JPH0714024A - 画像データ処理操作解析装置及び方法 - Google Patents

画像データ処理操作解析装置及び方法

Info

Publication number
JPH0714024A
JPH0714024A JP5134908A JP13490893A JPH0714024A JP H0714024 A JPH0714024 A JP H0714024A JP 5134908 A JP5134908 A JP 5134908A JP 13490893 A JP13490893 A JP 13490893A JP H0714024 A JPH0714024 A JP H0714024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
appearance
range
pixel value
image data
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5134908A
Other languages
English (en)
Inventor
James B Pearman
バーナード ペァマン ジェームズ
Peter Kavanagh
カバナフ ピーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Europe BV United Kingdom Branch
Original Assignee
Sony United Kingdom Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony United Kingdom Ltd filed Critical Sony United Kingdom Ltd
Publication of JPH0714024A publication Critical patent/JPH0714024A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4072Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on the contents of the original
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/62Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
    • H04N1/622Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only with simulation on a subsidiary picture reproducer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汎用コンピュータの表示装置を用いて、画像
データ処理の際に発生する歪みをシミュレーションによ
り容易に識別できるようにする。 【構成】 本発明は、1つ以上の処理操作を受けた画像
データを解析する方式に関するものである。画像データ
は、表示できる外観RGBにピクセル値PVをマッピン
グする表示パレット30を用いて表示する。ユーザ制御
の下に、ピクセル値の小区域を強調して表示できる外観
にマッピングして、ピクセル値の小さい変動が見えるよ
うにする。表示パレットで行うマッピングを示すパレッ
トスケールを、解析する画像の近くに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ処理操作を
解析する分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像データ処理技術の分野は、複雑化の
一途をたどっている。特に、撮像してから最終的にユー
ザに表示するまで画像データに対して行う処理操作の数
及び複雑さは、例えば空間ろ波、領域変換及び再変換並
びにデータ圧縮及び圧縮解除というように増加しつつあ
る。しかも、これらの処理操作の増加にも拘らず、画質
の改良又は少なくとも画質の維持への圧力は絶えない。
【0003】新しい画像処理装置を開発する際、完全に
作動する装置を開発する前に、できるだけ、行おうとす
る処理操作をシミュレートして予測できない問題や影響
を見極めて対処することは、有益なことである。この目
的に、汎用コンピュータを用いて画像処理のシミュレー
ションをすることができる。汎用コンピュータは、最終
的に要求される最高レート(速度)で画像データを処理
できないように思えるが、少数のテスト画像やテストパ
ターンの処理をシミュレートするのに好適である。コン
ピュータ・システムに関するソフトウェアは、最終的な
作動装置にて行われるべき一連の信号処理操作をまねる
