JPH07141399A - コンピュータデータネットワーク及びその管理方法 - Google Patents
コンピュータデータネットワーク及びその管理方法Info
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- JPH07141399A JPH07141399A JP6107177A JP10717794A JPH07141399A JP H07141399 A JPH07141399 A JP H07141399A JP 6107177 A JP6107177 A JP 6107177A JP 10717794 A JP10717794 A JP 10717794A JP H07141399 A JPH07141399 A JP H07141399A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- local
- database
- notification management
- execution plan
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/20—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
- G06F16/25—Integrating or interfacing systems involving database management systems
- G06F16/256—Integrating or interfacing systems involving database management systems in federated or virtual databases
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】長距離ネットワーク上に分散された異種データ
ベース管理システム（ＤＢＭＳ）に対するわかりやすい
統合されたアクセスをユーザに提供すること。 【構成】連合化されたアーキテクチャ及びシステムは、
長距離ネットワーク上に分散された異種ＤＢＭＳへの統
合されたアクセスのため拡張可能であり柔軟なものであ
り、アンダーライイングＤＢＭＳの局所的な自主性を維
持する間、多種多様なＤＢＭＳに対するわかりやすいア
クセスを許す。さらに、このシステムは、異なったハー
ドウェア、オペレーティング・システム、ネットワーク
通信、及びＤＢＭＳの上でランすることができる。この
システムは、最小限の変更で新しいターゲットＤＢＭＳ
を含むことができ、リレーショナルＤＢＭＳを統合する
ことに限定されるものではなくて、階層的又はネットワ
ークＤＢＭＳ、空間情報又はテキスト検索システムのよ
うな遺産ＤＢＭＳを統合することもできる。
ベース管理システム（ＤＢＭＳ）に対するわかりやすい
統合されたアクセスをユーザに提供すること。 【構成】連合化されたアーキテクチャ及びシステムは、
長距離ネットワーク上に分散された異種ＤＢＭＳへの統
合されたアクセスのため拡張可能であり柔軟なものであ
り、アンダーライイングＤＢＭＳの局所的な自主性を維
持する間、多種多様なＤＢＭＳに対するわかりやすいア
クセスを許す。さらに、このシステムは、異なったハー
ドウェア、オペレーティング・システム、ネットワーク
通信、及びＤＢＭＳの上でランすることができる。この
システムは、最小限の変更で新しいターゲットＤＢＭＳ
を含むことができ、リレーショナルＤＢＭＳを統合する
ことに限定されるものではなくて、階層的又はネットワ
ークＤＢＭＳ、空間情報又はテキスト検索システムのよ
うな遺産ＤＢＭＳを統合することもできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、概して、コンピュータ
データネットワークで有効なアーキテクチャ及び方法に
関し、特に、長距離張り巡らされたネットワーク上に分
散された異種のデータベース管理システム（ＤＢＭＳ）
に対するわかりやすい統合されたアクセスをユーザに提
供するための拡張性並びに柔軟性に富んだ連合化された
（グローバル）アーキテクチャを有するコンピュータデ
ータネットワーク及びその管理方法に関する。
データネットワークで有効なアーキテクチャ及び方法に
関し、特に、長距離張り巡らされたネットワーク上に分
散された異種のデータベース管理システム（ＤＢＭＳ）
に対するわかりやすい統合されたアクセスをユーザに提
供するための拡張性並びに柔軟性に富んだ連合化された
（グローバル）アーキテクチャを有するコンピュータデ
ータネットワーク及びその管理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ここ１０年間、大きな組織や環境が、調
整のついていない手法で、即ち互いに独立しており、い
つか統合されることが必要となるかも知れないというこ
とを考えずに、異種の互換性の無い情報システムを、ま
ず採用している。その結果として、情報システムはます
ます複雑なものとなっており、いくつかの異種タイプで
特徴付けられる。例えば、階層モデル、ネットワークモ
デル、リレーショナルモデルのように、異なったデータ
ベース管理システム（ＤＢＭＳ）モデルが、データを表
すために使用されることができる。データベース以外に
も、（表計算、マルチメディアデータベース、知識ベー
スなどの）多くのソフトウェアシステムは、それ自体の
データモデルを持った別種のデータを格納する。さらに
は、同じデータが、異なった抽出レベルで、いろいろな
ユーザによって見られることができる。そのような差異
のために、それを見るユーザは、呈示されたすべての種
類のデータの意味を理解することは難しい。分析者やオ
ペレータ、及び現在のデータ処理技術は、これら多様且
つ大量の情報をまとめあげ、処理し、インテリジェント
に分析することは不可能である。それらの非能率は、し
ばしば、意思決定者へ提出するレポートが遅くなった
り、情報処理の機会を逃したり、データが利用されなか
ったりという結果を招いてしまう。
整のついていない手法で、即ち互いに独立しており、い
つか統合されることが必要となるかも知れないというこ
とを考えずに、異種の互換性の無い情報システムを、ま
ず採用している。その結果として、情報システムはます
ます複雑なものとなっており、いくつかの異種タイプで
特徴付けられる。例えば、階層モデル、ネットワークモ
デル、リレーショナルモデルのように、異なったデータ
ベース管理システム（ＤＢＭＳ）モデルが、データを表
すために使用されることができる。データベース以外に
も、（表計算、マルチメディアデータベース、知識ベー
スなどの）多くのソフトウェアシステムは、それ自体の
データモデルを持った別種のデータを格納する。さらに
は、同じデータが、異なった抽出レベルで、いろいろな
ユーザによって見られることができる。そのような差異
のために、それを見るユーザは、呈示されたすべての種
類のデータの意味を理解することは難しい。分析者やオ
ペレータ、及び現在のデータ処理技術は、これら多様且
つ大量の情報をまとめあげ、処理し、インテリジェント
に分析することは不可能である。それらの非能率は、し
ばしば、意思決定者へ提出するレポートが遅くなった
り、情報処理の機会を逃したり、データが利用されなか
ったりという結果を招いてしまう。
【０００３】存在する地球科学データ及び新しい地球科
学データにアクセスし管理するというニーズがある。世
界的な地球の変遷を監視する目的で、データが収集され
て、多数の異なったＤＢＭＳ及び画像ファイル内に格納
される。地球科学データは、リレーショナルデータベー
ス、画像及びファイルに構成される気候、陸地、海洋な
どに関するデータを含む異なった情報システムによって
集められる。これに異なった情報システムは、独立して
設計されており、データの格納及びアクセスの仕方は、
完全に異なった手法で動作する。そのうえ、それらは異
なったハードウェアプラットフォームに仕立てられてい
る。それゆえ、データにアクセスするために、ユーザは
どの様にして異なったシステムにアクセスするかを学習
しなければならない。これは、練習コストを増大させ、
ユーザの生産性を減じてしまう。さらに、ユーザの大多
数は、短時間内に異なった個々のシステムを学習するの
に必要なコンピュータ科学の専門技術のレベルを持って
おらず、従って、分散されたデータにアクセスする勇気
を、さらにある場合には、どのデータが彼らの使用のた
めに役立つものであるのかを知る勇気さえも、彼らに失
わせてしまう。
学データにアクセスし管理するというニーズがある。世
界的な地球の変遷を監視する目的で、データが収集され
て、多数の異なったＤＢＭＳ及び画像ファイル内に格納
される。地球科学データは、リレーショナルデータベー
ス、画像及びファイルに構成される気候、陸地、海洋な
どに関するデータを含む異なった情報システムによって
集められる。これに異なった情報システムは、独立して
設計されており、データの格納及びアクセスの仕方は、
完全に異なった手法で動作する。そのうえ、それらは異
なったハードウェアプラットフォームに仕立てられてい
る。それゆえ、データにアクセスするために、ユーザは
どの様にして異なったシステムにアクセスするかを学習
しなければならない。これは、練習コストを増大させ、
ユーザの生産性を減じてしまう。さらに、ユーザの大多
数は、短時間内に異なった個々のシステムを学習するの
に必要なコンピュータ科学の専門技術のレベルを持って
おらず、従って、分散されたデータにアクセスする勇気
を、さらにある場合には、どのデータが彼らの使用のた
めに役立つものであるのかを知る勇気さえも、彼らに失
わせてしまう。
【０００４】同様の問題は、コンピュータにより統合さ
れた製造（ＣＩＭ）環境に於いても生じる。ＣＩＭは、
物理的な活動、意思決定、及び情報の流れの非常に複雑
なネットワークである。大多数の製造施設は、独立して
設計され分散された情報ベースを有している。そのよう
な環境に於いては、局所的な即ち分散された最も重要な
データすべてに対する適時のアクセスを提供することに
よって、製造生産性の改善が得られることができる。現
在のＣＩＭシステムは、製造つまり設計，加工，組み立
て，検査のすべての段階で必要とされる情報を含んだ、
連合化された即ちグローバルなデータベースが欠けてい
る。通常、各製造段階は、他の段階とは独立して扱われ
る。これは、ある段階からのデータ即ち知識が他の段階
で使用するために利用できないという点で望まれるもの
ではない。データがユーザ及びＣＩＭシステムの各段階
でグローバルに利用されることができるように、データ
を統合することが必要である。
れた製造（ＣＩＭ）環境に於いても生じる。ＣＩＭは、
物理的な活動、意思決定、及び情報の流れの非常に複雑
なネットワークである。大多数の製造施設は、独立して
設計され分散された情報ベースを有している。そのよう
な環境に於いては、局所的な即ち分散された最も重要な
データすべてに対する適時のアクセスを提供することに
よって、製造生産性の改善が得られることができる。現
在のＣＩＭシステムは、製造つまり設計，加工，組み立
て，検査のすべての段階で必要とされる情報を含んだ、
連合化された即ちグローバルなデータベースが欠けてい
る。通常、各製造段階は、他の段階とは独立して扱われ
る。これは、ある段階からのデータ即ち知識が他の段階
で使用するために利用できないという点で望まれるもの
ではない。データがユーザ及びＣＩＭシステムの各段階
でグローバルに利用されることができるように、データ
を統合することが必要である。
【０００５】結論として、データに対して一様なアクセ
スを提供し、データの完全を維持し、そのアクセス及び
使用を制御するために、それら分散されたデータを統合
するという緊急のニーズがある。異なったデータベース
にアクセスするために、ユーザが多種多様なインターフ
ェースを学習するということを要求するよりはむしろ、
ＤＢＭＳのそれぞれに対するアクセスを提供し、一つ以
上の情報システムによって管理されたデータを参照する
質問（クエリー）をサポートする単一のインターフェー
スが利用されることが好ましい。
スを提供し、データの完全を維持し、そのアクセス及び
使用を制御するために、それら分散されたデータを統合
するという緊急のニーズがある。異なったデータベース
にアクセスするために、ユーザが多種多様なインターフ
ェースを学習するということを要求するよりはむしろ、
ＤＢＭＳのそれぞれに対するアクセスを提供し、一つ以
上の情報システムによって管理されたデータを参照する
質問（クエリー）をサポートする単一のインターフェー
スが利用されることが好ましい。
【０００６】分散されたデータベースに於ける過去及び
現在の研究及び開発は、アンダーライイング（underlyi
ng）情報システム（ＵＩＳ）の上に均質化層を提供する
ことによって統合されたアクセスを許す。この層をサポ
ートするための共通のアプローチは、単一の一様なデー
タベース言語と、ＵＩＳのすべての特徴に合わせること
ができるデータモデルとを定義することに集中してい
る。この２つの主なアプローチは、ビュー統合及びマル
チデータベース言語として知られている。
現在の研究及び開発は、アンダーライイング（underlyi
ng）情報システム（ＵＩＳ）の上に均質化層を提供する
ことによって統合されたアクセスを許す。この層をサポ
ートするための共通のアプローチは、単一の一様なデー
タベース言語と、ＵＩＳのすべての特徴に合わせること
ができるデータモデルとを定義することに集中してい
る。この２つの主なアプローチは、ビュー統合及びマル
チデータベース言語として知られている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ビュー統合アプローチ
は、ともに、一つ以上のターゲットデータベースの概要
（スキーマ）上にビュー（仮想又は断片）を定義するた
め及びビューに対する質問を公式化するための、リレー
ショナル、オブジェクト指向（ＯＯ）、又は論理モデル
の使用を擁護する。ビュー統合アプローチは、ＵＩＳの
概要非互換性を均質化するための一つのメカニズムであ
る。この枠組みに於いて、すべてのＵＩＳは、標準的な
リレーショナル、ＯＯ、或いは論理データモデルに於け
る同等な概要に変換される。一様なデータモデルの選択
は、その豊かな表現、その描写力、及びそのサポートさ
れた環境に基づかれる。この技術は、ユーザの視点から
は非常に効果的なものである。それは、設計及びアンダ
ーライイング情報管理システム（ＩＭＳ）の変更からユ
ーザを隔離する。従って、適用環境に於いて、ユーザ
に、より時間を費やさせてしまう。しかしながら、ビュ
ー統合アプローチは、データの概要がアプリケーション
がそれを扱う場合に深く依存する時に多くの状況がある
ので、限定された適用可能性（低い異種混交性）を持
ち、概要によって部分的にのみ現される。伝統的なＤＢ
ＭＳが使用できないエリアでの多くの現在のアプリケー
ションは、この状況に陥る（テキスト、グラフィック及
び画像を伴うマルチメディアアプリケーションは典型的
な例である）。さらな、この技術の成功にきわめて重要
なものである統一されたビューの構築及び保守を半自動
化するための利用できるツールが無い。
は、ともに、一つ以上のターゲットデータベースの概要
（スキーマ）上にビュー（仮想又は断片）を定義するた
め及びビューに対する質問を公式化するための、リレー
ショナル、オブジェクト指向（ＯＯ）、又は論理モデル
の使用を擁護する。ビュー統合アプローチは、ＵＩＳの
概要非互換性を均質化するための一つのメカニズムであ
る。この枠組みに於いて、すべてのＵＩＳは、標準的な
リレーショナル、ＯＯ、或いは論理データモデルに於け
る同等な概要に変換される。一様なデータモデルの選択
は、その豊かな表現、その描写力、及びそのサポートさ
れた環境に基づかれる。この技術は、ユーザの視点から
は非常に効果的なものである。それは、設計及びアンダ
ーライイング情報管理システム（ＩＭＳ）の変更からユ
ーザを隔離する。従って、適用環境に於いて、ユーザ
に、より時間を費やさせてしまう。しかしながら、ビュ
ー統合アプローチは、データの概要がアプリケーション
がそれを扱う場合に深く依存する時に多くの状況がある
ので、限定された適用可能性（低い異種混交性）を持
ち、概要によって部分的にのみ現される。伝統的なＤＢ
ＭＳが使用できないエリアでの多くの現在のアプリケー
ションは、この状況に陥る（テキスト、グラフィック及
び画像を伴うマルチメディアアプリケーションは典型的
な例である）。さらな、この技術の成功にきわめて重要
なものである統一されたビューの構築及び保守を半自動
化するための利用できるツールが無い。
【０００８】マルチデータベース言語アプローチに於い
ては、ユーザ或いはアプリケーションは、共有情報にア
クセスするため、及び各アプリケーションに独特のマナ
ーで行為の衝突を解決するために、各ＵＩＳの内容を理
解しなければならない。保守の容易さ及び相反するデー
タベースで扱う能力は、このアプローチを非常に魅力の
あるものにしている。このアプローチの主たる問題は、
アンダーライイングＩＭＳを理解する負担はユーザの側
にあるということである。従って、このマルチデータベ
ース言語アプローチと前述のビュー統合アプローチとの
間にトレードオフがある。本発明は、これら２つのアプ
ローチから受ける不足にアドレスするであろう。
ては、ユーザ或いはアプリケーションは、共有情報にア
クセスするため、及び各アプリケーションに独特のマナ
ーで行為の衝突を解決するために、各ＵＩＳの内容を理
解しなければならない。保守の容易さ及び相反するデー
タベースで扱う能力は、このアプローチを非常に魅力の
あるものにしている。このアプローチの主たる問題は、
アンダーライイングＩＭＳを理解する負担はユーザの側
にあるということである。従って、このマルチデータベ
