JPH07133029A - 粉体供給装置 - Google Patents
粉体供給装置Info
- Publication number
- JPH07133029A JPH07133029A JP5281148A JP28114893A JPH07133029A JP H07133029 A JPH07133029 A JP H07133029A JP 5281148 A JP5281148 A JP 5281148A JP 28114893 A JP28114893 A JP 28114893A JP H07133029 A JPH07133029 A JP H07133029A
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- JP
- Japan
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- powder
- hopper
- discharge
- wall surface
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- Pending
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉体供給装置において、自重による供給の困
難な粉体を連続して安定して供給する。 【構成】 下部内壁面1bが漏斗状に形成され、底部に円
筒状の排出路1cに連通する粉体排出口1dの設けられたホ
ッパ１に、その排出路1cに嵌入する下部の周面にねじ溝
6aが形成された粉体排出軸６を設け、このねじ溝6aの上
方にホッパ１の漏斗状の内壁面1bに沿って、ねじ溝6aの
向きと逆向きの螺旋状に延びるように設けられた粉体掻
上部７を設ける。粉体排出軸６はその上端に固定された
モータ５によって矢印Ｘ方向に回転され、粉体掻上部７
がホッパ１内の粉体10をホッパ１の下部から内壁面1ba
に沿って上方に掻き上げる。粉体10はこの掻き上げられ
る過程において互いに付着して粉塊となっているものが
崩され、またホッパ１の中心に向けて少しずつ崩落し、
粉体10は粉体排出軸６のねじ溝6aとホッパ１の排出路1c
の内壁面との間に充填され、上述の回転によってホッパ
１の下方（矢印Ｙ方向）に送られて順次ホッパ１より排
出される。
難な粉体を連続して安定して供給する。 【構成】 下部内壁面1bが漏斗状に形成され、底部に円
筒状の排出路1cに連通する粉体排出口1dの設けられたホ
ッパ１に、その排出路1cに嵌入する下部の周面にねじ溝
6aが形成された粉体排出軸６を設け、このねじ溝6aの上
方にホッパ１の漏斗状の内壁面1bに沿って、ねじ溝6aの
向きと逆向きの螺旋状に延びるように設けられた粉体掻
上部７を設ける。粉体排出軸６はその上端に固定された
モータ５によって矢印Ｘ方向に回転され、粉体掻上部７
がホッパ１内の粉体10をホッパ１の下部から内壁面1ba
に沿って上方に掻き上げる。粉体10はこの掻き上げられ
る過程において互いに付着して粉塊となっているものが
崩され、またホッパ１の中心に向けて少しずつ崩落し、
粉体10は粉体排出軸６のねじ溝6aとホッパ１の排出路1c
の内壁面との間に充填され、上述の回転によってホッパ
１の下方（矢印Ｙ方向）に送られて順次ホッパ１より排
出される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は粉体の供給装置に関し、
詳細には特に自重による供給の困難な微細粒子からなる
粉体をホッパから安定して供給する供給装置に関するも
のである。
詳細には特に自重による供給の困難な微細粒子からなる
粉体をホッパから安定して供給する供給装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来より底部に排出口を有するホッパな
どの容器に収容された粉体を排出口から少量ずつ排出し
て供給する装置が知られている。この装置は通常、ホッ
パの底部に設けられた排出口に開閉手段を配設し、この
開閉手段を開閉することによって、ホッパ内部に収容さ
れた粉体がその自重により排出口より順次排出されるよ
うに構成されている。
どの容器に収容された粉体を排出口から少量ずつ排出し
て供給する装置が知られている。この装置は通常、ホッ
パの底部に設けられた排出口に開閉手段を配設し、この
