有すること。
【0014】(本発明の実施態様5)本発明の実施態様
5のオイル劣化度センサは、前記本発明の実施態様1の
オイル劣化度センサにおいて下記の要件を備えたことを
特徴とする、 (Y005)前記発光光量高率入射手段は、発光素子
(8)の発光領域とこの発光領域に対向して配置された
光伝搬部材(4)の一端面との間に設けられた集光レン
ズ(R1)により構成されたこと。
【0015】(本発明の実施態様6)本発明の実施態様
6のオイル劣化度センサは、前記本発明の実施態様2の
オイル劣化度センサにおいて下記の要件を備えたことを
特徴とする、 (Y006)前記検出光量高率入射手段は、受光素子
(9)の受光領域の面積よりも前記受光領域に対向して
配置された光伝搬部材(4)の他端面の面積を小さく設
定した光伝搬部材(4)の端面形状により構成されたこ
と。
【0016】(本発明の実施態様7)本発明の実施態様
7のオイル劣化度センサは、前記本発明の実施態様2の
オイル劣化度センサにおいて下記の要件を備えたことを
特徴とする、 (Y007)前記光伝搬部材(4)の他端面は光伝搬部材
(4)から出射する光を集光する曲面形状を有するこ
と。
【0017】(本発明の実施態様8)本発明の実施態様
8のオイル劣化度センサは、前記本発明の実施態様2の
オイル劣化度センサにおいて下記の要件を備えたことを
特徴とする、 (Y008)前記検出光量高率入射手段は、受光素子
(9)の受光領域とこの受光領域に対向して配置された
光伝搬部材(4)の他端面との間に設けられた集光レン
ズ(R2)により構成されたこと。
【0018】(本発明の実施態様9)本発明の実施態様
9のオイル劣化度センサは、前記本発明または前記本発
明の実施態様1〜8のいずれかのオイル劣化度センサに
おいて、下記の要件を備えたことを特徴とする、 (Y009) オイル侵入用空隙部(7)がシリコンウエ
ハー切断用のダイシングソーにより切断されて形成され
たこと。
【0019】(本発明の実施態様10)本発明の実施態
様10のオイル劣化度センサは、前記本発明または本発
明の実施態様1〜9のいずれかのオイル劣化度センサに
おいて、下記の要件を備えたことを特徴とする、 (Y0010) 前記光伝搬部材(4)の中間部が当接して
固定される前記ホルダ(2)の支持面(2a)は、前記
オイル侵入用空隙部(7)が形成される部分が部分的に
除去されてオイル侵入空間(2b)が形成されたこと。
【0020】(本発明の実施態様11)本発明の実施態
様11のオイル劣化度センサは、前記本発明または本発
明の実施態様1〜10のいずれかのオイル劣化度センサ
において、下記の要件を備えたことを特徴とする、 (Y0011) 前記発光素子(8)及び受光素子(9)
は、前記ホルダ(2)の前記支持面(2a)とは反対側
の面に配置され、封止手段(15)によって油密に封止
されたこと。
【0021】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (本発明の作用)前述の特徴を備えた本発明のオイル劣
化度センサでは、発光素子(8)から出射した光は光伝
搬部材(4)の一端に入射する。この入射した光は、光
伝搬部材(4)を進行し、途中に設けられたオイル侵入
用空隙部(7)に至る。そして、その光はオイル侵入用
空隙部(7)に存在するオイルを通過するときにオイル
により光吸収を受ける。このオイル侵入用空隙部(7)
を通過した光は再びその先の光伝搬部材(4)を進行
し、光伝搬部材(4)の他端から出射する。この他端か
ら出射した光の光量は受光素子(9)により検出され
る。すなわち、受光素子(9)にはオイルの光吸収量
(オイルの劣化度と相関関係がある)に応じた光が受光
されるので、この受光光量によってオイル劣化度が判定
できる。
【0022】光伝搬部材(4)の断面積は発光素子
(8)や受光素子(9)と違って充分小さくすることが
できるので、オイル侵入用空隙部(7)の間隔が狭くて
もオイルがオイル侵入用空隙部(7)に入り難くなるこ
とが防止できる。また、前記光伝搬部材(4)の中間部
