JPH07119965A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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Publication number
JPH07119965A
JPH07119965A JP29479293A JP29479293A JPH07119965A JP H07119965 A JPH07119965 A JP H07119965A JP 29479293 A JP29479293 A JP 29479293A JP 29479293 A JP29479293 A JP 29479293A JP H07119965 A JPH07119965 A JP H07119965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
combustion
abnormality
igniting
extinguishing
Prior art date
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Pending
Application number
JP29479293A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sakata
武司 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼装置の着火動作時に、着火のリトライ回
数の履歴を記憶することにより、着火に関する異常が経
年変化によるものか否かを判別可能とする燃焼装置の提
供を目的とする。 【構成】 燃料が供給された燃焼部に着火を行う着火手
段と、前記燃焼部の着火を確認する着火検出手段と、前
記着火手段による着火動作にかかわらず前記着火検出手
段により着火が確認されないときに、再度着火手段によ
る着火動作のリトライを行い、前記着火検出手段により
着火が確認された着火回数をカウントする着火リトライ
カウント手段と、前記着火リトライカウント手段により
カウントされた着火リトライ回数の履歴を記憶する記憶
手段と、前記記憶手の記憶内容に基づいて情報を出力す
る出力手段とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼装置に関し、特に
着火時の着火性能を判断し得る燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の燃焼装置では異常が発生した場
合、そのエラーコードを順次記憶していき、ある操作に
よりその来歴を知ることが出来る機能を搭載したものが
一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のでは、異常の事実・種類を判断することができ、便利
であるが、異常突入時の前後の状況がわからず、その状
況も理解できれば異常の対応がより容易となる実情があ
る。
【0004】特に、燃焼装置の着火性能については、複
数回の着火のリトライ動作を行うのが一般的であるのに
かかわらず、着火のリトライ動作を行ったのに着火しな
い異常が発生した場合、その異常が経年的な性能ダウン
によるものか、あるいは突発的に発生したものかを判断
し難いという問題を有していた。
【0005】そこで、本発明は上述の問題点に鑑みてな
されたものであって、着火性能に関する異常については
その前後の状況により異常状況を推量し得る燃焼装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、燃料が供給された燃焼部に
着火を行う着火手段と、前記燃焼部の着火を確認する着
火検出手段と、前記着火手段による着火動作にかかわら
ず前記着火検出手段により着火が確認されないときに、
再度着火手段による着火動作のリトライを行い、前記着
火検出手段により着火が確認された着火回数をカウント
する着火リトライカウント手段と、前記着火リトライカ
ウント手段によりカウントされた着火リトライ回数の履
歴を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容に基
づいて情報を出力する出力手段とを具備したことを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明の燃焼装置によれば、着火手段による着
火動作にかかわらず、着火検出手段が着火を検出しない
ときに行った再着火のリトライ回数を記憶していき、着
火不良の場合にはそのリトライ回数の履歴に基づいてそ
れが経年変化によるものかどうかを知ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。この実施例は本発明の燃焼装置を給湯器に
適用したものである。
【0009】図1が本発明の燃焼装置の構成を示したも
のである。
【0010】このガス燃焼装置では、燃焼管2を内設し
た燃焼室1と、燃焼室1の燃焼管2にガス管3からノズ
ルホルダ5を介して燃料ガスを供給するガスノズル4
と、燃焼室1の底部に設けられて燃焼管2の内外に燃焼
用空気を供給する給排気用ファン6と、燃焼室1内の空
気混合ガスに着火する着火手段7(イグナイタ8及び点
火プラグ9)とを具備して構成されている。なお、10
はガス管3の途中に設けたガス電磁弁を示す。また、1
1は燃焼室1の上方に配設された熱交換器で、給湯用配
管12が通されている。15は排気口を示す。
【0011】このガス燃焼機器には湯沸器としての運転
動作を制御するマイクロコンピュータ等で構成した制御
部20が設けられている。制御部20は運転信号を出力
