JPH0713319Y2 - 走査方向反転機能付電子ビユ−フアインダ用の輝点消去回路 - Google Patents

走査方向反転機能付電子ビユ−フアインダ用の輝点消去回路

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JPH0713319Y2
JPH0713319Y2 JP531486U JP531486U JPH0713319Y2 JP H0713319 Y2 JPH0713319 Y2 JP H0713319Y2 JP 531486 U JP531486 U JP 531486U JP 531486 U JP531486 U JP 531486U JP H0713319 Y2 JPH0713319 Y2 JP H0713319Y2
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JP
Japan
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switch
electronic viewfinder
scanning direction
bright spot
circuit
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JP531486U
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JPS62117877U (ja
Inventor
智司 小久保
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、ビデオカメラやカメラ一体型ビデオテープレ
コーダに搭載される電子ビユーフアインダの輝点消去回
路(ビームスポツトキラー回路)に関する。
(ロ)従来の技術 一般にテレビジヨン受像機等ブラウン管を使用する電子
機器においては、電源スイツチを切った瞬間にブラウン
管上にビームスポツトが残らない様に輝点消去回路(例
えば実公昭57−23970号)が設けられている。これは電
源スイツチを切った瞬間にはブラウン管の電子ビームを
垂直、水平方向に偏向させるところの偏向回路、はただ
ちに動作を停止するのにもかかわらず、ブラウン管のア
ノード容量に残っているところの電荷に起因する高電圧
と、ヒータの余熱により発生する電子ビームとによっ
て、ブラウン管上にはビームスポツトが残り、しかもこ
のビームスポツトは垂直、水平方向に偏向されず一点だ
けに照射されるために非常に尖鋭なものとなり、このた
めにブラウン管がしばしば破損されるので、これを防止
するためにと設けた回路である。
しかし、ビデオカメラ等に内蔵される1インチ型電子ビ
ユーフアインダ等の小型のブラウン管の場合は、螢光面
が極めて小さいためアノード電圧を高くしなくても明る
い画面が映し出される。よって、アノード電圧が低いと
共にアノード容量も小さく、ビームスポツトは発生し難
い。ビームスポツトが発生したとしても、短時間で消滅
し電子ビユーフアインダの螢光面が破損することはなっ
た。
しかし、実開昭57−168366号及び特開昭59−101976号に
示される様に、電子ビユーフアインダの走査方向を切り
換える機能を備えたビデオカメラに於いては、この切り
換え時に於いて、電子ビユーフアインダの偏向コイルに
電流が供給されない期間(切り換え期間)が発生する。
この切り換え期間の間、電子ビユーフアインダには、偏
向電流は供給されなくなる。この時、ビームスポツトが
生じ螢光面が破損する惧れが生じる。
このため、実開昭59−69560号に示される様に、切り換
え期間の間、電子ビユーフアインダの第3電極(フオー
カス電極)に印加される電圧を遮断してスポツトの発生
を防止することも考えられる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、第3電極に印加される電圧は、小型の電子ビユ
ーフアインダといえども200乃至300ボルト必要である。
よって、この第3電極に印加される電圧を遮断するスイ
ツチには高耐圧のものが必要となってしまう。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、水平偏向回路に入力される水平同期パルスを
遮断する第1スイツチ手段と、電子ビユーフアインダに
