JPH07143423A - 回転台の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ネジレスの回転台の構造を提供すること。 【構成】回転台はベース部１としゅう動板３、可動部
２、キャップ４及びストッパー５からなりキャップ４は
爪４ａによりベース部１と固定される。ストッパー５は
爪５ｂによりキャップ４に固定される。 【効果】ネジレスの回転台構造が提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、表示装置等に使用する
回転台の構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】実開平４−５３０９６号公報に記載のよ
うにネジ等によりベース部と可動部を結合していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ネジレスにてベース部
と可動部を固定し更に回転止め機構も同時におこなうこ
とを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ベース部の軸部に嵌合用
穴を２個から複数個設けキャップに嵌合用爪を穴と同数
個設け嵌合することにより可動部をベース部とキャップ
間に固定し、キャップ部に回転止め機構を設ける。

【０００５】

【作用】上記手段により、可動部とベース部をキャップ
を嵌合固定することにより固定し、回転止めの機構も提
供できる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図１から図５に基
づいて説明する。図１は回転台の縦断面図、図２は回転
台のついた表示装置の側面図、図３はキャップ部の上面
図、図４は軸部及びキャップ部の斜め断面図、図５は嵌
合爪部の断面図である。

【０００７】図１において可動部２はベース部１の上に
配置されたしゅう動板３の上に位置しキャップ４の爪４
ａと軸部１ａの穴１ｂが嵌合することにより位置が固定
される。ここで面４ｅと面２ｃとの間に隙間を設け可動
部２は穴２ｂの部分により、チルト、スイベルすること
ができる。更に爪４ａが嵌合する穴１ｂに突起５ａを配
置することにより爪４ａの外れ防止をおこなう。ストッ
パー５は穴４ｂに爪５ｂが嵌合することで固定される。
図２において、表示装置６は回転台の上に配置される。

【０００８】図３において、可動部２をスイベルさせた
時リブ２ａとキャップ４の面４ｃが接することにより、
それ以上スイベル動作を制御する。

【０００９】図４において、キャップ４に凸部４ｆを１
個から複数個設け溝１ｃに嵌合することにより、キャッ
プ４は軸１ａとスイベル方向で強固に固定される。

【００１０】図５において、爪４ａと突起５ａと穴１ｂ
の関係をｄ＞ａ＋ｂ＋ｃにすることで爪４ａの外れ防止
をする。

【００１１】以上のようにキャップ４に嵌合爪４ａ及び
突起４ｆを設けベース部の軸部１ａと固定することによ
り可動部２を固定し、更に面４ｃとリブ２ａによりスイ
ベル方向を停止させることができ爪４ａの外れ防止とし
てストッパー５を用いたことを特徴とした回転台の構
造。

【００１２】

【発明の効果】本発明によれば、ネジレス構造の回転台
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】回転台の縦断面図である。

【図２】回転台を装着した表示装置の側面図である。

【図３】キャップ部上面図である。

【図４】軸部およびキャップ部の斜め断面図である。

【図５】嵌合爪部の断面図である。

【符号の説明】

１…ベース部、１ａ…軸部、１ｂ…穴、１ｃ…溝、２…
可動部、２ａ…リブ、２ｂ…穴、３…しゅう動板、４…
キャップ、４ａ…爪、４ｂ…穴、４ｃ…面、４ｄ…穴、
４ｅ…面、４ｆ…凸部、５…ストッパー、５ａ…突起、
５ｂ…爪、６…表示装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】可動部とベース部にわかれてチルト、スイ
   ベルさせる回転台で、ベース部の中軸部に嵌合固定し、
   可動部のチルト、スイベル動作を制御するキャップにお
   いて、キャップの円周部に１部設けた突部と可動部のリ
   ブにより可動部のスイベル制御をおこない、中軸部の外
   周に配置した溝とキャップの内側の突起が嵌合すること
   により回転方向の固定を、キャップに複数個配置した嵌
   合爪により軸方向の固定を行い、その嵌合爪の外れ防止
   用として爪の嵌合している穴の余裕部分に挿入する突起
   をもった別のキャップを嵌合爪によりキャップに嵌合固
   定したことを特徴とした回転台の構造。