JPH07132853A - ボディサイドアウタ - Google Patents

ボディサイドアウタ

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JPH07132853A
JPH07132853A JP28084393A JP28084393A JPH07132853A JP H07132853 A JPH07132853 A JP H07132853A JP 28084393 A JP28084393 A JP 28084393A JP 28084393 A JP28084393 A JP 28084393A JP H07132853 A JPH07132853 A JP H07132853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
body side
abutting surface
sill
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP28084393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Inada
義則 稲田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造設備の小型化、歩留りの向上、組立作業
性の向上、組付精度の向上を図り得るボディサイドアウ
タとする。 【構成】 リヤピラアウタ(9)の中間又は下部とサイ
ドシルアウタ(15)の後端部とに端末(37,39,
59,61)を重ね合わせて結合する分割部(33,3
5)を有し、分割部(33)は、略車体前後方向に指向
して相互に突き当る突当面(47a,47b,49,5
3a,53b,55)を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車体の側部を形成する
ボディサイドのボディサイドアウタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のボディサイドアウタとし
ては例えば図7に示すものがある(実開昭61−101
073号公報参照)。このボディサイドアウタ1は車体
の側部を形成するボディサイドの車体外面部を構成し、
フロントピラアウタ5、センタピラアウタ7、リヤピラ
アウタ9、ルーフサイドレールアウタ11、リヤフェン
ダアウタ13、サイドシルアウタ15とを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ボディサイドアウタ1は基材から連続的に打抜いて成形
するが、大型で一体のボディサイドアウタ1を打抜くに
は大型のプレス機械が必要となり、大型の設備を必要と
していた。また、ボディサイドアウタ1を打抜く場合に
リヤフェンダアウタ13の上部の領域Sが無駄な部分と
なり歩留りが悪いという問題があった。
【0004】これに対し図8に示すように、センターピ
ラアウタ7の直後に上下の第1分割部17、第2分割部
19を設け、相互に結合して成形する構造のものがある
(実開昭63−122174号公報)。このようにボデ
ィサイドアウタ1を分割型にすると歩留りをある程度向
上させることができる。しかしながら、第1分割部17
は図8(b)のように合わせ、表面のパーティングライ
ンに真鍮21を付着させ、これを磨いて平坦にするとい
う、いわゆるブレージング作業を行なっている。このブ
レージング作業を特に上方の第1分割部17に対して行
なう場合、サンダーをパーティングラインに沿って上下
に動かさなければならず、作業者に対して高い位置で無
理な作業を要求し、腰に負担がかかる等、作業性を損な
う恐れがあった。
【0005】更に、図9に示すようにセンターピラの上
下に第1分割部17、第2分割部19を有する他、フロ
ントピラの上下に第3分割部23、第4分割部25を有
すると共に、ルーフサイドレール11の後端部とサイド
シル15の後端部とに第5分割部27、第6分割部29
を有し、全体として5つに分割構成されたものもある
(実開昭63−122174号公報参照)。この構造で
は歩留りが著しく向上するという利点はあるが、部品点
数が著しく増加し、組立、部品管理が極めて繁雑になる
という問題がある。また、各部を結合したときに全体的
な組立精度が出しにくいという問題がある。特に、フロ
ントピラアウタ5とセンタピラアウタ7とリヤクォータ
(リヤピラアウタ9及びリヤフェンダアウタ13)とが
3部品の構成となり、それぞれで生じる組付け誤差によ
ってドア開口31a,31bの精度が低下し、ドアの立
付けが悪化するという問題がある。
【0006】そこでこの発明は、製造設備の小型化、作
業性の向上、組立精度の向上、及び部品点数の減少を図
ることのできるボディサイドアウタの提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、フロントピラアウタとセンターピ
ラアウタとリヤピラアウタとルーフサイドレールアウタ
とリヤフェンダアウタとサイドシルアウタとを有し、車
