JPH07129448A - ファイル選択システム - Google Patents
ファイル選択システムInfo
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- JPH07129448A JPH07129448A JP5297423A JP29742393A JPH07129448A JP H07129448 A JPH07129448 A JP H07129448A JP 5297423 A JP5297423 A JP 5297423A JP 29742393 A JP29742393 A JP 29742393A JP H07129448 A JPH07129448 A JP H07129448A
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- JP
- Japan
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- file
- hierarchical structure
- management
- management item
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各ユーザが、自分の仕事内容に合わせて、予
め自由な構造のツリーを設計することが可能なファイル
選択システムを提供する。 【構成】 各ファイルのアドレスを記憶するアドレス記
憶部１３３、各ファイの管理項目を記憶するデータベー
ス１３２、管理項目を選択して階層構造の順位を入力す
る順位入力部１１１、各ユーザ毎の階層構造を記憶する
階層構造記憶部１３１、指定された管理項目の階層構造
を表示する階層構造表示部１４１、表示された管理項目
を指定する管理項目指定部１１２、指定された管理項目
を含む上位の管理項目の条件を満たすファイルをデータ
ベースから検索する検索部１２、検索されたファイル名
を一覧表示するファイル表示部１４２、一覧表示された
ファイルを指定するファイル指定部１１３、指定された
ファイルをアドレス記憶部に記憶されたアドレスから読
み込むファイル読み込み部１５とを具備する。
め自由な構造のツリーを設計することが可能なファイル
選択システムを提供する。 【構成】 各ファイルのアドレスを記憶するアドレス記
憶部１３３、各ファイの管理項目を記憶するデータベー
ス１３２、管理項目を選択して階層構造の順位を入力す
る順位入力部１１１、各ユーザ毎の階層構造を記憶する
階層構造記憶部１３１、指定された管理項目の階層構造
を表示する階層構造表示部１４１、表示された管理項目
を指定する管理項目指定部１１２、指定された管理項目
を含む上位の管理項目の条件を満たすファイルをデータ
ベースから検索する検索部１２、検索されたファイル名
を一覧表示するファイル表示部１４２、一覧表示された
ファイルを指定するファイル指定部１１３、指定された
ファイルをアドレス記憶部に記憶されたアドレスから読
み込むファイル読み込み部１５とを具備する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はファイル選択システムに
係り、木構造により管理されたファイルから必要なファ
イルを選択するファイル選択システムに関する。
係り、木構造により管理されたファイルから必要なファ
イルを選択するファイル選択システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】パーソナルコンピュータがオフィスや工
場、研究所等に広く普及しており、必要に応じて文書作
成、図形処理、計算、データベース等のアプリケーショ
ンソフト（ＡＰＬ）が開発されている。このようなパー
ソナルコンピュータで各種の処理を行うためのアプリケ
ーションソフトは、一般にＯＳ（オペレーティング・シ
ステム）上で動作するようになっており、作成された文
書や図形等は、ＯＳの規定に従って格納されていた。こ
のＯＳによってファイルを管理する場合、ファイル名に
拡張子、読み出し／書込みの可否、最終更新日時、ファ
イル要領等の属性と共に、管理するのが一般である。そ
して、ファイル数が増大した場合には、これらの属性だ
けでは、ユーザは、自分が必要とするファイルを認識し
きれなくなるため、階層型のファイル管理方式が採用さ
れている。すなわち、木構造のディレクトリに分類し、
それぞれの、ディレクトリ毎に同種のファイルを纏めて
おくことで、大量のファイルを分類、整理するようにな
っている。
場、研究所等に広く普及しており、必要に応じて文書作
成、図形処理、計算、データベース等のアプリケーショ
