JPH0714098Y2 - 車載用リモートコントロール装置 - Google Patents

車載用リモートコントロール装置

Info

Publication number
JPH0714098Y2
JPH0714098Y2 JP2565888U JP2565888U JPH0714098Y2 JP H0714098 Y2 JPH0714098 Y2 JP H0714098Y2 JP 2565888 U JP2565888 U JP 2565888U JP 2565888 U JP2565888 U JP 2565888U JP H0714098 Y2 JPH0714098 Y2 JP H0714098Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition key
transmitter
vehicle
control device
remote control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2565888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01128449U (ja
Inventor
知昭 青谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2565888U priority Critical patent/JPH0714098Y2/ja
Publication of JPH01128449U publication Critical patent/JPH01128449U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0714098Y2 publication Critical patent/JPH0714098Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案はイグニッションキーと一体化された送信器を用
いて車両に一定の信号を与えるリモートコントロール装
置に関し、特にその送信器の電池の充電に特徴を有する
車載用のリモートコントロール装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来例えば特開昭61−181468号に示されているリモート
コントロール装置は、送信器に電池が設けられ押ボタン
スイッチ等によって操作することにより所定のコードを
出力手段を介して送出し、車両に設けられた受信器に与
えている。そしてその信号が所定のコードと一致する場
合には、車両のドアをロック又はアンロックするように
している。
〔考案が解決しようとする課題〕
従ってこのような従来のドアロック制御装置では、送信
器に電池が必要となり、一次電池を用いている場合には
電池交換の手間がかかるという欠点があった。又二次電
池を用いても電池が消耗してきた場合には必要に応じて
充電を行う必要があり、充電に手間がかかるという欠点
があった。そして電池が消耗してくれば送信出力が低下
したり又は送信が不能となるため、車両のドアをロック
又はアンロックすることができず送信器を持っていても
必要な操作を行うことができず、却って不便になること
があるという問題点もあった。又送信器に一次電池を設
ける場合には、その交換のためケースを開閉自在とする
必要があり、防水対策が必要になるという欠点もあっ
た。
本考案はこのような従来のリモートコントロール装置の
問題点に鑑みてなされたものでって、自動車のイグニッ
ションキーと一体化した密閉構造の送信器を構成すると
共に、キーの使用中に送信器の電池を自動的に充電でき
るようにすることを技術的課題とする。
〔考案の構成と効果〕
(課題を解決するための手段) 本願の請求項1の考案は車両に設けられた受信器と、該
受信器に信号を与える送信器とを有するリモートコント
ロール装置であって、車両のイグニッションキーホルダ
のキー挿入面の面側に夫々突出しイグニッションキーの
面に垂直な面内に巻かれた一対の送電用コイルと、車両
側に設けられ一対の送電用コイルが負荷として接続さ
れ、イグニッションキースイッチの投入によって電源が
供給されて発振する発振回路と、を有し、送信器は、送
信器の一端に設けられたイグニッションキーと、二次電
池と、イグニッションキーの面に沿った面内に巻かれた
受電用コイルと、受電用コイルに得られる交流信号を整
流して二次電池に与える充電回路と、を有することを特
徴とするものである。
本願の請求項2の考案は車両に設けられた受信器と、該
受信器に信号を与える送信器とを有し、密閉構造とした
リモートコントロール装置であって、車両のイグニッシ
ョンキーホルダのキー挿入口の近傍に該挿入口を中心と
して巻かれた送電用コイルと、車両側に設けられ送電用
コイルが負荷として接続され、イグニッションキースイ
ッチの投入によって電源が供給されて発振する発振回路
と、を有し、送信器は、送信器の一端に設けられたイグ
ニッションキーと、二次電池と、イグニッションキーに
