JPH07142871A - プリント基板 - Google Patents
プリント基板Info
- Publication number
- JPH07142871A JPH07142871A JP5288494A JP28849493A JPH07142871A JP H07142871 A JPH07142871 A JP H07142871A JP 5288494 A JP5288494 A JP 5288494A JP 28849493 A JP28849493 A JP 28849493A JP H07142871 A JPH07142871 A JP H07142871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- pattern
- power supply
- layers
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
イアウトできるバイパスコンデンサを有するプリント基
板を提供すること。 【構成】 1はプリント基板全体、2は各層間の絶縁材
のガラスエポキシ(比誘電率約4.6)で各層間の厚み
は0.1mm、3は第2層を使用した70μm厚の+5
Vの電源層、4は第7層を使用した70μm厚のグラン
ド層、5は第4層を使用したパターン、6は第5層を使用
したパターン、7は電源層3とパターン5をつなぐスル
ーホール、8はグランド層4とパターン6をつなぐスル
ーホールである。パターン5は2cm角の正方形にスル
ーホールを接続するための突起部を持たせた形状であ
る。パターン6も同様な形状であるが突起部の位置がパ
ターン5とは異なる。上面から透視すればパターン5、
6の正方形の部分が重なり合う。パターン5、6は2〜
3GHzのシステムの、160pFの容量を持つバイパ
スコンデンサとなる。
Description
有する4層以上のプリント基板に関するものである。
器は、動作クロックを従来の20〜30MHzから40
〜100MHzへ高速化することで性能向上を図ってい
る。このため、供給される電源に高周波ノイズが乗り易
くなっているが、このようなノイズはICの誤動作を引
き起こす可能性があるため、極力避けなければならな
い。
動作させるために、パターン層のみの両面基板から4
層、6層と多層化が進み、電源のために1層全てをベタ
パターンにして、専用の電源層を形成するようになっ
た。同様にして、専用のグランド層も設けている。
イズ除去を目的としたバイパスコンデンサと呼よばれる
0.01μFから1μF程度のコンデンサを配置してい
る。バイパスコンデンサは、両極を電源層とグランド層
にそれぞれ接続させることで、電源にのっている高周波
ノイズを、ICの内部を通さずにグランド層に逃がすこ
とができる。
は、高性能でありながら小型軽量化される方向に向かっ
ている。これらの機器に使用されるプリント基板は、高
性能化のために配線数も増加し、6層基板から8層基板
へ、さらには10層基板へと多層化の方向に進んでい
る。また同時に、小型化のために、より小さい部品を密
集して実装する高密度実装化の方向へも動いている。
スクリート部品からチップ部品へ小型化が進み、さらに
より小さいチップ部品へ開発が進んでいる。
のスピードを上回っていて、小型のチップ部品でもレイ
アウトすることが困難になりつつある。また、ICの電
源ピンから離れた所にレイアウトして、バイパスコンデ
ンサから電源ピンまでパターンを引き回しても、パター
ンのインダクタ成分が高周波を通さないため、十分な効
果は期待できない。
の課題を考慮し、高密度に実装された部品の近くに、自
由にレイアウトできるバイパスコンデンサを有するプリ
ント基板を提供することを目的とするものである。
き出された平面パターンと、グランド層から引き出され
た平面パターンが、その間でバイパスコンデンサの働き
を有する。
から引き出された平面パターンが、グランド層または電
源層との間で、バイパスコンデンサの働きを有する。
拡大して形成した平面パターンと、グランド層、電源
層、または信号線パターンの一部を拡大して形成した他
の平面パターンとの間で、コンデンサの働きを有する。
基板は、電源層に1つまたは複数のスルーホールで接続
された数平方cmの面積を持つ平面パターンと、上記パ
ターンと同じまたはほぼ同じ形状を持っていて、一層だ
け異なる層にある上記パターンと向き合う位置にあり、
グランド層に1つまたは複数のスルーホールで接続され
た平面パターンから成る構造、あるいは上記構造を繰り
返した構造を持っている。これにより、高密度に実装さ
れた部品に関係なく、電源ピンの近くにバイパスコンデ
ンサに機能を持ったパターンの配置が可能となる。
0.1mm程度に接近した1cm角の2層の銅箔の間
に、比誘電率が4.0〜5.0の絶縁材が入ることで、
数十pFのコンデンサとなる。上記の容量は、2層の銅
箔の向き合っている面積と絶縁材の比誘電率に比例し、
2層の銅箔の間隔に反比例する。また、電源層とグラン
