JPH0713121Y2 - 照明器具の天井取付構造 - Google Patents

照明器具の天井取付構造

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JPH0713121Y2
JPH0713121Y2 JP6106292U JP6106292U JPH0713121Y2 JP H0713121 Y2 JPH0713121 Y2 JP H0713121Y2 JP 6106292 U JP6106292 U JP 6106292U JP 6106292 U JP6106292 U JP 6106292U JP H0713121 Y2 JPH0713121 Y2 JP H0713121Y2
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mounting frame
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善博 河本
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株式会社淀川製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は照明器具の天井取付構造
に係り、詳しくは組立家屋等の小住宅の天井に取り付け
られる照明器具の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】簡易な組立式のミニハウスやガレージ等
の天井構造では、図11に示すように、一般に、天井裏の
中央部に差し渡すように架設される野縁4に対して天井
板6が釘止め又は金具止めにより取り付けられていた。
従って、照明器具1は必要な支持強度が得られるよう
に、野縁4に沿わせるように配置し、天井板6を介して
その野縁4に対してビス止め等をおこない吊持固定して
いた。なお、図11中、符号3は天井部の両側に配置され
る上枠である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな小住宅においても、照明器具1の位置を自由に設定
できることが望ましい。しかるに、従来の小住宅では、
前途のように、野縁4に沿う位置にしか照明器具1を取
り付けることができず、レイアウトの自由度がきわめて
乏しかった。
【0004】本考案はこのような実情に鑑みてなされ、
照明器具の取付位置設定の自由度を向上させた天井取付
構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の課題を達
成するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、天井板の裏側に所定間隔で架設される天井板取付用
の枠部材に掛止部が設けられ、その枠部材間にわたって
配設される取付枠の両端には前記枠部材の掛止部と掛合
する掛合部が設けられ、かつ上記取付枠は枠部材の長手
方向に沿って掛合位置が可変できるように形成されてお
り、さらに前記天井板を貫通して前記取付枠に締結され
る締結具によって照明器具が取り付けられていることを
特徴としている。
【0006】
【作用】天井に配設された枠部材間の適宜な位置に取付
枠を差し渡し配置し、その取付枠に対して照明器具を締
結具によって締結することにより取り付けることがで
き、照明器具の取付位置設定の自由度が向上する。例え
ば、野縁が中央にのみ架設されている場合には、その野
縁と上枠との間の適宜な位置に取付枠を設定すればよ
く、照明器具のレイアウトの自由度が著しく向上する。
【0007】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、照明器具1が取り付けられる組立
式のミニハウスの天井構造20を示し、符号3はその天井
構造20の両側に配置される上枠(片方のみ図示)、4は
天井構造20の中央に配置される野縁で、これら上枠3と
野縁4は枠部材2と称され、その両枠部材2間に取付枠
5が配置され、その取付枠5に対して天井板6を介して
ビス(締結具)7止め等によって照明器具1が吊持固定
されるようになっている(図3参照)。
【0008】その取付枠5は、両枠部材2,2に沿う方
向にスライドできるように、照明器具1を組み付ける前
に、その両枠部材2,2間に予め掛合され、任意に取付
位置の設定ができるようにしている。より詳しくは、上
枠3の内側の側縁と野縁4の両側の側縁とには、それぞ
れ逆L字状に立ち上る掛止部3a,4aが屈曲形成され、そ
の一部に取付枠5を嵌め込むための切欠き3b,4bが形成
されている。なお、野縁4の掛止部4aは、中央の水平面
部4hの一端又は他端より下方に垂下した側壁4fから外方
に延びる底部4cとその外端から上方に延びた立上り面部
4dとその上端を水平面部4hに折り曲げた上面部4eと取付
枠5が嵌まり込む幅の切り欠き4bが野縁4の長手方向の
適宜位置に設けられている。また、上枠3の室内側にも
野縁4の掛止部4aと同様に底部3c、立上り面部3d、上面
部3eから掛止部3aが形成されている。
【0009】一方、取付枠5(図2参照)は、上板部5e
の両側を内側に折り曲げた矩形枠状に形成され、その両
側壁5fの両端部には、上枠3の掛止部3a、または野縁4
の掛止部4aと掛合する逆L字状に切欠かれた掛合部5a,
5aが形成され、その掛合状態では、その取付枠5が上下
方向に拘束され、かつその枠部材2,2に沿う方向には
拘束されず矢印C方向にスライド自在となるように構成
されている。
【0010】そして、その両側壁5f,5fの下端の内側に
折り曲げられた底部における上記両掛合部5a,5a間の部
位は、天井板6の裏面と対接するように平面状に形成さ
れて照明器具1を取り付けるための取付部5c,5cとなっ
ている。つまり、照明器具1が螢光灯の場合は、2本の
セルフドリルビス7,7をその天板1aに挿通させて、ド
リルを用いてそれぞれ天井板6を貫通させて取付部5cに
螺入締結させることより容易に照明器具1を組み付ける
ことができる。セルフドリルビス7,7によって組み付
けられた状態(図3、図4参照)では、照明器具1は取
