JPH07120528A - テスト・ボード - Google Patents

テスト・ボード

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Publication number
JPH07120528A
JPH07120528A JP5262525A JP26252593A JPH07120528A JP H07120528 A JPH07120528 A JP H07120528A JP 5262525 A JP5262525 A JP 5262525A JP 26252593 A JP26252593 A JP 26252593A JP H07120528 A JPH07120528 A JP H07120528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
holes
signal
observation point
ground
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5262525A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyoshi Omata
治義 尾俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH07120528A publication Critical patent/JPH07120528A/ja
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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 IC等のデバイスを実装した場合における種
々の試験を効率的に行い得るようになったテスト・ボー
ドを提供すること。 【構成】 テスト・ボード1は多層プリント配線板から
構成される。テスト・ボード1の電源供給部2aには複
数個の電源用スルーホール3が設けられ、電源供給部2
aに隣接したグランド供給部2bには複数個のグランド
用スルーホール3が設けられている。左側のソケット接
続ホール5は電源層に接続されており、右側のソケット
接続ホール5はグランド層に接続されている。左側のソ
ケット接続ホール5,右側のソケット接続ホール5に
は、電源プラグの電源ピン,グランド・ピンが挿入され
る。コンデンサ(パスコン)4の脚が電源用スルーホー
ル3,グランド用スルーホール3に挿入される。種々の
大きさのパスコン4を装着できると言う効果を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC等のデバイスを実
装した場合の試験を行うときに使用されるテスト・ボー
ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、テスト・ボードのVDD
(電源)とGND(グランド)の供給部に電源装置から
のラインが直接接続され、この電源&グランド供給部に
コンデンサ(パスコン)が装着されていた。このため、
テスト・ボードのVDDとGNDの供給部の間隔によって
はコンデンサの大きさが合わず、装着困難な場合が発生
していた。
【0003】また、従来の技術では、テスト・ボード上
の信号入力部に同軸ケーブルを配線する際、一定方向か
らのみ配線できるように信号入力部の隣接部に一箇所の
グランド・プレートが設けられていた。このため、装置
の位置によっては、配線が困難な場合があり、同軸ケー
ブルや接続部に余分なストレスを与えたり、同軸ケーブ
ル長が長過ぎたりする問題が発生していた。
【0004】さらに、従来の技術では、デバイスの入力
端子と信号入力部は1対1に対応し、複数の信号入力部
を観測する場合は、1対1に対応した複数の観測点が必
要であった。さらに、従来の技術では、デバイスの出力
端子と測定対象部は1対1に対応し、複数の測定対象部
を観測する場合は、1対1に対応した複数の観測点が必
要であった。
【0005】さらに、従来の技術では、デバイスの出力
端子と平行配線の線種は1対1に対応し、例えば16通
りの平行配線の組合せがある場合、16通り全ての組合
せをテスト・ボード上に配線し、且つデバイスの出力端
子は1端子に対してのみ測定する形式であった。
【0006】さらに、従来の技術では、疑似バスライン
関連の測定において、プリント板配線を一定長にし、一
定間隔単位でスルーホールを設け、このスルーホールに
隣接した場所に1個ずつのGND用スルーホールを設け
ていたため、実際の製品となる場合、バスライン系には
プルアップ抵抗子が付加されていることが多く、容量性
のみの測定では満足できなかった。
【0007】さらに、従来の技術では、疑似バスライン
関連の測定において、プリント板配線を一定長にし、一
定間隔単位でスルーホールを設け、このスルーホールに
隣接した場所に1個ずつのGND用スルーホールを設け
ていたため、実際の製品となる場合、バスライン系には
プルアップ抵抗子が付加されていることが多く、容量性
のみの測定では満足できなかった。また、疑似バスライ
ンの長さを変えた測定を行う場合には、別の疑似バスラ
インのプリント板配線を作成しなければならなかった。
【0008】さらに、従来の技術では、反射・全反射波
形、伝搬速度を同一のプリント板配線で測定できるが、
同一のプリント板配線でT分岐波形の測定を行うことが
出来ず、T分岐波形観測用のプリント板配線と観測点を
設ける必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の考察
にもとづくものであって、IC等のデバイスを実装した
場合における種々の試験を効率的に行い得るようになっ
たテスト・ボードを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そしてそのため、請求項
1のテスト・ボードは、多層プリント配線板で作られた
テスト・ボードの表面に電源供給部(2a)を設け、電源供
給部(2a)に隣接してグランド供給部(2b)を設け、電源供
給部(2a)に複数個の電源用スルーホール(3) を設けると
共に、グランド供給部(2b)に複数個のグランド用スルー
ホール(3) を設けたことを特徴とするするものである。
【0011】請求項2のテスト・ボードは、多層プリン
ト配線板で作られたテスト・ボードの表面に、信号入力
部(6) を設け、信号入力部(6) の周囲をグランド供給部
(7) とし、グランド供給部(7) に複数個のグランド用ス
ルーホールを設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項3のテスト・ボードは、多層プリン
ト配線板で作られたテスト・ボードの表面に、信号入力
部(6) を設け、信号入力部(6) の周囲をグランド供給部
(7) とし、グランド供給部(7) に複数個のグランド用ス
ルーホールを設け、テスト・ボードの表面に観測点(8)
を設け、観測点(8) と信号入力部(6) を接続し、観測点
(8) の周りにグランド供給部(10)を設け、グランド供給
部(10)に複数個のグランド用スルーホールを設け、グラ
ンド供給部(10)の外周に、複数個の入力信号採取用スル
ーホール(9) を設けると共に、入力信号採取用スルーホ
ール(9) を観測点(8) に接続し、複数個の入力信号採取
用スルーホール(9) の外周に複数個の入力信号供給用ス
ルーホール(11)を設け、入力信号供給用スルーホール(1
1)にプリント配線信号線(S) を接続したことを特徴とす
るものである。
【0013】請求項4のテスト・ボードは、多層プリン
ト配線板で作られたテスト・ボードの表面に観測点(8)
を設け、観測点(8) にスルーホールを設け、観測点(8)
の周りをグランド供給部(10)とし、グランド供給部(10)
に複数個のグランド用スルーホールを設け、グランド供
給部(10)の外側に複数個の信号採取用スルーホール(9a)
を設けると共に、信号採取用スルーホール(9a)と観測点
(8) のスルーホールを接続し、複数個の信号採取用スル