ース言語アプローチと前述のビュー統合アプローチとの
間にトレードオフがある。本発明は、これら２つのアプ
ローチから受ける不足にアドレスするであろう。
【０００９】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、長距離を張り巡らされたネットワーク上に分散され
た異種データベース管理システム（ＤＢＭＳ）に対する
わかりやすい統合されたアクセスをユーザに提供するた
めの拡張性並びに柔軟性に富んだ連合化された（グロー
バル）アーキテクチャを有するコンピュータデータネッ
トワーク及びその管理方法を提供することを目的とす
る。
で、長距離を張り巡らされたネットワーク上に分散され
た異種データベース管理システム（ＤＢＭＳ）に対する
わかりやすい統合されたアクセスをユーザに提供するた
めの拡張性並びに柔軟性に富んだ連合化された（グロー
バル）アーキテクチャを有するコンピュータデータネッ
トワーク及びその管理方法を提供することを目的とす
る。
【００１０】さらに本発明は、コマンド及びコントロー
ル、コンピュータにより統合された製造、医療情報管
理、及び異なった地理的に分散されたＤＢＭＳで集めら
れ格納された存在する高いデータボリューム源へのより
有効なわかりやすいアクセスを可能にするだろうインテ
リジェント分析及び意思決定サポート領域に於ける多く
のアプリケーションのように、地理的に分散された多数
の大型情報管理システムで使用するためのアーキテクチ
ャ及びシステムを提供することも目的とする。
ル、コンピュータにより統合された製造、医療情報管
理、及び異なった地理的に分散されたＤＢＭＳで集めら
れ格納された存在する高いデータボリューム源へのより
有効なわかりやすいアクセスを可能にするだろうインテ
リジェント分析及び意思決定サポート領域に於ける多く
のアプリケーションのように、地理的に分散された多数
の大型情報管理システムで使用するためのアーキテクチ
ャ及びシステムを提供することも目的とする。
【００１１】さらにまた、本発明は、ユーザがたった一
つのインターフェースと一つの統一されたデータのビュ
ーとのみを学習するだけで良い、連合化された情報管理
アーキテクチャ及びシステムを提供することも目的とす
る。
つのインターフェースと一つの統一されたデータのビュ
ーとのみを学習するだけで良い、連合化された情報管理
アーキテクチャ及びシステムを提供することも目的とす
る。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるコンピュータデータネットワーク
は、データを各々含む複数のデータベースと複数のユー
ザとを共通に接続し、各ユーザはグローバルデータ要求
を発生し単一の質問プロトコルに従って上記データベー
スからデータをアクセス及び検索する通信媒体、及び上
記複数のデータベースに対して上記ユーザが別々に発生
したグローバルデータ要求の送信を制御及び管理し、上
記データベースから送出される上記要求されたデータを
受信し、そのデータベースからの上記要求された受信デ
ータを単一応答に統合し、上記要求したユーザに上記統
合された単一応答を送信する広範に統合されたデータ検
索コントローラアーキテクチャを有するコンピュータデ
ータネットワークに於いて、上記広範に統合されたデー
タ検索コントローラアーキテクチャは、上記ネットワー
ク内データベース中のデータの概要、データ分布、局所
的格納部構成、及び格納部相互関係を示すデータのデー
タベースを含む高速データ辞書手段と、上記高速データ
辞書手段と上記ユーザの両方と通信し、上記高速データ
辞書手段からデータを検索し、上記ユーザから上記グロ
ーバルデータ質問を受信し、それらに対して応答データ
を送信する手段であって、上記グローバルデータ質問を
局所的格納部実行計画に分解し、上記高速データ辞書手
段内に含まれる上記データに従って、上記グローバルデ
ータ質問に対応するデータを有する各データベースから
データを検索し、及び、実行されるべき上記局所的格納
部実行計画の部分を実行用の適切データベースに送信
し、上記局所的格納部実行計画に応答してそれら上記適
切データベースからデータを受信するデータ通知管理手
段と、上記データ通知管理手段及び上記高速データ辞書
手段と各々通信し、上記データ通知管理手段から受信さ
れた上記局所的格納部実行計画の部分に応じて上記ネッ
トワーク内の特定データベースに対するデータの流れを
制御し、上記局所的格納部実行計画の部分に応じて、検
索されたデータを上記データ通知管理手段に送信する複
数の局所的通知管理手段とを具備し、上記局所的通知管
理手段は更に、上記高速データ辞書手段内に含まれる上
記データに応じて、他の局所的通知管理手段による実行
を目的としてデータ検索要求を発生し、それにより実行
用に受信される局所的格納部実行計画部分の実行を完了
するために、データをその局所的通知管理手段から受信
することを特徴とする。
めに、本発明によるコンピュータデータネットワーク
は、データを各々含む複数のデータベースと複数のユー
ザとを共通に接続し、各ユーザはグローバルデータ要求
を発生し単一の質問プロトコルに従って上記データベー
スからデータをアクセス及び検索する通信媒体、及び上
記複数のデータベースに対して上記ユーザが別々に発生
したグローバルデータ要求の送信を制御及び管理し、上
記データベースから送出される上記要求されたデータを
受信し、そのデータベースからの上記要求された受信デ
ータを単一応答に統合し、上記要求したユーザに上記統
合された単一応答を送信する広範に統合されたデータ検
索コントローラアーキテクチャを有するコンピュータデ
ータネットワークに於いて、上記広範に統合されたデー
タ検索コントローラアーキテクチャは、上記ネットワー
ク内データベース中のデータの概要、データ分布、局所
的格納部構成、及び格納部相互関係を示すデータのデー
タベースを含む高速データ辞書手段と、上記高速データ
辞書手段と上記ユーザの両方と通信し、上記高速データ
辞書手段からデータを検索し、上記ユーザから上記グロ
ーバルデータ質問を受信し、それらに対して応答データ
を送信する手段であって、上記グローバルデータ質問を
局所的格納部実行計画に分解し、上記高速データ辞書手
段内に含まれる上記データに従って、上記グローバルデ
ータ質問に対応するデータを有する各データベースから
データを検索し、及び、実行されるべき上記局所的格納
部実行計画の部分を実行用の適切データベースに送信
し、上記局所的格納部実行計画に応答してそれら上記適
切データベースからデータを受信するデータ通知管理手
段と、上記データ通知管理手段及び上記高速データ辞書
手段と各々通信し、上記データ通知管理手段から受信さ
れた上記局所的格納部実行計画の部分に応じて上記ネッ
トワーク内の特定データベースに対するデータの流れを
制御し、上記局所的格納部実行計画の部分に応じて、検
索されたデータを上記データ通知管理手段に送信する複
数の局所的通知管理手段とを具備し、上記局所的通知管
理手段は更に、上記高速データ辞書手段内に含まれる上
記データに応じて、他の局所的通知管理手段による実行
を目的としてデータ検索要求を発生し、それにより実行
用に受信される局所的格納部実行計画部分の実行を完了
するために、データをその局所的通知管理手段から受信
することを特徴とする。
【００１３】また、本発明によるコンピュータデータネ
ットワークは、データを各々含む複数のデータベースと
複数のユーザとを共通に接続し、各ユーザはグローバル
データ要求を発生し単一の質問プロトコルに従って上記
データベースからデータをアクセス及び検索する通信媒
体、及び上記複数のデータベースに対して上記ユーザが
別々に発生したグローバルデータ要求の送信を制御及び
管理し、上記データベースから送出される上記要求され
たデータを受信し、そのデータベースからの上記要求さ
れた受信データを単一応答に統合し、上記要求したユー
ザに上記統合された単一応答を送信する広範に統合され
たデータ検索コントローラアーキテクチャを有するコン
ピュータデータネットワークに於いて、上記広範に統合
されたデータ検索コントローラアーキテクチャは、上記
ネットワーク内データベース中のデータの概要、データ
分布、局所的格納部構成、及び格納部相互関係を示すデ
ータのデータベースを含む高速データ辞書手段と、上記
高速データ辞書手段と上記ユーザの両方と通信し、上記
高速データ辞書手段からデータを検索し、上記ユーザか
ら上記グローバルデータ質問を受信し、それらに対して
応答データを送信する手段であって、上記グローバルデ
ータ質問を局所的格納部実行計画に分解し、上記高速デ
ータ辞書手段内に含まれる上記データに従って、上記グ
ローバルデータ質問に対応するデータを有する各データ
ベースからデータを検索し、及び、実行されるべき上記
局所的格納部実行計画の部分を、実行用の適切データベ
ースに送信し、上記局所的格納部実行計画に応答してそ
れら上記適切データベースからデータを受信するデータ
通知管理手段とを具備し、上記データ通知管理手段は、
上記局所的データ辞書手段とインターフェースして局所
的概要情報及びデータの相互関係を示す検索データを検
索し、上記高速データ辞書手段から検索したデータを使
用して上記グローバルデータ要求の文法を判断し有効に
する総合的意味解釈手段を含み、上記データ通知管理手
段は更に、上記高速データ辞書手段とインターフェース
して局所的概要情報及びデータ内の相互関係を示すデー
タを検索し、局所的格納部データベース内で転送される
のに必要なデータ量を最小にし、上記局所的格納部実行
計画の各部分を処理するための適切な局所的格納部デー
タベースを選択する最適化手段を含み、上記データ通知
管理手段は又、上記局所的格納部データベースの各々と
インターフェースして各局所的格納部データベースに上
記各局所的格納部データベースからの応答データを抽出
するのに必要な上記局所的格納部実行計画の部分を送出
する局所的格納部実行計画制御手段を含み、上記データ
通知管理手段及び上記高速データ辞書手段と各々通信
し、上記データ通知管理手段から受信された上記局所的
格納部実行計画の部分に応じて上記ネットワーク内の特
定データベースに対するデータの流れを制御し、上記局
所的格納部実行計画の部分に応じて、検索されたデータ
を上記データ通知管理手段に送信する複数の局所的通知
管理手段とを具備し、上記局所的通知管理手段は更に、
上記高速データ辞書手段内に含まれる上記データに応じ
て、他の局所的通知管理手段による実行を目的としてデ
ータ検索要求を発生し、それにより実行用に受信された
局所的格納部実行計画部分を完了するために、データを
それらから受信し、少なくとも１つの上記局所的通知管
理手段は、少なくとも２つの局所的データベースに対す
るデータ流の方向を制御し、上記データ通知管理手段か
ら受信した上記局所的格納部実行計画の部分を下位の局
所的格納部実行計画に分解し、上記データ通知管理手段
から受信した上記局所的格納部実行計画の部分に対応す
るデータを、上記制御された各局所的データベースから
検索し、上記局所的通知管理手段は更に、全ての内部動
作を調節することにより上記データ通知管理手段により
送出される上記局所的格納部実行計画の部分の実行を制
御する局所的コントローラ手段を含むことを特徴とす
る。
ットワークは、データを各々含む複数のデータベースと
複数のユーザとを共通に接続し、各ユーザはグローバル
データ要求を発生し単一の質問プロトコルに従って上記
データベースからデータをアクセス及び検索する通信媒
体、及び上記複数のデータベースに対して上記ユーザが
別々に発生したグローバルデータ要求の送信を制御及び
管理し、上記データベースから送出される上記要求され
たデータを受信し、そのデータベースからの上記要求さ
れた受信データを単一応答に統合し、上記要求したユー
ザに上記統合された単一応答を送信する広範に統合され
たデータ検索コントローラアーキテクチャを有するコン
ピュータデータネットワークに於いて、上記広範に統合
されたデータ検索コントローラアーキテクチャは、上記
ネットワーク内データベース中のデータの概要、データ
分布、局所的格納部構成、及び格納部相互関係を示すデ
ータのデータベースを含む高速データ辞書手段と、上記
高速データ辞書手段と上記ユーザの両方と通信し、上記
高速データ辞書手段からデータを検索し、上記ユーザか
ら上記グローバルデータ質問を受信し、それらに対して
応答データを送信する手段であって、上記グローバルデ
ータ質問を局所的格納部実行計画に分解し、上記高速デ
ータ辞書手段内に含まれる上記データに従って、上記グ
ローバルデータ質問に対応するデータを有する各データ
ベースからデータを検索し、及び、実行されるべき上記
局所的格納部実行計画の部分を、実行用の適切データベ
ースに送信し、上記局所的格納部実行計画に応答してそ
れら上記適切データベースからデータを受信するデータ
通知管理手段とを具備し、上記データ通知管理手段は、
上記局所的データ辞書手段とインターフェースして局所
的概要情報及びデータの相互関係を示す検索データを検
索し、上記高速データ辞書手段から検索したデータを使
用して上記グローバルデータ要求の文法を判断し有効に
する総合的意味解釈手段を含み、上記データ通知管理手
段は更に、上記高速データ辞書手段とインターフェース
して局所的概要情報及びデータ内の相互関係を示すデー
タを検索し、局所的格納部データベース内で転送される
のに必要なデータ量を最小にし、上記局所的格納部実行
計画の各部分を処理するための適切な局所的格納部デー
タベースを選択する最適化手段を含み、上記データ通知
管理手段は又、上記局所的格納部データベースの各々と
インターフェースして各局所的格納部データベースに上
記各局所的格納部データベースからの応答データを抽出
するのに必要な上記局所的格納部実行計画の部分を送出
する局所的格納部実行計画制御手段を含み、上記データ
通知管理手段及び上記高速データ辞書手段と各々通信
し、上記データ通知管理手段から受信された上記局所的
格納部実行計画の部分に応じて上記ネットワーク内の特
定データベースに対するデータの流れを制御し、上記局
所的格納部実行計画の部分に応じて、検索されたデータ
を上記データ通知管理手段に送信する複数の局所的通知
管理手段とを具備し、上記局所的通知管理手段は更に、
上記高速データ辞書手段内に含まれる上記データに応じ
て、他の局所的通知管理手段による実行を目的としてデ
ータ検索要求を発生し、それにより実行用に受信された
局所的格納部実行計画部分を完了するために、データを
それらから受信し、少なくとも１つの上記局所的通知管
理手段は、少なくとも２つの局所的データベースに対す
るデータ流の方向を制御し、上記データ通知管理手段か
ら受信した上記局所的格納部実行計画の部分を下位の局
所的格納部実行計画に分解し、上記データ通知管理手段
から受信した上記局所的格納部実行計画の部分に対応す
るデータを、上記制御された各局所的データベースから
検索し、上記局所的通知管理手段は更に、全ての内部動
作を調節することにより上記データ通知管理手段により
送出される上記局所的格納部実行計画の部分の実行を制
御する局所的コントローラ手段を含むことを特徴とす
る。
【００１４】さらに、本発明によるコンピュータデータ
ネットワークの管理方法は、データを各々含む複数のデ
ータベースと複数のユーザとを共通に接続し、各ユーザ
はグローバルデータ質問を発生し単一の質問プロトコル
に従って上記データベースからデータをアクセス及び検
索する通信媒体を有するコンピュータデータネットワー
クに於いて、上記複数のデータベースに対して上記ユー
ザが別々に発生したグローバルデータ質問の送信を制御
及び管理し、上記データベースから受信される上記要求
されたデータを単一応答に統合し、上記要求しているユ
ーザに上記統合された単一応答を送信する管理方法であ
って、上記ネットワーク内データベース中のデータの概
要、データ分布、局所的格納部構成、及び格納部相互関
係を示すデータを含む高速データ辞書局所的データベー
スプロフィールを生成し、上記高速データ辞書局所的格
納部データベースプロフィールと通信し、上記データベ
ースプロフィールからデータを検索し、上記グローバル
データ質問を局所格納部実行計画に分解して、上記高速
データ辞書局所的格納部データベースプロフィール内に
含まれる上記データに従って、上記グローバルデータ質
問に対応するデータを有する各局所的格納部データベー
スからデータを検索し、上記グローバルデータ質問を局
所的実行計画に分解し、上記高速データ辞書局所的格納
部データベースプロフィール内に含まれるデータに従っ
て、上記グローバルデータ質問に対応するデータを有す
る各局所的格納部データベースからデータを検索し、実
行されるべき上記局所的格納部実行計画の部分を適切な
実行用上記局所的格納部データベースに送信し、上記局
所的格納部実行計画に対応する各局所的格納部データベ
ースからデータを検索し、各局所的格納部データベース
から受信した応答データを含むグローバル応答データベ
ースを生成し、単一の上記グローバル質問プロトコルに
従って、上記グローバル応答データベースに対するユー
ザのアクセスを提供するステップを含むことを特徴とす
る。
ネットワークの管理方法は、データを各々含む複数のデ
ータベースと複数のユーザとを共通に接続し、各ユーザ
はグローバルデータ質問を発生し単一の質問プロトコル
に従って上記データベースからデータをアクセス及び検
索する通信媒体を有するコンピュータデータネットワー
クに於いて、上記複数のデータベースに対して上記ユー
ザが別々に発生したグローバルデータ質問の送信を制御
及び管理し、上記データベースから受信される上記要求
されたデータを単一応答に統合し、上記要求しているユ
ーザに上記統合された単一応答を送信する管理方法であ
って、上記ネットワーク内データベース中のデータの概
要、データ分布、局所的格納部構成、及び格納部相互関