に形成されるオイル侵入用空隙部(7)は、光伝搬部材
(4)がホルダ(2)に当接して固定された状態で切断
されて形成されるので、光伝搬部材(4)がガラス等の
脆い材料であっても、割れや欠け等を生じることなく、
高精度で歩留り良く形成することができる。
【0023】(本発明の実施態様1の作用)本発明の実
施態様1のオイル劣化度センサでは、前記発光素子
(8)からの出射光の大部分を前記光伝搬部材(4)の
一端に入射させる手段(すなわち、発光光量高率入射手
段)が設けられているので、前記発光素子(8)からの
出射光を無駄なく(外側に漏らすことなく)高効率で利
用することができる。
【0024】(本発明の実施態様2の作用)本発明の実
施態様2のオイル劣化度センサでは、前記光伝搬部材
(4)の他端からの出射光の大部分を前記受光素子
(9)の受光領域に入射させる手段(すなわち、検出光
量高率入射手段)が設けられているので、前記光伝搬部
材(4)の他端からの出射光を無駄なく高効率で利用す
ることができる。
【0025】(本発明の実施態様3の作用)本発明の実
施態様3のオイル劣化度センサでは、前記発光素子
(8)からの出射光は、発光素子(8)の発光領域の面
積よりも大きく設定した光伝搬部材(4)の一端面から
無駄なく(外側に漏れることなく)高効率で光伝搬部材
(4)に入射する。したがって、前記発光素子(8)か
らの出射光を無駄なく高効率で利用することができる。
【0026】(本発明の実施態様4の作用)本発明の実
施態様3のオイル劣化度センサでは、前記発光素子
(8)からの出射光は、発光素子(8)の発光領域の面
積よりも大きく設定した光伝搬部材(4)の曲面形状の
一端面のから無駄なく(外側に漏れることなく)高効率
で光伝搬部材(4)に入射する。したがって、前記発光
素子(8)からの出射光を無駄なく高効率で利用するこ
とができる。
【0027】(本発明の実施態様5の作用)本発明の実
施態様5のオイル劣化度センサでは、前記発光素子
(8)からの出射光は、集光レンズにより集光されて前
記光伝搬部材(4)の一端面から無駄なく高効率で光伝
搬部材(4)に入射する。したがって、前記発光素子
(8)からの出射光を無駄なく高効率で利用することが
できる。
【0028】(本発明の実施態様6の作用)本発明の実
施態様6のオイル劣化度センサでは、光伝搬部材(4)
の他端面からの出射光(検出光)は、その他端面の面積
よりも大きな面積の受光素子(9)の受光領域に無駄な
く(漏れることなく)高効率で入射する。したがって、
光伝搬部材(4)の他端面からの出射光(検出光)を無
駄なく高効率で利用することができる。
【0029】(本発明の実施態様7の作用)本発明の実
施態様7のオイル劣化度センサでは、光伝搬部材(4)
の他端面からの出射光(検出光)は、その曲面形状の他
端面から集光されながら受光素子(9)の受光領域に無
駄なく(漏れることなく)高効率で入射する。したがっ
て、光伝搬部材(4)の他端面からの出射光(検出光)
を無駄なく高効率で利用することができる。
【0030】(本発明の実施態様8)本発明の実施態様
8のオイル劣化度センサでは、受光素子(9)の受光領
域に対向して配置された光伝搬部材(4)の他端面から
の出射光(検出光)は、集光レンズにより集光されて前
記受光素子(9)の受光領域に無駄なく高効率で入射す
る。したがって、前記光伝搬部材(4)の他端面からの
出射光(検出光)を無駄なく高効率で利用することがで
きる。
【0031】(本発明の実施態様9の作用)前記本発明
の実施態様9のオイル劣化度センサは、前記オイル侵入
用空隙部(7)がシリコンウエハー切断用のダイシング
ソーにより切断されて形成されるので、オイル侵入用空
隙部(7)の形状、間隔を常に均一に高精度で形成する
ことができる。
【0032】(本発明の実施態様10の作用)前記本発
明の実施態様10のオイル劣化度センサでは、前記光伝
搬部材(4)の中間部が当接して固定される前記ホルダ
(2)の支持面(2a)は、前記オイル侵入用空隙部
(7)が形成される部分が部分的に除去されてオイル侵