供給される映像信号を遮断する第2スイツチ手段とを、
備える走査方向反転機能付電子ビユーフアインダ用の輝
点消去回路である。
(ホ)作用 本考案は上記の様な構成なので、走査方向の切り換え期
間に先行して、前記第1スイツチ手段が動作して水平偏
向回路への水平同期信号の供給を遮断する。よって、水
平偏向回路が動作せず、この水平偏向回路で作成される
電子ビユーフアインダのアノード電圧が減少し、ビーム
スポツトの発生が抑制される。又、第2スイツチ手段も
動作して、映像信号を遮断する。よって、電子ビームの
量も制限されビームスポツトの発生が抑制される。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を第1図乃至第3図を参照しつつ説明
する。
第1図はビデオカメラに搭載された電子ビユーフアイン
ダ(CRT)の動作回路を示している。第1図に於いて、
(10)は水平同期信号入力端子、(12)は映像信号入力
端子、(14)は走査方向切り換えスイツチ、(16)は垂
直偏向回路、(18)は水平偏向回路である。(18a)は
水平偏向回路(18)に内蔵された高電圧作成回路であ
り、周知の如くフライバツクトランスを備え、電子ビユ
ーフアインダ(CRT)のアノード(HV)等に高電圧を供
給すると共にカソード(K)第2第3電極(G2)(G3)
にバイアス電圧を供給する。(DY)は偏向コイル、
(H)は水平偏向コイル、(V)は垂直偏向コイルであ
る。
次に、走査方向切り換えスイツチ(14)について説明す
る。の走査方向切り換えスイツチ(14)は、連動する6
個のスイツチ(SW1)(SW2)(SW3)(SW4)(SW5)(S
W6)より成る。スイツチ(SW2)(SW3)は水平偏向コイ
ル(H)に供給される偏向電流の極性を切り換える極性
切り換えスイツチである。スイツチ(SW5)(SW6)は垂
直偏向コイル(V)に供給される偏向電流の極性を切り
換える極性切り換えスイツチである。この極性切り換え
スイツチ(SW2)(SW3)(SW5)(SW6)により電子ビユ
ーフアインダ(CRT)の走査方向が水平、垂直共に反転
する。又、この極性切り換えスイツチ(SW2)(SW3)
(SW5)(SW6)は、切り換え途中に於いて、開放状態と
なり、電子ビユーフアインダは水平垂直共に偏向を行な
わない。尚、この偏向を行なわない開放状態の期間を切
り換え期間と称す。
スイツチ(SW1)(SW4)は、極性切り換えスイツチ(SW
2)(SW3)(SW5)(SW6)に先行して開放状態となり輝
点消去を行う輝点消去スイツチを形成している。尚、こ
のスイツチ(SW1)(SW4)は、スイツチ(SW2)(SW3)
(SW5)(SW6)に先行して開放状態になる様に、スイツ
チ接点(P)の幅(第2図参照)を、スイツチ(SW2)
(SW3)(SW5)(SW6)のスイツチ接点(P)′の幅
(第3図参照)より細くしている。
尚、スイツチ(SW1)は水平偏向回路(18)に入力され
る水平同期信号を遮断する第1スイツチ手段を形成して
いる。又、スイツチ(SW4)は電子ビユーフアインダ(C
RT)に供給される映像信号を遮断する第2スイツチ手段
を形成している。
尚、垂直偏向回路(16)水平偏向回路(18)高電圧作成
回路(18a)は、前記実開昭59−69560号、日本放送出版
協会昭和54年10月1日第1刷発行の「日本放送協会編カ
ラーテレビ受信技術」の118p〜144p、日本放送出版協会
昭和52年10月20日第1刷発行の「日本放送協会編カラー
テレビ教科書(上)」の143p〜188pに示され極めて周知
なので本願では説明を省略した。
上記回路の通常動作を説明する。水平同期信号入力端子
(10)からの水平同期信号はスイツチ(SW1)を介して
水平偏向回路(18)に入力される。水平偏向回路(18)
は水平偏向電流を作成すると共に、高電圧作成回路(18
a)で高電圧を作成し電子ビユーフアインダ(CRT)のア
ノード(HV)に出力する。水平偏向電流はスイツチ(SW
2)を介して水平偏向コイル(H)に入力された後、ス
イツチ(SW3)を経て接地される。又、垂直偏向回路(1
6)からの垂直偏向電流はスイツチ(SW5)垂直偏向コイ
ル(V)スイツチ(SW6)垂直偏向回路(16)と流れ
る。又、映像信号入力端子(12)からの映像信号はスイ
ツチ(SW4)、トランジスタ(Q1)等を介して電子ビユ