係を示すデータを含む高速データ辞書局所的データベー
スプロフィールを生成し、上記高速データ辞書局所的格
納部データベースプロフィールと通信し、上記データベ
ースプロフィールからデータを検索し、上記グローバル
データ質問を局所格納部実行計画に分解して、上記高速
データ辞書局所的格納部データベースプロフィール内に
含まれる上記データに従って、上記グローバルデータ質
問に対応するデータを有する各局所的格納部データベー
スからデータを検索し、上記グローバルデータ質問を局
所的実行計画に分解し、上記高速データ辞書局所的格納
部データベースプロフィール内に含まれるデータに従っ
て、上記グローバルデータ質問に対応するデータを有す
る各局所的格納部データベースからデータを検索し、実
行されるべき上記局所的格納部実行計画の部分を適切な
実行用上記局所的格納部データベースに送信し、上記局
所的格納部実行計画に対応する各局所的格納部データベ
ースからデータを検索し、各局所的格納部データベース
から受信した応答データを含むグローバル応答データベ
ースを生成し、単一の上記グローバル質問プロトコルに
従って、上記グローバル応答データベースに対するユー
ザのアクセスを提供するステップを含むことを特徴とす
る。
【００１５】また、本発明によるコンピュータネットワ
ークは、複数のノードの何れかのノード及び関係するデ
ータベースに対してユーザが発生したグローバルデータ
要求の送信を制御及び管理し、上記ノードを介して上記
データベースから送信される上記要求されたデータを受
信し、その受信データを単一の応答に統合し、上記統合
された単一応答を上記要求しているユーザに送信するコ
ンピュータデータネットワークであって、データを有す
るデータベースを各々有する複数のノードと、上記複数
のノードと複数のユーザを結合し、それに関連するノー
ドを介して上記データベースから単一の質問プロトコル
に従って、データをアクセス及び検索するためのグロー
バルデータ要求を各々発生できる通信媒体と、上記ネッ
トワーク内の各ノード及びそれに関係するデータベース
中のデータの概要、データ分布、局所的格納部構成、及
び格納部相互関係を示すデータのデータベースに対する
入出力アクセスを制御し、上記コンピュータネットワー
クに接続され、上記ネットワーク内の各ノード及びそれ
に関係するデータベースに設けられる高速データ辞書ノ
ードと、上記高速データ辞書ノードと上記ユーザの両方
と通信し、上記高速データノードからデータを検索し、
上記ユーザから上記グローバルデータ質問を受信し、そ
れらに対して応答データを送信するコントローラであっ
て、上記グローバルデータ質問を局所格納部実行計画に
分解し、上記高速データ辞書ノードに関係する上記デー
タベース内に含まれる上記データによる上記グローバル
データ質問に対応するデータを有する各データベースか
ら、それに関係するノードを介してデータを検索し、及
び、実行されるべき上記局所的格納部実行計画の部分
を、実行用の適切なノード及びそれに関係するデータベ
ースに送信し、上記局所的格納部実行計画に応答してそ
れら上記適切データベースからデータを受信するデータ
通知管理コントローラと、上記データ通知管理コントロ
ーラ及び上記高速データ辞書ノードと各々通信し、上記
データ通知管理コントローラから受信された上記局所的
格納部実行計画の部分に応じて上記ネットワーク内の特
定データベースに対するデータ流の方向を制御し、上記
局所的格納部実行計画の部分に応じた検索データを上記
データ通知管理コントローラに各々送信する複数の局所
的通知管理コントローラとを具備し、上記各局所的通知
管理コントローラは更に、上記高速データ辞書ノードに
関連する上記データベース内に含まれる上記データに応
じて、他の局所的通知管理コントローラによる実行及び
それに応答してデータを受信するためのデータ検索要求
を、それにより実行用に受信された上記局所的格納部実
行計画部分を完了するために発生することを特徴とす
る。
ークは、複数のノードの何れかのノード及び関係するデ
ータベースに対してユーザが発生したグローバルデータ
要求の送信を制御及び管理し、上記ノードを介して上記
データベースから送信される上記要求されたデータを受
信し、その受信データを単一の応答に統合し、上記統合
された単一応答を上記要求しているユーザに送信するコ
ンピュータデータネットワークであって、データを有す
るデータベースを各々有する複数のノードと、上記複数
のノードと複数のユーザを結合し、それに関連するノー
ドを介して上記データベースから単一の質問プロトコル
に従って、データをアクセス及び検索するためのグロー
バルデータ要求を各々発生できる通信媒体と、上記ネッ
トワーク内の各ノード及びそれに関係するデータベース
中のデータの概要、データ分布、局所的格納部構成、及
び格納部相互関係を示すデータのデータベースに対する
入出力アクセスを制御し、上記コンピュータネットワー
クに接続され、上記ネットワーク内の各ノード及びそれ
に関係するデータベースに設けられる高速データ辞書ノ
ードと、上記高速データ辞書ノードと上記ユーザの両方
と通信し、上記高速データノードからデータを検索し、
上記ユーザから上記グローバルデータ質問を受信し、そ
れらに対して応答データを送信するコントローラであっ
て、上記グローバルデータ質問を局所格納部実行計画に
分解し、上記高速データ辞書ノードに関係する上記デー
タベース内に含まれる上記データによる上記グローバル
データ質問に対応するデータを有する各データベースか
ら、それに関係するノードを介してデータを検索し、及
び、実行されるべき上記局所的格納部実行計画の部分
を、実行用の適切なノード及びそれに関係するデータベ
ースに送信し、上記局所的格納部実行計画に応答してそ
れら上記適切データベースからデータを受信するデータ
通知管理コントローラと、上記データ通知管理コントロ
ーラ及び上記高速データ辞書ノードと各々通信し、上記
データ通知管理コントローラから受信された上記局所的
格納部実行計画の部分に応じて上記ネットワーク内の特
定データベースに対するデータ流の方向を制御し、上記
局所的格納部実行計画の部分に応じた検索データを上記
データ通知管理コントローラに各々送信する複数の局所
的通知管理コントローラとを具備し、上記各局所的通知
管理コントローラは更に、上記高速データ辞書ノードに
関連する上記データベース内に含まれる上記データに応
じて、他の局所的通知管理コントローラによる実行及び
それに応答してデータを受信するためのデータ検索要求
を、それにより実行用に受信された上記局所的格納部実
行計画部分を完了するために発生することを特徴とす
る。
【００１６】
【作用】本発明の連合化された情報管理（ＦＩＭ）アー
キテクチャは、地理的に分散された多数の情報管理シス
テムにアクセスすることをエンドユーザに許すものであ
る。それは、エンドユーザに、アンダーライイング情報
管理システムの統一されたビューを提供する。データ分
布及び場所の分かりやすさは、本発明のＦＩＭアーキテ
クチャによって支持される。これは、データがどの様に
分配されるかということと、及び関連データを共用しア
クセスするためのその位置とを、エンドユーザは知る必
要がしないということを意味している。さらには、本発
明のＦＩＭアーキテクチャは、存在する情報管理システ
ムと新しい情報管理システムとの両方を統合することが
できる。
キテクチャは、地理的に分散された多数の情報管理シス
テムにアクセスすることをエンドユーザに許すものであ
る。それは、エンドユーザに、アンダーライイング情報
管理システムの統一されたビューを提供する。データ分
布及び場所の分かりやすさは、本発明のＦＩＭアーキテ
クチャによって支持される。これは、データがどの様に
分配されるかということと、及び関連データを共用しア
クセスするためのその位置とを、エンドユーザは知る必
要がしないということを意味している。さらには、本発
明のＦＩＭアーキテクチャは、存在する情報管理システ
ムと新しい情報管理システムとの両方を統合することが
できる。
【００１７】本発明の効果のうちの幾つかは、以下のよ
うである。即ち、（１）本発明は基礎となる存在するデ
ータベースに対する変更無しに分配されたアクセスを許
し、（２）本発明は、異なったＤＢＭＳを学習するため
の練習コスト及び時間を減じ、ユーザの生産性の改善に
導くことを許し、（３）本発明は、多くの異なった物理
的及び論理的な場所に別な形で分散されたデータを利用
し、共用し、組み合わせることができ、（４）本発明
は、最小の変更で新しい情報管理システムを展開し含む
ことをすべてのシステムに許し、（５）本発明は、通常
の互換性の無い異なったデータベースベンダを適合させ
インターフェースすることができる。
うである。即ち、（１）本発明は基礎となる存在するデ
ータベースに対する変更無しに分配されたアクセスを許
し、（２）本発明は、異なったＤＢＭＳを学習するため
の練習コスト及び時間を減じ、ユーザの生産性の改善に
導くことを許し、（３）本発明は、多くの異なった物理
的及び論理的な場所に別な形で分散されたデータを利用
し、共用し、組み合わせることができ、（４）本発明
は、最小の変更で新しい情報管理システムを展開し含む
ことをすべてのシステムに許し、（５）本発明は、通常
の互換性の無い異なったデータベースベンダを適合させ
インターフェースすることができる。
【００１８】よって、本発明の一つの新規な態様は、ア
ンダーライイングＤＢＭＳの局所的な自主性を維持する
間、多種多様なＤＢＭＳに対するわかりやすい（透明
な）アクセスを許すような、格納部（サイト）間トラン
スアクションサービス（ＩＳＴＳ）アーキテクチャと結
合された連合化されたアーキテクチャである。本発明の
アーキテクチャを使用すると、本発明のＦＩＭは、異な
ったハードウェア、オペレーティングシステム、通信ネ
ットワーク、及びＤＢＭＳの上でランすることができ
る。さらに、本発明のシステムは、最小限の変更で新し
いターゲットＤＢＭＳを含むよう進化することができ
る。本発明の連合化されたアーキテクチャは、統合リレ
ーショナルＤＢＭＳに限定されるものではなく、階層的
ＤＢＭＳやネットワークＤＢＭＳ、空間情報システムや
地理情報システム、及びテキスト検索システムのよう
な、遺産ＤＢＭＳもまた統合することができる。
ンダーライイングＤＢＭＳの局所的な自主性を維持する
間、多種多様なＤＢＭＳに対するわかりやすい（透明
な）アクセスを許すような、格納部（サイト）間トラン
スアクションサービス（ＩＳＴＳ）アーキテクチャと結
合された連合化されたアーキテクチャである。本発明の
アーキテクチャを使用すると、本発明のＦＩＭは、異な
ったハードウェア、オペレーティングシステム、通信ネ
ットワーク、及びＤＢＭＳの上でランすることができ
る。さらに、本発明のシステムは、最小限の変更で新し
いターゲットＤＢＭＳを含むよう進化することができ
る。本発明の連合化されたアーキテクチャは、統合リレ
ーショナルＤＢＭＳに限定されるものではなく、階層的
ＤＢＭＳやネットワークＤＢＭＳ、空間情報システムや
地理情報システム、及びテキスト検索システムのよう
な、遺産ＤＢＭＳもまた統合することができる。
【００１９】よって、本発明は、リレーショナルシステ
ム、空間システム、及びテキストシステムを含む大型の
異種情報管理システムに対する継ぎ目の無いアクセスを
支持するための情報環境のインテリジェントな統合を提
供する。本発明は、この環境を支持するために以下の特
徴を含む。即ち、 （１）多数のデータベースシステムに対するわかりやす
いアクセスを支持する連合化されたアーキテクチャ。そ
れは、アンダーレイイングデータベースシステムの統一
されたビューをエンドユーザに提供する。アンダーレイ
イングデータベースシステムの局所的な自主性は、連合
化されたアーキテクチャに完全に維持される。これは、
ユーザが局所的なデータベースをアクセスするのと同じ
アプリケーションをなお使用することができ、関連した
データを共用し遠隔アクセスするためには、局所的デー
タベースシステムに対し最小限の変更のみが必要である
ということを意味する。このアーキテクチャは、ばらば
らにされ複製されたデータのためのいくつかの分配され
た質問最適化方法を含む。この最適化能力は、システム
全体の送信コスト及び処理コストを減じることによっ
て、トータルの質問コストを改善する。また、このアー
キテクチャは、意味質問最適化と呼ばれる、ばらばらに
された依存情報を使用して、トータルコストを改善す
る。また、分配されたトランスアクションサービスの高
い層は、分配された質問処理プロトコルから低層ネット
ワーク通信プロトコルを分離するために使用される。こ
のアーキテクチャ及び連合化された情報管理（ＦＩＭ）
の詳細な設計は、以下に述べられる。
ム、空間システム、及びテキストシステムを含む大型の
異種情報管理システムに対する継ぎ目の無いアクセスを
支持するための情報環境のインテリジェントな統合を提
供する。本発明は、この環境を支持するために以下の特
徴を含む。即ち、 （１）多数のデータベースシステムに対するわかりやす
いアクセスを支持する連合化されたアーキテクチャ。そ
れは、アンダーレイイングデータベースシステムの統一
されたビューをエンドユーザに提供する。アンダーレイ
イングデータベースシステムの局所的な自主性は、連合
化されたアーキテクチャに完全に維持される。これは、
ユーザが局所的なデータベースをアクセスするのと同じ
アプリケーションをなお使用することができ、関連した
データを共用し遠隔アクセスするためには、局所的デー
タベースシステムに対し最小限の変更のみが必要である
ということを意味する。このアーキテクチャは、ばらば
らにされ複製されたデータのためのいくつかの分配され
た質問最適化方法を含む。この最適化能力は、システム
全体の送信コスト及び処理コストを減じることによっ
て、トータルの質問コストを改善する。また、このアー
キテクチャは、意味質問最適化と呼ばれる、ばらばらに
された依存情報を使用して、トータルコストを改善す
る。また、分配されたトランスアクションサービスの高
い層は、分配された質問処理プロトコルから低層ネット
ワーク通信プロトコルを分離するために使用される。こ
のアーキテクチャ及び連合化された情報管理（ＦＩＭ）
の詳細な設計は、以下に述べられる。
【００２０】（２）一般的なデータ辞書（ＤＤ）格納所
の通常のパッシブな役割のアクティブ且つインテリジェ
ントな役割への拡張。アクティブな役割に於いて、本発
明の高速（スマート）データ辞書（ＳＤＤ）は、新しい
アプリケーションやデータベースが追加されるにつれ
て、自動的にデータの整合性を維持する。結合力のある
手法での推理能力及び問題解決能力を支持するために、
ＳＤＤは、多種多様なデータタイプ（テキスト、空間、
等）にわたる抽出の多数の統合された層を許す多次元参
照モデルを使用する。以下のコンセプトは、そのような
メタデータを獲得し、格納し、操作するためのより良い
能率及び高柔軟性を達成するために、ＳＤＤの設計に組
み込まれることが好ましい。即ち、（ａ）マルチメディ
アデータ及び知識抽出のためのＳＤＤのモジュール方式
のアーキテクチャ及び次元情報構造。
の通常のパッシブな役割のアクティブ且つインテリジェ
ントな役割への拡張。アクティブな役割に於いて、本発
明の高速（スマート）データ辞書（ＳＤＤ）は、新しい
アプリケーションやデータベースが追加されるにつれ
て、自動的にデータの整合性を維持する。結合力のある
手法での推理能力及び問題解決能力を支持するために、
ＳＤＤは、多種多様なデータタイプ（テキスト、空間、
等）にわたる抽出の多数の統合された層を許す多次元参
照モデルを使用する。以下のコンセプトは、そのような
メタデータを獲得し、格納し、操作するためのより良い
能率及び高柔軟性を達成するために、ＳＤＤの設計に組
み込まれることが好ましい。即ち、（ａ）マルチメディ
アデータ及び知識抽出のためのＳＤＤのモジュール方式
のアーキテクチャ及び次元情報構造。
【００２１】（３）柔軟なＳＤＤアーキテクチャは、新
しい情報システムを増加的に組み込むことをシステムに
許す。しかし、大スケールの分配された情報環境に於い
ては、ＳＤＤはボトルネックとなり、表される知識は、
大きく、複雑で、取扱いにくい階層構造となる。本発明
は、多数の独立したＳＤＤのための協同の環境を展開す
ることにより、これらのリスクを最小にする。統合及び
保守のためのこの協同モデルに於いては、各ＳＤＤが自
動的にランすることができ、他からのＳＤＤのメタデー
タを完全にすべて統合することなしに、適当な知識のた
めに別のＳＤＤと相互作用することができると、我々は
仮定する。各ＳＤＤは、多数のデータベースを含むこと
ができる特定の領域についてメタデータを含み、さらに
は、それは隣のものすべてではなくて、その最も近い隣
のものについての知識を含む。メタデータ整合性、多数
データ／知識ビュー、通信、及びデータ／知識送信のよ
うな多くのチャレンジにもかかわらず、多数のＳＤＤの
協力は、大型の統合情報システムの不可避の特徴である
だろう。
しい情報システムを増加的に組み込むことをシステムに
許す。しかし、大スケールの分配された情報環境に於い
ては、ＳＤＤはボトルネックとなり、表される知識は、
大きく、複雑で、取扱いにくい階層構造となる。本発明
は、多数の独立したＳＤＤのための協同の環境を展開す
ることにより、これらのリスクを最小にする。統合及び
保守のためのこの協同モデルに於いては、各ＳＤＤが自
動的にランすることができ、他からのＳＤＤのメタデー
タを完全にすべて統合することなしに、適当な知識のた
めに別のＳＤＤと相互作用することができると、我々は
仮定する。各ＳＤＤは、多数のデータベースを含むこと
ができる特定の領域についてメタデータを含み、さらに
は、それは隣のものすべてではなくて、その最も近い隣
のものについての知識を含む。メタデータ整合性、多数
データ／知識ビュー、通信、及びデータ／知識送信のよ