ンソフト（ＡＰＬ）が開発されている。このようなパー
ソナルコンピュータで各種の処理を行うためのアプリケ
ーションソフトは、一般にＯＳ（オペレーティング・シ
ステム）上で動作するようになっており、作成された文
書や図形等は、ＯＳの規定に従って格納されていた。こ
のＯＳによってファイルを管理する場合、ファイル名に
拡張子、読み出し／書込みの可否、最終更新日時、ファ
イル要領等の属性と共に、管理するのが一般である。そ
して、ファイル数が増大した場合には、これらの属性だ
けでは、ユーザは、自分が必要とするファイルを認識し
きれなくなるため、階層型のファイル管理方式が採用さ
れている。すなわち、木構造のディレクトリに分類し、
それぞれの、ディレクトリ毎に同種のファイルを纏めて
おくことで、大量のファイルを分類、整理するようにな
っている。
【０００３】図５は、木構造によるファイル管理の状態
を表したものである。この図５に示すように、ワープロ
ソフトによる文書ファイルを纏めたディレクトリのＷ
Ｐ、表計算ソフトによる売上状況のファイルを纏めたデ
ィレクトリのＨＫ、システムファイルを纏めたディレク
トリのＯＳ等の各種ディレクトリを作成する。そして、
この木構造では、更に文書を分類するために、作成した
本支社毎のディレクトリを作成し、その下に更に各部毎
のディレクトリを作成し、その下にファイルを管理する
ようにしている。例えば、ＷＰの下に東京で作成された
ものを纏めるＴＯＫＩＯがあり、その下にさらに、部毎
に纏めたＳＯＭＵ、ＫＡＩＨ、ＫＥＩＲＩ、等のディレ
クトリがあり、その各々に、ＳＨＵＣＨＯ、ＧＩＪＩ、
ＲＩＮＧＩ等の各ファイルが管理されている。同様に、
徳島で作成されたものを纏めるＴＯＫＵＳＩの下に、各
部毎のディレクトリがあり、その下にファイルが管理さ
れる。なお、この図５において、四角で囲ったものはデ
ィレクトリを表し、楕円で囲った部分がファイルを表し
ている。
を表したものである。この図５に示すように、ワープロ
ソフトによる文書ファイルを纏めたディレクトリのＷ
Ｐ、表計算ソフトによる売上状況のファイルを纏めたデ
ィレクトリのＨＫ、システムファイルを纏めたディレク
トリのＯＳ等の各種ディレクトリを作成する。そして、
この木構造では、更に文書を分類するために、作成した
本支社毎のディレクトリを作成し、その下に更に各部毎
のディレクトリを作成し、その下にファイルを管理する
ようにしている。例えば、ＷＰの下に東京で作成された
ものを纏めるＴＯＫＩＯがあり、その下にさらに、部毎
に纏めたＳＯＭＵ、ＫＡＩＨ、ＫＥＩＲＩ、等のディレ
クトリがあり、その各々に、ＳＨＵＣＨＯ、ＧＩＪＩ、
ＲＩＮＧＩ等の各ファイルが管理されている。同様に、
徳島で作成されたものを纏めるＴＯＫＵＳＩの下に、各
部毎のディレクトリがあり、その下にファイルが管理さ
れる。なお、この図５において、四角で囲ったものはデ
ィレクトリを表し、楕円で囲った部分がファイルを表し
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の木構造によるフ
ァイルの管理方式の場合、一度作成した階層は固定的で
あり、全てのユーザに対して共通する１種類のディレク
トリのみが存在していた。このため、複数のユーザにと
って必ずしも、一律的に決められた、本支店→部→課等
の階層構造が最適なものであるとは限らなかった。従来
のファイル管理方式では、各ユーザ毎に異なる観点から
階層構造を作成、管理することができず、必要なファイ
ルを捜し出すのに時間が掛かるという問題があった。特
に、ネットワーク内のサーバ上で多くのファイルを多数
のユーザが共有している場合には、必要なファイルを捜
すのに時間がかかっていた。
ァイルの管理方式の場合、一度作成した階層は固定的で
あり、全てのユーザに対して共通する１種類のディレク
トリのみが存在していた。このため、複数のユーザにと
って必ずしも、一律的に決められた、本支店→部→課等
の階層構造が最適なものであるとは限らなかった。従来
のファイル管理方式では、各ユーザ毎に異なる観点から
階層構造を作成、管理することができず、必要なファイ
ルを捜し出すのに時間が掛かるという問題があった。特
に、ネットワーク内のサーバ上で多くのファイルを多数
のユーザが共有している場合には、必要なファイルを捜
すのに時間がかかっていた。
【０００５】そこで、本発明の目的は、ユーザ毎が、自
分の仕事内容に合わせて、予め自由な構造のツリーを設
計することが可能なファイル選択システムを提供するこ
とにある。
分の仕事内容に合わせて、予め自由な構造のツリーを設
計することが可能なファイル選択システムを提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明で
