JPH0712169A - 自動車用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポート構造 - Google Patents
自動車用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポート構造Info
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- JPH0712169A JPH0712169A JP5154896A JP15489693A JPH0712169A JP H0712169 A JPH0712169 A JP H0712169A JP 5154896 A JP5154896 A JP 5154896A JP 15489693 A JP15489693 A JP 15489693A JP H0712169 A JPH0712169 A JP H0712169A
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- Japan
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- strut
- strut support
- seat
- suspension
- bearing
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/30—Spring/Damper and/or actuator Units
- B60G2202/31—Spring/Damper and/or actuator Units with the spring arranged around the damper, e.g. MacPherson strut
- B60G2202/312—The spring being a wound spring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
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-
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- B60G2204/4502—Stops limiting travel using resilient buffer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60G2204/45—Stops limiting travel
- B60G2204/4502—Stops limiting travel using resilient buffer
- B60G2204/45021—Stops limiting travel using resilient buffer for limiting upper mount movement of a McPherson strut
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ストラットベアリングに偏荷重お
よび変形を発生させないため、ハンドル操作時の作動が
スムーズになる自動車用ストラット式サスペンションに
おけるストラットサポート構造を提供することにある。 【構成】 ストラットピストンロッドの上部に、ストラ
ットベアリング１５を挟んでスプリングシート１３とシ
ート１６を設け、シートの上部に同心状に、ストラット
サポートインナ１８’と、ストラットサポートアウタ２
０を設け、これらストラットサポートインナ１８’とス
トラットサポートアウタ２０相互間に、シート１６の上
面に押圧されるストラットサポートラバー２１’を介装
し、ストラットサポートラバー２１’のシート１６上面
との接触面がシート１６下部のストラットベアリング１
５の荷重を受ける位置に対応するようにストラットサポ
ートインナ１８’下端部の外径φｃを上部側の外径φｄ
に対して小径に形成したことにある。
よび変形を発生させないため、ハンドル操作時の作動が
スムーズになる自動車用ストラット式サスペンションに
おけるストラットサポート構造を提供することにある。 【構成】 ストラットピストンロッドの上部に、ストラ
ットベアリング１５を挟んでスプリングシート１３とシ
ート１６を設け、シートの上部に同心状に、ストラット
サポートインナ１８’と、ストラットサポートアウタ２
０を設け、これらストラットサポートインナ１８’とス
トラットサポートアウタ２０相互間に、シート１６の上
面に押圧されるストラットサポートラバー２１’を介装
し、ストラットサポートラバー２１’のシート１６上面
との接触面がシート１６下部のストラットベアリング１
５の荷重を受ける位置に対応するようにストラットサポ
ートインナ１８’下端部の外径φｃを上部側の外径φｄ
に対して小径に形成したことにある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ストラット式
サスペンションにおけるストラットサポート構造に関す
る。
サスペンションにおけるストラットサポート構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図３は自動車用のマクファーソンストラ
ット式サスペンションを示したもので、１は車輪、２は
車輪に設けられたナックルで、ナックルアーム３によっ
て操舵されるものである。４はボールジョイント５を介
して車輪１に連結されたロアアームで、車体６側に支持
されている。ナックル２にはストラット７の下端部を支
持するクランプ８が設けられている。ストラット７はス