うな多くのチャレンジにもかかわらず、多数のＳＤＤの
協力は、大型の統合情報システムの不可避の特徴である
だろう。
【００２２】前述の技術及び案内コンセプトは、存在す
る技術（分配システム、知識ベースのシステム、オブジ
ェクト指向システム、雑多なデータベース、及び機械学
習）の新規な融合を提供する。さらに、それらは、存在
する技術にわたる重要な技術的進歩を表す情報設計のイ
ンテリジェントな統合のための基礎を形成する。
る技術（分配システム、知識ベースのシステム、オブジ
ェクト指向システム、雑多なデータベース、及び機械学
習）の新規な融合を提供する。さらに、それらは、存在
する技術にわたる重要な技術的進歩を表す情報設計のイ
ンテリジェントな統合のための基礎を形成する。
【００２３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００２４】前述したように、本発明の統合的なアプロ
ーチでは、データ分散の完全な透明性と情報システム間
の異種性とがサポートされている。また、このアプロー
チでは、すべての参加者サイトの変更要件を最小にする
ことにより、ローカル・サイト（局所的格納部）の独立
性を確保している。この柔軟なアーキテクチャにより、
システムの将来の発展が可能となり、ユーザは、基礎と
なるハードウェア、ＩＭＳ、データベース、論理設計、
物理設計に対する変更を気にしなくて済む。ユーザは、
ある一つのユーザ・インターフェースとアクセス技術を
いったんマスターすると、データベースの位置と設計に
かかわりなく、すべてのデータベースにアクセスでき
る。これにより、生産性を高め、訓練費用を節約でき
る。
ーチでは、データ分散の完全な透明性と情報システム間
の異種性とがサポートされている。また、このアプロー
チでは、すべての参加者サイトの変更要件を最小にする
ことにより、ローカル・サイト（局所的格納部）の独立
性を確保している。この柔軟なアーキテクチャにより、
システムの将来の発展が可能となり、ユーザは、基礎と
なるハードウェア、ＩＭＳ、データベース、論理設計、
物理設計に対する変更を気にしなくて済む。ユーザは、
ある一つのユーザ・インターフェースとアクセス技術を
いったんマスターすると、データベースの位置と設計に
かかわりなく、すべてのデータベースにアクセスでき
る。これにより、生産性を高め、訓練費用を節約でき
る。
【００２５】複数のリレーショナル・データベース管理
システム（ＲＤＢＭＳ）からのデータにアクセスするよ
うに設計された統合情報管理システム（ＦＩＭＳ）にお
いて実施されるような本発明を、好ましい例を用いて説
明する。
システム（ＲＤＢＭＳ）からのデータにアクセスするよ
うに設計された統合情報管理システム（ＦＩＭＳ）にお
いて実施されるような本発明を、好ましい例を用いて説
明する。
【００２６】ＦＩＭＳは、同形のインターフェース、構
造化質問言語（ＳＱＬ）、またはグラフィック・ユーザ
・インターフェース（ＧＵＩ）のために、単体の統合非
分散型データベースのような錯覚を、ユーザに与える。
図１に、ＦＩＭＳのおおまかなアーキテクチャが示され
ている。ＦＩＭＳは次に示す主なコンポーネントから成
る。
造化質問言語（ＳＱＬ）、またはグラフィック・ユーザ
・インターフェース（ＧＵＩ）のために、単体の統合非
分散型データベースのような錯覚を、ユーザに与える。
図１に、ＦＩＭＳのおおまかなアーキテクチャが示され
ている。ＦＩＭＳは次に示す主なコンポーネントから成
る。
【００２７】質問ブラウザ・エディタ（ＱｕＢＥ）モジ
ュール１０によって、複数のデータベースにアクセスす
るための同形のインターフェースがユーザに与えられ
る。ユーザは、ＳＱＬまたはＧＵＩを用いて、データベ
ースの要求を構成できる。
ュール１０によって、複数のデータベースにアクセスす
るための同形のインターフェースがユーザに与えられ
る。ユーザは、ＳＱＬまたはＧＵＩを用いて、データベ
ースの要求を構成できる。
【００２８】分散情報マネージャ（ＤＩＭ）１４は、グ
ローバル質問を複数の質問に分解する。このマネージャ
により、サイトにおける処理とネットワーク通信費用に
基づいて最適化された分散アクセス・プラン（ＤＡＰ）
が与えられる。このアクセス・プランは、数個のローカ
ル実行プラン（ＬＥＰ）から成り、各サイトに一つのプ
ランが対応する。
ローバル質問を複数の質問に分解する。このマネージャ
により、サイトにおける処理とネットワーク通信費用に
基づいて最適化された分散アクセス・プラン（ＤＡＰ）
が与えられる。このアクセス・プランは、数個のローカ
ル実行プラン（ＬＥＰ）から成り、各サイトに一つのプ
ランが対応する。
【００２９】すなわち、ユーザは、ＱｕＢＥを用いてグ
ローバル質問を構成する。ユーザが関する限り、ユーザ
は単一の（仮想）データベースにアクセスするだけであ
る。ＱｕＢＥは、グローバル質問をＤＩＭに送る。スマ
ート・データ辞書（ＳＤＤ）１６に記憶されたメタデー
タに基づき、以下に説明するように、ＤＩＭ１４は、グ
ローバル質問を複数のローカル質問に分解する。ＤＩＭ
は、ローカル・サイト間での転送に必要なデータ量を最
小にとどめ、ローカル・アクセス・プランの処理に適切
なサイトを選択することにより、グローバル質問を実行
するための総費用を最適化する。そうして、ＤＩＭは、
複数のローカル質問の実行を調整する。
ローバル質問を構成する。ユーザが関する限り、ユーザ
は単一の（仮想）データベースにアクセスするだけであ
る。ＱｕＢＥは、グローバル質問をＤＩＭに送る。スマ
ート・データ辞書（ＳＤＤ）１６に記憶されたメタデー
タに基づき、以下に説明するように、ＤＩＭ１４は、グ
ローバル質問を複数のローカル質問に分解する。ＤＩＭ
は、ローカル・サイト間での転送に必要なデータ量を最
小にとどめ、ローカル・アクセス・プランの処理に適切
なサイトを選択することにより、グローバル質問を実行
するための総費用を最適化する。そうして、ＤＩＭは、
複数のローカル質問の実行を調整する。
【００３０】ＤＩＭ１４は、質問ディコンポーザ・オプ
ティマイザ１４ａと分散処理コーディネータ１４ｂの二
つの上位コンポーネントから成る。
ティマイザ１４ａと分散処理コーディネータ１４ｂの二
つの上位コンポーネントから成る。
【００３１】図２に、ＤＩＭ下位サブコンポーネント
と、それらの間の情報の流れが示されている。質問ディ
コンポーザ・オプティマイザ（ＱＤＯ）１４ａは、質問
をローカル・サイトの質問に分解する。サイト処理費用
と送信費用とに基づいて、ＱＤＯは実行プランを作成
し、質問総実行費用を最小化する。
と、それらの間の情報の流れが示されている。質問ディ
コンポーザ・オプティマイザ（ＱＤＯ）１４ａは、質問
をローカル・サイトの質問に分解する。サイト処理費用
と送信費用とに基づいて、ＱＤＯは実行プランを作成
し、質問総実行費用を最小化する。
【００３２】シンタックス・セマンテックス・パーサ
（ＳＳＰ）１８は、質問のシンタックスの構文解析を行
い、有効にする。パーサは、結合点の接続性を認識し、
確認する。パーサは、スマート・データ辞書（ＳＳＤ）
１６とインターフェースし、下位のデータベースから統
合セマンテック・スキーマ（ＦＳＳ）とエクスポート・
セマンテック・スキーマ（ＥＳＳ）に関する情報を検索
する。ＦＳＳとＥＳＳは、ローカル・スキーマ情報と、
統合ビューと、複数のローカル・スキーマに存在するも
の（ビューとオブジェクト）の間の相互関係とを表す。
（ＳＳＰ）１８は、質問のシンタックスの構文解析を行
い、有効にする。パーサは、結合点の接続性を認識し、
確認する。パーサは、スマート・データ辞書（ＳＳＤ）
１６とインターフェースし、下位のデータベースから統
合セマンテック・スキーマ（ＦＳＳ）とエクスポート・
セマンテック・スキーマ（ＥＳＳ）に関する情報を検索
する。ＦＳＳとＥＳＳは、ローカル・スキーマ情報と、
統合ビューと、複数のローカル・スキーマに存在するも
の（ビューとオブジェクト）の間の相互関係とを表す。
【００３３】オプティマイザ１４ａは、複数のデータベ
ースのデータにアクセスするための質問の処理に必要と
される時間を制御するためのプランを慎重に作成する。
このことは、ローカルＤＢＭＳにおいて重要であるが、
データをネットワーク間で移動しなければならない場合
に、特に重要となる。オプティマイザ１４ａは、データ
分散情報（すなわち、フラグメント化、複写、またはフ
ラグメント化と複写の混合）、送信費用、処理費用をＳ
ＤＤ１６から検索する。そうして、オプティマイザ１４
ａは、統合複写半結合アルゴリズムを用いて、全体的な
実行のためにプランを作成する。総合実行プランは、次
のようなステップから成る。
ースのデータにアクセスするための質問の処理に必要と
される時間を制御するためのプランを慎重に作成する。
このことは、ローカルＤＢＭＳにおいて重要であるが、
データをネットワーク間で移動しなければならない場合
に、特に重要となる。オプティマイザ１４ａは、データ
分散情報（すなわち、フラグメント化、複写、またはフ
ラグメント化と複写の混合）、送信費用、処理費用をＳ
ＤＤ１６から検索する。そうして、オプティマイザ１４
ａは、統合複写半結合アルゴリズムを用いて、全体的な
実行のためにプランを作成する。総合実行プランは、次
のようなステップから成る。
【００３４】ローカル・リダクション。このステップで
は、データを他のサイトに送る前に、グローバル質問で
指定された述語に基づいて、できる限りデータの量を減
らす。
は、データを他のサイトに送る前に、グローバル質問で
指定された述語に基づいて、できる限りデータの量を減
らす。
【００３５】フラグメントの複写。オプティマイザは、
全体の質問実行費用を最小化するために、どのフラグメ
ントを複写する必要があるかを決定する。
全体の質問実行費用を最小化するために、どのフラグメ
ントを複写する必要があるかを決定する。
【００３６】ローカル質問実行。複写フラグメントと関
係するローカル質問の部分が実行され、その中間結果が
ホーム・サイトへ送られる。ホーム・サイトは、ユーザ
が特に指定しない限り、ユーザのサイトにデフォルトさ
れる。
係するローカル質問の部分が実行され、その中間結果が
ホーム・サイトへ送られる。ホーム・サイトは、ユーザ
が特に指定しない限り、ユーザのサイトにデフォルトさ
れる。
【００３７】結果の統合。ホーム・サイトは、ローカル
・サイトから送られた中間結果を統合する。
・サイトから送られた中間結果を統合する。
【００３８】実行プラン・ジェネレータ（ＥＰＧ）２０
は、内部データ構造の各サイトの実行プランを、ＳＱＬ
の拡張言語である分散中間構造化質問言語（ＤＩＳＱ
Ｌ）に翻訳する。各ローカル・サイトでは、ローカル実
行プランは、スキーマおよび他のデータのみならずＳＱ
Ｌステートメントも含む三つのファイルから成る。
は、内部データ構造の各サイトの実行プランを、ＳＱＬ
の拡張言語である分散中間構造化質問言語（ＤＩＳＱ
Ｌ）に翻訳する。各ローカル・サイトでは、ローカル実
行プランは、スキーマおよび他のデータのみならずＳＱ
Ｌステートメントも含む三つのファイルから成る。
【００３９】ローカル実行プランは、目標ＤＢＭＳとの
インターフェースを含む。ローカル実行プランを実行す
るためのＤＩＭ１４とＬＩＭ２２間を調整する主要なモ
ードが二つある。すなわち、独立モードと完全調整モー
ドである。
インターフェースを含む。ローカル実行プランを実行す
るためのＤＩＭ１４とＬＩＭ２２間を調整する主要なモ
ードが二つある。すなわち、独立モードと完全調整モー
ドである。
【００４０】独立モードでは、ＤＩＭ１４は、単に各Ｌ
ＩＭ２２に、そのローカル実行プランを送る。このプラ
ンは独立して並列的に実行できる。独立モードでは、Ｄ
ＩＭとＬＩＭとの間の調整は行わない。各ＬＩＭは、ロ
ーカルＤＢＭＳとのインターフェースと他のＬＩＭとの
対話とを含む。
ＩＭ２２に、そのローカル実行プランを送る。このプラ
ンは独立して並列的に実行できる。独立モードでは、Ｄ
ＩＭとＬＩＭとの間の調整は行わない。各ＬＩＭは、ロ
ーカルＤＢＭＳとのインターフェースと他のＬＩＭとの
対話とを含む。
【００４１】完全調整モードでは、ＤＩＭは、ＬＩＭ間
の各ローカル実行ステップを連続化することにより、す
べてのローカル実行プランを調整する。このことは、各
ＬＩＭは、ＤＩＭとのみ対話し、他のＬＩＭとは行わな
いので、各ＬＩＭでは調整の必要がないことを意味す
る。この場合、各ＬＩＭの並列処理は禁止され、ＤＩＭ
がボトルネックとなる。
の各ローカル実行ステップを連続化することにより、す
べてのローカル実行プランを調整する。このことは、各
ＬＩＭは、ＤＩＭとのみ対話し、他のＬＩＭとは行わな
いので、各ＬＩＭでは調整の必要がないことを意味す
る。この場合、各ＬＩＭの並列処理は禁止され、ＤＩＭ
がボトルネックとなる。
【００４２】直感的に、独立モードは、並列化によっ
て、より優れた性能を実現することが分かる。要求され
ているフラグメント複写のためのＬＩＭ間での通信中
に、デッドロック問題が発生するおそれがある。デッド
ロック問題は、オペレーティング・システムまたはクラ
イアント／サーバの割り込みを用いて解決できる。長距
離ネットワーク大規模異種環境では、現在のところ、下
位のオペレーティング・システムと無関係に割り込みを
利用できない。たとえば、Ｓｙｂａｓｅオープン・サー
バは、割り込みをサポートせず、ユーザに対して、どの
オペレーティンク・システムでもＬＩＭの実行には使用
できないＵＮＩＸ割り込みを提供しているだけである。
て、より優れた性能を実現することが分かる。要求され
ているフラグメント複写のためのＬＩＭ間での通信中
に、デッドロック問題が発生するおそれがある。デッド
ロック問題は、オペレーティング・システムまたはクラ
イアント／サーバの割り込みを用いて解決できる。長距
離ネットワーク大規模異種環境では、現在のところ、下
位のオペレーティング・システムと無関係に割り込みを
利用できない。たとえば、Ｓｙｂａｓｅオープン・サー
バは、割り込みをサポートせず、ユーザに対して、どの
オペレーティンク・システムでもＬＩＭの実行には使用
できないＵＮＩＸ割り込みを提供しているだけである。
【００４３】したがって、本発明では、各ローカル実行
ステップの論理に基づいた半調整モードを提供するため
にＤＩＭ１４に分散処理コーディネータ（ＤＰＣ）２４
コンポーネントを用いる方法を採用している。これは、
デッドロック状態が予測されない場合に限って、独立モ
ードを使用し、それ以外は、完全調整モードを用いるこ
とを意味する。
ステップの論理に基づいた半調整モードを提供するため
にＤＩＭ１４に分散処理コーディネータ（ＤＰＣ）２４
コンポーネントを用いる方法を採用している。これは、
デッドロック状態が予測されない場合に限って、独立モ
ードを使用し、それ以外は、完全調整モードを用いるこ
とを意味する。
【００４４】半調整モードでＤＰＣ２４によって調整さ
れた基本実行ステップが、図３と４とに説明されてい
る。
れた基本実行ステップが、図３と４とに説明されてい
る。
【００４５】第一ステップは、各ＬＩＭ２２に、それの
ローカル実行プランを送る。ローカル実行プランは、以
下に説明するインターサイト・トランスアクション（格
納部相互取引）サービス（ＩＳＴＳ）によって与えられ
るリモート・ファイル転送ユーティリティ２６を用い
て、各ＬＩＭ２２に送られる三つのファイルの形式をと
る。第一のファイル２８ａは、ローカル質問の実行に必
要なフラグメントと分散情報を含むデータ・ファイルで
ある。第二のファイル２８ｂは、ローカル・データを減
らすためのＳＱＬステートメントを含み、これによりロ
ーカル質問を単純化し、ＬＩＭ間で送信されるデータ量
を最小にする。第三のファイル２８ｃは、実行予定のロ
ーカル質問を含む。
ローカル実行プランを送る。ローカル実行プランは、以
下に説明するインターサイト・トランスアクション（格
納部相互取引）サービス（ＩＳＴＳ）によって与えられ
るリモート・ファイル転送ユーティリティ２６を用い
て、各ＬＩＭ２２に送られる三つのファイルの形式をと
る。第一のファイル２８ａは、ローカル質問の実行に必
要なフラグメントと分散情報を含むデータ・ファイルで
ある。第二のファイル２８ｂは、ローカル・データを減
らすためのＳＱＬステートメントを含み、これによりロ
ーカル質問を単純化し、ＬＩＭ間で送信されるデータ量
を最小にする。第三のファイル２８ｃは、実行予定のロ
ーカル質問を含む。
【００４６】第二のステップは、各ＬＩＭ２２に、その
ローカル・リダクション質問を実行するための要求を送
る。ローカル・リダクション中は、ＬＩＭ間では対話が
ないので、このステップは、非同期で行われ、ＬＩＭは
並列的に実行できる。
ローカル・リダクション質問を実行するための要求を送
る。ローカル・リダクション中は、ＬＩＭ間では対話が
ないので、このステップは、非同期で行われ、ＬＩＭは
並列的に実行できる。
【００４７】第三のステップは、各ＬＩＭに対して、関
連するフラグメントを複写する要求を送る。どのフラグ
メントの複写が必要なのかについての情報が、上記ステ
ップ１でＬＩＭ２２に送られたデータ・ファイル２８ａ
に含まれている。このステップは、常に一つのＬＩＭの
みがフラグメント複写を行うように、順次実行される。
これにより、他のすべてのＬＩＭをフラグメント・デー
タを受信するためのサーバとして確実に利用でき、デッ
ドロック状態が回避される。タイミングによって、他の
ＬＩＭが、あるＬＩＭにフラグメント・データを送ろう
としているときに、後者のＬＩＭは、そのローカル・リ
ダクション・プランの実行をまだ継続することができ
る。その場合、フラグメント・データを送出するＬＩＭ
は、その要求が供給されるまで、限られた時間だけ待て
ばよいことになっている。
連するフラグメントを複写する要求を送る。どのフラグ
メントの複写が必要なのかについての情報が、上記ステ
ップ１でＬＩＭ２２に送られたデータ・ファイル２８ａ
