JPH07123515A - 電気自動車制御装置 - Google Patents

電気自動車制御装置

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JPH07123515A
JPH07123515A JP5271917A JP27191793A JPH07123515A JP H07123515 A JPH07123515 A JP H07123515A JP 5271917 A JP5271917 A JP 5271917A JP 27191793 A JP27191793 A JP 27191793A JP H07123515 A JPH07123515 A JP H07123515A
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JP
Japan
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battery
motor
current
capacity capacitor
electric vehicle
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JP5271917A
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English (en)
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Shigemitsu Suzuki
木 重 光 鈴
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気自動車の制御装置におけるバッテリー電
流の損失を減少して、電気自動車の走行距離を延ばす。 【構成】 バッテリー1からの電力をモータ制御手段で
ある第2チョッパ6を介して、走行動力源であるモータ
8に供給する電気自動車制御装置において、バッテリー
1と第2チョッパ6の間に介装する大容量コンデンサ4
と、大容量コンデンサ4とバッテリー1の間に介装して
周期的に動作するスイッチング素子10と、インダクタ
ンス22と、第1のダイオード26と、第2のダイオー
ド28と、第3のダイオード9とを備えた。更に第2チ
ョッパ6への電力供給源を大容量コンデンサ4或いはバ
ッテリー1とに切り換え可能になるような切り換え手段
11を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車の走行動力源
であるモータにかかる負荷を制御する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】環境汚染が大きな問題となってきてお
り、ガソリンやディーゼル自動車の排気ガスにも厳しい
対応が迫られている。このような状況にあって、排気ガ
スの無いクリーンな自動車として電気自動車が一部特定
の用途では実用化されているが、電気自動車の現状は、
ガソリンやディーゼル自動車と比べて連続走行距離や加
速性能の面から見ても、まだかなり劣っている。ガソリ
ンやディーゼル自動車と同等の走行性を保証するには、
ガソリンやディーゼル自動車の給油一回当たりの走行距
離と同等またはそれに近い一充電当たりの走行距離を確
保することが一つの大きな課題となっている。上記の課
題を解決するために様々な研究がなされている。
【0003】特開平4−340301号公報に開示され
る電気自動車は、モータとバッテリーの間にチョッパを
備え、チョッパの入力側及び出力側にコンデンサを配設
して、制動時の運動エネルギー及び位置エネルギーをも
との電気エネルギーとしてバッテリーに回収するもので
ある。図7に特開平4−340301号公報に開示され
る電気自動車制御装置の回路図を示す。直流モータMと
バッテリーBaとの間に、リアクトルLと、制動機構に
よってオン・オフされるスイッチング素子Q2と、この
素子Q2 のオン時からオフ時になるときにモータMの起
電力をバッテリーBaに供給するダイオードD2 とから
なるチョッパを接続する。このチョッパの両側にそれぞ
れ高周波阻止用コンデンサC1 ,C2 を接続する。モー
タMを減速する際にはモータMの起電力による電流がリ
アクトルL及びオン状態の素子Q2 を介して流れ、且つ
この電流が素子Q2 のオフ時にダイオードD2 に転流
し、リアクトルLによりバッテリーBaに高効率に回収
される。
【0004】次に、特開平5−30608号公報に開示
される電気自動車のハイブリッド電源装置の概略図を図
8に示す。同図に示される電気自動車のハイブリッド電
源装置は、コンデンサ11及びバッテリー12とコンバ
ータ14との間に、減速量に応じて回収電流を制御する