ーホール(9a)の外側に複数個の出力信号供給用スルーホ
ール(12)を設けると共に、出力信号供給用スルーホール
(12)をプリント配線信号線(S) に接続し、グランド供給
部(10)の外側に複数個のスルーホール(9b)を設けると共
に、各スルーホール(9b)を観測点(8) のスルーホールに
接続し、複数個のスルーホール(9b)の外側に複数個の測
定対象部用スルーホール(13)を設け、測定対象部用スル
ーホール(13)をプリント配線信号線に接続したことを特
徴とするものである。
【0014】請求項5のテスト・ボードは、多層プリン
ト配線板で作られたテスト・ボードの表面に出力信号観
測点(8a)を設け、出力信号観測点(8a)にスルーホールを
開け、出力信号観測点(8a)の周りにグランド供給部(10
a) を設け、グランド供給部(10a) に複数個のグランド
用スルーホールを設け、グランド供給部(10a) の外側に
複数個の信号採取用スルーホール(9a)を設けると共に、
各信号採取用スルーホール(9a)と出力信号観測点(8a)の
スルーホールを接続し、複数個の信号採取用スルーホー
ル(9a)の外側に複数個の出力信号供給用スルーホール(1
2)を設けると共に、出力信号供給用スルーホール(12)を
プリント配線信号線(S) に接続し、グランド供給部(10
a) の外側に複数個のスルーホール(9b)を設けると共
に、各スルーホール(9b)を出力信号観測点(8a)のスルー
ホールに接続し、複数個のスルーホール(9b)の外側に複
数個の測定対象部用スルーホール(13)を設け、測定対象
部用スルーホール(13)をクロストーク・ノイズの発生源
となるプリント配線信号線(a,b, …,h) に接続し、テス
ト・ボードの表面に近端クロストーク・ノイズ観測点(8
c)を設け、近端クロストーク・ノイズ観測点(8c)にスル
ーホールを開け、近端クロストーク・ノイズ観測点(8c)
の周りにグランド供給部(10c) を設け、グランド供給部
(10c) に複数個のグランド用スルーホールを設け、グラ
ンド供給部(10c) の外側に複数個の信号採取用スルーホ
ール(9c)を設けると共に、各信号採取用スルーホール(9
c)と近端クロストーク・ノイズ観測点(8c)のスルーホー
ルを接続し、複数個の信号採取用スルーホール(9c)の外
側に複数個の近端クロストーク・ノイズ採取用スルーホ
ール(16a,16b) を設けると共に、近端クロストーク・ノ
イズ採取用スルーホール(16a,16b) に、クロストークの
発生源となるプリント配線信号線(a,b, …,h) に平行な
プリント配線信号線(i,j, …,r) の一端を接続し、テス
ト・ボードの表面に遠端クロストーク・ノイズ観測点(8
d)を設け、遠端クロストーク・ノイズ観測点(8d)にスル
ーホールを開け、遠端クロストーク・ノイズ観測点(8d)
の周りにグランド供給部(10d) を設け、グランド供給部
(10d) に複数個のグランド用スルーホールを設け、グラ
ンド供給部(10d) の外側に複数個の信号採取用スルーホ
ール(9d)を設けると共に、各信号採取用スルーホール(9
d)と遠端クロストーク・ノイズ観測点(8d)のスルーホー
ルを接続し、複数個の信号採取用スルーホール(9d)の外
側に複数個の遠端クロストーク・ノイズ採取用スルーホ
ール(16c,16d) を設けると共に、遠端クロストーク・ノ
イズ採取用スルーホール(16c,16d) に、クロストークの
発生源となるプリント配線信号線(a,b, …,h) に平行な
プリント配線信号線(i,j, …,r) の他端を接続したこと
を特徴とするものである。
【0015】請求項6のテスト・ボードは、多層プリン
ト配線板で作られたテスト・ボードの表面に観測点(8)
を設け、観測点(8) にスルーホールを開け、観測点(8)
の周りをグランド供給部(10)とし、グランド供給部(10)
に複数個のグランド用スルーホールを設け、グランド供
給部(10)の外側に複数個の信号採取用スルーホール(9a)
を設けると共に、信号採取用スルーホール(9a)と観測点
(8) のスルーホールを電気的に接続し、複数個の信号採
取用スルーホール(9a)の外側に複数個の出力信号供給用
スルーホール(12)を設けると共に、出力信号供給用スル
ーホール(12)をプリント配線信号線(S) に接続し、グラ
ンド供給部(10)の外側に複数個のスルーホール(9b)を設
けると共に、スルーホール(9b)を観測点(8) のスルーホ
ールに接続し、複数個のスルーホール(9b)の外側に複数
個の測定対象部用スルーホール(13)を設け、測定対象部
用スルーホール(13)を疑似バスライン(SB)に接続し、疑
似バスライン(SB)に一定間隔単位でスルーホール(19)を
設け、各スルーホール(19)に隣接した場所に電源用スル
ーホール(17)とグランド用スルーホール(18)を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項7のテスト・ボードは、多層プリン
ト配線板で作られたテスト・ボードの表面に観測点(8)
を設け、観測点(8) にスルーホールを開け、観測点(8)
の周りをグランド供給部(10)とし、グランド供給部(10)
に複数個のグランド用スルーホールを設け、グランド供
給部(10)の外側に複数個の信号採取用スルーホール(9a)
を設けると共に、信号採取用スルーホール(9a)と観測点
(8) のスルーホールを接続し、複数個の信号採取用スル
ーホール(9a)の外側に複数個の出力信号供給用スルーホ
ール(12)を設けると共に、出力信号供給用スルーホール
(12)をプリント配線信号線(S) に接続し、グランド供給
部(10)の外側に複数個のスルーホール(9b)を設けると共
に、スルーホール(9b)を観測点(8) のスルーホールに接
続し、複数個のスルーホール(9b)の外側に複数個の測定
対象部用スルーホール(13)を設け、測定対象部用スルー
ホール(13)に疑似バスライン(S1)を接続すると共に、他
の疑似バスライン(S2,S3) を設け、各疑似バスライン(S
1,S2,S3)に、一定間隔単位でスルーホール(19)を設け、
各スルーホール(19)に隣接した場所に電源用スルーホー
ル(17)とグランド用スルーホール(18)を設け、複数個の
疑似バスライン(S1,S2,S3)を直列接続することにより、
長さの異なる疑似バスラインを構成できるようにしたこ
とを特徴とするものてある。
【0017】請求項8のテスト・ボードは、多層プリン
ト配線板で作られたテスト・ボードの表面に観測点(8)
を設け、観測点(8) にスルーホールを開け、観測点(8)
の周りをグランド供給部(10)とし、グランド供給部(10)
に複数個のグランド用スルーホールを設け、グランド供
給部(10)の外側に複数個の信号採取用スルーホール(9a)
を設けると共に、信号採取用スルーホール(9a)と観測点
(8) のスルーホールを接続し、複数個の信号採取用スル
ーホール(9a)の外側に複数個の出力信号供給用スルーホ
ール(12)を設けると共に、出力信号供給用スルーホール
(12)をプリント配線信号線(S) に接続し、グランド供給
部(10)の外側に3個のスルーホール(9b)を設けると共
に、スルーホール(9b)を観測点(8) のスルーホールに接
続し、3個のスルーホール(9b)の外側に3個の測定対象
部用スルーホール(26,27,28)を設け、1番目の測定対象
部用スルーホール(26)に1 番目の疑似バスライン(S1)の
一端を接続すると共に、3番目の測定対象部用スルーホ
ール(28)が1番目の疑似バスラインの途中に接続される
ようにし、2番目の測定対象部用スルーホール(27)に2
番目の疑似バスライン(S2)の一端を接続したことを特徴
とするものである。
【0018】
【実施例】図1は本発明のテスト・ボードの第1実施例
を示す図である。同図において、1はテスト・ボード、
2は電源&グランド供給部、2aは電源供給部、2bは
グランド供給部、3はスルーホール、4はコンデンサ、
5はソケット接続用ホールをそれぞれ示している。
【0019】本発明の第1実施例は、電源供給部2aお
よびグランド供給部2bのそれぞれに複数のスルーホー
