JPH0714040U - 鍵用収納庫 - Google Patents

鍵用収納庫

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JPH0714040U
JPH0714040U JP4337093U JP4337093U JPH0714040U JP H0714040 U JPH0714040 U JP H0714040U JP 4337093 U JP4337093 U JP 4337093U JP 4337093 U JP4337093 U JP 4337093U JP H0714040 U JPH0714040 U JP H0714040U
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP4337093U
Other languages
English (en)
Inventor
信明 鎌田
Original Assignee
株式会社エヌケーパーツ工業
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Application filed by 株式会社エヌケーパーツ工業 filed Critical 株式会社エヌケーパーツ工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 住宅の玄関や事務所の入口など扉のある場所
で、その鍵を安全に収納し、解錠符号を知っている限ら
れた者だけが鍵を取出すことができる鍵用収納庫を提供
する。 【構成】 鍵用収納庫は、鍵を収納するための収納部を
開閉可能に有する本体ケース1と、収納部を閉鎖状態に
係止する係止部材14と、係止部材14の係止を解除し
て収納部を開放する開放ノブ5と、開放ノブ5の開放動
作を阻止するロック部材10と、本体ケース1の一部に
設けられた押ボタン操作式の符号錠3と、符号錠3の背
面に突設され、解錠操作により作動してロック部材10
を開放側に動かす作動子9と、を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住宅の玄関や事務所の入口など扉のある場所に設置され、その扉の 鍵を安全に収納するために使用される鍵用収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅の玄関や事務所の入口などに設けられる扉には、通常、錠が取付けられ、 留守にする際などは、扉の錠をロックしておく。このため、その住宅の住人や事 務所の使用者は全員がその錠の鍵を所持する必要があり、その鍵を紛失したり、 持っていない場合には、住宅や事務所等に入ることができない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、家族の多い家庭の住宅などにおいては、家族全員が玄関の扉の鍵を所 持する代りに、玄関付近の目立たない場所に鍵を隠しておくことなどが行われて いるが、鍵が盗難にあったり、紛失したりする恐れがあった。
【0004】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、住宅の玄関や事務所 の入口など扉のある場所で、その鍵を安全に収納し、解錠符号を知っている限ら れた者だけが鍵を取出すことができる鍵用収納庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、本考案の鍵用収納庫は、鍵を収納するための収納部を開閉可能に 有する本体ケースと、収納部を閉鎖状態に係止する係止部材と、係止部材の係止 を解除して収納部を開放する開放ノブと、開放ノブの開放動作を阻止するロック 部材と、本体ケースの一部に設けられた押ボタン操作式の符号錠と、符号錠の背 面に突設され、解錠操作により作動してロック部材を開放側に動かす作動子と、 を備えて構成される。
【0006】
【作用】
このような構成の鍵用収納庫は、住宅の玄関や事務所の入口など扉のある場所 の外壁等に設置される。そして、住人などが外出するためにその扉を施錠した際 、鍵用収納庫の収納部を開放ノブの操作によって開き、その鍵を収納部に入れ、 収納部を閉鎖しておく。収納部は係止部材により閉鎖状態に係止され、符号錠の 解錠動作を除き、開くことができない。
【0007】 一方、住宅の住人や事務所の使用者が帰ってその扉を開く場合、符号錠の押ボ タンを操作して予め記憶している解錠符号(番号を含む)にセットし、開放ノブ を押す。
【0008】 解錠符号のセットによって、符号錠の背面の作動子が解錠位置に動き、ロック 部材がこの作動子によって開放ノブの開放操作可能な位置まで動く。したがって 、この状態で開放ノブを操作することにより、係止を解除するように係止部材が 動き、収納部の閉鎖状態を解除して収納部を開放させる。このため、使用者は、 収納部内にある鍵を取出して使用することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は鍵用収納庫の斜視図を、図2はそのカバー2と収納バケット4を開いた 状態の斜視図を示している。本体ケース1は、箱形に形成され、壁等に埋め込み 固定される取付フレーム15に対し、後述のラッチ板17により係止・固定され る。本体ケース1の前面上部には、カバー2が軸2aを支点に上方に開くように 設けられ、さらに、前面下部には、収納バケット4が軸4aを支点に下方に開く ように設けられる。