近接して巻かれた受電用コイルと、受電用コイルに得ら
れる交流信号を整流して二次電池に与える充電回路と、
を有し、密閉構造としたことを特徴とするものである。
(作用) このような特徴を有する本願の請求項1の考案によれ
ば、送信器にはイグニッションキーが一体に構成されて
おり、イグニッションキーをイグニッションキーホルダ
内に装着してイグニッションキースイッチを投入すれ
ば、発振回路によってイグニッションキーの両側に取付
けられた送電用コイルが付勢される。従って送信器の受
電用コイルに電磁誘導によって交流電圧が誘起されるこ
ととなり、その電圧を整流して送信器の二次電池を充電
するようにしている。
又本願の請求項2の考案によれば、イグニッションキー
ホルダのキー挿入口の周囲に送電用コイルを設けてイグ
ニッションキースイッチの投入時には発振回路によって
そのコイルを付勢するようにしている。そしてイグニッ
ションキー自体をコアとして用いて該コアの送信器内の
受電用コイルに誘起される交流電圧を整流して二次電池
を充電するようにしている。
(考案の効果) そのため本願の請求項1及び2の考案によれば、イグニ
ッションキーをキーシリンダに装着しているときには常
に送信器の二次電池が充電されるため、従来の送信器の
ように電池を交換したり充電する手間を省くことができ
る。又誤って電池が消耗している送信器を用いてリモー
トコントロール装置を動作させることがなく、動作を確
実にすることが可能である。又本願考案では電池を交換
する必要がないため送信器自体を密閉することができ、
耐水性を向上させることができる。更に本願の請求項2
の考案ではこれらの効果に加えて、イグニッションキー
自体をコアとして用いるため電力電送の効率を向上させ
ることが可能である。
〔実施例の説明〕
(第1実施例の説明) 第1図は本願の請求項1の考案の一実施例によるイグニ
ッションキーが一体化された送信器及びこのイグニッシ
ョンキーが装着されるイグニッションキーホルダの構成
を示す斜視図、第2図は送信器の縦断面図、第3図はイ
グニッションキースイッチの正面図である。これらの図
に示すように、送信器1はケース2の先端に車両のイグ
ニッションキー3がボルト4によって一体に固定されて
いる。そしてその背後には断面がH形の糸巻状コア5が
設けられ、このコア5にキーの面に沿った面内に受電用
コイル6が巻付けられている。又ケース2内には二次電
池7、例えばニッケルカドミウム電池がプリント基板8
上に固定され、密閉構造としている。プリント基板8は
二次電池7の充電回路及び送信回路を保持するものであ
って、その一面には押ボタンスイッチ9が取付けられ
る。ケース2にはこの押ボタンスイッチ9を操作するた
めのラバー面10が設けられる。又ケース2の背後には赤
外線を発光するための赤外線発光ダイオード11が設けら
れる。
一方イグニッションキーホルダ12は図示のように長方形
状のイグニッションキー3の挿入口13の両側に一対のヘ
ルムホイツ型の送電用コイル14,15が設けられる。これ
らのコイル14,15は送電用のコイルであって、イグニッ
ションキー3のキー面に平行な面内に巻かれている。
第4図はイグニッションキースイッチ部及び送信器1の
回路構成を示す図である。本図に示すように車両のバッ
テリー21にはイグニッションキースイッチの接点22を介
して発振回路23が接続される。発振回路23は一定の周波
数の交流信号を発生するものであって、その負荷側には
送電用コイル14,15が直列に接続されている。又送信器
1は前述した受電用コイル6に充電回路24が接続され
る。充電回路24はコイル6の両端に得られる電圧を整流
して送信器1内に設けられた二次電池7を充電するもの
である。そして二次電池7の正極端は送信制御部25及び
出力手段26に接続されている。又ディップスイッチ等か
ら構成される設定手段27は所定のコードを設定するもの
であり、その出力は送信制御部25に与えられる。送信制
御部25は押ボタンスイッチ9から信号が与えられたとき
に設定手段27により設定された所定のコード信号を発生
した出力手段26に与えるものである。出力手段26は例え
ば赤外光発光ダイオード11を駆動することによって図示
しない車両の受信器に赤外光の一定のコード信号を与え
るようにしている。
こうして構成される送信器1はイグニッションキー3を
イグニッションキーホルダ12の挿入口13に挿入してスイ
ッチを回動させれば、スイッチ接点22が閉成されるため
発振回路23が一定の周波数で発振しコイル14,15が付勢
される。従って送信器1の受電用コイル6にも交流電圧
が誘起されることとなり、その電圧が整流されて充電回
路24を介して二次電池7が充電される。従って車両の走
行状態では常に送信器1の二次電池7が充電される状態
となる。従って送信器1の二次電池7の消耗に伴う出力
低下や動作不良を未然に防止することができる。
(第2実施例の説明) 次に本考案の請求項2のリモートコントロール装置を具
体化した実施例について説明する。本実施例においても
前述した第1実施例と同一部分は同一符号を付してい
