JPH0712717B2 - 網点画像形成方法 - Google Patents

網点画像形成方法

Info

Publication number
JPH0712717B2
JPH0712717B2 JP16731885A JP16731885A JPH0712717B2 JP H0712717 B2 JPH0712717 B2 JP H0712717B2 JP 16731885 A JP16731885 A JP 16731885A JP 16731885 A JP16731885 A JP 16731885A JP H0712717 B2 JPH0712717 B2 JP H0712717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
light
crystal panel
photosensitive material
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16731885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6227720A (ja
Inventor
勇 畑中
雅章 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP16731885A priority Critical patent/JPH0712717B2/ja
Priority to US06/890,242 priority patent/US4783145A/en
Publication of JPS6227720A publication Critical patent/JPS6227720A/ja
Publication of JPH0712717B2 publication Critical patent/JPH0712717B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40025Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales
    • H04N1/40031Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales for a plurality of reproducing elements simultaneously
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133509Filters, e.g. light shielding masks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、画像情報により制御されたライトバルブの
各画素の、透過光に照度分布を持たせ、この透過光によ
り感光材料に網点を形成して画像を得る、網点画像形成
方法に関する。
(従来の技術) 画像情報(電気信号と称することもある)によりピクト
リアル画像を感光材料上に網点を用いて描かせる網点画
像形成方法は、例えばCHROMACOM(HELL社の画像形成装
置の商品名)等によるものがある。
この方法はレーザビームにより感光材料上に種々の大き
さのドットを形成し、これらのドットにより階調性のあ
る網点画像を得る方法である。
この方法は、従来から行われているコンタクトスクリー
ン等を用いて網点画像を形成する製版写真法と比較し
て、感光材料のハンドリングの手間が省けること、電気
信号の変更により絵や文字の編集が容易に行えること、
さらに、完成した画像の一部分の彩度を良くする等の入
力ではきれいに行うことが出来ない修正作業が容易に行
えること等の理由から一般に使用されるようになった。
又、特開昭56−98073号に開示されているように、光源
とエレクトロファックス紙との間に液晶ライトバルブを
設け、この液晶ライトバルブを電気信号により駆動して
印写を行う装置がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したような、レーザビームにより網
点画像を得る方法は、エレクトロニクス技術の急速な進
歩によりその装置の制御部部分は低価格で製作が行える
ようになってきてはいるが、この装置の光学系及びレー
ザビームのスキャナの製作費が非常に高いため装置が非
常に高価となっていた。さらに、スキャナの構造が複雑
なため装置の維持管理が大変であった。従って、現状で
はセンター等に設置して使用されているのみで、網点画
像形成用の装置として広く普及させるには問題があっ
た。
又、特開昭56−98073号に開示されているような、液晶
ライトバルブを用いた印写装置は、複写を目的としたも
のであり、階調を有する画像を形成することは出来なか
った。
この発明の目的は、従来の装置でその装置の価格を上げ
る原因及び故障の原因となっていた光学系及びレーザス
キャナで構成される部分を、安価でかつ故障の少ないラ
イトバルブに置き換えて画像の形成を行うことが出来る
網点画像形成方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明によれば、光源か
らの光をライトバルブの複数の画素を経て感光材料に照
射し、このライトバルブの各画素を画像情報で制御して
各画素の透過光の光量を調整することによって前述の感