開閉手段を開閉することによって、ホッパ内部に収容さ
れた粉体がその自重により排出口より順次排出されるよ
うに構成されている。
【０００３】しかし供給しようとする粉体の粒子が十分
に乾燥していて粒径がある程度大きい場合は、各粒子は
排出口より自重により容易に順次排出されるが、粒径が
小さくなると各粒子の自重が小さくなり、多数の粒子同
士が互いに付着して自重による落下をしにくくなり、粉
塊となりやすくなる。粉体が湿気を吸いやすいものの場
合は特に粉塊となりやすい。粉体がホッパ内でこのよう
な粉塊になると、粉塊が排出口に詰まって粉体の排出を
阻害することになる。また、排出口の直下に連通する排
出路中にある粉体は排出手段（ねじ溝をもった回転軸
等）によって排出されるが、その上方の粉体はホッパの
内壁面に支持されて橋を架けたようにホッパに残留する
ブリッジ現象により、排出を阻害されることがある。
に乾燥していて粒径がある程度大きい場合は、各粒子は
排出口より自重により容易に順次排出されるが、粒径が
小さくなると各粒子の自重が小さくなり、多数の粒子同
士が互いに付着して自重による落下をしにくくなり、粉
塊となりやすくなる。粉体が湿気を吸いやすいものの場
合は特に粉塊となりやすい。粉体がホッパ内でこのよう
な粉塊になると、粉塊が排出口に詰まって粉体の排出を
阻害することになる。また、排出口の直下に連通する排
出路中にある粉体は排出手段（ねじ溝をもった回転軸
等）によって排出されるが、その上方の粉体はホッパの
内壁面に支持されて橋を架けたようにホッパに残留する
ブリッジ現象により、排出を阻害されることがある。
【０００４】そこでホッパ内に撹拌手段を設け、ホッパ
内の粉体をこの撹拌手段により撹拌し、粉体を常に流動
せしめて粉体が固化するのを防止する構成の装置が開発
され、すでに実用化されている。
内の粉体をこの撹拌手段により撹拌し、粉体を常に流動
せしめて粉体が固化するのを防止する構成の装置が開発
され、すでに実用化されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粉体がさらに
微細な粒子によって構成され、その性質上、流動性に粘
りを有するもの、あるいは湿気を吸いやすいもの、例え
ば凝集剤などについては、単に粉体を撹拌しただけでは
粉体同士の付着を十分に防止することはできず、粉体を
安定して供給することが困難となる。
微細な粒子によって構成され、その性質上、流動性に粘
りを有するもの、あるいは湿気を吸いやすいもの、例え
ば凝集剤などについては、単に粉体を撹拌しただけでは
粉体同士の付着を十分に防止することはできず、粉体を
安定して供給することが困難となる。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、特に微細粒子からなり、粘性を有する粉体に対し
ても、粉体を凝集させることなく連続して安定して供給
する粉体供給装置を提供するものである。
って、特に微細粒子からなり、粘性を有する粉体に対し
ても、粉体を凝集させることなく連続して安定して供給
する粉体供給装置を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の粉体供給装置
は、少なくとも下部の内壁面が漏斗状に形成され、底部
に円筒状の排出路に連通する粉体排出口の設けられたホ
ッパに収容された粉体を、この排出口から下方に送出す
る粉体供給装置であって、排出路に嵌入して回転し、そ
の周面の一部に形成されたねじ溝によりねじ溝と排出路
の内壁面との間に充填された粉体をホッパの下方に排出
し、ねじ溝の上方に設けられた粉体掻上部により、粉体
をホッパの内壁面に沿って掻き上げる粉体排出手段を備
えてなることを特徴とするものである。
は、少なくとも下部の内壁面が漏斗状に形成され、底部
に円筒状の排出路に連通する粉体排出口の設けられたホ
ッパに収容された粉体を、この排出口から下方に送出す
る粉体供給装置であって、排出路に嵌入して回転し、そ
の周面の一部に形成されたねじ溝によりねじ溝と排出路
の内壁面との間に充填された粉体をホッパの下方に排出
し、ねじ溝の上方に設けられた粉体掻上部により、粉体
をホッパの内壁面に沿って掻き上げる粉体排出手段を備
えてなることを特徴とするものである。
【０００８】また上述の粉体供給装置において、粉体排
出手段を、周面の一部にねじ溝が形成され、ねじ溝の少