ド層を交互にn枚重ねることで、コンデンサの容量はn
−1倍になる。これにより、コンデンサの容量を数十か
ら数百pFの範囲で自由に設定することができる。10
0pFのコンデンサであれば、1〜5GHzのノイズに
対するバイパスコンデンサとして使用できる。
て説明する。
例を、図面を参照しながら説明する。図1(a)におい
て、1は8層のプリント基板全体を表している。2は各
層間の絶縁材のガラスエポキシ(比誘電率約4.6)で
各層間の厚みは0.1mmである。3は第2層を使用し
た70μm厚の+5Vの電源層、4は第7層を使用した
70μm厚のグランド層、5は第4層を使用したパター
ン、6は第5層を使用したパターンである。7は上記3
の電源層と上記5のパターンをつなぐスルーホール、8
は上記4のグランド層と上記6のパターンをつなぐスル
ーホールである。
に2cm角の正方形パターンにスルーホールを接続する
ための突起部を持たせた形状に加工する。上記パターン
6も同様な形状に加工するが、スルーホールを接続する
ための突起部の位置が、上記パターン5とは異なる。上
記パターン5、6を、8層のプリント基板の第4層と第
5層に配置する。このとき、上面から透視すれば、上記
パターン5、6の正方形の部分が重なり合うように配置
するものとする。
量Cを持つコンデンサとなる。ただし、ε0は真空誘電
率、εは比誘電率、Sは平面パターンの向かい合った部
分の面積、rは向かい合った平面パターン間の距離とす
る。
として使用する。
例を、図面を参照しながら説明する。図2(a)におい
て、1は8層のプリント基板全体を表している。2は各
層間の絶縁材のガラスエポキシ(比誘電率約4.6)で
各層間の厚みは0.1mmである。3は第3層を使用し
た70μm厚の+5Vの電源層、4は第6層を使用した
70μm厚のグランド層、5は第7層を使用したパター
ンである。7は上記電源層3と上記パターン5をつなぐ
スルーホールである。
2cm角の長方形パターンにスルーホールを接続するた
めの突起部を持たせた形状に加工する。上記パターン5
を、上記グランド層4と1層だけ異なる第7層に配置す
る。
記パターン4、5で下記の容量Cを持つコンデンサとな
る。
として使用する。
例を、図面を参照しながら説明する。図3(a)におい
て、1は8層のプリント基板全体を表している。2は各
層間の絶縁材のガラスエポキシ(比誘電率約4.6)で
各層間の厚みは0.1mmである。3は第2層を使用し
た70μm厚の+5Vの電源層、4は第7層を使用した
70μm厚のグランド層、5は第4層と第6層を使用し
たパターン、6は第3層と第5層を使用したパターンで
ある。7は上記電源層3と上記パターン5をつなぐスル
ーホール、8は上記グランド層4と上記パターン6をつ
なぐスルーホールである。
半径0.7cmの円形パターンにスルーホールを接続す
るための突起部を持たせた形状に加工する。上記パター
ン6も同様な形状に加工するが、スルーホールを接続す
るための突起部の位置が、上記パターン5とは異なる。
上記パターン5を8層のプリント基板の第4層と第6層
に配置し、上記パターン6を第3層と第5層に配置す
る。このとき、上面から透視すれば、上記パターン5、
6の円形の部分が重なり合うように配置するものとす
る。
ランド層およびグランドパターンを6層に渡って重ね合
わせているので、電源パターンとグランドパターンの2
層で構成されるコンデンサの5倍の容量となる。2層で
構成されるコンデンサの容量は実施例1と同様に計算で
きるので、上記パターン3、4と上記パターン5、6で
下記の容量Cを持つコンデンサとなる。
として使用する。
例を、図面を参照しながら説明する。 図4(a)にお
いて、1は8層のプリント基板全体を表している。2は
各層間の絶縁材のガラスエポキシ(比誘電率約4.6)
で各層間の厚みは0.1mmである。3は第2層を使用
した70μm厚の+5Vの電源層、4は第7層を使用し
た70μm厚のグランド層、9は第4層を使用した信号
線パターン、10は第5層を使用した信号線パターンで
ある。
の一端が2cm角の正方形パターンになるように加工し
た平面パターンである。上記10も同様な形状に加工し
た平面パターンである。上記平面パターン9と10を、
8層のプリント基板の第4層と第5層に配置する。この
とき、上面から透視すれば、上記平面パターン9と10
の正方形の部分が重なり合うように配置するものとす
る。
記の容量Cを持つコンデンサとなる。ただし、ε0は真
空誘電率、εは比誘電率、Sは平面パターンの向かい合
った部分の面積、rは向かい合った平面パターン間の距
離とする。
る。
本発明は、部品が高密度に実装された基板でも、他の部
品レイアウトに関係なく、最も効果的な位置にバイパス
コンデンサをレイアウトする事が可能となる。
しないため、安価に量産する事ができる。
ト基板の断面図、(b)は第1の実施例の場合の電源パ
ターンの形状図
ト基板の断面図、(b)は第2の実施例の場合の電源パ
ターンの形状図
ト基板の断面図、(b)は第3の実施例の場合の電源パ