付枠5との間に天井板6を挟み付けかつその取付枠5が
上枠3と野縁4との間に掛合しているので、照明器具1
はその位置で天井板6の表面に安定に吊持固定されてい
る。なお、図3中、符号21は折版屋根、22は桁、23は上
部パネル、24は断熱材入り金属パネル、25は柱、26は床
板である。
【0011】組み付け手順について説明すると、まず、
天井に配設された上枠3と野縁4のどの位置に取付枠5
を設定するかを決めて、切欠き3b,4bから取付枠5の掛
合部5a,5aを掛止部3a,4aに嵌め入れて掛合させ、その
設定位置にスライドさせる(図1参照)。次いで、天井
板6の両端部を順次両上枠3,3間に嵌め、かつ取付金
具9を用いてその中間部位を野縁4に対して吊持固定す
る。より詳しくは、その取付金具9は、図2に示すよう
に、段状に屈曲形成された金属の板部材よりなり、その
上部にナットを溶接又はネジ切りした螺子部9aが形成さ
れる一方、野縁4の上面には、その取付金具9を挿通さ
せるための横長の開孔10とボルト孔11とが開設されてお
り、天井板6を組み付ける前に予めその取付金具9を開
孔10に嵌挿させてボルト孔11から挿入したボルト14を螺
子部9aに螺合締結することによりその取付金具9を野縁
4に対して固定する。しかる後に、天井板6の両端部を
上枠3の内側に形成された凹溝3c(図3参照)に嵌め込
み、かつその天井板6の側部に屈設された凹溝6aを取付
金具9の先端に掛止させれば、天井板6の組み付けが終
了する。
【0012】その天井板6の組み付け段階では、照明器
具1を取り付けるべき天井板6に予めコード孔6b(図1
参照)を開設しておき、その天井板6を取付枠5と対応
させて張り付けるようにすれば照明器具1の配線を容易
におこなえるが、無論、そのコード孔6bは天井板6を張
り付けた後で開設してもよい。なお、天井の中央部に照
明器具1を組み付ける場合には、従来どおり、野縁4そ
のものに照明器具1をビス止めすればよい。つまり、野
縁4(図2参照)の両掛止部4a,4aの下端は天井板6の
裏面と対接する底部4c,4cに連なっており、その底部4
c,4cを照明器具1を取り付けるための取付部とすれば
よく、取付枠5の場合と同様に、天井板6を介してセル
フドリルビス7,7で照明器具1をいずれか一方の取付
部5cに対して締結固定することができる。
【0013】図5は照明器具1の取付方の種々の例を示
し、例えば、両枠部材2,2間に配置した一対の取付枠
5,5に照明器具1を差し渡すようにして組み付けても
よい。この場合、各取付枠5の取付部5c,5cに対して各
1本のセルフドリルビス7を締結させればよい。また、
両取付枠5,5に対して斜めに照明器具1を配置するこ
ともできる。
【0014】このように、取付枠5を適宜な位置に設定
することにより、上枠3と野縁4に沿う方向と直交する
方向はいうに及ばず、斜めの方向にも照明器具1を組み
付けることができるのである。
【0015】ちなみに、図6はローゼット17を介して照
明器具1を天井に取り付ける場合を示し、取付枠5の内
部に収納した付属部品18に対してローゼット17をビス止
めしてもよく、前実施例と同様に、取付枠5の底部の取
付部5cにビス止めしてもよい。
【0016】図7は異なる取付枠5を示し、その底部つ
まり取付部5cを一体化させて、上部を開放したもので、
取付部5cの面積を大きく設定でき、組付作業性が向上す
る利点がある。
【0017】図8は別の取付枠5を示し、上板部5eの両
端部を下側に屈曲させて掛合部5aを形成したもので、製
作性が向上する利点がある。
【0018】なお、枠部材2,2や取付枠5は木材であ
ってもよく、その場合、例えば、図9または図10に示す
ような構成が考えられる。前者は金属製の野縁4,4間
に木製の取付枠5を掛合させた場合、後者は木製の野縁
4,4間に木製の取付枠5を掛合させた場合、をそれぞ
れ示している。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
上下方向には拘束され、かつ枠部材に沿う方向には拘束
されないように、両枠部材間に配設した取付枠に対して
締結具により照明器具を取り付けるようにしたので、そ
の取付位置を自由に設定することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の照明器具の天井取付構造を示す組付斜
視図である。
【図2】同天井取付構造の分解組立図である。
【図3】同照明器具が取り付けられた状態の小住宅の断
面図である。
【図4】同天井取付構造の断面図である。
【図5】同照明器具の取付位置を示す説明図である。
【図6】同ローゼットを取り付ける場合の天井構造の断
面図である。
【図7】同異なる取付枠の斜視図である。
【図8】同別の取付枠の斜視図である。
【図9】同金属製の野縁間に木製の取付枠を配置した場
合の天井構造の斜視図である。
【図10】同木製の野縁間に木製の取付枠を配置した場合
の天井構造の斜視図である。
【図11】従来の照明器具の天井取付位置を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…照明器具、2…枠部材、3a,4a…掛止部、5…取付
枠、5a…掛合部、6…天井板、7…締結具、20…天井構
造。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井板の裏側に所定間隔で架設される天
    井板取付用の枠部材に掛止部が設けられ、その枠部材間
    にわたって配設される取付枠の両端には前記枠部材の掛
    止部と掛合する掛合部が設けられ、かつ上記取付枠は枠
    部材の長手方向に沿って掛合位置が可変できるように形
    成されており、さらに前記天井板を貫通して前記取付枠
    に締結される締結具によって照明器具が取り付けられて
    いることを特徴とする照明器具の天井取付構造。
JP6106292U 1992-08-05 1992-08-05 照明器具の天井取付構造 Expired - Fee Related JPH0713121Y2 (ja)

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