は、ＯＳにより管理されるアドレスと、各ファイルとの
対応関係を記憶するアドレス記憶手段と、各ファイル毎
に、管理のための各種の管理項目を記憶するデータベー
スと、このデータベースで管理される管理項目による階
層構造を構築する階層構造構築手段と、この階層構造構
築手段で構築された、各ユーザ毎の階層構造を記憶する
階層構造記憶手段と、ユーザによって指定された管理項
目の階層構造を表示する階層構造表示手段と、この階層
構造表示手段で表示された管理項目を指定する管理項目
指定手段と、この管理項目指定手段で指定された管理項
目を含む上位の管理項目の条件を満たすファイルを、前
記データベースから検索する検索手段と、この検索手段
で検索されたファイル名を一覧表示するファイル表示手
段と、このファイル表示手段に表示されたファイルを指
定するファイル指定手段と、このファイル指定手段で指
定されたファイルを、前記アドレス記憶手段に記憶され
たアドレスから読み込むファイル読み込み手段とを、フ
ァイル選択システムに具備させて前記目的を達成する。
請求項２記載の発明では、請求項１記載のファイル選択
システムにおいて、階層構造構築手段は、データベース
で管理される管理項目を選択して階層構造の順位を入力
することで階層構造を構築する。請求項３記載の発明で
は、請求項１記載のファイル選択システムにおいて、階
層構造構築手段は、階層構造の各階層位置に該当する管
理項目を入力することで階層構造を構築する。
は、ＯＳにより管理されるアドレスと、各ファイルとの
対応関係を記憶するアドレス記憶手段と、各ファイル毎
に、管理のための各種の管理項目を記憶するデータベー
スと、このデータベースで管理される管理項目による階
層構造を構築する階層構造構築手段と、この階層構造構
築手段で構築された、各ユーザ毎の階層構造を記憶する
階層構造記憶手段と、ユーザによって指定された管理項
目の階層構造を表示する階層構造表示手段と、この階層
構造表示手段で表示された管理項目を指定する管理項目
指定手段と、この管理項目指定手段で指定された管理項
目を含む上位の管理項目の条件を満たすファイルを、前
記データベースから検索する検索手段と、この検索手段
で検索されたファイル名を一覧表示するファイル表示手
段と、このファイル表示手段に表示されたファイルを指
定するファイル指定手段と、このファイル指定手段で指
定されたファイルを、前記アドレス記憶手段に記憶され
たアドレスから読み込むファイル読み込み手段とを、フ
ァイル選択システムに具備させて前記目的を達成する。
請求項２記載の発明では、請求項１記載のファイル選択
システムにおいて、階層構造構築手段は、データベース
で管理される管理項目を選択して階層構造の順位を入力
することで階層構造を構築する。請求項３記載の発明で
は、請求項１記載のファイル選択システムにおいて、階
層構造構築手段は、階層構造の各階層位置に該当する管
理項目を入力することで階層構造を構築する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明のファイル選択システムにおけ
る一実施例を図１ないし図４を参照して詳細に説明す
る。図１は、このファイル選択システムのシステム構成
を表したものである。この図１に示すように、ファイル
選択システムは、入力を行う入力部１１、検索部１２、
記憶部１３、表示部１４、およびファイル読み込み部１
５を備えている。入力部１１は、階層構造構築手段とし
て機能する順位入力部１１１、管理項目指定部１１２、
ファイル指定部１１３から構成され、記憶部１３は、階
層構造記憶部１３１、データベース１３２、アドレス記
憶部１３３から構成され、表示部１４は、階層構造表示
部１４１、ファイル表示部１４２から構成されている。
る一実施例を図１ないし図４を参照して詳細に説明す
る。図１は、このファイル選択システムのシステム構成
を表したものである。この図１に示すように、ファイル
選択システムは、入力を行う入力部１１、検索部１２、
記憶部１３、表示部１４、およびファイル読み込み部１
５を備えている。入力部１１は、階層構造構築手段とし
て機能する順位入力部１１１、管理項目指定部１１２、
ファイル指定部１１３から構成され、記憶部１３は、階
層構造記憶部１３１、データベース１３２、アドレス記
憶部１３３から構成され、表示部１４は、階層構造表示
部１４１、ファイル表示部１４２から構成されている。
【０００８】順位入力部１１１は、データベース１３２
で管理される各種の管理項目のなかから、ユーザが個人
的に階層構造を作成するために必要な項目を、階層順に
入力する。例えば、部→作成したアプリケーションソフ