に含まれている。このステップは、常に一つのＬＩＭの
みがフラグメント複写を行うように、順次実行される。
これにより、他のすべてのＬＩＭをフラグメント・デー
タを受信するためのサーバとして確実に利用でき、デッ
ドロック状態が回避される。タイミングによって、他の
ＬＩＭが、あるＬＩＭにフラグメント・データを送ろう
としているときに、後者のＬＩＭは、そのローカル・リ
ダクション・プランの実行をまだ継続することができ
る。その場合、フラグメント・データを送出するＬＩＭ
は、その要求が供給されるまで、限られた時間だけ待て
ばよいことになっている。
【００４８】第四のステップでは、各ＬＩＭ２２がロー
カル質問を実行する。このステップは、非同期で行わ
れ、複数のＬＩＭを並列的に実行できる。
カル質問を実行する。このステップは、非同期で行わ
れ、複数のＬＩＭを並列的に実行できる。
【００４９】第五のステップでは、ホーム・サイトを除
く各ＬＩＭ２２に対して、上記ステップ４からの中間結
果をホーム・サイトに送出する要求を送る。このステッ
プは、同期して実行され、これによりホーム・サイト
は、すべての中間結果を確実に受信を完了する。
く各ＬＩＭ２２に対して、上記ステップ４からの中間結
果をホーム・サイトに送出する要求を送る。このステッ
プは、同期して実行され、これによりホーム・サイト
は、すべての中間結果を確実に受信を完了する。
【００５０】第六のステップでは、ホーム・サイトへ要
求を送り、他のサイトから受信した中間結果とそれ自身
の中間結果とを組み合わせ、最終結果をＤＩＭ１４へ送
り返す。このステップも同期して行われ、ＤＩＭにおけ
る待ちグローバル質問要求が、結果が受信される前に実
行されるないようにし、これによりデッドロック状態が
生じる。
求を送り、他のサイトから受信した中間結果とそれ自身
の中間結果とを組み合わせ、最終結果をＤＩＭ１４へ送
り返す。このステップも同期して行われ、ＤＩＭにおけ
る待ちグローバル質問要求が、結果が受信される前に実
行されるないようにし、これによりデッドロック状態が
生じる。
【００５１】最終ステップである第七のステップでは、
ＤＰＣ２４が結果を保存し、それらをそれらのスキーマ
とインデックスとに関連づけて、アプリケーションによ
る将来の検索に備える。
ＤＰＣ２４が結果を保存し、それらをそれらのスキーマ
とインデックスとに関連づけて、アプリケーションによ
る将来の検索に備える。
【００５２】ローカル情報マネージャ（ＬＩＭ）２２
は、ローカル実行プランを実行してモニタし、データ検
索のために異種ＤＢＭＳとインターフェースする。特定
ＬＩＭアーキテクチャを以下に説明する。
は、ローカル実行プランを実行してモニタし、データ検
索のために異種ＤＢＭＳとインターフェースする。特定
ＬＩＭアーキテクチャを以下に説明する。
【００５３】各データベース管理システム（ＤＢＭＳ）
は、ＬＩＭ２２は、グローバル・ビューからローカル・
ビューへのマッピングと、ＤＩＳＱＬから目標ＤＢＭＳ
言語への翻訳と、目標ＤＢＭＳへのインターフェースと
を提供することが要求される。ＬＩＭのサブコンポーネ
ントは、ローカル・コントローラと、ローカル・リダク
ション・プロセッサと、副質問プロセッサと、結果イン
テグレータと、リレーション・リプリケータと、リレー
ショナルＤＢＭＳインターフェースとである。ＬＩＭの
好ましいモジュール・アーキテクチャにより、新しいＬ
ＩＭを構成することが簡単になる。たとえば、「結
合」、「予測」、「選択」のような関連するデータベー
スに共通する特徴が、その他の点ではそれぞれ両立しな
いデータベースに関して、ＬＩＭ間で共有できる適切な
モジュールにモジュール化される。
は、ＬＩＭ２２は、グローバル・ビューからローカル・
ビューへのマッピングと、ＤＩＳＱＬから目標ＤＢＭＳ
言語への翻訳と、目標ＤＢＭＳへのインターフェースと
を提供することが要求される。ＬＩＭのサブコンポーネ
ントは、ローカル・コントローラと、ローカル・リダク
ション・プロセッサと、副質問プロセッサと、結果イン
テグレータと、リレーション・リプリケータと、リレー
ショナルＤＢＭＳインターフェースとである。ＬＩＭの
好ましいモジュール・アーキテクチャにより、新しいＬ
ＩＭを構成することが簡単になる。たとえば、「結
合」、「予測」、「選択」のような関連するデータベー
スに共通する特徴が、その他の点ではそれぞれ両立しな
いデータベースに関して、ＬＩＭ間で共有できる適切な
モジュールにモジュール化される。
【００５４】ローカル・コントローラ（ＬＣ）２２ａ
は、その他のＬＩＭのコンポーネントの動作を調整する
ことにより、ＤＩＭ１４が送ったローカル・プランの実
行を制御する。前述したように、これは同期または非同
期で実行できる。双方のモードで、同期モードの実行の
タイミングがＤＩＭ１４により制御されることを除い
て、まったく同じコンポーネントが用いられる。ローカ
ル実行プランは、五つの別々のステップに分解される。
すなわち、ローカル・リダクション、フラグメント複
写、ローカル実行、結果送信、それに結果統合である。
最後の二つのステップは、ホーム・サイトが結果統合を
行うが、結果の送信を絶対に必要としないので、相互に
排他的関係にある。同期モードでは、各ステップは、Ｉ
ＳＴＳを介してＤＩＭから直接実行される。一方、非同
期モードでは、すべてのステップが、ＩＳＴＳを介して
ＬＣ２２ａにより実行されるが、ＤＩＭは調整を必要と
しない。
は、その他のＬＩＭのコンポーネントの動作を調整する
ことにより、ＤＩＭ１４が送ったローカル・プランの実
行を制御する。前述したように、これは同期または非同
期で実行できる。双方のモードで、同期モードの実行の
タイミングがＤＩＭ１４により制御されることを除い
て、まったく同じコンポーネントが用いられる。ローカ
ル実行プランは、五つの別々のステップに分解される。
すなわち、ローカル・リダクション、フラグメント複
写、ローカル実行、結果送信、それに結果統合である。
最後の二つのステップは、ホーム・サイトが結果統合を
行うが、結果の送信を絶対に必要としないので、相互に
排他的関係にある。同期モードでは、各ステップは、Ｉ
ＳＴＳを介してＤＩＭから直接実行される。一方、非同
期モードでは、すべてのステップが、ＩＳＴＳを介して
ＬＣ２２ａにより実行されるが、ＤＩＭは調整を必要と
しない。
【００５５】ローカル・リダクション・プロセッサ（Ｌ
ＲＰ）２２ｂは、ＤＩＭ１４から受信したローカル・リ
ダクション・ファイルのＳＱＬステートメントを実行す
る。実行を開始する前に、ＬＩＭの内部データ構造は、
ＤＩＭ１４から受信したデータ・ファイルから得た情報
で初期化する必要がある。この場合、単なるローカル・
リダクション・ステップではなく、全ローカル・プラン
にとって必要な情報によって、ＬＩＭは初期化される。
この情報には、次のような項目が含まれる。すなわち、
結果フラグメント、ローカル・フラグメント、実行時に
用いられる複写フラグメント、それらのフラグメントの
スキーマなどである。データ・ファイルの情報もまた、
複写ステップ３と５において、中間結果とフラグメント
を送るためのサイト目的地を決定する。ＬＩＭはまた、
ＳＤＤ１６にアクセスして、ローカル・プランで用いら
れるローカル・リレーションすべてのスキーマについて
メタデータを検索する。上記初期化がいったん完了する
と、ＬＲＰ２２ｂは、ローカル・リダクション・ファイ
ルに含まれるＳＱＬステートメントのそれぞれを実行す
る。これらのステートメントの代表的なものは、「作
成」ステートメントか「選択」ステートメントである。
「作成」ステートメントを用いて、他のＬＩＭから受信
されたフラグメントを保持するための一時的リレーショ
ンを作る。「選択」ステートメントを用いて、ローカル
・リレーションを他のサイトに複写する前に、ローカル
・リレーションのデータを減らす。
ＲＰ）２２ｂは、ＤＩＭ１４から受信したローカル・リ
ダクション・ファイルのＳＱＬステートメントを実行す
る。実行を開始する前に、ＬＩＭの内部データ構造は、
ＤＩＭ１４から受信したデータ・ファイルから得た情報
で初期化する必要がある。この場合、単なるローカル・
リダクション・ステップではなく、全ローカル・プラン
にとって必要な情報によって、ＬＩＭは初期化される。
この情報には、次のような項目が含まれる。すなわち、
結果フラグメント、ローカル・フラグメント、実行時に
用いられる複写フラグメント、それらのフラグメントの
スキーマなどである。データ・ファイルの情報もまた、
複写ステップ３と５において、中間結果とフラグメント
を送るためのサイト目的地を決定する。ＬＩＭはまた、
ＳＤＤ１６にアクセスして、ローカル・プランで用いら
れるローカル・リレーションすべてのスキーマについて
メタデータを検索する。上記初期化がいったん完了する
と、ＬＲＰ２２ｂは、ローカル・リダクション・ファイ
ルに含まれるＳＱＬステートメントのそれぞれを実行す
る。これらのステートメントの代表的なものは、「作
成」ステートメントか「選択」ステートメントである。
「作成」ステートメントを用いて、他のＬＩＭから受信
されたフラグメントを保持するための一時的リレーショ
ンを作る。「選択」ステートメントを用いて、ローカル
・リレーションを他のサイトに複写する前に、ローカル
・リレーションのデータを減らす。
【００５６】フラグメント・リプリケータ（ＦＲ）２２
ｃは、バルクロード・コピー・プロトコル（ＢＣＰ）３
０である一つのＩＳＴＳを用いて、ＬＩＭ間のフラグメ
ント化されたリレーションを効率的に複写する。図５に
示されているように、ＢＣＰ３０は、ＲＤＢＭＳから独
立しているアプリケーション層とリレーショナル・デー
タベース・インターフェースの実際に一部である下位デ
ータベース層とにさらに分解される。
ｃは、バルクロード・コピー・プロトコル（ＢＣＰ）３
０である一つのＩＳＴＳを用いて、ＬＩＭ間のフラグメ
ント化されたリレーションを効率的に複写する。図５に
示されているように、ＢＣＰ３０は、ＲＤＢＭＳから独
立しているアプリケーション層とリレーショナル・デー
タベース・インターフェースの実際に一部である下位デ
ータベース層とにさらに分解される。
【００５７】ＢＣＰは、ＲＤＢＭＳ間の移動性と性能効
率の二つの目標を頭に置いて実現するのが好ましい。移
動性は、アプリケーション層が、すべてのＬＩＭ間で再
使用できるので、実現される。あいにく、データベース
層は、各ＤＢＭＳに応じてカスタマイズする必要があ
る。受信元の数に関係なく、複写される各関係に対して
ただ一回だけアクセスすることが要求されるので、効率
は改善される。このことは、リレーション・データがデ
ータベースから検索されたとき、各受信元へそのリレー
ション・データを送信することで、実現される。効率
は、データベース層をカスタマイズすることによってさ
らに高めることができ、これにより、下位のＲＤＢＭＳ
によりサポートされるどのような特別バルクロード転送
機能でも利用することができる。たとえば、Ｓｙｂａｓ
ｅにおいて、関係の有る無しにかかわらず、データを得
る最も効率的な方法は、「バルクロード」ユーティリテ
ィを用いることである。一方、Ｏｒａｃｌｅの場合、無
関係のデータを得る最も効率的な方法は、ＳＱＬ質問と
アレイ・バインディングを用いることである。データを
Ｏｒａｃｌｅに挿入する最も効率的な方法は、ＳＱＬＬ
ｏａｄｅｒユーティリティを用いることである。
率の二つの目標を頭に置いて実現するのが好ましい。移
動性は、アプリケーション層が、すべてのＬＩＭ間で再
使用できるので、実現される。あいにく、データベース
層は、各ＤＢＭＳに応じてカスタマイズする必要があ
る。受信元の数に関係なく、複写される各関係に対して
ただ一回だけアクセスすることが要求されるので、効率
は改善される。このことは、リレーション・データがデ
ータベースから検索されたとき、各受信元へそのリレー
ション・データを送信することで、実現される。効率
は、データベース層をカスタマイズすることによってさ
らに高めることができ、これにより、下位のＲＤＢＭＳ
によりサポートされるどのような特別バルクロード転送
機能でも利用することができる。たとえば、Ｓｙｂａｓ
ｅにおいて、関係の有る無しにかかわらず、データを得
る最も効率的な方法は、「バルクロード」ユーティリテ
ィを用いることである。一方、Ｏｒａｃｌｅの場合、無
関係のデータを得る最も効率的な方法は、ＳＱＬ質問と
アレイ・バインディングを用いることである。データを
Ｏｒａｃｌｅに挿入する最も効率的な方法は、ＳＱＬＬ
ｏａｄｅｒユーティリティを用いることである。
【００５８】ＢＣＰ３０のアプリケーション層は、ＡＳ
ＣＩＩバッファ３２を介してデータベース層と対話す
る。このバッファによって、このアプリーション層は、
データの検索に用いられる方法から独立していられる。
バッファリング・ユーティリティのセットは、出力の表
示からのデータ（たとえば、Ｏｒａｃｌｅにおいてメモ
リ中のデータ列）をＡＳＣＩＩへ変換、そしてＡＳＣＩ
Ｉから入力（たとえば、Ｏｒａｃｌｅにおけるｓｑｕｌ
ｌｏａｄｅｒデータ・ファイル）に使用される表示へ変
換する。ネットワークを介して送られる実際のデータ
は、リレーション・スキーマと他の情報、たとえば、行
の数、データのサイズなどである。
ＣＩＩバッファ３２を介してデータベース層と対話す
る。このバッファによって、このアプリーション層は、
データの検索に用いられる方法から独立していられる。
バッファリング・ユーティリティのセットは、出力の表
示からのデータ（たとえば、Ｏｒａｃｌｅにおいてメモ
リ中のデータ列）をＡＳＣＩＩへ変換、そしてＡＳＣＩ
Ｉから入力（たとえば、Ｏｒａｃｌｅにおけるｓｑｕｌ
ｌｏａｄｅｒデータ・ファイル）に使用される表示へ変
換する。ネットワークを介して送られる実際のデータ
は、リレーション・スキーマと他の情報、たとえば、行
の数、データのサイズなどである。
【００５９】上記したローカル・リダクションと複写フ
ラグメント・ステップの後、すべての関連するフラグメ
ントが複写され、指定されたサイトで一時的リレーショ
ンに格納される。ローカル質問プロセッサ（ＬＱＰ）２
２ｄは、ＤＩＭ１４から受信されたローカル質問ファイ
ルの質問を実行する。これらの質問を実行する前に、Ｌ
ＱＰ２２ｄは、同じリレーションのフラグメントすべて
（ローカル的に検索されたフラグメントと他のＬＩＭか
ら複写されたフラグメント）を組み合わせる必要があ
る。ＬＱＰ２２ｄは、フラグメントを組み合わせるのに
必要な適切なＳＱＬステートメントを発生し、ＲＤＢＩ
を用いて、それらを実行する。フラグメントが組み合わ
された後、ローカル質問が、ＲＤＢＩを用いて実行さ
れ、そうして、中間結果がファイルに格納される。
ラグメント・ステップの後、すべての関連するフラグメ
ントが複写され、指定されたサイトで一時的リレーショ
ンに格納される。ローカル質問プロセッサ（ＬＱＰ）２
２ｄは、ＤＩＭ１４から受信されたローカル質問ファイ
ルの質問を実行する。これらの質問を実行する前に、Ｌ
ＱＰ２２ｄは、同じリレーションのフラグメントすべて
（ローカル的に検索されたフラグメントと他のＬＩＭか
ら複写されたフラグメント）を組み合わせる必要があ
る。ＬＱＰ２２ｄは、フラグメントを組み合わせるのに
必要な適切なＳＱＬステートメントを発生し、ＲＤＢＩ
を用いて、それらを実行する。フラグメントが組み合わ
された後、ローカル質問が、ＲＤＢＩを用いて実行さ
れ、そうして、中間結果がファイルに格納される。
【００６０】結果トランスミッタ（ＲＴ）２２ｅコンポ
ーネントは、単にＩＳＴＳ３４により与えられるリモー
ト・ファイル転送（ＲＦＴ）プロトコルを使用し、上記
中間結果を含むファイルをホーム・サイトへ転送する。
ーネントは、単にＩＳＴＳ３４により与えられるリモー
ト・ファイル転送（ＲＦＴ）プロトコルを使用し、上記
中間結果を含むファイルをホーム・サイトへ転送する。
【００６１】結果インテグレータ（ＲＩ）２２ｆは、他
のＬＩＭ（それらの結果トランスミッタを介して）から
受信された中間結果すべてを、ローカル質問プロセッサ
２２ｄから出力されたそれ自身の中間結果と組み合わせ
る。そうして、このインテグレータは、この組み合わせ
られた結果をＤＩＭ１４へ戻す。非同期モードでは、組
み合わせられた結果は、ＤＩＭ１４がサーバとなり、Ｌ
ＩＭ２２がクライアントとなる個別のステップとして、
ＤＩＭ１４へ戻される。前に述べたように、このことは
潜在的にデッドロック状態を引き起こす可能性がある。
それは、ＤＩＭ１４は前回の質問の結果の受信を完了し
ないうちに、別の質問の実行を開始するかもしれないか
らである。これは、もしＤＩＭ１４が割り込み可能であ
れば、認めることができる。それ以外は、ＬＩＭ２２が
その組み合わせられた結果を送信するのを待っている一
方で、ＤＩＭ１４は同じＬＩＭ２２で次の質問を実行す
るのを待っている。これによりデッドロックが生じる。
同期モードの動作では、組み合わせ結果要求に対する応
答として、組み合わせられた結果をＤＩＭ１４へ戻すこ
とによって、この問題を回避している。このようにし
て、結果統合がホーム・サイトで完了し、組み合わせら
れた結果がＤＩＭ１４に戻されるまで、ＤＩＭ１４は別
の質問を実行できない。
のＬＩＭ（それらの結果トランスミッタを介して）から
受信された中間結果すべてを、ローカル質問プロセッサ
２２ｄから出力されたそれ自身の中間結果と組み合わせ
る。そうして、このインテグレータは、この組み合わせ
られた結果をＤＩＭ１４へ戻す。非同期モードでは、組
み合わせられた結果は、ＤＩＭ１４がサーバとなり、Ｌ
ＩＭ２２がクライアントとなる個別のステップとして、
ＤＩＭ１４へ戻される。前に述べたように、このことは
潜在的にデッドロック状態を引き起こす可能性がある。
それは、ＤＩＭ１４は前回の質問の結果の受信を完了し
ないうちに、別の質問の実行を開始するかもしれないか
らである。これは、もしＤＩＭ１４が割り込み可能であ
れば、認めることができる。それ以外は、ＬＩＭ２２が