ように作られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
なシミュレーションの結果を分析して調べようとすると
きに起こる問題を認めて、これを解決しようとするもの
である。画質レベルの向上が達成されるに従い、シミュ
レーションにより見出そうとする、信号処理操作の残存
歪みや人工雑音を識別するのが困難になっている。多く
の場合、最終画像の歪みは僅かであるので、少数の人々
(いわゆる「黄金の眼」をもった人々)しかこれらの歪
みを見分けることができない。これは、汎用コンピュー
タが提供できる表示画質が比較的限られているため、な
おさら問題である。代表例をあげると、放送されるデジ
タル画像データの質は平均でピクセル(画素)当たり1
6ビットであるのに、一般のコンピュータはピクセル当
たり8ビットの能力しかない。したがって、16ビット
/ピクセルの放送システムで目視できる歪み特有のパタ
ンは、8ビット/ピクセルのコンピュータ・システムの
解像度閾値の端(はし)にあるので、識別を一層困難に
している。本発明は、コンピュータの画質が比較的限ら
れた表示装置を用いてその効果をよくすることにより、
上記の問題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】画像データに施される処
理操作を解析するための、本発明による装置は、解析し
ようとする1つ以上の処理操作を受けた画像データより
成るピクセル値のアレイを記憶する画像メモリと、一連
のピクセル値範囲内の各ピクセル値と、直接に表示でき
る外観の範囲内の、対応する直接に表示できる外観との
間のマッピングを定めるマッピング情報を記憶する表示
パレットと、上記画像メモリ及び上記表示パレットに結
合され、上記ピクセル値のアレイ及び上記マッピング情
報に応答して、上記画像データが表す画像を表示する表
示装置と、上記マッピング情報を修正して、上記ピクセ
ル値範囲の小区域内の各ピクセル値と、強調して表示で
きる外観の範囲内の、対応する強調して表示できる外観
との間のマッピングを定める強調手段と、ユーザ入力に
応答して上記ピクセル値範囲内の上記小区域の位置を変
更するユーザ制御手段とを具える。
【0006】直接に(そのまま)表示できる外観の全範
囲の小区域が、強調して表示できる外観の区域にマッピ
ングされる。強調する区域は、隣接ピクセル値の可視外
観における差が増加するように選ぶ。そうすると、小さ
い歪みをもつと容易に観測できる。この技法は、歪みの
識別を容易にするために再生画像の現実性(質)を無視
しているという、この分野における通常の偏見の逆を行
くものである。
【0007】本発明はまた、画像データに施す処理操作
の解析方法を提供する。この方法は、次のステップを含
む。解析しようとする1つ以上の処理操作を受けた画像
データより成るピクセル値のアレイを記憶すること、一
連のピクセル値範囲内の各ピクセル値と、直接に表示で
きる外観の範囲内の、対応する直接に表示できる外観と
の間のマッピングを定めるマッピング情報を記憶するこ
と、上記マッピング情報を修正して、上記ピクセル値範
囲の小区域内の各ピクセル値と、強調して表示できる外
観の範囲内の、対応する強調して表示できる外観との間
のマッピングを定めること、上記ピクセル値のアレイ及
び上記マッピング情報に応じて、上記画像データが表す
画像を表示すること、ユーザ入力に応じて、上記ピクセ
ル値範囲内の上記小区域の位置を変えること。
【0008】
【作用】本発明の作用の1つの例として、一様な外観の
物体を含む画像の場合を考える。理論上は、この物体を
表す画像データに幾つかの処理操作を施した後でさえ
も、そのピクセル値はすべてなお同じであるべきであ
る。しかし、例えば、ピクセル値の大きさをたった1段
階だけ変える歪みが入ってくることがある。大多数の観
測者にとって、隣接ピクセル値間の外観におけるこの変
化は、検知できないであろう。しかし、本発明によれ
ば、これらの隣接ピクセル値を外観が強調して表示され
るように配列することにより、該ピクセル値間の可視差
を増すことができる。こうすれば、歪みを一層容易に見
分けることが可能となる。
【0009】本発明のもう1つの利点は、既存のコンピ
ュータ構成を利用して本発明を実現し、強調(目立つよ
うに)する小区域を迅速に変更できることである。これ
は、表示パレットの含むデータが一般に、表示される多
分1Mbの画像データの外観を定める1Kbより少ない
ので、達成可能である。表示パレットに記憶された比較
的少量のデータを変えることは、高速度で達成でき、し
かも画像全体の外観に根本的な影響を与える。高速操作
によりユーザと高度の対話が可能となり画像の歪みを一
層効果的に探すことができ、装置の実用性を増大させ
る。
【0010】本発明はカラー画像に対して用いてもよい