トラットシリンダ９と、ストラットピストンロッド１０
と、スプリング１１とで構成されており、ストラットピ
ストンロッド１０の上端部に設けられたストラットサポ
ート機構１２によって車体６下面側に支持されている。
ット式サスペンションを示したもので、１は車輪、２は
車輪に設けられたナックルで、ナックルアーム３によっ
て操舵されるものである。４はボールジョイント５を介
して車輪１に連結されたロアアームで、車体６側に支持
されている。ナックル２にはストラット７の下端部を支
持するクランプ８が設けられている。ストラット７はス
トラットシリンダ９と、ストラットピストンロッド１０
と、スプリング１１とで構成されており、ストラットピ
ストンロッド１０の上端部に設けられたストラットサポ
ート機構１２によって車体６下面側に支持されている。
【０００３】上記ストラットサポート機構１２は、図４
に示すように構成されている。ストラットピストンロッ
ド１０の上端部にはスプリング１１の上端を支持するス
プリングシート１３が筒状のダストブーツ１４を介して
同心状に設けられている。このスプリングシート１３の
上部にはストラットベアリング１５が設けられており、
ストラットベアリング１５の上部に、円盤状のシート１
６が配置されている。このシート１６の上面には、スト
ラットピストンロッド１０と同心上にストラットサポー
ト機構１２が設けられている。
に示すように構成されている。ストラットピストンロッ
ド１０の上端部にはスプリング１１の上端を支持するス
プリングシート１３が筒状のダストブーツ１４を介して
同心状に設けられている。このスプリングシート１３の
上部にはストラットベアリング１５が設けられており、
ストラットベアリング１５の上部に、円盤状のシート１
６が配置されている。このシート１６の上面には、スト
ラットピストンロッド１０と同心上にストラットサポー
ト機構１２が設けられている。
【０００４】このストラットサポート機構１２は、底面
にストラットピストンロッド１０の挿通孔１７を形成し
たハット状のストラットサポートインナ１８が、上記シ
ート１６とともにストラットピストンロッド１０の上端
部にナット１９を介して固定されている。このストラッ
トサポートインナ１８の外側には同心状のストラットサ
ポートアウタ２０が配設され、このストラットサポート
インナ１８とストラットサポートアウタ２０相互間に
は、上記シート１６上面に押圧されるストラットサポー
トラバー２１が設けられている。上記スプリングシート
１３の内側のストラットピストンロッド１０にはバンプ
ストッパ２２が設けられている。２３はストラットピス
トンロッド１０上端を覆うカバーである。
にストラットピストンロッド１０の挿通孔１７を形成し
たハット状のストラットサポートインナ１８が、上記シ
ート１６とともにストラットピストンロッド１０の上端
部にナット１９を介して固定されている。このストラッ
トサポートインナ１８の外側には同心状のストラットサ
ポートアウタ２０が配設され、このストラットサポート
インナ１８とストラットサポートアウタ２０相互間に
は、上記シート１６上面に押圧されるストラットサポー
トラバー２１が設けられている。上記スプリングシート
１３の内側のストラットピストンロッド１０にはバンプ
ストッパ２２が設けられている。２３はストラットピス
トンロッド１０上端を覆うカバーである。
【０００５】上記マクファーソンストラット式サスペン
ションは、ハンドルを回転してナックルアーム３を操作
すると、ストラットベアリング１５の作動で車体６に対
して車輪１を操舵する。このとき、荷重を受けるスプリ
ング１１の力Ｐは、矢印のラインを通って、スプリング
シート１３→ストラットベアリング１５→シート１６→
ストラットサポートラバー２１→ストラットサポートア
ウタ２０に伝達される。
ションは、ハンドルを回転してナックルアーム３を操作
すると、ストラットベアリング１５の作動で車体６に対
して車輪１を操舵する。このとき、荷重を受けるスプリ
ング１１の力Ｐは、矢印のラインを通って、スプリング
シート１３→ストラットベアリング１５→シート１６→
ストラットサポートラバー２１→ストラットサポートア
ウタ２０に伝達される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、ストラットベアリング１５の荷重を受
けるシート１６の板面の半径方向の中心位置Ｓとストラ
ットサポートラバー２１のシート１６との接触面の半径
方向の中心位置Ｒとの距離Ｌが大きくなり、シート１６
の中心位置Ｓからずれた位置がストラットサポートラバ
ー２１によって押圧され、図５に示すように、シート１
６に変形を生じさせる恐れがある。また、シート１６の
変形および距離Ｌによるオフセット荷重の入力はストラ
ットベアリング１５に偏荷重および変形を生じさせる。
その結果、ハンドル操作時に回転がスムーズでなくな
り、異音等が発生する。また、ストラットサポートイン
ナ１８の外径φｄ寸法は、コーナリング時のサイドフォ
ースＳＦを受けるため、受圧面積を小さくできない理由
により、ある寸法が必要とされる。この受圧面積が少な
いと、サイドフォースＳＦによりストラットサポートラ
バー２１が大きく撓み、操縦安定性に悪影響を与えるか
らである。
来技術によると、ストラットベアリング１５の荷重を受
けるシート１６の板面の半径方向の中心位置Ｓとストラ
ットサポートラバー２１のシート１６との接触面の半径
方向の中心位置Ｒとの距離Ｌが大きくなり、シート１６
の中心位置Ｓからずれた位置がストラットサポートラバ
ー２１によって押圧され、図５に示すように、シート１
６に変形を生じさせる恐れがある。また、シート１６の
変形および距離Ｌによるオフセット荷重の入力はストラ