入空間(2b)が形成されているので、前記オイル侵入
用空隙部(7)へのオイルの流入が容易となる。
【0033】(本発明の実施態様11の作用)前記ホル
ダ(2)の前記支持面(2a)と、この支持面(2a)と
は反対側の面(すなわち、前記発光素子(8)および受
光素子(9)が配置された側の面)との距離は適当に設
定することができる。前記距離を充分長く設定すると、
前記ホルダ(2)の前記支持面(2a)に固定され前記
オイル侵入用空隙部(7)と、発光素子(8)および受
光素子(9)との距離を充分長くすることができる。こ
の場合、前記オイル侵入用空隙部(7)をオイル中に浸
漬したとき、発光素子(8)および受光素子(9)をオ
イルから離れた位置に配置することができるので、オイ
ルの温度の影響を少なくすることが可能である。また、
発光素子(8)および受光素子(9)を封止手段(1
5)により油密に封止したので、オイルによって発光素
子(8)および受光素子(9)が汚れることが防止され
る。
【0034】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 (実施例1)図1は本発明のオイル劣化度センサの実施
例1の側断面図である。図2は同実施例のオイル劣化度
センサの下面図で、図1の矢印IIから見た図である。図
1および図2において、内側に円筒面を形成されたケー
ス1の先端部(下端部)には、大径円筒面により形成さ
れたホルダ保持部1aが設けられている。また、このホ
ルダ保持部1aの上側には小径円筒面により形成された
回路収容部1bが設けられている。ケース1の上端部の
外周には大径の操作部(手で持って操作する部分)1c
が設けられ、ケース1の中間部の外周にはネジ1dが設
けられている。前記ネジ1dは、所定の検査位置に設置
するためのネジである。
【0035】前記ホルダ収容部1aには金属製のホルダ
2が保持されている。このホルダ2の保持は、前記ケー
ス1の先端部が内側に曲げられていない状態で、前記ホ
ルダ収容部1aに金属製のホルダ2を挿入してから、前
記ケース1の先端部を内側に曲げることにより行われて
いる。ホルダ2の外周面にはOリング溝が形成されてお
り、そのOリング溝にはOリング3が配設されている。
このOリング3は前記ホルダ収容部1aの内周面に密着
して、前記ケース先端(下端)がオイル内に浸されたと
きにオイルが前記ホルダ収容部1a内周面およびホルダ
2外周面間を通って前記回路収容部1b内に侵入するの
を防止している。ホルダ2の先端面(下面)は光伝搬部
材4を支持する支持面2aとして使用されている。この
支持面2aの中央部には切除部2bが設けられている。こ
の切除部2bはオイル侵入空間を形成している。また、
ホルダ2の前記支持面(下面)2aとは反対側の面すな
わち上面2cには、発光素子収容孔2d、および受光素子
収容孔2eが形成されている。また、前記ホルダ2に
は、前記支持面(下面)2aからその反対側の面(上
面)2cに形成された発光素子収容孔2dおよび受光素子
収容孔2eに連通する一対の光伝搬部材挿入孔2f,2f
(1個のみ図示)が形成されている。
【0036】光伝搬部材4はガラス棒により構成されて
おり、その中間部が屈曲されて全体として略U字状に形
成されている。この光伝搬部材4の両端部分は前記ホル
ダ2の光伝搬部材挿入孔2f,2f(1個のみ図示)に挿
入されて、それらの端面は前記発光素子収容孔2dおよ
び受光素子収容孔2e内に配置されている。この光伝搬
部材4はホルダ2の支持面2aに接着剤により固定され
ている。そして、光伝搬部材4の中間部の前記支持面2
aの中央の切除部2bに対応する部分が、シリコンウエハ
ー切断用のダイシングソーにより切断され、その切断箇
所にオイル侵入用空隙部7が形成されている。このオイ
ル侵入用空隙部7は、光伝搬部材4を接着剤でホルダ2
に固定した状態で、必要なオイル侵入用空隙部7の間隔
と同じか少し小さい幅の刃で切断することで容易に形成
される。前記オイル侵入用空隙部7は本実施例では光伝
搬部材4の延びる方向に垂直に形成されており、前記切