が、好適な具体例では、上記の直接(強調せず)に表示
できる外観の範囲は、単色で表示できる外観の範囲であ
る。
【0011】この特徴は、一度にただ1つの成分を解析
しさえすれば、データにおける歪みを識別し理解するこ
とが一般に容易になる、との認識に基づいている。この
成分は、輝度、色差信号又はRGB成分の1つであって
もよい。
【0012】強調して表示できる外観は、隣接ピクセル
値間の差がもっと容易に観測できるように選ぶ。実際
に、強調して表示できる外観は、単色画像における隣接
ピクセル値間の輝度差が誇張(強調)されるように手配
できる。しかし、好適な具体例では、上記の強調して表
示できる外観の範囲は、多色で表示できる外観の範囲で
ある。
【0013】強調して表示できる外観の範囲内で異なる
カラーを使用すると、差が特によく見えるようになる。
【0014】上述のように、画像を効果的に解析するた
めには、ユーザは、強調して表示できる外観に対応する
小区域の位置を動かすことができなければならない。本
発明の好適な具体例では、上記の表示装置は、単調に変
化する一連のピクセル値範囲より成るパレットスケール
を表示する。そして、上記ピクセル値の各々は、上記表
示パレットにて定められる上記直接に表示できる外観又
は上記強調して表示できる外観のどちらかと一緒に表示
される。
【0015】パレットスケール表示と解析される画像を
一緒に表示すると、ユーザが調べようとする画像部分を
特定できるので使用が容易となり、パレットスケール内
の直接に表示できる外観を認識し、強調して表示できる
外観の小区域を動かしてその範囲に重ねることができ
る。
【0016】ユーザが直観的に理解できるパレットスケ
ールの形式は、該パレットスケールが、単調に変化する
ピクセル値のバーと、該バーの一部分に対応する小区域
とを含むものである。
【0017】本発明の具体例では、ユーザが上記バーに
沿う上記部分の位置を変えて、上記ピクセル値範囲内の
上記小区域の位置を定めることができるように動作する
ユーザ制御手段を設けることにより、上記の直観的理解
を更に改善している。
【0018】一度識別した歪みの量的解析を助けるため
に、本発明の好適な具体構成では、ユーザ入力に応答し
て上記画像を通る解析線を選択する手段と、上記解析線
に沿う変位に対するピクセル値のグラフを上記画像の近
くに表示する手段とを設けている。
【0019】
【実施例】以下、図面により本発明を具体的に説明す
る。図1は、汎用コンピュータ・システム2の構成を示
す図である。主バス4は、中央処理ユニット(CPU)
6、主メモリ(RAM)8、記憶制御装置10、ユーザ
入力装置インタフェース12、及び表示駆動装置14を
相互接続している。マウス16やキーボード18のよう
なユーザ入力装置は、ユーザ入力装置インタフェース1
2に接続される。コンピュータ・モニタ20は、表示駆
動装置14に接続される。ハードディスク22のような
永久記憶装置は、記憶装置制御装置10に接続される。
【0020】汎用コンピュータ2は、コンピュータ・プ
ログラムにより所望の動作を行うように制御される。コ
ンピュータ・プログラムは、種々のコンピュータ言語で
書かれ、色々異なる形式を有するが、すべて外面的には
同じ動作を発生するものである。シミュレーションをし
ようとするサンプルの画像データは、ハードディスク2
2に記憶される。ソフトウェアによってシミュレートさ
れる処理操作は、領域変換に伴う圧縮及び圧縮解除やろ
波処理などである。
【0021】図2は、図1の表示駆動装置14を詳細に
示す図である。データ、アドレス及び制御信号は、主バ
ス4を介してグラフィックス・コントローラ24に送ら
れる。表示しようとするピクセル値を表すデータは、グ
ラフィックス・コントローラ24から画像メモリ26に
書込まれる。ピクセル値(PV)は、画像メモリ26か
らマルチプレクサ(MUX)28を介して表示パレット
(調色板)30に読込まれる。
【0022】表示パレット30は、8ビットのピクセル
値を、各々が当該ピクセル値に対する赤、緑、青成分の
大きさを表す3つの8ビット数にマッピング(配分)す
る。表示パレット30からの3つの8ビット数は、デジ
タル・アナログ変換器(DAC)32に送られ、そこ
で、モニタ(表示装置)20を駆動するためのアナログ
赤、緑、青成分値に変換される。
【0023】ピクセル値の成分へのマッピングを決める
表示パレット30内に記憶されるデータは、パレット格
納モード時に、マルチプレクサ28を介して入力される
アドレス信号の制御の下にバッファ34を経て格納され
る。この構成から、表示駆動装置14は、同時に表示が
可能な256の異なるカラーを保有することが分かるで
あろう。表示パレット30に格納されるカラーを広範囲
に変更することはできるが、一度に256の異なるカラ
ーしか使用できない。