ットベアリング１５に偏荷重および変形を生じさせる。
その結果、ハンドル操作時に回転がスムーズでなくな
り、異音等が発生する。また、ストラットサポートイン
ナ１８の外径φｄ寸法は、コーナリング時のサイドフォ
ースＳＦを受けるため、受圧面積を小さくできない理由
により、ある寸法が必要とされる。この受圧面積が少な
いと、サイドフォースＳＦによりストラットサポートラ
バー２１が大きく撓み、操縦安定性に悪影響を与えるか
らである。
【０００７】本発明は上記課題を解決し、ストラットベ
アリングに偏荷重および変形を発生させないため、ハン
ドル操作時の作動をスムーズに行うことができる自動車
用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポ
ート構造を提供することを目的とする。
アリングに偏荷重および変形を発生させないため、ハン
ドル操作時の作動をスムーズに行うことができる自動車
用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポ
ート構造を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、自動車用ストラット式サスペンションのスト
ラットピストンロッドの上部に、ストラットベアリング
を挟んでスプリングシートとシートを設け、該シートの
上部に上記ストラットピストンロッドと同心状に、スト
ラットサポートインナと、ストラットサポートアウタを
設け、これらストラットサポートインナとストラットサ
ポートアウタ相互間に、上記シートの上面に押圧される
ストラットサポートラバーを介装した自動車用ストラッ
ト式サスペンションにおけるストラットサポート構造に
おいて、上記ストラットサポートラバーの上記シート上
面との接触面が該シート下部の上記ストラットベアリン
グの荷重を受ける位置に対応するように上記ストラット
サポートインナの下端部の外径を上部側の外径に対して
小径に形成したことにある。
するため、自動車用ストラット式サスペンションのスト
ラットピストンロッドの上部に、ストラットベアリング
を挟んでスプリングシートとシートを設け、該シートの
上部に上記ストラットピストンロッドと同心状に、スト
ラットサポートインナと、ストラットサポートアウタを
設け、これらストラットサポートインナとストラットサ
ポートアウタ相互間に、上記シートの上面に押圧される
ストラットサポートラバーを介装した自動車用ストラッ
ト式サスペンションにおけるストラットサポート構造に
おいて、上記ストラットサポートラバーの上記シート上
面との接触面が該シート下部の上記ストラットベアリン
グの荷重を受ける位置に対応するように上記ストラット
サポートインナの下端部の外径を上部側の外径に対して
小径に形成したことにある。
【０００９】
【作用】ストラットサポートラバーの上記シート上面と
の接触面が上記ストラットベアリングの荷重を受ける位
置に対応するように上記ストラットサポートインナの下
端部の外径を上部側の外径に対して小径に形成している
ことから、シートに曲げモーメントが発生しない。
の接触面が上記ストラットベアリングの荷重を受ける位
置に対応するように上記ストラットサポートインナの下
端部の外径を上部側の外径に対して小径に形成している
ことから、シートに曲げモーメントが発生しない。
【００１０】
【実施例】以下、図４と同一部分は同符号を付して、同
一部分の説明は一部省略して示す図１を参照しながら、
本発明の一実施例を詳細に説明する。図１は、マクファ
ーソンストラット式サスペンションのストラットサポー
ト機構１２を示したものである。ストラット７はストラ
ットシリンダ９と、このストラットシリンダ９と同軸に
設けられたストラットピストンロッド１０と、ストラッ
トシリンダ９の外側にダストブーツ１４とともに同軸に
設けられたスプリング１１とで構成されており、ストラ
ットピストンロッド１０の上端部に設けられたストラッ
トサポート機構１２によって車体６下面側に支持されて
いる。
一部分の説明は一部省略して示す図１を参照しながら、
本発明の一実施例を詳細に説明する。図１は、マクファ
ーソンストラット式サスペンションのストラットサポー
ト機構１２を示したものである。ストラット７はストラ
ットシリンダ９と、このストラットシリンダ９と同軸に
設けられたストラットピストンロッド１０と、ストラッ
トシリンダ９の外側にダストブーツ１４とともに同軸に
設けられたスプリング１１とで構成されており、ストラ
ットピストンロッド１０の上端部に設けられたストラッ
トサポート機構１２によって車体６下面側に支持されて
いる。
【００１１】上記ストラットピストンロッド１０の上端
部には、スプリング１１の上端を支持する筒状のスプリ
ングシート１３が同軸に設けられており、このスプリン
グシート１３は下端部を外側に広げて段部を形成し、こ
の段部でスプリング１１の上端を係止している。
部には、スプリング１１の上端を支持する筒状のスプリ
ングシート１３が同軸に設けられており、このスプリン
グシート１３は下端部を外側に広げて段部を形成し、こ
の段部でスプリング１１の上端を係止している。
【００１２】ストラットベアリング１５は、周縁部を下
方向きに折り曲げた円盤状のシート１６と、上面を閉塞
した筒状のスプリングシート１３相互間に配置されてお
り、ハンドルを操作したときに、回転して車体側と車輪
側の相対的な回転変位を吸収するものである。
方向きに折り曲げた円盤状のシート１６と、上面を閉塞
した筒状のスプリングシート１３相互間に配置されてお
り、ハンドルを操作したときに、回転して車体側と車輪
側の相対的な回転変位を吸収するものである。
【００１３】ストラットサポート機構１２はストラット