その組み合わせられた結果を送信するのを待っている一
方で、ＤＩＭ１４は同じＬＩＭ２２で次の質問を実行す
るのを待っている。これによりデッドロックが生じる。
同期モードの動作では、組み合わせ結果要求に対する応
答として、組み合わせられた結果をＤＩＭ１４へ戻すこ
とによって、この問題を回避している。このようにし
て、結果統合がホーム・サイトで完了し、組み合わせら
れた結果がＤＩＭ１４に戻されるまで、ＤＩＭ１４は別
の質問を実行できない。
【００６２】ここで、本発明はまた、ＤＩＭ下の少なく
とも一つのＬＩＭもまたＤＩＭであるアーキテクチャを
含むことが理解できよう。その結果、同一のアーキテク
チャが、上位のＤＩＭに対してＬＩＭとして機能し、下
位のＬＩＭに対してＤＩＭとして機能する第二のＤＩＭ
で、再帰的に複写が行われる。言い方を変えれば、ＤＩ
Ｍと一連のＬＩＭ間における上記した同一のアーキテク
チャは、少なくとも下位のＬＩＭの一つとＤＩＭを入れ
換え、ＬＩＭを論理または物理応答ユニットにグループ
化するのに必要なだけ複写を続けることにより、再帰的
方法で複写できる。
とも一つのＬＩＭもまたＤＩＭであるアーキテクチャを
含むことが理解できよう。その結果、同一のアーキテク
チャが、上位のＤＩＭに対してＬＩＭとして機能し、下
位のＬＩＭに対してＤＩＭとして機能する第二のＤＩＭ
で、再帰的に複写が行われる。言い方を変えれば、ＤＩ
Ｍと一連のＬＩＭ間における上記した同一のアーキテク
チャは、少なくとも下位のＬＩＭの一つとＤＩＭを入れ
換え、ＬＩＭを論理または物理応答ユニットにグループ
化するのに必要なだけ複写を続けることにより、再帰的
方法で複写できる。
【００６３】スマート・データ辞書（ＳＤＤ）サーバ１
６は、次のような情報を含む。すなわち、スキーマ、デ
ータ分散、サイト構成、ドメイン知識、およびインタサ
イト関係である。ＳＤＤ１６自身は、質問を処理する
際、ＤＩＭ１４とＬＩＭ２２をサポートするのに用いる
ことができるメタデータを含むデータベースである。Ｓ
ＤＤデータ記憶は、ＵＮＩＸファイル・システムにより
実現してもよいし、またはＩＴＡＳＣＡのようなオブジ
ェクト指向データベース管理システム（ＯＯＤＢＭＳ）
によって実現してもよい。
６は、次のような情報を含む。すなわち、スキーマ、デ
ータ分散、サイト構成、ドメイン知識、およびインタサ
イト関係である。ＳＤＤ１６自身は、質問を処理する
際、ＤＩＭ１４とＬＩＭ２２をサポートするのに用いる
ことができるメタデータを含むデータベースである。Ｓ
ＤＤデータ記憶は、ＵＮＩＸファイル・システムにより
実現してもよいし、またはＩＴＡＳＣＡのようなオブジ
ェクト指向データベース管理システム（ＯＯＤＢＭＳ）
によって実現してもよい。
【００６４】ＳＤＤサーバ１６は、遠隔サイトから、Ｕ
ＮＩＸファイル・システムに格納されているＳＤＤのメ
タデータにアクセスする要求をサポートしている。ＤＩ
Ｍ１４とＬＩＭ２２は、離れた場所からＳＤＤサーバ１
６をアクセスし、グローバル質問とローカル質問を構文
解析し、翻訳し、最適化し、調整するためのメタデータ
を検索することができる。図１において、ＳＤＤサーバ
１６は、ＵＮＩＸファイル・システムに格納するＳＤＤ
のための知識形マネージヤーの代用として機能する。
ＮＩＸファイル・システムに格納されているＳＤＤのメ
タデータにアクセスする要求をサポートしている。ＤＩ
Ｍ１４とＬＩＭ２２は、離れた場所からＳＤＤサーバ１
６をアクセスし、グローバル質問とローカル質問を構文
解析し、翻訳し、最適化し、調整するためのメタデータ
を検索することができる。図１において、ＳＤＤサーバ
１６は、ＵＮＩＸファイル・システムに格納するＳＤＤ
のための知識形マネージヤーの代用として機能する。
【００６５】ＳＤＤは、次のようなメタデータを含む。
すなわち、データ分散情報、スキーマ説明、およびＦＩ
Ｍシステム構成である。ＤＩＭは、スキーマとデータ分
散を用いて、実行プランを作成する。ＬＩＭは、スキー
マを用いて、ローカル質問を行い、ローカル質問を他の
サイトにマッピングする。メタデータを処理サイトでキ
ャッシングすると、通信費用とアクセス費用が大幅に削
減される。たとえば、キャッシュ・メモリ管理（ＣＭ
Ｍ）を用いて、ＤＩＭ１４は、次の質問で用いられるか
もしれない関連データにアクセスして、キヤッシュでき
る。これにより、スキーマの検索のために、ＳＤＤ１６
と不必要な通信をする必要がなくなる。ＬＩＭ２２、Ｄ
ＩＭ１４、およびＳＤＤサーバ１６それぞれは、同一の
ＣＭＭを用いる。図６は、ＣＭＭとＳＤＤサーバ・アキ
テクチャを示す。
すなわち、データ分散情報、スキーマ説明、およびＦＩ
Ｍシステム構成である。ＤＩＭは、スキーマとデータ分
散を用いて、実行プランを作成する。ＬＩＭは、スキー
マを用いて、ローカル質問を行い、ローカル質問を他の
サイトにマッピングする。メタデータを処理サイトでキ
ャッシングすると、通信費用とアクセス費用が大幅に削
減される。たとえば、キャッシュ・メモリ管理（ＣＭ
Ｍ）を用いて、ＤＩＭ１４は、次の質問で用いられるか
もしれない関連データにアクセスして、キヤッシュでき
る。これにより、スキーマの検索のために、ＳＤＤ１６
と不必要な通信をする必要がなくなる。ＬＩＭ２２、Ｄ
ＩＭ１４、およびＳＤＤサーバ１６それぞれは、同一の
ＣＭＭを用いる。図６は、ＣＭＭとＳＤＤサーバ・アキ
テクチャを示す。
【００６６】すなわち、ＳＤＤスキーマに対する全アク
セスは、一番最後に用いられたリレーションのためのス
キーマをメモリに保持するＣＭＭを介して行われる。デ
ータがキャッシュ・メモリに無い場合は、ＣＭＭはその
ままローカル的（すなわち、ファイルまたはＤＢＭＳか
ら）にリレーションを検索するか、または別のリモート
・サーバから、あるいは双方から検索する。キャッシュ
に対する要求は、特定のリレーション（リレーション
名、フィールドＩＤ、フラグメントの数、など）または
全体のスキーマに関するものである。効率のために、Ｄ
ＩＭとＬＩＭは通常、特定のレベルから開始するグロー
バル・ビューからサブツリーを表現する初期化階層にお
いて、質問で用いられるすべてのリレーションのための
スキーマをロードする。キャッシュは、情報をアクセス
するために線形検索を用いても良いし、キャッシュを検
索し、候補事項をさらに詳細なものと選択的に交換する
ためのアルゴリズムを簡単に交換できるモジュール・ア
ーキテクチャを用いて構成してもよい。最後に使用した
時間、キャッシュに入力された時間、およびアクセスさ
れた回数が、そのようなアルゴリズムをサポートするた
めに各キャッシュ入力に関して保持されている。キャッ
シュにより用いられるメモリの量は、キャッシュが保持
しているリレーションの数の関数となっている。しか
し、キャッシュが保持できるリレーションの最大数は、
キャッシュを初期化するときに、指定しなければならな
い。
セスは、一番最後に用いられたリレーションのためのス
キーマをメモリに保持するＣＭＭを介して行われる。デ
ータがキャッシュ・メモリに無い場合は、ＣＭＭはその
ままローカル的（すなわち、ファイルまたはＤＢＭＳか
ら）にリレーションを検索するか、または別のリモート
・サーバから、あるいは双方から検索する。キャッシュ
に対する要求は、特定のリレーション（リレーション
名、フィールドＩＤ、フラグメントの数、など）または
全体のスキーマに関するものである。効率のために、Ｄ
ＩＭとＬＩＭは通常、特定のレベルから開始するグロー
バル・ビューからサブツリーを表現する初期化階層にお
いて、質問で用いられるすべてのリレーションのための
スキーマをロードする。キャッシュは、情報をアクセス
するために線形検索を用いても良いし、キャッシュを検
索し、候補事項をさらに詳細なものと選択的に交換する
ためのアルゴリズムを簡単に交換できるモジュール・ア
ーキテクチャを用いて構成してもよい。最後に使用した
時間、キャッシュに入力された時間、およびアクセスさ
れた回数が、そのようなアルゴリズムをサポートするた
めに各キャッシュ入力に関して保持されている。キャッ
シュにより用いられるメモリの量は、キャッシュが保持
しているリレーションの数の関数となっている。しか
し、キャッシュが保持できるリレーションの最大数は、
キャッシュを初期化するときに、指定しなければならな
い。
【００６７】ＳＤＤサーバは、二つの分散トランスアク
ション・サービス（ＩＳＴＳ）を有している。すなわ
ち、「カタログを送る」と「スキーマを送る」であり、
ＳＤＤキャッシュ・メモリ管理の動作をサポートしてい
る。「カタログを送る」サービスは、クライアントにリ
レーション・カタログのコピーを送る。カタログは、リ
レーションのリストを含み、各リレーションはアクセス
・タイプとサーバ名と関係づけられている。スキーマが
キャッシュ・メモリに無い場合は、アクセス・タイプ
は、たとえば、ローカル・ファイル、ローカルＲＤＢＭ
Ｓ、または他のサーバからデータを検索する方法を決定
する。カタログは、キャッシュへの第一アクセスが実行
される前に検索されても良いけれども、起動時に、すべ
ての処理に対してそのことを伝えることが望ましい。カ
タログは、すべてのサイトで同時に一致するように保持
されているのが望ましい。「カタログを送る」サービス
は、サーバとクライアント間の転送を記憶するための特
別なメモリである。
ション・サービス（ＩＳＴＳ）を有している。すなわ
ち、「カタログを送る」と「スキーマを送る」であり、
ＳＤＤキャッシュ・メモリ管理の動作をサポートしてい
る。「カタログを送る」サービスは、クライアントにリ
レーション・カタログのコピーを送る。カタログは、リ
レーションのリストを含み、各リレーションはアクセス
・タイプとサーバ名と関係づけられている。スキーマが
キャッシュ・メモリに無い場合は、アクセス・タイプ
は、たとえば、ローカル・ファイル、ローカルＲＤＢＭ
Ｓ、または他のサーバからデータを検索する方法を決定
する。カタログは、キャッシュへの第一アクセスが実行
される前に検索されても良いけれども、起動時に、すべ
ての処理に対してそのことを伝えることが望ましい。カ
タログは、すべてのサイトで同時に一致するように保持
されているのが望ましい。「カタログを送る」サービス
は、サーバとクライアント間の転送を記憶するための特
別なメモリである。
【００６８】「スキーマを送る」サービスは、階層にお
ける異なるレベルでの複数のリレーションのための要求
を受け取る。ＳＤＤサーバは、他のクライアント／サー
バと同一のキャッシュを有する。メタデータは、キャッ
シュ・メモリを用いて、まず検索される。メタデータが
キャッシュに見つからなければ、ＣＭＭはカタログのメ
タデータと関連するサーバと接続し、要求されたメタデ
ータを検索する。サーバはその場か、離れた場所に置く
ことができる。ＣＭＭモジュール・アーキテクチャは、
ＯＯＤＢＭＳ、リレーション、ファイル・知識ベース管
理などの異なる記憶管理に順応できる能力を提供する。
ける異なるレベルでの複数のリレーションのための要求
を受け取る。ＳＤＤサーバは、他のクライアント／サー
バと同一のキャッシュを有する。メタデータは、キャッ
シュ・メモリを用いて、まず検索される。メタデータが
キャッシュに見つからなければ、ＣＭＭはカタログのメ
タデータと関連するサーバと接続し、要求されたメタデ
ータを検索する。サーバはその場か、離れた場所に置く
ことができる。ＣＭＭモジュール・アーキテクチャは、
ＯＯＤＢＭＳ、リレーション、ファイル・知識ベース管
理などの異なる記憶管理に順応できる能力を提供する。
【００６９】図７に、ＣＭＭ３６の種々のコンポーネン
トとサーバ間のやりとりを示す。ＳＤＤサーバ要求の大
半は、スキーマ・アクセスのためのもので、このアクセ
スに関して、仕事のほとんどがキャッシュのローカル・
アクセス法により、サービス・ハンドラに対して透明性
のある方法で行われる。
トとサーバ間のやりとりを示す。ＳＤＤサーバ要求の大
半は、スキーマ・アクセスのためのもので、このアクセ
スに関して、仕事のほとんどがキャッシュのローカル・
アクセス法により、サービス・ハンドラに対して透明性
のある方法で行われる。
【００７０】インターサイト・トランスアクション・サ
ービス（ＩＳＴＳ）３４は、サイト間の相互接続を行
う。分散されたトランスアクション・サービスのセット
が設けられ、分散アクセス、ローカル・アクセス・プラ
ン、実行、およびＳＤＤメタデータ・アクセスをサポー
トする。分散処理コーディネータ（ＤＰＣ）、ローカル
・コントローラ（ＬＣ）、ＣＭＭ（キャッシュ・メモリ
管理）コンポーネントは、ＩＳＴＳを用いてプロセス間
通信をサポートする。
ービス（ＩＳＴＳ）３４は、サイト間の相互接続を行
う。分散されたトランスアクション・サービスのセット
が設けられ、分散アクセス、ローカル・アクセス・プラ
ン、実行、およびＳＤＤメタデータ・アクセスをサポー
トする。分散処理コーディネータ（ＤＰＣ）、ローカル
・コントローラ（ＬＣ）、ＣＭＭ（キャッシュ・メモリ
管理）コンポーネントは、ＩＳＴＳを用いてプロセス間
通信をサポートする。
【００７１】すなわち、ＩＳＴＳ３４は、ＤＩＭ１４、
ＬＩＭ２２、およびＳＤＤサーバ１６の異なるコンポー
ネントの相互接続をサポートする。サーバ１６は、様々
なサイトに存在することができ、ＴＣＰ／ＩＰ、ＸＮ２
５などの種々のネットワーク・プロトコルを介して通信
できる。Ｓｙｂａｓｅクライアント／オープン・サーバ
を用いるインターサイト・トランスアクション・サービ
ス３４のセットは、この通信をサポートするように展開
するのが望ましい。
ＬＩＭ２２、およびＳＤＤサーバ１６の異なるコンポー
ネントの相互接続をサポートする。サーバ１６は、様々
なサイトに存在することができ、ＴＣＰ／ＩＰ、ＸＮ２
５などの種々のネットワーク・プロトコルを介して通信
できる。Ｓｙｂａｓｅクライアント／オープン・サーバ
を用いるインターサイト・トランスアクション・サービ
ス３４のセットは、この通信をサポートするように展開
するのが望ましい。
【００７２】Ｓｙｂａｓｅクライアント／オープン・サ
ーバ・ソフトウェアは、下位のネットワーク・プロトコ
ルの透明性を実現し、各接続の資源を管理する。Ｓｙｂ
ａｓｅクライアント／オープン・サーバは、オープン・
クライアントと、クライアント・アプリケーションが使
用するプログラム可能ライブラリ・インターフェース
と、どのタイプのサーバでも使用できるＳｙｂａｓｅオ
ープン・サーバとから成る。これらの二つのインターフ
ェースは、機能の豊富なライブラリのセットを提供す
る。このセットは、必要なツールキットを提供し、異種
のコンピュータおよびネットワーク上で、Ｏｒａｃｌｅ
とＩｎｇｒｅｓのような異なるデータベース製品間、お
よびＵＮＩＸファイル・システムのような非データベー
ス・サーバ間の透明性のあるクライアント／サーバ通信
を行う。それらのインターフェースは、種々のローカル
・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）トランスポート・プ
ロトコル（ＴＣＰ／ＩＰ、ＸＮ２５など）を介して通信
し、個別のプロセッサとプラットフォーム上で動作でき
るか、あるいは図８に示した単体のプロセッサ上で、一
緒に動作できる。ネットワーク・サポートが製品に組み
込まれている。オープン・サーバのマルチスレッド・ア
ーキテクチャは、共有されたデータベース・サーバとし
て高い性能を実現する。
ーバ・ソフトウェアは、下位のネットワーク・プロトコ
ルの透明性を実現し、各接続の資源を管理する。Ｓｙｂ
ａｓｅクライアント／オープン・サーバは、オープン・
クライアントと、クライアント・アプリケーションが使
用するプログラム可能ライブラリ・インターフェース
と、どのタイプのサーバでも使用できるＳｙｂａｓｅオ
ープン・サーバとから成る。これらの二つのインターフ
ェースは、機能の豊富なライブラリのセットを提供す
る。このセットは、必要なツールキットを提供し、異種
のコンピュータおよびネットワーク上で、Ｏｒａｃｌｅ
とＩｎｇｒｅｓのような異なるデータベース製品間、お
よびＵＮＩＸファイル・システムのような非データベー
ス・サーバ間の透明性のあるクライアント／サーバ通信
を行う。それらのインターフェースは、種々のローカル
・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）トランスポート・プ
ロトコル（ＴＣＰ／ＩＰ、ＸＮ２５など）を介して通信
し、個別のプロセッサとプラットフォーム上で動作でき
るか、あるいは図８に示した単体のプロセッサ上で、一
緒に動作できる。ネットワーク・サポートが製品に組み
込まれている。オープン・サーバのマルチスレッド・ア
ーキテクチャは、共有されたデータベース・サーバとし
て高い性能を実現する。
【００７３】ＩＳＴＳの分散処理アーキテクチャは、す
くなくとも二つの主な通信トポロジーを含むのが望まし
い。すなわち、質問ブラウザ・エディタ（ＱｕＢＥ）を
接続するための階層分散処理トポロジー（ＨＤＰＴ）と
階層開始分散処理トポロジー（ＨＳＤＰＴ）と、知識ベ
ース・マネージャ（ＫＢＭ）またはＳＤＤサーバ、ＤＩ
Ｍ、そしてＬＩＭコンポーネントを含む。
くなくとも二つの主な通信トポロジーを含むのが望まし
い。すなわち、質問ブラウザ・エディタ（ＱｕＢＥ）を
接続するための階層分散処理トポロジー（ＨＤＰＴ）と
階層開始分散処理トポロジー（ＨＳＤＰＴ）と、知識ベ
ース・マネージャ（ＫＢＭ）またはＳＤＤサーバ、ＤＩ
Ｍ、そしてＬＩＭコンポーネントを含む。
【００７４】階層分散処理トポロジー（ＨＤＰＴ）は、
本発明の分散質問処理をサポートするために用いられる
図９に示した抽象モデルである。このモデルは、信頼性
を高め、サイト間通信を犠牲にし、ＬＩＭを複雑にする
ことにより、通信と処理のボトルネックの範囲を減少さ
せる。通信費用が無視しうるものであれば、図１０に説
明したＨＤＰＴは、更に適切なものとなる。
本発明の分散質問処理をサポートするために用いられる
