JPH0712250A - チェック弁 - Google Patents

チェック弁

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JPH0712250A
JPH0712250A JP15862293A JP15862293A JPH0712250A JP H0712250 A JPH0712250 A JP H0712250A JP 15862293 A JP15862293 A JP 15862293A JP 15862293 A JP15862293 A JP 15862293A JP H0712250 A JPH0712250 A JP H0712250A
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JP
Japan
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valve
valve seat
diameter portion
diameter part
flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP15862293A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Okazaki
龍夫 岡崎
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 逆流方向の勢いのある流通を確実に抑止する
とともに、順流方向の微弱な流通を良好に許容する 【構成】 管状に形成された弁室1の内周に設けられ、
弁座10、弁体20およびケーシング30によって構成
されている。弁座10は、略円柱形状の細径部11と太
径部12とをテーパ面13を介して杆状に連続形成さ
れ、可撓性シール材によって形成されるとともに環状の
ガイドリング14によって支持されている。弁体20
は、可撓性シール材によって筒型略円錐形状に形成さ
れ、大径部分にフランジ部21を形成するとともに小径
部分に弁口22が形成されている。そして、フランジ部
21はガイドリング14に係合し、弁口22には弁座1
0の太径部12が嵌挿圧接している。また、ケーシング
30は筒状に形成され、弁座10と弁体20とを囲繞し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の流路中に配設さ
れ、流体の順流方向の流通のみを許容し逆流方向の流通
を抑止するチェック弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流体の順流方向の流通のみを許容
し逆流方向の流通を抑止するチェック弁は、弾性材にて
形成され、一端を大きく開口した筒状体を基部とし、こ
の筒状体より他端側に向かうに従って次第に縮径させて
他端を偏平とすることにより該他端にスリット状の開口
部を形成したものがあり、順流方向上流に一端側を向け
て使用されるものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のチェック弁では、逆流方向の流通を確実に抑止
しようとするには、偏平とされたスリット状の開口部が
確実に閉じていなければならない。しかし、このスリッ
ト状の開口部が確実に閉じてしまうと順流方向の流通が
微弱な場合、スリット状の開口部が開放せず流体の流通
が滞留しまうという問題があった。また、順流方向の微
弱な流通を許容するために、前記スリット状の開口部の
閉鎖状態を緩めに形成してしまうと逆流方向の流通に勢
いがある場合、これを確実に抑止することができないと
いう問題があった。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、逆流方向の勢いのある流通を確実に抑止するとと
もに、順流方向の微弱な流通を良好に許容することがで
きるチェック弁を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によるチェック弁は、可撓性を有し、略円柱形状
の細径部11と太径部12との間をテーパ面13にて連
続形成されるとともに、環状のガイドリング14の中心
軸4上に複数の支持体15を介して前記細径部11側が
支持される弁座10と、可撓性シール材によって筒型略
円錐形状に形成され、大径部分側を前記弁座10のガイ
ドリング14の外周に係合し、小径部分側に弁口22を
有して前記弁座10の太径部12の外周縁と圧接する弁
体20と、管状に形成された弁室1の内周に配設される
とともに、シール材によって円筒形状に形成され、一方
の端部を前記弁体20の大径部分と当接させて前記弁座
10および弁体20の周囲を囲繞するケーシング30と
を具備したことを特徴としている。
【0006】
【作用】順流方向に流通する流体は、弁座10に設けら
れた細径部11よりテーパ面13を介して太径部12側
へ杆状の弁座10の周囲に拡散する流れに導かれ、微弱
な流れでも弁体20の弁口22を押し拡げて弁室1内を
良好に通過する。また、逆流方向に流通する流体は、弁
座10の太径部12に圧接する弁口22に対して弁体2
0の傾斜に沿って弁口22をさらに押圧し、勢いのある
強い流れが確実に抑止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図1は本発明によるチェック弁の一実施
例を示す側断面図である。
【0008】図1に示すように、流体を流通させる流路
中には管状の弁室1が形成されており、この弁室1に
は、流体の順流方向の流通のみを許容し逆流方向の流通
を抑止するチェック弁機構が配設されている。このチェ
ック弁機構は、弁座10と弁体20とケーシング30と
によって概略構成されている。
【0009】弁座10は、可撓性を有するシール材によ
って形成され、略円柱形状の細径部11と太径部12と
をテーパ面13を介して一体に連続形成したものであ
り、さらにその両端は球状に形成されている。この弁座
10は、細径部11側を弁室1の流体の順流方向におけ
る入流口2(図中右側)に向けるとともに細径部11に
おいて前記弁室1の入流口2に配設された環状のガイド
リング14によって、ガイドリング14の中心軸4上で
複数の支持体15を介して支持されている。
【0010】弁体20は、可撓性を有するシール材によ
って形成され、弁室1の入流口2側から出流口3側へ向
かって収束する筒型略円錐形状をなしている。そして、
大径部分側にはフランジ部21が形成されている。この
フランジ部21は、前記弁座10を支持したガイドリン
グ14の外周面と係合する内周面を有し、前記弁室1の
筒内周面と当接する外周面を有している。また、収束し
た小径分部側には、流体を流通させる弁口22が形成し
ている。そして、弁口22には前記弁座10の太径部1
2がフランジ部21側より嵌挿されることによりその開
口部分が閉鎖されている。
【0011】次に、ケーシング30はシール材によって
形成された筒体であり、弁室1の内周面にそって配設さ
れる。そして、開口する一方の端部は前記弁体20のフ
ランジ部21と当接し、他方の端部は前記弁室1の流出
口に当接しており、各当接部分が止水されている。ま
た、チェック弁機構を組み立てるために、弁室1が2分
割されているが、この部分の止水もケーシング30にて
行われる。
【0012】したがって、このように構成されたチェッ
ク弁では、管状に形成された弁室1に、細径部11と太
径部12とをテーパ面13を介して連続形成された杆状
の弁座10と、筒型略円錐形状に形成されて収束した弁
口22を有する弁体20とを備え、該弁口22に前記弁
座10の太径部12を嵌挿圧接させたことにより、流路
内を流通する流体に対し、順流方向に関しては、弁座1
0のテーパ面13に沿って弁体20の弁口22を拡げる
ように流体の通路を作るために、流体の滞留を防ぎ微弱
な流れでも良好に流通させることができる。また、逆流
方向に関しては、流通する流体によって弁体20が可撓
性を有する弁座10に押し付けられるので、弁口22が
さらに閉口し、逆流する流体の流れに勢いがあっても確
実にこれを抑止することができる。そして、弁室1の内
周の止水は、弁体20のフランジ部21分および弁座1
0を囲繞するケーシング30にて行われる。
【0013】なお、弁座10および弁体20を形成する
シール材にそれぞれ異質のものを使用することにより、
弁座10の太径部12と弁体20の弁口22とのシール
材同士の粘着による弁部分の閉鎖を防ぐことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるチェッ
ク弁は、管状に形成された弁室に、細径部と太径部とを
テーパ面を介して連続形成された杆状の弁座と、筒型略
円錐形状に形成されて収束した小径部分に弁口を有する
弁体とを備え、該弁口に前記弁座の太径部を嵌挿圧接さ
せたことにより、順流方向の流れによって弁座のテーパ
面に沿って弁体の弁口を拡げるように流体の通路を作る
ために、流体の滞留を防ぎ微弱な流れでも良好に流通さ
せることができる。また、逆流方向の流れによって弁体
が可撓性を有する弁座に押し付けられるので、弁口がさ
らに閉口し、逆流する流体の流れに勢いがあっても確実
にこれを抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチェック弁の一実施例を示す側断
面図。
【符号の説明】
1…弁室、4…中心軸、10…弁座、11…細径部、1
2…太径部、13…テーパ面、14…ガイドリング、1
5…支持体、20…弁体、22…弁口、30…ケーシン
グ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有し、略円柱形状の細径部(1
    1)と太径部(12)との間をテーパ面(13)にて連
    続形成されるとともに、環状のガイドリング(14)の
    中心軸(4)上に複数の支持体(15)を介して前記細
    径部側が支持される弁座(10)と、 可撓性シール材によって筒型略円錐形状に形成され、大
    径部分側を前記弁座のガイドリングの外周に係合し、小
    径部分側に弁口(22)を有して前記弁座の太径部の外
    周縁と圧接する弁体(20)と、 管状に形成された弁室(1)の内周に配設されるととも
    に、シール材によって円筒形状に形成され、一方の端部
    を前記弁体の大径部分と当接させて前記弁座および弁体
    の周囲を囲繞するケーシング(30)とを具備したこと
    を特徴とするチェック弁。
JP15862293A 1993-06-29 1993-06-29 チェック弁 Pending JPH0712250A (ja)

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