る。さて本実施例では送信器1のイグニッションキー31
をコアとして用いている。即ち第5図に送信器1の横断
面図を示すように、ケース2の先端に設けられるイグニ
ッションキー31は先端部31aを摩耗の少ない材料、例え
ば真鍮製部材で構成し、根元部31bを磁性体材料、例え
ば鉄等にメッキを施して構成する。そしてこの根元部31
bをコアとしてコイル32を巻付けて送信器1の受電用コ
イル32を構成する。送信器1内の内部回路は前述した第
4図に示す第1実施例と同様である。又これに対応して
設けられるイグニッションキースイッチのコイルは第6
図に斜視図を示すように、イグニッションキーホルダ12
のキー挿入口33の周囲に薄い円筒形の突起34を設け、そ
の内部にコイル35を環状に巻回して構成するものとす
る。イグニッションキーホルダ12の送電用コイル35の接
続は前述した第1実施例と同様にイグニッションキーホ
ルダ12の投入によって発振する発振回路23の負荷側にこ
のコイル35を接続するようにしている。
この場合にも送信器1のイグニッションキーをキー挿入
口33に挿入してイグニッションキースイッチを投入すれ
ば発振回路23が発振するため、送電用コイル35が付勢さ
れる。従ってイグニッションキー31の磁性材料で形成さ
れた根元部31bをコアとして高能率で交流電圧が受電用
コイル32側に誘起される。従ってこの交流電圧を整流す
ることにより送信器1内の二次電池7を充電することが
できる。
尚本実施例はイグニッションキーを磁性材料部と非磁性
材料部とに分離して構成しているが、全て鉄分の多いス
テンレス材料等の磁性体材料で構成してもよいことはい
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例によるリモートコントロー
ル装置の斜視図、第2図は第1実施例による送信器の縦
断面図、第3図はイグニッションキーホルダの正面図、
第4図は第1実施例の送信器とイグニッションキースイ
ッチ内の回路構成を示す図、第5図は本考案の第2実施
例による送信器の横断面図、第6図は第2実施例のイグ
ニッションキーホルダの斜視図である。 1……送信器、2……ケース、3,31……イグニッション
キー、31a……先端部、31b……根元部、5……コア、6,
32……受電用コイル、7……二次電池、9……送信用ス
イッチ、14,15,35……送電用コイル、22……イグニッシ
ョンスイッチ、23……発振回路、24……充電回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に設けられた受信器と、該受信器に信
    号を与える送信器とを有するリモートコントロール装置
    において、 車両のイグニッションキーホルダのキー挿入面の両側に
    夫々突出しイグニッションキーの面に垂直な面内に巻か
    れた一対の送電用コイルと、 車両側に設けられ前記一対の送電用コイルが負荷として
    接続され、イグニッションキースイッチの投入によって
    電源が供給されて発振する発振回路と、を有し、 前記送信器は、 送信器の一端に設けられたイグニッションキーと、 二次電池と、 前記イグニッションキーの面に沿った面内に巻かれた受
    電用コイルと、 前記受電用コイルに得られる交流信号を整流して前記二
    次電池に与える充電回路と、を有し、 密閉構造としたことを特徴とする車載用リモートコント
    ロール装置。
  2. 【請求項2】車両に設けられた受信器と、該受信器に信
    号を与える送信器とを有するリモートコントロール装置
    において、 車両のイグニッションキーホルダのキー挿入口の近傍に
    該挿入口を中心として巻かれた送電用コイルと、 車両側に設けられ前記送電用コイルが負荷として接続さ
    れ、イグニッションキースイッチの投入によって電源が
    供給されて発振する発振回路と、を有し、 前記送信器は、 送信器の一端に設けられたイグニッションキーと、 二次電池と、 前記イグニッションキーに近接して巻かれた受電用コイ
    ルと、 前記受電用コイルに得られる交流信号を整流して前記二
    次電池に与える充電回路と、を有し、 密閉構造としたことを特徴とする車載用リモートコント
    ロール装置。
JP2565888U 1988-02-26 1988-02-26 車載用リモートコントロール装置 Expired - Lifetime JPH0714098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2565888U JPH0714098Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 車載用リモートコントロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2565888U JPH0714098Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 車載用リモートコントロール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01128449U JPH01128449U (ja) 1989-09-01