図９に示した抽象モデルである。このモデルは、信頼性
を高め、サイト間通信を犠牲にし、ＬＩＭを複雑にする
ことにより、通信と処理のボトルネックの範囲を減少さ
せる。通信費用が無視しうるものであれば、図１０に説
明したＨＤＰＴは、更に適切なものとなる。
【００７５】図９に説明した階層開始分散処理トポロジ
ー（ＨＳＤＰＴ）において、ＬＩＭ２２間では通信は行
われず、ＤＩＭ１４ですべての調整が行われる。このト
ポロジーは、ＬＩＭの展開を単純化し、ＬＩＭ間の相互
通信のための費用が不要である。ＤＩＭがボトルネック
となり、故障に非常に弱い。
ー（ＨＳＤＰＴ）において、ＬＩＭ２２間では通信は行
われず、ＤＩＭ１４ですべての調整が行われる。このト
ポロジーは、ＬＩＭの展開を単純化し、ＬＩＭ間の相互
通信のための費用が不要である。ＤＩＭがボトルネック
となり、故障に非常に弱い。
【００７６】一般的に、一つのトポロジーを他のトポロ
ジーに優先して選択する決定は、特定のアプリケーショ
ン環境によって左右される。
ジーに優先して選択する決定は、特定のアプリケーショ
ン環境によって左右される。
【００７７】本発明は、ＤＩＭ、ＬＩＭ、ＫＢＭ、Ｑｕ
ＢＥ間の異種環境において、クライアントからサーバ
へ、サーバからサーバへ、サーバからクライアントへの
通信をサポートするＳｙｂａｓｅオープン・サーバの特
徴を利用している。図１１に説明されているように、各
ＩＳＴＳ３８は、クライアント要求とサーバ・サービス
との対からなる。ＩＳＴＳは、標準ＯＳＩプロトコルの
アプリケーション層に当てはまり、三つの副層からな
る。
ＢＥ間の異種環境において、クライアントからサーバ
へ、サーバからサーバへ、サーバからクライアントへの
通信をサポートするＳｙｂａｓｅオープン・サーバの特
徴を利用している。図１１に説明されているように、各
ＩＳＴＳ３８は、クライアント要求とサーバ・サービス
との対からなる。ＩＳＴＳは、標準ＯＳＩプロトコルの
アプリケーション層に当てはまり、三つの副層からな
る。
【００７８】（ａ）アプリケーション・インターフェー
ス層。これは、プロセス間通信を必要とするどのアプリ
ケーションに対しても上位インターフェースを実現す
る。このレベルのルーチンは通常、特定のハードウェア
およびソフトウェアから独立しているので、アプリケー
ション間で再使用できる。
ス層。これは、プロセス間通信を必要とするどのアプリ
ケーションに対しても上位インターフェースを実現す
る。このレベルのルーチンは通常、特定のハードウェア
およびソフトウェアから独立しているので、アプリケー
ション間で再使用できる。
【００７９】（ｂ）分散トランスアクション層。この層
は分散データベースに必要なサービスをサポートする。
このレベルのルーチンは通常、特定のハードウェアおよ
び／またはソフトウェアであるので、異なるＤＢＭＳま
たはオペレーティング・システムとインターフェースす
る場合、変更することが必要である。
は分散データベースに必要なサービスをサポートする。
このレベルのルーチンは通常、特定のハードウェアおよ
び／またはソフトウェアであるので、異なるＤＢＭＳま
たはオペレーティング・システムとインターフェースす
る場合、変更することが必要である。
【００８０】（ｃ）ネットワーク通信層。この層は、サ
イト間の論理的／物理的接続および相互接続を行う。Ｓ
ｙｂａｓｅクライアント／オープン・サーバは、このレ
ベルで使用される。
イト間の論理的／物理的接続および相互接続を行う。Ｓ
ｙｂａｓｅクライアント／オープン・サーバは、このレ
ベルで使用される。
【００８１】ＩＳＴＳは、図１１に示したように階層化
することができる。この階層は、クラス階層とコンポジ
ッシヨン階層をコード化する。点線はサービス間のリレ
ーションの「一種」を表している。一方、実線はサービ
ス間のリレーションの「一部」を表している。たとえ
ば、パーサ、トランスレータ、および言語インターフェ
ースの一部であるがサブクラスではない共通ユーティリ
ィティの三つの主要なコンポーネントを有する言語イン
ターフェース。他方、ＯｒａｃｌｅとＳｙｂａｓｅトラ
ンスレータは、言語トランスレータの一種またはサブク
ラスである。
することができる。この階層は、クラス階層とコンポジ
ッシヨン階層をコード化する。点線はサービス間のリレ
ーションの「一種」を表している。一方、実線はサービ
ス間のリレーションの「一部」を表している。たとえ
ば、パーサ、トランスレータ、および言語インターフェ
ースの一部であるがサブクラスではない共通ユーティリ
ィティの三つの主要なコンポーネントを有する言語イン
ターフェース。他方、ＯｒａｃｌｅとＳｙｂａｓｅトラ
ンスレータは、言語トランスレータの一種またはサブク
ラスである。
【００８２】主要なＩＳＴＳグループは、次のインター
フェースを含むのが望ましい。すなわち、 （１）リモート・ファイル転送、リモート・バルク・コ
ピー、メタデータ処理、および分散質問処理などの接続
性＋上位プロトコルを実現するネットワーク・インター
フェース。接続性サービスは、ＤＴＳレベルにあり、他
のサーバ／クライアントとの接続と通信をサポートす
る。好ましい実施例では、接続性サービスは、Ｓｙｂａ
ｓｅオープン・クライアント／サーバ・ライブラリの上
で組み立てられ、他のたいていのサービスのためにネッ
トワーク構成ブロックを提供する。プロトコルは、アプ
リケーション・レベルにあり、階層からの他のサービス
だけではなく、接続性サービスも使用する。たとえば、
ネットワーク・インターフェースのＢＣＰプロトコル
は、関連データベース・インターフェースのＢＣＰユー
ティリティ部分を用いる。
フェースを含むのが望ましい。すなわち、 （１）リモート・ファイル転送、リモート・バルク・コ
ピー、メタデータ処理、および分散質問処理などの接続
性＋上位プロトコルを実現するネットワーク・インター
フェース。接続性サービスは、ＤＴＳレベルにあり、他
のサーバ／クライアントとの接続と通信をサポートす
る。好ましい実施例では、接続性サービスは、Ｓｙｂａ
ｓｅオープン・クライアント／サーバ・ライブラリの上
で組み立てられ、他のたいていのサービスのためにネッ
トワーク構成ブロックを提供する。プロトコルは、アプ
リケーション・レベルにあり、階層からの他のサービス
だけではなく、接続性サービスも使用する。たとえば、
ネットワーク・インターフェースのＢＣＰプロトコル
は、関連データベース・インターフェースのＢＣＰユー
ティリティ部分を用いる。
【００８３】（２）ＤＩＳＱＬからＳｙｂａｓｅＳＱＬ
またはＯｒａｃｌｅＳＱＬのような、一つの言語から別
の言語へのマッピングを考慮した言語インターフェー
ス。共通動作の幾つかは、言語インターフェース間で共
用できるが、たいていは、それぞれが個別のパーサとト
ランスレータを必要とするのが好ましい。
またはＯｒａｃｌｅＳＱＬのような、一つの言語から別
の言語へのマッピングを考慮した言語インターフェー
ス。共通動作の幾つかは、言語インターフェース間で共
用できるが、たいていは、それぞれが個別のパーサとト
ランスレータを必要とするのが好ましい。
【００８４】（３）接続、質問実行（オープン、パー
ス、実行）、結果検索（バインド、次の行）などの動作
をサポートする下位のデータベースにアクセスするデー
タベース・インターフェース。このインターフェース
は、また、バルクが存在する場合、バルク・アクセス方
法（イン、アウト、バッファ）を提供する。
ス、実行）、結果検索（バインド、次の行）などの動作
をサポートする下位のデータベースにアクセスするデー
タベース・インターフェース。このインターフェース
は、また、バルクが存在する場合、バルク・アクセス方
法（イン、アウト、バッファ）を提供する。
【００８５】（４）ＤＩＭ（オプティマイザ）と、分散
処理コントローラとローカル・コントローラの動作（分
散質問実行、ローカル質問実行、ローカル・リダクショ
ンなど）とをサポートするのに必要なサービスを提供す
る分散質問処理インターフェース。
処理コントローラとローカル・コントローラの動作（分
散質問実行、ローカル質問実行、ローカル・リダクショ
ンなど）とをサポートするのに必要なサービスを提供す
る分散質問処理インターフェース。
【００８６】ＩＳＴＳ層アーキテクチャは、異種情報管
理システムの協同作業性のためのオープン・モジュール
計装をサポートする。このアーキテクチャは、サード・
パーティのソフトウェアを活用する。一つの層への変更
が、他の層へ影響を与えない。たとえば、一つの通信パ
ッケージが別のものと交換されたとしても、他の層の構
成に変化はない。
理システムの協同作業性のためのオープン・モジュール
計装をサポートする。このアーキテクチャは、サード・
パーティのソフトウェアを活用する。一つの層への変更
が、他の層へ影響を与えない。たとえば、一つの通信パ
ッケージが別のものと交換されたとしても、他の層の構
成に変化はない。
【００８７】これまで説明した発明を、いろいろと変
化、修正、変更させることが、勿論可能であるが、それ
らのすべてが、その技術的範囲に含まれる。それらの変
化、修正、変更させたものはすべて、本発明と特許請求
の範囲の精神と範囲に含まれることは、理解できよう。
同様に、出願人は、ここで開示された発明の好ましい実
施例の変化、修正、変更したもののすべてを包含して請
求しようとするものである。その実施例は、説明を目的
としたもので、本発明の精神と範囲から逸脱するもので
はない。
化、修正、変更させることが、勿論可能であるが、それ
らのすべてが、その技術的範囲に含まれる。それらの変
化、修正、変更させたものはすべて、本発明と特許請求
の範囲の精神と範囲に含まれることは、理解できよう。
同様に、出願人は、ここで開示された発明の好ましい実
施例の変化、修正、変更したもののすべてを包含して請
求しようとするものである。その実施例は、説明を目的
としたもので、本発明の精神と範囲から逸脱するもので
はない。
【００８８】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
長距離を張り巡らされたネットワーク上に分散された異
種データベース管理システム（ＤＢＭＳ）に対するわか
りやすい統合されたアクセスをユーザに提供するための
拡張性並びに柔軟性に富んだ連合化された（グローバ
ル）アーキテクチャを有するコンピュータデータネット
ワーク及びその管理方法を提供することができる。
長距離を張り巡らされたネットワーク上に分散された異
種データベース管理システム（ＤＢＭＳ）に対するわか
りやすい統合されたアクセスをユーザに提供するための
拡張性並びに柔軟性に富んだ連合化された（グローバ
ル）アーキテクチャを有するコンピュータデータネット
ワーク及びその管理方法を提供することができる。
【００８９】さらに本発明によれば、コマンド及びコン
トロール、コンピュータにより統合された製造、医療情
報管理、及び異なった地理的に分散されたＤＢＭＳで集
められ格納された存在する高いデータボリューム源への
より有効なわかりやすいアクセスを可能にするだろうイ
ンテリジェント分析及び意思決定サポート領域に於ける
多くのアプリケーションのように、地理的に分散された
多数の大型情報管理システムで使用するためのアーキテ
クチャ及びシステムを提供することもできる。
トロール、コンピュータにより統合された製造、医療情
報管理、及び異なった地理的に分散されたＤＢＭＳで集
められ格納された存在する高いデータボリューム源への
より有効なわかりやすいアクセスを可能にするだろうイ
ンテリジェント分析及び意思決定サポート領域に於ける
多くのアプリケーションのように、地理的に分散された
多数の大型情報管理システムで使用するためのアーキテ
クチャ及びシステムを提供することもできる。
【００９０】さらにまた、本発明によれば、ユーザがた
った一つのインターフェースと一つの統一されたデータ
のビューとのみを学習するだけで良い、連合化された情
報管理アーキテクチャ及びシステムを提供することもで
きる。
った一つのインターフェースと一つの統一されたデータ
のビューとのみを学習するだけで良い、連合化された情
報管理アーキテクチャ及びシステムを提供することもで
きる。
【図１】本発明に従った、個々のユーザ又はアプリケー
ション間のデータ通信ネットワークと、アンダーライイ
ング情報システムの一例を示す図である。
ション間のデータ通信ネットワークと、アンダーライイ
ング情報システムの一例を示す図である。
【図２】本発明に従った、分散情報マネージャのコンポ
ーネント・アーキテクチャと動作処理フローを示す図で
ある。
ーネント・アーキテクチャと動作処理フローを示す図で
ある。
【図３】本発明に従った、分散情報マネージャと関連の
ローカル情報マネージャとの間のコンポーネント・アー
キテクチャ及び動作処理フローを示す図である。
ローカル情報マネージャとの間のコンポーネント・アー
キテクチャ及び動作処理フローを示す図である。
【図４】本発明に従った、限定された情報マネージャの
コンポーネント・アーキテクチャ及び動作処理フローを
示す図である。
コンポーネント・アーキテクチャ及び動作処理フローを
示す図である。
【図５】本発明に従った、バルクロード・コピー・プロ
トコル（ＢＣＰ）を示す図である。
トコル（ＢＣＰ）を示す図である。
【図６】本発明に従った、高速データ辞書キャッシュメ
モリ管理と高速データ辞書サーバとの間のコンポーネン
ト・アーキテクチャ及び動作処理フローを示す図であ
る。
モリ管理と高速データ辞書サーバとの間のコンポーネン
ト・アーキテクチャ及び動作処理フローを示す図であ
る。
【図７】本発明に従った、キャッシュメモリ・マネージ
ャのコンポーネント・アーキテクチャ及び動作処理フロ
ーを示す図である。
ャのコンポーネント・アーキテクチャ及び動作処理フロ
ーを示す図である。
【図８】本発明に従った、クライアント／サーバモデル
を示す図である。
を示す図である。
【図９】本発明に従った、階層構造スター分配処理トポ
ロジーを示す図である。
ロジーを示す図である。
【図１０】本発明に従った、階層構造分配処理トポロジ
ーを示す図である。
ーを示す図である。
【図１１】本発明に従った、分配トランスアクション・
サービス階層構造トポロジーを示す図である。
サービス階層構造トポロジーを示す図である。
１０…質問ブラウザ・エディタ（ＱｕＢＥ）モジュー
ル、１４…分散情報マネージャ（ＤＩＭ）、１４ａ…質
問ディコンポーザ・オプティマイザ（ＱＤＯ）、１４ｂ
…分散処理コーディネータ、１８…シンタックス・セマ
ンテックス・パーサ（ＳＳＰ）、２０…実行プラン・ジ
ェネレータ（ＥＰＧ）、２２…ローカル情報マネージャ
（ＬＩＭ）、２２ａ…ローカル・コントローラ（Ｌ
Ｃ）、２２ｂ…ローカル・リダクション・プロセッサ
（ＬＲＰ）、２２ｃ…フラグメント・リプリケータ（Ｆ
Ｒ）、２２ｄ…ローカル質問プロセッサ（ＬＱＰ）、２
２ｅ…結果トランスミッタ（ＲＴ）、２２ｆ…結果イン
テグレータ（ＲＩ）、２４…分散処理コーディネータ
（ＤＰＣ）、２６…リモート・ファイル転送ユーティリ
ティ、２８ａ，２８ｂ，２８ｃ…ファイル、３０…バル
クロード・コピー・プロトコル（ＢＣＰ）、３２…ＡＳ
ＣＩＩバッファ、３４，３８…インターサイト・トラン
スアクション・サービス（ＩＳＴＳ）、ＣＭＭ…キャッ
シュ・メモリ管理、ＤＡＰ…分散アクセス・プラン、Ｄ
ＢＭＳ…データベース管理システム、ＤＩＳＱＬ…分散
中間構造化質問言語、ＥＳＳ…エクスポート・セマンテ
ック・スキーマ、ＦＩＭＳ…統合情報管理システム、Ｆ
ＳＳ…統合セマンテック・スキーマ、ＧＵＩ…グラフィ
ック・ユーザ・インターフェース、ＨＤＰＴ…階層分散
処理トポロジー、ＨＳＤＰＴ…階層開始分散処理トポロ
ジー、ＫＭＢ…知識ベース・マネージャ、ＬＣ…ローカ
ル・コントローラ、ＬＥＰ…ローカル実行プラン、ＯＯ
ＤＢＭＳ…オブジェクト指向データベース管理システ
ム、ＲＤＢＭＳ…リレーショナル・データベース管理シ
ステム、ＲＦＴ…リモート・ファイル転送、ＳＱＬ…構
造化質問言語。
ル、１４…分散情報マネージャ（ＤＩＭ）、１４ａ…質
問ディコンポーザ・オプティマイザ（ＱＤＯ）、１４ｂ
…分散処理コーディネータ、１８…シンタックス・セマ
ンテックス・パーサ（ＳＳＰ）、２０…実行プラン・ジ
ェネレータ（ＥＰＧ）、２２…ローカル情報マネージャ
（ＬＩＭ）、２２ａ…ローカル・コントローラ（Ｌ
Ｃ）、２２ｂ…ローカル・リダクション・プロセッサ
（ＬＲＰ）、２２ｃ…フラグメント・リプリケータ（Ｆ
Ｒ）、２２ｄ…ローカル質問プロセッサ（ＬＱＰ）、２
２ｅ…結果トランスミッタ（ＲＴ）、２２ｆ…結果イン
テグレータ（ＲＩ）、２４…分散処理コーディネータ
（ＤＰＣ）、２６…リモート・ファイル転送ユーティリ
ティ、２８ａ，２８ｂ，２８ｃ…ファイル、３０…バル
クロード・コピー・プロトコル（ＢＣＰ）、３２…ＡＳ
ＣＩＩバッファ、３４，３８…インターサイト・トラン
スアクション・サービス（ＩＳＴＳ）、ＣＭＭ…キャッ
シュ・メモリ管理、ＤＡＰ…分散アクセス・プラン、Ｄ
ＢＭＳ…データベース管理システム、ＤＩＳＱＬ…分散
中間構造化質問言語、ＥＳＳ…エクスポート・セマンテ
ック・スキーマ、ＦＩＭＳ…統合情報管理システム、Ｆ
ＳＳ…統合セマンテック・スキーマ、ＧＵＩ…グラフィ
ック・ユーザ・インターフェース、ＨＤＰＴ…階層分散
処理トポロジー、ＨＳＤＰＴ…階層開始分散処理トポロ
ジー、ＫＭＢ…知識ベース・マネージャ、ＬＣ…ローカ
ル・コントローラ、ＬＥＰ…ローカル実行プラン、ＯＯ
ＤＢＭＳ…オブジェクト指向データベース管理システ
ム、ＲＤＢＭＳ…リレーショナル・データベース管理シ
ステム、ＲＦＴ…リモート・ファイル転送、ＳＱＬ…構
造化質問言語。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ネーダー・エビッド アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91362、ウエストレイク・ビレッジ、ビ ア・コリナス 997