ト→地域→性別等のユーザ固有の順位が指定される。こ
の順位入力部１１１による管理項目の入力は、データベ
ース１３２で管理される全ての項目が、表示部１４に表
示され、そのなかから、ユーザが階層順に順次管理項目
を指定してゆくようになっている。また、ユーザがキー
ボード等の入力手段から、管理項目名を順次入力するよ
うにしてもよい。管理項目指定部１１２は、実際にファ
イルアクセスを行う場合に、階層構造表示部１４１に表
示されている管理項目を指定する。ファイル指定部１１
３は、管理項目指定部１１２の指定によってファイル表
示部１４２に表示される複数のファイル名から、ユーザ
が必要とするファイルを指定する。指定は、該当する管
理項目名上にカーソルを移動し、実行処理、リターン処
理、マウスによるクリック等によって行われる。検索部
１２は、管理項目指定部１１２で指定された管理項目を
含む上位の管理項目の条件を満たすファイルを、データ
ベース１３２から検索する。
で管理される各種の管理項目のなかから、ユーザが個人
的に階層構造を作成するために必要な項目を、階層順に
入力する。例えば、部→作成したアプリケーションソフ
ト→地域→性別等のユーザ固有の順位が指定される。こ
の順位入力部１１１による管理項目の入力は、データベ
ース１３２で管理される全ての項目が、表示部１４に表
示され、そのなかから、ユーザが階層順に順次管理項目
を指定してゆくようになっている。また、ユーザがキー
ボード等の入力手段から、管理項目名を順次入力するよ
うにしてもよい。管理項目指定部１１２は、実際にファ
イルアクセスを行う場合に、階層構造表示部１４１に表
示されている管理項目を指定する。ファイル指定部１１
３は、管理項目指定部１１２の指定によってファイル表
示部１４２に表示される複数のファイル名から、ユーザ
が必要とするファイルを指定する。指定は、該当する管
理項目名上にカーソルを移動し、実行処理、リターン処
理、マウスによるクリック等によって行われる。検索部
１２は、管理項目指定部１１２で指定された管理項目を
含む上位の管理項目の条件を満たすファイルを、データ
ベース１３２から検索する。
【０００９】階層構造記憶部１３１には、順位入力部１
１１で入力された、各ユーザ毎の階層構造が記憶され
る。データベース１３２は、各ファイル毎に、管理のた
めの各種の管理項目を記憶する。アドレス記憶部１３３
は、ＯＳにより管理されるアドレスと、各ファイルとの
対応関係を記憶する。
１１で入力された、各ユーザ毎の階層構造が記憶され
る。データベース１３２は、各ファイル毎に、管理のた
めの各種の管理項目を記憶する。アドレス記憶部１３３
は、ＯＳにより管理されるアドレスと、各ファイルとの
対応関係を記憶する。
【００１０】図２は、データベース１３２およびアドレ
ス記憶部１３３の内容を表したものである。この図に示
すように、データベース１３２と、アドレスは関連して
記憶されている。例えば、ＯＳによるディレクトリ（ア
ドレス）に対応して、そのアドレスに格納されているフ
ァイルのファイル名と、そのファイルを管理するための
管理項目の内容がデータベースとして格納されている。
管理項目としては、部名、課名、県名、入社年度、顧客
名、ＡＰＬ（アプリケーションソフト名）、書類の分
類、性別、最終更新年月日等の各種項目が管理される。
これらの項目は、ファイルの作成時、更新時に自動的に
入力され、又はユーザによって入力される。
ス記憶部１３３の内容を表したものである。この図に示
すように、データベース１３２と、アドレスは関連して
記憶されている。例えば、ＯＳによるディレクトリ（ア
ドレス）に対応して、そのアドレスに格納されているフ
ァイルのファイル名と、そのファイルを管理するための
管理項目の内容がデータベースとして格納されている。
管理項目としては、部名、課名、県名、入社年度、顧客
名、ＡＰＬ（アプリケーションソフト名）、書類の分
類、性別、最終更新年月日等の各種項目が管理される。
これらの項目は、ファイルの作成時、更新時に自動的に
入力され、又はユーザによって入力される。
【００１１】階層構造表示部１４１は、ユーザによって
指定された管理項目の階層構造を表示する。ファイル表
示部１４２は、検索部１２で検索されたファイル名を一
覧表示する。ファイル読み込み部１５は、ファイル指定
部１１３で指定されたファイルを、アドレス記憶部１３
３に記憶されたアドレスから読み込む。
指定された管理項目の階層構造を表示する。ファイル表
示部１４２は、検索部１２で検索されたファイル名を一
覧表示する。ファイル読み込み部１５は、ファイル指定
部１１３で指定されたファイルを、アドレス記憶部１３
３に記憶されたアドレスから読み込む。