除部2bに対応する位置に形成されている。なお、前記
オイル侵入用空隙部7は、光伝搬部材4の延びる方向に
対して垂直に形成する代わりに斜めに切断して形成する
ことも可能である。
【0037】前記光伝搬部材4の径については、太すぎ
るとオイル侵入用空隙部7にオイルが入り込み難くなる
こと、逆に径が小さすぎると光伝搬部材4を進行する光
量が減少して検出感度が低下することの双方を考慮して
設定される。自動車オイルの実験によれば、オイル侵入
用空隙部7の間隔としては40〜100ミクロンが最適
であり、光伝搬部材4を構成するガラス棒の径は1ミリ
程度が最適である。
【0038】前記発光素子収容孔2dには赤外LEDに
より構成された発光素子8が収容されており、前記受光
素子収容孔2eにはフォトダイオードにより構成された
受光素子9が収容されている。前記発光素子8から出射
した光は前記光伝搬部材4の一端面から入射し、前記オ
イル侵入用空隙部7を通って、さらに光伝搬部材4の他
端面から出射するようになっている。そして、前記受光
素子9は光伝搬部材4の前記他端面から出射した光を検
出する位置に配置されている。
【0039】前記ケース1の回路収容部1b内には電子
制御回路11が収容されている。電子制御回路11は前
記発光素子8の駆動、受光素子9の出力増幅、温度補正
等の機能を有し、さらに前記受光素子9で検出された光
量信号を外部に伝送する機能を有している。前記電子制
御回路11の周囲は、電子制御回路11とケース1との
絶縁のための絶縁テープ12によって被覆されている。
ケース1の回路収容部1b内部は接続管13によってメ
ス型コネクタ14と接続されている。ケース1の回路収
容部1bの上端部は、振動対策、およびシールのための
エポキシ系接着剤15が充填される。すなわち、前記エ
ポキシ系接着剤15がこの実施例の封止手段を構成して
いる。前記メス型コネクタ14の上端には凹部14aが
形成されており、その凹部14aには複数の端子14bが
配置されている。この複数の端子14bは、前記接続管
13内に配置された接続用伝送線(図示せず)によって
前記電子制御回路11に接続されている。前記メス型コ
ネクタ14の端子14bはオス型コネクタ16のソケッ
ト端子16aと接続されるようになっている。
【0040】(実施例1の作用)次に、前述の構成を備
えたオイル劣化度センサの作用を説明する。赤外LED
により構成された発光素子8から出射した光は、ガラス
棒により構成された光伝搬部材4に入射し、オイル侵入
用空隙部7に至る。その光は、オイル侵入用空隙部7を
通過する際オイルにより光吸収を受ける。オイル侵入用
空隙部7を通過した光は、再び光伝搬部材4を伝搬して
フォトダイオードにより構成された受光素子9に受光さ
れ、光量が検出される。受光素子9の受光量(受光強
度)は、オイルの光吸収量に依存しており、オイルの光
吸収量がオイル劣化度と相関することから、受光量の測
定によりオイルの劣化度が判定できる。この受光量の変
化は理論的に以下のように示される。
【0041】すなわち、図3に示すように、2つの単位
平行平面を有する試料の一方の面に平行光が入射したと
し、その中の厚さdxの薄層への入射光iがxからx+
dxに進むことによってi+diに変化したとすると、
その変化光量diは、i並びに薄層中の光吸収物質量に
比例するものと考えられる。その光吸収物質の濃度をc
とすると薄層の容積(1×1×dx)の中の光吸収物質
量はc×dxであるから、比例定数をk′として、次の
微分方程式が成立する。 −di=k′icdx ………………………………………………………(1) 式(1)より次式が得られる。 −di/i=k′cdx ………………………………………………………(2) 入射光量をIo、厚さLの層を透過したときの光量をIt
として定積分を行うと、次式が得られる。 It=IoEXP(−cLk′) …………………………………………………(3) 常用対数を用いた式に変換すると、 It=Io×10の(−cLk′)乗 ………………………………………(4) 但し、k=0.434k′であり、分子吸光係数と呼