体の側部を形成するボディサイドの車体外面部を構成す
るボディサイドアウタにおいて、前記リヤピラアウタの
中間又は下部とサイドシルアウタの後端部とに、端末を
重ね合わせて結合する分割部を設け、前記リヤピラアウ
タの分割部は、略車体前後方向に指向して相互に突き当
てる突当面を有することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のボディ
サイドアウタであって、前記サイドシルアウタの後端部
の分割部は、略車体前後方向に指向して相互に突き当る
突当面を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記手段の請求項1の発明によれば、外面パネ
ルをリヤピラアウタの途中とサイドシルアウタの後端部
とで分割するため、それぞれを打抜くプレス機械に小型
のものを用いることができる。
【0010】また、分割構造であるため歩留りも著しく
向上する。上方の分割部はリヤピラアウタの途中又は下
部で行なわれるため作業者にとって低い位置となりブレ
ージング作業等も容易となる。更に、分割部の合せ部は
略車体前後方向に指向して相互に突き当てる突当面を有
しているためドア開口等に対する組立精度が向上する。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例を説明する。
【0012】なお、図7と同一構成部分には同符号を付
して説明し、また重複した説明は省略する。
【0013】図1のようにこの実施例ではリヤピラアウ
タ9の中間とサイドシルアウタ15の後端部とに上下の
第1分割部33、第2分割部35が設けられている。こ
れら第1分割部33、第2分割部35は結合形成するも
のである。前記リヤピラアウタ9の中間の分割部である
第1分割部33は図2、図3のように構成され、サイド
シルアウタ15の後端部の分割部である第2分割部は図
4、図5のように構成されている。
【0014】まず、第1分割部33は図2のように、端
末としてピラ上端末37とピラ下端末39とで構成さ
れ、ピラ下端末39には、端末37,39を重ね合わせ
て結合するためのピラ合せ嵌合部41が構成されてい
る。
【0015】このピラ合せ嵌合部41はピラ下端末39
においては略板厚分だけ内面39b側に絞って設けられ
ている。
【0016】リヤピラアウタ9の部分は、その断面構造
が略ハット断面形状を呈し、ドア開口を形成する側は段
部43が形成されている。また、縁部には図示しないイ
ンナを突き合せ溶接するフランジ45が形成されてい
る。そして、ピラ合せ嵌合部41にはほぼ車体前後方向
に指向した突当面として下前突当面47a,47b、下
後突当面49が設けられている。また、ピラ合せ嵌合部
41には車幅方向外側へ向いた下横突当面51が形成さ
れている。
【0017】前記ピラ上端末37はピラ合せ嵌合部41
に嵌合する構成であり、その内面に略車体前後方向に指
向する突当面として上前突当面53a,53b、上後突
当面55を有する他、上横突当面57を有している。
【0018】そしてピラ下端末39のピラ合せ嵌合部4
1にピラ上端末37が図3のように嵌合して第1分割部
33が結合されている。
【0019】図4、図5は下方の第2分割部35を示し
ている。第2分割部35は端末としてのフェンダー端末
59とサイドシル端末61とを重ね合せて結合する構成
となっている。サイドシル端末61にはシル合せ嵌合部
63が設けられている。シル合せ嵌合部63はサイドシ
ルアウタ15の後端部に突設され、その板厚分だけ絞り
込まれてフェンダー端末59を嵌合させる構成となって
いる。そしてシル合せ嵌合部63には略車体前後方向に
指向した突当面としてシル下前突当面65とシル下後突
当面67とを有している。
【0020】前記フェンダー端末59はシル合せ嵌合部
63に嵌合する構成でありフェンダー前突当面71とフ
ェンダー後突当面73とを有している。
【0021】そして図5のようにフェンダー端末59と
シル端末61とが嵌合され、スポット溶接等によって第
2分割部35が結合されている。
【0022】次に作用を説明する。
【0023】まず図1においてピラ上端末37はピラ下
端末39のピラ合せ嵌合部41に嵌合され、スポット溶
接等によって結合される。また、フェンダー端末59が
シル端末61のシル合せ嵌合部63に嵌合され、同様に
スポット溶接等によって結合される。
【0024】次いで、第1分割部33のパーティングラ
インにブレージィング作業を施す。このとき、第1分割
部33は低い位置となっているため作業者は腰を据えて
作業することができ、作業性が著しく向上する。こうし
て第1分割部33と第2分割部35とが結合されてボデ
ィサイドアウタ1が完成する。
【0025】第1分割部33では、図2、図3のように
ピラ合せ嵌合部41の下前突当面47a,47bにピラ
上端末37の上前突当面53a,53bが車体前後方向
に突き当たり、同下後突当面49に同上後突当面55が
車体前後方向に突き当たる。従って、図1のようにリヤ
フェンダアウタ13がドア開口31bに対して車体前後