【００１２】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。 （１）ユーザ毎の階層構造の設計 例えばユーザＡが、自分の仕様に応じた階層構造を作成
する場合、階層構造入力モードを指定する。階層構造入
力モードが指定されると、表示部１４には、図２で示し
た管理項目の各内容が表示される。ユーザは、表示部１
４に表示された各管理項目から、最上位の項目、第２位
の項目、第３位の項目、…とった順に、自分仕様の階層
構造作成に必要な項目を、階層順に入力する。
について説明する。 （１）ユーザ毎の階層構造の設計 例えばユーザＡが、自分の仕様に応じた階層構造を作成
する場合、階層構造入力モードを指定する。階層構造入
力モードが指定されると、表示部１４には、図２で示し
た管理項目の各内容が表示される。ユーザは、表示部１
４に表示された各管理項目から、最上位の項目、第２位
の項目、第３位の項目、…とった順に、自分仕様の階層
構造作成に必要な項目を、階層順に入力する。
【００１３】図３は、管理項目の順位指定された階層構
造を表したものである。例えばユーザＡさんが、分類→
ＡＰＬ→本支社という順位の階層構造を指定すると、図
３（ａ）の枠内で表示されたツリー構造がファイルの選
択時に表示される。ここで、階層構造は、あくまで、ユ
ーザが指定した管理項目およびその順位をいう。図３
（ｂ）は、ユーザＢさんの階層構造仕様で、仕様書→営
業→入社年月日の順に指定された場合の階層構造と、そ
の階層構造に基づくツリー構造を表したものである。こ
の図３（ｂ）に示すように、階層構造の指定としては、
管理項目だけでなく、該当する管理項目に含まれる内
容、例えば書類内容の分類であれば仕様書、稟議書、
…、部名であれば開発部、専務室、営業、…、等の具体
的内容を指定することも可能となる。このような指定に
より、範囲を限定した階層構造を作成することができ
る。また、ユーザ毎の階層だけでなく、各部署毎に階層
構造を作成し、更に、同一のユーザであっても複数の階
層構造を営業用、社内用というように、複数の階層構造
を作成することが可能となる。このようにして各ユーザ
毎に作成された階層構造は、その設計を行ったユーザ
名、部課名等と共に階層構造記憶部１３１に記憶され
る。
造を表したものである。例えばユーザＡさんが、分類→
ＡＰＬ→本支社という順位の階層構造を指定すると、図
３（ａ）の枠内で表示されたツリー構造がファイルの選
択時に表示される。ここで、階層構造は、あくまで、ユ
ーザが指定した管理項目およびその順位をいう。図３
（ｂ）は、ユーザＢさんの階層構造仕様で、仕様書→営
業→入社年月日の順に指定された場合の階層構造と、そ
の階層構造に基づくツリー構造を表したものである。こ
の図３（ｂ）に示すように、階層構造の指定としては、
管理項目だけでなく、該当する管理項目に含まれる内
容、例えば書類内容の分類であれば仕様書、稟議書、
…、部名であれば開発部、専務室、営業、…、等の具体
的内容を指定することも可能となる。このような指定に
より、範囲を限定した階層構造を作成することができ
る。また、ユーザ毎の階層だけでなく、各部署毎に階層
構造を作成し、更に、同一のユーザであっても複数の階
層構造を営業用、社内用というように、複数の階層構造
を作成することが可能となる。このようにして各ユーザ
毎に作成された階層構造は、その設計を行ったユーザ
名、部課名等と共に階層構造記憶部１３１に記憶され
る。
【００１４】（２）ファイルの指定 ユーザがファイルを指定する場合、既に自分用に設計し
た階層構造を指定する。階層構造の指定は、ユーザ名等
の入力により行われる。このユーザ名が管理項目指定部
１１２から入力されると、そのユーザに対応する階層構
造が階層構造記憶部１３１から読み出され、階層構造表
示部１４１に表示される。図４は、表示部１４に表示さ
れる画面を表したものである。この図のツリー表示部に
示されたツリー表示が、階層構造表示部１４１の表示に
よるものである。具体的には、図３（ａ）、（ｂ）の枠
で示したような各ユーザ毎のツリー構造が表示される。
なお、図４において、ノードとは、階層構造の各管理項
目をさしている。
た階層構造を指定する。階層構造の指定は、ユーザ名等
の入力により行われる。このユーザ名が管理項目指定部
１１２から入力されると、そのユーザに対応する階層構
造が階層構造記憶部１３１から読み出され、階層構造表
示部１４１に表示される。図４は、表示部１４に表示さ
れる画面を表したものである。この図のツリー表示部に
示されたツリー表示が、階層構造表示部１４１の表示に
よるものである。具体的には、図３（ａ）、（ｂ）の枠
で示したような各ユーザ毎のツリー構造が表示される。