ぶ。この式(4)は図4に示すように入射光がL又はc
に対し、指数関数的に減少することを示している。
【0042】本発明において、Io、,It,c,L,k
はそれぞれ以下のものに対応する。 Io:オイル侵入用空隙部7で発光素子8側の光伝搬部
材4からオイルに入射する光量 It:オイル侵入用空隙部7でオイルから受光素子9側
の光伝搬部材4に入射する光量 L: オイル侵入用空隙部7の間隔 c: オイル中の不溶解分濃度、すなわち、オイル劣化
度 k: オイル中の不溶解分に対する受光素子9の感度 ここで、L,kは既知である。また、オイルがオイル侵
入用空隙部7内に無い場合、すなわち、c=0のときの
データからIoは簡単に求められる。したがって、Itを
測定することで、オイル中の不溶解分濃度、すなわち、
オイルの劣化度cが測定できる。
【0043】本実施例のオイル劣化度センサを実際に使
用するときは、受光素子9からの検出信号を所定の設定
値と比較して許容レベル以上になったか否かを判断し、
許容レベル以上のときに警報ランプを点灯するような通
常の比較回路および表示回路を設けてオイルの劣化度を
判定する。
【0044】(実施例2)次に、図5により本発明のオ
イル劣化度センサの実施例2について説明する。図5は
オイル劣化度センサの実施例2の説明図である。なお、
この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素
に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細
な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実
施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同
様に構成されている。 (S01) 光伝搬部材4の形状が異なる点。すなわち、
図5に示すように、光伝搬部材4の一端、すなわち、発
光素子8に対向する端部の端面形状が発光素子8の発光
領域の面積(発光面積)よりも大きく形成され、光伝搬
部材4の他端、すなわち、受光素子9に対向する端部の
端面形状が受光素子9の受光領域の面積(受光面積)よ
りも小さく形成された点。前記形状の光伝搬部材4は、
型に入れて成形したものを、前記実施例1と同様にシリ
コンウエハー切断用のダイシングソーにより切断し、そ
の切断箇所にオイル侵入用空隙部7を形成する。前記発
光素子8の発光領域の面積よりも大きく形成された光伝
搬部材4の一端面の形状により、本実施例2の発光光量
高率入射手段が構成され、前記受光素子9の受光領域の
面積よりも小さく形成された光伝搬部材4の他端面の形
状により検出光量高率入射手段が構成されている。
【0045】(実施例2の作用)この実施例2は、発光
素子8から出射する光の大部分を漏れなく光伝搬部材4
の一端に入射させることができ、且つ、光伝搬部材4の
他端から出射する検出光の大部分を漏れなく受光素子9
に入射させることができる。したがって、発光素子8で
発光した光を高効率で利用することができる。
【0046】(実施例3)次に、図6により本発明のオ
イル劣化度センサの実施例3について説明する。図6は
オイル劣化度センサの実施例3の説明図である。なお、
この実施例3の説明において、前記実施例2の構成要素
に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細
な説明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実
施例2と相違しているが、他の点では前記実施例2と同
様に構成されている。 (S02)光伝搬部材4の形状が異なる点。すなわち、図
6に示すように、光伝搬部材4は、前記発光素子8に対
向する一端面の面積が大きく、その一端面から離れるに
従って断面積が小さくなり、また、前記受光素子9に対
向する他端面に近づくに従って断面積が小さくなるよう
に形成されている点。この実施例3も前記実施例2と同
