JPH071293Y2 - ウィンドレギュレータのガラス組付け構造 - Google Patents
ウィンドレギュレータのガラス組付け構造Info
- Publication number
- JPH071293Y2 JPH071293Y2 JP7701486U JP7701486U JPH071293Y2 JP H071293 Y2 JPH071293 Y2 JP H071293Y2 JP 7701486 U JP7701486 U JP 7701486U JP 7701486 U JP7701486 U JP 7701486U JP H071293 Y2 JPH071293 Y2 JP H071293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- hole
- window regulator
- window
- assembly structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のウィンドガラスのガラスブラケット
に突設されたスタッドボルトを、レギュレータアームが
嵌入スライドすることにより上下動させられるガラスボ
トムチャネル部分の組付け穴に挿入してナットでねじ止
めするように成ったウィンドレギュレータのガラス組付
け構造に関するものである。
に突設されたスタッドボルトを、レギュレータアームが
嵌入スライドすることにより上下動させられるガラスボ
トムチャネル部分の組付け穴に挿入してナットでねじ止
めするように成ったウィンドレギュレータのガラス組付
け構造に関するものである。
第３図ａにおいて、１はガラス２の下隅に取付けられた
ガラスブラケットであり、このブラケットに突設された
スタッドボルト３が、ウィンドレギュレータのガラスボ
トムチャネル５の端部に下設されたねじ止めプレート６
の穴6aに挿入されてナット７でねじ止めされる。しかし
ながら、第３図ｂに示すように、レギュレータは軌跡Ａ
に示す一平面上を上下動するのに対してガラス２は軌跡
Ｂで示すように曲線に沿って移動するためにガラス組付
け時に組付け位置にオフセットａが生じる。したがっ
て、ガラス２を強制的に押込んでいた手を離すと、その
スタッドボルト３が穴6aから離脱してガラス２が落下す
る場合もある。
ガラスブラケットであり、このブラケットに突設された
スタッドボルト３が、ウィンドレギュレータのガラスボ
トムチャネル５の端部に下設されたねじ止めプレート６
の穴6aに挿入されてナット７でねじ止めされる。しかし
ながら、第３図ｂに示すように、レギュレータは軌跡Ａ
に示す一平面上を上下動するのに対してガラス２は軌跡
Ｂで示すように曲線に沿って移動するためにガラス組付
け時に組付け位置にオフセットａが生じる。したがっ
て、ガラス２を強制的に押込んでいた手を離すと、その
スタッドボルト３が穴6aから離脱してガラス２が落下す
る場合もある。
よって、本考案はウィンドガラスのガラスボトルチャネ
ルへの組付けに際して、その落下を防止する自動車のウ
ィンドレギュレータへのガラス組付け構造を提供するこ
とを目的とする。
ルへの組付けに際して、その落下を防止する自動車のウ
ィンドレギュレータへのガラス組付け構造を提供するこ
とを目的とする。
本考案はこの目的を達成するために、カラスボトムチャ
ネル部分におけるガラスブラケットのスタッドボルト用
組付け穴の下方位置に、組付け位置に在るウィンドガラ
スの底面を通ってガラス裏面に向けて曲げられた係止片
を形成した。これにより、組付け位置でウィンドガラス
から手を離してスタッドボルトが穴から離脱してもガラ
スは係止片に載ったままであり、落下が曲げられたその
爪部分で拘束される。
ネル部分におけるガラスブラケットのスタッドボルト用
組付け穴の下方位置に、組付け位置に在るウィンドガラ
スの底面を通ってガラス裏面に向けて曲げられた係止片
を形成した。これにより、組付け位置でウィンドガラス
から手を離してスタッドボルトが穴から離脱してもガラ
スは係止片に載ったままであり、落下が曲げられたその
爪部分で拘束される。
第１図及び第２図において、ガラスボトムチャネル15に
下設されたねじ止めプレート16には、ガラスブラケット
１の通常のスタッドボルト３用に上方からの切欠状の穴
17が形成されると共に、穴17の下方端部からはガラス２
の方向へほぼ水平方向に細片状に延びて上方へ爪部12a
として曲げられた係止片12が一体に成形されている。組
付けに際しては、ガラス２を下降させて穴17へスタッド
ボルト３を落込ませると、この状態でガラス２は係止片
12の爪部12aに係止可能となり、ナット７をねじ込まな
くても、また手を離してもガラス２はウィンドレギョレ
ータ側から離反して行くことはない。
下設されたねじ止めプレート16には、ガラスブラケット
１の通常のスタッドボルト３用に上方からの切欠状の穴