なお、図４において、ノードとは、階層構造の各管理項
目をさしている。
【００１５】ユーザは、この階層構造表示部１４１で表
示された、ツリー構造から、自分の必要とするファイル
が含まれていると思われる管理項目（ノード）を、管理
項目指定部１１２で指定する。例えば、ノード１−１の
管理項目が選択されたものとする。管理項目が選択され
ると、検索部１２は、選択されたノード１−１を含めて
上位に位置する管理項目の条件を満たすファイルを図２
に示したデータベースから検索し、該当するファイルの
ファイル名をファイル表示部１４２に一覧表示する。例
えば、ノード１−１に対応する管理項目が「徳島」で、
その上位に位置するノード１が「仕様書」である場合、
図２に示したデータベースであれば、両者の条件を満た
すファイルとして、「あいうえ」と「アイウエ」という
ファイル名が検索され、ファイル一覧表示される。
示された、ツリー構造から、自分の必要とするファイル
が含まれていると思われる管理項目（ノード）を、管理
項目指定部１１２で指定する。例えば、ノード１−１の
管理項目が選択されたものとする。管理項目が選択され
ると、検索部１２は、選択されたノード１−１を含めて
上位に位置する管理項目の条件を満たすファイルを図２
に示したデータベースから検索し、該当するファイルの
ファイル名をファイル表示部１４２に一覧表示する。例
えば、ノード１−１に対応する管理項目が「徳島」で、
その上位に位置するノード１が「仕様書」である場合、
図２に示したデータベースであれば、両者の条件を満た
すファイルとして、「あいうえ」と「アイウエ」という
ファイル名が検索され、ファイル一覧表示される。
【００１６】そして、このファイル表示部１４２に一覧
表示されたファイル名をみて、ユーザはアクセスを希望
するファイル名をファイル指定部１１３から指定する。
すると、ファイル読み込み部１５は、選択されたファイ
ル名のファイルが格納されているＯＳ上のアドレスをア
ドレス記憶部１３３から確認し、該当するファイルを読
み込む。例えば、上記の例で「アイウエ」というファイ
ル名が選択された場合、ファイル読み込み部１５は、図
２に示す「アイウエ」に対応するアドレスＦから、該当
するファイルを読み込む。
表示されたファイル名をみて、ユーザはアクセスを希望
するファイル名をファイル指定部１１３から指定する。
すると、ファイル読み込み部１５は、選択されたファイ
ル名のファイルが格納されているＯＳ上のアドレスをア
ドレス記憶部１３３から確認し、該当するファイルを読
み込む。例えば、上記の例で「アイウエ」というファイ
ル名が選択された場合、ファイル読み込み部１５は、図
２に示す「アイウエ」に対応するアドレスＦから、該当
するファイルを読み込む。
【００１７】以上説明した実施例では、階層構造構築手
段として機能する順位入力部１１１により、階層構造を
構築するようにしたが、階層項目入力部を設け、階層構
造の階層位置に該当する管理項目を入力することで階層
構造を構築するようにしてもよい。予め用意された階層
構造の各階層位置に、階層項目入力部から、該当する管
理項目を順次入力することで、階層構造を構築する。こ
の場合、各階層位置に入力する管理項目は、図３（ｂ）
の場合と同様に、管理項目だけでなく、各管理項目に含
まれる仕様書、稟議書等の具体的内容を入力することも
可能である。このように、階層構造の各階層位置に、管
理項目を入力することで、ユーザにとっては、一度構築
した階層構造の変更を用意に行うことができる。例え
ば、階層構造表示部１４１に表示されたツリー構造の該
当管理項目に対して移動、削除、変更等を自由に行うこ
とができる。例えば移動については、マウスにより管理
項目をクリック（又は、ドラッグ）して、移動する。ま
た、この階層構造構築手段として、順位入力部１１１
と、階層項目入力部とを設け、両者を併用することも可
能である。
段として機能する順位入力部１１１により、階層構造を
構築するようにしたが、階層項目入力部を設け、階層構
造の階層位置に該当する管理項目を入力することで階層
構造を構築するようにしてもよい。予め用意された階層
構造の各階層位置に、階層項目入力部から、該当する管
理項目を順次入力することで、階層構造を構築する。こ
の場合、各階層位置に入力する管理項目は、図３（ｂ）
の場合と同様に、管理項目だけでなく、各管理項目に含
まれる仕様書、稟議書等の具体的内容を入力することも
可能である。このように、階層構造の各階層位置に、管
理項目を入力することで、ユーザにとっては、一度構築
した階層構造の変更を用意に行うことができる。例え
ば、階層構造表示部１４１に表示されたツリー構造の該
当管理項目に対して移動、削除、変更等を自由に行うこ