様に発光素子8で発光した光を高効率で利用することが
できる。
【0047】(実施例4)次に、図7により本発明のオ
イル劣化度センサの実施例4について説明する。なお、
この実施例4の説明において、前記図6に示す実施例3
の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。この実施例4は、下記
の点で前記実施例3と相違しているが、他の点では前記
実施例3と同様に構成されている。 (S03)光伝搬部材4の形状が異なる点。すなわち、図
7において、光伝搬部材4の前記発光素子8に対向する
一端面から上方に伸びる部分の右側縁、および受光素子
9に対向する他端面から上方に伸びる部分の右側縁は互
いに平行に配置されている。この光伝搬部材4を前記ホ
ルダ2に固定する場合、前記右側縁を基準にしてホルダ
2に対する位置決めを行うことが可能である。この実施
例4も前記実施例2と同様に発光素子8で発光した光を
高効率で利用することができる。
【0048】(実施例5)次に、図8により本発明のオ
イル劣化度センサの実施例5について説明する。図8は
オイル劣化度センサの実施例5の説明図である。なお、
この実施例5の説明において、前記実施例2の構成要素
に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細
な説明を省略する。この実施例5は、下記の点で前記実
施例2と相違しているが、他の点では前記実施例2と同
様に構成されている。 (S04)光伝搬部材4の形状が異なる点。すなわち、図
8に示すように、光伝搬部材4は、前記発光素子8に対
向する一端面の面積および受光素子9に対向する他端面
の面積は共に等しく形成されている。 (S05)発光素子8の発光領域の面積は前記光伝搬部材
4の一端面の面積よりも小さく設定され、また、受光素
子9の受光領域の面積は前記光伝搬部材4の他端面の面
積よりも大きく設定されている。この実施例5も前記実
施例2と同様に発光素子8で発光した光を高効率で利用
することができる。
【0049】(実施例6)次に、図9により本発明のオ
イル劣化度センサの実施例6について説明する。図9は
オイル劣化度センサの実施例6の説明図である。なお、
この実施例6の説明において、前記実施例2の構成要素
に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細
な説明を省略する。この実施例6は、下記の点で前記実
施例2と相違しているが、他の点では前記実施例2と同
様に構成されている。 (S06)光伝搬部材4の形状が異なる点。すなわち、図
9に示すように、光伝搬部材4は、前記発光素子8に対
向する一端面の面積および受光素子9に対向する他端面
の面積は共に等しく形成されている。 (S07)発光素子8の発光領域の面積および受光素子9
の受光領域の面積は共に同一面積で且つ前記光伝搬部材
4の前記一端面および他端面の面積よりも小さく設定さ
れている。 (S08)前記発光素子8とこれに対向する光伝搬部材4
の一端面との間には、発光素子8からの出射光を集光し
て前記光伝搬部材4の一端面に入射させる集光レンズR
1が配置されている。この集光レンズR1により本実施例
6の発光光量高率入射手段が構成されている。 (S09)前記光伝搬部材4の他端面とこれに対向する前
記受光素子9との間には、光伝搬部材4の他端面からの
出射光を集光して前記受光素子9に入射させる集光レン
ズR2が配置されている。この集光レンズR2により本実
施例6の検出光量高率入射手段が構成されている。この
実施例6も前記実施例2と同様に発光素子8で発光した
光を高効率で利用することができる。
【0050】(実施例7)次に、図10により本発明の
オイル劣化度センサの実施例7について説明する。図1
0はオイル劣化度センサの実施例7の説明図である。な
お、この実施例7の説明において、前記図9に示す実施
例6の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。この実施例7は、下