【0024】表示パレット30は、3×256バイトを
含むが、これは、比較的小さいデータ量であって、主バ
ス4を介して迅速に(全体的に又は部分的に)修正する
ことができる。
【0025】図3は、強調動作を行わないときの表示パ
レット30内に記憶される直接表示できる外観値へのピ
クセル値(PV)のマッピングを示す。図3から3成分
の各々がピクセル値範囲の始めから終わりまでバランス
しており、したがって、発生される画像が単色(黒白)
画像となることが分かるであろう。ピクセル値の増加
は、輝度の増加に相当する。
【0026】次の表1は、かようなマッピングを行うた
め表示パレット30内に記憶されるデータを示す。
【0027】
【表1】
【0028】図4は、本発明の一実施例に従って表示パ
レット30により行われるマッピングを示す。図3と比
べ、ピクセル値nと(n+15)との間では、ピクセル
値の当該範囲に対して、前に単色像を生じた単調な増加
に従ってマッピングが行われていないことが見られるで
あろう。もっと詳しくいえば、各成分間のバランスがこ
の範囲では大きく変化し、成分値の完全に動的な範囲が
できている。こうすると、隣接するピクセル値が一層容
易に眼で区別できる表示可能な外観にマッピングされる
ことになり、強調して表示できる外観を発生できる。表
示パレット30に記憶されることになるデータの例を、
次の表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】図5は、図4及び表2のマッピングによっ
て与えられる強調表示可能の外観の範囲内におけるカラ
ー変化を示すカラーチャートである。該チャートの各頂
点は、100%の特定カラー成分を表す。該チャートの
中心Wは、3成分がバランスして白出力を与える点を表
す。強調される範囲は、純粋な赤から出発し、赤と緑の
混合色を経て純粋な緑へと進む。純粋な緑から、強調範
囲は、緑と青の混合色を経て純粋な青に進む。
【0031】図6は、強調範囲を生じる表示パレット3
0内のデータに対する他の修正例を示す。この場合、全
データは、ピクセル値の輝度変化が強調範囲n〜(n+
15)に亘って増加する単色表示を与えるように修正さ
れる。
【0032】図7は、図4のマッピングの場合、表示パ
レット30内のデータがどのようにして修正されるかを
示す流れ図である。コンピュータは、ステップ36で、
強調表示できる外観の範囲の位置の変更を示す、マウス
やキーボード等によるユーザ入力を受信する。ステップ
38で、新しい外観を全部単色にしようと決めると、ス
テップ40で表示パレットのデータを表1のデータに戻
し、処理が終了する。新しい外観が全部単色ではない場
合、処理はステップ38からステップ42に進み、そこ
で、強調表示できる外観が既に使用されているかどうか
のテストが行われる。既に強調表示できる外観が使用さ
れていれば、ステップ44で、現在は強調範囲内にある
が、新しい位置に動かされると該範囲の外に出るような
ピクセル値を、直接に表示できる値に戻す。ステップ4
6で、新しい位置における強調範囲に対するデータを、
マルチプレクサ28を介して供給されるアドレスデータ
の制御の下に、主バス4及びバッファ34を経て表示パ
レット30内に書込む。
【0033】図8は、水平ブロック50及び垂直ブロッ
ク52より成る例示画像48と、解析を制御するための
ユーザ・インタフェースとを一緒に示す図である。水平
ブロック50及び垂直ブロック52は、一様な外観を呈
するものとする。画像48の下に、パレットスケール表
示を含む、単調に変化するピクセル値のバー54が表示
されている。該バー54の左端に、強調表示外観特性を
使用しない場合、範囲カーソルが位置する黒白部分56
がある。
【0034】強調表示外観特性を使用するには、ユーザ
は、マウスを操作して、強調表示できる外観を制御する
範囲カーソルを黒白部分56から引出す。これを図9に
示す。同図において、範囲カーソル58は、バー54で
示されるパレットスケール内のユーザが選択した位置に
引出されている。強調する範囲をこのように引出すと、
修正されたマッピング・データが動的に表示パレット3
0に書込まれ、画像48に対する影響の観測が可能とな
り、歪みを目立たせるのに適当な位置を容易に見付ける
ことができる。
【0035】図示した画像の例では、歪みは、ピクセル
値が突然変化した後に生じる、ピクセル値の水平リンギ
ングの形を取っている。かようなリンギングは、不適切
な水平ろ波によって入り込むことがある。このリンギン
グの振幅は、直接(そのまま)表示される外観からは容
易に見分けられない。しかし、急激な変移に近いピクセ
ル値範囲を強調する範囲にマッピングすれば、リンギン
グによって発生する、これらのピクセル値における僅か
な変化が眼に見えるようになる。この技法の効用を増す