とができる。例えば移動については、マウスにより管理
項目をクリック（又は、ドラッグ）して、移動する。ま
た、この階層構造構築手段として、順位入力部１１１
と、階層項目入力部とを設け、両者を併用することも可
能である。
【００１８】
【発明の効果】本発明のファイル選択システムによれ
ば、ユーザ毎が、自分の仕事内容に合わせて、予め自由
な構造のツリーを設計することができ、迅速なファイル
選択を行うことができる。
ば、ユーザ毎が、自分の仕事内容に合わせて、予め自由
な構造のツリーを設計することができ、迅速なファイル
選択を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例におけるファイル選択システ
ムのシステム構成である。
ムのシステム構成である。
【図２】データベースとアドレス記憶部の内容を示す説
明図である。
明図である。
【図３】ユーザが指定する階層構造の説明図である。
【図４】表示部における階層構造表示部とファイル表示
部の説明図である。
部の説明図である。
【図５】従来の木構造によるファイル管理の状態を示す
説明図である。
説明図である。
１１ 入力部 １１１ 順位入力部 １１２ 管理項目指定部 １１３ ファイル指定部 １２ 検索部 １３ 記憶部 １３１ 階層構造記憶部 １３２ データベース １３３ アドレス記憶部 １４ 表示部 １４１ 階層構造表示部 １４２ ファイル表示部 １５ ファイル読み込み部
Claims (3)
- 【請求項１】 ＯＳにより管理されるアドレスと、各フ
ァイルとの対応関係を記憶するアドレス記憶手段と、 各ファイル毎に、管理のための各種の管理項目を記憶す
るデータベースと、 このデータベースで管理される管理項目による階層構造
を構築する階層構造構築手段と、 この階層構造構築手段で構築された、各ユーザ毎の階層
構造を記憶する階層構造記憶手段と、 ユーザによって指定された管理項目の階層構造を表示す
る階層構造表示手段と、 この階層構造表示手段で表示された管理項目を指定する
管理項目指定手段と、 この管理項目指定手段で指定された管理項目を含む上位
の管理項目の条件を満たすファイルを、前記データベー
スから検索する検索手段と、 この検索手段で検索されたファイル名を一覧表示するフ
ァイル表示手段と、 このファイル表示手段に表示されたファイルを指定する
ファイル指定手段と、 このファイル指定手段で指定されたファイルを、前記ア
ドレス記憶手段に記憶されたアドレスから読み込むファ
イル読み込み手段とを具備することを特徴とするファイ
ル選択システム。 - 【請求項２】 階層構造構築手段は、データベースで管
理される管理項目を選択して階層構造の順位を入力する
ことで階層構造を構築する、ことを特徴とする、請求項
１記載のファイル選択システム。 - 【請求項３】 階層構造構築手段は、階層構造の各階層
位置に該当する管理項目を入力することで階層構造を構
築する、ことを特徴とする請求項１記載のファイル選択
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297423A JPH07129448A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | ファイル選択システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297423A JPH07129448A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | ファイル選択システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07129448A true JPH07129448A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17846322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5297423A Pending JPH07129448A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | ファイル選択システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07129448A (ja) |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040621 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |