JPH07143567A - ディジタル無線電話装置 - Google Patents

ディジタル無線電話装置

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JPH07143567A
JPH07143567A JP29156993A JP29156993A JPH07143567A JP H07143567 A JPH07143567 A JP H07143567A JP 29156993 A JP29156993 A JP 29156993A JP 29156993 A JP29156993 A JP 29156993A JP H07143567 A JPH07143567 A JP H07143567A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル無線電話装置の子機が子機間直接
通話を実行しているとき、干渉発生により通話チャネル
を切り替えに成功する確率を高くする。 【構成】 周波数変更間隔数記憶部9を備え、通話中に
干渉が発生したときに発側子機が実行するキャリアセン
スと着側子機が実行するスキャンにおいて変更する周波
数間隔をあらかじめ決めて記憶しており、子機間直接通
話中に、通話チャネルの干渉を干渉検出部7により検出
した発側子機の制御部8は、周波数変更間隔数記憶部9
に記憶している周波数変更間隔で周波数を変更してキャ
リアセンスを実行して干渉のない通話チャネルを選択
し、子機に所定のメッセージを送信する。一方、着側子
機は発側子機と同じ周波数間隔で周波数を変更してスキ
ャンを実行し、発側子機からの前記メッセージを備えた
通話チャネルを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル無線電話装置
の子機間直接通信における通話チャネル(以下、TCH
と称す)の切り替えに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル無線電話装置は家庭内
親機と公衆基地局との両方に接続できるようになってき
ており、さらに、家庭内親機または公衆基地局を介さず
に、他のディジタル無線電話装置に直接接続する子機間
直接通話が可能になっている。
【0003】以下、従来のディジタル無線電話装置につ
いて図面を参照しながら説明する。図4は従来のディジ
タル無線電話装置の子機の構成を示すブロック図であ
る。図において、1はディジタル無線部であって、不公
衆基地局、家庭内親機またはディジタル無線電話装置の
他の子機と無線信号をディジタル方式で送受信する。2
は前記無線信号が発信および着信するアンテナ部、3は
受話部、4は送話部、5はディジタル無線部1により復
調されたディジタル信号を音声信号に復号化する音声復
号化部、6は送話部4から入力された音声信号をディジ
タル信号に符号化する音声符号化部、7はディジタル無
線部1によって復調されたディジタル信号の干渉を検出
する干渉検出部、8は装置全体の動作を制御する制御
部、10はディジタル無線電話装置の子機である。
【0004】上記構成において、その動作を説明する
と、ディジタル無線部1がアンテナ部2を介して入力す
るTCHの電波を復調し、音声復号化部5がディジタル
符号化された信号をアナログの音声信号に変換し、受話
部3が音声に変換して操作者に伝える。また、送話部4
が操作者の音声を入力し、音声符号化部6がアナログの
音声信号をディジタル符号化した信号に変換し、ディジ
タル無線部1が搬送波に変調してアンテナ部2から送出
する。また、制御部8は装置全体の動作を制御してい
る。なお、上記構成は発信側、着信側のいづれのディジ
タル無線電話装置の子機においても同じである。
【0005】ディジタル無線電話装置の子機間の直接通
話における発呼動作および着呼動作については、本願の
主旨でないので詳細な説明を省略する。発呼および着呼
処理を経過して通話する場合、TCHが他のディジタル
無線電話機により使用されいないことが必要であり、通
話中において、発信側のディジタル無線電話機の子機の
制御部8は現在使用しているTCHの干渉状態を干渉検
出部7により検出し、干渉の有無を判定している。以
下、上記干渉の有無検出動作をキャリアセンスと称す。
通話に移行してから、他のディジタル無線電話装置がそ
のTCHに割り込む場合がある。割り込みがあっても干
渉が発生するとは限らないが、干渉検出部7により干渉