付帯的な効果は、強調範囲内にないがそれを囲むピクセ
ル値を含む区域がある場合に、これらのピクセルが着色
されないで浮き出ることである。図9では、強調範囲5
8の位置が、背景におけるリンギングを目立たせるよう
な位置になっている。
【0036】図9はまた、選択可能な解析線62に沿う
数字的ピクセル値のグラフ60が画像の近くに表示され
る本発明の特徴を示している。このグラフ60により、
量を示すことが可能になる。図9の場合、グラフ60
は、垂直ブロック52と交差する解析線62に沿って取
ったものである。
【0037】図10は、範囲カーソル58の位置が、水
平ブロック50の一様な外観内の僅かな変化を目立たせ
るように変更されている点を除き、図9と類似するもの
である。解析線62の位置も、水平ブロック50と交差
するように動かされている。この場合も、強調範囲を使
用することにより、該ブロックの水平エッジにおけるピ
クセル値の僅かな変化がもっと眼に見えるようになる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、既存のコンピュータを使用して画
像処理のシミュレーションをする場合、処理により生じ
る歪みや雑音を容易に識別することができ、画像処理装
置を開発する前に予測困難な問題や影響を見極めてこれ
に対処することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用コンピュータ・システムの構成を示す図で
ある。
【図2】汎用コンピュータの表示駆動装置の詳細を示す
図である。
【図3】ピクセル値の直接(強調せず)に表示できる外
観への通常のマッピングを示す図である。
【図4】本発明の具体例に従って図3のマッピングを修
正したものを示す図である。
【図5】図4の強調して表示できる外観のカラー変化を
示す図である。
【図6】他のマッピング修正例を示す図である。
【図7】表示パレット内のデータの修正を制御する方法
を示す簡略流れ図である。
【図8】例示した画像の解析に用いるユーザ・インタフ
ェースを示す図である。
【図9】図8のユーザ・インタフェースの動作の例を示
す図である。
【図10】図8のユーザ・インタフェースの動作の他の
例を示す図である。
【符号の説明】
26 画像メモリ 30 表示パレット 20 表示装置 14,30 強調手段 58 ユーザ制御手段
フロントページの続き (72)発明者 ピーター カバナフ イギリス国 GU1 4TL サリー,ギ ルドフォード,オンスロー ストリート, ベッドフォード ハウス 50

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに施される処理操作を解析す
    る装置であって、 解析しようとする1つ以上の処理操作を受けた画像デー
    タより成るピクセル値のアレイを記憶する画像メモリ
    と、 一連のピクセル値範囲内の各ピクセル値と、直接に表示
    できる外観の範囲内の、対応する直接に表示できる外観
    との間のマッピングを定めるマッピング情報を記憶する
    表示パレットと、 上記画像メモリ及び上記表示パレットに結合され、上記
    ピクセル値のアレイ及び上記マッピング情報に応答し
    て、上記画像データが表す画像を表示する表示装置と、 上記マッピング情報を修正して、上記のピクセル値範囲
    の小区域内の各ピクセル値と、強調して表示できる外観
    の範囲内の、対応する強調して表示できる外観との間の
    マッピングを定める強調手段と、 ユーザ入力に応答して上記ピクセル値範囲内の上記小区
    域の位置を変更するユーザ制御手段とを具える画像デー
    タ処理操作解析装置。
  2. 【請求項2】 上記直接に表示できる外観の範囲は、単
    色で表示できる外観の範囲である請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 上記強調して表示できる外観の範囲は、
    多色で表示できる外観の範囲である請求項1又は2の装
    置。
  4. 【請求項4】 上記表示装置は、単調に変化する一連の
    ピクセル値範囲の形のパレットスケールを表示し、上記
    ピクセル値の各々は、上記表示パレット内で定まる上記
    直接に表示できる外観又は上記強調して表示できる外観
    のどちらかと一緒に表示される請求項1,2又は3のい
    ずれか1項の装置。
  5. 【請求項5】 上記パレットスケールの表示は、単調に
    変化するピクセル値のバーと、該バーの一部分に対応す
    る上記小区域とを含む請求項4の装置。
  6. 【請求項6】 上記ユーザ制御手段は、ユーザが、上記
    バーに沿う上記の一部分の位置を変えて上記ピクセル値
    範囲内の上記小区域の位置を定めることができるように