ル3を設け、各種サイズのコンデンサ(パスコン)4を
装着可能にしたものである。テスト・ボード1は多層プ
リント配線板で作られており、複数個の信号線層,電源
層およびグランド層を有している。電源供給部2aには
複数個のスルーホール3が設けられており、これらスル
ーホール3は電源層に接続されている。グランド供給部
2bにも複数個のスルーホール3が設けられており、こ
れらのスルーホール3はグランド層に接続されている。
【0020】左側のソケット接続用ホール5は電源層に
接続され、右側のソケット接続用ホール5はグランド層
に接続されている。電源プラグ(図示せず)の電源ピン
は左側のソケット接続用ホール5に挿入され、電源プラ
グのグランド・ピンは右側のソケット接続用ホール5に
挿入される。コンデンサ4の一方の脚は電源供給部2a
のスルーホール3に挿入され、コンデンサ4の他方の脚
はグランド供給部2bのスルーホールに挿入される。
【0021】図2は本発明のテスト・ボードの第2実施
例を示す図である。同図において、Sはプリント配線信
号線、1はテスト・ボード、6は信号入力部、7はベタ
グランドをそれぞれ示している。本発明の第2実施例
は、信号入力部6の周囲をベタグランド7にすること
で、装置の配置を気にせずに装置からテスト・ボード1
の間を最短距離で配線可能とし、配線にストレスを加え
ないようにしたものである。
【0022】信号入力部6には複数個のスルーホールが
設けられ、各スルーホールは信号線層上に存在する矩形
の金属箔に接続されている。この矩形の金属箔からはプ
リント配線信号線Sが出ている。ベタグランド7には複
数個のスルーホールが設けられ、各スルーホールはグラ
ンド層上に存在する矩形の金属箔に接続されている。同
軸ケーブルの内部導体は信号入力部6に接続され、同軸
ケーブルの外部導体はベタグランド7に接続される。
【0023】図3は本発明のテスト・ボードの第3実施
例を示す図である。同図において、Sはプリント配線信
号線、6は信号入力部、7はベタ・グランド、8は観測
点、9は入力信号採取用スルーホール、10はグランド
供給部、11は信号供給用スルーホールをそれぞれ示し
ている。本発明の第3実施例は、信号入力部6を第2実
施例と同様な構成とし、1個の観測点8から複数個の信
号採取用スルーホール9に入力信号を分配し、複数のデ
バイスの入力端子に配線可能とし、観測点8で入力信号
を観測できるようにしたものである。
【0024】信号入力部6にはスルーホールが開けら
れ、このスルーホールにはプリント配線信号線Sが接続
されている。信号入力部6の周囲にはベタ・グランド7
が設けられ、ベタ・グランド7には複数個のスルーホー
ルが開けられ、各スルーホールはグランド層に接続され
ている。このような構造は第2実施例と同じである。観
測点8にはスルーホールが開けられ、このスルーホール
は信号入力部6からのプリント配線信号線Sに接続され
ている。観測点8の周囲には複数個の入力信号採取用ス
ルーホール9が開けられている。各入力信号採取用スル
ーホール9は、観測点8のスルーホールとプリント配線
信号線Sで接続されている。
【0025】観測点8の周りにはグランド供給部10が
設けられ、グランド供給部10には複数個のスルーホー
ルが開けられている。これらスルーホールは、グランド
層に接続されている。入力信号採取用スルーホール9の
外側に入力信号供給用スルーホール11が設けられてい
る。入力信号採取用スルーホール9と入力信号供給用ス
ルーホール11は1対1に対応している。各入力信号供
給用スルーホール11から出ているプリント配線信号線
は、対応するデバイス(例えば、LSI)の入力端子に
接続される。
【0026】入力信号の観測を行いたい場合、所望の入
力信号採取用スルーホール9と対応する入力信号供給用
スルーホール11の間をジャンパ線で接続し、プローブ
の探針を観測点8のスルーホールに挿入し、プローブの
外周の遮蔽導体をGND供給部10に接続する。
【0027】図4は本発明の第4実施例を示す図であ
る。なお、図3と同一符号は同一物を示す。本発明の第
4実施例は第3実施例と略ぼ同じであるので、相違点の
みを説明する。信号入力部6から出ているプリント配線
信号線に接続される矩形の金属箔を信号線層に設け、こ
の矩形の金属箔に,観測点8のスルーホール及び入力信
号採取用スルーホール9を接続する。
【0028】図5は本発明の第5実施例を示す図であ
る。同図において、Sはプリント配線信号線、8は観測
点、9aは信号採取用スルーホール、9bはスルーホー
ル、10はグランド供給部、12は出力信号供給用スル
ーホール、13は測定対象部用スルーホールをそれぞれ
示している。
【0029】本発明の第5実施例は、一個の観測点8に
おいて、デバイスの複数の出力端子の信号波形を観測で
き、また、デバイスの出力側を測定対象部に接続した場
合におけるデバイスの出力端子の信号波形を観測できる
ようにしたものである。観測点8にはスルーホールが開
けられている。観測点8の周囲にはグランド供給部10
が設けられ、グランド供給部10には複数のスルーホー
ルが開けられ、これらスルーホールはグランド層に接続
されている。
【0030】グランド供給部10の左側,右側および上
側には、複数個の信号採取用スルーホール9aが開けら
れている。各信号採取用スルーホール9aは、プリント
配線信号線Sによって、観測点8のスルーホールと接続
されている。グランド供給部10の下側には、複数個の
スルーホール9bが設けられている。スルーホール9b
は、プリント配線信号線Sによって、観測点8のスルー
ホールと接続されている。
【0031】四角形の下辺を除去した形に配置された複
数個の信号採取用スルーホール9aの周りには、複数個
の出力信号供給用スルーホール12が設けられている。
信号採取用スルーホール9aは、出力信号供給用スルー
ホール12と1対1に対応している。各出力信号供給用
スルーホール12は、プリント配線信号線Sによって、
デバイス(例えば、LSI)の出力端子に接続される。
スルーホール9bの並びに対向して測定対象部用スルー
ホール13の並びが設けられている。スルーホール9b
は、測定対象部用スルーホール13と1対1に対応して
いる。各測定対象部用スルーホール13は、プリント配
線信号線Sによって、測定対象部に接続される。
【0032】測定対象部を接続しない状態の下における
デバイスの出力端子の波形を観測したい場合には、所望
の出力信号供給用スルーホール12と対応する信号採取
用スルーホール9aをジャンパ線で接続し、観測点8の
スルーホールにプローブの探針を挿入し、プローブの外
周の遮蔽導体をGND供給部10に接続する。測定対象
部を接続した状態の下におけるデバイスの出力端子の波
形を観測したい場合には、所望の出力信号供給用スルー
ホール12と対応する信号採取用スルーホール9aをジ
ャンパ線で接続し、所望のスルーホール9bと対応する
測定対象部用スルーホール13をジャンパ線で接続し、
観測点8のスルーホールにプローブの探針を差し込み、
プローブの外周の遮蔽導体をGND供給部10に接続す
る。
【0033】図6は本発明の第6実施例を示す図であ
る。なお、図5と同一符号は同一物を示す。本発明の第
6実施例は第5実施例と略ぼ同じであるので、相違点の
みを説明する。矩形の金属箔を信号線層に設け、この矩
形の金属箔に観測点8のスルーホール,信号採取用スル
ーホール9aおよびスルーホール9bを接続する。
【0034】図7は本発明のテスト・ボードの第7実施
例を示す図である。同図において、8a,8c,8dは
観測点、9aないし9dは信号採取用スルーホール、1
0a,10c,10dはグランド供給部、12は出力信
号供給用スルーホール、13は測定対象部用スルーホー
ル、14aないし14dはグランド用スルーホール、1
5aないし15dはスルーホール、16aと16bは近
端クロストーク・ノイズ採取用スルーホール、16cと
16dは遠端クロストーク・ノイズ採取用スルーホー
ル、(a) ないし(r) はプリント配線信号線、L1ないし
L6はテスト・ボードの信号線層をそれぞれ示す。
【0035】本発明の第7実施例は、クロストーク・ノ
イズ関連の測定において使用されるテスト・ボードであ
って、近端の観測点と遠端の観測点を一箇所ずつ個々に
設け、デバイスの複数個の出力端子の内の1個を選択す
ることで、各出力駆動能力のクロストーク・ノイズ測定
が行え、また、平行配線の線種を選択し、組み合わせる
ことで、複数の平行配線を組み合わせた際のクロストー
ク・ノイズの測定が出来るようにしたものである。
【0036】デバイスの出力信号観測点8aの周りの構
造は、第5実施例(図5を参照)または第6実施例(図
6を参照)と同じである。所望のスルーホール12を選
択し、選択したスルーホール12と対応する信号採取用
スルーホール9aをジャンパ接続し、これにより、測定
対象とするデバイスの出力端子を選択する。
【0037】複数の測定対象部用スルーホール13が下
辺および右側に並べられているが、下辺の左端のスルー
ホール13を1番目とし、以下、反時計方向に2番,3
番,…と番号を付けていくことにする。1番目のスルー
ホール13はL1層のプリント配線信号線(a) に接続さ
れ、2番目のスルーホール13はL5層のプリント配線
信号線(b) に接続され、3番目のスルーホール13はL
6層のプリント配線信号線(c) に接続され、4番目のス
ルーホール13はL2層のプリント配線信号線(d) に接
続され、5番目のスルーホール13はL5層のプリント
配線信号線(h) に接続され、6番目のスルーホール13
はL1層のプリント配線信号線(g) に接続され、7番目
のスルーホール13はL2層のプリント配線信号線(f)
に接続され、8番目のスルーホール13はL6層のプリ
ント配線信号線(f) に接続される。
【0038】テスト・ボードは多層プリント配線板で作
られているが、1番上の層はL1層と呼ばれ、L1層の
次の層はL2層と呼ばれる。L2層の次に電源層があ
り、電源層の次にグランド層がある。電源層の次の層は
L5層と呼ばれ、L5層の次の層はL6層と呼ばれる。
【0039】L1/L5は、L1層のプリント配線信号
線とL5層のプリント配線信号線とがX−Y座標系にお
いて同一の位置に配置されていることを示している。同
様に、L2/L6は、L2層のプリント配線信号線とL
6層のプリント配線信号線とがX−Y座標系において同
一の位置に配置されていることを示している。例えば、
プリント配線信号線(a) はL1層に配置され、プリント
配線信号線(b) はL5層に配置されているが、プリト配
線信号線(a) のL1層におけるX−Y座標値と、プリト
配線信号線(b) のL1層におけるX−Y座標値とは同じ
である。
【0040】プリント配線信号線(a) の終端およびプリ
ント配線信号線(b) の終端は、TTLをレシーバとする
ためのスルーホールに接続されている。同様に、プリン
ト配線信号線(c) およびプリント配線信号線(d) の終端
にはTTLが接続され、プリント配線信号線(e) および
プリント配線信号線(f) の終端にはTTLが接続され、
プリント配線信号線(g) およびプリント配線信号線(h)
の終端にはTTLが接続されている。
【0041】近端クロストーク・ノイズ観測点8cの周
りはグランド供給部10cとされ、グランド供給部10
cには複数個のグランド用スルーホールが開けられてい
る。また、グランド供給部10cの周囲には複数個の信
号採取用スルーホール9cが設けられている。各信号採
取用スルーホール9cは、観測点8cのスルーホールと
電気的に接続されている。
【0042】左側の信号採取用スルーホール9cと1対
1に対応してスルーホール16aが設けられており、ス
ルーホール16aと1対1に対応してスルーホール15
aが設けられており、スルーホール15aと1対1に対
応してグランド用スルーホール14aが設けられてい
る。スルーホール14aとスルーホール15aの間は、
終端抵抗子で接続される。
【0043】1番目のスルーホール16aはL1層のプ
リント配線信号線(i) に接続され、1番目のスルーホー
ル15aもL1層のプリント配線信号線(i) に接続され
ている。2番目のスルーホール16aはL5層のプリン
ト配線信号線(j) に接続され、2番目のスルーホール1
5aもL5層のプリント配線信号線(j) に接続されてい
る。3番目のスルーホール16aはL1層のプリント配
線信号線(K) に接続され、3番目のスルーホール15a
もL1層のプリント配線信号線(k) に接続されている。
4番目のスルーホール16aはL5層のプリント配線信
号線(l) に接続され、4番目のスルーホール15aもL
5層のプリント配線信号線(l) に接続されている。
【0044】プリント配線信号線(i) のL1層における
X−Y座標値とプリント配線信号線(j) のL5層におけ
るX−Y座標値は同じであり、プリント配線信号線(k)
のL1層におけるX−Y座標値とプリント配線信号線
(l) のL5層におけるX−Y座標値は同じである。
【0045】右側の信号採取用スルーホール9cと1対
1に対応してスルーホール16bが設けられており、ス
ルーホール16bと1対1に対応してスルーホール15
bが設けられており、スルーホール15bと1対1に対
応してグランド用スルーホール14bが設けられてい
る。スルーホール14bとスルーホール15bの間は、
例えば抵抗で接続される。
【0046】1番目のスルーホール16bはL6層のプ
リント配線信号線(m) に接続され、1番目のスルーホー
ル15bもL6層のプリント配線信号線(m) に接続され
ている。2番目のスルーホール16bはL2層のプリン
ト配線信号線(n) に接続され、2番目のスルーホール1
5bもL5層のプリント配線信号線(n) に接続されてい
る。3番目のスルーホール16bはL6層のプリント配
線信号線(o) に接続され、3番目のスルーホール15b
もL6層のプリント配線信号線(o) に接続されている。
4番目のスルーホール16b はL2層のプリント配線信
号線(p) に接続され、4番目のスルーホール15bもL
2層のプリント配線信号線(p) に接続されている。5番
目のスルーホール16bはL6層のプリント配線信号線
(q) に接続され、5番目のスルーホール15bもL6層
のプリント配線信号線(q) に接続されている。6番目の
スルーホール16b はL2層のプリント配線信号線(r)
に接続され、6番目のスルーホール15bもL2層のプ
リント配線信号線(r) に接続されている。
【0047】プリント配線信号線(m) のL6層における
X−Y座標値とプリント配線信号線(n) のL2層におけ
るX−Y座標値は同じであり、プリント配線信号線(o)
のL6層におけるX−Y座標値とプリント配線信号線
(p) のL2層におけるX−Y座標値は同じであり、プリ
ント配線信号線(q) のL6層におけるX−Y座標値とプ
リント配線信号線(r) のL2層におけるX−Y座標値は
同じである。
【0048】遠端クロストーク・ノイズ観測点8dの周
りはグランド供給部10dとされ、グランド供給部10
dには複数個のグランド用スルーホールが開けられてい
る。また、グランド供給部10dの周囲には複数個の信
号採取用スルーホール9dが設けられている。各信号採
取用スルーホール9dは、観測点8cのスルーホールと
電気的に接続されている。
【0049】左側の信号採取用スルーホール9dと1対
1に対応してスルーホール16cが設けられており、ス
ルーホール16cと1対1に対応してスルーホール15
cが設けられており、スルーホール15cと1対1に対
応してグランド用スルーホール14cが設けられてい
る。スルーホール14cとスルーホール15cの間は、
例えば抵抗で接続される。
【0050】1番目のスルーホール16cはL1層のプ
リント配線信号線(k) に接続され、1番目のスルーホー
ル15cもL1層のプリント配線信号線(k) に接続され
ている。2番目のスルーホール16cはL5層のプリン
ト配線信号線(l) に接続され、2番目のスルーホール1
5cもL5層のプリント配線信号線(l) に接続されてい
る。3番目のスルーホール16cはL1層のプリント配
線信号線(i) に接続され、3番目のスルーホール15c
もL1層のプリント配線信号線(i) に接続されている。