を検出した場合は現在使用している周波数とは異なる他
の周波数のTCHに互いに変更し合う動作、すなわちT
CHの切り替え動作に移行する。
【0006】以下、子機間の直接通話中におけるTCH
の切り換え動作について説明する。図5は従来のディジ
タル無線電話装置の子機間直接通話中において発信側子
機がTCHを切り替えるときのキャリアセンスの動作を
示すフローチャートである。また、図6は同着信側子機
がTCHを切り替えるとき、TCHを順次に走査して受
信する動作、すなわちスキャンの動作を示すフローチャ
ートである。いま、ディジタル無線電話装置の子機の携
帯者が他のディジタル無線電話装置の子機の携帯者と通
話しているとする。アンテナ部2で受信された無線信号
はディジタル無線部1によって復調され、制御部8を介
して干渉検出部7に入力され、干渉状態を検出する。制
御部8はその検出結果を入力して干渉が発生しているか
否かを判定する。干渉を検出すると、TCHの切り替え
の処理を開始する。
【0007】以下、キャリアセンスを実行する発信側子
機の動作について説明する。ステップ501において制
御部8でキャリアセンスを実行する最初の周波数の番号
を決定し、ステップ502においてキャリアセンスを実
行し、ステップ503で干渉の有無を判定する。ステッ
プ503で干渉なしと判定した場合、ステップ505に
移行して制御部8は所定の同期メッセージのディジタル
信号をディジタル無線部1に出力する。その信号はディ
ジタル無線部1で変調され、アンテナ部2から無線電波
により前記同期メッセージを送信する。また、ステップ
503において干渉ありと判定した場合、ステップ50
4に移行し、制御部8はいまキャリアセンスを実行した
TCHの周波数の番号に一定の周波数変更間隔数を加え
てつぎのキャリアセンスの周波数の番号を算出し、ステ
ップ502に移行してキャリアセンスを実行する。上記
周波数の番号は複数のTCHに周波数の順序で付与した
番号であり、番号とTCHの周波数とが対応する。ま
た、上記周波数変更間隔数は、TCHを変更するとき、
つぎに指定するTCHの周波数の番号と現在選択してい
るTCHの番号との差、すなわちTCHの番号の間隔を
意味する。したがって、周波数変更間隔数を2とする
と、順次に選択するTCHの番号は、たとえば、1→3
→5→・・・となる。なお、周波数を所定の一定な周波
数差で変更する手段は、PLLシンセサイザにより容易
に実現される。上記の動作はキャリアセンスの結果にお
いて干渉なしと判定されるまで繰り返される。
【0008】以下、スキャンを実行する着信側子機の動
作について説明する。ステップ601において制御部8
でスキャンを実行する周波数を番号で決定し、ステップ
602でスキャンを実行する。アンテナ部2で受信され
た無線電波はディジタル無線部1でディジタル信号に変
換されて制御部8へ出力される。ステップ603におい
て、制御部8は変換されたディジタル信号が、発信側子
機からのメッセージか否かの判定、同期メッセージか否
かなどを判定する。ステップ603において発信側子機
からのメッセージであると判定した場合、制御部8は応
答のディジタル信号をディジタル無線部1、2を介して
無線電波として送信する。また、ステップ603におい
て、発信側子機からのメッセージでないと判定した場
合、ステップ604に移行して、制御部1はいまスキャ
ンを実行したTCHの周波数の番号に一定の周波数変更
間隔数を加えることにより、つぎにスキャンを実行する
TCHの周波数の番号を算出し、ステップ602に移行
してスキャンを実行する。この動作はステップ603に
おいて発信側子機からのメッセージであると判定される
まで繰り返される。通話状態前の無線信号の送受信に成
功すると、発信側子機と同様に通話が再開される。
【0009】以上のように、従来のディジタル無線電話
装置では、TCHを切り替えるとき、キャリアセンスま
たはスキャンを実行する最初の周波数を番号で決定し、
キャリアセンスまたはスキャンの判定結果が不合格の場
合は、いまキャリアセンスまたはスキャンを実行したT
CHの周波数の番号に一定の周波数変更間隔数を加える
ことによって、つぎにキャリアセンスまたはスキャンを
実行する周波数の番号を決定している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
ジタル無線電話装置において、子機間直接通話中の子機