17が形成されると共に、穴17の下方端部からはガラス２
の方向へほぼ水平方向に細片状に延びて上方へ爪部12a
として曲げられた係止片12が一体に成形されている。組
付けに際しては、ガラス２を下降させて穴17へスタッド
ボルト３を落込ませると、この状態でガラス２は係止片
12の爪部12aに係止可能となり、ナット７をねじ込まな
くても、また手を離してもガラス２はウィンドレギョレ
ータ側から離反して行くことはない。
尚、前述の実施例において穴17は切欠状でなく、係止片
12の底面の奥行寸法をスタッドボルト３よりも長めにし
ておくことにより、上方を開放しない通常の穴とするこ
ともできる。この場合、ガラス２の底面を上方から一旦
爪部12aの内側に位置付けした後、ガラス２をねじ止め
プレート16側へ引寄せてスタッドボルト３を穴へ挿入さ
せる。
12の底面の奥行寸法をスタッドボルト３よりも長めにし
ておくことにより、上方を開放しない通常の穴とするこ
ともできる。この場合、ガラス２の底面を上方から一旦
爪部12aの内側に位置付けした後、ガラス２をねじ止め
プレート16側へ引寄せてスタッドボルト３を穴へ挿入さ
せる。
以上、本考案によればガラスの離反が係止片で拘束され
るために、ガラス落下によるガラス割れ等の事故が防止
できる。また、ガラスの仮置片として利用することがで
き、作業も容易となる。
るために、ガラス落下によるガラス割れ等の事故が防止
できる。また、ガラスの仮置片として利用することがで
き、作業も容易となる。
第１図は本考案の実施例によるガラスボトムチャネルの
ガラス組付け構造部分の斜視図、第２図はその組付け時
の断面図、第３図ａは従来のガラスボトムチャネルのガ
ラス組付け構造部分の分解斜視図及び第３図ｂはそのガ
ラス及びウィンドレギュレータの動作軌跡を示す図であ
る。 １……ガラスブラケット、２……ガラス ３……スタッドボルト ５、15……ガラスボトムチャネル ７……ナット、12……係止片 17……穴
ガラス組付け構造部分の斜視図、第２図はその組付け時
の断面図、第３図ａは従来のガラスボトムチャネルのガ
ラス組付け構造部分の分解斜視図及び第３図ｂはそのガ
ラス及びウィンドレギュレータの動作軌跡を示す図であ
る。 １……ガラスブラケット、２……ガラス ３……スタッドボルト ５、15……ガラスボトムチャネル ７……ナット、12……係止片 17……穴
Claims (1)
- 【請求項１】自動車のウィンドガラスのガラスブラケッ
トに突設されたスタッドボルトを、ウィンドレギュレー
タのガラスボトムチャネル部分の穴にナットでねじ止め
するようになったウィンドレギュレータのガラス組付け
構造において、前記穴の下方位置に、組付けされるべき
ウィンドガラスの底面を通って裏面に向けて曲げられた
係止片が形成されていることを特徴とする組付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7701486U JPH071293Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | ウィンドレギュレータのガラス組付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7701486U JPH071293Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | ウィンドレギュレータのガラス組付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6350720U JPS6350720U (ja) | 1988-04-06 |
| JPH071293Y2 true JPH071293Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=30924626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7701486U Expired - Lifetime JPH071293Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | ウィンドレギュレータのガラス組付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071293Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP7701486U patent/JPH071293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6350720U (ja) | 1988-04-06 |
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