【0011】 カバー2によって覆われた本体ケース上部の前面には、符号錠3がその押ボタ ン、符号環の一部を露出して設けられ、また、収納バケット4を開放するための 開放ノブ5と、本体ケース1を取付フレーム1aに対し取り付け、取り外しする ためのシリンダ錠7が設けられる。
【0012】 符号錠3は、図6に示すように、戻しばねにより戻り方向に付勢されて配設さ れた4個の押ボタン6と、押ボタン6の操作により表示符号を1個づつ順に変え るように回転する符号環8(0〜9の数字が外周部に付されている)と、符号環 8内に嵌合され押ボタン6の操作に応じて符号環8を一方向に回転させる送り駒 と、各送り駒の係合部と係合し解錠符号が表示位置に達したとき、解錠位置に摺 動し、背後に突出する突出部を有する作動子9と、を矩形箱形のケース内に設け て構成される。
【0013】 この符号錠3の構造は、例えば特開昭62−146374号公報に記載された ものと同様であり、詳細な構造の説明は省略するが、4個の押ボタン6を操作し て各符号環8の表示符号が予めセットされた解錠符号になったとき、作動子9が 解錠位置つまり図6の矢印方向に移動する。また、符号環8が非解錠符号に変っ たとき、作動子9は図6の反矢印方向に移動する。
【0014】 符号錠3の背面には、図3、図4に示すように、板状のロック部材10がガイ ド板11によって図4の左側に摺動可能に配設され、作動子9の突出先端がロッ ク部材10の一部に貫通し、ロック部材10は解錠時、作動子9の移動によって 図4のように左に移動する。また、ロック部材10には、ガイド板11との間に コイルばね12が設けられ、ロック部材10は左側(解錠方向)に付勢されてい る。
【0015】 ロック部材10は、施錠状態において開放ノブ5の押込み動作を阻止して開放 をロックする部材であり、開放ノブ5(符号錠3の下側に差し込むように取付け られる)の先端に対応したロック部材10の一部に、孔10aが設けられる。こ の孔10aは、開放ノブ5の先端が挿通可能な大きさであるが、施錠状態では、 孔10aと開放ノブ5の先端位置が一致せず、開放ノブ5の押込みを阻止する。 開放ノブ5の元部にはコイルばね13が外嵌され、開放ノブ5の押込み操作を戻 す方向に付勢する。
【0016】 図4、図5に示すように、収納バケット4は、開放ノブ5の下側で軸14aに よって揺動可能に支持された係止部材14により、閉鎖状態に係止される。係止 部材14は、下部に収納バケット4を係止する係止部14bを有すると共に、上 部に開放ノブ5の先端が当接する傾斜当接部14cを有する。傾斜当接部14は 開放ノブ5の先端が傾斜面を押すことにより、図5の矢印方向に回動するように 作用し、係止部材14の係止を解除する。この係止部材14には係止方向に付勢 する捻りばね(図示せず)が設けられる。一方、シリンダ錠7の錠軸の先端には ラッチ板17が固定される。
【0017】 本体ケース1の取付フレーム15は、図7、図8に示すように、壁等に埋め込 み可能に周囲にフランジ部を設けて形成され、本体ケース1が挿入される凹部1 5aを有し、その凹部15a内に、ラッチ板17が回動して係止される枠状の係 止部15bが両側に設けられる。
【0018】 このように構成された鍵用収納庫は、住宅の玄関や事務所の入口など扉の付近 の外壁等に設置される。
【0019】 即ち、設置する場合、先ず、外壁等の壁面に取付フレーム15を埋め込み固定 する。そして、本体ケース1の背面を取付フレーム15の凹部15a内に挿入し ながら、シリンダ錠7の錠軸を所定の鍵により回し、錠軸に固定されたラッチ板 17を、図7のように水平位置に回動させる。これにより、ラッチ板17が取付 フレーム15側の係止部15bに係止され、本体ケース1は取付フレーム15に 対し完全に固定される。
【0020】 住人などが外出するためにその扉を施錠した際、その鍵は本体ケース1の収納 バケット4を開いて図2のようにその中に入れる。
【0021】 収納バケット4を開く場合、本体ケース1のカバー2を上に開き、符号錠3の 押ボタン6を操作して符号環8を回し、予め記憶している解錠符号(番号)にセ ットする。このとき、符号錠内部の摺動部材が施錠位置に移動可能となり、コイ ルばね12の付勢力によって、作動子9とロック部材が図4の仮想線位置に移動 し、開放ノブ5の先端と孔10aの位置が一致する。これで開放ノブ5が押し込 み可能となり、この状態で開放ノブ5を押すと、図5に示すように、開放ノブ5 の先端が係止部材14の傾斜当接部14cに当り、係止部材14が図5の矢印方 向に回動する。
【0022】 これによって、係止部材下部の係止部14bが収納バケットから外れ、収納バ ケット4は自重で軸4aを支点に回動し、収納バケット4が開放される(図2) 。