の組が2組あって、それぞれの発信側子機が干渉を検出
し、それぞれの組がTCHの切り替え動作を実行した場
合、キャリアセンスまたはスキャンを行うときに一定の
周波数変更間隔数を用いてつぎの周波数の番号を設定す
るので、最初に設定する周波数番号が両組において同じ
であった場合には同じ周波数のTCHを順次に設定して
キャリアセンスおよびスキャンを実行することになるの
で、どちらの組でもキャリアセンスの結果がつねに不合
格となる。したがって、いつまでもTCHの切り替えに
成功しないという問題があった。キャリアセンスおよび
スキャンを実行するときに最初に設定する周波数の番号
はどの子機も1番とはしていないので、TCHの切り替
えに常に失敗することはないが、周波数変更間隔数を一
定としている限り、切り替えに成功する確率は低いもの
である。
【0011】本発明は上記の課題を解決するもので、デ
ィジタル無線電話装置における子機間直接通話におい
て、TCHの切り替えに成功する確率を高くできるディ
ジタル無線電話装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、音声をディジタル信号に変換し、前記デ
ィジタル信号を無線の通話チャネルにより送受信して通
話する子機を備えたディジタル無線電話装置において、
前記子機は、前記ディジタル信号を送受信するディジタ
ル無線部と、前記通話チャネルの干渉状態を検出する干
渉検出部と、前記子機が他の子機と直接通話する子機間
直接通話において通話チャネルを選択するための所定の
基準を記憶しておく周波数変更間隔数記憶部と、装置全
体の動作を制御する制御部とを備え、前記子機が子機間
直接通話を実行しているときに発信側の子機が通話中の
通話チャネルに干渉を検出した場合、発信側子機の前記
制御部は前記周波数変更間隔数記憶部が記憶している周
波数間隔で順次に通話チャネルの周波数を変更して干渉
がない通話チャネルを検出し、その通話チャネルにより
相手の子機に所定のメッセージ信号を送信し、着信側子
機は発信側子機と同一の基準を前記周波数変更間隔数記
憶部に記憶しており、その周波数間隔で順次に通話チャ
ネルの周波数を変更して受信し、前記発信側が送信した
所定のメッセージを受信した通話チャネルを選択するこ
とにより、発信側子機と着信側子機とが通話チャネルを
切り替えて確立するようにしたディジタル無線電話装置
である。
【0013】
【作用】本発明は上記の構成において、周波数変更間隔
数記憶部が、TCHを切り替えるときに実行するキャリ
アセンスおよびスキャンの周波数変更間隔をあらかじめ
子機間で約束して記憶しており、発信側子機の制御部は
その周波数間隔でTCHの周波数を変更してキャリアセ
ンスを実行して干渉のないTCHを選択し、着信側は発
信側子機の制御部は発信側子機と同じ周波数間隔でTC
Hを変更してスキャンを実行する。
【0014】
【実施例】以下、本発明のディジタル無線電話装置の一
実施例の子機について図面を参照しながら説明する。図
1は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
4に示した従来例と同じ構成要素には同一番号を付与し
て詳細な説明を省略する。本実施例が従来例と異なる点
は周波数変更間隔数記憶部9を備えたことにある。
【0015】上記構成において、本発明のディジタル無
線電話装置の発信側子機と着信側子機の子機間直接通話
時におけるTCHの切り替え動作について説明する。図
2は実施例のディジタル無線電話装置の子機間直接通話
時において、発信側子機および着信側子機でTCHを切
り替えるときに実行するキャリアセンスの動作を示すフ
ローチャートである。発信側子機がキャリアセンスを実
行する場合に順次選択するTCHの周波数の番号間隔、
すなわち周波数変更間隔数をあらかじめ決め、その周波
数変更間隔数を周波数変更間隔数記憶部9に記憶してお
く。なお、最初に設定する周波数番号をあらかじめ決め
ておくことは従来通りである。いま、ディジタル無線電
話装置で子機間直接通話用に割り当てられている周波数
が10波あり、決定される周波数変更間隔数は1、3、
7、9のいづれかとする。この設定により、たとえば、
現在の周波数の番号を1とすると、周波数変更間隔数が