光材料に画像を形成するに当り、 ライトバルブの各画素に対応するす抜け部を有するコン
タクトスクリーン又は網パターンにより、前記各画素の
透過光に照度分布をもたせてこの感光材料に照射するこ
とを特徴とする。
この発明の実施に当り、ライトバルブを液晶アレイ又は
液晶マトリクスで構成するのが好適である。
この発明の実施に当り、コンタクトスクリーンをライト
バルブに密着又は近接して用いるの好適である。
この発明の実施に当り、コンタクトスクリーンを感光材
料に密着又は近接して用いるのが好適である。
さらに、この発明の実施に当り、感光材料はγ値が1以
上のものを用いるのが好ましく、又この感光材料は搬送
機構により搬送されるのが好適である。
(作用) このような網点画像形成方法によれば、ライトバルブの
下に設けられたγ値1以上の階調度を有する感光材料に
は、ライトバルブの各画素を透過してきた照度分布を有
する光が照射される。従って、各画素に対応するこの感
光材料の各部分には、前述した照度分布を有する光のう
ちでこの感光材料が感光するしきい値光量(以下、臨界
光量と称する)以上の光量が得られる照度で照射された
部分のみに感光部(網点)が形成される。この時、臨界
光量以上の光量が得られる照度分布が広い面積であれば
大きな面積の網点が、又、狭い面積であれば小さな面積
の網点が形成される。従って、各画素に対応して形成さ
れた複数の網点により画像が、又、各画素を透過する透
過光の照度により決る網点の大きさにより画像の階調
が、感光材料に形成される。
これがため、電気信号によりライトバルブに形成された
画像は網点画像として感光材料に形成される。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例につき説明す
る。尚、これら図はこの発明が理解出来る程度に概略的
に示してあるにすぎず、各構成成分の寸法、形状及び配
置関係は図示例に限定されるものではない。又、これら
図において、同一の構成成分については同一の符号を付
して示してある。
第一実施例 網点画像を形成するための装置 先ず、この発明の網点画像形成方法の説明をする前に、
この発明の方法により網点画像を形成するための装置に
ついて簡単に説明する。第1図はこの装置の一例を概略
的に示す構造図である。
図において、11は光源を示し例えばハロゲンランプ又は
キセノンフラッシュからなる点光源である。この点光源
11の前面にはこの点光源11を理想的な点光源とするため
のピンホール13を有した絞り15を設ける。又、点光源11
から発しピンホール13を通過した光の光軸上に順次、光
線を平行光化するレンズ17と、例えば液晶アレイ又は液
晶マトリクスで構成したライトバルブ19(以下、液晶パ
ネル19と称する)とコンタクトスクリンーン21とを配設
する。この液晶パネル19とコンタクトスクリーン21との
位置関係は、この実施例では、液晶パネル19とコンタク
トスクリーン21とを貼り合わせて用いている。これらの
貼り合わせは、液晶パネル10の点光源11とは反対側の面
に、液晶パネルの画素(後述する)とコンタクトスクリ
ーン21のす抜け部(後述する)とが重なるような位置関
係となるように、コンタクトスクリーン21を貼り合わせ
てある。
又、このコンタクトスクリーン21の下側には、このコン
タクトスクリーン21に対応する位置に感光材料23を搬送
するための搬送機構25が設けてある。この搬送機構25
は、液晶パネル19の画素を具えていて画像形成が出来る
部分の面積と等しい面積分の感光材料23を順次ピッチ送
り出来、かつ、感光材料23に画像形成のための露光を行
う際に感光材料23をコンタクトスクリーン21に密着出来
る機能を有している。
ライトバルブとしての液晶パネル この装置に設けた液晶パネル19は公知のいわゆるアレイ
型又はマトリクス型のものであるが、その構造及び動作
原理につき以下簡単に説明する。
第2図はこの発明でライトバルブ19として用いた液晶パ
ネル19を概略的に示す断面図である。又、第3図はこの
液晶パネル19において電極部分の位置関係を説明するた
めの要部を示す平面図である。
この図において、31は上部ガラスを示し、33は下部ガラ
スを示す。この上部ガラス31の表面には透明な横電極35
が多数配列形成してあり、下部ガラス33の表面には透明
な縦電極37が多数配列形成してある。これら横電極35及
び縦電極37の各表面にはツイステッド・ネマチック液晶
分子を一方向に配向する配向膜39及び41が形成したあ
る。これら上部ガラス31と下部ガラス33とを、横電極35
と縦電極37とが対向しかつ直交するような位置関係に配
設し、これらのガラス間に所望の間隙を設け、これらガ
ラス同士をシール材43で貼り合わせてある。この横電極
35と縦電極37とが対向しあう領域が液晶パネル19の一画
素となる(第3図に61の番号で示す)。前述した間隙に
はツイステッド・ネマチック液晶45が封入してある。上
部ガラス31の外側表面上には偏光板49が設けてあり、
又、下部ガラス33の外側表面上にはフィルタ47が設けて
ある。さらに、フィルタ47上には、上部ガラス31上に設
けた偏光板49の偏光軸と偏光軸が直交するような配置関
係で偏光板51が設けてある。このように二枚の偏光板を
配置した構造の液晶パネルはボジ型と称されている。こ
の発明で用いた液晶パネルはネガ型より階調性に優れる
という理由から、このポジ型構造の液晶パネルを用いた
(詳細は後述する)。しかし、二枚の偏光板の偏光軸が