    動作する請求項5の装置。
  7. 【請求項7】 ユーザ入力に応答して上記画像を通過す
    る解析線を選択する手段と、上記解析線に沿う変位に対
    するピクセル値のグラフを上記画像の近くに表示する手
    段とを有する請求項1〜6のいずれか1項の装置。
  8. 【請求項8】 画像データに施される処理操作を解析す
    る方法であって、 解析しようとする1つ以上の処理操作を受けた画像デー
    タより成るピクセル値のアレイを記憶すること、 一連のピクセル値範囲内の各ピクセル値と、直接に表示
    できる外観の範囲内の、対応する直接に表示できる外観
    との間のマッピングを定めるマッピング情報を記憶する
    こと、 上記マッピング情報を修正して、上記ピクセル値範囲の
    小区域内の各ピクセル値と、強調して表示できる外観の
    範囲内の、対応する強調して表示できる外観との間のマ
    ッピングを定めること、 上記ピクセル値のアレイ及び上記マッピング情報に応じ
    て、上記画像データが表す画像を表示すること、 ユーザ入力に応じて、上記ピクセル値範囲内の上記小区
    域の位置を変えることの各ステップを含む画像データ処
    理操作解析方法。
JP5134908A 1992-06-04 1993-06-04 画像データ処理操作解析装置及び方法 Pending JPH0714024A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9211862:9 1992-06-04
GB9211862A GB2267633B (en) 1992-06-04 1992-06-04 Analyzing image data processing operations

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0714024A true JPH0714024A (ja) 1995-01-17

Family

ID=10716553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5134908A Pending JPH0714024A (ja) 1992-06-04 1993-06-04 画像データ処理操作解析装置及び方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5621821A (ja)
JP (1) JPH0714024A (ja)
GB (1) GB2267633B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3290027B2 (ja) * 1994-04-06 2002-06-10 株式会社モリタ製作所 X線画像表示方法および装置
US6445834B1 (en) 1998-10-19 2002-09-03 Sony Corporation Modular image query system
US6256409B1 (en) 1998-10-19 2001-07-03 Sony Corporation Method for determining a correlation between images using multi-element image descriptors
US6674915B1 (en) * 1999-10-07 2004-01-06 Sony Corporation Descriptors adjustment when using steerable pyramid to extract features for content based search
ATE453907T1 (de) 2004-10-25 2010-01-15 Barco Nv OPTISCHE KORREKTUR FÜR LEUCHTPANEELE MIT HOHER GLEICHMÄßIGKEIT
US7639849B2 (en) 2005-05-17 2009-12-29 Barco N.V. Methods, apparatus, and devices for noise reduction
US20090119170A1 (en) * 2007-10-25 2009-05-07 Ayman Hammad Portable consumer device including data bearing medium including risk based benefits
EP3668074A1 (en) * 2018-12-13 2020-06-17 Dover Europe Sàrl System and method for handling variations in a printed mark

