JPH07119056A - 熱変色性布帛及びそれを用いた衣料 - Google Patents

熱変色性布帛及びそれを用いた衣料

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JPH07119056A
JPH07119056A JP5293905A JP29390593A JPH07119056A JP H07119056 A JPH07119056 A JP H07119056A JP 5293905 A JP5293905 A JP 5293905A JP 29390593 A JP29390593 A JP 29390593A JP H07119056 A JPH07119056 A JP H07119056A
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JP
Japan
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thermochromic
light
layer
resin
color
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Application number
JP5293905A
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English (en)
Inventor
Yutaka Shibahashi
裕 柴橋
Michiyuki Yasuda
満行 安田
Katsuyuki Fujita
勝幸 藤田
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Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07119056A publication Critical patent/JPH07119056A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐光堅牢性に優れた,熱変色性布帛及びそれ
を用いた衣料を提供する。 【構成】 布帛表面に設けられた熱変色層上に金属光沢
顔料、透明二酸化チタン、透明酸化鉄、透明酸化セシウ
ム、透明酸化亜鉛から選ばれる光遮蔽性顔料を膜形成材
料中に分散状態に固着させた光遮蔽顔料層を積層してな
る熱変色性布帛及びそれを用いた衣料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱変色性布帛及びそれを
用いた衣料に関する。更に詳細には、耐光堅牢性を顕著
に向上させた熱変色性布帛及びそれを用いた衣料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱変色層を設けた衣料の耐光
堅牢性を向上させるために紫外線吸収剤や酸化防止剤等
を含有させた合成樹脂層を熱変色層に積層する試みが実
公平4−10178号公報等に開示されている。又、別
の試みとして、熱変色層の上層に光反射層或いは光吸収
層を設けて、紫外線や可視光線を吸収或いは反射させる
ことにより下層の熱変色層への到達を抑制しようとする
試みがある。更に、別の試みとして、着色フィルターを
適用する試みがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た各提案には以下の如き不具合な点を挙げることができ
る。殊に、熱変色材が電子供与性呈色性有機化合物と電
子受容性化合物を含む系にあっては、前記紫外線吸収剤
等による紫外線のカット手段のみでは前記電子供与性呈
色性有機化合物の光劣化を完全に防止することはできな
い。また、前記光反射層を設ける系で十分な効果を得る
ためには、該層は白っぽくなり、下層にある熱変色層の
色変化を十分に視覚させ難い。一方、光吸収層を設ける
系では、前記層が濃色であるか、黒っぽい色になり、下
層にある熱変色層の色変化の視覚を妨げる。又、着色フ
ィルター、例えば黄色着色層を配する系では、熱変色層
が青色を呈しているときは、電子供与性呈色性有機化合
物は黄色光を吸収して青色光を反射するため、黄色着色
層の影響により緑色に視覚される。次いで、熱変色層が
無色に変化すると、前記電子供与性呈色性有機化合物は
