JPH07144796A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH07144796A
JPH07144796A JP5293747A JP29374793A JPH07144796A JP H07144796 A JPH07144796 A JP H07144796A JP 5293747 A JP5293747 A JP 5293747A JP 29374793 A JP29374793 A JP 29374793A JP H07144796 A JPH07144796 A JP H07144796A
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JP
Japan
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sheet
paper
time
sheet feeding
registration
Prior art date
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Pending
Application number
JP5293747A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Ishiguro
久 石黒
Masami Miyajima
正巳 宮嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP5293747A priority Critical patent/JPH07144796A/ja
Publication of JPH07144796A publication Critical patent/JPH07144796A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙のスキュー、皺の発生を確実に防止する
ことができる給紙装置を提供する。 【構成】 画像形成部5に至る給紙経路の長さが異なる
複数の給紙部3を設け、レジストセンサ16が用紙7の
先端を検出した時点から用紙搬送体15を停止させるま
での時間を給紙経路の長さに応じて設定することによ
り、用紙7の先端がレジストローラ17のニップ部に当
接させたときの用紙7の撓み量を搬送経路の長さに応じ
て設定し、用紙7のスキュー及び皺の発生を確実に防止
するようにする。さらに、個々の画像形成装置の製造上
のバラツキ等を考慮して、レジストセンサ16が用紙7
の先端を検出した時点から用紙搬送体15を停止させる
までの時間を補正することにより、さらに最適な条件を
もって用紙7を撓ませてレジストローラ17に突き当
て、スキュー及び皺の発生防止効果をさらに促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に利用される給紙装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の給紙装置は、例えば特開昭62
−255357号公報に記載されているように、給紙カ
セットから送り出した用紙の先端を検出し、この検出の
時点から一定時間給紙動作を継続することにより、用紙
の先端を対のレジストローラのニップ部に突き当てて湾
曲状態に撓ませることにより、用紙自身の腰の強さで用
紙の先端をレジストローラと並行になるように修正し、
これによりスキューの発生、用紙に皺が寄ることを防止
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の方法は、レジス
トセンサが用紙の先端を検出した時点から用紙の給紙動
作を停止させるまでの時間を制御することにより、用紙
の先端をレジストローラに突き当てて一定の撓み量をも
って撓ませる方法である。しかし、画像形成部に至る給
紙経路の長さが異なる複数の給紙部を具備した画像形成
装置においては、給紙経路の搬送長さによって用紙に与
える負荷が変化するため、給紙経路の違いによって用紙
の撓み量が異なる。これにより、スキューの発生や用紙
に皺が寄ることを防止することができない場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像形成部に至る給紙経路の長さが異なる複数の給紙部
を設け、前記画像形成部の近傍に所定のタイミングで駆
動される対のレジストローラを設け、前記レジストロー
ラと前記給紙部との間に、前記給紙部から送り出された
用紙を前記レジストローラ側に搬送する用紙搬送体と、
前記用紙の先端を検出するレジストセンサとを設け、こ
のレジストセンサが前記用紙の先端を検出した時点から
前記用紙搬送体を停止させるまでの時間を前記給紙経路
の長さに応じて設定する設定手段を設けた。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、レジストセンサが前記用紙の先端を検出し
た時点から前記用紙搬送体を停止させるまでの時間を補
正する補正手段を設けた。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明は、用紙の先端がレジスト
センサにより検出された時点から用紙搬送体を停止させ
るまでの時間を設定手段により給紙経路の長さに応じて
設定することにより、給紙経路の長さの違いによる負荷
の大小に拘らず、用紙を最適な条件で撓ませてレジスト
ローラに突き当てることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、個々の画像形成装
置の製造上のバラツキ等を考慮して、設定時間により設
定した時間を補正することができ、これにより、さらに
最適な条件をもって用紙を撓ませてレジストローラに突
き当てることができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図2はレーザープリンタ等の画像形成装置1を示す
もので、この画像形成装置1の本体2の下方に複数の給
紙部3が積層され、本体2の側方には手差トレイ4が設
けられている。
【0009】図1に示すように、前記本体2の内部に
は、画像形成部5の一部を形成する感光体ベルト6が設
けられている。この画像形成部5は、公知の電子写真法
によって感光体ベルト6の外周にトナー画像を形成し、
そのトナー画像を給紙部3から送られた用紙7に転写し
て定着する構成である。
【0010】前記給紙部3は、多数枚の用紙7を積層状
態で支える給紙カセット8と、この給紙カセット8上の
最上層の用紙7を送り出す給紙ローラ9とよりなり、こ
の給紙ローラ9の外周には分離パッド10が当接されて
いる。これらの給紙部3からの給紙通路11と、前記手
差トレイ4からの給紙通路12との合流点の近傍には、
手差トレイ4から挿入される用紙を検出する手差センサ
13と、グリップセンサ14と、用紙搬送体である対の
グリップローラ15とが順次配列され、このグリップロ
ーラ15と前記感光体ベルト6との間には、用紙7の先
端を検出するレジストセンサ16と、その下流側に位置
する一対のレジストローラ17とが配列されている。
【0011】次いで、図3に電子回路を示す。ROM1
9aと、このROM19aに記憶されたプログラムを実
行するCPU18と、可変データを一時的に記憶するR