サポートアウタ２０と、ストラットサポートラバー２
１’と、ストラットサポートインナ１８’で構成されて
おり、逆ハット形状のストラットサポートインナ１８’
は中間部の外径φｄに対して下端部の外径φｃが小径に
なるように、下端部を内側に突出させて下部外面形状を
下端部に向けて徐々に細くなるテーパに形成している。
サポートアウタ２０と、ストラットサポートラバー２
１’と、ストラットサポートインナ１８’で構成されて
おり、逆ハット形状のストラットサポートインナ１８’
は中間部の外径φｄに対して下端部の外径φｃが小径に
なるように、下端部を内側に突出させて下部外面形状を
下端部に向けて徐々に細くなるテーパに形成している。
【００１４】このストラットサポートインナ１８’は底
面に設けられた挿通孔１７にストラットピストンロッド
１０が挿通されており、この底面をシート１６とともに
ナット１９により共締めされている。上記ストラットサ
ポートラバー２１’はストラットサポートインナ１８’
の下部形状に沿うように下端部が小径に形成されてお
り、ストラットサポートラバー２１’の下部接触面２１
ａがストラットベアリング１５の荷重を受ける中心位置
に対応するように配置されている。これによって、シー
ト１６の板面の中心位置Ｓとストラットサポートラバー
２１’の下部接触面２１ａの中心位置Ｒがほぼ一致する
ように配置されている。
面に設けられた挿通孔１７にストラットピストンロッド
１０が挿通されており、この底面をシート１６とともに
ナット１９により共締めされている。上記ストラットサ
ポートラバー２１’はストラットサポートインナ１８’
の下部形状に沿うように下端部が小径に形成されてお
り、ストラットサポートラバー２１’の下部接触面２１
ａがストラットベアリング１５の荷重を受ける中心位置
に対応するように配置されている。これによって、シー
ト１６の板面の中心位置Ｓとストラットサポートラバー
２１’の下部接触面２１ａの中心位置Ｒがほぼ一致する
ように配置されている。
【００１５】次に、上記構成による本発明の作用を説明
する。荷重を受けるスプリング１１の力Ｐは、矢印のラ
インを通って、スプリングシート１３→ストラットベア
リング１５→シート１６→ストラットサポートラバー２
１’→ストラットサポートアウタ２０に伝達される。ス
トラットサポートラバー２１’の下部接触面２１ａがス
トラットベアリング１５の荷重を受ける中心位置に対応
するように配置されていることから、ストラットベアリ
ング１５に偏荷重が発生しにくい。また、シート１６の
板面の中心位置Ｓとストラットサポートラバー２１’下
部接触面２１ａの中心位置Ｒがほぼ一致するように配置
されているので、シート１６に曲げモーメントが発生し
ない。
する。荷重を受けるスプリング１１の力Ｐは、矢印のラ
インを通って、スプリングシート１３→ストラットベア
リング１５→シート１６→ストラットサポートラバー２
１’→ストラットサポートアウタ２０に伝達される。ス
トラットサポートラバー２１’の下部接触面２１ａがス
トラットベアリング１５の荷重を受ける中心位置に対応
するように配置されていることから、ストラットベアリ
ング１５に偏荷重が発生しにくい。また、シート１６の
板面の中心位置Ｓとストラットサポートラバー２１’下
部接触面２１ａの中心位置Ｒがほぼ一致するように配置
されているので、シート１６に曲げモーメントが発生し
ない。
【００１６】このため、ストラットベアリング１５に偏
荷重が発生しにくく、シート１６の変形もないため、ス
トラットベアリング１５も変形しない。したがって、ハ
ンドル操作時の回転にひっかかりがなく、異音等の発生
もなくなる。なお、ストラットサポートインナ１８’
は、図２に示すように下端部を段階的に小径に形成して
もよい。
荷重が発生しにくく、シート１６の変形もないため、ス
トラットベアリング１５も変形しない。したがって、ハ
ンドル操作時の回転にひっかかりがなく、異音等の発生
もなくなる。なお、ストラットサポートインナ１８’
は、図２に示すように下端部を段階的に小径に形成して
もよい。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポ
ート構造によれば次のような効果を奏することができ
る。自動車用ストラット式サスペンションのストラット
ピストンロッドの上部に、ストラットベアリングを挟ん
でスプリングシートとシートを設け、該シートの上部に
上記ストラットピストンロッドと同心状に、ストラット
サポートインナと、ストラットサポートアウタを設け、
これらストラットサポートインナとストラットサポート
アウタ相互間に、上記シートの上面に押圧されるストラ
ットサポートラバーを介装した自動車用ストラット式サ
スペンションにおけるストラットサポート構造におい
て、上記ストラットサポートラバーの上記シート上面と
の接触面が該シート下部の上記ストラットベアリングの
荷重を受ける位置に対応するように上記ストラットサポ
ートインナの下端部の外径を上部側の外径に対して小径
に形成したので、ストラットベアリングに偏荷重および
変形を発生させないため、ハンドル操作時の作動がスム
ーズになる。
用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポ
ート構造によれば次のような効果を奏することができ
る。自動車用ストラット式サスペンションのストラット
ピストンロッドの上部に、ストラットベアリングを挟ん
でスプリングシートとシートを設け、該シートの上部に
上記ストラットピストンロッドと同心状に、ストラット
サポートインナと、ストラットサポートアウタを設け、
これらストラットサポートインナとストラットサポート
アウタ相互間に、上記シートの上面に押圧されるストラ