全ての可視光線を反射するため、黄色着色層から反射さ
れる黄色光のみが視覚されて、黄色に見え、緑色←→黄
色の、可逆的色変化を呈する。このように有色(1)か
ら有色(2)の、可逆的色変化を視覚させるとしても有
色←→無色の、可逆的色変化を視覚させることができな
い。
【0004】本発明は、前記した従来の試みの不具合を
解消し、耐光堅牢性を顕著に向上させると共に、熱変色
層の色変化をも有色←→無色で明瞭に視覚させ、更に
は、金色、銀色、メタリック色等の金属光沢調の色変化
を視覚させようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、布帛表面に熱
変色層が設けられていると共に前記熱変色層上に、金属
光沢顔料、透明二酸化チタン、透明酸化鉄、透明酸化セ
シウム、透明酸化亜鉛から選ばれる光遮蔽性顔料を膜形
成材料中に分散状態に固着させた光遮蔽性顔料層を積層
してなる熱変色性布帛及びそれを用いた衣料を要件とす
る。さらには、前記熱変色層が、電子供与性呈色性有機
化合物と電子受容性化合物と前記両者の呈色反応を可逆
的に生起させる有機化合物媒体とからなる熱変色材料を
膜形成材料中に分散状態に固着させた層であること、さ
らには、紫外線吸収剤、酸化防止剤、老化防止剤、一重
項酸素消光剤、スーパーオキシドアニオン消光剤、オゾ
ン消光剤、可視光線吸収剤、赤外線吸収剤から選ばれ
る、一種又は二種以上の光安定剤を膜形成材料中に分散
状態に固着した光安定剤層を、光遮蔽性顔料層上に積層
又は、熱変色層と光遮蔽性顔料層の間に介在させてなる
こと、又、光遮蔽性顔料層中に分散させてなる熱変色性
布帛及びそれを用いた衣料を要件とする。
【0006】前記において、金属光沢顔料は更に具体的
には、天然雲母の表面を41〜44重量%の酸化チタン
で被覆した粒度が5〜60μmの金色金属光沢顔料、天
然雲母の表面を30〜38重量%の酸化チタンで被覆
し、その上に0.5〜10重量%の非変色性有色顔料を
被覆した粒度が5〜60μmの金色光沢顔料、天然雲母
の表面を16〜39重量%の酸化チタンで被覆した粒度
が5〜100μmの銀色金属光沢顔料、天然雲母の表面
を45〜58重量%の酸化チタンで被覆した粒度が5〜
60μmのメタリック色金属光沢顔料、天然雲母の表面
を45〜58重量%の酸化チタンで被覆し、その上に4
〜10重量%の酸化鉄で被覆したメタリック色金属光沢
顔料、天然雲母の表面を45〜58重量%の酸化チタン
で被覆し、その上に0.5〜10重量%の非変色性有色
染顔料を被覆したメタリック色金属光沢顔料等を挙げる
ことができる。
【0007】ここで、布帛は、編物、織物、不織布、レ
ース状の生地等の繊維質の生地、人工皮革等が全て有効
である。又、衣料は手袋、帽子、ソックス、マフラー等
を含む、スポーツ用、レジャー用等の衣料は勿論、洋
服、和服、コート、セーター、ワイシャツ、寝巻、下
着、、エプロン、ネクタイ、ベルト等の一般向け衣料
等、世上、衣料と称される全てのものが有効である。
尚、衣料にあっては,前記熱変色性布帛により衣料の全
体が構成さたもの、衣料の一部が構成されたもの、衣料
の一部に前記構成の熱変色層に光遮蔽性顔料層が積層さ
れた部位をもつもの等であってもよい。更には衣料の一
部に前記熱変色性布帛の小片を貼付、縫いつけ等適宜の
手段で取り付けたもの等も有効である。更には転写印刷
により、適所に所望の転写像を形成させたものであって
もよい。
【0008】熱変色層は電子供与性呈色化合物と電子受
容性化合物と呈色反応を可逆的に生起させる有機化合物
媒体の三成分を含む熱変色材料が用いられる。具体的に
は例えば前述の特公昭51−35414号公報、特公昭
51−44706号公報、特公平1−17154号公報
等に記載されている熱変色性材料、即ち、(1)(イ)
電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェノール性水酸
基を有する化合物と(ハ)極性の置換基を有さない鎖式
脂肪族1価アルコールの三成分を必須成分とした可逆性
熱変色材料。又は、(2)(イ)電子供与性呈色性有機
化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物と
(ハ)極性の置換基を有さない脂肪族1価アルコールと