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5042077A (en) * 1987-10-02 1991-08-20 General Electric Company Method of highlighting subtle contrast in graphical images
DE3832973A1 (de) * 1987-10-02 1989-04-20 Gen Electric Verfahren zum hervorheben von schwachen kontrasten in graphischen abbildungen
JPH0743580B2 (ja) * 1988-09-22 1995-05-15 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション グレイ・スケールを変換する方法
US5012333A (en) * 1989-01-05 1991-04-30 Eastman Kodak Company Interactive dynamic range adjustment system for printing digital images
IL89359A0 (en) * 1989-02-21 1989-09-10 Scitex Corp Ltd Computerised apparatus for color selection
US5222206A (en) * 1989-06-08 1993-06-22 Computer Design, Inc. Image color modification in a computer-aided design system

Also Published As

Publication number Publication date
GB2267633A (en) 1993-12-08
US5621821A (en) 1997-04-15
GB2267633B (en) 1996-03-06
GB9211862D0 (en) 1992-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3870109B2 (ja) 画像表示装置、画像表示方法、及び画像表示プログラム
US4965844A (en) Method and system for image transformation
US6453074B1 (en) System for image decimation including selective filtering
JPH0927916A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2549253B2 (ja) パーソナルコンピュータシステム動作方法及びパーソナルコンピュータシステム
JP2000149053A (ja) ブレンディング処理を含む画像処理装置及びその方法
JP2571653B2 (ja) データ処理装置のスクリーン上にカラー・イメージを生成する方法、及びデータ処理装置
JP2002171424A (ja) 動画像処理方法、動画像処理装置および動画像表示装置
JPH0714024A (ja) 画像データ処理操作解析装置及び方法
US5852444A (en) Application of video to graphics weighting factor to video image YUV to RGB color code conversion
JPH10302061A (ja) デジタルカラー画像のカラーキャスト除去及びコントラスト強調を組み合わせたデジタル処理方法
JP2885239B1 (ja) 画像処理装置
CN1213619C (zh) 用于动态控制显示监视器上对象亮度的装置和方法
JPH05244444A (ja) カラー画像における色むら修正方法
JP2003044849A (ja) 読み易さ評価装置及びプログラム
JPS62174824A (ja) 画面表示情報の印字方法
JPS61223893A (ja) 階調変換制御方式
JPH07141311A (ja) 画像処理装置
KR970049862A (ko) 화상 처리를 이용한 화상 생성 장치 및 그 방법
US6278438B1 (en) Method of displaying digital photograph based bitmaps
JPS61237171A (ja) 画像変換装置
JP2898569B2 (ja) コンピュータゲーム開発用ビデオアクセラレータボード
JPH0728444A (ja) 画像データの色調変更方法
JPH06180573A (ja) 画像形成方法
JP2842364B2 (ja) カラーグラフィック描画システム及び描画方法