電流制御回路21を接続したもので、バッテリー12に
接続したスイッチSW2と電流制御回路13からなる回
収充電回路と、スイッチSW1とダイオードDからなる
放電回路とを備えている。この発明によれば、加速、減
速時のエネルギー放出、回収に際してバッテリーの負担
を抑えてコンデンサに分担させるので、減速時のバッテ
リーの急速充電を抑えることができ、急速充電に基づく
劣化を防ぎ、バッテリーの寿命を長くすることができ
る。しかも、減速時の大量のエネルギーをコンデンサに
回収して加速時のエネルギーとして利用するので、加速
時のバッテリー負担を軽減することができ、バッテリー
の利用効率を高めることができる。したがって、電気自
動車における走行距離を長くし、加速、減速性能を高め
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平4−3
40301号公報に開示される電気自動車用電源装置で
は、電気自動車の走行中に加速及び減速を行う度に、バ
ッテリーから流れる電流の値が変動するので、急加速を
行った時などはバッテリー電流が大きく変動していた。
そのためバッテリーの電流脈動が極めて大きくなる傾向
があった。
【0006】また、特開平5−30608号公報に開示
される電気自動車のハイブリッド電源装置においても、
電力供給源である大容量コンデンサとバッテリーは、単
純に並列接続しているだけで、大容量コンデンサからモ
ータに供給する電力とバッテリーからモータに供給する
電力との配分を制御する手段がないため、例えば車両の
急加速を行った場合に、大容量コンデンサだけでなくバ
ッテリーから大電流が流れることがあり、バッテリー電
流が大きく変動して、その結果バッテリーの電流脈動が
大きくなることがあった。
【0007】ここで、バッテリーの電流I(t)、電圧
E(t)、内部抵抗Rとすれば、バッテリー電圧E
(t)を一定と考えると、バッテリー内部損失は、loss
=∫I(t)2 Rdtで表されて、内部損失がバッテリ
ー電流の二乗に比例している。一定時間内で同一エネル
ギーを供給する場合、電流脈動の大きい時と小さい時で
比較すると、電流脈動の大きい時には内部損失が大きく
なることがわかる。すなわち、バッテリーの電流脈動を
小さくすれば内部損失を少なくすることができ、同じ容
量のバッテリーであれば、電流脈動を抑えることによっ
て放電可能容量を増大することが可能である。
【0008】図9〜図11に従来の構成の電気自動車制
御装置の回路図を示す。また、図12〜図14は、図9
〜図11の電気自動車制御装置のLA#4走行モードに
おけるバッテリー電流の時間変化を示す。ここで、LA
#4走行モードとは電気自動車測定用の一般的な走行パ
ターンであり、A点は車両の急加速を行った時の電流の
値を示している。次に、各図についての説明を行う。図
9は図7に示す特開平4−340301号公報に開示さ
れる電気自動車制御装置のコンデンサC1が小さい場合
の制御装置である。バッテリーE(120V)からコン
デンサ(5mF)を介して、モータ駆動用スイッチ、モ
ータ制動用スイッチ、ダイオード、インダクタンスから
構成されるチョッパを通じてモータMに供給する電流を
制御している。図10は図9の電気自動車制御装置にお
けるコンデンサC1が大容量コンデンサ(30F)の場
合の制御装置である。図11は図10の電気自動車制御
装置に加えて、バッテリーが電流を回収しないようにダ
イオードを設けたものである。図12を見ると、全体的
に電流の脈動が大きく、A点では220A程度の電流が
流れている。図13を見ると、図12と比べてバッテリ
ーの電流脈動のピークが抑えられているが、それでも急
加速を行ったときには150A程度の大電流が流れてい
ることがわかる。図14を見ると、電流値が正の部分で
は図13のグラフと同じ電流波形を示しているが、ダイ
オードがあるためにバッテリーで電流を回収しないよう
になっているので全体では電流脈動が小さくなってい
る。しかし、図13のグラフと同様で電気自動車が急加
速を行ったときには150A程度の大電流が流れてしま
う。上記の結果より、大容量コンデンサを用いると放電
可能容量が増加するが、それでもバッテリーから大電流
が流れることがあるために、バッテリーの内部損失を完
全になくすことは出来ない。
【0009】そこで、本発明はバッテリーの内部損失を
更に減少することによりバッテリーの放電可能容量を増
大して、電気自動車の走行可能距離の延長を可能にする
ことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、インダクタンスと、バッテリーの
+端子とインダクタンスの一端の間に介装し、周期的に
開閉してインダクタンスの他端とバッテリーの−端子の
間の電圧を調整するスイッチング素子と、アノード側を
スイッチング素子とインダクタンスの間に接続し、カソ
ード側をバッテリーの−端子に接続する第1のダイオー
ドと、インダクタンスの他端とバッテリーのグランドの
間に介装する大容量コンデンサと、大容量コンデンサの
両端に接続されて、アクセルまたはブレーキ操作から最
適な電気自動車用モータの状態を演算して、モータを制
御するモータ制御手段とを備えた。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、モータ制御手段は、モータから大容量コンデンサへ
の電流を流しうる第2のダイオードを備え、更に、大容
量コンデンサからバッテリーへ電流を流しうる第3のダ
イオードを備えた。
【0012】請求項3の発明は、請求項1或いは請求項
2に加えて、バッテリーの+端子と前記スイッチング素
子の間と、モータ制御手段の一端とを接続、或いは大容
量コンデンサとインダクタンスの間と、モータ制御手段
の一端とを接続、のどちらかに切り換え可能な切り換え
手段を備えた。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の発明に関し
て、切り換え手段は車両の走行状態に応じて適切な接続
状態を選択し、自動的に切り換えるための制御手段を備
えた。
【0014】ここで、本発明における大容量コンデンサ
とは、容量が0.1F以上のコンデンサのことであり、
好ましくは容量が10F〜50Fのコンデンサである。
【0015】
【作用】請求項1によれば、バッテリーからスイッチン
グ素子、インダクタンスを介して大容量コンデンサが充
電される。この大容量コンデンサを電力供給源として、
モータ制御手段を介してモータを制御する。モータ制御
手段はアクセル又はブレーキ操作から最適なモータの状
態を演算して制御するので、運転者のアクセル又はブレ
ーキ操作により、電気自動車の加速及び減速ができる。
街中運転を行うときのような加減速が伴う負荷変動に応
じた脈動の大きな電流をモータに流すときにおいても、
必要な電流は大容量コンデンサから供給し、バッテリー
からは一定の電流の間欠波形で対応できる。その結果、
バッテリーからの放電電流の変動は小さく、且つ平滑化
する。よってバッテリーの内部損失が低減する。このと
き大容量コンデンサの内部損失は増加するが、大容量コ
ンデンサの内部抵抗は極めて小さく、バッテリーの内部
抵抗より小さい。そのため、全体的に放電可能容量が増
大する。
【0016】請求項2によれば、連続する下り坂を走行
するときやブレーキ操作を行なうときは、モータ制御手
段がモータの制動を行い、且つ第2のダイオードを介し
て大容量コンデンサを充電する。更に第3のダイオード
を通じてバッテリーにも回生電流が流れ、バッテリーも
充電される。すなわちモータの運動エネルギーが大容量
コンデンサ及びバッテリーの電気エネルギーに変換さ
れ、回生制動が行われる。
【0017】請求項3によれば、大容量コンデンサとイ
ンダクタンスの間と、モータ制御手段の一端を接続する
と、請求項1に示すような構成と同一となり、放電可能
容量が増大する。一方、バッテリーの+端子とスイッチ
ング素子の間と、モータ制御手段の一端を接続すると、
バッテリーとモータ制御手段が直結される。このとき、
負荷変動による脈動により、バッテリーの内部損失が大
きく、放電可能容量が減少するが、長時間のモータの高
負荷運転ができる。バッテリーの+端子とスイッチング
素子の間と、モータ制御手段の一端との接続、或いは大
容量コンデンサとインダクタンスの間と、モータ制御手
段の一端との接続、のどちらかを車両の運転者が選択し
て、任意に切り換えを行うことができ、希望する運転状
態を選ぶことができる。
【0018】請求項4によれば、通常の走行時にはバッ
テリーからスイッチング素子、インダクタンスを介して
大容量コンデンサを充電して、大容量コンデンサからモ
ータ制御手段へ電力を供給してモータを作動することに
より走行距離の延長を行う。
【0019】しかし、連続する上り坂のような連続高負
荷時においては、大容量コンデンサは連続放電状態とな
り、大容量コンデンサの電位は一様に下がる。このと
き、大容量コンデンサの電位が、モータを駆動するため
の基準最低電圧を下回らないようにするためには、バッ
テリーから大容量コンデンサに供給するエネルギーが、
大容量コンデンサがモータ制御手段に供給するエネルギ
ーと、大容量コンデンサとスイッチング素子、及びイン
ダクタンスで損失となるエネルギー分を合わせた以上で
ある必要がある。連続高負荷状態が続いて大容量コンデ
ンサの電圧が基準最低電圧を下回ると、スイッチング素
子、インダクタンス、ダイオード及び大容量コンデンサ
は電流脈動の平滑化の機能を果たせない。そこで、スイ
ッチング素子、及びインダクタンスでの消費電力をなく
してスムーズな走行を行うために、自動的にバッテリー
の+端子とスイッチング素子の間と、モータ制御手段の
一端を接続して、バッテリーとモータ制御手段を直結す
るようにしている。
【0020】
【実施例】本発明の第1実施例である電気自動車制御装
置の回路図を図1に示す。先ず、本実施例の構成を説明
する。バッテリー1(240V)の+端子と充電コント
ロールスイッチ10の一端を接続し、充電コントロール
スイッチ10の他端とインダクタンス22(1mΩ)の
一端と第1のダイオード26のアノード側を一点で接続
している。インダクタンス22の他端とバッテリー1の
−端子の間に大容量コンデンサ4(30F)を介装す
る。大容量コンデンサ4の電圧は電圧センサ19で検出
している。本実施例では大容量コンデンサ4は電気二重
層コンデンサを用いている。ここで、電気二重層コンデ
ンサとは、誘電体の替わりに電気二重層という異なった
二層が接触するとその境界面に電荷が極めて短い距離を
隔てて存在する状態を利用したコンデンサである。ま
た、充電コントロールスイッチ10とバッテリー1の+
端子の間にアノード側を接続し、充電コントロールスイ
ッチ10とインダクタンス25(1mΩ)の間にカソー
ド側を接続した第3のダイオード9を備えている。モー
タ駆動スイッチ18の一端とモータ制動スイッチ17の
一端とダイオード27のアノード側と、インダクタンス
22の一端を一点で接続している。インダクタンス25
の他端とダイオード27のカソード側の間に直流モータ
8が介装している。アノード側をモータ駆動スイッチ1
8の他端に接続し、カソード側をダイオード27のアノ
ード側に接続する第2のダイオード28を備えている。
ここで、充電コントロールスイッチ10とバッテリー1
の+端子の間のa点と、インダクタンス22と大容量コ
ンデンサ4の間のb点と、ダイオード28のアノード側
とモータ駆動スイッチ18の間のc点にそれぞれ端子を
設けて、a点とc点を接続、或いはb点とc点を接続、
の切り換えができるようにバイパススイッチ11が備え
られている。また、充電コントロールスイッチ10とバ
ッテリー1の+端子の間と、c点と、インダクタンス2
5と直流モータ間の3ヵ所に電解コンデンサ2,5,7
(各5mF)をそれぞれバッテリー1と並列になるよう
に備えた。
【0021】次に本実施例の作用について説明する。バ
ッテリー1の+端子から流れ出る電流が電解コンデンサ
2から、充電コントロールスイッチ10と、インダクタ
ンス22と、ダイオード24から構成される第1チョッ
パ3を介して大容量コンデンサ4を充電する。大容量コ
ンデンサ4と並列に電解コンデンサ5が接続しており、
大容量コンデンサ4から電解コンデンサ5、モータ駆動
スイッチ18とモータ制動スイッチ17とダイオード2
7,28とインダクタンス25から成る第2チョッパ
6、電解コンデンサ7を介して直流モータ8に電力を供
給することにより駆動力を与えている。また、直流モー
タ8の回生制動時に大容量コンデンサ4の容量を越えた
場合の回生電流をバッテリー1で回収するために、ダイ
オード9を設けた。更に、第2チョッパ6への電力供給
源を、大容量コンデンサ4或いはバッテリー1に切り換
え可能になるように、切り換え手段としてバイパススイ
ッチ11を備えている。これにより、通常走行時は第1
チョッパ3を介してバッテリーエネルギーの有効利用を
行い、連続の上り坂のような連続高負荷時には、バイパ
ススイッチ11を用いて電力供給源を大容量コンデンサ
4からバッテリー1に切り換えてスムーズな走行を可能
にする。第1実施例ではバイパススイッチ11の切り換
えは、車両の運転者の手動で行うようにしている。ま
た、第2チョッパ6はモータ制御コンピュータ13によ
り直流モータ8の力行と回生動作を制御しており、第1
チョッパ3は電圧制御コンピュータ14により大容量コ
ンデンサ4に供給する電圧を制御している。
【0022】次に、モータ制御コンピュータ13を用い
て行われる直流モータ8の制御について説明する。電源
装置内に第2チョッパ6に流れる電流を検出する電流セ
ンサ15を備えており、電流センサ15からの検出信号
がモータ制御コンピュータ13に入力するようになって
いる。電流センサ15は、内部損失にならないように流
れる電流によって生じる磁界を検出して、その磁界から
電流値を算出するようにしている。モータ制御コンピュ
ータ13は、電流センサ15からの検出信号によって第
2チョッパ6内のモータ制動スイッチ17及びモータ駆
動スイッチ18のオン、オフ比の制御を行い、直流モー
タ8の駆動及び回生制動を制御している。ここで、図2
のブロック図を用いて説明する。先ず、電気自動車のス
タートスイッチ12がオンになるとモータ制御コンピュ
ータ13の処理がスタートする。
【0023】アクセルペダル20またはブレーキペダル
21を踏むと、アクセルペダル20の開度がアクセル開
度センサ23で検出されるか、またはブレーキペダル2
1に加えられた踏力が圧力センサ24で検出されて、そ
の検出信号が図2のアクセル開度又はブレーキ踏力信号
入力部に入力する。尚、本実施例では歪ゲージを用いた
圧力センサ24を使用する。アクセルペダル20の開度
或いはブレーキペダル21に加えられた踏力のそれぞれ
に応じた目標トルク量Tと、目標トルク量Tに対応した
目標電流値Iは、目標トルク演算部及び目標電流演算部
で、以下の式から演算する。
【0024】 アクセルペダル20を踏んだときの目標トルク量:T=
k1×x(Nm) ブレーキペダル21を踏んだときの目標トルク量:T=
k2×Tb(Nm) 目標トルク量Tに対応した目標電流値:I=k3×T
(A) ここで、xはアクセルペダル20の開度、Tbはブレー
キペダル21に加えられた踏力、k1,k2,k3は定
数である。電流センサ15で検出する電流値がフィード
バックされてPID制御装置に入力するようになってお
り、電流センサ15検出部によって検出される実際の電
流値ioが目標電流値Iに近づくように、PID制御装
置内でモータ駆動スイッチ18及びモータ制動スイッチ
17の動作を制御している。以下に各走行状態における
モータ制動スイッチ17及びモータ駆動スイッチ18の
制御を示す。
【0025】先ず、通常の走行時には、バイパススイッ
チ11が充電コントロールスイッチ10とインダクタン
ス22とダイオード26から成る第1チョッパ3側に接
続しておき、第1チョッパ3を介して大容量コンデンサ
4を充電し、大容量コンデンサ4からバッテリーエネル
ギーの供給を行っている。通常走行時にはモータ駆動ス
イッチ18がオン、オフを断続しており、大容量コンデ
ンサ4からの直流電流が直流モータ8に供給され、直流
モータ8が力行状態になって車輪が駆動される。そし
て、ブレーキペダル21を踏み込む、または下り坂でガ
ソリンやディーゼル自動車でエンジンブレーキ程度のブ
レーキを発生させる場合は、モータ駆動スイッチ18が
オフ状態を保持して、モータ制動スイッチ17がオン、
オフを断続しているので、モータ制動スイッチ17のオ
ン時にインダクタンス25及びモータ制動スイッチ17
を介して電流が流れる。次に、モータ制動スイッチ17
がオフ時にはインダクタンス25に流れていた電流がダ
イオード28を介して大容量コンデンサ4に回生電流を
流すようになっている。
【0026】次に、大容量コンデンサ4の電圧の制御を
図3のフローチャートに従って説明する。電源装置内に
はバッテリー1に流れる電流を検出する電流センサ16
と、大容量コンデンサ4の電圧を検出する電圧センサ1
9を設けており、電流センサ16、電圧センサ19から
の検出信号が電圧制御コンピュータ14に入力するよう
になっている。電流センサ16は、電流センサ15と同
じく、磁界を検出して磁界から電流値を演算している。
電圧制御コンピュータ14内にパルス幅変調装置を備え
ており、電流センサ16及び電圧センサ19からの検出
信号によって第1チョッパ3内の充電コントロールスイ
ッチ10のオン、オフ比の制御を行っている。本実施例
では充電コントロールスイッチ10のオン、オフの周波
数は500Hzとする。スタートスイッチ12がオンに
なると電圧制御コンピュータ14がスタートして、以下
に示す大容量コンデンサ4の電圧制御がスタートする。
【0027】先ず、ステップ101にて、電圧センサ1
9から検出された大容量コンデンサ4の電圧V1が基準
最大電圧値Vupper(=バッテリー電圧240V)
より小さいか否かを判定する。大容量コンデンサ4の電
圧V1が基準最大電圧値Vupperより小さいと判定
すると、ステップ102に進み、大容量コンデンサ4の
電圧V1が基準最小電圧値Vlower(=200V)
より小さいか否かを判定する。大容量コンデンサ4の電
圧V1が基準最小電圧値Vlowerより小さいと判定
すると、ステップ103に進み、充電コントロールスイ
ッチ10のデューティー比を基準デューティー比50%
と定める。ステップ104に進み、充電コントロールス
イッチ10のデューティー比が50%になるようにオン
・オフを断続する。次に、ステップ105にてバッテリ
ー1から出力される電流ibが所定電流基準値i(20
A)以上か否かを判定して、ibが所定電力基準値i以
上であると判定すると、ステップ106にて充電コント
ロールスイッチ10のデューティー比を低くすると定め
る。また、ibが所定電流基準値iより小さいと判定す
ると、ステップ110にて充電コントロールスイッチ1
0のデューティー比を高くすると定める。そしてステッ
プ107に進み、ステップ106或いはステップ110
で定められたデューティー比で充電コントロールスイッ
チ10を作動する。ステップ108にて大容量コンデン
サ4の電圧V1が基準最大電圧値Vupper以下か否
かを判定して、大容量コンデンサ4の電圧V1が基準最
大電圧値Vupperより大きいと判定すると、ステッ
プ109に進み、充電コントロールスイッチ10から大
容量コンデンサ4への通電を停止する。そして、ステッ
プ102に戻って上記の処理を繰り返すことにより大容
量コンデンサ4の電圧が所定範囲内にあるようにしてい
る。
【0028】図4に本実施例の電気自動車制御装置の電
気自動車のLA#4走行モードにおけるバッテリー電流
の時間変化を示す。A点は急加速を行った時を示してい
る。
【0029】図4によると、A点の急加速を行ったとき
でも、第1チョッパ3によってバッテリー電流を制限し
て、必要な電流はすべて大容量コンデンサ4から供給す
るようにしているので、バッテリー電流は常に一定にな
っている。したがって、従来の電気自動車制御装置に関
する図12〜図14のグラフと比較してバッテリーの内
部損失が最も少なくなり、従来の電気自動車制御装置と
比較して放電可能容量が大幅に増大する。その結果、一
回の充電当たりの電気自動車の走行距離が延長する。図
15は、図12〜図14のグラフと図4のグラフから算
出したそれぞれの場合のLA#4走行モードにおける放
電可能容量をグラフにしたものである。は5時間率容
量のバッテリー、は3時間率容量のバッテリー、は
図9の電気自動車制御装置、は図10の電気自動車制
御装置、は図11の電気自動車制御装置、は図4の
電気自動車制御装置の放電可能容量を表している。〜
を見ると、放電可能容量は定格容量の半分以下である
ことがわかるが、本実施例であるの放電可能容量は、
〜の放電可能容量の1.5倍程度増大している。
【0030】次に本発明の第2実施例の電気自動車制御
装置について説明する。構成は第1実施例の電気自動車
制御装置と同じである。第2実施例ではバイパススイッ
チ11の切り換えは電圧制御コンピュータ14を用いて
行っており、上り坂を連続して走行するときなど、最適
な走行状態を保つように自動でバイパススイッチ11の
切り換えを行うようになっている。例えば、電気自動車
が連続した上り坂を走行するときには、バッテリー1か
ら第1チョッパ3を介して大容量コンデンサ4に供給さ
れるエネルギーよりも、大容量コンデンサ4から直流モ
ータ8に出力されるエネルギーが常に大きくなる。従っ
て大容量コンデンサ4の電位が一様に下がり、大容量コ
ンデンサ4の電位が基準最低電位を下回る場合は、バイ
パススイッチ11を切り換え、バッテリー1と第2チョ
ッパ6を直接接続する。この場合にはバッテリーエネル
ギーの有効利用はできないが、スムーズな走行が可能に
なる。ここで、連続高負荷中にバッテリー1と第2チョ
ッパ6を直接接続して走行している途中にバッテリー1
の放電可能容量を越えて走行不能に陥った場合には、バ
イパススイッチ11が再びバッテリー1から第1チョッ
パ3に切り換わり、通常の走行を行うようにしている。
そして、第1チョッパ3と大容量コンデンサ4を切り離
した状態から第2チョッパ6との接続状態に戻す前に、
充電コントロールスイッチ10のオン、オフを断続、或
いは回生電流を流して大容量コンデンサ4の電位が基準
最低電位より高くなるように充電を行っておく。本実施
例は、電圧制御コンピュータ14の処理以外については
第1実施例と同じであるので、電圧制御コンピュータ1
4以外の構成及び動作の説明は省略する。また、第2実
施例の電気自動車制御装置は、第1実施例においてバイ
パススイッチ11を自動で切り換えるために、電圧制御
コンピュータ14の行う処理が少し多くなるだけであ
る。したがって、第2実施例の電気自動車制御装置の回
路図は、第1実施例の回路図の電圧制御コンピュータに
バイパススイッチ11を動作させる出力端子を付け加え
るだけでよい。
【0031】電圧制御コンピュータ14による大容量コ
ンデンサ4の電圧及びバイパススイッチ11の切り換え
の制御について図5のフローチャートを用いて説明す
る。先ず、電気自動車のスタートスイッチ12がオンに
なると電圧制御コンピュータの処理がスタートする。先
ず、ステップ201にて、電圧センサ19から検出され
た大容量コンデンサ4の電圧V1が基準最大電圧値Vu
pper(=バッテリー電圧240V)より小さいか否
かを判定する。大容量コンデンサ4の電圧V1が基準最
大電圧値Vupperより小さいと判定すると、ステッ
プ202に進み、大容量コンデンサ4の電圧V1が基準
最小電圧値Vlower(=200V)より小さいか否
かを判定する。大容量コンデンサ4の電圧V1が基準最
小電圧値Vlowerより小さいと判定すると、ステッ
プ203に進み、バイパススイッチ11を切り換えて、
大容量コンデンサ4、第1チョッパ3を介さずにバッテ
リー1と第2チョッパ6を直接接続する。ステップ20
4にて充電コントロールスイッチ10のデューティー比
を基準デューティー比50%と定める。ステップ205
に進み、充電コントロールスイッチ10のデューティー
比が50%になるようにオン・オフを断続する。次に、
ステップ206にてバッテリー1から出力される電流i
bが所定電流基準値i(20A)以上か否かを判定し
て、ibが所定電力基準値i以上であると判定すると、
ステップ207にて充電コントロールスイッチ10のデ
ューティー比を低くすると定める。また、ibが所定電
流基準値iより小さいと判定すると、ステップ212に
て充電コントロールスイッチ10のデューティー比を高
くすると定める。そしてステップ208に進み、ステッ
プ207或いはステップ212で定められたデューティ
ー比で充電コントロールスイッチ10を作動する。ステ
ップ209にて大容量コンデンサ4の電圧V1が基準最
大電圧値Vupper以下か否かを判定して、大容量コ
ンデンサ4の電圧V1が基準最大電圧値Vupperよ
り大きいと判定すると、ステップ210に進み、充電コ
ントロールスイッチ10から大容量コンデンサ4への通
電を停止して、ステップ211にてバイパススイッチを
切り換えて、バッテリー1から第1チョッパ3を介して
大容量コンデンサ4から直流モータ8に電力を供給す
る。そして、ステップ202に戻って上記の処理を繰り
返すことにより大容量コンデンサ4の電圧が所定範囲内
にあるようにしている。
【0032】図6に本発明の第3実施例の電気自動車制
御装置を示す。第3実施例は第1実施例及び第2実施例
で用いた直流モータ8の代わりに三相交流モータを用い
たものである。三相交流モータとしてインダクションモ
ータ29を用いた。交流モータを用いているので、モー
タ制御手段はインバータ30を使用している。モータ制
御コンピュータは、インダクションモータ29に流れる
電流の大きさ、電流の周波数、位相を制御対象としてベ
クトル制御を行うことによって、インダクションモータ
29の回転数、トルクを制御している。それ以外の構成
及び動作は第1実施例或いは第2実施例と同じである。
【0033】従来の電気自動車には、車両の加速時にお
いてバッテリーの電流が瞬間的に大きくなった場合、バ
ッテリーの出力電圧は著しく低下する。通常、バッテリ
ーは予め定められた放電停止電圧以上の出力電圧で使用
するようになっているが、急加速を行う時にアクセルペ
ダルを踏み込んだ場合に、瞬間的に大電流が流れて電気
エネルギーが充分残っているにもかかわらず瞬間的に放
電停止電圧を下回って放電停止に至ってしまうことがあ
った。しかし、第1実施例、第2実施例及び第3実施例
においては、大容量コンデンサからの放電によってモー
タを作動しているので、瞬間的に大電流をモータに供給
してもバッテリーから流れる電流は一定の値を保ち、電
気エネルギーが充分残っているにもかかわらず放電停止
電圧を下回って放電停止に至ってしまう、ということが
なくなる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、バッテリーの
放電可能容量が増大する。また、本発明では大容量コン
デンサとバッテリーの間に、インダクタンスと、スイッ
チング素子と、ダイオードとを備えてバッテリーから流
れる電流は一定になるように制御している。したがっ
て、電気自動車の急加速時でもバッテリーの電流脈動が
小さいので、内部損失も小さくなり、その結果バッテリ
ーの放電可能容量が増大する。以上のことから従来の電
気自動車と比較すると走行距離を大幅に増大することが
できると共に、どのような走行条件でも一定の走行距離
を得ることができる。
【0035】請求項2の発明によれば、回生制動時に第
2のダイオードを通じて大容量コンデンサを充分充電す
る。更に、第3のダイオードにより回生電流がバッテリ
ーに流れ込むようになっているので、過剰な回生電流が
大容量コンデンサに流れ込むことがなく、大容量コンデ
ンサに負担がかからない。且つ、大容量コンデンサの耐
圧を上げる必要がないために大容量コンデンサの低コス
ト化にもつながる。
【0036】請求項3の発明によれば、請求項1及び請
求項2の効果に加えて、車両の運転車が自由に切り換え
手段を切り換えることができる。
【0037】請求項4の発明によれば、請求項1及び請
求項2の効果に加えて、連続する上り坂のような連続高
負荷時には、制御手段によって切り換え手段が自動的に
切り換わり、モータ制御手段とバッテリーを直接接続す
ることにより、インダクタンスと、スイッチング素子
と、ダイオードとで消費する電力をなくして、高負荷時
においてもスムーズな運転を行うことが可能になる。こ
の間に大容量コンデンサを充電しておき、連続高負荷運
転中に走行不能に陥った場合には、切り換え手段が切り
換わり、再び大容量コンデンサからモータ制御手段へ電
力を供給することにより、低速度であれば運転を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である電気自動車制御装置
の回路図である。
【図2】本発明の第1実施例における直流モータの制御
のブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例における大容量コンデンサ
の電圧制御の処理のフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施例におけるバッテリー電流の
時間変化を表すグラフである。
【図5】本発明の第2実施例におけるバイパススイッチ
の切り換えのフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施例における電気自動車制御装
置の回路図である。
【図7】従来の電気自動車制御装置の回路図である。
【図8】従来の電気自動車制御装置の概略図である。
【図9】従来の電気自動車制御装置の回路図である。
【図10】従来の電気自動車制御装置の回路図である。
【図11】従来の電気自動車制御装置の回路図である。
【図12】図9の電気自動車用電源のバッテリー電流の
時間変化を表すグラフである。
【図13】図10の電気自動車用電源のバッテリー電流
の時間変化を表すグラフである。
【図14】図11の電気自動車用電源のバッテリー電流
の時間変化を表すグラフである。
【図15】電気自動車制御装置の構成と放電可能容量の
関係を表すグラフである。
【符号の説明】
1 バッテリー 2,5,7 電
解コンデンサ 3 第1チョッパ 4 大容量コン
デンサ 6 第2チョッパ 8 直流モータ 9、第3のダイオード 10 充電コン
トロールスイッチ 11 バイパススイッチ 12 スタート
スイッチ 13 モータ制御コンピュータ 14 電圧制御
コンピュータ 15,16 電流センサ 17 モータ制
動スイッチ 18 モータ駆動スイッチ 19 電圧セン
サ 20 アクセルペダル 21 ブレーキ
ペダル 22,25 インダクタンス 23 アクセル
開度センサ 24 圧力センサ 26 第1のダ
イオード 27 ダイオード 28 第2のダ
イオード 29 インダクションモータ 30 インバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インダクタンスと、 バッテリーの+端子と前記インダクタンスの一端の間に
    介装し、周期的に開閉して前記インダクタンスの他端と
    前記バッテリーの−端子の間の電圧を調整するスイッチ
    ング素子と、 アノード側を前記スイッチング素子と前記インダクタン
    スの間に接続し、カソード側を前記バッテリーの−端子
    に接続する第1のダイオードと、 前記インダクタンスの他端とバッテリーの−端子の間に
    介装する大容量コンデンサと、 該大容量コンデンサの両端に接続されて、アクセルまた
    はブレーキ操作から最適な電気自動車用モータの状態を
    演算して、前記モータを制御するモータ制御手段と、 を備える電気自動車制御装置。
  2. 【請求項2】 前記モータ制御手段は、前記モータから
    前記大容量コンデンサへの電流を流しうる第2のダイオ
    ードを備え、更に、前記大容量コンデンサから前記バッ
    テリーへ電流を流しうる第3のダイオードを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の電気自動車制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バッテリーの+端子と前記スイッチ
    ング素子の間と、前記モータ制御手段の一端との接続、 前記大容量コンデンサと前記インダクタンスの間と、前
    記モータ制御手段の一端との接続、 のどちらかに切り換え可能な切り換え手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1或いは請求項2記載の電気自動車
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記切り換え手段は、車両の走行状態に
    応じて適切な接続状態を選択し、自動的に切り換えるた
    めの制御手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の
    電気自動車制御装置。
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