なくとも一部が排出路に嵌入するように配された粉体排
出軸と、ねじ溝と排出路の内壁面との間に充填された粉
体をホッパの下方に排出する向きに粉体排出軸を回転す
る回転手段と、粉体排出軸のねじ溝の上方に、排出軸を
中心軸としてホッパの内壁面に沿って、ねじ溝の向きと
逆向きの螺旋状に延びるように設けられた粉体掻上手段
とからなる構成を採るようにすることもできる。
出手段を、周面の一部にねじ溝が形成され、ねじ溝の少
なくとも一部が排出路に嵌入するように配された粉体排
出軸と、ねじ溝と排出路の内壁面との間に充填された粉
体をホッパの下方に排出する向きに粉体排出軸を回転す
る回転手段と、粉体排出軸のねじ溝の上方に、排出軸を
中心軸としてホッパの内壁面に沿って、ねじ溝の向きと
逆向きの螺旋状に延びるように設けられた粉体掻上手段
とからなる構成を採るようにすることもできる。
【０００９】
【作用および発明の効果】本発明の粉体供給装置は、回
転する粉体排出手段に設けられた粉体掻上部が、ホッパ
内の粉体をホッパの下部から内壁面に沿って上部に掻き
上げるため、粉体はこの掻き上げられる過程において凝
集しているものも崩され、またホッパの中心に向けて少
しずつ崩落する過程においても崩され、ホッパの中心部
に崩落した粉体の粒状性は維持される。このようにホッ
パの中心部に崩落した粉体は、ねじ溝とホッパの排出路
の内壁面との間に充填され、回転によってホッパの下方
に送られて順次排出される。
転する粉体排出手段に設けられた粉体掻上部が、ホッパ
内の粉体をホッパの下部から内壁面に沿って上部に掻き
上げるため、粉体はこの掻き上げられる過程において凝
集しているものも崩され、またホッパの中心に向けて少
しずつ崩落する過程においても崩され、ホッパの中心部
に崩落した粉体の粒状性は維持される。このようにホッ
パの中心部に崩落した粉体は、ねじ溝とホッパの排出路
の内壁面との間に充填され、回転によってホッパの下方
に送られて順次排出される。
【００１０】このように本発明の粉体供給装置によれ
ば、凝集剤のように互いに付着して凝集しやすくまた粘
性を有するような粉体に対しても、掻上げと崩落とによ
って粉体の粒状性を維持し、安定的にねじ溝に粉体を供
給することができるため、ホッパ下方への粉体の排出も
安定的に行うことができる。
ば、凝集剤のように互いに付着して凝集しやすくまた粘
性を有するような粉体に対しても、掻上げと崩落とによ
って粉体の粒状性を維持し、安定的にねじ溝に粉体を供
給することができるため、ホッパ下方への粉体の排出も
安定的に行うことができる。
【００１１】また粉体排出手段として、周面の一部にね
じ溝が形成され、ねじ溝の少なくとも一部が排出路に嵌
入するように配された粉体排出軸と、ねじ溝と排出路の
内壁面との間に充填された粉体をホッパの下方に排出す
る向きに粉体排出軸を回転する回転手段と、粉体排出軸
のねじ溝の上方に、排出軸を中心軸としてホッパの内壁
面に沿って、ねじ溝の向きと逆向きの螺旋状に設けられ
た粉体掻上手段とから構成されるものを使用することに
よって、粉体を連続的に掻き上げることができ一層の凝
集防止が図れるとともに、ホッパの内壁面に粉体が付着
するのを防止することもできる。
じ溝が形成され、ねじ溝の少なくとも一部が排出路に嵌
入するように配された粉体排出軸と、ねじ溝と排出路の
内壁面との間に充填された粉体をホッパの下方に排出す
る向きに粉体排出軸を回転する回転手段と、粉体排出軸
のねじ溝の上方に、排出軸を中心軸としてホッパの内壁
面に沿って、ねじ溝の向きと逆向きの螺旋状に設けられ
た粉体掻上手段とから構成されるものを使用することに
よって、粉体を連続的に掻き上げることができ一層の凝
集防止が図れるとともに、ホッパの内壁面に粉体が付着
するのを防止することもできる。
【００１２】なお上記粉体排出手段のねじ溝や粉体排出
軸のねじ溝の深さや、中心軸に対する捩じれ角度、軸の
回転速度を所定の値に設定することによって、粉体の排
出量を所望の値に設定することができ、従来の装置では
困難であった粉体の定量供給、特に少量の定量供給を実
現することもできる。
軸のねじ溝の深さや、中心軸に対する捩じれ角度、軸の
回転速度を所定の値に設定することによって、粉体の排
出量を所望の値に設定することができ、従来の装置では
困難であった粉体の定量供給、特に少量の定量供給を実
現することもできる。