ターンの形状図
ト基板の断面図 (b)は第4の実施例の場合の信号線パターンの形状図
Claims (3)
- 【請求項1】電源層と、グランド層とを備えたプリント
基板において、前記電源層から引き出された平面パター
ンと、前記グランド層から引き出された平面パターン
が、その間でバイパスコンデンサの働きを有することを
特徴とするプリント基板。 - 【請求項2】電源層と、グランド層とを備えたプリント
基板において、前記電源層またはグランド層から引き出
された平面パターンが、前記グランド層または電源層と
の間で、バイパスコンデンサの働きを有することを特徴
とするプリント基板。 - 【請求項3】信号線パターンの一部を拡大して形成した
平面パターンと、グランド層、電源層、または信号線パ
ターンの一部を拡大して形成した他の平面パターンとの
間で、コンデンサの働きを有することを特徴とするプリ
ント基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5288494A JPH07142871A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | プリント基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5288494A JPH07142871A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | プリント基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07142871A true JPH07142871A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17730947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5288494A Pending JPH07142871A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | プリント基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07142871A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6370013B1 (en) | 1999-11-30 | 2002-04-09 | Kyocera Corporation | Electric element incorporating wiring board |
WO2008102717A1 (ja) * | 2007-02-22 | 2008-08-28 | Buffalo Inc. | 多層プリント配線板 |
JP2008235293A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-10-02 | Buffalo Inc | 多層プリント配線板 |
US10251274B2 (en) | 2013-06-28 | 2019-04-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Printed circuit board |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP5288494A patent/JPH07142871A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6370013B1 (en) | 1999-11-30 | 2002-04-09 | Kyocera Corporation | Electric element incorporating wiring board |
WO2008102717A1 (ja) * | 2007-02-22 | 2008-08-28 | Buffalo Inc. | 多層プリント配線板 |
JP2008235293A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-10-02 | Buffalo Inc | 多層プリント配線板 |
US10251274B2 (en) | 2013-06-28 | 2019-04-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Printed circuit board |
US10721821B2 (en) | 2013-06-28 | 2020-07-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Printed circuit board |
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