JPH07122175B2 - 紡機用回転リング - Google Patents
紡機用回転リングInfo
- Publication number
- JPH07122175B2 JPH07122175B2 JP63173459A JP17345988A JPH07122175B2 JP H07122175 B2 JPH07122175 B2 JP H07122175B2 JP 63173459 A JP63173459 A JP 63173459A JP 17345988 A JP17345988 A JP 17345988A JP H07122175 B2 JPH07122175 B2 JP H07122175B2
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- JP
- Japan
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- ring
- rotating
- rotating body
- spinning machine
- rotation
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/58—Ring-and-traveller arrangements with driven rings ; Bearings or braking arrangements therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は精紡機、撚糸機等に使用される紡機用リングに
おいて、リングとトラベラ間で発生する摩擦抵抗でリン
グ回転体を消極的に回転させるようにした紡機用回転リ
ングに関するものである。
おいて、リングとトラベラ間で発生する摩擦抵抗でリン
グ回転体を消極的に回転させるようにした紡機用回転リ
ングに関するものである。
従来の技術 従来、紡機のスピンドルの高速化を図るため、ベルトに
よりリングを直接駆動して回転するようにしたもの、リ
ングの周囲をベアリングで保持して回転するようにした
もの或は第７図に示すようにリング回転体（13）とリン
グホルダー（14）との間に摺動体（15）を設け、リング
回転体（13）を回転自在に支持した回転リング（16）が
考えられている。
よりリングを直接駆動して回転するようにしたもの、リ
ングの周囲をベアリングで保持して回転するようにした
もの或は第７図に示すようにリング回転体（13）とリン
グホルダー（14）との間に摺動体（15）を設け、リング
回転体（13）を回転自在に支持した回転リング（16）が
考えられている。
発明が解決しようとする課題 上記ベルトにより直接駆動するものは構造が複雑で、そ
の取扱いが極めて困難であり、ベアリングで保持するも
のは重量が大きくなり、動力費が高くなるという問題点
があった。さらに、第７図に示される回転リングではリ
ング回転体（13）と摺動体（15）との摺動において、ス
ラスト方向の摺動面積がラジアル方向の摺動面積に対し
著しく大きい場合には摩擦トルクが増大し、回転に支障
をきたし、また著しく小さい場合には、接触圧が増えて
スラスト方向の摺動面の早期摩耗の原因となる。
の取扱いが極めて困難であり、ベアリングで保持するも
のは重量が大きくなり、動力費が高くなるという問題点
があった。さらに、第７図に示される回転リングではリ
ング回転体（13）と摺動体（15）との摺動において、ス
ラスト方向の摺動面積がラジアル方向の摺動面積に対し
著しく大きい場合には摩擦トルクが増大し、回転に支障
をきたし、また著しく小さい場合には、接触圧が増えて
スラスト方向の摺動面の早期摩耗の原因となる。
さらに、リング回転体はトラベラとリング回転体との摩
擦力により回転するため、リング回転体の重量が重過ぎ
ると、リング回転体と摺動体との摩擦力が大きくなり、
リング回転体が必要な回転数を得られず、また、リング
回転体の重量が軽過ぎると、リング回転体と摺動体との
摩擦力が小さくなりすぎ、スピンドルを停止した時、リ
ング回転は停止せず、惰性により回転を続け、このため
にトラベラがリング回転体の回転に追従して回転し、紡
出糸のスナールの原因となり、糸がトラベラから外れて
再スタート時の糸切れの原因となる問題点があった。
擦力により回転するため、リング回転体の重量が重過ぎ
ると、リング回転体と摺動体との摩擦力が大きくなり、
リング回転体が必要な回転数を得られず、また、リング
回転体の重量が軽過ぎると、リング回転体と摺動体との
摩擦力が小さくなりすぎ、スピンドルを停止した時、リ
ング回転は停止せず、惰性により回転を続け、このため
にトラベラがリング回転体の回転に追従して回転し、紡
出糸のスナールの原因となり、糸がトラベラから外れて
再スタート時の糸切れの原因となる問題点があった。
一般に、回転リングではリング回転体の回転を上げるこ
とが考えられており、このためリング回転体の重量を軽
くすることが行なわれていた。
とが考えられており、このためリング回転体の重量を軽
くすることが行なわれていた。
リング回転体の重量を軽くする方法としては、リング回
転体の胴部の厚みを薄くするか、高さを低くする方法が
とられているが、厚みを薄くする方法ではリング径との
関係で制約があり、製造が非常に困難であり、また、歪
が発生してリング回転体の回転に異常をきたすという問
題があった。また、高さを低くする方法ではリング回転
体と摺動体とのクリアランスに対する揺動が大きくな
り、適正なクリアランスの設定が困難になるという問題
があった。
転体の胴部の厚みを薄くするか、高さを低くする方法が
とられているが、厚みを薄くする方法ではリング径との
関係で制約があり、製造が非常に困難であり、また、歪
が発生してリング回転体の回転に異常をきたすという問
題があった。また、高さを低くする方法ではリング回転
体と摺動体とのクリアランスに対する揺動が大きくな
り、適正なクリアランスの設定が困難になるという問題
があった。
このように、リング回転体の重量を軽くして回転を上げ
るより、リングの重量を一定にしておいて回転を上げる
ようにした方が、リング回転体の回転が安定して滑らか
となる。このため、トラベラの滑走も安定し、糸切れ，
異常摩耗の発生しない優れた回転リングが得られるもの
である。
るより、リングの重量を一定にしておいて回転を上げる
ようにした方が、リング回転体の回転が安定して滑らか
となる。このため、トラベラの滑走も安定し、糸切れ，
異常摩耗の発生しない優れた回転リングが得られるもの
である。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を除去するためになされたものであ
り、頂部にリングフランジを有するリング回転体を、リ
ング支持体に摺動自在に保持してなる回転リングにおい
て、リング回転体とリング支持体間の摩擦係数μが、 0.05≦μ＜0.3 の範囲内であり、リング回転体の重量Ｗが 2D−10≦Ｗ≦3D−10 （但し、Ｄはリングフランジ内径、２及び３は単位径当
りの重量（ｇ）、10は定数である。）の範囲内で、かつ
リングフランジ内径Ｄが Ｄ＝30〜80mmφ の範囲内であると共に、スラスト方向の摺動面の巾Ａと
ラジアル方向の摺動面の高さＨとの関係が 1.5A≦Ｈ≦2.5A とすることにより、安定した回転が得られ、しかもスピ
ンドル回転の停止時にリング回転体も同時に停止する紡
機用回転リングを提供するものである。
り、頂部にリングフランジを有するリング回転体を、リ
ング支持体に摺動自在に保持してなる回転リングにおい
て、リング回転体とリング支持体間の摩擦係数μが、 0.05≦μ＜0.3 の範囲内であり、リング回転体の重量Ｗが 2D−10≦Ｗ≦3D−10 （但し、Ｄはリングフランジ内径、２及び３は単位径当
りの重量（ｇ）、10は定数である。）の範囲内で、かつ
リングフランジ内径Ｄが Ｄ＝30〜80mmφ の範囲内であると共に、スラスト方向の摺動面の巾Ａと
ラジアル方向の摺動面の高さＨとの関係が 1.5A≦Ｈ≦2.5A とすることにより、安定した回転が得られ、しかもスピ
ンドル回転の停止時にリング回転体も同時に停止する紡
機用回転リングを提供するものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
実施例１ 第１図に示すように、（２）は炭素鋼、合金鋼等の金属
部材により形成された頂部にリングフランジ（１）を有
し、かつリングフランジ内径Ｄが65mmφで、重量Ｗが12
0gを有するリング回転体であり、胴部外周面には摺動鍔
（2a）が一体的に設けられている。
部材により形成された頂部にリングフランジ（１）を有
し、かつリングフランジ内径Ｄが65mmφで、重量Ｗが12
0gを有するリング回転体であり、胴部外周面には摺動鍔
（2a）が一体的に設けられている。
（３）は金属部材との摩擦係数が0.2μを有する四弗化
エチレン樹脂により環状に形成されたリング支持体であ
り、外周面にリングレールに取付ける嵌合部（3a）が設
けられている。
エチレン樹脂により環状に形成されたリング支持体であ
り、外周面にリングレールに取付ける嵌合部（3a）が設
けられている。
上記リング支持体（３）にリング回転体（２）を少許の
クリアランスＣを存するよう摺動自在に支持し、摺動鍔
（2a）の下面とリング支持体（３）の上面間のスラスト
方向の摺動面の巾Ａと、リング回転体（２）の胴部外周
面とリング支持体（３）の内周面間のラジアル方向の摺
動面の高さＨとの関係が2A＝Ｈとなるようにして回転リ
ング（４）を構成している。
クリアランスＣを存するよう摺動自在に支持し、摺動鍔
（2a）の下面とリング支持体（３）の上面間のスラスト
方向の摺動面の巾Ａと、リング回転体（２）の胴部外周
面とリング支持体（３）の内周面間のラジアル方向の摺
動面の高さＨとの関係が2A＝Ｈとなるようにして回転リ
ング（４）を構成している。
実施例２ 実施例１と同様に形成された回転リングのリング支持体
（３）の外周部にアルミニューム合金、合成樹脂等の軽
量部材により形成されたリング固定体（５）を嵌着して
回転リング（６）を構成している。
（３）の外周部にアルミニューム合金、合成樹脂等の軽
量部材により形成されたリング固定体（５）を嵌着して
回転リング（６）を構成している。
なお、各実施例の図面中（７）は止め輪であり、リング
回転体がリング支持体から外れるのを防止する。
回転体がリング支持体から外れるのを防止する。
本発明において、リング回転体とリング支持体間の摩擦
係数μを0.05〜0.3としたのは、0.05未満であるとリン
グ回転体の重量が一定とすると摩擦力は小さくなり、リ
ング回転体の回転がスピンドルの回転数に近づくまで上
がり、リング支持体の摩耗を急激に高め、早期摩耗の原
因となる。また、0.3を越すと摩擦力は大きくなり、リ
ング回転体の回転が遅くなり過ぎ、第４図に示すように
糸毛羽が多くなり、糸の品質を低下させる。なお、第４
図は表中の本発明の具体例１に示される条件のものであ
る。
係数μを0.05〜0.3としたのは、0.05未満であるとリン
グ回転体の重量が一定とすると摩擦力は小さくなり、リ
ング回転体の回転がスピンドルの回転数に近づくまで上
がり、リング支持体の摩耗を急激に高め、早期摩耗の原
因となる。また、0.3を越すと摩擦力は大きくなり、リ
ング回転体の回転が遅くなり過ぎ、第４図に示すように
糸毛羽が多くなり、糸の品質を低下させる。なお、第４
図は表中の本発明の具体例１に示される条件のものであ
る。
リング回転体の重量Ｗとリングフランジ内径Ｄの関係は
第６図に示される範囲が最適であり、Ｗを2D〜3D−10と
したものである。2D−10未満であると摩擦係数μが一定
とすると摩擦力が小さくなり、リング回転体の回転が大
きくなってリング支持体の早期摩耗の原因となり、ま
た、3D−10を越えると摩擦力が大きくなり、第５図に示
すリング重量とリング径の比も大きくなって、リング回
転体の回転数とスピンドル回転数の回転比が小さくなり
過ぎ、上記摩擦力の増大と相俟って糸毛羽の大巾な増加
をきたすという問題点がある。
第６図に示される範囲が最適であり、Ｗを2D〜3D−10と
したものである。2D−10未満であると摩擦係数μが一定
とすると摩擦力が小さくなり、リング回転体の回転が大
きくなってリング支持体の早期摩耗の原因となり、ま
た、3D−10を越えると摩擦力が大きくなり、第５図に示
すリング重量とリング径の比も大きくなって、リング回
転体の回転数とスピンドル回転数の回転比が小さくなり
過ぎ、上記摩擦力の増大と相俟って糸毛羽の大巾な増加
をきたすという問題点がある。
しかも、上記のようにリング回転体の回転が大きくなり
過ぎると、スピンドルを停止した時、リング回転体が停
止せず惰性で回転を続け、これに伴ってトラベラはリン
グ回転体の回転に追従して回転し、紡出糸のスナールの
原因となったり、糸がトラベラから外れて糸切れの原因
となる。
過ぎると、スピンドルを停止した時、リング回転体が停
止せず惰性で回転を続け、これに伴ってトラベラはリン
グ回転体の回転に追従して回転し、紡出糸のスナールの
原因となったり、糸がトラベラから外れて糸切れの原因
となる。
このため、スピンドル回転数とリング回転体の回転数と
の比は の範囲が最適である。
の比は の範囲が最適である。
さらに、スラスト方向の摺動面の巾Ａとラジアル方向の
摺動面の高さＨとの関係が1.5A≦Ｈ≦2.5Aとしたのは、
回転リングにおいては摺動部、特にラジアル方向におけ
る摺動部にはある程度のクリアランスＣが必要である
が、このクリアランスのため、従来の回転リングでは偏
浮動がさけられなかった。しかし、本発明では上記範囲
としたことにより、摺動部のクリアランスが大きくても
偏浮動が防げ、リング回転体の回転が円滑に行なわれる
ので、リング支持体の早期摩耗が発生せず、糸切れも減
少するものである。
摺動面の高さＨとの関係が1.5A≦Ｈ≦2.5Aとしたのは、
回転リングにおいては摺動部、特にラジアル方向におけ
る摺動部にはある程度のクリアランスＣが必要である
が、このクリアランスのため、従来の回転リングでは偏
浮動がさけられなかった。しかし、本発明では上記範囲
としたことにより、摺動部のクリアランスが大きくても
偏浮動が防げ、リング回転体の回転が円滑に行なわれる
ので、リング支持体の早期摩耗が発生せず、糸切れも減
少するものである。
本発明の回転リングの使用状態を第３図に基いて説明す
る。
る。
回転リング（４）のリング支持体（２）部をリングレー
ル（８）に嵌合し、セットスプリング（９）により固定
する。上記回転リング（４）のリングフランジ（１）に
掛けたトラベラ（10）に紡出糸（11）を掛け、スピンド
ルに挿着したボビン（12）に巻取るよう構成する。
ル（８）に嵌合し、セットスプリング（９）により固定
する。上記回転リング（４）のリングフランジ（１）に
掛けたトラベラ（10）に紡出糸（11）を掛け、スピンド
ルに挿着したボビン（12）に巻取るよう構成する。
このようにして、スピンドルを回転させると、紡出糸
（11）はボビン（12）により引き取られながら巻取られ
る。この時、糸（11）に掛かる巻取り張力Ｔによりトラ
ベラ（10）はリングフランジ（１）上を滑走する。トラ
ベラ（10）とリングフランジ（１）間の接触圧力により
リング回転体（２）は回転する。この接触圧力は通常ト
ラベラの遠心力Ｆの1/2〜1/3程度である。
（11）はボビン（12）により引き取られながら巻取られ
る。この時、糸（11）に掛かる巻取り張力Ｔによりトラ
ベラ（10）はリングフランジ（１）上を滑走する。トラ
ベラ（10）とリングフランジ（１）間の接触圧力により
リング回転体（２）は回転する。この接触圧力は通常ト
ラベラの遠心力Ｆの1/2〜1/3程度である。
本発明により得られた回転リングと従来の回転リングを
用いて紡出した結果を次表に示す。
用いて紡出した結果を次表に示す。
上記のように、本発明のものでは従来のものに比べ、糸
切れ本数、糸毛羽本数とも減少し、品質の優れた糸の紡
出を行なうことができた。
切れ本数、糸毛羽本数とも減少し、品質の優れた糸の紡
出を行なうことができた。
発明の効果 本発明の回転リングは上記構成としたので、極めて安定
した回転が得られ、しかもスピンドル回転の停止時にリ
ング回転体も略同時に停止するため、糸切れも大巾に減
少し、さらに糸毛羽の少ない品質の優れた糸の紡出が可
能となった。
した回転が得られ、しかもスピンドル回転の停止時にリ
ング回転体も略同時に停止するため、糸切れも大巾に減
少し、さらに糸毛羽の少ない品質の優れた糸の紡出が可
能となった。
従って、スピンドル回転数の高速化が計れ、高生産が出
来るようになる等多くの優れた効果を有するものであ
る。
来るようになる等多くの優れた効果を有するものであ
る。
第１図は本発明の紡機用回転リングの一実施例を示す一
部破断断面図、第２図は本発明の他の実施例を示す一部
破断断面図、第３図は本発明の紡機用回転リングの使用
状態を示す説明図、第４図はリング回転体の回転数とス
ピンドル回転数の回転比と糸毛羽指数との関係を示す曲
線図、第５図はリング回転体の重量とリング径の比とリ
ング回転体の回転数とスピンドル回転数の回転比との関
係を示す曲線図、第６図はリングフランジ内径とリング
回転体の重量との関係図、第７図は従来の回転リングを
示す一部破断断面図である。 （１）…リングフランジ、（２），（13）…リング回転
体、（３）…リング支持体、（４），（６），（16）…
回転リング、（５）…リング固定体、（７）…止め輪、
（８）…リングレール、（９）…セットスプリング、
（10）…トラベラ、（11）…紡出糸、（12）…ボビン、
（14）…リングホルダー、（15）…摺動体
部破断断面図、第２図は本発明の他の実施例を示す一部
破断断面図、第３図は本発明の紡機用回転リングの使用
状態を示す説明図、第４図はリング回転体の回転数とス
ピンドル回転数の回転比と糸毛羽指数との関係を示す曲
線図、第５図はリング回転体の重量とリング径の比とリ
ング回転体の回転数とスピンドル回転数の回転比との関
係を示す曲線図、第６図はリングフランジ内径とリング
回転体の重量との関係図、第７図は従来の回転リングを
示す一部破断断面図である。 （１）…リングフランジ、（２），（13）…リング回転
体、（３）…リング支持体、（４），（６），（16）…
回転リング、（５）…リング固定体、（７）…止め輪、
（８）…リングレール、（９）…セットスプリング、
（10）…トラベラ、（11）…紡出糸、（12）…ボビン、
（14）…リングホルダー、（15）…摺動体