【００１３】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の粉体供給装置の
実施例について説明する。
実施例について説明する。
【００１４】図１は本発明の粉体供給装置の一実施例を
示す斜視図、図２は図１に示した粉体供給装置の要部を
示す詳細図である。図示の粉体供給装置は、上部内壁面
1aは鉛直に、下部内壁面1bは漏斗状に形成され、底部に
円筒状の排出路1cに連通する粉体排出口1dの設けられた
ホッパ１に収容された粉体10を、この排出口1dから下方
に送出する構成であり、ホッパ１の上部開口を遮蔽する
開閉自在に設けられた蓋体２の軸受部2aと排出路1cとを
軸受としてホッパ１内を貫通するように粉体排出軸６が
設けられている。この粉体排出軸６は、その排出路1cに
嵌入する下部の周面にねじ溝6aが形成されている。
示す斜視図、図２は図１に示した粉体供給装置の要部を
示す詳細図である。図示の粉体供給装置は、上部内壁面
1aは鉛直に、下部内壁面1bは漏斗状に形成され、底部に
円筒状の排出路1cに連通する粉体排出口1dの設けられた
ホッパ１に収容された粉体10を、この排出口1dから下方
に送出する構成であり、ホッパ１の上部開口を遮蔽する
開閉自在に設けられた蓋体２の軸受部2aと排出路1cとを
軸受としてホッパ１内を貫通するように粉体排出軸６が
設けられている。この粉体排出軸６は、その排出路1cに
嵌入する下部の周面にねじ溝6aが形成されている。
【００１５】また粉体排出軸６の上端は、粉体排出軸６
のねじ溝6aと排出路1cの内壁面との間に充填された粉体
10をホッパ１の下方に排出する向き（矢印Ｘ方向）に粉
体排出軸６を回転せしめるモータ５に、図示しない固定
手段により固定されている。さらに粉体排出軸６のねじ
溝6aの上方には、排出軸６を中心軸としてホッパ１の漏
斗状の内壁面1bに沿って、ねじ溝6aの向きと逆向きの螺
旋状に設けられた粉体掻上部７が固設されている。
のねじ溝6aと排出路1cの内壁面との間に充填された粉体
10をホッパ１の下方に排出する向き（矢印Ｘ方向）に粉
体排出軸６を回転せしめるモータ５に、図示しない固定
手段により固定されている。さらに粉体排出軸６のねじ
溝6aの上方には、排出軸６を中心軸としてホッパ１の漏
斗状の内壁面1bに沿って、ねじ溝6aの向きと逆向きの螺
旋状に設けられた粉体掻上部７が固設されている。
【００１６】次に本実施例の粉体供給装置の作用につい
て説明する。
て説明する。
【００１７】図示しない電源からの電力を受けてモータ
５が粉体排出軸６を矢印Ｘ方向に回転せしめる。粉体排
出軸６はこの矢印Ｘ方向への回転によって、粉体掻上部
７を回転せしめ、粉体掻上部７はホッパ１内の粉体10を
ホッパ１の下部から内壁面1ba に沿って上方に掻き上げ
る。粉体10はこの掻き上げられる過程において互いに付
着して凝集しているものが崩され、またホッパ１の中心
に向けて少しずつ崩落する。この中心に向けて崩落する
過程においても凝集した粉体10は崩され、ホッパ１の中
心部に崩落した粉体10の粒状性が維持される。このよう
にホッパの中心部に崩落した粉体10は、粉体排出軸６の
ねじ溝6aとホッパ１の排出路1cの内壁面との間に充填さ
れ、上述の回転によってホッパ１の下方（矢印Ｙ方向）
に送られて順次ホッパ１より排出される。
５が粉体排出軸６を矢印Ｘ方向に回転せしめる。粉体排
出軸６はこの矢印Ｘ方向への回転によって、粉体掻上部
７を回転せしめ、粉体掻上部７はホッパ１内の粉体10を
ホッパ１の下部から内壁面1ba に沿って上方に掻き上げ
る。粉体10はこの掻き上げられる過程において互いに付
着して凝集しているものが崩され、またホッパ１の中心
に向けて少しずつ崩落する。この中心に向けて崩落する
過程においても凝集した粉体10は崩され、ホッパ１の中
心部に崩落した粉体10の粒状性が維持される。このよう
にホッパの中心部に崩落した粉体10は、粉体排出軸６の
ねじ溝6aとホッパ１の排出路1cの内壁面との間に充填さ
れ、上述の回転によってホッパ１の下方（矢印Ｙ方向）
に送られて順次ホッパ１より排出される。
【００１８】このように本発明の粉体供給装置によれ
ば、互いに付着して凝集しやすい粉体に対しても、掻上
げと崩落とによって粉体10の粒状性を維持し、安定して
ねじ溝6aに粉体10を供給することができるため、ホッパ
１の下方へ粉体10の排出も安定的に行うことができる。