互いに同じ方向となるように配設した構造の液晶パネ
ル、ネガ型と称される液晶パネルも階調性に劣るが使用
可能である。その場合は、電極間に印加する電圧の有無
に対する光の透過・不透過のふるまいはポジ型とは逆の
ふるまいとなる。
又、53はマスク層を示し、このマスク層53は液晶パネル
19の画素61(第3図に示す)部分に対応する位置に光の
透過窓63(第3図に示す)を有し、かつ画素以外の部分
は、光が透過することを防止するための不透明な薄膜を
被覆して具えている。この場合、このマスク層53は縦電
極37の上に設けてあり、又、マスク層53に設けた透過窓
63は各透過窓の間隔を広くするため千鳥状に配設してあ
り、透過窓間での光の漏れを少なくして、液晶パネル19
のコントラスト比を向上させている。当然、マスク層で
覆われた部分の画素は画像形成には使用しないように考
慮してある。発明者の実験によれば、このように透過窓
63を千鳥状に配設した構造の液晶パネル19では、そのコ
ントラスト比は100以上になることがわかった。
このように構成した液晶パネル19では、配向膜39及び41
によりネマチック液晶45の分子の配向方向を、横電極35
と縦電極37との表面で相対的に90°ずられせている。こ
の液晶パネル19の横電極35と縦電極37との間に電圧を印
加しないと、偏光板49を通過した光は直線偏光となって
ネマチック液晶45の層に入射し、この液晶45の分子配向
に従い偏光面を90°回転して偏光板51に達する。この
時、偏光板51はその偏光軸が偏光板49の偏光軸に対して
直交するように設けてあるため、偏光面を90°回転され
て偏光板51に達した光は偏光板51を通過する。一方、横
電極35と縦電極37との間に、TN効果のしきい値電圧(以
下、しきい値と称する)をある程度上回る電圧を印加す
ると、ネマチック液晶45の分子は電界効果により、偏光
板49から入射した光がそのまま偏光面を維持してネマチ
ック液晶45内を通過するような配向方向となる。このた
め、偏光板51に達した光は、その偏光軸が偏光板51の偏
光軸と直交することとなり、偏光板51により遮断され
る。又、前述したしきい値をある程度上回る電圧領域で
は、液晶45の配向回転量(液晶開度)が横及び縦電極間
に印加する電圧値に対してある関係をもって変化する。
第4図にしきい値をある程度上回る電圧領域での印加電
圧と、その電圧に対する液晶開度との関係を示す。この
図は、横軸に印加電圧をとり、縦軸に液晶開度をとり、
印加電圧に対する液晶開度をプロットしたものである。
図中、Iで示す特性曲線は前述したポジ型液晶パネルの
特性を示し、IIで示す特性曲線はネガ型液晶パネルの特
性をそれぞれ示す。印加電圧に対する液晶開度はポジ型
の方がネガ型より規則的に変化するため、ポジ型の方が
液晶パネルを透過する透過光の制御が行い易く、これが
ため階調性の表現が行い易いと云える。従って、この発
明ではポジ型の液晶パネル19によりライトバルブ19を構
成してある。
このような特性を利用して液晶パネル19を透過する光透
過率を印加電圧により制御できる。従って、各画素61毎
に印加電圧を変えることにより各画素での光透過率を変
えることが出来るので、各画素毎で異なる濃度を表現出
来る。この印加電圧を画像情報に従って印加することに
より液晶パネルに濃淡の階調を有する画像を表示出来
る。
上述した説明では、液晶パネルへの印加電圧を変えるこ
とにより液晶パネルの光透過率を制御したが、これ以外
の方法、例えばパルス数変調方式或はパルス幅変調方式
により液晶パネルの光透過率を制御することも出来る。
又、上述した液晶パネル19においては、ツイステッド・
ネマチック液晶が用いられているが、他にスメクチック
液晶等を用いることが出来る。
コンタクトスクリーン 第5図及び第6図は、第1図に示した装置に設けたコン
タクトスクリーン21を用いて網点を形成する原理につい
て簡単に説明するための線図である。
上述したような液晶パネル19の画素61が光透過状態とな
ると、点光源11からの光は画素61を一様に透過する。そ
の時の透過光の光量、換言すれば、光強度分布は第5図
に示すように、画素61に対応する領域では均一な光強度
となり画素61以外の領域では光強度0となるほぼ矩形状
の光強度分布となる。この画素61に対応する領域での透
過光の強度は、画像情報により横及び縦電極に印加され
る電圧に応じた液晶開度に応じて変化し、例えば液晶開
度の大きい順に第5図に示すA、B及びCのようにな
る。
ところが、例えば第6図に示すように液晶パネル19の光
源11とは反対側の面にコンタクトスクリーン21を、その
す抜け部分65が画素61に重なるように、張り合せる。こ
のように構成すると、第5図にA、B及びCで示したよ
うな光強度分布を有する、点光源11からの光は、コンタ
クトスクリーンのす抜け部分を通過するとその光強度分
布はそれぞれ第6図にA、B及びCで対応させて示すよ
うな一例としてのガウス分布形状の光量分布となる。こ
の光量分布はコンタクトスクリーン下側に設けられた感
光材料を照らす照度分布になる。
ここで、このような照度分布を有する光で露光される感
光材料23が硬調であると、この感光材料の臨界露光量を
越える露光量が得られないと露光されても感光しない。
この臨界露光量が得られる光強度(光照度)がP0(第6
図の縦軸に示す値)であるとすると、この感光材料23が
感光する部分は臨界露光量P0以上の光強度で照射された
部分、すなわち、第6図にA′、B′及びC′で示すよ