極性の置換基を有さない脂肪族モノカルボン酸から得た
極性の置換基を有さないエステルより選んだ化合物の三
成分を必須成分とした可逆性熱変色材料。又は、(3)
(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェノール
性水酸基を有する化合物と(ハ)極性の置換基を有さな
い高級脂肪族1価アルコールと、極性の置換基を有さな
い脂肪族モノカルボン酸と極性の置換基を有さない鎖式
脂肪族1価アルコールから得た極性の置換基を有さない
エステルのいずれかより選んだ化合物の三成分を必須成
分とし、これを微小カプセルに内包した可逆性熱変色材
料。或いは、(4)(イ)電子供与性呈色性有機化合物
と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物と(ハ)極
性の置換基を有さない高級脂肪族1価アルコールと、極
性の置換基を有さない脂肪族モノカルボン酸と極性の置
換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコールとから得た極
性の置換基を有さないエステルより選んだ化合物の三成
分を必須成分とし、これをビヒクル中に溶解又は分散し
てなる熱変色性材料等である。
【0009】この他、本出願人が提案した特公平4−1
7154号公報に記載されている、大きなヒステリシス
特性を示して変色する色彩記憶性感温変色性色素を含む
熱変色性材料即ち、温度変化による着色濃度の変化プロ
ットした曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側か
ら温度を上昇させていく場合と逆に変色温度より高温側
から下降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って
変色するタイプの変色材であり、低温側変色点と高温側
変色点の間の常温域において、前記低温側変色点以下又
は高温側変色点以上の温度で変化させた状態を記憶保持
出来る特徴を有する熱変色材料も使用される。
【0010】前記した熱変色性材料は、通常、微小カプ
セルに内包させて適用できるが、微小カプセルに内包さ
せず、そのままの適用でも有効である。前記熱変色性材
料は、膜形成材料であるバインダーを含む媒体中に分散
されて、インキ、塗料などの色材として適用され、コー
ティング層、塗膜形態として熱変色層を形成できるし、
熱可塑性の樹脂中に、微小カプセルに内包させた熱変色
性材料を一体的に溶融ブレンドして、フイルム状、或い
はシート状となしたものであってもよい。
【0011】尚、熱変色層は、シート状に限らず、微小
カプセルに内包させた熱変色性材料を熱可塑性及び熱硬
化性樹脂中に分散、固着状態に含有させた、任意の外観
形状の成形体であって、その表面を熱変色層とするもの
であってもよい。前記における熱変色性材料は、膜形成
材料中或いは熱可塑性樹脂或いは熱硬化性樹脂中に0.
5〜40重量%、好ましくは1〜30重量%含有させる
ことができる。0.5重量%未満の配合量では鮮明な熱
変色効果を視覚させ難いし、40重量%を越えると、過
剰であり、消色状態にあって残色がみられる。光遮蔽性
顔料層は、膜形成材料であるバインダーを含む媒体中に
分散されて、塗料形態となして、コーティング層を形成
することができるし、熱可塑性樹脂中に一体的にブレン
ドして、フイルム状、或いはシート状となしたものでも
よい。光遮蔽性顔料は粒径が概ね5〜100μmの顔料
であり、0.1〜40重量%、好ましくは5〜30重量
%の割合を膜形成材料中に分散、固着させることによ
り、均質な分散性の、所期の隠蔽効果を奏することがで
きる。
【0012】次に膜形成材料を以下に例示する。アイオ
ノマー樹脂、イソブチレン−無水マレイン酸樹脂共重合
樹脂、アクリロニトリル−アクリリックスチレン共重合
樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂、アクリ
ロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、アクリ
ロニトリル塩素化ポリエチレン−スチレン共重合樹脂、
エチレン−塩化ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラ
フト共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル樹
脂、塩素化塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン共重合樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプ
ロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、高密度ポリエチレン樹
脂、中密度ポリエチレン樹脂、リニヤ低密度ポリエチレ
ン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレ
ンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリス
チレン樹脂、ハイインパクトポリスチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリメチルスチレン樹脂、ポリアクリル
酸エステル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、エポ
キシアクリレート樹脂、アルキルフェノール樹脂、ロジ
ン変性フェノール樹脂、ロジン変性アルキド樹脂、フェ
ノール樹脂変性アルキド樹脂、エポキシ樹脂変性アルキ
ド樹脂、スチレン変性アルキド樹脂、アクリル変性アル
キド樹脂、アミノアルキド樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、エポキシ樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、酢酸ビニル
系エマルジョン樹脂、スチレン−ブタジエン系エマルジ
ョン樹脂、アクリル酸エステル系エマルジョン樹脂、水
溶性アルキド樹脂、水溶性メラミン樹脂、水溶性尿素樹
脂、水溶性フェノール樹脂、水溶性エポキシ樹脂、水溶
性ポリブタジエン樹脂、酢酸セルローズ、硝酸セルロー
ズ、エチルセルローズ等を挙げることができる。前記の
膜形成材料のうち、コーティング層を形成させる、膜形
成材料は、前記したアルキルフェノール樹脂、ロジン変
性フェノール樹脂、ロジン変性アルキド樹脂、スチレン
変性アルキド樹脂、アクリル変性アルキド樹脂、アミノ
アルキド樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、スチレン
−ブタジエン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル酸エステル
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、酢
酸ビニル系エマルジョン樹脂、スチレン−ブタジエン系
エマルジョン樹脂、アクリル酸エステル系エマルジョン
樹脂、水溶性アルキド樹脂、水溶性メラミン樹脂、水溶
性尿素樹脂、水溶性フェノール樹脂、水溶性エポキシ樹
脂、水溶性ポリブタジエン樹脂、セルローズ誘導体等の
樹脂であり、水や有機溶剤等に溶解または分散させて適
用できる。
【0013】次に、フイルムやシートを形成する膜形成
材料としては、前記した膜形成材料のうち、アイオノマ
ー樹脂、イソブチレン−無水マレイン酸樹脂共重合樹
脂、アクリロニトリル−アクリリックスチレン共重合樹
脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂、アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、アクリロ
ニトリル塩素化ポリエチレン−スチレン共重合樹脂、エ
チレン−塩化ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフ
ト共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル樹脂、
塩素化塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共
重合樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプロピ
レン樹脂、ポリアミド樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、
中密度ポリエチレン樹脂、リニヤ低密度ポリエチレン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ハイインパクトポリスチレン樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、ポリメチルスチレン樹脂、ポリアクリル酸エ
ステル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、エポキシ
樹脂、エポキシアクリレート樹脂、アルキッド樹脂、ポ
リウレタン樹脂、等の樹脂が挙げられる。
【0014】本発明の熱変色性布帛は、基材表面に形成
した系は勿論、熱変色性材料を分散状態に一体的に溶融
ブレンドした、それ自体熱変色層をもつ熱変色性フイル
ムに、光遮蔽性顔料を分散状態に一体的に溶融ブレンド
したフイルムを積層、合体させたものであってもよい。
【0015】基材としては各種のフィルムやシートの
他、それ自体、或る種の形象に成形された成形体自体で
あってもよい。基材は紙、合成紙、布、不織布、合成皮
革、レザー、プラスチック、ガラス、陶磁器、金属、木
材、石材等が用いられる。又、平面状に限らず、凹凸
状、繊維状等の形態であってもよい。
【0016】積層体の形成は、従来より公知の方法、例
えば、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビヤ印
刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印刷手段、刷毛塗
り、スプレー塗装、静電塗装、電着塗装、流し塗り、ロ
ーラー塗り、浸漬塗装、等の手段により行うことが出来
る。又、押出成形等によりフイルムシート化し、貼り合
わせたり、熱変色層と光遮蔽性顔料層を多層成形によっ
て一体成形することもできる。尚、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、老化防止剤、一重項酸素消光剤、スーパーオキ
シドアニオン消光剤、オゾン消光剤、可視光線吸収剤、
赤外線吸収剤から選ばれる光安定剤を分散状態に固着し
た光安定剤層は、前記した熱変色層或いは光遮蔽性顔料
層の調製に準じて形成できる。前記した熱変色層には、
非変色性有色染顔料の適宜量を混在させて熱変色層の色
変化を多彩に構成することができる。又、熱変色層の下
層には、文字、図柄等の像を配し、これらの像を隠顕さ
せる構成となしてもよい。
【0017】
【作用】本発明の光遮蔽性顔料層は、光吸収(或いは光
反射)機能と光透過機能の両面性を兼ね備えており、熱
変色層の機能低下に悪影響を及ぼす紫外線や可視光線の
少なくとも一部を吸収或いは反射する。斯くして、熱変
色層の耐光性を飛躍的に向上させ、更に可視光線も視覚
を妨げない程度の適量を透過させることができ、熱変色
層の色変化も効果的に視覚させることができる。
【0018】この点を金属光沢顔料を適用した系につい
て説明する。熱変色性顔料中の青色に発色する電子供与
性呈色性有機化合物の光分解に大きく影響していると思
われる近紫外線及び青色可視光線(可視光線の中でも最
も波長が短く、エネルギーが高い)をカットする。前記
金属光沢顔料自体に、ある程度、紫外線をカットする特
性があり、さらには、青色光を選択的に反射し、黄色光
を透過する特性を有する。又、熱変色特性をみると、熱
変色性顔料が青色を呈しているときは、電子供与性呈色
性有機化合物は黄色光を吸収し、青色光を反射し、電子
供与性呈色性有機化合物は黄色光を吸収し、青色光を反
射する為、メタリックブルーに見える。次に熱変色性顔
料が無色に変色すると、電子供与性呈色性有機化合物は
全ての可視光線を反射する為、金属光沢顔料を透過した
黄色光も熱変色性顔料層で反射する。その結果として全
波長が反射され、無色にみえる。従って、青色←→無色
の変化が保持される。この現象は、従来の着色フィルタ
ーを使う系では有り得ない現象であり、可視光線の一部
をもカットして、しかも消色状態が無色にでき、耐光性
を向上させるために機能する。前記金属光沢顔料の系で
は、可視光線の選択的干渉作用により生じる虹彩効果、
透過効果と熱変色層の明度との相関により、金色、銀
色、メタリック色等からの色変化を与えることもでき
る。
【0019】
【実施例】
実施例1 熱変色性顔料〔黒色←→無色、変色温度15℃〕30
部、蛍光ピンク顔料5部、アクリル酸エステル樹脂エマ
ルジョン70部、架橋剤1部を分散し、ロータリースク
リーン印刷により、白色ナイロン生地にスクリーン印刷
した。この熱変色層を設けた、Iriodin205
(メルクジャパン社製)10部、アクリル酸エステル樹
脂40部、シリコン系消泡剤0.5部、酢酸ブチル20
部、芳香族系中沸点溶剤15部を均一に分散したインキ
を、同様にロータリースクリーン印刷を行い、光遮蔽性
顔料層を有する熱変色性布帛を得た。
【0020】前記布帛は15℃以下では、金色を呈して
おり、15℃以上になると、金色からピンク色に変化し
た。次に、再度15℃以下にすると、再び金色となり、
可逆的に何度でも繰り返し金色←→ピンク色の変化を示
す。
【0021】応用例1 実施例1で得られた光遮蔽性顔料層を有する熱変色性布
帛を、スキーウェアーに縫製し、光遮蔽性顔料層を有す
る熱変色性スキーウェアーを作製した。前記スキーは、
レストハウス等の室内では、ピンク色を呈しているが、
ゲレンデに出ると、全体が金色に変化した。次に、再
び、レストハウスに戻ると、ピンク色になり、室内では
ピンク色、ゲレンデでは金色になる特徴を有し、しか
も、耐光性向上も付与したスキーウエアーを提供するこ
とができた。
【0022】実施例2 蛍光イエローと蛍光ピンクを幾何学模様で印刷した白色
ポリエステルニット生地に、熱変色性色彩記憶性顔料
〔黒色←→無色、消色温度45℃、着色温度15℃〕3
0部、ウレタン樹脂エマルジョン70部を分散し、上記
幾何学模様が隠蔽出来るような格子柄のデザインでスク
リーン印刷し、熱変色層を設けた。次に、光遮蔽性顔料
として微粒子透明二酸化チタンを10部、アクリル酸エ
ステル樹脂35部、シリコン系消泡剤0.5部、酢酸ブ
チル20部、芳香族系中沸点溶剤15部を均一に分散し
たインキを格子柄のデザインで、スクリーン印刷を行
い、光遮蔽性顔料層を有する熱変色を得た。
【0023】前記布帛は、15℃以下では、白地に黒色
の格子柄が表れているが、45℃以上になると、黒色が
消え、蛍光イエローと蛍光ピンクの幾何学模様に変化
し、室温でこの状態を維持した。次に、再び15℃以下
にすると、白地に黒色の格子柄が表れこの状態を室温で
維持した。
【0024】応用例2 実施例2で得られた光遮蔽性顔料層を有する熱変色性布
帛を、ウインドブレーカーに縫製し、光遮蔽性顔料層を
有する熱変色性色彩記憶性ウインドブレーカーを作製し
た。 前記ウインドブレーカーは、体温で、或いは20
〜40℃の環境温度で白地に黒色の格子柄或いは白地に
蛍光イエローと蛍光ピンクの幾何学模様の2種類の柄を
維持出来る特徴を有する。即ち、15℃以下で、黒色の
格子柄を発色させると、20〜40℃の環境では、白地
に黒色の格子柄のデザインで着ることが出来、45℃以
上で、黒色の格子柄を消色させると、白地に蛍光イエロ
ーと蛍光ピンクの幾何学模様に変化し、20〜40℃の
環境では、このデザインで着ることが出来、しかも、耐
光性向上も付与することができた。
【0025】実施例3 熱変色性顔料〔ピンク←→無色、変色温度20℃〕30
部、蛍光黄色顔料5部、アクリル酸エステル樹脂エマル
ジョン70部、架橋剤1部を分散し、ドクターコーティ
ングにより、白色ポリエステル─ウレタン生地にコーテ
ィングし、熱変色層を設けた。次に、光遮蔽性顔料とし
てIriodin205(メルクジャパン製)10部、
アクリル酸エステル樹脂40部、シリコン系消泡剤0.
5部、酢酸ブチル20部、芳香族中沸点溶剤15部を均
一に分散したインキを、同様にドクターコーティングを
行い、光遮蔽性顔料層を設け、更に光安定剤としてベン
ゾトリアゾール系紫外線吸収剤2部、アクリル酸エステ
ル樹脂40部、シリコン系消泡剤0.5部、酢酸ブチル
20部、芳香族中沸点溶剤15部を均一に分散したイン
キを同様にドクターコーティングを行ない、光遮蔽製顔
料層及び光安定剤を有する熱変色製布帛を得た。
【0026】前記布帛は20℃以下では、メタリックピ
ンクを呈しており、20℃以上になると、メタリックピ
ンクから蛍光黄色に変化した。次に、再度20℃以下に
すると、再びメタリックピンクとなり、可逆的に何度で
も繰り返しメタリックピンク←→蛍光黄色の変化を示
す。
【0027】応用例3 実施例2で得られた光遮蔽性顔料層を有する熱変色性布
帛を、水着に縫製し、光遮蔽性顔料層を有する熱変色性
水着を作製した。前記水着は、着ているだけでは、蛍光
黄色を呈しているが、プールに入り出てくると、水の蒸
発潜熱で水着の表面温度が下がり全体がメタリックピン
クに変化した。その後、体温の影響で再びメタリックピ
ンクから蛍光黄色に戻り、何回でもプールに入ることに
より、メタリックピンク←→蛍光黄色の変化を示す事が
出来た。無論プールの水温が20℃以下の場合には、プ
ールに入ることにより、蛍光黄色からメタリックピンク
に変わることは言うまでもないことである。しかも、そ
の耐光性は光遮蔽性顔料層を設けたことにより、向上し
た。
【0028】実施例4 蛍光ピンクで文字を印刷した白色綿布に、熱変色性色彩
記憶性顔料〔黒色←→無色、消色温度45℃、着色温度
15℃〕30部、アクリル酸エステル樹脂エマルョン7
0部、架橋剤1部、消泡剤0.5部を分散し、上記文字
が隠蔽できるような稲妻のデザインで、スクリーン印刷
し、熱変色層を設けた。次に、光安定剤としてベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤3部、アクリル酸エステル樹脂エ
マルジョン70部、架橋剤1部、消泡剤0.5部を分散
したインキを同様に稲妻のデザインでスクリーン印刷を
行ない、光安定剤層を設けた。更にその上面に光遮蔽性
顔料として微粒子透明酸化亜鉛を10部、アクリル酸エ
ステル樹脂エマルジョン70部、架橋剤1部、消泡剤
0.5部を分散したインキを同様に稲妻のデザインで、
スクリーン印刷を行い光遮蔽性顔料層を有する熱変色性
布帛を得た。前記布帛は、15℃以下では、白地に黒色
の稲妻が表れているが、45℃以上になると、黒色が消
え、蛍光ピンクの文字が表れ、室温でこの状態を維持し
た。次に、再び15℃以下にすると、白地に黒色の稲妻
が表れ、室温でこの状態を維持した。
【0029】応用例4 実施例4で得られた光遮蔽性顔料層を有する熱変色性布
帛を、Tシャツに縫製し、光蔽性顔料層を有する熱変色
性色彩記憶性Tシャツを作製した。前記Tシャツは体
温、或いは20〜40℃の環境温度で白地に黒色の稲妻
或いは白地に蛍光ピンクの文字2種類の柄を維持出来る
特徴を有する。即ち、15℃以下で、黒色の稲妻を発色
させと、20〜40℃の環境では、白地に黒色の格子柄
のデザインで着ることが出来、40℃以上で、黒色の稲
妻を消色させると、白地に蛍光ピンクの文字に変化し、
20〜40℃の環境では、このデザインで着ることがで
き、しかも、耐光性向上も付与することができた。
【0030】比較例1 熱変色性顔料〔黒色←→無色、変色温度15℃〕30
部、蛍光ピンク顔料5部、アクリル酸エステル樹脂エマ
ルジョン70部、架橋剤1部を分散し、ロータリースク
リーン印刷により、白色ナイロン生地にスクリーン印刷
し、光遮蔽性顔料層のない熱変色性布帛を得た。
【0031】比較例2 蛍光イエローと蛍光ピンクを幾何学模様で印刷した白色
ポリエステルニット生地に、熱変色性色彩記憶性顔料
〔黒色←→無色、消色温度45℃、着色温度15℃〕3
0部、ウレタン樹脂エマルジョン70部を分散し、上記
幾何学模様が隠蔽出来るような格子柄のデザインでスク
リーン印刷し、光遮蔽性顔料層のない熱変色性布帛を得
た。
【0032】比較例3 熱変色性顔料〔ピンク←→無色、変色温度20℃〕30
部、蛍光黄色顔料5部、アクリル酸エステル樹脂エマル
ジョン70部、架橋剤1部を分散し、ドクターコーティ
ングにより、白色ポリエステル─ウレタン生地にコーテ
ィングし、光遮蔽性顔料層のない熱変色性布帛を得た。
【0033】比較例4 蛍光ピンクで文字を印刷した白色綿布に、熱変色性色彩
記憶性顔料〔黒色←→無色、消色温度45℃、着色温度
15℃〕30部、アクリル酸エステル樹脂エマルジョン
70部、架橋剤1部、消泡剤0.5部を分散し、上記文
字が隠蔽出来るような稲妻のデザインで、スクリーン印
刷し、光遮蔽性顔料層のない熱変色性布帛を得た。
【0034】耐光性試験及びその結果 実施例1で得られた光遮蔽性顔料層を有する熱変色性布
帛及び比較例1で得られた光遮蔽性顔料層のない熱変色
性布をカーボンアークフェードメーターで光照射を行
い、その光劣化を目視で観察した結果、目視による視覚
濃度が試験前の着色濃度に較べて半減する状態になるま
での照射時間が、実施例1の試料は80時間、比較例1
の試料は10時間であった。実施例2で得られた光遮蔽
性顔料層を有する熱変色性布帛及び比較例2で得られた
光遮蔽性顔料層のない熱変色性布をカーボンアークフェ
ードメーターで光照を行い、その光劣化を目視で観察し
た結果、目視による視覚濃度が試験前の着色濃度に較べ
て半減する状態になるまでの照射時間が、実施例2の試
料は60時間、比較例2の試料は15時間であった。実
施例3で得られた光遮蔽性顔料層を有する熱変色性布帛
及び比較例3で得られた光遮蔽性顔料層のない熱変色性
布をカーボンアークフェードメーターで光照射を行い、
その光劣化を目視で観察した結果、目視による視覚濃度
が試験前の着色濃度に較べて半減する状態になるまでの
照射時間が、実施例3の試料は80時間、比較例3の試
料は10時間であった。実施例4で得られた光遮蔽性顔
料層を有する熱変色性布帛及び比較例4で得られた光遮
蔽性顔料層のない熱変色性布をカーボンアークフェード
メーターで光照射を行い、その光劣化を目視で観察した
結果、目視による視覚濃度が試験前の着 色濃度に較べ
て半減する状態になるまでの照射時間が、実施例4の試
料は80時間、比較例4の試料は10時間であった。
【0034】
【発明の効果】本発明の熱変色性布帛は、前記した積層
構成であり、前記した耐光性試験結果にみられる如く、
耐光堅牢性を顕著に向上させており、熱変色層の変色機
能を永続させることができる。更には、光遮蔽性顔料層
は、可視光線をも、視覚を妨げない程度の適量を透過さ
せるので熱変色層の色変化も効果的に視覚させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱変色性布帛の一実施例の要部縦断説
明図である。
【符号の説明】
1 熱変色性布帛 2 基体 3 熱変色層 4 光遮蔽性顔料層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/18 G 8413−4F 27/20 A 8413−4F D06M 15/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布帛表面に熱変色層が設けられていると
    共に前記熱変色層上に金属光沢顔料、透明二酸化チタ
    ン、透明酸化鉄、透明酸化セシウム、透明酸化亜鉛から
    選ばれる光遮蔽性顔料を膜形成材料中に分散状態に固着
    させた光遮蔽性顔料層が積層されてなる熱変色性布帛。
  2. 【請求項2】 熱変色層は電子供与性呈色性有機化合物
    と電子受容性化合物と両者の呈色反応を可逆的に生起さ
    せる有機化合物媒体とからなる熱変色材料が膜形成材料
    中に分散状態に固着された層である請求項1記載の熱変
    色性布帛。
  3. 【請求項3】 熱変色性材料が温度変化による色濃度−
    温度曲線に関し、大きなヒステリシス特性を示して変色
    する色彩記憶性感温色素である請求項2記載の熱変色性
    布帛。
  4. 【請求項4】 紫外線吸収剤、酸化防止剤、老化防止
    剤、一重項酸素消光剤、スーパーオキシドアニオン消光
    剤、オゾン消光剤、可視光線吸収剤、赤外線吸収剤から
    選ばれる一種又は二種以上の光安定剤を膜形成材料中に
    分散状態に固着した光安定剤層を、光遮蔽性顔料層上に
    積層又は、熱変色層と光遮蔽性顔料層の間に介在させて
    なる請求項1乃至3記載の熱変色性布帛。
  5. 【請求項5】 光遮蔽性顔料層中に紫外線吸収剤、酸化
    防止剤、老化防止剤、一重項酸素消光剤、スーパーオキ
    シドアニオン消光剤、オゾン消光剤、可視光線吸収剤、
    赤外線吸収剤から選ばれる一種又は二種以上の光安定剤
    を、分散させてなる請求項1記載の熱変色性布帛。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5項のいずれか1項に記載
    の熱変色性布帛により少なくとも一部が構成されてなる
    衣料。
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