また粉体掻上部７は、ホッパ１の内壁面1bに沿って上方
に向けて回転するため、ホッパ１の内壁面1bに粉体10が
付着するのを防止することができる。
ば、互いに付着して凝集しやすい粉体に対しても、掻上
げと崩落とによって粉体10の粒状性を維持し、安定して
ねじ溝6aに粉体10を供給することができるため、ホッパ
１の下方へ粉体10の排出も安定的に行うことができる。
また粉体掻上部７は、ホッパ１の内壁面1bに沿って上方
に向けて回転するため、ホッパ１の内壁面1bに粉体10が
付着するのを防止することができる。
【００１９】さらに粉体排出軸６のねじ溝6aの深さや、
その捩じれ角度、軸６の回転速度を所定の値に設定する
ことによって、粉体10の排出量を所望の値に設定するこ
とができ、従来の装置では困難であった粉体の定量供
給、特に少量の定量供給を実現することができる。
その捩じれ角度、軸６の回転速度を所定の値に設定する
ことによって、粉体10の排出量を所望の値に設定するこ
とができ、従来の装置では困難であった粉体の定量供
給、特に少量の定量供給を実現することができる。
【００２０】なお上記実施例は基本的な構成の粉体供給
装置について説明したものであるが、ホッパ１より排出
された粉体10を所望の工程に供給する際には、ホッパ１
の排出口からその供給先までダクトなどによって粉体10
を給送する必要が有り、その場合には例えば図３に示す
ような傾斜した給送ダクト20を排出路1cの下端に接続
し、このダクト20の上端開口に図示しない供給元から圧
縮エアや溶媒などを注入して、排出路1cの下端口より排
出された粉体10をこの圧縮エア等により供給先まで給送
するような構成を採ればよい。
装置について説明したものであるが、ホッパ１より排出
された粉体10を所望の工程に供給する際には、ホッパ１
の排出口からその供給先までダクトなどによって粉体10
を給送する必要が有り、その場合には例えば図３に示す
ような傾斜した給送ダクト20を排出路1cの下端に接続
し、このダクト20の上端開口に図示しない供給元から圧
縮エアや溶媒などを注入して、排出路1cの下端口より排
出された粉体10をこの圧縮エア等により供給先まで給送
するような構成を採ればよい。
【００２１】また図３に示した実施態様のように粉体排
出口1dの下の粉体排出路1cにダクト20を連通させたもの
においては、図４に示すように、粉体排出軸６の下端が
給送ダクト20′まで延び、その下端がダクト20′の傾斜
部に設けられた軸受部20a によって軸支される構成を採
ることもできる。この構成においては、粉体排出軸６を
支持する２つの軸受（蓋体２の軸受部2aとダクト20′の
軸受部20a ）間距離を長く設定することができ、また軸
６の下端側をより確実に支持できるため、軸６の回転安
定性を向上させることができる。
出口1dの下の粉体排出路1cにダクト20を連通させたもの
においては、図４に示すように、粉体排出軸６の下端が
給送ダクト20′まで延び、その下端がダクト20′の傾斜
部に設けられた軸受部20a によって軸支される構成を採
ることもできる。この構成においては、粉体排出軸６を
支持する２つの軸受（蓋体２の軸受部2aとダクト20′の
軸受部20a ）間距離を長く設定することができ、また軸
６の下端側をより確実に支持できるため、軸６の回転安
定性を向上させることができる。
【図１】本発明の粉体供給装置の一実施例を示す斜視図
【図２】図１に示した粉体供給装置の要部を示す詳細図
【図３】図１に示した粉体供給装置に給送ダクトを設け
た構成の粉体供給装置の概略を示す概略図
た構成の粉体供給装置の概略を示す概略図
【図４】給送ダクトに軸受を設けた構成の粉体供給装置
の概略を示す概略図
の概略を示す概略図
【符号の説明】 １ ホッパ 1a 上部内壁面 1b 下部内壁面 1c 粉体排出路 1d 粉体排出口 ２ 蓋体 2a，20a 軸受部 ５ モータ ６ 粉体排出軸 6a ねじ溝 ７ 粉体掻上部 10 粉体 20 ダクト
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも下部の内壁面が漏斗状に形成
され、底部に円筒状の排出路に連通する粉体排出口の設
けられたホッパに収容された粉体を、該排出口から下方
に送出する粉体供給装置であって、 前記排出路に嵌入して回転し、その周面の一部に形成さ
れたねじ溝により該ねじ溝と前記排出路の内壁面との間