し、この運転信号による指令に基づいて前記ファン6、
ガス弁10及び着火手段7(イグナイタ8)の各作動状
態がON・OFFに切り換えられる。なお制御部20
は、前記給湯用配管12に設けられる流水スイッチ(図
示せず)からのスイッチ信号を入力して、該スイッチ信
号の切り換わりに同期して運転信号がON・OFF切り
換えられる。
【0012】また、燃焼室1内の燃焼管2の上方には、
サーモカップル13が設けられており、その出力が制御
部20に出力されてその状態により燃焼室内の着火及び
消火を検出している。このサーモカップル13が着火検
出手段及び消火検出手段に相当する。
【0013】しかして、この燃焼装置においては、前記
ファン6とガス弁10については、コントローラ20か
らの運転信号の切り換わりに同期して、ファン6の運転
・運転停止とガス弁10の開・閉とがそれぞれ切り換え
られる。
【0014】次に、制御部20の構成自体を詳細に説明
する。制御部20は、着火制御手段21、燃焼回数カウ
ント手段22、着火リトライカウント手段23、着火時
異常処理手段24、消火制御手段25、消火時間計時手
段26、消火異常判別手段27、消火時異常処理手段2
8及びその他の制御手段29を有している。
【0015】着火制御手段21は、着火手段7であるイ
グナイタ8及び点火プラグ9を制御して着火動作を行う
ものである。燃焼回数カウント手段22は、給湯器が製
造されてからあるいは出荷されてからの行った燃焼動作
の総回数をカウントする手段である。着火リトライカウ
ント手段23は、着火の指示があってから着火検出手段
13が着火を検出するまでに行った着火制御手段21に
よる着火動作の回数をカウントする手段である。着火時
異常処理手段24は、着火動作について異常が生じた場
合の対処を行う手段である。例えば、着火制御手段21
が所定回数着火動作を行ったが着火できなかった場合
に、出力手段32にその旨報知を行ったりするものであ
る。
【0016】消火制御手段25は、燃焼室1の燃焼の消
火動作を制御するものである。具体的には、消火指示が
あるとガス電磁弁10を閉としてガスの流入を止めて消
火を行う。消火時間計時手段26は、消火指示があった
後に消火制御手段25により消火動作を行って消火検出
手段13が消火を確認するまでの時間を計時するもので
ある。消火異常判別手段27は、消火動作について異常
の有無を判別する手段である。例えば、消火時間計時手
段26が計時した消火までの時間が長すぎたり、また、
突然長くなったりした場合に何らかの異常が発生したと
判断する。消火時異常処理手段28は、消火異常判別手
段27が異常と判断したときの安全措置を行うものであ
り、例えば電磁弁10の上流側の図外の元電磁弁を閉じ
たり出力手段32に異常の発生を報知したりする。
【0017】その他の制御手段29は、上述以外の制御
を行う手段であり、例えば操作手段31、出力手段32
を制御したり、また記憶手段30との間のデータのやり
取りを制御したりする。
【0018】また、制御部20には操作手段31、出力
手段32、記憶手段30と接続されている。操作手段3
1は、給湯温度等を指示するものである。出力手段32
は、給湯状態を表示したり、また異常が発生したときに
は、その旨、内容を表示もしくは音声で知らせる手段で
ある。記憶手段30は、制御部20の制御手順を記憶し
たり、種々の情報を一時記憶したりしている。
【0019】記憶手段30の本発明に関する記憶内容を
図示したのが図2である。記憶手段30の一部には、リ
トライ回数記憶エリア及び消火時間記憶エリアを有して
いる。リトライ回数記憶エリアは、燃焼の行った各燃焼
回数ごとに、そのときの着火リトライカウント手段23
がカウントした再着火動作の回数であるリトライ回数を
記憶している。これにより燃焼回数が増えるごとのリト
ライ回数の履歴を知ることができ、この様子を見ること
により着火不良の場合には経年変化による異常か、ある
いは空焚になったとか、燃焼室のひび割れ等の突発的異
常かを判断することができる。
【0020】消火時間記憶エリアは、燃焼の行った各燃
焼回数ごとに、消火時間計時手段26が計時した消火に
かかった時間を記憶している。これにより燃焼回数が増
えるごとの消火にかかった時間の履歴を知ることがで
き、この様子を見ることにより消火不良の場合には、そ
れが経年変化によるものかあるいは突発的なものかを判
断することができる。
【0021】次に、本発明の燃焼装置の動作について、
図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。
【0022】まず、図3が着火時の動作を示したフロー
チャートである。操作手段31の操作等により、燃焼開
始の指示があると(S1)、燃焼回数カウント手段22
が総燃焼回数を+1加算してカウントする(S2)。そ
して、着火制御手段21が着火手段7を制御して着火動
作を行う(S3)。着火動作に際しては、着火検出手段
13が着火をしたか否かを確認する(S4)。着火が確
認されれば、燃焼動作に移行する。
【0023】着火が確認できなければ、着火のリトライ
回数を+1加算して(S5)、燃焼回数に対応するエリ
アにリトライ回数を記憶する(S6)。着火のリトライ
回数が所定回数以内であれば。再度着火動作を行いステ
ップS3〜S7を繰り返す。
【0024】着火のリトライ回数が所定回数をこえると
着火時異常処理手段24が異常処理を行う(S8)。そ
の異常処理は、着火動作を中止し、出力手段32に着火
異常である旨を報知する。また、このとき操作手段31
の操作によりリトライ回数記憶エリアの内容を表示して
リトライ回数の履歴を表示する。
【0025】次に、消火時の動作について説明する。図
4が消火時の動作を示したフローチャートである。
【0026】燃焼動作中に(S11)、操作手段31の
操作等により燃焼終了の指示があると(S12)、消火
制御手段25が消火動作を行う(S13)。消火動作は
ガス電磁弁10を閉じることにより行うことができる。
そして、消火動作に際しては消火検出手段13が消火の
確認を行う(S14)。
【0027】消火の確認が検出できなければ、規定時間
が経過したか否かを判断し(S15)、経過するまでは
ステップS14及びS15を繰り返す。規定時間経過す
れば、消火時異常処理手段28が異常処理を行う(S1
6)。その異常処理としては、例えば図外の元電磁弁を
閉じて強制的に燃焼を終了させる。
【0028】消火の異常処理後またはステップS14に
おいて消火が確認されれば、消火時間計時手段26が計
時した消火時間を記憶手段30の消火時間記憶エリア
に、燃焼回数に対応して記憶する(S17)。
【0029】そして、次に消火時異常判断手段27が消
火に要した時間の履歴に基づいて経時的判断を行う(S
18)。例えば、急激的に増加したならば、規定時間内
であっても例えば、ひび割れ等の突発的異常が生じたと
判断する。
【0030】また、徐々に消火の時間が増してきて、も
うすぐ規定時間を上回りそうなときも異常の危険性があ
ると判断する。
【0031】そして、経時的判断が問題なしと判断され
ればそのまま終了し、問題ありと判断されれば、例えば
給湯器の使用を禁止したり、その旨を出力手段32に報
知する(S19)。また、このとき操作手段31の操作
により消火時間記憶エリアの内容を表示して、消火時間
の履歴を知ることができる。
【0032】なお、上記実施例では、全ての燃焼回数に
対して着火のリトライ回数及び消火時間を記憶するよう
にしているが、メモリの容量を節約するためFIFO方
式を利用してメモリが一杯になると古い方から順次削除
して新しいデータを記憶するようにすればよい。
【0033】また、全ての燃焼回数に対して記憶するの
ではなく、例えばリトライ回数が3回以上の時の場合と
か、所定回数以上の場合のみ記憶するようにしたり、消
火時間が所定時間以上の場合のみ記憶するようにすれば
よい。
【0034】また、上記実施例では、出力手段31にリ
トライ回数記憶エリア、消火時間記憶エリアの内容をそ
のまま出力しているが、燃焼回数を横軸としてリトライ
回数あるいは消火時間を縦軸としてグラフで表示した
り、また、リトライ回数、消火時間の増加傾向から異常
発生の時期等を予想出力するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では着火の
際に着火に要したリトライ回数の履歴を記憶するように
したので、着火に関する異常のときに、それが経年変化
によるものかあるいは突発的なものによるものかを判別
し得るので、その後の異常の対応を速やかに行える効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示した説明図である。
【図2】記憶手段の内容の説明図である。
【図3】着火動作の説明図である。
【図4】消火動作の説明図である。
【符号の説明】
1 燃焼室 2 燃焼管 4 ガスノズル 7 着火手段 10 ガス電磁弁 20 制御部 22 燃焼回数カウント手段 23 着火リトライカウント手段 26 消火時間計時手段 27 消火異常判別手段 30 記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料が供給された燃焼部に着火を行う着
    火手段と、前記燃焼部の着火を確認する着火検出手段
    と、前記着火手段による着火動作にかかわらず前記着火
    検出手段により着火が確認されないときに、再度着火手
    段による着火動作のリトライを行い、前記着火検出手段
    により着火が確認された着火回数をカウントする着火リ
    トライカウント手段と、前記着火リトライカウント手段
    によりカウントされた着火リトライ回数の履歴を記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容に基づいて情報
    を出力する出力手段と、を具備したことを特徴とする燃
    焼装置。
JP29479293A 1993-10-29 1993-10-29 燃焼装置 Pending JPH07119965A (ja)

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JP29479293A JPH07119965A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 燃焼装置

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JP29479293A JPH07119965A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 燃焼装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1039227A3 (de) * 1999-03-23 2002-05-15 Joh. Vaillant GmbH u. Co. Verfahren zur Erkennung und Beurteilung von Zündproblemen
JP2006313036A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 High Pressure Gas Safety Institute Of Japan 着火不良検出装置
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