JPH0711988Y2 - 平プラテン装置 - Google Patents

平プラテン装置

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JPH0711988Y2
JPH0711988Y2 JP5601389U JP5601389U JPH0711988Y2 JP H0711988 Y2 JPH0711988 Y2 JP H0711988Y2 JP 5601389 U JP5601389 U JP 5601389U JP 5601389 U JP5601389 U JP 5601389U JP H0711988 Y2 JPH0711988 Y2 JP H0711988Y2
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paper
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JP5601389U
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JPH02146041U (ja
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昌義 川平
真一 小柳出
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Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
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Publication date
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Priority to EP90101926A priority patent/EP0381197B1/en
Priority to DE69013371T priority patent/DE69013371D1/de
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、印字機に用いられる平プラテン装置に関す
る。
[従来の技術] 最近、印字機の利用分野を広げるために小形・軽量化を
図りたいとする要請が強い。このような要請に答えるた
めに、円筒形状の印台を有する印字機に対して飛躍的に
小形・軽量化が図れる平プラテン装置を備えた印字機が
次第に利用されるようになってきている。
かかる平プラテン装置は、第5図に示す如く、印字ヘッ
ド2に対向配設された平形の印台11と、この印台11の両
側に対向配設された各一対のローラシャフト14,14およ
びピンチローラ15,15と、該ローラシャフト14を駆動す
る回転駆動手段(図示省略)等から構成されているのが
一般的である。
ここで、上記平プラテン装置を備えた印字機を用いて用
紙に印字するには、回転駆動手段により両ローラシャフ
ト14,14を同期的に回転させ、図中右方のローラシャフ
ト14とピンチローラ15との間に用紙9を差し込む。する
と、用紙9は、該ローラシャフト14とピンチローラ15と
の協働により用紙ガイド6に案内されつつ印字ヘッド2
と印台11との間に送り込まれ印字される。
[考案が解決しようとする課題] ここで、ピンチローラ15の圧接力が小さいと、用紙9と
ローラシャフト14との間に滑りが発生して用紙9が正規
に送られず、印字不具合が生じることがある。そこで、
かかる事態が生じないように、ピンチローラ15の直径を
大きくして圧接力が大きくなるように構成することが考
えられる。しかし、これでは印字機が必然的に大型化し
前記小形化要請を満たすことが出来ないという不都合が
生じる。
また、印台11の印字面11aには鉛板や肉厚ゴム等の制振
部材4を設けて、印字ヘッド2が直接印台11を叩いたと
しても該ヘッド2が損傷せず、かつ印字する際に騒音が
発生しないように構成しているが、制振部材4を印台11
に設けたためコスト高となる。また、印字機の構造上、
制振部材4は印字ヘッド2によって同一箇所を叩かれる
回数が多くなり、該部材4が短期間のうちに摩耗して高
鮮明印字が妨げられやすい。
更に、より一層の高鮮明印字およびコスト低減を図るた
めに、ローラシャフト14および印台1等を互いの位置関
係を一定に保持しつつ印字機のフレーム1に容易かつ迅
速に組付けることができる技術の開発が望まれている。
ここに、本考案の目的は、印字機の小形化に寄与しつつ
高鮮明印字を長期に亙って保障するとともに、印字機に
容易かつ迅速に組付けることができる安価な平プラテン
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、印台と、この印台の長手方向の両端部に一体
に形成された当該印台をフレームに固定するための一対
の取付部と、前記印台の両側に対向配設されかつ前記取
付部に回転支持された一対のローラシャフトと、前記両
ローラシャフト間に回行可能に渡設されて前記印台を覆
う無端状の弾性帯板から構成される。
[作用] 本考案では、用紙は弾性帯板によって弾性支持された状
態で印字ヘッドと印台との間に送られ印字される。この
際、弾性帯板は両ローラシャフト間を回行するので、印
字ヘッドによって同一箇所が叩かれることが少なく短期
間の内に局部的に摩耗変形するようなことはない。その
ため、高鮮明印字が長期に亙って保障される。また、弾
性帯板の制振作用により印字ヘッドの損傷防止、騒音防
止が図られる。
更に、印台、ローラシャフトおよび弾性帯板を、互いの
位置関係を一定に保持しつつ取付部を介して印字機のフ
レームに一度に組付けることができる。そのため、印台
等を互いの位置関係を調整しつつ別個にフレームに取付
ける必要はなくなり、印字機に容易かつ迅速に組付ける
ことができる。
[実施例] 本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
本実施例にかかる平プラテン装置は、第1図に示す如
く、印台11、ローラシャフト14、弾性帯板21および取付
部31を含み構成されており、これら各構成部品は互いの
位置関係を一定に保持して印字機に容易かつ迅速に組付
けられるように一体に形成されている。
なお、第5図において示した構成要素と同一のものにつ
いては同一の符号を付し、その説明を省略もしくは簡略
化する。
印台11は、用紙送り方向とは直角な方向に細長く形成さ
れている。
弾性帯板21は、用紙を両ローラシャフト14,14間で弾性
支持しつつ搬送し得るように形成されている。すなわ
ち、弾性帯板21は無端状に形成されており、第2図に示
す如く、両ローラシャフト14,14間に回行可能に渡設さ
れて印台11を覆うように構成されている。また、弾性帯
板21は、用紙9との間にすべりが発生しないようにゴム
等の高摩擦係数を有する弾性材料で形成されている。
取付部31は、第1,4図に示す如く、印台11を印字機のフ
レーム1に固定するために印台11の長手方向の両端部1
2,13に一体に形成されている。各取付部31には、一対の
ローラシャフト14,14が軸受41,41を介して印台11の両側
に対向配設され、かつ回転支持されている。これによ
り、印台11、ローラシャフト14および弾性帯板21は、取
付け部31を介して一体に形成されており、互いの位置関
係は精度よく一定に保持されることになる。
また、ローラシャフト14,14は、第3図に示す如く、当
該両シャフト14,14の共通接線が印台11の印字面11aより
も図中下方にくるように配設されている。これにより、
弾性帯板21を両ローラシャフト14,14間に渡設した場
合、帯板21は、両シャフト14,14および印台11によって
一定のテンションで張られ撓むことはない。
次に作用について説明する。
用紙9をローラシャフト14とピンチローラ15との協働に
より印字ヘッド2と印台11との間に送る際、該用紙9は
弾性帯板21の上側部と摩擦係合して弾性支持されつつ送
られる。
したがって、用紙9はローラシャフト14およびピンチロ
ーラ15並びに弾性帯板21の協働によって精度よく送られ
て高鮮明印字されることになる。また、用紙9は印台11
との間に常に弾性帯板21が介在した状態で印字されるの
で、該帯板21が制振部材(4)の役目を果たすことにな
る。更に、印台11、ローラシャフト14,14および弾性帯
板21は、取付部31を介して印字機のフレーム1に一体に
取付けられており、正確な位置関係が保持されるので、
高鮮明印字が保障される。
しかして、この実施例によれば、印台11と、この印台11
の長手方向の両端部12,13に一体に形成された当該印台1
1をフレーム1に固定するための一対の取付部31,31と、
印台11の両側に対向配設されかつ取付部31,31に回転支
持された一対のローラシャフト14,14と、前記両ローラ
シャフト14,14間に回行可能に渡設されて印台11を覆う
無端状の弾性帯板21とから平プラテン装置を構成したの
で、印字機の小形化に寄与しつつ高鮮明印字を長期に亙
って保障するとともに、印字機に容易かつ迅速に組付け
ることができる。
また、用紙9をローラシャフト14およびピンチローラ15
並びに弾性帯板21の協働によって搬送するように構成し
たので、ピンチローラ15の径を小さくしても当該用紙9
とローラシャフト14との間に滑りが発生するようなこと
はなく、用紙9を高精度で送って印字することができ
る。この点からも、印字機の小形・軽量化に寄与しつつ
高鮮明印字を保障することができる。
また、弾性帯板21は回行可能に形成されており印字ヘッ
ド2によって同一箇所が叩かれることが少ないので、短
期間の内に該帯板21が局部的に摩耗変形するようなこと
はない。したがって、この点からも高鮮明印字が保障さ
れる。
また、用紙9と印台11との間に弾性帯板21が介在した状
態で印字されるので、該帯板21が制振部材の役目(印字
ヘッド2の損傷防止、騒音防止)を果たすことになり、
この点からも高鮮明印字が保障される。
また、ローラシャフト14,14は、当該両シャフト14,14の
共通接線が印台11の印字面11aよりも下方にくるように
形成されているので、弾性帯板21が弛むようなことはな
く、この点からも高鮮明印字が保障される。
更に、印台11、ローラシャフト14,14および弾性帯板21
を取付部31を介して一体として構成したので、ローラシ
ャフト14および印台1等を互いの位置関係を一定に保持
しつつ印字機のフレーム1に一度に組付けることがで
き、この点からも一段と組付けの容易化・迅速化を図る
ことができる。
[考案の効果] 本考案によれば、印台と、この印台の長手方向の両端部
に一体に形成された当該印台をフレームに固定するため
の一対の取付部と、前記印台の両側に対向配設されかつ
取付部に回転支持された一対のローラシャフトと、前記
両ローラシャフト間に回行可能に渡設されて印台を覆う
無端状の弾性帯板とから平プラテン装置を構成したの
で、印字機の小形化に寄与しつつ高鮮明印字を長期に亙
って保障するとともに、印字機に容易かつ迅速に組付け
てコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同じく外観斜視図、第3図は同じく側面図、第4図は本
考案に係る平プラテン装置を備えた印字機の一部を断面
した図および第5図は従来の平プラテン装置を示す概略
図である。 1…フレーム、11…印台、12,13…印台の端部、14…ロ
ーラシャフト、21…弾性帯板、31…取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印台と、 この印台の長手方向の両端部に一体に形成された当該印
    台をフレームに固定するための一対の取付部と、 前記印台の両側に対向配設されかつ前記取付部に回転支
    持された一対のローラシャフトと、 前記両ローラシャフト間に回行可能に渡設されて前記印
    台を覆う無端状の弾性帯板とからなる平プラテン装置。
JP5601389U 1989-02-02 1989-05-16 平プラテン装置 Expired - Lifetime JPH0711988Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5601389U JPH0711988Y2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 平プラテン装置
KR1019900001025A KR930000181B1 (ko) 1989-02-02 1990-01-30 인자기
EP90101926A EP0381197B1 (en) 1989-02-02 1990-01-31 A printing machine
DE69013371T DE69013371D1 (de) 1989-02-02 1990-01-31 Druckvorrichtung.
US07/780,523 US5133616A (en) 1989-02-02 1991-10-17 Printing machine

Applications Claiming Priority (1)

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JPH02146041U JPH02146041U (ja) 1990-12-11
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