1の場合、 1→2→3→4→5→6→7→8→9→10 となり、また、周波数変更間隔数が3の場合、 1→4→7→10→3→6→9→2→5→8 となり、また、周波数変更間隔数が7の場合、 1→8→5→2→9→6→3→10→7→4 となり、また、周波数変更間隔数が9の場合、 1→10→9→8→7→6→5→4→3→2 となる。このように、いづれの場合においても10回の
周波数変更により10波のすべてをキャリアセンスまた
はスキャンできる。まず、ステップ201において、制
御部8は周波数変更間隔数を周波数変更間隔数記憶部9
により決定し、ステップ202に移行して、キャリアセ
ンスを実行する最初の周波数の番号を決定し、ステップ
203でキャリアセンスを実行し、ステップ204にお
いてキャリアセンスの結果を判定する。ステップ204
において判定結果が合格である場合、制御部8はディジ
タル信号をディジタル無線部1へ出力する。このディジ
タル信号はディジタル無線部1で変調され、前記アンテ
ナ部2から無線電波により所定の同期メッセージを送信
する。また、ステップ204において判定結果が不合格
の場合、ステップ206に移行して、制御部8はキャリ
アセンスを実行した周波数の番号に、周波数変更間隔数
記憶部9に記憶されている周波数変更間隔数を加えてつ
ぎのキャリアセンスの周波数の番号を算出し、ステップ
203に戻ってキャリアセンスを実行する。この動作を
キャリアセンスの判定結果が合格となるまで繰り返す。
このようにして通話状態前の無線信号の送受信に成功す
ると、通話が再開される。
【0016】また、着信側子機は、スキャンを実行する
ときの周波数変更間隔数を発信側子機に合わせて周波数
変更間隔数記憶部9にあらかじめ記憶している。スキャ
ンを実行する場合、制御部8は、ステップ301におい
て、最初に周波数変更間隔数記憶部9に記憶させた周波
数変更間隔数により周波数変更間隔数を決定し、ステッ
プ302において、スキャンを実行する最初の周波数の
番号を決定し、ステップ303に移行してスキャンを実
行する。この場合、アンテナ部2で受信された無線電波
はディジタル無線部1で復調され、前記制御部8へ出力
される。制御部8は、ステップ304において、受信し
た信号が通話していた発信側子機からのメッセージか否
か、同期メッセージか否かなどを判定する。判定結果が
合格である場合、制御部8はディジタル信号をディジタ
ル無線部1に出力し、ディジタル無線部1で変調して、
アンテナ部2から無線電波を送信する。また、判定結果
が不合格である場合、ステップ305に移行して、制御
部8はスキャンを実行した周波数の番号にに周波数変更
間隔数記憶部9が記憶している周波数変更間隔数を加え
てつぎにスキャンを行う周波数の番号を算出し、ステッ
プ303に戻ってスキャンを実行する。この動作をステ
ップ303における判定結果が合格となるまで繰り返
す。通話状態前の無線信号の送受信に成功すると、通話
が再開される。
【0017】このように周波数を設定してキャリアセン
スおよびスキャンを実行すると、ある子機間の組であら
かじめ設定した周波数変更間隔数と他の子機間であらか
じめ設定した周波数変更間隔数とが全く同一になる確率
が低いので、同じ周波数間隔で周波数を設定する確率も
低くなり、したがって、TCHの切り替え設定に成功す
る確率が高くなる。
【0018】以上のように本実施例のディジタル無線電
話装置によれば、子機間の直接通話においてTCHを切
り替えるとき、キャリアセンスおよびスキャンを実行す
る周波数の間隔数を個別にあらかじめ設定して互いに記
憶しておき、その周波数変更間隔数で周波数の番号を変
更してキャリアセンスおよびスキャンするようにしたこ
とにより、子機間のTCHの切換が他の子機間のTCH
の切換と同一になる確率が低下し、TCHの切り替えに
成功する確率が高くなる。
【0019】なお、本実施例では周波数変更間隔数記憶
部が周波数の番号の間隔数を記憶する場合について説明
したが、周波数差そのもの、すなわち周波数間隔を記憶
してもよいことは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、音声をディジタル信号に変換し、前記ディジタル信
号を無線の通話チャネルにより送受信して通話する子機
を備えたディジタル無線電話装置において、前記子機
は、前記ディジタル信号を送受信するディジタル無線部
と、前記通話チャネルの干渉状態を検出する干渉検出部
と、前記子機が他の子機と直接通話する子機間直接通話
において通話チャネルを選択するための所定の基準を記
憶しておく周波数変更間隔数記憶部と、装置全体の動作