ットサポートラバーを介装した自動車用ストラット式サ
スペンションにおけるストラットサポート構造におい
て、上記ストラットサポートラバーの上記シート上面と
の接触面が該シート下部の上記ストラットベアリングの
荷重を受ける位置に対応するように上記ストラットサポ
ートインナの下端部の外径を上部側の外径に対して小径
に形成したので、ストラットベアリングに偏荷重および
変形を発生させないため、ハンドル操作時の作動がスム
ーズになる。
【図１】本発明による自動車用ストラット式サスペンシ
ョンにおけるストラットサポート構造の一実施例を示す
断面図である。
ョンにおけるストラットサポート構造の一実施例を示す
断面図である。
【図２】ストラットサポートインナの他の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図３】自動車用ストラット式サスペンションを示す断
面図である。
面図である。
【図４】従来の自動車用ストラット式サスペンションに
おけるストラットサポート構造を示す断面図である。
おけるストラットサポート構造を示す断面図である。
【図５】従来のシートの変形状態を示す断面図である。
１０ ストラットピストンロッド １１ スプリング １２ ストラットサポート機構 １３ スプリングシート １５ ストラットベアリング １６ シート １８’ストラットサポートインナ ２０ ストラットサポートアウタ ２１’ストラットサポートラバー
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車用ストラット式サスペンションの
ストラットピストンロッドの上部に、ストラットベアリ
ングを挟んでスプリングシートとシートを設け、該シー
トの上部に上記ストラットピストンロッドと同心状に、
ストラットサポートインナと、ストラットサポートアウ
タを設け、これらストラットサポートインナとストラッ
トサポートアウタ相互間に、上記シートの上面に押圧さ
れるストラットサポートラバーを介装した自動車用スト
ラット式サスペンションにおけるストラットサポート構
造において、上記ストラットサポートラバーの上記シー
ト上面との接触面が該シート下部の上記ストラットベア
リングの荷重を受ける位置に対応するように上記ストラ
ットサポートインナの下端部の外径を上部側の外径に対
して小径に形成したことを特徴とする自動車用ストラッ
ト式サスペンションにおけるストラットサポート構造。 - 【請求項２】 上記ストラットサポートラバーの下端部
を上記ストラットサポートインナの下部形状に沿うよう
に、内側に突出させたことを特徴とする請求項１に記載
の自動車用ストラット式サスペンションにおけるストラ
ットサポート構造。 - 【請求項３】 上記ストラットサポートインナの外周面
の外径を軸方向の途中から下端部に向けて徐々に小径に
なるように形成したことを特徴とする請求項１または２
に記載の自動車用ストラット式サスペンションにおける
ストラットサポート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154896A JPH0712169A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 自動車用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154896A JPH0712169A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 自動車用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポート構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712169A true JPH0712169A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15594330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5154896A Pending JPH0712169A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 自動車用ストラット式サスペンションにおけるストラットサポート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2829430A1 (fr) * | 2001-09-08 | 2003-03-14 | Zf Sachs Ag | Jambe de suspension comprenant un tampon amortisseur de butee |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5154896A patent/JPH0712169A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2829430A1 (fr) * | 2001-09-08 | 2003-03-14 | Zf Sachs Ag | Jambe de suspension comprenant un tampon amortisseur de butee |
| US7017892B2 (en) | 2001-09-08 | 2006-03-28 | Zf Sachs Ag | Suspension strut with stop buffer |
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