Claims (13)
- 【請求項１】 データを各々含む複数のデータベースと
複数のユーザとを共通に接続し、各ユーザはグローバル
データ要求を発生し単一の質問プロトコルに従って前記
データベースからデータをアクセス及び検索する通信媒
体、及び前記複数のデータベースに対して前記ユーザが
別々に発生したグローバルデータ要求の送信を制御及び
管理し、前記データベースから送出される前記要求され
たデータを受信し、そのデータベースからの前記要求さ
れた受信データを単一応答に統合し、前記要求したユー
ザに前記統合された単一応答を送信する広範に統合され
たデータ検索コントローラアーキテクチャを有するコン
ピュータデータネットワークに於いて、 前記広範に統合されたデータ検索コントローラアーキテ
クチャは、 前記ネットワーク内データベース中のデータの概要、デ
ータ分布、局所的格納部構成、及び格納部相互関係を示
すデータのデータベースを含む高速データ辞書手段と、 前記高速データ辞書手段と前記ユーザの両方と通信し、
前記高速データ辞書手段からデータを検索し、前記ユー
ザから前記グローバルデータ質問を受信し、それらに対
して応答データを送信する手段であって、前記グローバ
ルデータ質問を局所的格納部実行計画に分解し、前記高
速データ辞書手段内に含まれる前記データに従って、前
記グローバルデータ質問に対応するデータを有する各デ
ータベースからデータを検索し、及び、実行されるべき
前記局所的格納部実行計画の部分を実行用の適切データ
ベースに送信し、前記局所的格納部実行計画に応答して
それら前記適切データベースからデータを受信するデー
タ通知管理手段と、 前記データ通知管理手段及び前記高速データ辞書手段と
各々通信し、前記データ通知管理手段から受信された前
記局所的格納部実行計画の部分に応じて前記ネットワー
ク内の特定データベースに対するデータの流れを制御
し、前記局所的格納部実行計画の部分に応じて、検索さ
れたデータを前記データ通知管理手段に送信する複数の
局所的通知管理手段とを具備し、 前記局所的通知管理手段は更に、前記高速データ辞書手
段内に含まれる前記データに応じて、他の局所的通知管
理手段による実行を目的としてデータ検索要求を発生
し、それにより実行用に受信される局所的格納部実行計
画部分の実行を完了するために、データをその局所的通
知管理手段から受信することを特徴とするコンピュータ
データネットワーク。 - 【請求項２】 データを各々含む複数のデータベースと
複数のユーザとを共通に接続し、各ユーザはグローバル
データ要求を発生し単一の質問プロトコルに従って前記
データベースからデータをアクセス及び検索する通信媒
体、及び前記複数のデータベースに対して前記ユーザが
別々に発生したグローバルデータ要求の送信を制御及び
管理し、前記データベースから送出される前記要求され
たデータを受信し、そのデータベースからの前記要求さ
れた受信データを単一応答に統合し、前記要求したユー
ザに前記統合された単一応答を送信する広範に統合され
たデータ検索コントローラアーキテクチャを有するコン
ピュータデータネットワークに於いて、 前記広範に統合されたデータ検索コントローラアーキテ
クチャは、 前記ネットワーク内データベース中のデータの概要、デ
ータ分布、局所的格納部構成、及び格納部相互関係を示
すデータのデータベースを含む高速データ辞書手段と、 前記高速データ辞書手段と前記ユーザの両方と通信し、
前記高速データ辞書手段からデータを検索し、前記ユー
ザから前記グローバルデータ質問を受信し、それらに対
して応答データを送信する手段であって、前記グローバ
ルデータ質問を局所的格納部実行計画に分解し、前記高
速データ辞書手段内に含まれる前記データに従って、前
記グローバルデータ質問に対応するデータを有する各デ
ータベースからデータを検索し、及び、実行されるべき
前記局所的格納部実行計画の部分を、実行用の適切デー
タベースに送信し、前記局所的格納部実行計画に応答し
てそれら前記適切データベースからデータを受信するデ
ータ通知管理手段とを具備し、 前記データ通知管理手段は、前記局所的データ辞書手段
とインターフェースして局所的概要情報及びデータの相
互関係を示す検索データを検索し、前記高速データ辞書
手段から検索したデータを使用して前記グローバルデー
タ要求の文法を判断し有効にする総合的意味解釈手段を
含み、 前記データ通知管理手段は更に、前記高速データ辞書手
段とインターフェースして局所的概要情報及びデータ内
の相互関係を示すデータを検索し、局所的格納部データ
ベース内で転送されるのに必要なデータ量を最小にし、
前記局所的格納部実行計画の各部分を処理するための適
切な局所的格納部データベースを選択する最適化手段を
含み、 前記データ通知管理手段は又、前記局所的格納部データ
ベースの各々とインターフェースして各局所的格納部デ
ータベースに前記各局所的格納部データベースからの応
答データを抽出するのに必要な前記局所的格納部実行計
画の部分を送出する局所的格納部実行計画制御手段を含
み、 前記データ通知管理手段及び前記高速データ辞書手段と
各々通信し、前記データ通知管理手段から受信された前
記局所的格納部実行計画の部分に応じて前記ネットワー
ク内の特定データベースに対するデータの流れを制御
し、前記局所的格納部実行計画の部分に応じて、検索さ
れたデータを前記データ通知管理手段に送信する複数の
局所的通知管理手段とを具備し、 前記局所的通知管理手段は更に、前記高速データ辞書手
段内に含まれる前記データに応じて、他の局所的通知管
理手段による実行を目的としてデータ検索要求を発生
し、それにより実行用に受信された局所的格納部実行計
画部分を完了するために、データをそれらから受信し、 少なくとも１つの前記局所的通知管理手段は、少なくと
も２つの局所的データベースに対するデータ流の方向を
制御し、前記データ通知管理手段から受信した前記局所
的格納部実行計画の部分を下位の局所的格納部実行計画
に分解し、前記データ通知管理手段から受信した前記局
所的格納部実行計画の部分に対応するデータを、前記制
御された各局所的データベースから検索し、 前記局所的通知管理手段は更に、全ての内部動作を調節
することにより前記データ通知管理手段により送出され
る前記局所的格納部実行計画の部分の実行を制御する局
所的コントローラ手段を含むことを特徴とするコンピュ
ータデータネットワーク。 - 【請求項３】 データを各々含む複数のデータベースと
複数のユーザとを共通に接続し、各ユーザはグローバル
データ質問を発生し単一の質問プロトコルに従って前記
データベースからデータをアクセス及び検索する通信媒
体を有するコンピュータデータネットワークに於いて、
前記複数のデータベースに対して前記ユーザが別々に発
生したグローバルデータ質問の送信を制御及び管理し、
前記データベースから受信される前記要求されたデータ
を単一応答に統合し、前記要求しているユーザに前記統
合された単一応答を送信する管理方法であって、 前記ネットワーク内データベース中のデータの概要、デ
ータ分布、局所的格納部構成、及び格納部相互関係を示
すデータを含む高速データ辞書局所的データベースプロ
フィールを生成し、 前記高速データ辞書局所的格納部データベースプロフィ
ールと通信し、前記データベースプロフィールからデー
タを検索し、前記グローバルデータ質問を局所格納部実
行計画に分解して、前記高速データ辞書局所的格納部デ
ータベースプロフィール内に含まれる前記データに従っ
て、前記グローバルデータ質問に対応するデータを有す
る各局所的格納部データベースからデータを検索し、 前記グローバルデータ質問を局所的実行計画に分解し、
前記高速データ辞書局所的格納部データベースプロフィ
ール内に含まれるデータに従って、前記グローバルデー
タ質問に対応するデータを有する各局所的格納部データ
ベースからデータを検索し、 実行されるべき前記局所的格納部実行計画の部分を適切
な実行用前記局所的格納部データベースに送信し、 前記局所的格納部実行計画に対応する各局所的格納部デ
ータベースからデータを検索し、各局所的格納部データ
ベースから受信した応答データを含むグローバル応答デ
ータベースを生成し、 単一の前記グローバル質問プロトコルに従って、前記グ
ローバル応答データベースに対するユーザのアクセスを
提供するステップを含むことを特徴とするコンピュータ
データネットワークの管理方法。 - 【請求項４】 前記各局所的格納部データベースについ
て、前記高速データ辞書局所的格納部データベースプロ
フィールと各々通信し、前記局所的格納部データベース
により受信された前記局所的格納部実行計画の部分に応
じて、前記ネットワーク内の特定される局所的格納部デ
ータベースに対するデータ流の方向を制御する複数の局
所的通知管理手段を生成し、 前記高速データ辞書手段に含まれるデータに従って、他
の局所的格納部データベースが実行用に受信した前記局
所的格納部実行計画の部分を、前記他の局所的格納部デ
ータベースが完了するのに必要となるデータ検索実行要
求を発生し、以上のステップを更に含むことを特徴とす
る請求項３記載のコンピュータデータネットワークの管
理方法。 - 【請求項５】 前記グローバル質問を分解するステップ
は、 前記グローバル質問の文法を判断及び有効にし、 前記高速データ辞書データベースと通信することにより
前記要求されたデータを含む適切な局所的格納部データ
ベースを識別し、前記局所的質問プロトコル及び各局所
的格納部データベースに設定されたデータの概要意味に
関する情報を検索し、複数の局所的格納部データベース
質問を発生し、その応答データを含む前記各局所的格納
部データベースから応答データを検索し、 前記複数の局所的格納部質問を最適化し、局所的格納部
間で転送されるのに必要なデータ量を最小にし前記局所
的格納部実行計画を処理するのに適する局所的格納部拠
点を選択することにより、前記グローバル質問を実行す
るための全時間を最適にする局所的格納部実行計画を発
生し、 以下の（１）〜（６）により前記局所的格納部データベ
ースの各々に適用される前記局所的格納部実行計画の部
分の実行を調節し、 （１）各局所的通知管理手段に、関係する局所的格納部
データベースからのデータ要求に適用できる前記局所的
格納部実行計画の部分を送出し、 （２）各局所的通知管理手段に、局所的減少計画を実行
するための要求を送出し、 （３）各局所的通知管理手段に、関連する応答データ断
片を反復する要求を送出し、 （４）各局所的通知管理手段に、関係する局所的格納部
データベースに関する局所的データ質問を非同期で実行
する要求を送出し、 （５）前記局所的格納部拠点を除く各局所的通知管理手
段に、前記局所的データ質問要求に対応するデータを非
同期で、前記拠点に関する前記局所的通知管理部に送出
し、 （６）要求しているユーザに対する受信データの送信を
行い、以上を更に有することを特徴とする請求項３記載
のコンピュータデータネットワークの管理方法。 - 【請求項６】 複数のノードの何れかのノード及び関係
するデータベースに対してユーザが発生したグローバル
データ要求の送信を制御及び管理し、前記ノードを介し
て前記データベースから送信される前記要求されたデー
タを受信し、その受信データを単一の応答に統合し、前
記統合された単一応答を前記要求しているユーザに送信
するコンピュータデータネットワークであって、 データを有するデータベースを各々有する複数のノード
と、 前記複数のノードと複数のユーザを結合し、それに関連
するノードを介して前記データベースから単一の質問プ
ロトコルに従って、データをアクセス及び検索するため
のグローバルデータ要求を各々発生できる通信媒体と、 前記ネットワーク内の各ノード及びそれに関係するデー
タベース中のデータの概要、データ分布、局所的格納部
構成、及び格納部相互関係を示すデータのデータベース
に対する入出力アクセスを制御し、前記コンピュータネ
ットワークに接続され、前記ネットワーク内の各ノード
及びそれに関係するデータベースに設けられる高速デー
タ辞書ノードと、 前記高速データ辞書ノードと前記ユーザの両方と通信
し、前記高速データノードからデータを検索し、前記ユ
ーザから前記グローバルデータ質問を受信し、それらに
対して応答データを送信するコントローラであって、前
記グローバルデータ質問を局所格納部実行計画に分解
し、前記高速データ辞書ノードに関係する前記データベ
ース内に含まれる前記データによる前記グローバルデー
タ質問に対応するデータを有する各データベースから、
それに関係するノードを介してデータを検索し、及び、
実行されるべき前記局所的格納部実行計画の部分を、実
行用の適切なノード及びそれに関係するデータベースに
送信し、前記局所的格納部実行計画に応答してそれら前
記適切データベースからデータを受信するデータ通知管
理コントローラと、 前記データ通知管理コントローラ及び前記高速データ辞
書ノードと各々通信し、前記データ通知管理コントロー
ラから受信された前記局所的格納部実行計画の部分に応
じて前記ネットワーク内の特定データベースに対するデ
ータ流の方向を制御し、前記局所的格納部実行計画の部
分に応じた検索データを前記データ通知管理コントロー
ラに各々送信する複数の局所的通知管理コントローラと
を具備し、 前記各局所的通知管理コントローラは更に、前記高速デ
ータ辞書ノードに関連する前記データベース内に含まれ
る前記データに応じて、他の局所的通知管理コントロー
ラによる実行及びそれに応答してデータを受信するため
のデータ検索要求を、それにより実行用に受信された前
記局所的格納部実行計画部分を完了するために発生する
ことを特徴とするコンピュータデータネットワーク。 - 【請求項７】 少なくとも２つの局所的データベースに
対するデータ流の方向を制御し、前記データ通知管理部
から受信した前記局所的格納部実行計画の部分を下位の
局所的格納部実行計画に分解し、前記データ通知管理部
から受信した前記局所的格納部実行計画の部分に対応す
るデータを、前記制御された各局所的データベースから
検索する少なくとも１つの前記局所的通知管理コントロ
ーラを更に含むことを特徴とする請求項１又は６記載の
コンピュータデータネットワーク。 - 【請求項８】 前記高速データ辞書とインターフェース
して局所的概要情報及びデータの相互関係を示す検索デ
ータを検索し、前記高速データ辞書から検索したデータ
を使用して前記グローバルデータ要求の文法を判断し有
効にする総合的意味解釈手段を更に含むことを特徴とす
る請求項１又は６記載のコンピュータデータネットワー
ク。 - 【請求項９】前記データ通知管理部は、 前記高速データ辞書とインターフェースして局所的概要
情報及びデータの相互関係を示すデータを検索し、局所
的格納部データベース間の転送に必要なデータの量を最
小にし、適切な局所的格納部データベースを選択して前
記格納部実行計画の各部分を処理するデータ最適化ユニ
ットを具備することを特徴とする請求項１又は６記載の
コンピュータデータネットワーク。 - 【請求項１０】 前記データ通知管理部は、 前記各局所的格納部データベースとインターフェース
し、前記局所的格納部データベースに、前記各局所的格
納部から応答データを抽出するために必要な前記局所的
格納部実行計画の部分を送出する局所的格納部実行計画
制御コントローラを具備することを特徴とする請求項１
又は６記載のコンピュータデータネットワーク。 - 【請求項１１】 前記局所的通知管理部は、 前記データ通知管理部により送出された前記局所的格納
部実行計画部分の実行を制御する局所的コントローラを
含むことを特徴とする請求項１又は６記載のコンピュー
タデータネットワーク。 - 【請求項１２】 前記局所的コントローラは同期して動
作することを特徴とする請求項２又は１１記載のコンピ
ュータデータネットワーク。 - 【請求項１３】 前記局所的コントローラは非同期で動
作することを特徴とする請求項２又は１１記載のコンピ
ュータデータネットワーク。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US064690 | 1993-05-20 | ||
| US08/064,690 US5596744A (en) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | Apparatus and method for providing users with transparent integrated access to heterogeneous database management systems |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07141399A true JPH07141399A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=22057660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6107177A Pending JPH07141399A (ja) | 1993-05-20 | 1994-05-20 | コンピュータデータネットワーク及びその管理方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5596744A (ja) |
| EP (1) | EP0625756B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07141399A (ja) |
| CA (1) | CA2123822C (ja) |
| DE (1) | DE69422657T2 (ja) |
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