JPH0714098Y2 true JPH0714098Y2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=31246587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2565888U Expired - Lifetime JPH0714098Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 車載用リモートコントロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0714098Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015104253A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 矢崎総業株式会社 ワイヤレス給電システム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2522253Y2 (ja) * 1990-06-18 1997-01-08 株式会社東海理化電機製作所 車両用キー装置
JP2529391Y2 (ja) * 1990-06-18 1997-03-19 株式会社東海理化電機製作所 電波通信式車両用キー装置
DE69532643T2 (de) * 1994-11-30 2004-08-05 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Anlaufsteuerungsvorrichtung für fahrzeuge
CN109657386B (zh) * 2018-12-27 2023-04-07 燕山大学 长方形亥姆霍兹线圈的设计方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59176339U (ja) * 1983-05-10 1984-11-26 富士通テン株式会社 充電装置
JPS621659A (ja) * 1985-06-26 1987-01-07 Mazda Motor Corp 車両用携帯式電装装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015104253A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 矢崎総業株式会社 ワイヤレス給電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01128449U (ja) 1989-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5428521A (en) Non-contact power supply apparatus
JP2004003161A (ja) 電子キーシステム
JP2007032140A (ja) ドアロック制御装置
EP0817213A1 (en) Connector for charging
JPH0714098Y2 (ja) 車載用リモートコントロール装置
JP3670719B2 (ja) キーレスエントリーシステム
JPH09182324A (ja) 乗物用補助電子装置への電力供給装置
US4631736A (en) Portable transmitter which conserves transmitter power by storing charges from previous pulses
JP2565632Y2 (ja) キーシリンダ装置
JPH0538232U (ja) 車両用キー装置
JPH10250531A (ja) 車両用キー装置
JP2000201442A (ja) 非接触電力伝送を受ける非接触icカ―ド
JP3247199B2 (ja) 充電装置
JP2529391Y2 (ja) 電波通信式車両用キー装置
JP2001008450A (ja) 小型電気機器
JP3329918B2 (ja) 電磁誘導充電装置
EP0778183A1 (en) A device for supplying a remote-control unit
JPH0617401Y2 (ja) リモ−トコントロ−ル用送信器
KR19980703882A (ko) 차량용 로킹 시스템
JP3983897B2 (ja) 車両用通信システム
JPS6359734A (ja) バツテリ−充電装置
JPS5833776B2 (ja) 充電装置
JPH07326390A (ja) 充電式電池及びその充電装置
JP2000166130A (ja) 非接触充電器の制御装置
JPH11131881A (ja) キー装置