方向に正確に位置決められ、組付精度が著しく向上す
る。なお、図2、図3のようにピラ合せ嵌合部41の下
横突当面51にピラ上端末37の上横突当面57が突き
当たることによりリヤフェンダアウタ13はドア開口3
1bに対して車幅方向にも正確に位置決められる。
【0026】更に第2分割部35では図4、図5のよう
にシル前突当面65にフェンダー前突当面71が車体前
後方向に突き当たりシル後突当面67にフェンダー後突
当面73が車体前後方向に突き当たるため、図1に示す
リヤフェンダアウタ13のドア開口31bに対する組付
精度を更に向上させることができる。
【0027】次にボディサイドアウタ1は図1のように
2分割の構成であるから小型のプレス機を用いることが
でき、設備の小型化を図ることができる。部品の打抜き
に際しては例えば図6のようにボディサイドアウタ主体
3aを連続的に打抜くことができ、歩留りが著しく向上
する。
【0028】なお、リヤピラアウタ9の中間に設けた第
1分割部33は、リヤピラアウタ9の下部、例えばリヤ
ピラアウタ9とリヤフェンダアウタ13との間に設ける
こともできる。
【0029】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によればボディサイドアウタが分割部を有するため製
造設備の小型化を図ることができる。また、分割はリヤ
ピラアウタの中間又は下部とサイドシルアウタの後端部
とで行なっているため歩留りを向上させることができ
る。リヤピラアウタの分割部は低い位置となっているた
めブレージング作業等が行ないやすく、作業性が向上す
る。更に、分割部は車体前後方向に指向して相互に突き
当てる突当面を有しているため組付精度が著しく向上す
る。
【0030】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えてサイドシルアウタの後端部の分割部も突
当面を有しているため組付精度を更に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るボディサイドアウタ
の分解側面図である。
【図2】リヤピラアウタの途中の分割部を示す分解斜視
図である。
【図3】図2のIII−III線矢視断面図である。
【図4】サイドシル後端部の分割部を示す分解斜視図で
ある。
【図5】図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】打抜き状態を示す説明図である。
【図7】従来のボディサイドアウタを示す側面図であ
る。
【図8】他の従来のボディサイドアウタを示し(a)は
全体の分解側面図、(b)は分割部の断面図である。
【図9】更に他の従来例に係るボディサイドアウタの分
解側面図である。
【符号の説明】
1 ボディサイドアウタ 5 フロントピラアウタ 7 センタピラアウタ 9 リヤピラアウタ 11 ルーフサイドレールアウタ 13 リヤフェンダアウタ 15 サイドシルアウタ 33 第1分割部(分割部) 35 第2分割部(分割部) 47a,47b 下前突当面(突当面) 49 下後突当面(突当面) 53a,53b 上前突当面(突当面) 55 上後突当面(突当面) 65 シル前突当面(突当面) 67 シル後突当面(突当面) 71 フェンダー前突当面(突当面) 73 フェンダー後突当面(突当面)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントピラアウタとセンターピラアウ
    タとリヤピラアウタとルーフサイドレールアウタとリヤ
    フェンダアウタとサイドシルアウタとを有し、 車体の側部を形成するボディサイドの車体外面部を構成
    するボディサイドアウタにおいて、 前記リヤピラアウタの中間又は下部とサイドシルアウタ
    の後端部とに、端末を重ね合わせて結合する分割部を設
    け、 前記リヤピラアウタの分割部は、略車体前後方向に指向
    して相互に突き当る突当面を有することを特徴とするボ
    ディサイドアウタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボディサイドアウタであ
    って、 前記サイドシルアウタの後端部の分割部は、略車体前後
    方向に指向して相互に突き当る突当面を有することを特
    徴とするボディサイドアウタ。
JP28084393A 1993-11-10 1993-11-10 ボディサイドアウタ Pending JPH07132853A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1258416A2 (en) 2001-05-15 2002-11-20 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Production method for separated repair parts for body panel
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