を制御する制御部とを備え、前記子機が子機間直接通話
を実行しているときに発信側の子機が通話中の通話チャ
ネルに干渉を検出した場合、発信側子機の前記制御部は
前記周波数変更間隔数記憶部が記憶している周波数間隔
で順次に通話チャネルの周波数を変更して干渉がない通
話チャネルを検出し、その通話チャネルにより相手の子
機に所定のメッセージ信号を送信し、着信側子機は発信
側子機と同一の基準を前記周波数変更間隔数記憶部に記
憶しており、その周波数間隔で順次に通話チャネルの周
波数を変更して受信し、前記発信側が送信した所定のメ
ッセージを受信した通話チャネルを選択することによ
り、発信側子機と着信側子機とが通話チャネルを切り替
えて確立するようにしたことにより、子機間で通話チャ
ネルを切り替えるときの周波数が他の子機間の切り替え
周波数とつねに同一になることがなく、したがって、切
り替えた通話チャネルで干渉が発生する確率が低くな
り、通話チャネル切り替えに成功する確率が高くなる。
本発明のディジタル無線電話装置によれば、通話チャネ
ル切り替えに成功する確率が従来より3倍高いことを実
験により確かめている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル無線電話装置の一実施例の
子機の構成を示すブロック図
【図2】本発明のディジタル無線電話装置の一実施例の
発信側子機がTCH切り替えにおけいて実行するキャリ
アセンスの動作を示すフローチャート
【図3】本発明のディジタル無線電話装置の一実施例の
着信側子機がTCH切り替えにおけいて実行するスキャ
ンの動作を示すフローチャート
【図4】従来のディジタル無線電話装置の子機の構成を
示すブロック図
【図5】従来のディジタル無線電話装置の発信側子機が
TCHの切り替えにおいて実行するキャリアセンスの動
作を示すフローチャート
【図6】従来のディジタル無線電話装置の着信側子機が
TCHの切り替えにおいて実行するスキャンの動作を示
すフローチャート
【符号の説明】
1 ディジタル無線部 7 干渉検出部 8 制御部 9 周波数変更間隔数記憶部 10 ディジタル無線電話装置の子機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声をディジタル信号に変換し、前記デ
    ィジタル信号を無線の通話チャネルにより送受信して通
    話する子機を備えたディジタル無線電話装置において、
    前記子機は、前記ディジタル信号を送受信するディジタ
    ル無線部と、前記通話チャネルの干渉状態を検出する干
    渉検出部と、前記子機が他の子機と直接通話する子機間
    直接通話において通話チャネルを選択するための所定の
    基準を記憶しておく周波数変更間隔数記憶部と、装置全
    体の動作を制御する制御部とを備え、前記子機が子機間
    直接通話を実行しているときに発信側の子機が通話中の
    通話チャネルに干渉を検出した場合、発信側子機の前記
    制御部は前記周波数変更間隔数記憶部が記憶している周
    波数間隔で順次に通話チャネルの周波数を変更して干渉
    がない通話チャネルを検出し、その通話チャネルにより
    相手の子機に所定のメッセージ信号を送信し、着信側子
    機は発信側子機と同一の基準を前記周波数変更間隔数記
    憶部に記憶しており、その周波数間隔で順次に通話チャ
    ネルの周波数を変更して受信し、前記発信側子機が送信
    した所定のメッセージを受信した通話チャネルを選択す
    ることにより、発信側子機と着信側子機とが通話チャネ
    ルを切り替えて確立するようにしたディジタル無線電話
    装置。
  2. 【請求項2】 周波数変更間隔数記憶部が通話チャネル
    に付与した番号の番号差値で周波数間隔を記憶し、子機
    がキャリアセンスおよびスキャンを実行するとき、現在
    選択している通話チャネルの周波数の番号に、周波数変
    更間隔数記憶部に記憶させてある間隔数を加算して、つ
    ぎに選択する通話チャネルの周波数番号を決定すること
    により、通話チャネルの周波数を順次に決定するように
    した請求項1記載のディジタル無線電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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