4番目のスルーホール16cはL5層のプリント配線信
号線(j) に接続され、4番目のスルーホール15cもL
5層のプリント配線信号線(j) に接続されている。
【0051】右側の信号採取用スルーホール9dと1対
1に対応してスルーホール16dが設けられており、ス
ルーホール16dと1対1に対応してスルーホール15
dが設けられており、スルーホール15dと1対1に対
応してグランド用スルーホール14dが設けられてい
る。スルーホール14dとスルーホール15dの間は、
例えば抵抗で接続される。
【0052】1番目のスルーホール16dはL6層のプ
リント配線信号線(q) に接続され、1番目のスルーホー
ル15dもL6層のプリント配線信号線(q) に接続され
ている。2番目のスルーホール16dはL2層のプリン
ト配線信号線(r) に接続され、2番目のスルーホール1
5dもL2層のプリント配線信号線(r) に接続されてい
る。3番目のスルーホール16d はL6層のプリント配
線信号線(o) に接続され、3番目のスルーホール15d
もL6層のプリント配線信号線(o) に接続されている。
4番目のスルーホール16dはL2層のプリント配線信
号線(p) に接続され、4番目のスルーホール15dもL
2層のプリント配線信号線(p) に接続されている。5番
目のスルーホール16dはL6層のプリント配線信号線
(m) に接続され、5番目のスルーホール15dもL6層
のプリント配線信号線(m) に接続されている。6番目の
スルーホール16dはL2層のプリント配線信号線(n)
に接続され、6番目のスルーホール15dもL2層のプ
リント配線信号線(n) に接続されている。
【0053】プリント配線信号線(a),(b),…,(r)のX−
Y平面への投影は、互いに平行である。例えば、L6層
において、プリント配線信号線(e) に1番目に近いプリ
ント配線信号線はプリント配線信号線(m) であり、プリ
ント配線信号線(e) に2番目に近いプリント配線信号線
はプリント配線信号線(o) であり、プリント配線信号線
(e) に3番目に近いプリント配線信号線はプリント配線
信号線(q) である。
【0054】例えば、デバイスからの出力信号をプリン
ト配線信号線(e) に流した時にプリント配線信号線(m)
に発生する近端クロストーク・ノイズを測定したい場合
には、1番目(最上段)のスルーホール16bと対応す
るスルーホール9cを接続し、観測点8c から近端クロ
ストーク・ノイズを測定する。デバイスからの出力信号
をプリント配線信号線(e) に流した時にプリント配線信
号線(m) に発生する遠端クロストーク・ノイズを測定し
たい場合には、5番目のスルーホール16dと対応する
スルーホール9dを接続し、観測点8dから遠端クロス
トーク・ノイズを測定する。
【0055】例えば、観測点8cを使用して、デバイス
からの出力信号をプリント配線信号線(g) に流した時に
プリント配線信号線(m) に発生する近端クロストーク・
ノイズを測定することもでき、観測点8dを使用して、
デバイスからの出力信号をプリント配線信号線(g) に流
した時にプリント配線信号線(m) に発生する遠端クロス
トーク・ノイズを測定することもできる。
【0056】スルーホール16aと対応するスルーホー
ル9cをジャンパ接続せずに、信号波形観測用プローブ
をスルーホール16aに直接接触させ、信号波形観測用
プローブのグランド供給としてグランド供給部10cを
用いることも出来る。スルーホール16b,16c,1
6dについても同様である。
【0057】図7の例では、或る一定長の平行配線のみ
の場合、観測点8c,8dの左右両側に縦方向にスルー
ホール14a,14b,14c,14d,15a,15
b,15c,15d,16a,16b,16c,16d
を設けたが、同一観測点で平行配線(i) ないし(l) の長
さを変えたい場合には、観測点8c,8dの上底辺や下
底辺にスルーホール14a,14c,15a,15c,
16a,16cを設けたり、或いは同一観測点で平行配
線(m) ないし(r) の長さを変えたい場合には、観測点8
c,8dの上底辺や下底辺にスルーホール14b,14
d,15b,15d,16b,16dを設けることで、
平行配線長の異なる測定を行うことが出来る。
【0058】図8は本発明のテスト・ボードの第8実施
例を示す図である。同図において、SBはプリント板配
線、CL はコンデンサ、RP はプルアップ抵抗子、8は
出力信号の観測点、9aは信号採取用スルーホール、9
bはスルーホール、10はグランド供給部、12は出力
信号供給用スルーホール、13は測定対象部用スルーホ
ール、17は電源用スルーホール、18はグランド用ス
ルーホール、19はスルーホール、19′はTTLをシ
レーバとするためのスルーホールをそれぞれ示してい
る。
【0059】本発明の第8実施例は疑似バスライン関連
の測定をするためのテスト・ボードであって、プリント
板配線SBを一定長にし、或る一定間隔単位でスルーホ
ール19を設け、各スルーホール19に隣接して電源用
スルーホール17とグランド用スルーホール18を設け
たものである。
【0060】観測点8の周りの構造は、第5実施例(図
5を参照)または第6実施例(図6を参照)と同じであ
る。所望のスルーホール12を選択し、選択したスルー
ホール12と対応する信号採取用スルーホール9aをジ
ャンパ接続し、これにより、測定対象とするデバイスの
出力端子を選択する。測定対象部用スルーホール13と
スルーホール9bをジャンパ接続することで、疑似バス
ラインを選択する。疑似バスラインSBには等間隔でス
ルーホール19を設け、各スルーホール19の隣接した
場所に電源用スルーホール17とグランド用スルーホー
ル18を設ける。
【0061】従来の疑似バスラインの測定を行うとき
は、スルーホール19とGND用スルーホール18の間
にコンデンサを接続すると共に、TTLをレシーバとす
るために、最終端のスルーホール19とスルーホール1
9′をジャンパ接続する。この等価回路は図6(b) に示
される。実使用に合わせて、疑似バスライン上にプルア
ップ抵抗子RP を電源用スルーホール17とスルーホー
ル19との間に接続して、疑似バスラインの測定を行う
ことも出来る。この等価回路は図6(c) に示される。
【0062】図9は本発明のテスト・ボードの第9実施
例を示す図である。同図において、S1ないしS3は疑
似バスライン、8は出力信号の観測点、9aは信号採取
用スルーホール、9bはスルーホール、10はグランド
供給部、12は出力信号供給用スルーホール、13は測
定対象部用スルーホール、17は電源用スルーホール、
18はグランド用スルーホール、19はスルーホール、
20は疑似バスラインS1の最終端のスルーホール、2
1はTTL1をレシーバとするためのスルーホール、2
1′は疑似バスラインS2の最初端のスルーホール、2
2は疑似バスラインS2の最終端のスルーホール、23
はTTL2をレシーバとするためのスルーホール、24
は疑似バスラインS3の最初端のスルーホール、25は
疑似バスラインS3の最終端のスルーホール、26はT
TL3をレシーバとするためのスルーホールをそれぞれ
示している。
【0063】本発明の第9実施例は、疑似バスライン関
連の測定を行うためのテスト・ボードであって、疑似バ
スラインに一定間隔単位でスルーホールを設け、各スル
ーホールに隣接した場所に電源用スルーホールとグラン
ド用スルーホールを設け、さらに、疑似バスライン長を
任意に選択できるようにしたものである。観測点8の周
りの構造は、第5実施例(図5を参照)または第6実施
例(図6を参照)と同じである。所望のスルーホール1
2を選択し、選択したスルーホール12と対応する信号
採取用スルーホール9aをジャンパ接続し、これによ
り、デバイスの出力端子を選択する。
【0064】スルーホール13とスルーホール9bとを
ジャンパ接続することで、疑似バスラインを選択する。
各測定対象部用スルーホール13には、疑似バスライン
S1が接続されている。疑似バスラインS1の途中には
複数個のスルーホール19が設けられ、最終端にはスル
ーホール20が設けられている。各スルーホール19の
近くには電源用スルーホール17とグランド用スルーホ
ール19が設けられ、最終端のスルーホール20の近く
にも電源用スルーホール17とグランド用スルーホール
19が設けられている。スルーホール20とスルーホー
ル21とをジャンパ線で接続すると、疑似バスラインS
1にTTL1が接続される。
【0065】疑似バスラインS2の最初端にはスルーホ
ール21′が設けられ、途中にはスルーホールが設けら
れ、最終端にはスルーホール22が設けられている。途
中のスルーホールの近くには電源用スルーホールとグラ
ンド用スルーホールが設けられ、最終端のスルーホール
22の近くにも電源用スルーホールとグランド用スルー
ホールが設けられている。
【0066】疑似バスラインS1の長さで疑似バスライ
ンの測定が満足できない場合、TTL1をレシーバとす
るためのスルーホール21と疑似バスラインS1の最終
端のスルーホール20を接続せず、疑似バスラインS1
の最終端のスルーホール20と疑似バスラインS2の最
初端のスルーホール21′をジャンパ接続し、TTL2
をレシーバとするために疑似バスラインS2の最終端の
スルーホール22とスルーホール23とをジャンパ接続
することで、疑似バスラインS1より長い疑似バスライ
ンの測定を行うことが出来る。
【0067】疑似バスラインS3の最初端にはスルーホ
ール24が設けられ、途中にはスルーホールが設けら
れ、最終端にはスルーホール25が設けられている。途
中のスルーホールの近くには電源用スルーホールとグラ
ンド用スルーホールが設けられ、最終端のスルーホール
25の近くにも電源用スルーホールとグランド用スルー
ホールが設けられている。
【0068】疑似バスラインS1+S2の長さで疑似バ
スラインの測定が満足できない場合、TTL2をレシー
バとするためのスルーホール23と疑似バスラインS2
の最終端のスルーホール22を接続せずに、疑似バスラ
インS2の最終端のスルーホール22と疑似バスライン
S3の最初端のスルーホール24とをジャンパ接続し、
疑似バスラインS3の最終端スルーホール25とスルー
ホール26とをジャンパ接続することで、疑似バスライ
ンS1+S2よりも長い疑似バスラインの測定を行うこ
とが出来る。
【0069】図10は本発明のテスト・ボードの第10
実施例を示す図である。同図において、S1ないしS4
は疑似バスライン、8は出力信号の観測点、9aは信号
採取用スルーホール、9bはスルーホール、10はグラ
ンド供給部、12は出力信号供給用スルーホール、26
ないし28はスルーホール、29は疑似バスラインS2
の最終端のスルーホール、30は疑似バスラインS3の
最初端のスルーホール、31は疑似バスラインS3の最
終端のスルーホール、32は疑似バスラインS4の最初
端のスルーホール、33は疑似バスラインS4の最終端
のスルーホール、34はTTL1をレシーバとするため
のスルーホール、35は疑似バスラインS1の最終端の
スルーホール、36はTTL2をレシーバとするための
スルーホール、37はグランド用スルーホールをそれぞ
れ示している。
【0070】本発明の第10実施例は、反射・全反射波
形やT分岐波形,伝搬速度の測定を一箇所の観測点と同
一のプリント板配線を用いて測定できるようにしたもの
である。
【0071】観測点8の周りの構造は、第5実施例(図
5を参照)または第6実施例(図6を参照)と同じであ
る。所望のスルーホール12を選択し、選択したスルー
ホール12と対応する信号採取用スルーホール9aをジ
ャンパ接続し、これにより、測定対象とするデバイスの
出力端子を選択する。
【0072】3個のスルーホール9bは、プリント配線
信号線Sで観測点8のスルーホールに接続されている。
スルーホール26は左端のスルーホール9bに対応し、
スルーホール27は真中のスルーホール9bに対応し、
スルーホール28は右端のスルーホール9bに対応して
いる。
【0073】スルーホール26から疑似バスラインS1
が出ており、スルーホール35が疑似バスラインS1の
最終端のスルーホールになり、スルーホール28は疑似
バスラインS1の途中に位置する。スルーホール26か
らスルーホール28までの疑似バスライン部分の長さは
90cmであり、スルーホール28からスルーホール3
5までの疑似バスライン部分の長さは10cmである。
スルーホール35に隣接してグランド用スルーホール3
7が設けられている。たま、スルーホール35の近くに
は、TTL2をレシーバとするためのスルーホール36
が設けられている。
【0074】スルーホール27からは疑似バスラインS
2が出ており、スルーホール29が疑似バスラインS2
の最終端のスルーホールになる。疑似バスラインS2の
長さは10cmである。スルーホール29に隣接してグ
ランド用スルーホール37が設けられている。
【0075】疑似バスラインS2の最終端のスルーホー
ル29に隣接してスルーホール30が設けられている。
スルーホール30からは疑似バスラインS3が出てい
る。疑似バスラインS3の長さは10cmである。スル
ーホール31が疑似バスラインS3の最終端のスルーホ
ールになる。スルーホール31に隣接してグランド用ス
ルーホール37が設けられている。
【0076】疑似バスラインS3の最終端のスルーホー
ル31に隣接してスルーホール32が設けられている。
スルーホール32からは疑似バスラインS4が出てい
る。疑似バスラインS4の長さは10cmである。スル
ーホール33が疑似バスラインS4の最終端のスルーホ
ールになる。スルーホール33に隣接してグランド用ス
ルーホール37が設けられている。スルーホール29,
スルーホール31,スルーホール33から略ぼ等距離の
位置に、TTL1をレシーバとするためのスルーホール
34が設けられている。
【0077】スルーホール12とスルーホール9aとを
任意に選択し、ジャンパ接続することで、測定対象とす
るデバイスの出力端子を選択する。全反射波形を観測す
る場合、スルーホール26とスルーホール9bとをジャ
ンパ接続し、波形観測は観測点8またはスルーホール3
5で行う。反射波形を観測する場合、スルーホール26
と左端のスルーホール9bとをジャンパ接続し、スルー
ホール35とスルーホール36とをジャンパ接続するこ
とでTTL2をレシーバとし、波形観測は観測点8また
はスルーホール35もしくはスルーホール36で行う。
【0078】伝搬速度の測定では、全反射波形を観測す
る場合と同様の配線によって、観測点8の観測波形で反
射波形を用いて、伝搬速度を算出する。反射波形からデ
バイスの出力インピーダンスを算出することも出来る。
【0079】T分岐波形の観測では、遠端部T分岐波形
と近端部T分岐波形の2種類の観測が出来る。遠端部T
分岐波形の場合は、スルーホール26と左端のスルーホ
ール9bをジャンパ接続し、スルーホール27とスルー
ホール28とをジャンパ接続することで、10cmの遠
端部T分岐波形の全反射系が観測できる。スルーホール
35とスルーホール36とをジャンパ接続し、スルーホ
ール29とスルーホール34とをジャンパ接続すること
で、通常の遠端部T分岐波形が観測できる。
【0080】また、スルーホール35とスルーホール3
6、スルーホール29とスルーホール34のどちらか一
方をジャンパ接続して観測することができ、TTLを用
いずにグランド用スルーホール37にコンデンサや抵抗
を接続して観測することも出来る。
【0081】さらに、スルーホール29とスルーホール
30をジャンパ接続することで、20cmの遠端部T分
岐波形が観測でき、全反射系と通常反射系が観測でき
る。さらに、全反射系と通常反射系を組み合わせた場合
の観測を行い得ると共に、抵抗子やコンデンサを接続し
た場合の観測を行うことも出来る。
【0082】さらに、スルーホール31とスルーホール
32をジャンパ接続することで、30cmの遠端部T分
岐波形が観測でき、全反射系と通常反射系が観測でき
る。さらに、全反射系と通常反射系を組み合わせた場合
の観測を行い得ると共に、抵抗子やコンデンサを接続し
た場合の観測を行うことも出来る。
【0083】近端部T分岐波形の場合、スルーホール2
8とスルーホール9bをジャンパ接続し、スルーホール
27とスルーホール28とをジャンパ接続することで、
10cmの近端部T分岐波形の全反射系が観測できる。
スルーホール35とスルーホール36とをジャンパ接続
し、スルーホール29とスルーホール34とをジャンパ
接続することで、通常の近端部T分岐波形が観測でき
る。また、遠端部T分岐波形の場合と同様に組み合わせ
て観測できる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、下記のような効果を得ることが出来る。 電源&グランド供給部2に種々の大きさのコンデン
サ4(パスコン)を装着することが出来る。 テスト・ボード1上の信号入力部6に同軸ケーブル
を配線する際、装置の位置に関係なく自由に同軸ケーブ
ルを接続でき、同軸ケーブルや接続部などに余分なスト
レスを与えたり、同ケーブル長が長過ぎたりする問題が
解決された。 従来の技術ではデバイスの入力端子と信号入力部は
1対1に対応し、複数の信号入力部と複数の観測点が必
要であったが、本発明によって、信号入力部の観測点を
一箇所で構成すると共に、テスト・ボード上のスペース
の縮小化や測定,評価時間の短縮が実現できた。 従来の技術ではデバイスの出力端子と測定対象部は
1対1に対応し、複数の測定対象部を測定する場合は、
1対1に対応した複数の観測点が必要であったが、本発
明によって観測点を一箇所で構成すると共に、テスト・
ボード上のスペースの縮小化や測定,評価時間の短縮が
実現できた。 従来の技術ではデバイスの出力端子と平行配線の線
種は1対1に対応し、例えば16通りの平行配線の組合
せがある場合、16通り全ての組合せをテスト・ボード
上に配線し、なおかつ、デバイスの出力端子は1端子の
出力に対してのみ測定する形式であったが、本発明によ
って、近端と遠端の観測点を一箇所ずつ個々に設け、1
つのデバイスの複数個の出力端子を選択することで、複
数の出力駆動能力のクロストーク・ノイズ測定が行える
ようになった。また、平行配線の線種を選択して組み合
わせることで、複数の平行配線を組み合わせた際のクロ
ストーク・ノイズが測定できるようになった。 疑似バスライン関連の測定において、プリント板配
線を一定長とし、一定間隔単位でスルーホールを設け、
スルーホールに隣接した場所に数個の電源用スルーホー
ルとグランド用スルーホールを設けたことで、従来の技
術では容量性での測定のみであったが、本発明によって
実用条件に近い条件で測定することが出来るようになっ
た。 疑似バスライン関連の測定において、プリント板配
線を一定長とし、一定間隔単位でスルーホールを設け、
スルーホールに隣接した場所に数個の電源用スルーホー
ルとGND用スルーホールを設けたことで、従来では容
量性での測定のみであったが、実用条件に近い条件で測
定することが出来るようになった。また、疑似バスライ
ンの長さを変えた測定を行う場合、別の疑似バスライン
のプリント板配線を作成せずに、任意に疑似バスライン
長を変えて測定できるようになった。 本発明によって、同一のプリント板配線で反射・全
反射波形、T分岐波形の測定を行うことができ、T分岐
波形観測用のプリント板配線と観測点を設ける必要がな
くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテスト・ボードの第1実施例を示す図
である。
【図2】本発明のテスト・ボードの第2実施例を示す図
である。
【図3】本発明のテスト・ボードの第3実施例を示す図
である。
【図4】本発明のテスト・ボードの第4実施例を示す図
である。
【図5】本発明のテスト・ボードの第5実施例を示す図
である。
【図6】本発明のテスト・ボードの第6実施例を示す図
である。
【図7】本発明のテスト・ボードの第7実施例を示す図
である。
【図8】本発明のテスト・ボードの第8実施例を示す図
である。
【図9】本発明のテスト・ボードの第9実施例を示す図
である。
【図10】本発明のテスト・ボードの第10実施例を示
す図である。
【符号の説明】
1 テスト・ボード 2 電源&グランド供給部 2a 電源供給部 2b グランド供給部 3 スルーホール 4 コンデンサ 5 ソケット接続用ホール 6 信号入力部 7 ベタ・グランド 8 観測点 9 入力信号採取用スルーホール 10 グランド供給部 11 入力信号供給用スルーホール 12 出力信号供給用スルーホール 13 測定対象部用スルーホール S プリント配線信号線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層プリント配線板で作られたテスト・
    ボードの表面に電源供給部(2a)を設け、電源供給部(2a)
    に隣接してグランド供給部(2b)を設け、 電源供給部(2a)に複数個の電源用スルーホール(3) を設
    けると共に、グランド供給部(2b)に複数個のグランド用
    スルーホール(3) を設けたことを特徴とするするテスト
    ・ボード。
  2. 【請求項2】 多層プリント配線板で作られたテスト・
    ボードの表面に信号入力部(6) を設け、 信号入力部(6) の周囲をグランド供給部(7) とし、 グランド供給部(7) に複数個のグランド用スルーホール
    を設けたことを特徴とするテスト・ボード。
  3. 【請求項3】 多層プリント配線板で作られたテスト・
    ボードの表面に信号入力部(6) を設け、 信号入力部(6) の周囲をグランド供給部(7) とし、グラ
    ンド供給部(7) に複数個のグランド用スルーホールを設
    け、 テスト・ボードの表面に観測点(8) を設け、観測点(8)
    と信号入力部(6) を接続し、 観測点(8) の周りにグランド供給部(10)を設け、グラン
    ド供給部(10)に複数個のグランド用スルーホールを設
    け、 グランド供給部(10)の外周に、複数個の入力信号採取用
    スルーホール(9) を設けると共に、入力信号採取用スル
    ーホール(9) を観測点(8) に接続し、 複数個の入力信号採取用スルーホール(9) の外周に複数
    個の入力信号供給用スルーホール(11)を設け、 入力信号供給用スルーホール(11)にプリント配線信号線
    (S) を接続したことを特徴とするテスト・ボード。
  4. 【請求項4】 多層プリント配線板で作られたテスト・
    ボードの表面に観測点(8) を設け、観測点(8) にスルー
    ホールを設け、 観測点(8) の周りをグランド供給部(10)とし、グランド
    供給部(10)に複数個のグランド用スルーホールを設け、 グランド供給部(10)の外側に複数個の信号採取用スルー
    ホール(9a)を設けると共に、信号採取用スルーホール(9
    a)と観測点(8) のスルーホールを接続し、 複数個の信号採取用スルーホール(9a)の外側に複数個の
    出力信号供給用スルーホール(12)を設けると共に、出力
    信号供給用スルーホール(12)をプリント配線信号線(S)
    に接続し、 グランド供給部(10)の外側に複数個のスルーホール(9b)
    を設けると共に、各スルーホール(9b)を観測点(8) のス
    ルーホールに接続し、 複数個のスルーホール(9b)の外側に複数個の測定対象部
    用スルーホール(13)を設け、測定対象部用スルーホール
    (13)をプリント配線信号線に接続したことを特徴とする
    テスト・ボード。
  5. 【請求項5】 多層プリント配線板で作られたテスト・
    ボードの表面に出力信号観測点(8a)を設け、出力信号観
    測点(8a)にスルーホールを開け、 出力信号観測点(8a)の周りにグランド供給部(10a) を設
    け、グランド供給部(10a) に複数個のグランド用スルー
    ホールを設け、 グランド供給部(10a) の外側に複数個の信号採取用スル
    ーホール(9a)を設けると共に、各信号採取用スルーホー
    ル(9a)と出力信号観測点(8a)のスルーホールを接続し、 複数個の信号採取用スルーホール(9a)の外側に複数個の
    出力信号供給用スルーホール(12)を設けると共に、出力
    信号供給用スルーホール(12)をプリント配線信号線(S)
    に接続し、 グランド供給部(10a) の外側に複数個のスルーホール(9
    b)を設けると共に、各スルーホール(9b)を出力信号観測
    点(8a)のスルーホールに接続し、 複数個のスルーホール(9b)の外側に複数個の測定対象部
    用スルーホール(13)を設け、測定対象部用スルーホール
    (13)をクロストーク・ノイズの発生源となるプリント配
    線信号線(a,b, …,h) に接続し、 テスト・ボードの表面に近端クロストーク・ノイズ観測
    点(8c)を設け、近端クロストーク・ノイズ観測点(8c)に
    スルーホールを開け、 近端クロストーク・ノイズ観測点(8c)の周りにグランド
    供給部(10c) を設け、グランド供給部(10c) に複数個の
    グランド用スルーホールを設け、 グランド供給部(10c) の外側に複数個の信号採取用スル
    ーホール(9c)を設けると共に、各信号採取用スルーホー
    ル(9c)と近端クロストーク・ノイズ観測点(8c)のスルー
    ホールを接続し、 複数個の信号採取用スルーホール(9c)の外側に複数個の
    近端クロストーク・ノイズ採取用スルーホール(16a,16
    b) を設けると共に、近端クロストーク・ノイズ採取用
    スルーホール(16a,16b) に、クロストークの発生源とな
    るプリント配線信号線(a,b, …,h) に平行なプリント配
    線信号線(i,j, …,r) の一端を接続し、 テスト・ボードの表面に遠端クロストーク・ノイズ観測
    点(8d)を設け、遠端クロストーク・ノイズ観測点(8d)に
    スルーホールを開け、 遠端クロストーク・ノイズ観測点(8d)の周りにグランド
    供給部(10d) を設け、グランド供給部(10d) に複数個の
    グランド用スルーホールを設け、 グランド供給部(10d) の外側に複数個の信号採取用スル
    ーホール(9d)を設けると共に、各信号採取用スルーホー
    ル(9d)と遠端クロストーク・ノイズ観測点(8d)のスルー
    ホールを接続し、 複数個の信号採取用スルーホール(9d)の外側に複数個の
    遠端クロストーク・ノイズ採取用スルーホール(16c,16
    d) を設けると共に、遠端クロストーク・ノイズ採取用
    スルーホール(16c,16d) に、クロストークの発生源とな
    るプリント配線信号線(a,b, …,h) に平行なプリント配
    線信号線(i,j, …,r) の他端を接続したことを特徴とす
    るテスト・ボード。
  6. 【請求項6】 多層プリント配線板で作られたテスト・
    ボードの表面に観測点(8) を設け、観測点(8) にスルー
    ホールを開け、 観測点(8) の周りをグランド供給部(10)とし、グランド
    供給部(10)に複数個のグランド用スルーホールを設け、 グランド供給部(10)の外側に複数個の信号採取用スルー
    ホール(9a)を設けると共に、信号採取用スルーホール(9
    a)と観測点(8) のスルーホールを電気的に接続し、 複数個の信号採取用スルーホール(9a)の外側に複数個の
    出力信号供給用スルーホール(12)を設けると共に、出力
    信号供給用スルーホール(12)をプリント配線信号線(S)
    に接続し、 グランド供給部(10)の外側に複数個のスルーホール(9b)
    を設けると共に、スルーホール(9b)を観測点(8) のスル
    ーホールに接続し、 複数個のスルーホール(9b)の外側に複数個の測定対象部
    用スルーホール(13)を設け、測定対象部用スルーホール
    (13)を疑似バスライン(SB)に接続し、 疑似バスライン(SB)に一定間隔単位でスルーホール(19)
    を設け、各スルーホール(19)に隣接した場所に電源用ス
    ルーホール(17)とグランド用スルーホール(18)を設けた
    ことを特徴とするテスト・ボード。
  7. 【請求項7】 多層プリント配線板で作られたテスト・
    ボードの表面に観測点(8) を設け、観測点(8) にスルー
    ホールを開け、 観測点(8) の周りをグランド供給部(10)とし、グランド
    供給部(10)に複数個のグランド用スルーホールを設け、 グランド供給部(10)の外側に複数個の信号採取用スルー
    ホール(9a)を設けると共に、信号採取用スルーホール(9
    a)と観測点(8) のスルーホールを接続し、 複数個の信号採取用スルーホール(9a)の外側に複数個の
    出力信号供給用スルーホール(12)を設けると共に、出力
    信号供給用スルーホール(12)をプリント配線信号線(S)
    に接続し、 グランド供給部(10)の外側に複数個のスルーホール(9b)
    を設けると共に、スルーホール(9b)を観測点(8) のスル
    ーホールに接続し、 複数個のスルーホール(9b)の外側に複数個の測定対象部
    用スルーホール(13)を設け、測定対象部用スルーホール
    (13)に疑似バスライン(S1)を接続すると共に、他の疑似
    バスライン(S2,S3) を設け、 各疑似バスライン(S1,S2,S3)に、一定間隔単位でスルー
    ホール(19)を設け、各スルーホール(19)に隣接した場所
    に電源用スルーホール(17)とグランド用スルーホール(1
    8)を設け、 複数個の疑似バスライン(S1,S2,S3)を直列接続すること
    により、長さの異なる疑似バスラインを構成できるよう
    にしたことを特徴とするテスト・ボード。
  8. 【請求項8】 多層プリント配線板で作られたテスト・
    ボードの表面に観測点(8) を設け、観測点(8) にスルー
    ホールを開け、 観測点(8) の周りをグランド供給部(10)とし、グランド
    供給部(10)に複数個のグランド用スルーホールを設け、 グランド供給部(10)の外側に複数個の信号採取用スルー
    ホール(9a)を設けると共に、信号採取用スルーホール(9
    a)と観測点(8) のスルーホールを接続し、 複数個の信号採取用スルーホール(9a)の外側に複数個の
    出力信号供給用スルーホール(12)を設けると共に、出力
    信号供給用スルーホール(12)をプリント配線信号線(S)
    に接続し、 グランド供給部(10)の外側に3個のスルーホール(9b)を
    設けると共に、スルーホール(9b)を観測点(8) のスルー
    ホールに接続し、 3個のスルーホール(9b)の外側に3個の測定対象部用ス
    ルーホール(26,27,28)を設け、 1番目の測定対象部用スルーホール(26)に1 番目の疑似
    バスライン(S1)の一端を接続すると共に、3番目の測定
    対象部用スルーホール(28)が1番目の疑似バスラインの
    途中に接続されるようにし、 2番目の測定対象部用スルーホール(27)に2番目の疑似
    バスライン(S2)の一端を接続したことを特徴とするテス
    ト・ボード。
JP5262525A 1993-10-20 1993-10-20 テスト・ボード Withdrawn JPH07120528A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006090788A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Fujitsu Ltd 伝送マージンの検証装置、その検証方法及び検証プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006090788A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Fujitsu Ltd 伝送マージンの検証装置、その検証方法及び検証プログラム

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