AM19bとがバスライン上で接続されている。そし
て、前記手差センサ13と、前グリップセンサ14と、
モータ20を駆動するモータドライバ21と、給紙クラ
ッチ22を駆動する給紙クラッチドライバ23と、搬送
クラッチ24を駆動する搬送クラッチドライバ25と、
レジストクラッチ26を駆動するレジストクラッチドラ
イバ27と、設定手段28と、補正手段29とがCPU
18に接続されている。
【0012】前記給紙クラッチ22は前記給紙ローラ9
毎に設けられ、それぞれの給紙ローラ9に前記モータ2
0の回転を伝達するものである。前記搬送クラッチ24
はモータ20の回転を前記グリップローラ15に伝達す
るものである。前記レジストクラッチ26はモータ20
の回転を前記レジストローラ17に伝達するものであ
る。
【0013】また、前記グリップローラ15は、一つの
方法として、前記グリップセンサ14が給紙部3から送
られてくる用紙7の先端を検出した時点で搬送クラッチ
24によりモータ20の回転を伝達することにより駆動
される。前記設定手段28はスイッチS1〜S4(図4
参照)から4ビットの信号を入力することにより、前記
レジストセンサ16が前記用紙7の先端を検出した時点
から前記用グリップローラ15を停止させるまでの時間
を前記給紙部3からの給紙経路の長さに応じて設定する
ものである。すなわち、図5に示すように、レジストセ
ンサ16がONしてからON状態の搬送クラッチ24を
OFFにする時間tを設定する。また、前記補正手段2
9はスイッチS4〜S8から4ビットの信号を入力する
ことにより、前記設定手段28により設定された時間t
を補正するものである。なお、図4に示す8個のスイッ
チS1〜S8を保持するパネル30は、前記レーザープ
リンタ1の本体2に設けられている。
【0014】このような構成において、画像形成に際し
ては使用する用紙7のサイズに応じて給紙カセット8を
選択する。選択された給紙カセット8内の用紙7は、給
紙ローラ9により送り出され、さらにグリップローラ1
5によりレジストローラ17のニップ部に突き当てられ
る。この場合、複数の給紙カセット8からレジストロー
ラ17までの給紙経路の長さが異なり、この給紙経路の
長さによって用紙7に与える負荷も異なるので、用紙7
の先端がレジストセンサ16により検出された時点から
グリップローラ15を停止させるまでの時間tを設定手
段28のスイッチS1〜S4により給紙経路の長さに応
じて設定しておく。その設定例を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】この例は、第一〜第四の給紙カセット8を
具備する場合であり、スイッチS1〜S4を選択的にO
N,OFFすることにより、給紙カセット8の種類、す
なわち給紙経路の長さに応じて時間tを設定する。これ
により、給紙経路の長さの違いによる負荷の大小に拘ら
ず、用紙7を最適な条件で撓ませてレジストローラ17
に突き当てることができる。これにより、用紙7のスキ
ュー、皺の発生を効果的に防止することができる。これ
は請求項1記載の発明に対応する効果である。
【0017】また、個々の画像形成装置の製造上のバラ
ツキ等により、給紙経路における負荷の変動が生ずる場
合には、上述のように、設定手段28により設定した時
間tを補正手段29により補正することができる。その
補正例を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】この補正は、設定手段28により設定した
時間t(例えば250msec)に対し、20msecマイナス
させる場合には、スイッチS6,S7,S8をONにす
ることにより補正する。これにより、さらに最適な条件
をもって用紙を撓ませてレジストローラに突き当てるこ
とができる。スイッチS6,S7をONにした場合には
−40msec、スイッチS6,S8をONにした場合には
−40msecの補正値が適用される。この表2で分かるよ
うに、スイッチS5〜S8を選択的にONにすることに
より、−140msec〜+140msecの補正値を選択する
ことができる。これにより、請求項1記載の発明による
効果をさらに促進することができる。これは請求項2記
載の発明による効果である。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、画像形成部に至
る給紙経路の長さが異なる複数の給紙部を設け、これら
の給紙部とレジストローラとの間に用紙搬送体とレジス
トセンサとを設け、このレジストセンサが用紙の先端を
検出した時点から用紙搬送体を停止させるまでの時間を
給紙経路の長さに応じて設定する設定手段を設けたの
で、用紙の先端がレジストローラのニップ部に当接させ
たときの用紙の撓み量を搬送経路の長さに応じて設定す
ることができ、したがって、用紙のスキュー及び皺の発
生を確実に防止することができる。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、レジストセンサが用紙の先端を検出した時
点から用紙搬送体を停止させるまでの時間を補正する補
正手段を設けたので、個々の画像形成装置の製造上のバ
ラツキ等を考慮して、設定時間により設定した時間を補
正することができ、これにより、さらに最適な条件をも
って用紙を撓ませてレジストローラに突き当てることが
でき、したがって、用紙のスキュー及び皺の発生をさら
に確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の内部構
造を示す正面図である。
【図2】画像形成装置の外観を示す正面図である。
【図3】電子回路を示すブロック図である。
【図4】設定手段及び補正手段のスイッチの配列状態を
示す正面図である。
【図5】タイミングチャートである。
【符号の説明】
3 給紙部 5 画像形成部 7 用紙 15 用紙搬送体 16 レジストセンサ 17 レジストローラ 28 設定手段 29 補正手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部に至る給紙経路の長さが異な
    る複数の給紙部を設け、前記画像形成部の近傍に所定の
    タイミングで駆動される対のレジストローラを設け、前
    記レジストローラと前記給紙部との間に、前記給紙部か
    ら送り出された用紙を前記レジストローラ側に搬送する
    用紙搬送体と、前記用紙の先端を検出するレジストセン
    サとを設け、このレジストセンサが前記用紙の先端を検
    出した時点から前記用紙搬送体を停止させるまでの時間
    を前記給紙経路の長さに応じて設定する設定手段を設け
    たことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 レジストセンサが前記用紙の先端を検出
    した時点から前記用紙搬送体を停止させるまでの時間を
    補正する補正手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の給紙装置。
JP5293747A 1993-11-25 1993-11-25 給紙装置 Pending JPH07144796A (ja)

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