うな相対的な大きさの面積を有した部分となる。
このようにコンタクトスクリーンを用いることにより、
液晶パネルを透過した光強度の大小を網点の大きさとし
て感光材料に形成出来る。従って、透過光の大小により
液晶パネルに示されている画像の濃淡を、網点の大きさ
に変換して感光材料に階調性のある画像が形成出来る。
尚、このコンタクトスクリーン21は市販されているもの
を用いれば良く、500点程度の網点数では液晶パネル19
の各画素とコンタクトスクリーン21のす抜け部65とは極
めて寸法精度良く重ね合わせることが出来る。又、市販
のコンタクトスクリーンはす抜け部65間のピッチが決っ
ているので、このピッチに合わせて液晶パネル19の画素
61間のピッチを決めると良い。例えば、コンタクトスク
リーン21として、DSコンタクトスクリーンGP1120L(大
日本スクリーン社製のコンタクトスクリーンの商品名)
を用いるそのピッチは211.7μmとなる。
又、コンタクトスクリーン21を設ける位置は、上述した
実施例でコンタクトスクリーン19を設けた位置に限定さ
れるものではなく、液晶パネル19の点光源11側の面に貼
り合わせても良いし、液晶パネル19に貼り合わせずに液
晶パネル19の上又は下に近接させるだけでも良い。
この発明の網点画像形成方法 第7図は第1図に示した装置を制御する回路ブロック図
である。以下、第1図及び第7図を参照してこの発明の
網点画像形成方法につき説明する。
先ず、71は制御部を示す。この制御部71からの信号S1
従い搬送機構25により、感光材料23をコンタクトスクリ
ーン21の下まで搬送した後、この感光材料23をコンタク
トスクリーン21に密着させる。この搬送機構25が有する
感光材料23を搬送する方法及びコンタクトスクリーンへ
感光材料23を密着させる方法については、従来から行わ
れている好適な方法で行えるのでその詳細な説明は省略
する。
尚、ここで用いる感光材料23は網点の形成が可能な硬調
な感光材料である必要があり、γ値が1以上の感光材料
を用いている。
一方、画像情報信号は制御部71からの信号S2に従い画像
情報処理回路73に入力され、この画像情報処理回路73に
より液晶パネル19の各画素61毎の画像濃度を求める。こ
れら画像濃度信号S0はRAM(Random Access Memory)75
に記憶される。液晶駆動回路77は液晶パネル19を駆動す
る公知のものであり、その詳細な説明は省略するが、制
御部71の信号S3に従い、液晶パネル19に多数設けられた
画素61を順次駆動する際に、信号S3に同期した信号S4
RAM75に送り、その画素61に対応する画像濃度信号S0i
RAMから呼び出し、その画素濃度信号S0iに応じた電圧を
その画素61の横及び縦電極間に印加し、その画素61を透
過する光量を制御出来るよう構成してある。
このようにして、液晶パネル19を駆動した状態で、この
液晶パネル19に点光源11からの光を照射すると、その光
は液晶パネル19の各画素61での液晶開度に応じてそれぞ
れ透過し、コンタクトスクリーン21のす抜け部65(第6
図参照)に達する。続いて、各画素を通過してきた光は
コンタクトスクリーンのす抜け部65を通過すると、す抜
け部65に入射する前の光強度に応じて、それぞれ異なる
光強度分布、ガウス分布形状の強度分布(第6図参照)
となる。このような光強度(照度)分布を有する光が各
画素に対応した感光材料23の部分毎に照射され、その照
度から得られるこの感光材料23の臨界光量以上の光量で
露光された部分が網点となる。従って、各画素に対応し
て形成した複数の網点により画像が、又、各画素を透過
する透過光の照度に応じて決る網点の大きさにより画像
の階調が表現出来、これがため、画像情報から感光材料
に網点画像が形成出来る。
このようにして、液晶パネル19に形成した一パネル分の
画像を感光材料23に形成した後、制御部71の制御のもと
に、先ず、感光材料23に密着してあるコンタクトスクリ
ーン21を離し、続いて感光材料23を液晶パネル19の一パ
ネル分搬送する。一方、感光材料23の搬送と同期して、
次の一パネル分の画像情報信号を画像情報処理回路71に
読み込む。次に、新しく搬送されてきた感光材料23を搬
送機構25によりコンタクトスクリーンに密着して、前述
したと同様な方法で網点画像を形成する。
感光材料23として通常の現像処理が必要な感光材料を用
いた場合は、搬送機構25により感光材料23を自動的に現
像装置に搬送することも可能である。
上述した実施例では液晶パネル19の一パネル分ずつの画
像を感光材料に露光して網点画像を得る方法につき説明
したが、液晶テレビのようなものにこの実施例で説明し
たようにコンタクトスクリーンを施して、一度にテレビ
画面の画像を感光材料に形成することも出来る。
第二実施例 第8図(A)及び(B)はこの発明の第二実施例を説明
するための線図である。この場合も、点光源11からの光
を照度分布を有する光とするための他の方法を示したも
のである。
この場合、第一実施例で設けたコンタクトスクリーン21
を設けず、液晶パネル19の上側又は下側でこの液晶パネ
ル19から適正な距離を開けて、液晶パネル19の画素61と
同じピッチで網パターン83を設けたものである。第8図
の(B)は画素61(図中、斜線で示す部分)と網パター
ン83との位置関係を示す平面図である。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の網点画