Claims (3)
- 【請求項１】頂部にリングフランジを有するリング回転
体を、リング支持体に摺動自在に保持してなる回転リン
グにおいて、リング回転体とリング支持体間の摩擦係数
μが 0.05≦μ＜0.3 の範囲内であり、リング回転体の重量Ｗが 2D−10≦Ｗ≦3D−10 （但し、Ｄはリングフランジ内径、２及び３は単位径当
りの重量（ｇ）、10は定数である。）の範囲内で、かつ
リングフランジ内径Ｄが Ｄ＝30〜80mmφ の範囲内であると共に、スラスト方向の摺動面の巾Ａと
ラジアル方向の摺動面の高さＨとの関係が、 1.5A≦Ｈ≦2.5A であることを特徴とする紡機用回転リング。 - 【請求項２】リング支持体を四弗化エチレン、ポリエチ
レン、ポリスチレン、ナイロン等の合成樹脂により形成
してなる請求項第１項記載の紡機用回転リング。 - 【請求項３】リング支持体をリング固定体により保持し
てなる請求項第１項又は第２項記載の紡機用回転リン
グ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63173459A JPH07122175B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 紡機用回転リング |
| US07/376,025 US4932200A (en) | 1988-07-12 | 1989-07-06 | Rotary ring for spinning machinery |
| IT8948177A IT1231716B (it) | 1988-07-12 | 1989-07-11 | Anello rotativo per filatoi |
| DE3922837A DE3922837A1 (de) | 1988-07-12 | 1989-07-11 | Laeuferring fuer spinnmaschinen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63173459A JPH07122175B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 紡機用回転リング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0226927A JPH0226927A (ja) | 1990-01-29 |
| JPH07122175B2 true JPH07122175B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=15960866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63173459A Expired - Fee Related JPH07122175B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 紡機用回転リング |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4932200A (ja) |
| JP (1) | JPH07122175B2 (ja) |
| DE (1) | DE3922837A1 (ja) |
| IT (1) | IT1231716B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100393143B1 (ko) * | 1994-09-16 | 2003-11-28 | 닙뽀 산교 가부시키가이샤 | 방적용 링 |
| JP3530917B2 (ja) * | 1996-05-16 | 2004-05-24 | 日邦産業株式会社 | 紡績用リング |
| EP0843034A3 (en) * | 1996-11-14 | 1999-02-17 | Howa Machinery, Ltd. | Rotary spinning ring structure |
| JP4985072B2 (ja) | 2007-04-17 | 2012-07-25 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドア |
| JP5061989B2 (ja) | 2008-03-26 | 2012-10-31 | アイシン精機株式会社 | フレームガーニッシュの取付構造 |
| JP5209534B2 (ja) | 2009-02-23 | 2013-06-12 | アイシン精機株式会社 | フレームガーニッシュ取付構造 |
| CH718203A1 (de) * | 2020-12-21 | 2022-06-30 | Braecker Ag | Ring für eine Ringspinn- oder eine Ringzwirnmaschine. |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE266268C (ja) * | ||||
| US3324643A (en) * | 1964-10-13 | 1967-06-13 | Kluttz Machine & Foundry Co | Airborne spinning or twisting ring and traveler |
| US3494120A (en) * | 1968-01-02 | 1970-02-10 | Maremont Corp | Rotating ring spinning or twisting frame |
| US3481131A (en) * | 1968-02-29 | 1969-12-02 | Maremont Corp | Rotating ring assembly |
| US3611697A (en) * | 1969-10-24 | 1971-10-12 | Gen Motors Corp | Air bearing brake for rotating spinning ring |
| JPS4877130A (ja) * | 1972-01-29 | 1973-10-17 | ||
| DE2435771C3 (de) * | 1974-07-25 | 1981-10-15 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh, 8225 Traunreut | Aerodynamisches Lager für einen Spinn- oder Zwirnring |
| FR2420582A1 (fr) * | 1978-03-24 | 1979-10-19 | Alsacienne Constr Meca | Dispositif de filage a anneau tournant sur palier fluide |
| US4270340A (en) * | 1979-01-19 | 1981-06-02 | Spin-O-Magic, Inc. | Rotating ring yarn spinning or twisting apparatus and method |
| JPS6056807A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-04-02 | Yoshida Shokai:Kk | 工作機用自動ケレ−装置 |
| US4596114A (en) * | 1985-08-30 | 1986-06-24 | Ringtex Industries, Inc. | Airborne spinning or twisting ring |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP63173459A patent/JPH07122175B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-07-06 US US07/376,025 patent/US4932200A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-07-11 DE DE3922837A patent/DE3922837A1/de not_active Withdrawn
- 1989-07-11 IT IT8948177A patent/IT1231716B/it active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0226927A (ja) | 1990-01-29 |
| US4932200A (en) | 1990-06-12 |
| IT1231716B (it) | 1991-12-20 |
| IT8948177A0 (it) | 1989-07-11 |
| DE3922837A1 (de) | 1990-01-18 |
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Legal Events
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