ーフアインダ(CRT)の第1制御電極(G1)に入力され
る。
電子ビユーフアインダ(CRT)の走査方向を反転せしめ
る時は、走査方向切り換えスイツチ(14)をスライドせ
しめる。するとスイツチ(SW2)(SW3)(SW5)(SW6)
により、水平、垂直偏向コイル(H)(V)に供給され
る偏向電流の極性が反転する。
この走査方向切り換えスイツチ(14)のスライド時に於
いて、第2図及び第3図に示されるd1時の様に、まずス
イツチ(SW1)(SW4)が開放となる。よって、このスイ
ツチSW1により水平偏向回路(18)〔高電圧発生回路(1
8a)を含む〕に水平同期信号が供給されず、水平偏向回
路(18)が動作を停止し、電子ビユーフアインダ(CR
T)の水平走査がストツプすると共に、アノード(HV)
の電位が低下する。又、スイツチ(SW4)により、映像
信号が第1制御電極(G1)に供給されずに電子ビームの
量も制限される。尚、この時、垂直偏向回路(16)は動
作しているので電子ビユーフアインダ(CRT)の垂直方
向の走査は為されている。
走査方向切り換えスイツチ(14)をさらにスライドする
と、スイツヌ(SW1)〜(SW6)全てが開放となり、電子
ビユーフアインダ(CRT)の水平、垂直偏向コイル
(H)(V)には、偏向電流が流れなくなるが、この
時、アノード(HV)の電圧が低下していると共に、映像
信号も電子ビユーフアインダ(CRT)に供給されていな
いので、ビームスポツトは発生し難い。
さらに走査方向切り換えスイツチ(14)をスライドせし
めれば、第2図第3図に示されるd2時の様に、スイツチ
(SW2)(SW3)(SW5)(SW6)が接続され、垂直偏向コ
イル(V)に逆極性の偏向電流が流れる。
さらに走査方向切り換えスイツチ(14)をスライドせし
めればスイツチ(SW1)〜(SW6)が全て接続され、通常
動作となる。尚、この時、水平垂直偏向コイル(H)
(V)に供給される偏向電流の極性は当然最初と逆とな
る。
(ヘ)考案の効果 上記の如く本考案に依れば、走査方向反転機能付電子ビ
ユーフアインダに於いて、高電圧用のスイツチを使用す
ることなく、輝点消去が行え有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図及び第3図
はスイツチの接点タイミングを示すための図である。 (16)…垂直偏向回路、(18)…水平偏向回路、(18
a)…高電圧作成回路、(CRT)…電子ビユーフアイン
ダ、(HV)…アノード、(H)…水平偏向コイル、
(V)…垂直偏向コイル、(SW1)…スイツチ(輝点消
去手段、輝点消去スイツチ、第1スイツチ手段)、(SW
4)…スイツチ(輝点消去手段、輝点消去スイツチ、第
2スイツチ手段)、(SW2)(SW3)(SW5)(SW6)…ス
イツチ(極性切り換えスイツチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子ビユーフアインダに供給される偏向電
    流を一旦停止せしめる切り換え期間を介して前記偏向電
    流の極性を切り換える極性切り換えスイツチと、 前記極性切り換えスイツチと連動すると共に前記極性切
    り換えスイツチに先行して輝点消去手段を動作せしめる
    輝点消去スイツチと、 水平同期信号から、水平偏向電流と前記電子ビユーフア
    インダのアノードに印加する高圧とを作成する水平偏向
    回路とを、 備える走査方向反転機能付電子ビユーフアインダに於い
    て、 前記輝点消去手段は、前記水平同期信号を遮断する第1
    スイツチ手段と、前記電子ビユーフアインダに供給され
    る映像信号を遮断する第2スイツチ手段と、から成るこ
    とを特徴とする走査方向反転機能付電子ビユーフアイン
    ダ用の輝点消去回路。
JP531486U 1986-01-17 1986-01-17 走査方向反転機能付電子ビユ−フアインダ用の輝点消去回路 Expired - Lifetime JPH0713319Y2 (ja)

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JPS62117877U JPS62117877U (ja) 1987-07-27
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