像形成方法によれば、感光材料に照射される光源からの
光をライトバルブの各画素に対応するす抜け部を有する
コンタクトスクリーン又は網パターンを用いて照度分布
を有する光とする。さらに、用いる感光材料をγ値1以
上の硬調な感光材料としてある。従って、従来の装置で
その装置の価格を上げる原因及び故障の原因となってい
た光学系及びレーザスキャナで構成される部分を、安価
でかつ故障の少ないライトバルブに置き換えても、従来
と同様に、電気信号によりライトバルブを制御して感光
材料に画像の形成が行え、かつ、編集及び修正が行え
る。
尚、この発明の網点画像形成方法を用いた装置を構成す
れば、従来の装置と比較して、低価格で、かつ、維持管
理の容易な網点画像形成装置の提供が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の網点画像形成方法により網点画像を
形成するために構成した装置の一例を示す構造図、 第2図はこの発明の網点画像形成方法に用いるライトバ
ルブ(液晶パネル)の断面図、 第3図はライトバルブ(液晶パネル)の要部を示す平面
図、 第4図は液晶パネルの印加電圧と液晶開度との関係を示
す特性図、 第5図及び第6図はコンタクトスクリーンの効果を説明
するための線図、 第7図はこの発明により網点画像を形成するための装置
のブロック図、 第8図(A)及び(B)はこの発明の第二実施例を説明
するための線図である。 11……点光源、13……ピンホール 15……絞り、17……レンズ 19……ライトバルブ(液晶パネル) 21……コンタクトスクリーン 23……感光材料、25……搬送機構 61……画素、63……透過窓 65……コンタクトスクリーンのす抜け部 71……制御部、73……画像情報処理回路 75……RAM、77……液晶駆動回路 83……網パターン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光をライトバルブの複数の画素
    を経て感光材料に照射し、該ライトバルブの各画素を画
    像情報で制御して各画素の透過光の光量を調整すること
    によって前記感光材料に画像を形成するに当り、 前記各画素に対応するす抜け部を有するコンタクトスク
    リーン又は網パターンにより、前記各画素の透過光に照
    度分布をもたせて前記感光材料に照射することを特徴と
    する網点画像形成方法。
  2. 【請求項2】前記ライトバルブを液晶アレイ又は液晶マ
    トリクスで構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の網点画像形成方法。
  3. 【請求項3】前記コンタクトスクリーンを前記ライトバ
    ルブに密着又は近接して設けることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の網点画像形成方法。
  4. 【請求項4】前記コンタクトスクリーンを前記感光材料
    に密着又は近接して設けることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の網点画像形成方法。
JP16731885A 1985-07-29 1985-07-29 網点画像形成方法 Expired - Fee Related JPH0712717B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16731885A JPH0712717B2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29 網点画像形成方法
US06/890,242 US4783145A (en) 1985-07-29 1986-07-28 Multiple gradation dot-matrix picture forming method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16731885A JPH0712717B2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29 網点画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6227720A JPS6227720A (ja) 1987-02-05
JPH0712717B2 true JPH0712717B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=15847524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16731885A Expired - Fee Related JPH0712717B2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29 網点画像形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4783145A (ja)
JP (1) JPH0712717B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0287034B1 (en) * 1987-04-14 1995-01-18 Seiko Epson Corporation Projection-type color display device