に充填された粉体を前記ホッパの下方に排出し、該ねじ
溝の上方に設けられた粉体掻上部により、前記粉体を前
記ホッパの内壁面に沿って掻き上げる粉体排出手段を備
えてなることを特徴とする粉体供給装置。 - 【請求項２】 少なくとも下部の内壁面が漏斗状に形成
され、底部に円筒状の排出路に連通する粉体排出口の設
けられたホッパに収容された粉体を、該排出口から下方
に送出する粉体供給装置であって、 周面の一部にねじ溝が形成され、該ねじ溝の少なくとも
一部が前記排出路に嵌入するように配された粉体排出軸
と、 該ねじ溝と前記排出路の内壁面との間に充填された粉体
を前記ホッパの下方に排出する向きに前記粉体排出軸を
回転する回転手段と、 前記粉体排出軸のねじ溝の上方に、前記排出軸を中心軸
として前記ホッパの内壁面に沿って、前記ねじ溝の向き
と逆向きの螺旋状に延びるように設けられた粉体掻上手
段とを備えてなることを特徴とする粉体供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281148A JPH07133029A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 粉体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281148A JPH07133029A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 粉体供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07133029A true JPH07133029A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17635035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5281148A Pending JPH07133029A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 粉体供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07133029A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0920429A (ja) * | 1995-07-04 | 1997-01-21 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | 粉粒体圧送装置 |
| EP1783073A1 (de) | 2005-11-02 | 2007-05-09 | Manfred Ottow | Rührorgan zum Austrag schlecht rieselfähiger Schüttgüter |
| ITUB20153144A1 (it) * | 2015-08-18 | 2017-02-18 | Techinvest S R L | Spirale rimestatrice |
| CN106746805A (zh) * | 2017-02-15 | 2017-05-31 | 郑州三迪建筑科技有限公司 | 一种工业副产石膏加工设备的进料斗 |
Citations (2)
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| JPS4937985B1 (ja) * | 1969-10-20 | 1974-10-14 | ||
| JPS5426385A (en) * | 1977-07-28 | 1979-02-27 | Fumihiko Masuda | Apparatus for extruding high viscous material such as confectionery dough |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5281148A patent/JPH07133029A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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