【0023】 そして、鍵を収納バケット4に入れた後、収納バケット4を手で閉めれば、係 止部材14の係止部14bが収納バケット4の縁部を係止し、収納バケット4は 簡単に閉鎖状態となる。この後、符号錠3の押ボタン6を押して符号環8の表示 符号を変えておけば、開放ノブ5の押込みがロック部材10により阻止され、施 錠状態となる。
【0024】 そして、再び収納バケット4を開いて鍵を取り出す際は、上記と同様に、符号 錠3の押ボタン6を操作して符号環8の表示符号を解錠符号に合せ、開放ノブ5 を押せば、収納バケット4は開放される。
【0025】 なお、悪戯などに対する警報装置として、警報ブザーを取付け、カバー2を開 いた状態で、例えば、5分以上経過したとき、警報ブザーを鳴らし、その後、カ バー2が閉じられた場合でも、再度カバー2が開放された場合には、警報ブザー を作動させるようにすることもできる。
【0026】 また、上記実施例では、鍵の収納部を、回動するバケット形の収納バケット4 としたが、扉のみが開閉する扉付きの収納部とすることもできる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の鍵用収納庫によれば、扉の鍵を符号錠付きの本 体ケースに安全に収納し、必要なときには解錠符号を知る者が鍵を簡単に取出す ことができるため、家族の多い家庭や使用者の多い事務所などにおいては、家族 全員或は使用者全員が玄関等の扉の鍵を所持する必要がなく、また、玄関付近等 の目立たない場所に鍵を隠しておく必要がないため、鍵が盗難にあったり、紛失 したりする恐れがなくなる。また、家人が外出した後で、家の中に緊急事態が発 生した時などには、消防署、警察、知人、隣人等にその解錠符号を連絡すれば、 鍵を取出して家の扉を開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す鍵用収納庫の正面斜視
図である。
【図2】カバー2、収納バケット4を開いた状態の斜視
図である。
【図3】本体ケースの縦断面図である。
【図4】本体ケース内の背面図である。
【図5】収納バケット4、係止部材14、開放ノブ5の
関係を示す斜視図である。
【図6】符号錠3の斜視図である。
【図7】取付フレーム15の正面図である。
【図8】取付フレーム15の右側面図である。
【図9】図7のA−A断面図である。
【符号の説明】
1−本体ケース、 2−カバー、 3−符号錠、 4−収納バケット、 5−開放ノブ、 9−作動子、 10−ロック部材、 14−係止部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵を収納するための収納部を開閉可能に
    有する本体ケースと、 該収納部を閉鎖状態に係止する係止部材と、 該係止部材の係止を解除して該収納部を開放する開放ノ
    ブと、 該開放ノブの開放動作を阻止するロック部材と、 該本体ケースの一部に設けられた押ボタン操作式の符号
    錠と、 該符号錠の背面に突設され、解錠操作により作動して該
    ロック部材を開放側に動かす作動子と、 を備えたことを特徴とする鍵用収納庫。
  2. 【請求項2】前記本体ケースの前面に、前記開放ノブと
    符号錠を覆うカバーが開閉可能に設けられたことを特徴
    とする請求項1記載の鍵用収納庫。
JP4337093U 1993-08-06 1993-08-06 鍵用収納庫 Pending JPH0714040U (ja)

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JP4337093U JPH0714040U (ja) 1993-08-06 1993-08-06 鍵用収納庫

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JP4337093U JPH0714040U (ja) 1993-08-06 1993-08-06 鍵用収納庫

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Publication Number Publication Date
JPH0714040U true JPH0714040U (ja) 1995-03-10

Family

ID=12661962

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JP4337093U Pending JPH0714040U (ja) 1993-08-06 1993-08-06 鍵用収納庫

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JP (1) JPH0714040U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204189A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 Ihi運搬機械株式会社 キーボックス

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990330