記の点で前記実施例6と相違しているが、他の点では前
記図9に示す実施例6と同様に構成されている。 (S010)前記図9に示す実施例6の集光レンズR1,R
2を省略し、光伝搬部材4の形状を異ならせた点。すな
わち、図10に示すように、光伝搬部材4は、前記発光
素子8に対向する一端面および受光素子9に対向する他
端面がレンズの機能を有する曲面に形成された点。この
実施例7も前記実施例6と同様に発光素子8で発光した
光を高効率で利用することができる。
【0051】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0052】(H01) 光伝搬部材4の材料としては、
光を伝搬する種々の材料例えばプラスチック、ガラス等
を使用することができる。また、光伝搬部材4として、
光ファイバーグラスを使用した場合には、加工が容易で
ある。 (H02) 前記光伝搬部材4を伝搬する光としては、紫
外線、可視光、遠赤外線等の種々の光を採用することが
可能である。
【0053】
【発明の効果】前述の本発明のオイル劣化度センサは、
下記の効果を奏することができる。 (E01) 検出部分の断面積が小さく検出部分(オイル
侵入用空隙部)におけるオイルの流れが良いので目詰ま
りが少なく、オイルの劣化度を正確に測定することがで
きる。したがって、オイルの交換時期を確実に把握でき
る。しかも、従来技術のように、発光素子の発光面と受
光素子の受光面とをスペーサで挟んで圧接することがな
いので、破損のおそれが少なく、対振性にも優れてい
る。 (E02) また、発光光量高率入射手段および検出光量
高率入射手段を設けることにより、発光素子で発光した
光を高効率で利用することができる。また、光伝搬部材
の切断にダイシングソーを用いた場合には、オイル侵入
用空隙部を高精度に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明のオイル劣化度センサの実施例
1の側断面図である。
【図2】 図2は同実施例のオイル劣化度センサの下面
図で、図1の矢印IIから見た図である。
【図3】 図3は同実施例の作用説明図で、オイル侵入
用空隙部を通る光の吸収の説明図である。
【図4】 図4は同実施例の作用説明図で、オイル侵入
用空隙部の間隔又はオイルの劣化度と検出光量との関係
を示す図である。
【図5】 図5はオイル劣化度センサの実施例2の説明
図である。
【図6】 図6はオイル劣化度センサの実施例3の説明
図である。
【図7】 図7はオイル劣化度センサの実施例4の説明
図である。
【図8】 図8はオイル劣化度センサの実施例5の説明
図である。
【図9】 図9はオイル劣化度センサの実施例6の説明
図である。
【図10】 図10はオイル劣化度センサの実施例7の
説明図である。
【符号の説明】
R1…発光光量高率入射手段(集光レンズ)、R2…検出
光量高率入射手段(集光レンズ)、2…ホルダ、2a…
支持面、4…光伝搬部材、7…オイル侵入用空隙部、8
…発光素子、9…受光素子、15…封止手段、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイル中に浸漬される中間部が屈曲され
    て全体として略U字状の光伝搬部材と、この光伝搬部材
    を前記中間部に接した状態で支持するホルダと、前記光
    伝搬部材の一端に光を入射させる発光素子と、前記光伝
    搬部材の他端から出射する光の量を検出する受光素子と
    を備え、前記光伝搬部材の中間部にオイル侵入用空隙部
    が形成されたオイル劣化度センサにおいて、下記の要件
    を備えたことを特徴とするオイル劣化度センサ、 (Y01) 前記オイル侵入用空隙部は、前記光伝搬部材
    の中間部が前記ホルダの支持面に当接して固定された状
    態で、前記光伝搬部材の中間部が切断されて形成された
    こと。
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