JP2534748B2 (ja) * 1988-03-18 1996-09-18 日本電気株式会社 液晶光シャッタアレイ素子およびその駆動方法
KR910016199A (ko) * 1990-02-27 1991-09-30 이헌조 비데오 프린터의 결상장치
US5854494A (en) * 1991-02-16 1998-12-29 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electric device, matrix device, electro-optical display device, and semiconductor memory having thin-film transistors
JP3556679B2 (ja) * 1992-05-29 2004-08-18 株式会社半導体エネルギー研究所 電気光学装置
JP2838338B2 (ja) * 1991-05-21 1998-12-16 株式会社半導体エネルギー研究所 電気光学装置の駆動方法
JP4735028B2 (ja) * 2005-05-02 2011-07-27 富士ゼロックス株式会社 多階調光書込み装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4334734A (en) 1978-10-31 1982-06-15 Thomson-Csf Optical apparatus for the reproduction of images using a liquid crystal cell

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129837A (ja) * 1983-01-14 1984-07-26 Canon Inc 時分割電圧印加方法及び装置
JPS59187324A (ja) * 1983-04-08 1984-10-24 Hitachi Ltd 光学装置
US4605972A (en) * 1983-09-05 1986-08-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image forming method

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4334734A (en) 1978-10-31 1982-06-15 Thomson-Csf Optical apparatus for the reproduction of images using a liquid crystal cell

Also Published As

Publication number Publication date
US4783145A (en) 1988-11-08
JPS6227720A (ja) 1987-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4334734A (en) Optical apparatus for the reproduction of images using a liquid crystal cell
US4850675A (en) Light gate array having gates of different areas
JPS6344624A (ja) 液晶デバイス
US5805274A (en) Photographic printer utilizing a photoactivated liquid-crystal light valve in order to enhance image processing
JPH0712717B2 (ja) 網点画像形成方法
US6081346A (en) Digital image forming apparatus
JPH0619106A (ja) 画像露光方法及び画像露光装置
JPH0216065A (ja) 液晶光シヤツタ
JP2792875B2 (ja) 液晶カラープリンタ
US6788327B2 (en) Transfer apparatus
KR940011515B1 (ko) 칼라 비디오 프린터의 노광장치
JP2001242564A (ja) 画像焼付方法、画像焼付装置、ならびに写真処理装置
JPS6344625A (ja) 液晶による画像記録方法
JP2000155377A (ja) 写真焼付装置
JPH0341868A (ja) 液晶シャッターマトリクスパネルを用いたプリンティングシステム
JP2000241896A (ja) 焼付装置
JP4126822B2 (ja) プリントヘッド、画像焼付装置、および画像焼付方法
JP2000241911A (ja) 焼付装置の光量調整方法
JPS63109416A (ja) 液晶シヤツタアレイ
JPS6053935A (ja) 画像形成方法
JPH04191836A (ja) 画像記録装置
JPH047310B2 (ja)
JPH04156458A (ja) 非発光形表示デバイスを用いた露光用マスク
JPS6143730A (ja) 画像形成装置
JPH04118627A (ja) カラーフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees