JPH0713263Y2

JPH0713263Y2 - モデム収納庫

Info

Publication number: JPH0713263Y2
Application number: JP1990078532U
Authority: JP
Inventors: 岳英山下
Original assignee: 岳英山下
Priority date: 1990-07-24
Filing date: 1990-07-24
Publication date: 1995-03-29
Anticipated expiration: 2005-03-29
Also published as: JPH0436284U

Description

【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）本考案は、普通一般にモデムと呼称される電気機器を収
容する収納庫に関するものである。

（従来の技術）従来のモデム収納庫には、各モデムの通信用ケーブルを
集中保管するケーブルダクトがなく、又各モデム用の電
源コードを集中保管するものがない。

（考案が解決しようとする課題）上記したように、従来のモデム収納庫には、各モデムの
通信用ケーブルを集中保管するケーブルダクトがなく、
又各モデム用の電源コードを集中保管するものがないか
ら、各モデムの通信用ケーブルおよび各モデム用の電源
コードが互いに混乱し、各モデムを安全に使用できない
おそれがあつた。

本考案は、上記した従来の欠点に鑑み、これを解決すべ
くなされたもので、各モデムの通信用ケーブルおよび各
モデム用の電源コードが互いに混乱することなく、各モ
デムを安全に使用することができるモデム収納庫を得る
ことを目的としたものである。

（課題を解決するための手段）これを達成する手段として、本考案は、前、後、左、右
に立設した型主柱に底板および天板を固着して収納庫
を形成すると共に、前、後の支柱間に、型に折り曲げ
た支枠を上、下に適数個取り付け、また、各支枠の端部
に形成した水平部に棚板を固着し、また、各支枠にモデ
ム用のコンセントを取り付ける。また、収納庫の背部
に、各モデムの通信用ケーブルを保管するケーブルダク
トを取り付けると共に、このケーブルダクトに、各棚板
に通じるケーブルの引込み穴を設ける。また、一方、各
主柱の底部に取り付ける耐震用金具を型状に形成する
と共に、アジヤスターのネジ棒を、耐震用金具の上部水
平片に設けたネジ孔および各主柱の底部に設けたネジ孔
に螺合し、また、耐震用金具の下部水平片に設けたネジ
孔に止めねじを螺入し、耐震用金具の下部水平片を床面
に固定したものである。

（実施例）本考案の具体的構成を図面に示す実施例によつて以下詳
細に説明する。（Ａ）は収納庫本体を示し、前、後、
左、右の型主柱（１）（１）（１）（１）に底板
（２）および天板（３）を固着して形成する。また前後
の支柱（１）（１）間に型に折り曲げた支枠（４）を
取り付けると共に、該支枠（４）の端部に形成した水平
部（５）に棚板（６）を固着する。又各支枠（４）には
それぞれモデム（Ｍ）用のコンセント（７）を取り付け
る。又収納庫本体（Ａ）の背部に、底板（２）と天板
（３）にまたがつて各モデム（Ｍ）の通信用ケーブル
（図示省略）を集中保管するケーブルダクト（８）を取
り付ける。又ケーブルダクト（８）には、その適当位置
に、各棚に通じるケーブルの引き込み穴（９）が設けら
れている。又ケーブルダクト（８）にはカバー（10）を
取り付ける。符号（11）は、収納庫本体（Ａ）の主柱
（１）（１）（１）（１）の底部に取り付ける耐震用金
具であつて、型状に形成すると共に、アジヤスター
（12）のネジ棒（13）を、耐震用金具（11）の上部水平
片（14）に設けたネジ孔（15）および主柱（１）の底部
に設けたネジ孔（16）に螺合し、且つ耐震用金具（11）
の下部水平片（17）に設けたネジ孔（18）に止めねじ
（19）を螺入し、下部水平片（17）を床面に固定する。
尚、符号（21）は電源コードを示す。

（考案の効果）以上、実施例について詳記したように、本考案は、収納
庫本体に各モデムの通信用ケーブルを保管するケーブル
ダクトを設けると共に、各棚毎にモデム用のコンセント
を取り付けたので、従来のもののように各モデムの通信
用ケーブルおよび各モデム用の電源コードが互いに混乱
することがなく、各モデムを安全に使用することができ
る。又収納庫本体の底部には耐震用金具を取り付けたの
で、地震等の振動によつて収納庫が傾倒するようなこと
がない。従つて収納庫の棚板上に収容したモデムを安全
に保護することができる等の優れた効果を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案モデム収納庫の正面図、第２図は第１図
Ａ′−Ａ′線切断面図、第３図は一部を切断した本考案
モデム収納庫の正面図、第４図は耐震用金具の取付図を
示す。（１）…型主柱、（２）…底板、（３）…天板、
（Ａ）…収納庫、（４）…支枠、（５）…水平部、
（６）…棚板、（７）…コンセント、（８）…ケーブル
ダクト、（９）…ケーブル引込み穴、（11）…耐震用金
具、（12）…アジャスター、（13）…ネジ棒、（14）…
上部水平片、（15）…ネジ孔、（16）…ネジ孔、（17）
…下部水平片、（18）…ネジ孔、（19）…止めねじ。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】前、後、左、右に立設した型主柱に底板
および天板を固着して収納庫を形成すると共に、前、後
の支柱間に、型に折り曲げた支枠を上、下に適数個取
り付け、また、各支枠の端部に形成した水平部に棚板を
固着し、また、各支枠にモデム用のコンセントを取り付
ける。また、収納庫の背部に、各モデムの通信用ケーブ
ルを保管するケーブルダクトを取り付けると共に、この
ケーブルダクトに、各棚板に通じるケーブルの引込み穴
を設ける。また、一方、各支柱の底部に取り付ける各耐
震用金具を型状に形成すると共に、アジヤスターのネ
ジ棒を、耐震用金具の上部水平片に設けたネジ孔および
各主柱の底部に設けたネジ孔に螺合し、また、耐震用金
具の下部水平片に設けたネジ孔に止めねじを螺入し、耐
震用金具の下部水平片を床面に固定してなるモデム収納
庫。